CRMおすすめ18選を徹底比較【2025年最新】
「CRMを比較して、候補を絞りたい」「自社に合うおすすめのCRMを知りたい」という方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、CRMを厳選比較し、特におすすめのCRMを18選でご紹介します。CRMの比較表やCRMの選び方・比較ポイントも解説しますので、予算内で自社に最適なCRMを導入したい営業・マーケティング担当者はぜひご覧ください。

BtoBマーケター
富家 翔平
コニカミノルタジャパン株式会社にて、営業改革プロジェクト×マーケティング組織立ち上げを推進。マーケティング企画部 部長として、事業部 …続きを見る
コニカミノルタジャパン株式会社にて、営業改革プロジェクト×マーケティング組織立ち上げを推進。マーケティング企画部 部長として、事業部・全社マーケティング組織の責任者を務めた。2023年秋より株式会社EVeMに参画。実践者のひとりとして、マーケティングに「マネジメントの力」を掛け合わせた成果創出に挑戦している。 株式会社EVeM
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- CRM(顧客管理ツール)とは
- CRM・SFA・MAの違い
- CRMの主な機能
- CRMツールの選び方・比較ポイント
- CRMツールの比較表
- 【2025年最新】CRMツールおすすめ18選
- CRMツールを導入するメリット
- まとめ:自社に合ったCRMで業務効率と顧客満足を両立しよう
- よくある質問

CRM(顧客管理ツール)とは

CRMツールとは、顧客情報を一元管理し、営業活動やマーケティング施策に活用できるソフトウェアのことです。顧客の基本情報(氏名・企業・連絡先)だけでなく、商談履歴や問い合わせ履歴、購買履歴などをまとめて記録・共有できるため、部署をまたいで顧客対応をスムーズに行えます。
例えば、営業担当が商談内容を入力すれば、サポート部門も顧客の状況をすぐに把握できます。さらにマーケティング部門は、過去のデータを基に最適な施策を打ちやすくなります。こうした「顧客接点の見える化」によって、営業効率の向上・顧客満足度の改善・リピート顧客の創出などにつながるのが大きな特徴です。
もともとCRM(Customer Relationship Management)は「顧客関係管理」という経営戦略の考え方を指します。現在では、その概念を実現する手段としてCRMツールが普及しており、企業規模や業種を問わず導入が進んでいます。
CRM・SFA・MAの違い
CRMに近いシステムとして「SFA」と「MA」があります。いずれも顧客情報を活用する点は共通していますが、目的や活用シーンが異なります。近年は機能が重なり境界が曖昧になりつつありますが、基本的な違いを整理します。

CRMとSFAの違い
CRMは、購入履歴や問い合わせ履歴などの顧客データを蓄積し、長期的な関係を育てる仕組みです。既存顧客のロイヤルティを高め、リピートやアップセルにつなげるのに役立ちます。一方、SFAは営業プロセスそのものを管理し、商談の進捗や担当者の行動を可視化するツールです。チーム全体の動きを把握できるため、抜け漏れを防ぎ、受注率を高めやすくなります。
つまり、CRMは「顧客との関係を深めて売上を伸ばす」ために有効であり、SFAは「営業活動を効率化して成果を上げる」ために有効です。自社が重視するのが既存顧客の育成か営業プロセスの改善かによって、選ぶべき仕組みは変わります。
CRMとMAの違い
CRMは既存顧客の情報を蓄積・管理し、長期的な関係を育てる仕組みです。購買履歴やサポート履歴を分析して、リピート購入やアップセルにつなげやすくします。一方、MA(マーケティングオートメーション)は、見込み顧客を効率的に獲得・育成するためのツールです。メール配信やスコアリング、フォーム作成などを自動化し、商談につながる有望なリードを営業へ引き渡せます。
つまり、CRMは「既存顧客を育てる」ことに強みがあり、MAは「新しい顧客を生み出す」ことに強みがあるのが違いです。自社の課題が「既存顧客の維持」か「新規顧客の獲得」かによって、導入すべき仕組みは変わります。
CRMの主な機能
CRMツールには顧客情報の管理を軸に、営業活動を支援するSFA機能や、見込み顧客を育成するマーケティング機能などがあります。それぞれの具体的な内容を見ていきましょう。
顧客管理機能
顧客管理機能はCRMの中心的な役割です。氏名や会社情報といった基本情報だけでなく、購買履歴や問い合わせ履歴を記録してデータベース化できます。さらに、担当者ごとの対応履歴を残せるため、過去の経緯を把握しやすくなります。顧客を属性や行動ごとに分類するセグメンテーション機能もあり、個別のニーズに合わせた提案やサポートにつなげやすくなります。
SFA機能
SFA機能は営業活動を効率化し、成果を上げるための仕組みです。商談ごとの進捗を管理する商談管理や、案件をステージごとに一覧化できる営業パイプラインのダッシュボード機能が代表的です。営業担当の訪問履歴や活動を記録する行動管理、チームで予定を共有できるスケジュール機能も搭載されています。これらを活用することで、営業の抜け漏れを防ぎ、売上予測の精度を高められます。
マーケティング機能
マーケティング機能は見込み顧客を効率的に獲得・育成するために使われます。条件ごとに送信できるメール一斉配信やステップメール、見込み度を点数化するスコアリング、イベントやキャンペーンを管理する機能などがあります。また、問い合わせフォームやランディングページを簡単に作成でき、Webサイトの訪問履歴やメール開封率を分析する機能も備わっています。これらを組み合わせることで、有望なリードを効率的に営業へ渡せる体制を築けます。
CRMツールの選び方・比較ポイント
CRMは顧客との関係を深めるための仕組みです。ここでは導入前に押さえておきたい、CRMツールの選び方と比較ポイントを解説します。
CRMの比較ポイントをチェック!
提供形態はクラウド型かオンプレミス型か
自社に必要な機能は揃っているか
既存システムとの連携は可能か
セキュリティ・サポート体制は万全か
誰でも操作しやすいシステムか
トータルコストで費用を比較
提供形態はクラウド型かオンプレミス型か
CRMツールの提供形態は、大きく分けてクラウド型とオンプレミス型があり、それぞれ特徴や費用が異なるため、どちらの形態を選ぶのかを決めておきましょう。
導入形態 | 特徴 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
クラウド型 | リーズナブルで導入しやすい | 無料〜10万円ほど | およそ1,000円~/人 |
オンプレミス型 | カスタマイズ性に優れ、セキュリティに強い | ・ライセンス発行:2~10万円/人 ・サーバー設置:5万円 ・パッケージ料金:5~10万円 |
会社により大きく異なる |
クラウド型CRMツールの場合、初期費用が抑えられ導入しやすく、保守運用の人的リソースを削減できる点からもおすすめです。また、サーバーを立てる必要がなく、導入スピードが早いのも魅力です。ただし、自社仕様にカスタマイズしたいという場合は向いていません。
一方、オンプレミス型CRMツールの場合、自社サーバーにシステムを構築して社内ネットワーク内にて利用するため、カスタマイズ性が高いだけでなく、セキュリティリスクも抑えられます。しかし、その分システムの構築に時間を要し、導入コストもかさみます。
自社に必要な機能は揃っているか
CRMツールは製品によって搭載機能が異なるため、ツール導入前に自社に必要な機能が揃っているかを確認しましょう。顧客情報の管理だけでなく、営業支援機能、顧客情報の分析機能、メールや各種SNSと連携してOne to Oneマーケティングに活用できる機能など、各社さまざまな機能を搭載したシステムを提供しています。
自社にとって外せない必要な機能は何か、将来的に必要となる機能は何か、を前もって整理しておくと、CRMツールを比較する際にスムーズです。また、CRMツールはシステム上にデータを蓄積していくため、一度導入すると、他社製品への切り替えには手間がかかります。事前にCRMツールの候補を複数ピックアップし、比較検討しましょう。
3ヶ月から半年程度のトライアル期間を経て、ツールの適合性や使いやすさを評価し、本格導入の判断材料としましょう。
既存システムとの連携は可能か
既存システムとCRMをシームレスに連携できれば、データ共有の手間を大きく減らせます。例えば、コールセンターを運営している場合はCTIシステムと連携することで、着信時に顧客情報を画面に表示したり、通話履歴を自動で記録したりできます。会計ソフトと組み合わせれば、顧客の案件管理から請求管理までを一元化することも可能です。もし標準機能で対応していないシステムを利用しているなら、API連携やカスタマイズで補えるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
セキュリティ・サポート体制は万全か
CRMツールは多くの顧客情報を扱うため、セキュリティ対策の確認は欠かせません。ログイン時に多要素認証を設定できるか、データや通信が暗号化されているかといった点は必ずチェックしておきましょう。
あわせて、サポート体制も重要です。CRMは導入直後から成果が出るわけではなく、一定期間は顧客データの蓄積や運用に慣れる時間が必要です。その間に疑問が生じても、電話やメール、チャットで相談できる環境があれば安心です。特に導入時のサポートだけでなく、定着までのノウハウ提供や運用中のフォローがあるかを確認しましょう。導入実績が豊富なサービスは、比較的サポートも充実している傾向があります。
誰でも操作しやすいシステムか
CRMを導入する際は、無料トライアルやデモを活用し、実際の画面を操作してみることが大切です。その上で「誰でも直感的に使えるか」「日々の業務を効率化できそうか」を確認しましょう。操作性が低いシステムは現場に定着せず、導入効果を得られない可能性があります。
トータルコストで費用を比較
料金項目 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 無料〜要問い合わせ 有料だと100,000円〜150,000円円程度 |
月額料金 | 1ユーザー1,000〜5,000円程度 |
CRMツールを導入する際は、初期費用や月額料金の相場を確認しておきましょう。初期費用は無料のものもあれば、詳細を公表せず問い合わせ後に見積もりを提示するケースも多くあります。月額料金はユーザー数に応じて変動する形式が一般的で、相場は1ユーザーあたり約1,000〜5,000円です。
一方で、月額料金が相場より高くても、機能やサポートが充実していればコストパフォーマンスが高い場合もあります。単に金額だけで比較するのではなく、運用にかかるトータルコストや業務効率化の効果もあわせて検討することが重要です。

BtoBマーケター
富家 翔平のコメント
CRMの導入や活用には様々なハードルがあるからこそ、ツールを選ぶ人は現場への高い解像度や、他社の成功・失敗事例への感度、オペレーションを作り上げていくという覚悟が必要です。
CRMツールの比較表
2025年現在、CRMツールは100製品以上あるため、担当者が1製品ずつ比較して選ぶのは非常に大変です。ここでは特に人気のCRMツール18製品を厳選し、料金比較を行います。無料トライアルや無料プランの有無もご確認いただけますので、CRMツールの導入を検討中の方はぜひご覧ください。
サービス名 | 初期費用(税抜) | 月額料金(税抜) |
---|---|---|
FlexCRM | 無料 | 1ユーザー1,200円〜 |
Zoho CRM | 無料 | 1ユーザー1,680円~ 無料プランあり |
HubSpot | 無料 | 1ユーザー1,800円~ 無料プランあり |
Salesforce Sales Cloud | 要問い合わせ | 1ユーザー3,000円〜 |
esm(eセールスマネージャー) | 要問い合わせ | 1ユーザー1,500円~ |
戦略箱ADVANCED | 要問い合わせ | 1ユーザー4,000円〜 |
GENIEE SFA/CRM | 要問い合わせ | 1ユーザー換算3,480円〜 |
Mazrica Sales | 無料 | 1ユーザー換算5,500円〜 |
Synergy! | 要問い合わせ | 20,000円〜 |
うちでのこづち | 要問い合わせ | 50,000円~ |
Knowledge Suite | 無料 | 50,000円~ |
クラウドサービスサスケ | 要問い合わせ | 5ID50,000円 |
ネクストSFA | 無料 | 1ユーザー換算5,000円〜 |
Customer Rings | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
KARTE | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
ホットプロファイル | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
JUST.SFA | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Sansan | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
「Salesforce Sales Cloud」は、業界トップの導入実績があるCRMツールです。顧客情報の管理だけでなく、営業活動も強力にサポートする仕組みが整っています。また純国産のCRMツール「戦略箱ADVANCED」は、顧客情報に紐づく情報を1画面で把握できる点が特徴です。他にも、「Zoho CRM」「HubSpot」には無料プランが用意されており、導入前に運用し、費用対効果を確認できます。
「サービスを比較し、自社に合うCRMの候補を絞りたい」という企業は、PRONIアイミツを活用ください。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRMツール(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【2025年最新】CRMツールおすすめ18選
2025年最新比較で、おすすめのCRMツール18選を紹介します。コストパフォーマンスに優れ、導入実績が豊富なおすすめのCRMツールをお探しの方は、機能や費用の比較にぜひご参考ください。
- FlexCRM
- Zoho CRM
- HubSpot
- Salesforce Sales Cloud
- esm(eセールスマネージャー)
- Knowledge Suite
- 戦略箱ADVANCED
- GENIEE SFA/CRM
- Mazrica Sales
- Synergy!
- うちでのこづち
- ネクストSFA
- Sansan
- Customer Rings(カスタマーリングス)
- KARTE
- クラウドサービスサスケ
- ホットプロファイル
- JUST.SFA

FlexCRM
FlexCRMは、株式会社G.FLEXが提供するCRMです。顧客の基本的なデータやこれまでの購買履歴、対応履歴を管理できる顧客管理機能のほか、日報作成・管理や目標管理、見積もり・請求書管理などを行えるSFA(営業支援)機能、コールセンターの運営もサポートできるお客様サポート機能など、幅広い機能が搭載されています。
機能が充実していながらも料金がリーズナブルで、初期費用は無料。利用料金は、スタンダードプランが1ユーザーあたり月額1,200円(税抜)、プレミアムプランが1ユーザーあたり月額2,000円(税抜)です。さらにカスタマイズして利用したい場合は、見積もりを取ることでエンタープライズプランにて利用できます。また、90日間もある無料トライアルも、他製品にはない大きな魅力です。
「低価格、かつ、高性能なクラウド型CRMを導入したい」「自社にマッチした顧客データベースを簡単に構築したい」という企業に、FlexCRMはおすすめのCRMです。
主な機能

Zoho CRMは、ゾーホージャパンが提供するCRMです。顧客の氏名・住所・連絡先などの基本情報、商談履歴や提案書といった関連情報に至るまで、全ての情報を一元管理・共有でき、営業プロセスの可視化に役立ちます。
多機能でありながら、直感的で使いやすい操作性のインターフェイスを採用している点もおすすめ。レポートの作成やフォローメール送信の自動化により、営業活動の効率化を実現します。サポートも充実しており、困った時には豊富な経験を持つZoho 認定パートナーによるコンサルティングを依頼できます。
15日間、無料のトライアルを提供。ほぼ全ての機能を使用することができ、操作性や自社にあったシステムかを判断できます。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,680円(税抜)からです。「まずは無料プランで運用を試したい」「低コストで、誰にでも使いやすいCRMを導入したい」とお考えの企業に、Zoho CRMはおすすめのCRMです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供するCRMです。顧客管理やカスタマーサービス、営業支援、コンテンツ管理、マーケティングなどといったビジネスに必要なアプリケーションを1つに集約したCRMプラットフォームです。
さまざまな角度から顧客管理やデータ活用をサポートします。直感的で見やすいダッシュボードで、リアルタイムに営業パイプラインを可視化できる点もおすすめ。売上目標営業チームの活動、生産性、業績に関する詳細なレポートは成果目標の達成に役立ちます。GmailやSlack、Shopifyといった外部サービスとの連携も可能です。
無料トライアル・無料プランが用意されています。利用料金は、スタータープランが2ユーザー月額2,400円~(税抜)です。「直感的に操作できるCRMで、現場にスムーズに定着させたい」「無料プランを使って、費用対効果を確認したい」という方には、HubSpotがおすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンの提供するCRMです。顧客管理をはじめ案件管理やリード管理、ファイル管理やワークフローなど、ビジネスに必要な幅広い機能が搭載されてます。
顧客管理においては、企業名や連絡先、これまでの対応履歴や活動履歴、社内におけるやりとりまですべての情報を集約でき、Twitterや FacebookなどのSNS情報も連携可能です。リアルタイムでの情報確認を可能にし、素早い市場投入戦略を実現。営業プロセスをスムーズにし、デジタル営業を成長へと導ける点もおすすめです。
利用料金は、1ユーザーあたりの月額3,000円(税抜)からで、4つのプランが用意されており、30日間の無料トライアルもあります。「世界と日本でシェアNo.1のCRMを使いたい」「顧客管理だけでなく、営業活動も支援してほしい」「豊富な機能を搭載したCRMを使いたい」という企業に、Salesforce Sales CloudはおすすめのCRMです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

esm(eセールスマネージャー)は、ソフトブレーン株式会社が提供するCRMです。導入実績5,500社以上で、185業種以上の企業に利用されており、利用継続95%の実績を誇ります。ダッシュボード、タイムライン、スケジュール、顧客・人脈情報、商談リスト、予算・実績情報など業務に必要な情報の管理、共有に役立ちます。
担当者がさまざまなアドバイスを行う「顧客アドバイザーサービス」、活用方法や使用方法を記事・動画で案内する「活用支援サイトサービス」、1年で約1,000名参加の多彩なコンテンツ「集合型研修サービス」など、充実したサポート体制により99.99%の稼働率を実現。サポート体制を必要とする初心者には特におすすめです。
利用料金は、1ユーザーあたりの月額1,500円(税抜)からで、30日間の無料トライアルもあります。「パソコン、スマートフォン、タブレットなどあらゆるデバイスから情報を入力をしたい」「予実管理が分かりやすいシステムが良い」「商談進捗や担当者の活動内容などを一目で把握したい」という企業におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供するCRMです。あらゆる商談に必要となる「名刺」をスムーズにデジタル化します。名刺情報を高速、かつ、正確にデータ化でき、名刺データをCRMに役立てられる点がおすすめ。
Knowledge Suiteでは、データ化した名刺情報は自動的に顧客データに蓄積され、営業活動情報などのデータと紐付け一元管理することが可能です。マーケティングや営業だけでなく、総務・人事まであらゆる業務で役立てられます。読み込んだデータの補正作業は、国内スタッフが名刺情報を目視し修正しているため外部に情報が漏れる心配がありません。
低コストで運用できる理由は、1法人単位の契約で、ユーザー数無制限で利用できるから。料金はSFAスタンダードプランが月額50,000円(税抜)。「書類の提出などをCRM上で行い、テレワークの生産性をあげたい」「グループウェア、SFA、CRM、ビジネスアプリケーションをオールインワンで使いたい」とお考えの企業に、Knowledge SuiteはおすすめのCRMです。無料トライアルで実際の画面操作を試すことができます。
主な機能

戦略箱ADVANCED
戦略箱ADVANCEDは、株式会社インフォファームが提供するCRMです。SFA機能をそなえた純国産CRMで、社内のDXを推進できます。10年以上の長期にわたり利用している企業が多い実績豊富なサービスです。
業種・業態を選ばない汎用性の高さが特徴で、顧客情報に紐づく情報のすべてを1画面で把握可能。顧客管理に加え、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、データ連携機能も搭載しています。
経験豊富な専任担当のサポートで、システム運用の定着もスムーズです。「きめ細かな設定ができるCRMを導入したい」「営業支援や顧客管理にとどまらず、全社ポータルとして活用したい」とお考えの企業に、戦略箱ADVANCEDはおすすめのCRMです。
クラウド型は1ユーザーあたり月額4,000円(税抜)から導入が可能。60日の無料トライアルもできます。
主な機能

GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供するCRMです。顧客管理をはじめ、商談管理やタスク管理、名刺管理、レポート作成やMA連携など便利な機能が充実しながらも、月額料金がリーズナブルで利用しやすいです。
始めやすい価格でありながら使いやすさにも優れており、シンプルな管理画面は誰でも直感的に操作可能です。セキュリティ性能も優れ、IPアドレスによるアクセスできるユーザーを制限できます。
利用料金は、10ユーザーあたり月額29,800円(税抜)からで、無料トライアルも可能です。「SFA機能も兼ねそなえた純国産のCRMを利用したい」「項目設定やデータ移行を、ドラッグアンドドロップで簡単に実行したい」とお考えの企業に、GENIEE SFA/CRMはおすすめのCRMです。
主な機能

Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するCRMです。現場主導のクラウド型のSFAの機能も持ち合わせており、SFA/CRMツールとして活用されています。自動入力機能とAIを活用し、営業成果の最大化とビジネスの成長をサポートします。
多くの営業組織が抱える「営業の属人化」の問題を解消するためには、ツールの導入だけではなく、現場でツールを使いこなすことが重要です。Mazrica Salesは誰でも直感的に使いこなせる画面構成が特徴で、スマホアプリからも入力でき、商談時にもスムーズに操作できます。機能としてはアクション管理機能や、アクションに対するコメント機能、売上や営業進捗率のレポート機能が搭載されており、現場の営業活動を見える化します。また、多くのクラウドツールと連携でき、営業組織全体のナレッジ共有が可能です。
利用料金は、5人のユーザーを含み月額27,500円(税抜)からです。無料トライアルも用意されています。「マルチデバイス対応のCRMで大幅な効率化を実現したい」「現場でスムーズに利用できる、操作しやすいCRMを導入したい」とお考えの企業に、Mazrica SalesはおすすめのCRMです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Synergy!
Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が提供するCRMです。必要な機能だけを厳選搭載したクラウドベースの国産CRMです。ITreviewのCRM部門、MA部門でLeader章受章(CRM部門では6回連続)した実績を持ち、多くの方に利用されています。
集客、顧客情報の統合・一元化、クロスチャネル・メッセージング、分析まで、マーケティング課題を解決する機能を搭載しています。マニュアル不要のシンプルな画面デザインは操作性抜群。社内の定着化もスムーズに進みます。セキュリティ対策も万全で、細やかな権限設定・操作ログ・強制ログオフ・二重ログイン検知などが利用できます。顧客満足度80%の無料サポートセンターも完備し、ニーズに合わせたプラン、設定を提案する活動支援サービスも利用可能です。
利用料金は、基本機能(フォームとデータベース)のみの場合月額20,000円(税抜)から導入が可能です。利用期間が14日間の無料トライアルもあります。「セキュリティ対策が万全な安心できるCRMを選びたい」「必要機能のみを厳選搭載したシンプルなCRMが良い」とお考えの企業に、Synergy!はおすすめのCRMです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

うちでのこづち
うちでのこづちは、株式会社E-Grantが提供するCRMです。ECサイトに特化したCRMで、顧客データの分析やマーケティング施策の展開、施策による効果検証までをこれ1つでカバーできます。
ECサイト運営においてさらにLTVを向上させるCRMとして、多くの企業に導入されています。各種EC通販システムと連携し、業務を効率化。また、導入前の課題ヒアリング、導入時の初期設定、データ分析、施策の提案やテクニカルサポートに至るまで、専任のサポートチームが万全に支援してくれる点もおすすめのポイントです。
初期費用は見積もりをとって確認しましょう。月額50,000円(税抜)から導入ができ、2週間の無料トライアルが可能。「ECサイトの成果があがらずに困っている」「LTVを向上させたい」とお考えの企業に、うちでのこづちはおすすめのCRMです。
主な機能

ネクストSFAは、株式会社ジオコードが提供するCRMです。最大のおすすめポイントは、CRMのみならずSFA、MAの機能まで1つに集約されている点。
MA機能によるリスト作成やメール配信、問い合わせにはじまり、SFA機能による案件管理や予実管理、CRM機能による契約管理や顧客サポートまでをワンストップで行え、いくつもシステムを導入する手間・コストをカットできます。
初期費用は無料。利用料金は月額50,000万円(税抜)で10ユーザー分含みます。追加ユーザーは1人あたり4,000円(税抜)とリーズナブルで、無料トライアルが利用できる点も心強いです。「CRM・SFA・MAの機能が1つに集約されたシステムを導入したい」とお考えの企業に、ネクストSFAはおすすめのCRMです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Sansanは、Sansan株式会社が提供するCRMとして利用できる名刺管理ツールです。法人向けの名刺管理サービスで圧倒的なシェアを誇るサービスで、社内の名刺をはじめとした顧客情報を一括管理。企業の成長をサポートします。
スマートフォンや専用スキャナーで名刺を簡単に取り込むことが可能。取り込んだ後は、高度なAI技術とオペレーターによる手入力で、99.9%の精度でデータ化を実現します。外部システムとの連携が柔軟に行えるのもおすすめできる理由です。顧客情報を統合し、社内全体で活用できるようになります。
「標準搭載されている100万件以上の企業情報を、営業やマーケティングに活用したい」「蓄積した名刺情報をフル活用して販路を拡大したい」とお考えの企業に、SansanはおすすめのCRMです。無料トライアルで使いやすさを試すことができます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Customer Rings
Customer Rings(カスタマーリングス)は、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するCRMです。さらに便利になったマーケティングプラットフォームとして人気を集めており、顧客情報の管理・分析のほかセグメント分け、マルチチャネルによる施策展開までまとめてカバーします。
データ統合、セグメント、分析、アクションまでをノーコードで実行可能で、ボタン1つでデータ確認、分析工数を大幅に削除した深い顧客分析が行えます。一人ひとりの行動や感情の変化、「1人の顧客」を深掘りした分析、嗜好の把握を可能にする多彩な分析機能を標準装備。LINE連携によるマーケティング施策にも対応できる点もおすすめ。
利用料金については、要件によって異なり、導入時は初期費用・設定支援費用が別途必要となりますので、見積もりをとって確認しましょう。「LINEと連携して、一人ひとりに合った施策を展開したい」「顧客行動の分析に優れたCRMを導入したい」とお考えの企業に、Customer RingsはおすすめのCRMです。
主な機能

KARTE
KARTEは、株式会社プレイドが提供するCRMです。顧客データの分析と活用を得意としたツールで、CXプラットフォームとしても機能しています。さまざまな業種での導入事例があるのもおすすめできる理由。
Webサイトに訪れたユーザーの分析やセッションのリプレイ、パーソナライズ化されたWeb接客などを可能にします。リピーターかどうか、前にサイトを利用したのはいつか、サイト訪問時にどんな行動を取ったのかなどをまとめて把握でき、効率的な分析につなげられます。
費用は導入プロダクトや要望、サイトUU数を確認してから個別の見積もりで、無料トライアルはありません。「顧客の行動ログを解析し、顧客の理解度を高めたい」「ニーズに合わせ、必要な機能を組み合わせて利用したい」とお考えの企業に、KARTEはおすすめのCRMです。
主な機能

クラウドサービスサスケは、株式会社インターパークが提供するCRMです。見込み顧客の管理・顧客育成を得意としており、見込み顧客のデータ管理やCTII電話機能、着信ポップアップ機能、自動メール配信機能などを利用できる点がおすすめ。
Webサイトにおけるユーザーの行動解析ができ、サイトのスコアリング機能により改善点も簡単に把握できます。「インサイドセールスや見込み客の創出に特化したCRMを導入したい」「必要な機能を必要な分だけ追加できるよう、オプション機能が充実したサービスが良い」という方には、クラウドサービスサスケはおすすめのCRMです。
starterプランでは、5IDにつき月額30,000円〜利用ができ、無料デモの依頼も可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

ホットプロファイルは、株式会社ハンモックが提供する顧客管理や営業支援にも活用できる名刺管理ソフトです。営業を強化し、売り上げを上げる機能を搭載したシステムで、営業担当者が必要とする情報を1画面で瞬時に把握できます。
ホットプロファイルを活用すれば、SFA・MA・名刺管理を1つのプラットフォームで一元管理できます。営業とマーケティングのシームレスな連結を実現可能です。名刺情報の名寄せ機能、企業属性情報の自動付与など、営業の質を高める機能を豊富なだけでなく、Web行動把握やスコアリングなど、商談機会が増える機能も揃っています。
「SFA・MA・名刺管理を集約したCRMを導入したい」「カスタマイズ性に優れたCRMを使いたい」「名刺情報を有効活用したい」とお考えの企業に、ホットプロファイルはおすすめのCRMです。無料で試せるトライアル版も用意されています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

JUST.SFAは、株式会社ジャストシステムが提供するCRM/SFAです。使いやすさとカスタマイズ性の高さを追求したクラウド型システムで、営業活動に役立つ多彩な機能と、見やすさにこだわったインターフェースが特徴。日々の報告業務の負担を軽減しつつ、有効な情報をシステム上に蓄積できます。
なかでも注目したいのは、入力されたデータをリアルタイムに集計し、分析軸に合わせたチャートで表示できる機能。営業現場の課題や改善ポイントを素早く把握でき、スピーディにアクションを起こせます。実態に合わせた迅速な施策立案や行動は、組織全体の成長にも大きく貢献します。また、個人ごとに表示されるパネルをマウス操作のみで簡単にレイアウト変更でき、現場社員がストレスなく利用できる仕組みです。
初期費用・月額料金ともに要お問い合わせとなっているため、見積もりをとって確認しましょう。また事前の無料トライアルで実際のサービス画面に触れることも可能です。
「カスタマイズ性に優れ、使いやすいCRMを選びたい」「営業活動に役立つ機能が豊富なCRMが良い」とお考えの企業に、JUST.SFAはおすすめのCRMです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめのCRMツールを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRMツール選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
CRMツールを導入するメリット
選び方や比較ポイントを踏まえた上で、実際に導入するとどのような成果が期待できるのかを知っておくことも大切です。CRMツールの導入メリットを解説します。
- 顧客情報を一元管理し、部門間で共有できる
- 業務を効率化し、生産性を上げられる
- マーケティングに活用し、顧客満足度を高められる
- データ分析により、最適なアプローチができる
顧客情報を一元管理し、部門間で共有できる
CRMを導入すれば、社内に分散していた顧客情報を一元管理できます。既存顧客や見込み顧客、失注案件まで同じシステムで把握でき、営業プロセスごとの数値も集約可能です。整理された情報は、営業活動の改善だけでなく、マーケティング施策の立案やカスタマーサポートでの対応にも活用できます。部門をまたいで顧客データを共有できれば、顧客対応の質が高まり、組織全体の成果向上につながります。

BtoBマーケター
富家 翔平のコメント
顧客一人ひとりに寄り添った対応は、顧客体験向上に貢献し、信頼関係構築にも役立ちます。
業務を効率化し、生産性を上げられる
CRMを導入すると、情報の共有や管理がシステム上で完結するため、業務効率が向上し、生産性も高まります。例えば、営業担当は外出先から商談内容を入力でき、上司はその記録をもとに即座にアドバイスを送れます。帰社を待たずに次のアクションへ移れるため、時間のロスを減らせます。さらにクラウド型が主流のため、スマートフォンからも利用でき、移動中や隙間時間に確認・入力が可能に。日報作成や進捗確認の負担も軽減され、営業活動に集中しやすくなります。
マーケティングに活用し、顧客満足度を高められる
CRMを活用すれば、蓄積したデータに基づいて適切なマーケティング施策を展開できます。過去の問い合わせやクレーム履歴を参照しながら対応できるため、二重トラブルの防止や顧客満足度の向上にもつながります。また、One to Oneでのコミュニケーションやアフターフォローを充実させることで、リピーターやロイヤルカスタマーを育成し、LTVの向上にも貢献します。
データ分析により、最適なアプローチができる
CRMに蓄積された顧客データを分析することで、見込み顧客を早期に発見し、効率的にアプローチできます。資料請求やイベント参加の有無といった行動履歴も一元管理できるため、確度の高い顧客を見極めて優先的に対応可能です。営業活動の無駄を省き、成約率の改善や担当者のパフォーマンス向上につながります。

BtoBマーケター
富家 翔平のコメント
私がコニカミノルタジャパン株式会社に在籍時、CRM導入によってマーケティング施策の成果を数字で報告できる体制を構築しました。その結果、最初は3人だったマーケティング組織が4年で約30人に拡大。私自身も、事業部のマーケティング担当から、事業部全体、全社マーケ組織の責任者へと役割や管掌範囲を広げていきました。これは、CRM導入によってマーケティング組織の成果を数字で示せたことが大きな要因だと考えています。
まとめ:自社に合ったCRMで業務効率と顧客満足を両立しよう
本記事では、CRMツールの基本や比較ポイントを解説するとともに、おすすめのCRMツールを紹介してきました。数あるCRMツールの中で自社にマッチする1つを選ぶのは、簡単なことではありません。無料トライアル・無料デモなどを利用して使いやすさを確かめながら、自社に合ったCRMツールを導入しましょう。
しかし、CRMツールは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRMツール選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRMツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
CRM(顧客管理ツール)についての、よくある質問に答えます。
CRMの月額料金はいくらですか?
CRMの月額料金は、ユーザー数に応じた課金形式の場合1ユーザーあたり1,000〜5,000円ほどです。上位プランはさらに料金が高くなるものの、機能やサポートがより充実します。
中小企業向けのおすすめCRMは?
中小企業向けのおすすめCRMは、導入費用や月額料金が低価格で、操作性が良く、現場での定着が早いCRMツールがおすすめです。例えば、「GENIEE SFA/CRM」などです。詳しくは別記事「中小企業向けCRM(顧客管理システム)」で解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
無料プラン・トライアルがあるCRMツールは?
無料プラン・トライアルがあるCRMツールは「HubSpot」「Zoho CRM」です。顧客管理に必要なほとんどの基本機能を無料で利用できます。詳しくは別記事「無料でおすすめのCRM(顧客管理システム)」で解説しています。
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BtoBマーケター
富家 翔平
株式会社EVeM
コニカミノルタジャパン株式会社にて、営業改革プロジェクト×マーケティング組織立ち上げを推進。マーケティング企画部 部長として、事業部・全社マーケティング組織の責任者を務めた。2023年秋より株式会社EVeMに参画。実践者のひとりとして、マーケティングに「マネジメントの力」を掛け合わせた成果創出に挑戦している。
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