国内シェアが高いCRMは?実績豊富なおすすめツール9選【2025年最新】
「CRMを導入したいけど、製品が多すぎて選びきれない」「やっぱりシェアが大きい定番CRMを選べば安心かな?」顧客情報を一元管理し、営業活動や顧客対応を効率化できるCRM(顧客関係管理システム)。導入を検討しているものの、「失敗したくない」「どれを選べばいいか分からない」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、国内シェアや導入実績が豊富な人気CRMを比較し、導入のメリットや注意点まで詳しく解説します。安心できるCRMを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
- CRMの国内市場動向は?
- 【比較表】シェアが高いCRM
- 国内で人気のCRMおすすめ6選
- 【海外でも定番】世界シェアの高いCRMおすすめ3選
- 国内シェア・導入実績が豊富なCRMを選ぶメリット
- CRMを選ぶ際の注意点と対策
- 国内で人気のCRM導入事例
- まとめ:実績豊富なCRMから、自社に合う1社を選ぼう
CRMの国内市場動向は?
顧客情報を一元管理し、営業やマーケティング活動を効率化するCRM。近年、日本国内でもその必要性が高まり、多くの企業が導入を進めています。では、具体的にCRMとは何か、そして国内市場はどのような状況なのでしょうか。
CRMとは
CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客情報を一元管理し、営業活動やマーケティング、顧客サポートなどに活用するシステムです。企業が顧客との関係を強化し、売上向上や業務効率化を目指して導入されます。具体的には、顧客データベースに氏名や連絡先、過去の購買履歴、商談履歴などを記録し、営業担当者が迅速に顧客対応できるようになる仕組みといえます。また、顧客に最適なタイミングでフォローやアプローチを行える点も、強みです。
国内市場規模と成長性
IDC Japanの予測レポートによると、日本国内の顧客エクスペリエンス(CX)関連ソフトウェア市場は2023年に前年比9.5%増加し、7,079億9,800万円に達しました。CRMアプリケーション市場も前年比13.4%増加し、2,497億8,600万円となっています。
2023年から2028年までのCAGR(年平均成長率)はCX関連ソフトウェア市場で8.0%、CRMアプリケーション市場で9.6%と予測されています。2028年には、それぞれ1兆386億9,500万円と3,950億8,200万円に達すると見込まれています。
また、CX変革サービス市場も2023年に前年比9.5%増加し、4,890億円に達しました。2023年から2028年までのCAGRは7.5%で、2028年には7,029億円に達すると予測されています。成長の要因としては、デジタル化やデータ活用基盤の構築、生成AIの活用などが挙げられます。
今後、企業が顧客満足度をより重視し、データを活用した効率的な営業・マーケティング活動にシフトしていくことで、CRM市場はさらに拡大していくことが予想されるでしょう。
CRMの国内シェア
CRMの国内シェアについて、明確なデータは公開されていません。しかし、世界市場でシェア上位の製品は、日本国内でも採用事例が多く、主要プレイヤーとして広く使われていることがわかります。2022年時点の世界CRM市場シェア上位企業は以下の通りです。
- Salesforce
- Microsoft(Dynamics 365)
- Oracle
- SAP
- Adobe
Salesforceは、世界シェア第1位であり、日本国内でも多くの企業に導入されています。また、MicrosoftやOracle、SAPなども日本法人を通じて幅広い企業で採用されています。
一方で、日本独自に導入企業数が多い国産CRM製品も存在します。例えば、ラクスの「楽楽販売」やクラウドワークスの「Zoho CRM」などは、中小企業でも導入しやすい価格設定やシンプルな使い勝手を強みに、多くの国内企業で活用されています。
日本市場では、グローバルで高いシェアを持つ統合型CRM製品と、国内企業のニーズに応える柔軟性・価格面で導入しやすいCRM製品が併存しています。企業ごとに、自社の規模や業務に合う製品を選べる市場になっているといえるでしょう。
【比較表】シェアが高いCRM
本記事では、海外で高いシェアを誇るCRMや、国内外で導入企業数の多いCRMを中心に紹介します。多くの企業に選ばれているCRMの特徴を比較し、自社に適したツール選びの参考にしてください。
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料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月55,000円
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月34,800円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月3,500円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月20,000円~
初期費用 118,000円 |
料金
月12,000円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月9,745円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
スケジュール管理機能
リードナーチャリング機能
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機能情報なし
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機能情報なし
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導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 200社 |
導入実績社数 7,500社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 185業種、5,500社超 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 世界15万社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 1,000社 (世界) |
直感的な操作性と自由度の高いカスタマイズ機能が特徴で、業務に合わせて画面レイアウトや入力項目を変更可能です。また、Google WorkspaceやSlackなどの外部ツールと連携し、情報を一ヶ所にまとめることができます。
さらにAI機能を活用した売上予測や自動アクションの設定でき、業務の効率化に貢献。データは暗号化され、高度なセキュリティ対策が施されているため、安心して利用できます。無料プランも用意されており、CRMを初めて導入する企業にも適したツールです。
AIエンジン「Breeze」を搭載し、データの一元管理や業務プロセスの自動化を実現。商談の進捗管理やメールのパーソナライズ配信を自動化することで、営業活動やマーケティング施策の効率を大幅に向上させます。また、顧客ごとの行動データを活用し、一人ひとりに最適な体験を提供できるのもメリットです。
直感的に操作できるシンプルなUIながら、柔軟なカスタマイズが可能。企業の成長に応じて必要な機能を追加でき、長期的に活用しやすいのも魅力です。
無料プランでは基本的なCRM機能が利用可能で、有料プランも月額1,800円から。予算やニーズに応じて柔軟に選択できます。
CRM機能では、見込み顧客の情報登録から商談履歴、問い合わせ対応、契約管理まで、顧客情報を一元管理。営業支援システム(SFA)と統合されており、商談状況やタスクをリアルタイムで更新・共有でき、営業チーム全体で戦略的なアプローチが可能になります。また、マーケティング機能と連携し、顧客の関心度に応じたフォローアップやリードナーチャリングを自動化できます。
各種料金プランはユーザー数無制限のため、企業規模を問わず導入しやすく、追加のコストなしに全社で活用できるのが嬉しいポイント。営業活動の属人化を防ぎ、組織全体で顧客データを最大限に活用できます。
シンプルで直感的な操作性が特徴。商談管理や顧客管理、名刺管理、レポート作成など、営業に必要な機能が揃っています。
導入もスムーズで、平均1~2ヶ月で運用開始。定着率99%と高く、多くの企業に採用されています。導入時や運用中のサポートも手厚く、外部ツールとの連携にも対応しており、業務効率化を強力に支援します。
主な特長は、シングルインプット・マルチアウトプット機能により、一度のデータ入力で関連情報が自動更新され、業務負荷を軽減できる点。また、SNS風のタイムライン機能でリアルタイムな情報共有が可能です。
中小企業から大企業まで5,500社以上が導入し、業種や規模を問わず幅広く活用されています。日本の商習慣に適した機能と充実したサポート体制が強みです。
必要な機能だけを選んで契約できる柔軟なプラン設計や、直感的に操作できる管理画面、MA・SFAとのスムーズな連携、高度なセキュリティ対策が特徴です。業種や企業規模を問わず、多くの企業のマーケティング活動を支えています。
Salesforce EinsteinによるAI機能が、見込み客の優先順位付けや売上予測を自動化し、営業担当者の生産性を向上。ワークフローの自動化により業務負担を削減し、商談成立までの時間を短縮できます。
また、営業・マーケティング・カスタマーサポートがシームレスに連携できるのも特徴。統合されたプラットフォーム上でリアルタイムに顧客情報を共有し、部門間の協力を強化します。
クラウドベースの柔軟な設計で、業務の変化や企業の成長にも対応可能。カスタマイズ性の高さやAIによる高度な分析機能を強みに、Sales Cloudは世界No.1のCRMとして多くの企業に導入されています。
リード管理や商談の進捗追跡、見積もり作成など、営業プロセス全体を一元管理できるのが特徴。Microsoft 365と連携し、OutlookやTeamsを活用することで、メールや会議の情報を簡単に共有できます。
さらに、AI を活用した予測分析や会話インテリジェンス機能により、データに基づいて案件の優先順位を判断し、営業担当者は重要な商談に集中できます。
また、高度なカスタマイズ性があり、各企業の業務フローや業界特有のニーズに柔軟に対応可能です。
主な特長は、データ入力や管理業務の負担を軽減し、営業プロセスの自動化を推進する点。煩雑な作業を減らし、売上向上に直結する業務に集中できる環境を整えます。さらに、ERPやHRシステムと連携することで、リアルタイムの売上予測やエリア管理、インセンティブ設計が可能になり、営業戦略の精度が向上。計画的かつ収益性の高い営業活動を実現します。
また、AIが蓄積データを分析し、各顧客に最適な提案を自動生成する機能も搭載。営業担当者は、顧客ごとのニーズに合わせたパーソナライズされたアプローチができ、商談の成功率向上に寄与します。
世界シェア第2位のOracle CRMプラットフォームの一部として、業界トップクラスのデータ精度と自動化機能を提供。営業チームの生産性向上を強力にサポートします。
Zoho CRMやHubSpot CRMは世界中の企業に導入され、SalesforceやDynamics 365は海外シェアが特に高いのが特徴です。一方、Knowledge SuiteやSynergy!などは国内企業に多く導入され、日本市場向けの機能やサポートが強みといえます。企業規模や導入目的によって最適なCRMは異なるため、導入実績だけでなく、機能やサポート体制もあわせて比較することが重要です。
国内で人気のCRMおすすめ6選
国内企業で広く導入されているCRMには、日本市場に適した機能やサポート体制を備えたものが多くあります。ここでは、国内で人気のCRMを厳選し、それぞれの特徴や強みを詳しく紹介します。
国内人気の高いCRMをチェック
Zoho CRMは、顧客管理から営業支援、商談・案件管理、見積・請求管理、レポート作成、AIによる将来予測など、多彩な機能を備えたCRM/SFAツール。世界25万社以上で導入されており、業種や企業規模を問わず利用されています。
直感的な操作性と自由度の高いカスタマイズ機能が特徴で、業務に合わせて画面レイアウトや入力項目を変更可能です。また、Google WorkspaceやSlackなどの外部ツールと連携し、情報を一ヶ所にまとめることができます。
さらにAI機能を活用した売上予測や自動アクションの設定でき、業務の効率化に貢献。データは暗号化され、高度なセキュリティ対策が施されているため、安心して利用できます。無料プランも用意されており、CRMを初めて導入する企業にも適したツールです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
HubSpot
HubSpotは、顧客情報の管理から営業支援、マーケティングオートメーション、カスタマーサービスまで、ビジネスの成長を幅広くサポートするCRMです。228,000社以上に導入されており、世界中の企業に利用されています。
AIエンジン「Breeze」を搭載し、データの一元管理や業務プロセスの自動化を実現。商談の進捗管理やメールのパーソナライズ配信を自動化することで、営業活動やマーケティング施策の効率を大幅に向上させます。また、顧客ごとの行動データを活用し、一人ひとりに最適な体験を提供できるのもメリットです。
直感的に操作できるシンプルなUIながら、柔軟なカスタマイズが可能。企業の成長に応じて必要な機能を追加でき、長期的に活用しやすいのも魅力です。
無料プランでは基本的なCRM機能が利用可能で、有料プランも月額1,800円から。予算やニーズに応じて柔軟に選択できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、グループウェア、営業支援システム(SFA)、顧客関係管理(CRM)を統合したクラウド型ビジネスアプリケーション。7,500社以上に導入されています。
CRM機能では、見込み顧客の情報登録から商談履歴、問い合わせ対応、契約管理まで、顧客情報を一元管理。営業支援システム(SFA)と統合されており、商談状況やタスクをリアルタイムで更新・共有でき、営業チーム全体で戦略的なアプローチが可能になります。また、マーケティング機能と連携し、顧客の関心度に応じたフォローアップやリードナーチャリングを自動化できます。
各種料金プランはユーザー数無制限のため、企業規模を問わず導入しやすく、追加のコストなしに全社で活用できるのが嬉しいポイント。営業活動の属人化を防ぎ、組織全体で顧客データを最大限に活用できます。
主な機能
Synergy!
Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が提供するクラウドベースの国産CRMシステムで、4,500社以上に導入されています。顧客情報の一元管理を基盤に、メールやLINEなどのクロスチャネル対応、Webフォームやアンケート作成、データ分析などの機能を備え、効果的なマーケティング施策を支援します。
必要な機能だけを選んで契約できる柔軟なプラン設計や、直感的に操作できる管理画面、MA・SFAとのスムーズな連携、高度なセキュリティ対策が特徴です。業種や企業規模を問わず、多くの企業のマーケティング活動を支えています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
esm(eセールスマネージャー)は、ソフトブレーン株式会社が提供する国産CRM/SFAシステムです。顧客情報と営業活動を一元管理し、営業プロセスを可視化・効率化します。
主な特長は、シングルインプット・マルチアウトプット機能により、一度のデータ入力で関連情報が自動更新され、業務負荷を軽減できる点。また、SNS風のタイムライン機能でリアルタイムな情報共有が可能です。
中小企業から大企業まで5,500社以上が導入し、業種や規模を問わず幅広く活用されています。日本の商習慣に適した機能と充実したサポート体制が強みです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供するCRM。1ユーザー月額3,480円(10ユーザー34,800円)から利用でき、大手SFAの約1/3のコストで導入可能。6,300社に導入されています。
シンプルで直感的な操作性が特徴。商談管理や顧客管理、名刺管理、レポート作成など、営業に必要な機能が揃っています。
導入もスムーズで、平均1~2ヶ月で運用開始。定着率99%と高く、多くの企業に採用されています。導入時や運用中のサポートも手厚く、外部ツールとの連携にも対応しており、業務効率化を強力に支援します。
主な機能
【海外でも定番】世界シェアの高いCRMおすすめ3選
世界的に多くの企業に導入されているCRMは、豊富な機能や高い拡張性が魅力です。特に、海外市場で高いシェアを誇るCRMは、大企業から中小企業まで幅広く活用されています。ここでは、世界シェアの高い定番CRMを厳選し、その特徴や強みを紹介します。
世界人気の高いCRMをチェック
Salesforce Sales Cloudは、営業活動の効率化と顧客管理を強化するCRM。AIと自動化機能を標準搭載しており、リード創出から商談管理、顧客との関係構築まで、営業プロセス全体をサポートしてくれます。
Salesforce EinsteinによるAI機能が、見込み客の優先順位付けや売上予測を自動化し、営業担当者の生産性を向上。ワークフローの自動化により業務負担を削減し、商談成立までの時間を短縮できます。
また、営業・マーケティング・カスタマーサポートがシームレスに連携できるのも特徴。統合されたプラットフォーム上でリアルタイムに顧客情報を共有し、部門間の協力を強化します。
クラウドベースの柔軟な設計で、業務の変化や企業の成長にも対応可能。カスタマイズ性の高さやAIによる高度な分析機能を強みに、Sales Cloudは世界No.1のCRMとして多くの企業に導入されています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Dynamics 365
MicrosoftのDynamics 365は、AI を活用したCRM。世界シェア第 2 位を誇り、多くの企業が導入している信頼性の高いソリューションです。
リード管理や商談の進捗追跡、見積もり作成など、営業プロセス全体を一元管理できるのが特徴。Microsoft 365と連携し、OutlookやTeamsを活用することで、メールや会議の情報を簡単に共有できます。
さらに、AI を活用した予測分析や会話インテリジェンス機能により、データに基づいて案件の優先順位を判断し、営業担当者は重要な商談に集中できます。
また、高度なカスタマイズ性があり、各企業の業務フローや業界特有のニーズに柔軟に対応可能です。
Oracle Sales Cloud
Oracle Sales Cloudは、AIを活用して営業活動を効率化するCRM。社内外の膨大なデータを統合し、正確で最新の顧客情報を提供することで、営業担当者が確度の高い見込み客に最適なタイミングでアプローチできるよう支援します。
主な特長は、データ入力や管理業務の負担を軽減し、営業プロセスの自動化を推進する点。煩雑な作業を減らし、売上向上に直結する業務に集中できる環境を整えます。さらに、ERPやHRシステムと連携することで、リアルタイムの売上予測やエリア管理、インセンティブ設計が可能になり、営業戦略の精度が向上。計画的かつ収益性の高い営業活動を実現します。
また、AIが蓄積データを分析し、各顧客に最適な提案を自動生成する機能も搭載。営業担当者は、顧客ごとのニーズに合わせたパーソナライズされたアプローチができ、商談の成功率向上に寄与します。
世界シェア第2位のOracle CRMプラットフォームの一部として、業界トップクラスのデータ精度と自動化機能を提供。営業チームの生産性向上を強力にサポートします。
国内シェア・導入実績が豊富なCRMを選ぶメリット
導入実績が豊富なCRMは、運用ノウハウやサポートが充実しており、導入後の立ち上げがスムーズです。知名度が高く連携情報も多いため、業務効率化や社内定着を進めやすい点が大きなメリットです。
導入実績のあるCRMのメリット4つ
- 事例・ノウハウが豊富で、導入時につまずきにくい
- サポート体制や情報が充実している
- 知名度が高く、社内で定着しやすい
- 他システムと連携しやすく、業務効率が上がる
事例・ノウハウが豊富で、導入時につまずきにくい
国内シェアが大きく、導入実績が豊富なCRMは、多くの企業で活用されてきた分だけ事例やノウハウが蓄積されています。例えば、自社と近い業界・業種の「顧客情報を紙やExcelで管理していたが、CRM導入で営業成績が20%向上した」といった、具体的な事例があると、導入イメージしやすいでしょう。
また、ネット上には「導入初期にこの設定でつまずいた」「こう運用したら定着がスムーズだった」といった体験談も数多く掲載されています。参考にすることで、設定時の迷いを減らし、自社に合った立ち上げ方法を取り入れやすくなります。
サポート体制や情報が充実している
利用者が多いCRMは、問い合わせ窓口の対応ノウハウも蓄積され、サポート体制が整っているケースがほとんどです。例えば、「使い方がわからずサポートに電話したら、画面共有しながら操作を教えてもらえた」といった事例もあります。
マニュアルやヘルプページも分かりやすく用意されており、「見ながら一人で解決できた」という声も。さらに、インターネット上では「〇〇の設定で困ったけど、ユーザーコミュニティで解決策を教えてもらえた」といった利用者同士の助け合いも活発です。
知名度が高く、社内で定着しやすい
シェアの大きいCRMは、業界内でも知名度があり、社員が名前を知っているケースも。「聞いたことがある」「前職で使っていた」といった声が上がれば、導入の心理的ハードルも下がるものです。
例えば、「新しいツールに抵抗があったが、同僚が前職で使っていたので、導入後すぐに活用できた」といったケースもあります。導入後もスムーズに活用が始まりやすく、「せっかく導入したのに現場が使わない」事態を防ぎやすくなります。
他システムと連携しやすく、業務効率が上がる
シェアが大きく、多くの企業に使われているCRMは、外部システムとの連携機能が充実している点も特徴です。例えば、顧客データと会計ソフトを連携させることで、請求書発行の手間が半減したという事例もあります。
また、メール配信ツールと商談履歴を紐づけることで、「過去のやり取りを確認する手間が減り、問い合わせ対応がスムーズになった」声も聞かれます。システム連携によって業務効率が格段に向上し、担当者の負担軽減や、対応スピードの向上につながります。
CRMを選ぶ際の注意点と対策
CRMは業務効率化や顧客管理の精度向上に役立つ一方、選定を誤ると自社に合わず運用が定着しないことがあります。後悔を避けるには、事前に機能やサポート内容を見極め、自社に最適なCRMを選ぶことが欠かせません。
CRM選びにおける注意点2つ
- 自社業務に合わない・使いこなせないケースも
- コストやサポート体制も事前に確認が必要
自社業務に合わない・使いこなせないケースも
CRMは多機能な製品が多く、必要以上に複雑なシステムを選ぶと業務効率を落とす原因になります。「営業チームの案件管理だけを改善したいのに、マーケティング機能が過剰で混乱する」「必要な機能が分かりにくく、使いこなせない」といった問題が起きやすい領域です。また、業界ごとに求められる要件が異なるため、汎用的なCRMでは業務フローに適合せず、逆に手間が増えるケースもあります。
導入を成功させるには、まず解決したい課題を具体化し、自社の業務プロセスに合う機能が揃っているかを確認しましょう。不要な機能が多すぎないかを見極め、無料トライアルやデモで操作感を確かめることが有効です。シンプルなUIや直感的に操作できる設計のCRMを選ぶことで、現場への負担を抑えながら定着を促せます。
企業が重視するCRMの機能
多機能なCRMが増える中で、企業が実際に求める機能とのギャップが生じやすいことも、使いこなせない原因の一つです。PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月〜9月に実施した独自調査によると、企業がCRMで重視する機能(複数回答)の上位は「顧客管理」(97%)、「案件管理」(78%)、「スケジュール管理」(74%)。顧客情報を中心に、日々の営業活動や進捗管理まで一元化できる仕組みへのニーズが強いことがうかがえます。
コストやサポート体制も事前に確認が必要
CRM導入では初期費用や月額料金に加えて、オプション料金や運用コストも把握する必要があります。実際には「想定以上の費用がかかった」「基本機能では足りず高額な追加機能が必要になった」といったケースも見られます。また、サポート体制が弱いCRMを選ぶと、設定作業やトラブル対応に時間を取られ、業務停滞につながる点も注意が必要です。
| チェック項目例 | チェック内容例 |
|---|---|
| 初期費用 | 導入時にかかる一時的な費用はどのくらいか? |
| 月額料金 | 基本プランの料金は予算内か? |
| 追加機能の料金 | 必要なオプションの費用はどの程度か? |
| ユーザー課金 | 利用人数に応じた料金が発生するか? |
| サポート費用 | サポート利用に追加料金がかかるか? |
| 長期契約の割引 | 年間契約などで割引があるか? |
| 解約条件 | 解約時の違約金や手続きはどうなっているか? |
コスト面では料金体系を事前に確認し、基本機能で十分か、追加オプションが必要かを見極めることが重要です。サポートについても、電話・メール・チャットの対応有無や受付時間、問い合わせへの応対品質などを比較し、運用後も安心して利用できるかを確認しましょう。導入事例や同業他社の口コミを参考にすることも有効で、適切なコストとサポートが揃ったCRMを選ぶことで、スムーズな運用が実現しやすくなります。
国内で人気のCRM導入事例
企業の営業力強化や業務効率化のため、多くの企業がCRMを導入しています。今回は、商談情報の見える化で受注件数を倍増させた事例や、報告フローの改善で顧客管理を強化した事例をご紹介します。
事例①商談情報の見える化で現場に定着!受注件数が2倍に
神奈川県に本社を構える企業が、Zoho CRMを導入した事例を紹介します。この企業では、太陽光発電システムの需要は急速に高まっているものの、対応できる営業体制が整っておらず、効率的な業務推進が課題でした。
これまでの営業活動は、紹介やテレアポ、訪問が中心。顧客情報の管理には紙やスプレッドシートを使っていたため、営業担当者ごとの情報を集約することが難しく、成約や失注の分析も十分にできていなかったそうです。さらに、商談後の資料作成に時間がかかり、慢性的な残業にもつながっていました。
導入にあたって最も重視したのは、現場で定着させること。商談プロセスを細分化し、営業担当者が入力すべき項目をポップアップ表示する仕組みを取り入れたことで、営業情報が可視化され、担当者自身が積極的に入力するようになったといいます。
その結果、Zoho CRM導入前と比較して年間の受注件数は2倍に増加し、営業部門の一人当たりの年間売上も1.4倍に伸びるなど、大きな成果を実感できたそうです。さらに、アプリを活用することでスムーズに情報入力ができるようになり、残業時間の削減にもつながりました。
事例②報告フローを整え、効率化!顧客管理の強化に貢献
香川に本社を構える老舗企業が、「Knowledge Suite」を導入した事例をご紹介します。この企業では、東京の支社にいる営業担当者が本社社員の営業進捗を確認する必要がありました。従来は、一人ひとりがエクセルにまとめた業務報告書をメールで受け取り、確認するフローでしたが、メールが埋もれてしまったり、スムーズなフォローが難しい状況が続いていたそうです。
導入の決め手は、ノーコードで自由度が高い点。要望に合わせて構築したものを実際に試すことで、導入後の定着をイメージしやすかったといいます。また、料金を抑えられるため、コスト面でも安心感があったとのことです。
導入後は、名刺管理の一元化やスケジュール管理の最適化、業務報告のワークフロー化が進み、社内コミュニケーションが活性化。以前はエクセルやホワイトボードで顧客管理していましたが、現在では名刺情報の一元化や設備予約の効率化が進み、業務報告もワークフロー機能で統一されたとのことです。営業報告に対する社内のやり取りが活発になり、メールの確認負担も減少。情報共有の効率が向上し、顧客管理の強化にもつながっているといいます。
まとめ:実績豊富なCRMから、自社に合う1社を選ぼう
国内でシェアが高いCRMは、実績が豊富で導入ノウハウが蓄積されているため、失敗リスクを抑えやすいのが特徴です。サポート体制やシステム連携の充実度も高く、スムーズに社内定着させやすい点も大きなメリット。
しかし、どのCRMが自社に最適かは、業務内容や運用体制によって異なります。機能の過不足やコストの問題を防ぐためにも、事前に自社の課題を整理し、無料トライアルやデモを活用しながら比較検討することが重要です。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRM選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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