中小企業向けCRM(顧客管理システム)おすすめ10選を徹底比較【2024年最新】
「紙での顧客管理は手間がかかる」「顧客情報をうまく活用できていない」という中小企業の担当者は多いのではないでしょうか。人材リソースや予算が限られる中小企業でも、CRM(顧客管理システム)を活用すれば、時間の節約や業務の効率化が図れます。
本記事では、中小企業におすすめのCRM10選を厳選してご紹介。中小企業におけるCRMの必要性やCRMの選び方も解説しますので、中小企業の営業・マーケティング担当者はぜひご覧ください。
- 中小企業におけるCRM(顧客管理システム)の必要性
- 中小企業がCRMを導入するメリット5つ
- 中小企業向けCRMの選び方・比較方法
- 中小企業向けCRM(顧客管理システム)比較表
- 【2024年最新】中小企業向けCRMおすすめ10選
- CRMを導入する際の注意点2つ
- まとめ:CRM導入で、中小企業の顧客管理を効率化
- よくある質問
中小企業におけるCRM(顧客管理システム)の必要性
CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とは、顧客情報を一元管理し、顧客と良好な関係を構築するための施策、ならびに、その施策に活用するシステムを指します。人材不足による業務量の増加が課題となっている中小企業は、CRMの導入により、顧客情報を効率的に収集・管理することが必要とされています。
中小企業のCRM(顧客管理システム)の導入率は上昇傾向
中小企業におけるCRMの必要性には、中小企業のCRMの導入率が大きく関わっています。商工中金による「中小企業のIT・ソフトウェアの活用状況に関する調査(2023年1月)」では、CRMやSFAなどの販売促進・取引管理システムを導入している中小企業は37%、導入検討中の企業は11.7%とされています。
引用:商工中金「中小企業のIT・ソフトウェアの活用状況に関する調査(2023年1月)」
上記の調査結果から、中小企業の50%近くが、すでにシステムを導入済み、あるいは、導入を検討中であることが判明しました。業種・企業規模を問わずDX化が進められている昨今、今後もこの数字が伸びていくと予想できます。
CRMの活用で収益機会が拡大
中小企業におけるCRMの必要性には、CRM導入によって収益機会が拡大している背景も影響しています。金融庁がリリースした「金融機関のITガバナンス等に関する調査結果レポート」では、CRMへのデータ活用により、収益機会の拡大などの効果が想定通りと答えた企業は83.7%、想定以上と答えた企業は8.2%と報告されています。
引用:金融庁 「金融機関のITガバナンス等に関する調査結果レポート」
上記データでは、顧客データの収集・活用で、想定通りのマーケティング効果が表れていることが示されています。限られたリソースの中で、中小企業が効率的に収益機会を拡大させていくためには、CRMの導入が欠かせないと言えるでしょう。業務効率化の観点からも、より多くの中小企業でCRM導入が進むと考えられます。
中小企業がCRMを導入するメリット5つ
中小企業がCRM(顧客管理システム)を導入するメリットを5つピックアップして解説します。
- 中小企業の課題「人材不足」にアプローチ
- 顧客管理を一元化でき、社内での情報共有がスムーズに
- 業務の効率化および生産性を向上
- 収集した顧客情報を分析し、高度なマーケティング施策を実現
- 顧客ごとの最適な対応で、顧客満足度を向上
中小企業の課題「人材不足」にアプローチ
近年、中小企業が抱える重要な課題に「人材(人的リソースの不足)」と「営業・販路開拓」が挙げられます。中小企業庁の調査では、「人材」と「営業・販路開拓」が経営課題であると回答する中小企業が6割以上との結果が報告されています。また、営業・販路開拓に悩まされる中小企業の多くは、赤字経営となっていることも判明しました。
引用:中小企業庁 「2020年版 小規模企業白書」
中小企業がCRMを導入すれば、システムによる自動化で人材不足をカバーしつつ、効率的に顧客情報の収集・管理・マーケティングへの活用が可能となります。中小企業の課題にアプローチできるため、中小企業の経営課題を解決したい会社には、CRM導入が大きな一助となるでしょう。
顧客管理を一元化でき、社内での情報共有がスムーズに
CRMで顧客情報を一元管理しておけば、データがリアルタイムで更新され、社内での情報共有もスムーズに行えます。部署の垣根を超えて横断的にデータを活用できるため、社内全体のパフォーマンス向上も実現可能です。
業務の効率化および生産性を向上
中小企業がCRMを導入すると、顧客管理や情報共有が容易に行えるため、業務効率化および、生産性を向上できます。従来のように、各営業担当者がデータを個別管理することがなくなり、だれでも顧客データや営業の進捗を把握できるようになります。
収集した顧客情報を分析し、高度なマーケティング施策を実現
CRMの導入により、収集した顧客情報を分析でき、マーケティング精度を高められます。CRMの顧客情報は、細かなセグメントで分類・分析できるため、自然とマーケティングの精度を上げられるのです。また、多くのCRMでは分析を自動化が可能です。CRMの分析結果はすぐにマーケティングに活用できる点もメリットと言えます。
顧客ごとの最適な対応で、顧客満足度を向上
CRMは購買履歴や購買傾向、お問い合わせ履歴、対応履歴などのデータを収集し、顧客ごとに管理できます。データを一元管理できるCRMにより、One to Oneマーケティングが可能となり、結果として顧客満足度の向上を実現できるのです。
以上、中小企業がCRMを導入するメリットを解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、中小企業向けCRM選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
中小企業向けCRMの選び方・比較方法
ここでは、中小企業向けCRM(顧客管理システム)の選び方・比較方法を解説します。
- 業務に必要な機能を搭載しているか
- セキュリティ・サポート体制は万全か
- 無料トライアルで操作性を確認できるか
- 他のシステムと連携はできるか
- 運用コストも含め、トータルで費用を比較
業務に必要な機能を搭載しているか
CRMは製品により搭載機能が異なるため、自社に必要な機能が揃っているかを確認しましょう。例えば、顧客情報の管理・分析はできてもMA(マーケティングオートメーション)はできないCRMもあれば、リード管理からMA、顧客データの管理までワンストップで行えるCRMもあります。CRM導入前に、どのような機能が必要かを社内で整理しておくことで、スムーズに比較・検討できるはずです。
また、企業によっては営業支援に特化したSFA(営業支援システム)を導入した方が良いケースもあります。ほとんどのSFAには顧客管理機能も搭載しており、CRMとして利用も可能です。
セキュリティ・サポート体制は万全か
CRMは大事な顧客データを集約しているため、必ずセキュリティ・サポート体制が万全かの確認が必要です。CRMは非常に便利な反面、データの情報漏えいや不正利用があった場合、大きなトラブルに発展するリスクも。セキュリティが万全なCRMであれば、こういったリスクを最大限に抑えられます。また、サポートが手厚いCRMであれば、緊急の際にもすぐにサポートを利用し適切な対応ができます。
お客様の大事な情報を守り、企業の社会的信頼を保つためにも、セキュリティとサポート面が万全なCRMを検討しましょう。
無料トライアルで操作性を確認できるか
CRMを導入する際、使いやすさは非常に重要な比較ポイントです。業務効率化や生産性アップを狙ってCRMを導入したにも関わらず、操作性が悪く現場で上手く活用できなければ、非効率です。
多くのCRM製品は、数日間~1ヶ月ほど無料トライアル期間としており、操作性を念入りに確認できます。実際にCRMを利用することになる現場の方に活用してもらい「直感的に操作できそうか」「誰でも使いこなせそうか」判断してもらいましょう。
他のシステムと連携はできるか
CRMは他のシステムと連携することで、業務をさらに効率化できます。例えばSlackやChatworkなどのビジネスチャットツールと連携できるCRMや、LINEのようなコミュニケーションツールと連携できるCRMもあります。CRMによって連携できる外部システムが異なるため、他システムと連携できるかを確認しましょう。
また、CTIシステムと連携してコールセンター運営を効率化できるCRMもあります。「自社ではどのシステムと連携してCRMを活用したいのか」をあらかじめ考えておき、連携したいシステムに対応するCRMを選びましょう。
運用コストも含め、トータルで費用を比較
CRMを導入する際には、運用コストも含めたトータルコストを算出して比較する必要があります。なぜなら、CRMを導入する際、利用料金の安さを重視し、いざ導入してみたら運用コストがかさんでしまったというケースがあるからです。商工中金が行った調査では、販売促進・取引管理システムを導入における課題の第1位は「費用対効果」17.3%でした。
引用:商工中金「中小企業のIT・ソフトウェアの活用状況に関する調査(2023年1月)」
上記の調査結果からも分かる通り、コストパフォーマンスに優れているかどうかはCRM選びの重要な比較ポイントです。CRMを長期的に運用する上での総合的なコストを視野に入れ、選定しましょう。
中小企業向けCRM導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った中小企業向けCRM(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
中小企業向けCRM(顧客管理システム)比較表
2024年現在、中小企業向けCRM(顧客管理システム)を提供する業者は30社以上あり、担当者自身で比較して選ぶのは非常に大変です。ここでは特に人気の中小企業向けCRM(顧客管理システム)を10社を厳選し、料金比較を行います。システム導入検討中の人はぜひ参照ください。
サービス名 | 初期費用(税抜) | 月額料金(税抜) | 無料トライアル 無料デモ |
---|---|---|---|
FlexCRM | 無料 | 1,200円~/1ユーザーあたり | 〇 |
Zoho CRM | 無料 | 無料プランあり 1,680円~/1ユーザーあたり |
〇 |
HubSpot | 無料 | 無料プランあり 2,400円~/2ユーザーまで |
〇 |
Salesforce Sales Cloud | 要問い合わせ | 3,000円~/1ユーザーあたり | 〇 |
eセールスマネージャーRemix Cloud | 要問い合わせ | 3,000円~/1ユーザーあたり | 〇 |
Synergy! | 要問い合わせ | 15,000円~ | 〇 |
GENIEE SFA/CRM | 要問い合わせ | 29,800円~/10ユーザーあたり | 〇 |
うちでのこづち | 要問い合わせ | 50,000円~ | 〇 |
戦略箱ADVANCED | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 〇 |
プロワン | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 〇 |
下記ボタンから、中小企業向けCRM(顧客管理システム)を最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【2024年最新】中小企業向けCRMおすすめ10選
ここでは、中小企業向けCRM(顧客管理システム)を比較し、2024年最新のおすすめCRM10選を紹介します。他社と比較した特徴について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- FlexCRM
- Zoho CRM
- HubSpot
- eセールスマネージャーRemix Cloud
- Salesforce Sales Cloud
- Synergy!
- GENIEE SFA/CRM
- うちでのこづち
- 戦略箱ADVANCED
- プロワン
FlexCRMは、株式会社G.FLEXが提供する中小企業向けCRMです。人気を集める理由の1つが、費用を抑えながらも便利な機能が搭載されている点。
独自の顧客データベースを簡単に構築でき、顧客の基本情報をはじめ、これまでの購入履歴や対応履歴などをまとめて管理し、スムーズな情報共有を実現します。なるべく導入費用を抑えたいとお悩みの中小企業は多いですが、初期費用は0円、利用料金は1ユーザーあたり月額1,200円(税抜)と導入しやすいCRMです。
また、FlexCRMの無料トライアルは3ヶ月間にわたって利用可能。十分に時間をかけながら現場で役立つかを確認できるのも大きな魅力です。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供する中小企業向けCRMです。Zoho CRMが中小企業におすすめな理由は、イニシャルコストもランニングコストもリーズナブルでありながらも、充実した機能の数々を利用できるからです。
低価格にも関わらず、顧客管理や営業支援、ワークフロー、営業分析やマーケティングオートメーションまで幅広くカバーしており、コストパフォーマンスを重視したCRMをお探しの中小企業にはぴったりです。
もっともリーズナブルなプランであれば1ユーザーあたり月額1,680円(税抜)で利用できます。無料トライアルも利用でき、使いやすさを確認してから導入できるのもうれしいポイントと言えます。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 画面が直感的で、説明書が無くても使えるところが非常に良いです。SFA/CRMを使うのは初めてだっだのですが、特に困ることなく利用することが出来ました。初心者の方にも本当にオススメですね!
- 画面が直感的に操作できとても使いやすいです。説明がなくても特に困ることもなく満足しています。
HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供する中小企業向けCRMです。業務の効率化に便利なソフトウェアが1つに集約されたカスタマープラットフォームとして世界中で利用されています。
顧客管理をはじめマーケティングや営業、カスタマーサポートなど幅広い業務に対応できるのが大きなメリット。世界各国で18万社以上に導入されているという実績が、どれほど便利なソリューションなのかを表しています。また、認定パートナーや導入サポートのスペシャリストによる導入時の支援が充実しているほか、カスタマーサポートチームやサービスチームによる運用中のサポートも万全。
無料トライアル、または、無料プランを利用し操作性を確認しましょう。HubSpotの無料プランは、基本機能のほぼすべてを利用可能。利用料金は、スタータープランが2ユーザーで月額2,400円(税抜)です。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- サポート体制も整っており、初めての利用もスムーズに行えます。返信も早く即座に対応できるのと、操作自体も難しくないので便利です。
- 説明書がなくても使いやすく、初心者の方でも安心して、使用できるところが良いと感じました。また、特に困ることも無かったです。
eセールスマネージャーRemix Cloudは、ソフトブレーン株式会社が提供する中小企業向けCRMです。簡単入力・簡単反映で誰でも気軽に使えるのが大きなメリット。一度入力するだけで情報を各機能に即反映。あらゆる面で情報を連携させながら使え、より簡単にかつ効率的にCRMを活用したい中小企業には特におすすめです。
また、顧客管理をはじめ案件管理や商談管理、スケジュール管理、予実管理、日報管理など、営業支援に関連した機能も多数利用でき、営業パフォーマンスの向上を全面的にサポートします。
無料のトライアルを提供しており、初期費用は要問い合わせです。利用料金は、1ユーザーあたり月額3,000円(税抜)からです。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 問い合わせ管理機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 名刺管理機能
- 案件管理機能
- 幅広い年齢層にも、万人に対しても使いやすさがあるので、初心者や初めて使う方にも十分満足して頂けると思います。おすすめ出来ます。
- 案件の詳細について、自分で管理しやくす、また上司への報告連絡ツールとして使いやすい。タイムラインで他の営業担当の案件を把握でき、応用に役立てている。
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する中小企業向けCRMです。1999年のリリース以来、業種・規模を問わず多くの企業に導入されてきたサービスです。
顧客管理・商談管理や営業支援、AIを活用した売上予測などのほか、見込み顧客の管理、ファイル管理・共有やワークフローなどの機能も搭載し、これ1つで幅広い業務をカバーできる点が魅力。モバイル端末からも利用でき、さらに業務効率化を加速させます。
Starterプランであれば1ユーザーあたり月額3,000円(税抜)で利用可能。より機能が充実したProfessionalプランも9,600円(税抜)、カスタマイズができるEnterprise プランも19,800円(税抜)で導入でき、どれも無料トライアルが利用できます。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 現状のシステム開発において課題となっていることはDXの推進である。いかにコストを抑えて効率的なシステムを構築できるかがポイントになろう。
- 部署、支店間にて社内の営業情報が連携し易い。 日報を提出することでお客様の企業情報等詳細が調べ易い。
Synergy!
Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が提供する中小企業向けCRMです。中小企業がCRMを導入する際、誰もが使いこなせるかどうかといった点は懸念されがちですが、Synergy!であれば心配ありません。
使いやすさにこだわって作られた国産CRMで、システムに不慣れな場合であっても直感的に操作できる画面デザインが採用されています。また、顧客満足度は90%以上の高水準。カスタマーサポートが万全に整えられているほか、基本的な活用方法をきちんと学びたいという方向けに無料セミナーも提供されています。
14日間の無料トライアルも利用可能。初期費用は要件によって異なるため、見積もりをとって確認しましょう。利用料金は月額15,000円(税抜)からです。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- リードのタグ設定
- アイコンのカラーが気分を明るくしてくれる。メールや紙の決裁が減り、時短になった。形式にとらわれず、気軽にやり取りができる。
- 顧客リストや提案書、見積書など営業全般の事務管理の効率が良くなる。SFA/CRMを初めて使う人でも分かりやすい。
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供する中小企業向けCRMです。業種や企業規模を問わず多くの企業に導入されており、これまでの導入社数は6,300社以上を記録。定着率も99%と非常に高く、導入されるだけでなく使い続けられるCRMとして信頼を集めています。
定着率が高い理由は、徹底したカスタマーサポート。これまで築き上げられてきたノウハウを活用しながら、CRMの導入・運用・定着をワンストップでサポートします。それぞれの会社ごとにサポート内容がカスタマイズされるので、導入に不安があるとお困りの中小企業も安心です。シンプル、かつ、わかりやすい操作画面で、直感的に利用でき生産性アップにつなげられる点もポイント。
無料トライアルが用意されており、初期費用は無料。利用料金は、10ユーザーまで月額28,000円(税抜)なので、複数人で利用したい中小企業におすすめです。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 名刺管理機能
うちでのこづち
うちでのこづちは、株式会社E-Grantが提供する中小企業向けCRMです。ECサイト運営においてさらにLTVを向上させるCRMで、各種EC通販システムと連携し業務を効率化。顧客データの分析やマーケティング施策の展開、施策による効果の検証までをこれ1つで行えます。
ECサイトの成果があがらないとお困りの中小企業にはぴったりです。また、導入前の課題ヒアリングに始まり、導入時の初期設定、データ分析、施策の提案やテクニカルサポートに至るまで、専任のサポートチームが万全に支援してくれるのも心強いポイント。
無料デモが利用可能。初期費用は見積もりをとって確認しましょう。利用料金は顧客数に合わせた従量課金制で月額50,000円(税抜)からです。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- スケジュール管理機能
- リードナーチャリング機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
戦略箱ADVANCED
戦略箱ADVANCEDは、株式会社インフォファームが提供する中小企業向けCRMです。ロングセラーの純国産CRM/SFAで、10年以上の長期にわたり利用している企業も多数。使いやすさ見やすさにこだわり、業種・業態を選ばない汎用性の高さが特徴です。
顧客情報を中心としたデータ構造により、顧客情報に紐づく全ての情報が1画面で把握できます。また、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、CSV入出力などのデータ連携機能も搭載。導入から定着まで専任担当者による充実したサポートが受けられる点もポイントです。
無料トライアルは60日間利用できます。利用料金はクラウド型・オンプレミス型で異なり、導入規模や利用範囲によっても変動するため見積もりをとって確認しましょう。
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 問い合わせ管理機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 名刺管理機能
- 案件管理機能
- 予実管理機能
プロワン
プロワンは、株式会社ミツモアが提供する中小企業向けCRMです。業務支援や施工管理の機能をベースとしながら、顧客管理も可能なシステムです。現場に人材を派遣するフィールドサービス事業者におすすめのシステムで、電気工事やリフォーム、機器設置・修理、引っ越しといった業種で導入されています。
スケジュール管理や書類作成、発注管理、契約管理などの機能も搭載。書類作成機能により、見積書や請求書などの書類作成にかかる業務時間を節約でき、生産性を向上します。さまざまな要素を考慮したスケジュール管理機能では、ドラッグ&ドロップだけで簡単に編集が可能です。オールインワンのシステムで、売上や顧客満足度の向上を実現します。
無料デモが利用可能。利用料金は、導入費用(初期費用)+月額費用の2つで構成されており、利用形態によって金額が変わるため見積もりをとって確認しましょう。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- 二要素認証・二段階認証
以上、中小企業向けにおすすめのCRMを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、中小企業向けCRM選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
CRMを導入する際の注意点2つ
中小企業がCRM(顧客管理システム)を導入する際の注意点を2つ解説します。
- 社内の体制を整え、仕組みづくりを行う
- 自社に合ったCRMツールを見極める
社内の体制を整え、仕組みづくりを行う
中小企業がCRMを導入する際には、CRM運用を効果を得るためにも、前もって社内の体制を整え、仕組みづくりを行うことが欠かせません。商工中金の調査によると、「システムを導入する際の課題・ネック」の回答結果は次のように報告されています。
- 第1位 「費用対効果」17.3%
- 第2位 「社内の体制や仕組みが不十分」12.1%
引用:商工中金「中小企業のIT・ソフトウェアの活用状況に関する調査(2023年1月)」
上記の調査結果から、CRM導入時には適切に活用できるよう社内の体制や仕組みを整えておく必要性が明確に示されています。導入時の体制づくりが不安な企業は、導入支援サービスが整っているCRMを選ぶと良いでしょう。
自社に合ったCRMツールを見極める
CRMツールの機能や導入実績が多くても、自社にマッチしていなければ導入効果は期待できません。商工中金の調査によると「IT・ソフトウェアのうち、運用が難しかった・効果が得られなかった」と思われるシステムに、CRMやSFAなどの管理システムが多く選ばれるという回答結果に。その理由には「選択肢が多く、どのシステムが自社にマッチしているかの見極めが難しい」などの意見が多く見られました。
引用:商工中金「中小企業のIT・ソフトウェアの活用状況に関する調査(2023年1月)」
自社に合ったCRMツールを導入するためには、要件を固めた上で、複数のCRMツールを慎重に比較する必要があります。
まとめ:CRM導入で、中小企業の顧客管理を効率化
今回は、中小企業向けの顧客管理システムを厳選して紹介しました。顧客管理システムを導入すれば、顧客管理を効率化できるだけでなく、生産性アップや顧客満足度の向上など、多くのメリットを享受できるでしょう。ただし、顧客管理システムの導入効果を得るには、コスト・機能ともに自社にマッチしたサービスを選ぶ必要があります。費用を比較し、自社に合った顧客管理システムの導入をおすすめします。
中小企業向けの顧客管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、中小企業向けのCRM選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った中小企業向けのCRMが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
中小企業におすすめのCRM(顧客管理システム)について、よくある質問に答えます。
無料の顧客管理システムは?
本記事で紹介した、「Zoho CRM」や「HubSpot」は無料プランが存在します。また「Salesforce Sales Cloud」では30日間の無料トライアル期間があります。別記事「無料で使えるおすすめCRM」では、無料プランや無料トライアルを提供するサービスを詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
個人事業主・小規模事業者におすすめのCRMは?
個人事業主・小規模事業者は予算が限られており、またさまざまな業務をほぼ全て1人で担うため、「顧客管理まで手が回らない」という方が大多数でしょう。そのため、比較的低価格や自身に合う料金体系を選べるCRMがおすすめです。
例えば無料プランがあり、有料プランでも比較的低価格から導入できる「HubSpot」や「ZohoCRM」がおすすめです。「個人事業主・小規模事業者におすすめのCRM」で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
クラウド型CRMと買い切り型CRMの違いは?
クラウド型CRMはクラウド上のシステムを利用し、CRMの運営企業が所有するサーバーにデータを保管します。そのため、CRMを利用者側はサーバーを契約したりシステムを保守したりする必要はありません。利用者はCRMを契約し、アカウントを発行してもらうだけなので、手間が少なく初期費用も抑えて手軽に導入できます。
一方、買い切り(オンプレミス)型CRMは、自社内のサーバーにCRMを設置する必要があります。費用形態がクラウド型CRMとは異なり、専用のサーバーを設置するため初期費用が高額です。またオンプレミス型CRMを導入する場合は、外部からのアクセスの必要可否やセキュリティ面を考慮する必要もあります。
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