中小企業向けCRM(顧客管理システム)おすすめ10選【2025年最新比較】
「紙での顧客管理は手間がかかる」「顧客情報をうまく活用できていない」という中小企業の担当者は多いのではないでしょうか。人材リソースや予算が限られる中小企業でも、CRM(顧客管理システム)を活用すれば、時間の節約や業務の効率化が図れます。
本記事では、中小企業におすすめのCRM10選を厳選して紹介します。中小企業におけるCRMの必要性やCRMの選び方も解説しますので、担当者はぜひご覧ください。
BtoBマーケター
富家 翔平
コニカミノルタジャパン株式会社にて、営業改革プロジェクト×マーケティング組織立ち上げを推進。マーケティング企画部 部長として、事業部 …続きを見る
コニカミノルタジャパン株式会社にて、営業改革プロジェクト×マーケティング組織立ち上げを推進。マーケティング企画部 部長として、事業部・全社マーケティング組織の責任者を務めた。2023年秋より株式会社EVeMに参画。実践者のひとりとして、マーケティングに「マネジメントの力」を掛け合わせた成果創出に挑戦している。 株式会社EVeM
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 中小企業におけるCRM(顧客管理システム)の必要性
- 中小企業がCRMを導入するメリット
- 中小企業向けCRM(顧客管理システム)比較表
- 【2025年最新】中小企業向けCRMおすすめ10選
- 中小企業向けCRMの選び方・比較方法
- 中小企業がCRMを導入する際の注意点
- まとめ:CRM導入で、中小企業の顧客管理を効率化
- よくある質問
中小企業におけるCRM(顧客管理システム)の必要性
CRMは、顧客情報を一元管理し、継続的な関係構築を支援するための施策およびシステムを指します。人材不足や業務の属人化が課題となる中小企業では、限られたリソースで効率的に営業や顧客対応を行う基盤として、CRMの導入が重要視されています。
中小企業のCRM(顧客管理システム)の導入率は上昇傾向
商工中金が2023年1月に公表した「中小企業のIT・ソフトウェア活用状況に関する調査」によると、CRMやSFAなどの販売促進・取引管理システムを導入している中小企業は37%、導入を検討している企業は11.7%でした。 すでに半数近くの中小企業がCRMの活用を進めており、DX化の機運も相まって、今後さらに導入が加速すると考えられます。
CRM活用で収益機会を広げる環境を整える
CRMを導入すると、顧客情報の一元管理によって営業フォローや問い合わせ対応の漏れを防ぎ、効率的に収益機会を生み出せるようになります。顧客データに基づくアプローチが可能になるため、リピート率の改善や案件化の精度向上を実現しやすくなります。限られた人員でも成果を最大化するためには、CRMを活用したデータドリブンな体制構築が不可欠です。
中小企業がCRMを導入するメリット
中小企業がCRM(顧客管理システム)を導入するメリットを5つピックアップして解説します。
中小企業のCRM導入メリット5つ
- 中小企業の課題「人材不足」にアプローチできる
- 社内での情報伝達がスムーズになる
- 業務の効率化によって生産性を高められる
- 顧客データの分析でマーケティング精度を高められる
- 顧客ごとに最適なアプローチを行え、満足度を高められる
人材不足に対応できる
中小企業庁の調査では、「人材不足」と「営業・販路開拓」を経営課題として挙げる企業が6割以上を占めています。CRMを導入すれば、顧客管理やフォロー業務の自動化が進み、人手不足を補いながら営業基盤を整備できます。属人化した業務を減らし、少人数でも安定した対応が可能になります。
社内での情報伝達がスムーズになる
CRMでは顧客情報がリアルタイムに更新され、営業・サポート・経理など部門横断での共有が容易になります。各担当者が個別にデータを持つ必要がなくなり、問い合わせ対応や商談の引き継ぎもスムーズです。全社的な業務効率向上につながります。
顧客一人ひとりに寄り添った対応は、顧客体験向上に貢献し、信頼関係構築にも役立ちます。
業務の効率化によって生産性を高められる
従来のExcel管理や個別シート運用では、入力・更新・照合に時間がかかり、情報の抜け漏れも発生しがちです。CRMを活用すれば、これらの作業が統合され、無駄な手作業を減らせます。結果として、営業や顧客対応に割ける時間が増え、全体の生産性が向上します。
顧客データの分析でマーケティング精度を高められる
CRMでは、購買履歴・利用頻度・属性などのデータを多角的に分析できます。自動レポートやセグメント機能を備えるCRMも多く、分析結果を即座に施策に反映できる点も強みです。データにもとづいた施策を展開できるため、限られた予算でも成果につながりやすくなります。
顧客ごとに最適なアプローチを行え、満足度を高められる
CRMには対応履歴、問い合わせ内容、購買傾向などが蓄積されます。これらの情報から顧客ごとに適した提案ができ、One to Oneの対応が実現しやすくなります。結果として顧客満足度が向上し、継続利用やリピート購入にもつながります。
中小企業向けCRM(顧客管理システム)比較表
ここでは特に人気の中小企業向けCRM(顧客管理システム)を10社を厳選し、料金比較を行います。システム導入検討中の人はぜひ参照ください。
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料金
月1,200円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月12,000円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月3,500円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月20,000円~
初期費用 118,000円 |
料金
月34,800円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月60,000円~
初期費用 要問合せ |
料金
月4,000円/ユーザ
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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顧客管理機能
案件管理機能
スケジュール管理機能
見込み顧客の管理機能
リードナーチャリング機能
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導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 200社 |
導入実績社数 世界15万社以上 |
導入実績社数 185業種、5,500社超 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 900社 |
導入実績社数 250社、20,000ユーザー |
導入実績社数 情報なし |
独自の顧客データベースを簡単に構築でき、顧客の基本情報をはじめ、これまでの購入履歴や対応履歴などをまとめて管理し、スムーズな情報共有を実現します。なるべく導入費用を抑えたいとお悩みの中小企業は多いですが、初期費用は0円、利用料金は1ユーザーあたり月額1,200円(税抜)と導入しやすいCRMです。
また、FlexCRMの無料トライアルは3ヶ月間にわたって利用可能。十分に時間をかけながら現場で役立つかを確認できるのも大きな魅力です。
低価格にも関わらず、顧客管理や営業支援、ワークフロー、営業分析やマーケティングオートメーションまで幅広くカバーしており、コストパフォーマンスを重視したCRMをお探しの中小企業にはぴったりです。
もっともリーズナブルなプランであれば1ユーザーあたり月額1,680円(税抜)で利用できます。無料トライアルも利用でき、使いやすさを確認してから導入できるのもうれしいポイントと言えます。
顧客管理をはじめマーケティングや営業、カスタマーサポートなど幅広い業務に対応できるのが大きなメリット。世界各国で18万社以上に導入されているという実績が、どれほど便利なソリューションなのかを表しています。また、認定パートナーや導入サポートのスペシャリストによる導入時の支援が充実しているほか、カスタマーサポートチームやサービスチームによる運用中のサポートも万全。
無料トライアル、または、無料プランを利用し操作性を確認しましょう。HubSpotの無料プランは、基本機能のほぼすべてを利用可能です。
顧客管理・商談管理や営業支援、AIを活用した売上予測などのほか、見込み顧客の管理、ファイル管理・共有やワークフローなどの機能も搭載し、これ1つで幅広い業務をカバーできる点が魅力。モバイル端末からも利用でき、さらに業務効率化を加速させます。
また、顧客管理をはじめ案件管理や商談管理、スケジュール管理、予実管理、日報管理など、営業支援に関連した機能も多数利用でき、営業パフォーマンスの向上を全面的にサポートします。
無料のトライアルを提供しており、初期費用は要問い合わせです。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,500円(税抜)からです。
使いやすさにこだわって作られた国産CRMで、システムに不慣れな場合であっても直感的に操作できる画面デザインが採用されています。また、顧客満足度は90%以上の高水準。カスタマーサポートが万全に整えられているほか、基本的な活用方法をきちんと学びたいという方向けに無料セミナーも提供されています。
14日間の無料トライアルも利用可能。初期費用は要件によって異なるため、見積もりをとって確認しましょう。利用料金は月額15,000円(税抜)からです。
定着率が高い理由は、徹底したカスタマーサポート。これまで築き上げられてきたノウハウを活用しながら、CRMの導入・運用・定着をワンストップでサポートします。それぞれの会社ごとにサポート内容がカスタマイズされるので、導入に不安があるとお困りの中小企業も安心です。シンプル、かつ、わかりやすい操作画面で、直感的に利用でき生産性アップにつなげられる点もポイント。
無料トライアルが用意されており、初期費用は無料。利用料金は、10ユーザーまで月額28,000円(税抜)なので、複数人で利用したい中小企業におすすめです。
ECサイトの成果があがらないとお困りの中小企業にはぴったりです。また、導入前の課題ヒアリングに始まり、導入時の初期設定、データ分析、施策の提案やテクニカルサポートに至るまで、専任のサポートチームが万全に支援してくれるのも心強いポイント。
無料デモが利用可能。初期費用は見積もりをとって確認しましょう。利用料金は顧客数に合わせた従量課金制で月額50,000円(税抜)からです。
顧客情報を中心としたデータ構造により、顧客情報に紐づく全ての情報が1画面で把握できます。また、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、CSV入出力などのデータ連携機能も搭載。導入から定着まで専任担当者による充実したサポートが受けられる点もポイントです。
無料トライアルは60日間利用できます。利用料金はクラウド型・オンプレミス型で異なり、導入規模や利用範囲によっても変動するため見積もりをとって確認しましょう。
スケジュール管理や書類作成、発注管理、契約管理などの機能も搭載。書類作成機能により、見積書や請求書などの書類作成にかかる業務時間を節約でき、生産性を向上します。さまざまな要素を考慮したスケジュール管理機能では、ドラッグ&ドロップだけで簡単に編集が可能です。オールインワンのシステムで、売上や顧客満足度の向上を実現します。
無料デモが利用可能。利用料金は、導入費用(初期費用)+月額費用の2つで構成されており、利用形態によって金額が変わるため見積もりをとって確認しましょう。
以上、中小企業がCRMを導入するメリットを解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、中小企業向けCRM選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
【2025年最新】中小企業向けCRMおすすめ10選
ここでは、中小企業向けCRM(顧客管理システム)を比較し、2025年最新のおすすめCRMを詳しく紹介します。
中小企業におすすめのCRMをチェック
FlexCRM
FlexCRMは、株式会社G.FLEXが提供する中小企業向けCRMです。人気を集める理由の1つが、費用を抑えながらも便利な機能が搭載されている点。
独自の顧客データベースを簡単に構築でき、顧客の基本情報をはじめ、これまでの購入履歴や対応履歴などをまとめて管理し、スムーズな情報共有を実現します。なるべく導入費用を抑えたいとお悩みの中小企業は多いですが、初期費用は0円、利用料金は1ユーザーあたり月額1,200円(税抜)と導入しやすいCRMです。
また、FlexCRMの無料トライアルは3ヶ月間にわたって利用可能。十分に時間をかけながら現場で役立つかを確認できるのも大きな魅力です。
主な機能
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供する中小企業向けCRMです。Zoho CRMが中小企業におすすめな理由は、イニシャルコストもランニングコストもリーズナブルでありながらも、充実した機能の数々を利用できるからです。
低価格にも関わらず、顧客管理や営業支援、ワークフロー、営業分析やマーケティングオートメーションまで幅広くカバーしており、コストパフォーマンスを重視したCRMをお探しの中小企業にはぴったりです。
もっともリーズナブルなプランであれば1ユーザーあたり月額1,680円(税抜)で利用できます。無料トライアルも利用でき、使いやすさを確認してから導入できるのもうれしいポイントと言えます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供する中小企業向けCRMです。業務の効率化に便利なソフトウェアが1つに集約されたカスタマープラットフォームとして世界中で利用されています。
顧客管理をはじめマーケティングや営業、カスタマーサポートなど幅広い業務に対応できるのが大きなメリット。世界各国で18万社以上に導入されているという実績が、どれほど便利なソリューションなのかを表しています。また、認定パートナーや導入サポートのスペシャリストによる導入時の支援が充実しているほか、カスタマーサポートチームやサービスチームによる運用中のサポートも万全。
無料トライアル、または、無料プランを利用し操作性を確認しましょう。HubSpotの無料プランは、基本機能のほぼすべてを利用可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
esm(eセールスマネージャー)は、ソフトブレーン株式会社が提供する中小企業向けCRMです。簡単入力・簡単反映で誰でも気軽に使えるのが大きなメリット。一度入力するだけで情報を各機能に即反映。あらゆる面で情報を連携させながら使え、より簡単にかつ効率的にCRMを活用したい中小企業には特におすすめです。
また、顧客管理をはじめ案件管理や商談管理、スケジュール管理、予実管理、日報管理など、営業支援に関連した機能も多数利用でき、営業パフォーマンスの向上を全面的にサポートします。
無料のトライアルを提供しており、初期費用は要問い合わせです。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,500円(税抜)からです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する中小企業向けCRMです。1999年のリリース以来、業種・規模を問わず多くの企業に導入されてきたサービスです。
顧客管理・商談管理や営業支援、AIを活用した売上予測などのほか、見込み顧客の管理、ファイル管理・共有やワークフローなどの機能も搭載し、これ1つで幅広い業務をカバーできる点が魅力。モバイル端末からも利用でき、さらに業務効率化を加速させます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Synergy!
Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が提供する中小企業向けCRMです。中小企業がCRMを導入する際、誰もが使いこなせるかどうかといった点は懸念されがちですが、Synergy!であれば心配ありません。
使いやすさにこだわって作られた国産CRMで、システムに不慣れな場合であっても直感的に操作できる画面デザインが採用されています。また、顧客満足度は90%以上の高水準。カスタマーサポートが万全に整えられているほか、基本的な活用方法をきちんと学びたいという方向けに無料セミナーも提供されています。
14日間の無料トライアルも利用可能。初期費用は要件によって異なるため、見積もりをとって確認しましょう。利用料金は月額15,000円(税抜)からです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供する中小企業向けCRMです。業種や企業規模を問わず多くの企業に導入されており、これまでの導入社数は6,300社以上を記録。定着率も99%と非常に高く、導入されるだけでなく使い続けられるCRMとして信頼を集めています。
定着率が高い理由は、徹底したカスタマーサポート。これまで築き上げられてきたノウハウを活用しながら、CRMの導入・運用・定着をワンストップでサポートします。それぞれの会社ごとにサポート内容がカスタマイズされるので、導入に不安があるとお困りの中小企業も安心です。シンプル、かつ、わかりやすい操作画面で、直感的に利用でき生産性アップにつなげられる点もポイント。
無料トライアルが用意されており、初期費用は無料。利用料金は、10ユーザーまで月額28,000円(税抜)なので、複数人で利用したい中小企業におすすめです。
主な機能
うちでのこづち
うちでのこづちは、株式会社E-Grantが提供する中小企業向けCRMです。ECサイト運営においてさらにLTVを向上させるCRMで、各種EC通販システムと連携し業務を効率化。顧客データの分析やマーケティング施策の展開、施策による効果の検証までをこれ1つで行えます。
ECサイトの成果があがらないとお困りの中小企業にはぴったりです。また、導入前の課題ヒアリングに始まり、導入時の初期設定、データ分析、施策の提案やテクニカルサポートに至るまで、専任のサポートチームが万全に支援してくれるのも心強いポイント。
無料デモが利用可能。初期費用は見積もりをとって確認しましょう。利用料金は顧客数に合わせた従量課金制で月額50,000円(税抜)からです。
主な機能
戦略箱ADVANCED
戦略箱ADVANCEDは、株式会社インフォファームが提供する中小企業向けCRMです。ロングセラーの純国産CRM/SFAで、10年以上の長期にわたり利用している企業も多数。使いやすさ見やすさにこだわり、業種・業態を選ばない汎用性の高さが特徴です。
顧客情報を中心としたデータ構造により、顧客情報に紐づく全ての情報が1画面で把握できます。また、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、CSV入出力などのデータ連携機能も搭載。導入から定着まで専任担当者による充実したサポートが受けられる点もポイントです。
無料トライアルは60日間利用できます。利用料金はクラウド型・オンプレミス型で異なり、導入規模や利用範囲によっても変動するため見積もりをとって確認しましょう。
主な機能
プロワン
プロワンは、株式会社ミツモアが提供する中小企業向けCRMです。業務支援や施工管理の機能をベースとしながら、顧客管理も可能なシステムです。現場に人材を派遣するフィールドサービス事業者におすすめのシステムで、電気工事やリフォーム、機器設置・修理、引っ越しといった業種で導入されています。
スケジュール管理や書類作成、発注管理、契約管理などの機能も搭載。書類作成機能により、見積書や請求書などの書類作成にかかる業務時間を節約でき、生産性を向上します。さまざまな要素を考慮したスケジュール管理機能では、ドラッグ&ドロップだけで簡単に編集が可能です。オールインワンのシステムで、売上や顧客満足度の向上を実現します。
無料デモが利用可能。利用料金は、導入費用(初期費用)+月額費用の2つで構成されており、利用形態によって金額が変わるため見積もりをとって確認しましょう。
主な機能
以上、中小企業向けにおすすめのCRMを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、中小企業向けCRM選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
中小企業向けCRMの選び方・比較方法
ここでは、中小企業向けCRM(顧客管理システム)の選び方・比較方法を解説します。
- 業務に必要な機能を搭載しているか
- セキュリティ・サポート体制は万全か
- 無料トライアルで操作性を確認できるか
- 他のシステムとの連携はスムーズか
- 運用コストも含め、トータルで費用を比較
業務に必要な機能を搭載しているか
CRMは製品によって搭載機能が異なるため、まず自社の業務で必須となる機能を把握しておく必要があります。顧客情報の管理・分析はできてもMA(マーケティングオートメーション)やSFA(営業支援)が含まれない製品もあれば、リード管理からMA、顧客管理まで一体で運用できるCRMもあります。
必要な範囲を明確にしておけば、導入後の機能不足や過剰スペックを避けやすく、比較検討も行いやすくなります。また、営業支援が主目的であれば、SFA(営業支援システム)を導入した方が適するケースもあります。多くのSFAは顧客管理機能を備えており、CRMとしても活用できます。
企業が重視するCRMの機能
当社PRONIアイミツSaaSが2025年5月〜9月に実施した独自調査では、企業が重視する機能として「顧客管理」(97%)「案件管理」(78%)「スケジュール管理」(74%)が上位に挙げられました。
多くの企業が、顧客データを軸に業務全体を把握できる環境を求めていることが分かります。こうした傾向を踏まえ、中小企業でも「自社の業務プロセスを支える必須機能が揃っているか」を基準に比較することが、導入効果を高めるポイントと言えます。
セキュリティ・サポート体制は万全か
CRMには顧客情報が集約されるため、セキュリティとサポート体制の確認は欠かせません。情報漏えいや不正アクセスが起きれば、企業の信用に直結するリスクがあります。多要素認証や通信暗号化、権限管理などの仕組みが備わっているかを必ずチェックしましょう。
あわせて、導入後に問い合わせやトラブルへ迅速に対応してくれるサポート体制も重要です。初期設定の支援や運用フォローの有無を事前に確認しておけば、安心して利用を継続できます。
無料トライアルで操作性を確認できるか
CRMを導入する際、使いやすさは非常に重要な比較ポイントです。業務効率化や生産性アップを狙ってCRMを導入したにも関わらず、操作性が悪く現場で上手く活用できなければ、非効率です。
多くのCRM製品は、数日間~1ヶ月ほど無料トライアル期間としており、操作性を念入りに確認できます。実際にCRMを利用することになる現場の方に活用してもらい「直感的に操作できそうか」「誰でも使いこなせそうか」判断してもらいましょう。
BtoBマーケター
富家 翔平のコメント
3ヶ月から半年程度の試用期間を経て、ツールの適合性や使いやすさを評価し、本格導入の判断材料としましょう。
他のシステムとの連携はスムーズか
CRMは他のシステムと連携することで、業務をさらに効率化できます。例えばSlackやChatworkなどのビジネスチャットツールと連携できるCRMや、LINEのようなコミュニケーションツールと連携できるCRMもあります。CRMによって連携できる外部システムが異なるため、他システムと連携できるかを確認しましょう。
また、CTIシステムと連携してコールセンター運営を効率化できるCRMもあります。「自社ではどのシステムと連携してCRMを活用したいのか」をあらかじめ考えておき、連携したいシステムに対応するCRMを選びましょう。
運用コストも含め、トータルで費用を比較
| 料金項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 初期費用 | 無料〜要問い合わせ 有料だと100,000円〜150,000円円程度 |
| 月額料金 | 1ユーザー1,000〜5,000円程度 |
CRMを導入する際は、初期費用と月額料金の大まかな水準を把握しておきましょう。初期費用は無料の製品もあれば、個別見積もりのみのサービスも多く、価格帯に幅があります。月額料金はユーザー課金が主流で、一般的には1ユーザーあたり1,000〜5,000円程度が目安です。
ただし、料金が相場より高くても、必要な機能が揃っていたりサポートが手厚かったりすれば、結果的に費用対効果が高い場合もあります。金額の安さだけに注目するのではなく、運用に必要な総コストや改善できる業務量も含めて比較することが大切です。
中小企業向けCRM導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った中小企業向けCRM(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
中小企業がCRMを導入する際の注意点
中小企業がCRM(顧客管理システム)を導入する際の注意点を2つ解説します。
CRM導入の注意点をチェック
- データ整備と運用ルールを適切に設計する
- 自社に合ったCRMツールを見極める
データ整備と運用ルールを適切に設計する
中小企業では、顧客データがExcelや複数ツールに分散しているケースが多く、重複や欠損を残したままCRMに移行するとデータ品質が低下し、分析精度や顧客管理に影響します。移行前のデータクレンジングに加え、入力項目・更新基準・記入ルールを明確化することで、運用の形骸化を防ぎ、CRM導入効果を持続できます。データ基盤の整備は導入後の改善サイクルにも直結します。
社内体制を整え、現場が使い続けられる環境を構築する
CRMはツール導入だけでは定着せず、社内体制の不備が失敗につながることが少なくありません。営業やカスタマーサポートなど現場部門を事前に巻き込み、入力負荷を抑える設定(自動化・テンプレート化)や継続的な改善プロセスを設計することが重要です。責任者を明確にし、導入後のサポートやトレーニングを確保することで、CRM運用の停滞を防ぎ、定着率を高められます。
BtoBマーケター
富家 翔平のコメント
例えば、失注理由の項目に「失注したため」など具体性のない回答を入力する担当者がいる状態では、CRMに必要なデータが溜まらず、効果的なマーケティング施策や営業戦略を立てられないでしょう。「導入したから使って」と伝えるだけではなく、コミュニケーションを通じて、営業とマーケターが共通の目的意識を持つことが重要です。
まとめ:CRM導入で、中小企業の顧客管理を効率化
今回は、中小企業向けの顧客管理システムを厳選して紹介しました。顧客管理システムを導入すれば、顧客管理を効率化できるだけでなく、生産性アップや顧客満足度の向上など、多くのメリットを享受できるでしょう。ただし、顧客管理システムの導入効果を得るには、コスト・機能ともに自社にマッチしたサービスを選ぶ必要があります。費用を比較し、自社に合った顧客管理システムの導入をおすすめします。
中小企業向けの顧客管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、中小企業向けのCRM選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った中小企業向けのCRMが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
中小企業におすすめのCRM(顧客管理システム)について、よくある質問に答えます。
無料の顧客管理システムは?
本記事で紹介した、「Zoho CRM」や「HubSpot」は無料プランが存在します。また「Salesforce Sales Cloud」では30日間の無料トライアル期間があります。別記事「無料で使えるおすすめCRM」では、無料プランや無料トライアルを提供するサービスを詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
個人事業主・小規模事業者におすすめのCRMは?
個人事業主・小規模事業者は予算が限られており、またさまざまな業務をほぼ全て1人で担うため、「顧客管理まで手が回らない」という方が大多数でしょう。そのため、比較的低価格や自身に合う料金体系を選べるCRMがおすすめです。
例えば無料プランがあり、有料プランでも比較的低価格から導入できる「HubSpot」や「ZohoCRM」がおすすめです。「個人事業主・小規模事業者におすすめのCRM」で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
クラウド型CRMと買い切り型CRMの違いは?
クラウド型CRMはクラウド上のシステムを利用し、CRMの運営企業が所有するサーバーにデータを保管します。そのため、CRMを利用者側はサーバーを契約したりシステムを保守したりする必要はありません。利用者はCRMを契約し、アカウントを発行してもらうだけなので、手間が少なく初期費用も抑えて手軽に導入できます。
一方、買い切り(オンプレミス)型CRMは、自社内のサーバーにCRMを設置する必要があります。費用形態がクラウド型CRMとは異なり、専用のサーバーを設置するため初期費用が高額です。またオンプレミス型CRMを導入する場合は、外部からのアクセスの必要可否やセキュリティ面を考慮する必要もあります。
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コニカミノルタジャパン株式会社にて、営業改革プロジェクト×マーケティング組織立ち上げを推進。マーケティング企画部 部長として、事業部・全社マーケティング組織の責任者を務めた。2023年秋より株式会社EVeMに参画。実践者のひとりとして、マーケティングに「マネジメントの力」を掛け合わせた成果創出に挑戦している。
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