個人事業主・小規模事業者向けのCRM(顧客管理ソフト)おすすめ9選
「顧客管理を効率化したい」「紙やExcelでの管理に限界を感じる」と悩む個人事業主や小規模事業者は少なくありません。近年はスマホで手軽に使える顧客管理アプリや、見積書・請求書作成に対応した多機能CRMなど、少人数のビジネスに適したツールが増えています。
本記事では、忙しい個人事業主の業務負担を軽減する厳選CRM(顧客管理ソフト)9選を紹介します。スマホ対応や無料で使えるサービスもあり、日々の業務を効率化したい小規模事業者・フリーランスに役立つ内容です。
- 個人事業主・小規模事業者がCRMを導入する必要性
- 個人事業主がCRM(顧客管理ソフト)を導入するメリット
- 個人事業主向けCRMの比較表
- 【無料プラン】個人事業主向け顧客管理アプリおすすめおすすめ3選
- 【価格が安い】個人事業主向け顧客管理アプリおすすめ4選
- 【独自の強みあり】その他個人事業主におすすめの顧客管理ソフト2選
- 個人事業主がCRM(顧客管理ソフト)を選ぶポイント
- まとめ:CRMの導入で個人事業主・小規模事業者の顧客管理を効率化
- よくある質問
個人事業主・小規模事業者がCRMを導入する必要性
個人事業主や小規模事業者は、多くの業務を一人または少人数で担っており、その負担は大きなものです。収入は案件の獲得状況や取引先の支払いタイミングに依存しやすく、支払い遅延や突発的な出費が資金繰りに悪影響を及ぼすことも。安定した収入を確保するためのキャッシュフロー管理が不可欠です。
また、営業活動や顧客対応、会計処理、マーケティング、在庫管理など、多岐にわたる業務を同時に進める必要があるため、作業の優先度が曖昧になりミスや遅延が発生しやすい状況にもなります。このような多忙な状況が続くことで、事業の成長に必要な戦略的な意思決定や新規事業の企画に時間を割く余裕がなくなるケースも少なくありません。
個人事業主が抱える課題を効率的に解決するためには、作業負荷を軽減しつつ業務全体を効率化できる適切なツールの導入が重要です。
個人事業主をサポートするCRMとは
CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客情報を一元管理し、効率的な業務運営を支援するシステムです。CRMを活用することで、取引先の情報を簡単に整理・検索でき、対応漏れや手作業によるミスを防ぎます。また、顧客データを活用したマーケティングや営業活動の効率化が図れるため、新規顧客の獲得やリピーターの育成にも役立ちます。
株式会社IDEATECHが発表した独自調査『2023年版 CRMツール利用実態と課題』によると、CRMを導入した事業者の47.5%が「業務プロセスの効率化」を実感し、40.6%が「受注/購買率の改善」を、35.1%が「受注/購買単価の改善」を挙げています。
企業や個人事業主がCRM(顧客管理ソフト)を導入し、蓄積した顧客データを活用することで、業務を効率化し、収益拡大につなげられる傾向にあると考えられます。
個人事業主がCRM(顧客管理ソフト)を導入するメリット
フリーランスがCRM(顧客管理ソフト)を導入するメリットは、主に次の2つです。
フリーランスのCRM導入メリット2つ
- システムに顧客情報が集約され、書類作成を効率化できる
- 蓄積された顧客情報をマーケティングに活用できる
システムに顧客情報が集約され、書類作成を効率化できる
従来は見積書や請求書を作成するたびに、担当者が手作業でデータを確認・転記しており、時間と手間がかかっていました。CRM上では顧客情報や取引履歴が整理されており、登録データをもとに書類の自動生成が可能です。顧客情報を選択するだけで、請求書や納品書を数クリックで作成できます。作業時間を短縮できるうえ、入力ミスの防止にもつながります。
また、定型作業を自動化することで事務負担を軽減し、担当者がより戦略的な業務に集中できる環境を整えられます。結果として、業務全体の生産性を高める効果が期待できます。
蓄積された顧客情報をマーケティングに活用できる
CRMに蓄積された顧客データは、営業やマーケティング活動の精度を高めるうえで有用です。顧客ごとの購入履歴や問い合わせ内容を分析することで、受注のタイミングや需要の傾向を把握できます。データに基づいたアプローチを行うことで、成約率を向上させることが可能です。
さらに、AI機能を搭載したCRMであれば、見込み顧客の抽出や分析を自動化できます。属人的な判断に依存せず、効果的な施策立案を支援します。加えて、潜在リピーターを特定し、最適なタイミングでアプローチすることも容易です。継続的な受注を生み出し、収益の安定化を実現します。
個人事業主向けCRMの比較表
個人事業主向けのCRMを比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、個人事業主におすすめのCRMをご確認ください。
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料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
8,800円/台
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月1,200円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月12,000円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月3,500円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月4,000円/ユーザ
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月34,800円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月20,000円~
初期費用 118,000円 |
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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案件管理機能
スケジュール管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
スマホアプリ(iOS)対応
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導入実績社数 200社 |
導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 世界15万社以上 |
導入実績社数 185業種、5,500社超 |
導入実績社数 250社、20,000ユーザー |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
顧客管理やカスタマーサービス、営業支援、コンテンツ管理、マーケティングなど豊富な機能を搭載し、すべての機能をアプリで利用可能です。アプリレポート更新と売上目標の進捗状況は、すべて自動化でき、大幅な業務効率化を実現します。直感的で見やすいダッシュボードでは、リアルタイムに営業活動を可視化できる仕組みです。
無料プランでは、CRMのほとんどの基本機能を利用できます。すべて初期費用は無料で、無料トライアルも用意されています。利用料金は、スタータープランが2ユーザーまで月額2,400円(税抜)です。
基本機能には、売り上げ予測、電話との連携、webフォームの作成など、マーケティングにおいても十分力を発揮します。多機能でありながら、直感的で使いやすい操作性のインターフェイスを採用し、アプリの操作性に優れている点もポイントです。
15日間の無料トライアルを提供後は、自動的に無料プランに移行します。無料プランでは、ほぼ全ての機能を使用可能です。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,680円(税抜)からです。
このクラウドサービスは、管理項目やレイアウトを自由にカスタマイズできるため、自社の業務に合わないツールを導入してしまうリスクを軽減できます。さらに、エクセルに似た操作感で設計されているため、初めてCRMを利用する人でも簡単に使い始めることが可能です。「エクセルを使った顧客管理に限界を感じている」「シンプルで直感的なツールを探している」という企業に最適です。
また、CTIとの接続機能も搭載しており、電話対応の効率化を図れます。顧客から電話がかかってくると、PC画面上に顧客の氏名や住所などの情報が表示されるため、迅速かつ適切な対応が可能です。費用を抑えつつ顧客対応をスムーズに行いたい企業にとって、Fullfreeは非常に魅力的な選択肢です。
FlexCRMの特徴的な機能として、顧客データの詳細な管理が挙げられます。顧客属性や購買履歴、ポイント情報を一元的に管理でき、個々の顧客に合わせたパーソナライズされたアプローチが可能です。
月額1,200円から利用可能な中規模事業に最適なスタンダードプランでは、顧客管理やグループウェアなどの基本機能に加え、データベース機能やGoogle Mapsの表示機能も具えています。さらに、メールサポートが含まれており、上位プランと一部同等の充実したサービスをリーズナブルな価格で利用できるのが特徴です。
さらに90日間も無料トライアルができ、トライアル終了後、自動的に課金されることはない点も安心です。
顧客とのコミュニケーションを取ると同時に、より正確な予測を立てられることが魅力。ビジネスが成長していく過程のなかでいつでも簡単にシステムのスケールアップが可能で、事業の成長につなげられるでしょう。
無料トライアルも用意されています。最も安いプランの利用料金は、1ユーザーあたり月額12,000円(税抜)です。
簡潔で分かりやすい予実管理が実現できます。一目で認識できるアクション管理機能、オンラインセールスに便利な機能など、運用者をサポートする機能が搭載され心強いです。
無料のトライアルを提供しており、初期費用は要問い合わせです。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,500円(税抜)からです。
使いやすさ見やすさにこだわり、業種・業態を選ばない汎用性の高さが特徴。顧客情報を中心としたデータ構造により、顧客情報に紐づく全ての情報が1画面で把握できます。
また、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、CSV入出力などのデータ連携機能も搭載。導入から定着まで専任担当者による充実したサポートが受けられる点もポイントです。
顧客管理や商談管理、活動報告やレポート管理などの基本機能に加え、OpenAIを使用したAIアシスタント機能やAPIによる外部システムとの連携なども搭載。またCTIシステムとも連携が可能なので、顧客から電話がかかると画面に顧客情報が自動表示され、迅速かつ適切な対応が可能になります。
初期費用は無料。利用料金は、10ユーザーまで月額28,000円(税抜)なので、複数人で利用したい個人事業主の方におすすめです。
シンプルな画面デザインで操作性がよく、初心者でも短時間で効率的に使用できます。また強力なセキュリティ機能に加え、プライバシーマークとISO認証を取得しているため、安心して個人情報を扱えます。
初期費用は要件によって異なるため、見積もりをとって確認しましょう。月額料金は1ユーザーあたり20,000円(税抜)から導入可能です。無償サポートも提供され、導入後も安心して運用ができます。
個人事業主向けのCRM(顧客管理ソフト)は、初期費用無料かつ月額1,000〜5,000円程度で利用できるものが多数存在します。例えばHubSpotやZoho CRM、FlexCRMなどは無料プランや低価格帯での提供があり、初期導入のハードルが低いのが特徴です。
一方で、SalesforceやSynergy!のように月額料金がやや高めであっても、拡張性やサポート体制、CTI連携など高機能性を備えたツールも多く、事業の成長を見越して選択肢に入れておくと安心です。
【無料プラン】個人事業主向け顧客管理アプリおすすめおすすめ3選
無料のCRMであれば、初期費用や月額料金が不要で導入しやすいです。顧客情報を一元管理でき、対応漏れを防いで業務を効率化できるため、事業開始時の導入にも適しています。
HubSpot
HubSpot CRMは、HubSpot Japan株式会社が提供する個人事業主向けの顧客管理アプリです。対応OSは、iOSとAndroidです。
顧客管理やカスタマーサービス、営業支援、コンテンツ管理、マーケティングなど豊富な機能を搭載し、すべての機能をアプリで利用可能です。アプリレポート更新と売上目標の進捗状況は、すべて自動化でき、大幅な業務効率化を実現します。直感的で見やすいダッシュボードでは、リアルタイムに営業活動を可視化できる仕組みです。
無料プランでは、CRMのほとんどの基本機能を利用できます。すべて初期費用は無料で、無料トライアルも用意されています。利用料金は、スタータープランが2ユーザーまで月額2,400円(税抜)です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供する個人事業主向けの顧客管理アプリです。対応OSは、iOSとAndroidです。低価格でCRMを導入したいという方におすすめで、業種や規模を問わずに導入できます。
基本機能には、売り上げ予測、電話との連携、webフォームの作成など、マーケティングにおいても十分力を発揮します。多機能でありながら、直感的で使いやすい操作性のインターフェイスを採用し、アプリの操作性に優れている点もポイントです。
15日間の無料トライアルを提供後は、自動的に無料プランに移行します。無料プランでは、ほぼ全ての機能を使用可能です。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,680円(税抜)からです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Fullfree
Fullfree(フルフリー)は、株式会社フリースタイルが提供する無料のCRMツールです。PRO版の有料プランもありますが、無料プランならホームページからダウンロードしてすぐに利用を開始でき、月額費用やカスタマイズ費用は一切かかりません。
このクラウドサービスは、管理項目やレイアウトを自由にカスタマイズできるため、自社の業務に合わないツールを導入してしまうリスクを軽減できます。さらに、エクセルに似た操作感で設計されているため、初めてCRMを利用する人でも簡単に使い始めることが可能です。「エクセルを使った顧客管理に限界を感じている」「シンプルで直感的なツールを探している」という企業に最適です。
また、CTIとの接続機能も搭載しており、電話対応の効率化を図れます。顧客から電話がかかってくると、PC画面上に顧客の氏名や住所などの情報が表示されるため、迅速かつ適切な対応が可能です。費用を抑えつつ顧客対応をスムーズに行いたい企業にとって、Fullfreeは非常に魅力的な選択肢です。
主な機能
【価格が安い】個人事業主向け顧客管理アプリおすすめ4選
月額料金が安いCRMは個人事業主にとって特に魅力的です。固定費を抑えながら、顧客情報の一元管理や業務効率化が実現できるため、限られた予算でも高い効果を得られます。
格安なフリーランス向けCRM4選
FlexCRM
FlexCRMは、株式会社G.FLEXが提供する顧客管理(CRM)とマーケティング機能を統合したCRMツールです。特に小売業や飲食業、サービス業など、幅広い業種での活用を想定しており、顧客情報の一元管理と、それを活用した効果的なマーケティング施策を支援します。
FlexCRMの特徴的な機能として、顧客データの詳細な管理が挙げられます。顧客属性や購買履歴、ポイント情報を一元的に管理でき、個々の顧客に合わせたパーソナライズされたアプローチが可能です。
月額1,200円から利用可能な中規模事業に最適なスタンダードプランでは、顧客管理やグループウェアなどの基本機能に加え、データベース機能やGoogle Mapsの表示機能も具えています。さらに、メールサポートが含まれており、上位プランと一部同等の充実したサービスをリーズナブルな価格で利用できるのが特徴です。
さらに90日間も無料トライアルができ、トライアル終了後、自動的に課金されることはない点も安心です。
主な機能
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する個人事業主向けの顧客管理アプリです。対応OSは、iOSとAndroidです。顧客管理機能以外にも、案件管理やリード管理、ワークフローなどを搭載しています。
顧客とのコミュニケーションを取ると同時に、より正確な予測を立てられることが魅力。ビジネスが成長していく過程のなかでいつでも簡単にシステムのスケールアップが可能で、事業の成長につなげられるでしょう。
無料トライアルも用意されています。最も安いプランの利用料金は、1ユーザーあたり月額12,000円(税抜)です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
esm(eセールスマネージャー)は、ソフトブレーン株式会社が提供する個人事業主向けの顧客管理アプリです。対応OSは、iOSとAndroidです。ダッシュボード画面の見やすさ、タイムラインの分かりやすさが魅力。
簡潔で分かりやすい予実管理が実現できます。一目で認識できるアクション管理機能、オンラインセールスに便利な機能など、運用者をサポートする機能が搭載され心強いです。
無料のトライアルを提供しており、初期費用は要問い合わせです。利用料金は、1ユーザーあたり月額1,500円(税抜)からです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
戦略箱ADVANCED
戦略箱ADVANCEDは、株式会社インフォファームが提供するCRMです。ロングセラーの純国産CRM/SFAで、10年以上の長期にわたり利用している企業も多数存在します。
使いやすさ見やすさにこだわり、業種・業態を選ばない汎用性の高さが特徴。顧客情報を中心としたデータ構造により、顧客情報に紐づく全ての情報が1画面で把握できます。
また、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、CSV入出力などのデータ連携機能も搭載。導入から定着まで専任担当者による充実したサポートが受けられる点もポイントです。
主な機能
【独自の強みあり】その他個人事業主におすすめの顧客管理ソフト2選
月額料金が安いだけでなく、独自の強みを持つCRMも個人事業主にとって注目すべき点です。本章では個人事業主におすすめの、独自の強みがある顧客管理ソフトを紹介します。
独自の強みがあるフリーランス向けCRM2選
GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供する個人事業主向けの顧客管理アプリです。対応OSは、iOSとAndroidです。わかりやすい設計で直感的に操作できるCRMで、多くの企業に導入されています。商談や顧客情報の管理をだれでも簡単に行える点が魅力。
顧客管理や商談管理、活動報告やレポート管理などの基本機能に加え、OpenAIを使用したAIアシスタント機能やAPIによる外部システムとの連携なども搭載。またCTIシステムとも連携が可能なので、顧客から電話がかかると画面に顧客情報が自動表示され、迅速かつ適切な対応が可能になります。
初期費用は無料。利用料金は、10ユーザーまで月額28,000円(税抜)なので、複数人で利用したい個人事業主の方におすすめです。
主な機能
Synergy!
Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が提供する国産クラウド型CRMシステムです。顧客情報の一元管理やクロスチャネルでのメッセージ配信やデータ分析までサポートし、企業のマーケティング活動を包括的に支援します。
シンプルな画面デザインで操作性がよく、初心者でも短時間で効率的に使用できます。また強力なセキュリティ機能に加え、プライバシーマークとISO認証を取得しているため、安心して個人情報を扱えます。
初期費用は要件によって異なるため、見積もりをとって確認しましょう。月額料金は1ユーザーあたり20,000円(税抜)から導入可能です。無償サポートも提供され、導入後も安心して運用ができます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
個人事業主がCRM(顧客管理ソフト)を選ぶポイント
顧客情報の整理やリピーター獲得を効率化するには、自分の業種や規模に合ったCRM選びが重要です。機能・コスト・使いやすさの観点から選定のポイントを解説します。
フリーランスのCRM選定ポイント5つ
- 予算に合った費用感か
- 業務に必要な機能は搭載しているか
- セキュリティ対策は十分か
- サポート体制は十分か
- 既存ツールとの連携はスムーズか
予算に合った費用感か
個人事業主がCRMを選ぶ際、初期費用は有料・無料の製品がありますが、多くのサービスで料金の詳細を公表しておらず、企業へ問い合わせて見積もりを相談するケースが多いです。一方、月額料金はユーザー数に応じた課金形式が一般的で、1ユーザーあたり約1,000円〜5,000円程度が相場です。
費用感を掴んだら、売上規模や取引件数に合わせて採算が取れるプランを試算しましょう。登録できる顧客数やデータ容量が取引量に見合うかを確認し、利用拡大で料金が急増しない製品を選ぶことが重要です。固定費が収益増につながるかを見極め、割引制度も併せて検討しましょう。
業務に必要な機能は搭載しているか
CRMを選ぶ際には自身の業務に必要な機能が搭載しているかを確認しましょう。また、将来的に必要な見込みがある機能も「プランをアップグレードすれば利用可能か」「オプションで利用可能か」なども確認しておくと安心です。
PRONIアイミツSaaSが2025年5月〜9月に実施した独自調査では、企業がCRMに求める機能(複数回答)として「顧客管理機能」が97%で最多でした。次いで「案件管理機能」(78%)、「スケジュール管理機能」(74%)が続き、顧客情報を軸に業務全体を一元的に把握・運用できる仕組みを重視する傾向が明らかになりました。
セキュリティ対策は十分か
CRMは顧客の機密情報を長期間にわたって一元管理するシステムであるため、セキュリティ対策の確認は必須です。単にアクセス制限があるかだけでなく、「データ通信と保存データそのものが暗号化される機能」があるかを必ず確認しましょう。
特にフリーランスの場合、クラウド型CRMが主流です。第三者からの不正アクセスを防ぐため、IPアドレスによるアクセス制限や二段階認証といったログイン時のセキュリティ機能の有無を重視してください。万が一の情報漏えいは事業の信頼に直結します。安心して運用できる対策が講じられているかを事前に確認しましょう。
サポート体制は十分か
CRM導入の成功は、導入後のスムーズな運用にかかっています。特にデジタルツールに不慣れな方は、導入後のサポート体制を重視しましょう。製品を選ぶ際は、サポートの対応範囲(操作方法のみか、設定代行も含むか)や対応時間(営業時間内か、24時間対応か)を具体的に確認しましょう。
一般的に、導入実績が多いCRMはマニュアルやFAQが充実し、サポート体制が整っている傾向があります。トラブル発生時に迅速に解決できる体制が整っているかが、継続的な事業運営を支える重要なポイントとなります。
既存ツールとの連携はスムーズか
個人事業主は会計や経理、スケジュール管理など、業務内容に応じて複数のツールを使い分ける傾向があります。CRMの導入効果を高めるには、顧客や案件情報を既存ツールと連携させ、手入力を最小限に抑えることが欠かせません。
利用中の会計ソフトや請求書サービス、スケジュール管理ツール(例:Googleカレンダー)、メールシステムがCRMと正式に連携できるかを確認しましょう。連携できない場合は、二重入力や転記ミスが生じやすく、効率化の効果が薄れます。特に、連携によって請求書作成や経理処理を自動化できるかは、費用対効果を見極めるうえで重要な判断基準です。
まとめ:CRMの導入で個人事業主・小規模事業者の顧客管理を効率化
今回は、個人事業主向けのCRM(顧客管理アプリ)・顧客管理ソフトを紹介しました。顧客管理ソフトの導入には初期費用だけでなく、月々の利用料金が発生します。小規模事業向けのCRMは、コストパフォーマンスを重視して選定しましょう。
数ある小規模な事業向けのCRMを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った小規模な事業向けのCRMが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
個人事業主向けのCRM(顧客管理ソフト)について、よくある質問に答えます。
エクセルのように操作できる、無料の顧客管理ソフトは?
エクセルのように操作できる、無料の顧客管理ソフトは「HubSpot」と「Zoho CRM」です。どちらのソフトも、顧客管理画面はエクセルとは異なるものの、シンプルな画面で操作しやすいです。
個人事業主が顧客管理ソフトを導入する際の注意点は?
個人事業主が顧客管理ソフトを導入する際の注意点は、できるだけリーズナブルなソフトを選ぶことです。なぜなら、顧客管理ソフトは効果を得られるまでに一定の時間を要し、一定期間運用するものだからです。また、対応するOSとデバイス(スマホ、タブレット)の確認もポイントです。
CTI連携できるおすすめの顧客管理ソフトは?
Salesforce Sales Cloud、Mazrica、HubSpot Sales、Zoho CRM、eセールスマネージャーRemix Cloud、GENIEE SFA/CRMなど、人気の顧客管理ソフトにはCTIシステムと連携可能なツールが多数揃っています。
CTI連携により、電話対応時に顧客情報が自動表示されるため、スムーズな対応が可能になり、業務効率化や顧客満足度向上に貢献します。電話対応を重視する企業には、こうしたCTI対応のCRMがおすすめです。
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