BtoC企業向けのCRMおすすめ10選!活用法や事例を紹介【2025年最新】
「顧客データを活用して売上を伸ばしたい」「リピーターを増やしたい」と考えるBtoC事業者にとって、CRMは欠かせないツール。EC・小売・飲食・美容・サブスクなど、業態ごとに顧客の行動は異なり、適切なアプローチが求められます。購買履歴を活かしたパーソナライズ施策や、リピーター向けの販促も、CRMを活用すれば効率的に実施できます。
本記事では、BtoC向けCRMの役割や選び方を解説し、おすすめツールを比較。活用事例や選び方のポイントも紹介するので、CRM(顧客管理システム)選びにぜひ役立ててください。
- BtoCでのCRM(顧客管理システム)の役割
- BtoCとBtoBにおけるCRM活用の違い
- BtoC向けCRMツールの選び方・比較方法
- BtoCでCRMツールを活用するときの注意点
- BtoC向けCRMツールの比較表
- 【2025年最新】BtoC向けCRMツールおすすめ10選
- BtoCにおける顧客データ(CRM)の活用事例
- まとめ:BtoC企業に特化したCRMで、利益拡大を狙おう
- よくある質問
BtoCでのCRM(顧客管理システム)の役割
CRMとは顧客情報を一元管理し、関係を構築・維持するために活用するシステムです。BtoCサービス向けのCRMには、基本情報に加え、お問い合わせや購入履歴、アクセスしたデバイスなど顧客に関する多様な情報を蓄積・管理できる機能があります。これらのデータを分析することで顧客のニーズを把握し、一人ひとりに合わせたアプローチが可能になります。
消費者のニーズは年々多様化し、利用するデバイスやチャネルも状況に応じて使い分けられるようになっています。こうした傾向をふまえると、BtoC向けCRMの役割は次の5つに整理できます。
| BtoCにおけるCRMの役割 | 内容 |
|---|---|
| 顧客情報の一元管理 | 顧客の行動を細かく把握し、購買促進へのアクションにつなげる |
| 顧客セグメンテーションの実施 | 属性や興味関心に応じたデータを抽出し、顧客ニーズに合わせたマーケティングを行う |
| 複数チャネルでのコミュニケーション管理 | 多種多様なチャネルの中から最適な販売チャネルを特定し、顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションを行う |
| 顧客のサポート | あらゆるチャネルからの問い合わせに対応し、顧客満足度の向上につなげる |
| 顧客ロイヤリティの向上 | 顧客との信頼関係を継続し、ファンやリピーターの創出につなげる |
CRMを活用することで、顧客とのコミュニケーション履歴や行動を管理できます。蓄積した情報を分析すれば、最適なチャネルやデバイス、タイミングで顧客と接点を持つことが可能です。結果として、顧客満足度の向上やリピーターの創出、収益拡大につながります。
BtoCにおけるCRM(顧客管理ツール)の必要性
2023年8月に経済産業省が発表した調査では、2022年の国内BtoCのEC市場規模は約22.7兆円に達し、前年よりも拡大しました。市場の拡大は消費者の購買行動がさらに多様化していることを示しており、それに対応するためにはより精度の高い顧客管理が求められます。
特にECサイトでは、パソコン・スマホ・アプリなど複数チャネルをまたぐ購買が増えています。こうした状況では顧客ごとの行動データを統合し、適切な施策につなげることが重要です。そのため多くのBtoC企業はCRMを導入し、データを一元管理して最適なチャネルやタイミングで顧客にアプローチしています。
BtoC市場が拡大するなか、CRMは顧客満足度の向上やリピーター獲得を実現するための不可欠な基盤となっています。特に競争の激しいECや小売、飲食、サービス業界では、CRMを活用して収益最大化を目指す企業が増えています。
BtoCとBtoBにおけるCRM活用の違い
BtoCとBtoBではCRMの使い方が大きく異なります。リード数や取引関係の特徴に応じて、活用目的や重視される機能が変わるのがポイントです
リード数の違い
BtoCは数万〜数百万規模のリードを対象します。そのため、CRMは膨大なデータを自動で管理・分析し、セグメントごとに最適な施策を実行します。BtoBはリード数が少ない分、1社ごとの商談履歴や担当者情報を詳細に管理し、長期的な関係構築に活用されます。
関係性の違い
BtoCは単価が低く取引も短期に終わるため、CRMはリピーター獲得や離脱防止に使われます。BtoBは単価が高く長期取引が多いため、リード段階から契約後まで一貫して接点を管理し、信頼関係を強化します。
活用目的の違い
BtoCでは顧客データを分析して最適なチャネルやタイミングでアプローチし、パーソナライズ施策を行うのが中心です。BtoBでは営業プロセスの可視化や案件管理に重点を置き、クロスセル・アップセルの機会創出に活かされます。
BtoC向けCRMツールの選び方・比較方法
BtoCサービス向けのCRMは種類が多いため、自社に合うツールを見極めることが重要です。必要な機能や操作性など、選定時に押さえるべきポイントを解説します。
BtoCサービスでおすすめのCRMを選ぶには
- 自社の目的に合う機能が備わっているか
- セグメント分析・レポート機能が充実しているか
- 直感的な操作で使いやすいUI/UXか
- カスタマーサポート・セキュリティ対策は万全か
自社の目的に合う機能が備わっているか
BtoC向けCRMを導入する際は、顧客との接点をどの段階で活用したいかを明確にすることが重要です。新規顧客の獲得を重視する場合は広告連携やマーケティングオートメーション、既存顧客のリピート促進を目的とする場合はメール・LINE配信、ポイント管理、クーポン配布などの販促機能が有効です。導入目的に合った機能を見極め、上位プランやオプションで拡張できるかも事前に確認しておきましょう。
BtoCに限らず、CRMでは顧客情報を軸に業務を一元化できる仕組みが求められています。PRONIアイミツSaaSが2025年5月〜9月に実施した独自調査では、企業がCRMに求める機能(複数回答)として「顧客管理機能」が97%で最多、「案件管理機能」(78%)、「スケジュール管理機能」(74%)が続きました。
セグメント分析・レポート機能が充実しているか
BtoCでは顧客数が多く、属性や行動の傾向も多様です。購買履歴や利用チャネルをもとに柔軟なセグメントを作成し、成果をレポートで可視化できるかが重要になります。分析結果を基に施策を素早く改善できるかは、CRMの分析機能に左右されます。導入を検討する際は、実際にデモ画面などで集計・出力の流れを確認しておくと良いでしょう。
直感的な操作で使いやすいUI/UXか
操作が複雑なCRMでは、コンテンツ作成や施策実行に時間がかかり、改善サイクルが遅れがちです。反対に直感的に操作できるツールであれば、担当者が自力で施策を設計・修正でき、スピード感を持ってPDCAを回せます。実際の画面を触ってみて「非エンジニアでも更新可能か」「操作にどれくらい時間がかかるか」を体験しておくと失敗が少なくなります。
カスタマーサポート・セキュリティ対策は万全か
CRMは導入後に運用が続くため、導入支援やトレーニング、トラブル対応などサポートの有無は成果に直結します。自社に詳しい人材がいない場合は特に、どこまで支援してくれるのかを事前に確認しておくことが重要です。また顧客情報を扱う以上、セキュリティも欠かせません。認証方式やデータ管理体制について提供企業に具体的に確認し、安心して長く使える体制があるかを見極めましょう。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRM(顧客管理ツール)選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
BtoCでCRMツールを活用するときの注意点
BtoCサービスでCRMを活用する際には3つの注意点があります。確認を怠ると効率化が進まず、導入がかえって非効率になる恐れもあるため、注意が必要です。
CRM活用の注意点3つ
- 導入目的を明確にする
- 施策効果を検証し、改善する
- 柔軟なカスタマイズ機能
導入目的を明確にする
BtoC向けCRM(顧客管理ツール)を導入する際は、まず目的を明確にしましょう。例えば「お客様へのメールを改善したい」など、自社にあった目的設定が大切です。目的が明確であれば、CRM導入後の効果を振り返りやすくなります。
施策効果を検証し、改善する
CRM施策を実行したときは、どのような施策でも効果を検証しておきましょう。施策を実行していくと、効果が出るものと出ないものがあります。効果を検証したデータを集めて分析することで、より効果的なCRM施策の実行が可能です。
柔軟なカスタマイズ機能
企業によってCRM(顧客管理ツール)を導入する目的が異なるため、自社に応じたカスタマイズができないと、せっかくのツールも無用の長物になります。また、消費者のニーズは日々変化するので、応え続けるためには柔軟にカスタマイズできるCRMかどうか確認しておきましょう。
BtoC向けCRMツールの比較表
BtoC向けの主要CRMツールを、料金、機能、導入実績という3つの視点で比較しました。ECや小売、飲食、サブスク業界に適したおすすめ製品を厳選してお届けします。
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料金
月12,000円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月34,800円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月60,000円~
初期費用 要問合せ |
料金
月20,000円~
初期費用 118,000円 |
料金
月85$/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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顧客管理機能
案件管理機能
メール一斉配信
LINEメッセージ配信機能
アンケート作成機能
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導入実績社数 世界15万社以上 |
導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 200社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 600社以上(2023年5月) |
導入実績社数 800社 |
導入実績社数 900社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
AIを活用して営業活動を自動化し、販売スピードを向上させることが強みの一つ。また、顧客データプラットフォームと統合されたツールにより、売上予測の精度を高めることも可能です。
使える機能によってさらに複数プランが用意されている料金体系で、BtoC事業者におすすめです。
世界で25万社以上が導入しており、初期費用が無料、永久無料の無料プラン有りと圧倒的な低コストを実現しています。使いやすい操作性のインターフェイスなので初めての人でも簡単に操作可能です。
また、顧客の基本情報や商談履歴や提案書などの関連情報に至るまで、すべての情報を一元管理・共有できるので営業プロセスの可視化を促進し、業務効率向上を促します。
特徴は顧客情報の管理だけでなく、さまざまな業務に役立つことです。見やすいダッシュボードでリアルタイムで営業パイプラインを可視化し、営業チームの活動に関する詳細なレポートで成果目標の達成に貢献します。最大100万の従業員数を登録可能で、ユーザー数、ストレージ容量は無制限です。
また、業務自動化ツールによる時間節約や2,000万社を超える登録企業のデータによって潜在顧客へのアプローチにつなげることができます。
大手SFAのおよそ1/3のコストで多彩な機能を実現し、項目設定もデータ移行も簡単に実行できるのも大きな魅力のひとつです。営業活動を可視化し、営業力や生産性を向上させ、さまざまな営業課題を解決します。
スピーディーな初期設定で簡単にパーソナライズ配信が実行できるのが特徴で、大量配信はもちろん、クロスチャネルでのシナリオ配信にも対応しています。
また、顧客の行動ログを解析し、分断データを統合することで顧客の理解度を高められます。さらに顧客状況に合わせたコミュニケーションを即座に実行することで、満足度の高い顧客体験を実現。ノーコードで直感的に管理・更新できるサイト管理システムも魅力のひとつです。
データから顧客を感じる進化した顧客実感型CRMで、累計800社以上が導入しておりマーケティングオートメーション国内2位の実績があります。データ統合、セグメント、分析、アクションなどをノーコードで実行できます。ボタンひとつでデータ確認ができ、簡単に顧客分析が行えます。
一人ひとりの行動や感情の変化の把握・分析が可能で、データから顧客と対話する顧客実感を実現するマーケティングプラットフォームです。
リピーター数増加、LTVの向上を実現するCRMで、800社以上が導入し、EC通販導入企業数No.1の業績があります。日本国内のECカートや基幹システムとの自動連携にほぼ対応しているので追加のシステム開発不要ですぐに導入できます。
また、結果検証や顧客分析、改善施策の機能などEC通販システムとの自動連携機能も用意されています。加えて、ニーズに合わせたデータ分析や、デザイン設計など豊富な機能を搭載しています。
集客、顧客情報の統合・一元化、クロスチャネル・メッセージング、分析まで、マーケティング課題を解決するソリューションがあらゆる活動を支えます。操作性抜群のシンプルな画面デザインはマニュアル不要でスムーズかつ効率的に使用可能。細やかな権限設定・操作ログ・強制ログオフ・二重ログイン検知などが利用できる堅牢なセキュリティを備えています。
顧客満足度80%の充実サポートの無料サポートセンターも完備しており、ニーズに合わせたプラン、設定を提案する活動支援サービスも利用可能です。
CRMツールの数々の難題を排除して、データ入力時間を2000時間減少させるなど多数の実績をあげています。
既存ツールと連携させてすぐに使用が可能で、顧客情報を自動的に取得し関連性を迅速にキャッチします。顧客のイメージを把握できる高い精度の顧客経験が顧客満足度向上を促進します。
CRMや基幹システムとのAPI連携により、データを一元管理しながら、効率的な運用が行えます。対象業種は人材、教育、不動産、クリニック、EC、小売、旅行など多岐にわたり、業界特有のニーズにも対応。専任チームによる手厚い導入・運用サポートも特長で、LINE活用に不慣れな企業でも安心して導入できます。
Salesforce、HubSpot CRM、Zoho CRMはいずれも世界中で数十万社に導入されており、高いシェアを誇る信頼性の高いCRMです。BtoC企業においては、多数の顧客情報を一元管理し、パーソナライズされた対応やマーケティング施策を行える点がメリットです。大規模な利用実績と継続的な機能改善により、業種や規模を問わず導入しやすく、BtoC企業にも安心して利用されています。
【2025年最新】BtoC向けCRMツールおすすめ10選
2025年現在、おすすめのBtoC向けCRMを紹介します。各システムの強みや特徴を比較しながらご検討ください。
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世界トップシェアを誇るSalesforceのCRMツールSalesforce Sales Cloud
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世界25万社で導入!無料で導入できる人気ツールZoho CRM
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GPT-4標準搭載!国産SFA/CRM初のAIアシスタントGENIEE SFA/CRM
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分析〜配信まで完結!顧客体験を最大化KARTE
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導入900社以上!EC通販向けCRM/MAツールうちでのこづち
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必要機能を選んで導入!低コストで使える国産CRMSynergy!
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世界中で数百万ユーザーに選ばれるCRMプラットフォームSugarCRM
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AIセグメンテーションで配信最適化を実現Mico Engage AI
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する世界的にも有名なAI搭載型CRM(顧客管理ツール)です。
AIを活用して営業活動を自動化し、販売スピードを向上させることが強みの一つ。また、顧客データプラットフォームと統合されたツールにより、売上予測の精度を高めることも可能です。
使える機能によってさらに複数プランが用意されている料金体系で、BtoC事業者におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供するBtoB・BtoC対応のCRM(顧客管理ツール)です。
世界で25万社以上が導入しており、初期費用が無料、永久無料の無料プラン有りと圧倒的な低コストを実現しています。使いやすい操作性のインターフェイスなので初めての人でも簡単に操作可能です。
また、顧客の基本情報や商談履歴や提案書などの関連情報に至るまで、すべての情報を一元管理・共有できるので営業プロセスの可視化を促進し、業務効率向上を促します。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
HubSpot
HubSpot CRMは、HubSpot Japan株式会社が提供するCRM(顧客管理ツール)です。
特徴は顧客情報の管理だけでなく、さまざまな業務に役立つことです。見やすいダッシュボードでリアルタイムで営業パイプラインを可視化し、営業チームの活動に関する詳細なレポートで成果目標の達成に貢献します。最大100万の従業員数を登録可能で、ユーザー数、ストレージ容量は無制限です。
また、業務自動化ツールによる時間節約や2,000万社を超える登録企業のデータによって潜在顧客へのアプローチにつなげることができます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供するCRM機能をかねそなえた国産のCRMです。親しみやすいシンプルな画面で、データの入力や分析などの操作ができ、商談から顧客の管理まで簡単に行えるため、BtoCビジネスにおすすめです。
大手SFAのおよそ1/3のコストで多彩な機能を実現し、項目設定もデータ移行も簡単に実行できるのも大きな魅力のひとつです。営業活動を可視化し、営業力や生産性を向上させ、さまざまな営業課題を解決します。
主な機能
KARTE
KARTEは、株式会社プレイドが提供するMA(マーケティングオートメーション)機能に特化したCRM(顧客管理ツール)です。
スピーディーな初期設定で簡単にパーソナライズ配信が実行できるのが特徴で、大量配信はもちろん、クロスチャネルでのシナリオ配信にも対応しています。
また、顧客の行動ログを解析し、分断データを統合することで顧客の理解度を高められます。さらに顧客状況に合わせたコミュニケーションを即座に実行することで、満足度の高い顧客体験を実現。ノーコードで直感的に管理・更新できるサイト管理システムも魅力のひとつです。
主な機能
Customer Rings
Customer Rings(カスタマーリングス)は、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するCRM(顧客管理ツール)です。
データから顧客を感じる進化した顧客実感型CRMで、累計800社以上が導入しておりマーケティングオートメーション国内2位の実績があります。データ統合、セグメント、分析、アクションなどをノーコードで実行できます。ボタンひとつでデータ確認ができ、簡単に顧客分析が行えます。
一人ひとりの行動や感情の変化の把握・分析が可能で、データから顧客と対話する顧客実感を実現するマーケティングプラットフォームです。
主な機能
うちでのこづち
うちでのこづちは、株式会社E-Grantが提供するECに特化したCRM(顧客管理ツール)です。
リピーター数増加、LTVの向上を実現するCRMで、800社以上が導入し、EC通販導入企業数No.1の業績があります。日本国内のECカートや基幹システムとの自動連携にほぼ対応しているので追加のシステム開発不要ですぐに導入できます。
また、結果検証や顧客分析、改善施策の機能などEC通販システムとの自動連携機能も用意されています。加えて、ニーズに合わせたデータ分析や、デザイン設計など豊富な機能を搭載しています。
主な機能
Synergy!
Synergy!とは、シナジーマーケティング株式会社が提供する国産CRM(顧客管理ツール)です。本当に必要な機能だけを厳選搭載した成果につながるクラウドベースのシステムで、ITreviewのCRM部門、MA部門でLeader章受章(CRM部門では6回連続)した実績があります。
集客、顧客情報の統合・一元化、クロスチャネル・メッセージング、分析まで、マーケティング課題を解決するソリューションがあらゆる活動を支えます。操作性抜群のシンプルな画面デザインはマニュアル不要でスムーズかつ効率的に使用可能。細やかな権限設定・操作ログ・強制ログオフ・二重ログイン検知などが利用できる堅牢なセキュリティを備えています。
顧客満足度80%の充実サポートの無料サポートセンターも完備しており、ニーズに合わせたプラン、設定を提案する活動支援サービスも利用可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
SugarCRM
SugarCRMは、SugarCRM Inc.が提供するCRM(顧客管理ツール)です。Software ReviewsのCRM評価でNo.1の評価を得た、多くの企業に利用されているCRMツールです。
CRMツールの数々の難題を排除して、データ入力時間を2000時間減少させるなど多数の実績をあげています。
既存ツールと連携させてすぐに使用が可能で、顧客情報を自動的に取得し関連性を迅速にキャッチします。顧客のイメージを把握できる高い精度の顧客経験が顧客満足度向上を促進します。
主な機能
Mico Engage AI
Mico Engage AIは、株式会社Micoが提供するLINE公式アカウントを活用したBtoC向けのCRMです。顧客の行動ログや属性データをもとに、最適なメッセージ配信やシナリオ設計が可能で、個別対応のような一貫した顧客コミュニケーションを実現します。
CRMや基幹システムとのAPI連携により、データを一元管理しながら、効率的な運用が行えます。対象業種は人材、教育、不動産、クリニック、EC、小売、旅行など多岐にわたり、業界特有のニーズにも対応。専任チームによる手厚い導入・運用サポートも特長で、LINE活用に不慣れな企業でも安心して導入できます。
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめのCRM(顧客管理ツール)を詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRM(顧客管理ツール)選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
BtoCにおける顧客データ(CRM)の活用事例
BtoCサービスにおいて、CRMと導入して成功した事例を3つご紹介します。
事例①高度な分析で、きめ細かなサービスの提供を実現
国内に複数店舗に展開するコーヒー専門店は、スタンプカードを運用してはいるものの顧客情報や来店頻度、購入商品は接客するスタッフしか把握ができていませんでした。また、オンラインショップと実店舗両方を利用する顧客情報も把握できておらず、顧客のニーズに合ったサービスを提供できていないことも課題でした。
CRM搭載型の「STORES ブランドアプリ」を導入したことで顧客の来店頻度や購買履歴の取得、分析が可能になり、きめ細かなサービスの提供を実現できるようになりました。また、常連客からは「スタンプカードを持ち歩かなくて便利になった」と好評ということです。新規の顧客にもアプリのダウンロードを推進するなど、顧客のロイヤル化にも役立ています。
事例②顧客がリピートする仕組みを構築し、稼働人数が前年比130%を達成
婦人服を中心とした衣料品、インテリア雑貨をインターネットやカタログで販売する大手企業は、2017年に立ち上げたアパレルECサイトは当初、顧客がリピートする仕組みが出来上がっていないことが課題でした。
そこで、CRM「うちでのこづち」を導入し、ステップメール配信で顧客がリピートする仕組みを構築。また、未稼働の顧客を抽出し、ポイント付与する施策を講じました。さらにCRMでの分析結果をもとに、リピート率と顧客単価が高いインナー未稼働の顧客にインナー用のクーポンを付与する取り組みを実施。顧客の状況に合わせて施策を使い分けることで、顧客の稼働人数が前年比130%を超える結果を実現しました。
事例③人材マッチング情報の可視化でスムーズな情報管理を実現
リラクゼーション・エステなどの領域に特化した人材紹介業を行っている企業では、求職者の情報と企業側の情報をスプレッドシートで管理していました。スプレッドシート管理は情報を整理するのが難しく、誤ってデータ削除してしまうなどの人為的なミスも起きやすい状況でした。
そこで、直観的な操作で動かせる、「GENIEE SFA/CRM」を導入。求職者を商談、人材募集中の企業を見込み客として設定し、チャットワークと連携させ採用状況を担当者に通知が届くようにしました。人材マッチング情報を可視化されたため、スムーズな情報管理が可能に。求職者と企業の情報をきめ細かく管理ができるようになり、求職者の採用決定率が飛躍的に上昇しました。
まとめ:BtoC企業に特化したCRMで、利益拡大を狙おう
BtoC向けCRMを導入し顧客管理を最適化することで、顧客データの分析や販売戦略の立案に活かすことができます。顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションを行って、顧客満足度の向上や、リピーターの創出、収益の拡大につなげていきましょう。
数あるBtoC向けCRMを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったBtoC向けCRMが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
CRM・SFA・MAの違いは?
MAツール(マーケティングオートメーション)はマーケティング活動を自動化するツールで、メールマーケティングやリード獲得、リードナーチャリングの効率化を図ります。マーケティングキャンペーンの実施や効果測定が容易になり、見込み客を顧客へ育成することを目的としています。
SFAとは営業活動の自動化・効率化をサポートするツールで、営業プロセスを管理します。商談の進捗管理や営業案件の見える化、営業チームのパフォーマンス分析を行い、営業活動の最適化を目的としたツールです。
それぞれ目的や機能が異なるものの、連携することで企業はマーケティングや営業活動をより効果的に行うことができます。自社の課題や目的に合わせて、最適なツールを活用しましょう。
BtoCとBtoBの違いは?
BtoCとBtoBはビジネスモデルの違いにより、顧客管理をする上でさまざまな違いがあります。決裁者の概念や顧客数の違いなど、具体的な3つの違いを解説します。
| BtoBとBtoCの違い | BtoCサービス | BtoBサービス |
|---|---|---|
| 決済者 | 使用者本人(1人〜2人) | 上長など(複数人) |
| 意思決定スピード | 短い | 長い |
| 顧客数 | 多い | 少ない(1企業、1組織) |
BtoCサービスは決済者と使用者が同じであり、1〜2人程度であることが大半です。また、意思決定スピードも短く、場合によっては即決でボタンを押して購入するケースも。さらに顧客が個人のため、顧客総数は数千〜数百万人にのぼります。
一方BtoBサービスの場合、商品の決済者と使用者は異なり、購入の意思決定に関わる人数が多いです。また担当者が情報を集め、商品を比較検討し、社内で承認を得る必要があるため、意思決定期間は長くなる傾向です。意思決定スピードの違いなども考慮した上でCRM施策を行なっていきましょう。
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