【2023年最新】BtoC向けおすすめCRMツール10選を比較
消費者のニーズも日々変化しているため、特にBtoCの分野ではCRMを用いた消費者理解がとても大切です。しかし、CRMツールといってもさまざまな種類があり、よくわからないという方も多いでしょう。当記事では、おすすめのBtoC向けCRMツールを10個紹介するとともに、CRMの選び方のポイントも解説します。

アイミツコンシェルジュ 中村
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- BtoCでのCRMの役割
- BtoCサービスでのCRM活用の注意点
- 【比較表】BtoC向けおすすめCRM
- BtoC向けおすすめCRM10選
- BtoBとBtoCの違い
- BtoCサービスでのCRMの選び方
- BtoC向けCRMまとめ
BtoCでのCRMの役割
CRMツールを導入するにあたって、どのような役割を果たすかどうか認識する必要があります。そこでここからは、顧客の動きの確認やデータ活用など、BtoCでのCRMツールの役割を3つ紹介します。
顧客の動きを細かく確認できる
まずは、顧客の動きを細かく確認できることです。BtoBでのCRMツールは、主に顧客を管理するツールとしてよく使われます。一方で、BtoCでのCRMツールは顧客とのやりとりすべてを記録することで、顧客の動きを細かく確認するために使われます。
収集した情報をもとに、お客様に対してアクションをすることで購買促進につながります。このように現代の多様化した顧客のニーズに応えていくためには、現場の店舗のみならずサポートセンターやEC事業などの組織全体で顧客情報を収集し、アプローチをする必要があります。
最適な販売チャネルを取れる
BtoCでCRMツールを活用すると、最適な販売チャネルが取れます。顧客が商品を購入するチャネルはひとつではありません。販売チャネルには、店舗での購入やインターネットでの購入、メールから流入してインターネットでの購入など他にもたくさんあります。
どの販売チャネルが最適化は顧客によって異なります。そこで、CRMツールで顧客の情報を細かく集め分析することで、どの販売チャネルが最適かが見えてきます。
このように、BtoCのCRMツールでは顧客をトラッキングした情報をもとに最適な販売チャネルを取ることが可能になります。
データの活用が進む
BtoC向けCRMツールを導入すると、データの活用が進みます。CRMツールで顧客から収集したデータを活用することでさまざまなことができます。
例えば、データを活用したマーケティング、顧客にパーソナライズした商品の提供、売れ行き不振の商品の改善など多くのことが可能です。このように、CRMツールでデータを活用することで、利益を向上させることはもちろんながら、損失回避にもつながります。
BtoCサービスでのCRM活用の注意点
BtoCサービスでCRMツールを活用する上で、3つ注意点があります。注意点の確認を怠ると、CRMツールを導入しても効率化が進まず、むしろ非効率になるということも想定されるため、注意して導入を検討してください。
目的の明確化
BtoC向けCRMツールを導入する際は、まず目的を明確にしましょう。例えば、まずお客様に送信するメールを改善するために導入するなど、自社にあった目的を設定することが大切です。
漠然と施策を実行するだけでは、CRMツールを導入した意味があるのか、見当がつきません。一方で、CRMツールを活用する目的を明確にしておくと、導入して効果があったのかなど、振り返りを適切に行えます。
効果検証
CRM施策を実行したときは、どのような施策であれ効果を検証しておきましょう。
施策を実行していくと、効果が出るものと出ないものがあると思います。効果を検証しなければ、次の施策に活かすことができません。効果を検証したデータを集積し、分析することでより効果的なCRM施策の実行が可能です。
カスタマイズ性
カスタマイズ性も、BtoC向けCRMツールを導入する上で重視するべき点です。なぜなら、企業によってCRMツールを導入する目的が異なるため、自社に応じたカスタマイズができないと、せっかくのツールが無用の長物になるからです。
また、消費者のニーズは日々変わっていくものなので、応え続けるためにはCRMシステムをカスタマイズしていく必要があります。そのため、BtoC向けCRMツールを導入する際は、カスタマイズ性を重視しましょう。
【比較表】BtoC向けおすすめCRM
ここからはBtoC向けおすすめCRMを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するCRMでアイミツSaaSがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、CRM選びの参考にしてください。
BtoC向けおすすめCRM10選
BtoC向けCRMツールの役割や、どのように選べばいいかがわかっても、実際どのCRMツールを導入すればいいのかわからないという方も多いことと思います。そこでここからは、比較表を交えて具体的な機能を解説しながら、BtoC事業者におすすめなCRMツールを10個紹介します。
Salesforce Sales Cloud
Salesforce Sales Cloudは、世界的にも有名なCRMツールのひとつです。管理業務を自動化し、リードの管理をより効果的にすることで、パイプラインの把握の正確化を実現します。
1ユーザー3,000円/月のEssentialsプランや1ユーザー1ユーザー9,000円/月のProfessionalプランなど多数のプランから選択できます。また、小規模からスタートでき、成長過程でニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能なため、BtoC事業者におすすめです。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 画面や操作が分かりやすく、管理しやすい。内容を共有しやすく、全社で効率よく活用出来ている。サポートもしっかりしていて、操作の確認もでき運用面が効率よく出来ている。
- サポートがしっかりしていて、初心者でも安心して使えるところ。また、自分が教える立場になっても教えやすくて良い。

ちきゅうは、CRM機能をかねそなえた国産のSFAです。親しみやすいシンプルな画面で、データの入力や分析などの操作ができ、商談から顧客の管理まで簡単に行えるため、BtoCビジネスにおすすめです。
大手SFAのおよそ1/3のコストで多彩な機能を実現し、項目設定もデータ移行も簡単に実行できるのも大きな魅力のひとつです。営業活動を可視化し、営業力や生産性を向上させ、さまざまな営業課題を解決します。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 名刺管理機能
- 案件管理機能
- スケジュール管理機能

HubSpot CRMは、顧客情報の管理だけでないさまざまな業務に役立つCRMツールです。見やすいダッシュボードでリアルタイムで営業パイプラインを可視化します。
営業チームの活動に関する詳細なレポートで成果目標の達成に貢献します。最大100万の従業員数を登録可能で、ユーザー数、ストレージ容量は無制限です。
また、業務自動化ツールによる時間節約や2,000万社を超える登録企業のデータによって潜在顧客へのアプローチにつなげることができます。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- リードのタグ設定
- サポート体制も整っており、初めての利用もスムーズに行えます。返信も早く即座に対応できるのと、操作自体も難しくないので便利です。
- 説明書がなくても使いやすく、初心者の方でも安心して、使用できるところが良いと感じました。また、特に困ることも無かったです。

Zoho CRMは、世界で25万社以上が導入しているBtoB・BtoC対応のCRMツールです。初期費用0円なだけでなく、永久無料の無料プランもあり圧倒的な低コストを実現しています。
使いやすい操作性のインターフェイスなので初めての人でも簡単に操作ができます。
また、顧客の基本情報や商談履歴や提案書などの関連情報に至るまで、すべての情報を一元管理・共有できるので営業プロセスの可視化を促進し、業務効率向上を促します。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- とても使いやすかったと思いました。 SFA/CRMを導入することになり色々迷ってはいましたが、とても使いやすくこれにしてよかったです。
- 画面が直感的で、説明書が無くても使えるところが非常に良いです。SFA/CRMを使うのは初めてだっだのですが、特に困ることなく利用することが出来ました。初心者の方にも本当にオススメですね!
SugerCRMは、Software ReviewsのCRM評価でN0.1の評価を得た、多くの企業に利用されているCRMツールです。CRMツールの数々の難題を排除して、データ入力時間を2000時間減少させるなど多数の実績をあげています。
既存ツールと連携させてすぐに使用が可能で、顧客情報を自動的に取得し関連性を迅速にキャッチします。顧客のイメージを把握できる高い精度の顧客経験が顧客満足度向上を促進します。
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 案件管理機能
- スケジュール管理機能
- リードスコアリング機能
- 電話サポートあり

SHOP FORCEは、アプリ開発から顧客の管理、マーケティングオートメーションまで一気通貫して管理できる店舗向けCRMツールです。
飲食店・アパレル・小売店・美容院・ドラッグなどさまざまなBtoCビジネスでの導入実績があり、店舗向けCRMツール顧客満足度No.1、継続率98.4%の高い評価を受けています。
顧客情報の保存・表示や購入情報・アプリの費用対効果の管理、把握など多くの機能が利用できます。
- クラウド(SaaS)
- ダッシュボード機能
- リードナーチャリング機能
- データのインポート機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- Pマーク
- Windows対応
- はじめてでも直感で使えるので、新人研修の時間短縮にも役に立っており、時間効率UPになり感謝しています。
- 前は他のシステムを使っていましたが、自分としては使いづらかったので、このSFA/CRMは、とても使いやすく不満がないので満足です。

FormFactoryは、会員情報収集・データ管理・メール配信・効果測定をひとつのプラットフォームでできる万能なCRMツールです。高額なソフトウェア、専門的な知識は必要なく、簡単に操作ができます。
項目設定、データ管理の柔軟性が高く、豊富なデザインテンプレート、デザインエディタ機能でフォーム、アンケートも簡単に自由度の高いデザイン作成ができます。
- 不明な点があってもすぐに解消できることから大変助かる。サポート体制がバッチリで、とても助かっています。
- とにかく使いやすいの一言に限る。初めて導入するSFA/CRMだったのでどう使えばいいのかも手探り状態であった。その中でも画面配置がよく、覚えたり考えたりすることなく直感で使いこなせるのはいいと思った。
Customer Rings(カスタマーリングス)
Customer Ringsは、データから顧客を感じる進化した顧客実感型CRMツールです。累計600社以上が導入しており、マーケティングオートメーション国内2位の実績があります。
データ統合、セグメント、分析、アクションなどをノーコードで実行できます。ボタン一つでデータ確認ができ、簡単に顧客分析が行えます。
1人1人の行動や感情の変化の把握・分析が可能で、データから顧客と対話する顧客実感を実現するマーケティングプラットフォームです。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
- データのインポート機能

LTV-Lab for futureshopは、LTV(顧客生涯価値)の最大化を可能にするCRMツールです。通販企業500店舗以上の導入実績があり、多くの方に利用されています。
ショップの顧客を可視化、リピート率分析、無制限のステップメール設定、カートシステムと自動連携などを駆使してLTV最大化プログラムを実行してメール販促につなげます。
また、既存のカートシステム、基幹システム、モールデータなどとの連携導入など多くの機能が利用可能です。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- LINEメッセージ配信機能
- データのインポート機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり

うちでのこづちは、リピーター数増加、LTVの向上を実現するCRMツールです。650社以上が導入し、EC通販導入企業数No.1の業績があり、多くの方に利用されています。
日本国内のECカートや基幹システムとの自動連携にほぼ対応しているので追加のシステム開発不要ですぐに導入できます。また、結果検証や顧客分析、改善施策の機能などEC通販システムとの自動連携機能を用意してます。
さらに、ニーズに合わせたデータ分析や、デザイン設計など豊富な機能を搭載しています。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- スケジュール管理機能
- リードナーチャリング機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
- アンケート作成機能
BtoBとBtoCの違い
BtoBとBtoCはビジネスモデルの違いに起因して、顧客管理をする上で、さまざまな違いが生まれます。決裁者の概念や顧客数の違いなど、具体的な3つの違いを解説します。
決済者と使用者の違い
まずは、決済者と使用者の違いです。BtoCの場合、決済者と使用者は同じであることが多いです。そのため、BtoCだと購入の決断は使用する人の興味・関心に影響される可能性が高いです。
一方で、BtoBの場合、商品の決済者と実際に商品を使う使用者は異なることが多いです。BtoBでは、決裁者の意向が意思決定に大きく関わるため、使用者の意向の大切さはBtoCに比べて劣ります。
意思決定スピードの違い
次に、意思決定スピードの違いです。BtoCの場合、意思決定スピードは短いことが多いです。場合によっては、即決でボタンを押して購入する場合もあります。
一方で、BtoBの場合、購入の意思決定に関わる人数が多いです。例えば、実際に担当者が情報を集め、商品を検討し、社内で承認を得るなどスピード感に欠けます。
そのため、意思決定スピードの違いなども考慮した上でCRM施策を行なっていきましょう。
顧客数の違い
最後に、顧客数の違いです。BtoCの場合は、顧客が個人なので数千〜数百万人にもなります。そのため、BtoCでは管理すべき顧客数が多くなります。
一方で、BtoBの場合は顧客が企業なため、対個人のビジネスに比べて顧客管理にかかる工数は減ります。
BtoCサービスでのCRMの選び方
BtoCサービス向けのCRMは数多くあります。そのため、自社にあったCRMを選ぶ必要があります。ここからは、必要な機能や操作性の観点など、BtoCサービスでCRMを選ぶために必要な考え方を紹介します。
必要な機能があるか
CRMツールを導入する際は、必要な機能があるか確認しましょう。先ほどご紹介したように、BtoCサービスのCRMはたくさんあります。それぞれ異なる機能を持っているため、機能性の確認をせずに購入すると、自社で必要としている機能が搭載されていない可能性があります。
そのため、CRMを活用する目的を明確にし、目的を果たすためにはどの機能が必要かを考え確認した上でCRMを選ぶようにしましょう。
柔軟な分析が可能か
柔軟な分析が可能かどうかも、CRMツールを導入する際に重要になります。BtoCは顧客の数が多く、顧客の数だけニーズや顧客の傾向があるからです。
ひとりひとりのニーズに応えていくには、顧客をトラッキングして収集したデータを活かして、何が求められているかを分析する必要があります。分析をどれだけ柔軟にできるか次第で、CRM施策の質や改善の精度が変わってきます。
そのため、CRMツールを選ぶ際は、柔軟な分析ができるかも確認しておきましょう。
操作性が高いか
操作性の高さもCRMツール選定において注意すべきポイントです。操作性が高く簡単にコンテンツを作成できるものであれば、短時間で施策を実行可能だからです。
新しく何かを実装しようなると、経験がないため自力ではできず、エンジニアなどの技術者への依頼も少なくないと思います。そういった場合、何かをしようとするたびに外注することになりお金も時間もかかってしまいます。しかし、操作性が高いと、スピード感を持って施策の実行と改善を繰り返すことができます。
そのため、CRMツールを選ぶ際は操作性が高いかも確認しておきましょう。
サポート・セキュリティは十分か
BtoC向けCRMツールを導入する際は、サポート・セキュリティも確認しておきましょう。CRMツールのなかには導入サポートがあるものも多く、なかには運用のサポートまでしてくれるものもあります。
最初からCRMツールに詳しく、簡単に運用ができる人は多くないため、いきなり自力でCRMツールの導入・運用などをするのは難易度が高いです。そのため、経験者によるサポート・セキュリティが必要になります。サポートを得ずに、自力でなんとかしようとした結果、成果が上がらなければ意味がありません。
以上の点から、CRMツールを選ぶ際は、サポート・セキュリティ体制が十分かも確認しておきましょう。
BtoC向けCRMまとめ
BtoC向けおすすめCRMツール10選をはじめ、CRMの役割や注意点などをお伝えしてきました。記事を通して、BtoCのCRMへの理解を深めていただけたら幸いです。
お伝えしてきたように、BtoC向けCRMツールには多くの種類があり機能もさまざまです。複雑なように思えますが、自社に適したCRMツールを活用すれば、大きな効果が期待できるでしょう。
自社でBtoC向けCRMを扱いたいけれど、どのCRMが適しているかわからない方は、ぜひアイミツSaaSで探してみてください。



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