BtoC向けCRM(顧客管理ツール)おすすめ10選【2024年最新】
BtoCビジネスではCRM(顧客管理ツール)で収集したデータを分析し、多様化する消費者のニーズに応えていくことがとても重要です。「顧客情報を収集・分析し、販売戦略に活かしたい」「興味関心に応じた顧客データを抽出し、最適なコミュニケーションにつなげたい」という営業担当者も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、おすすめのBtoC向けCRM(顧客管理ツール)10選を紹介します。BtoCにおけるCRMの役割、CRMの選び方まで解説しますので、「顧客の購買行動に基づいた次の一手を打ち出したい」とお考えの営業・マーケティング担当者はぜひご覧ください。
- BtoCでのCRM(顧客管理ツール)の役割
- BtoCにおけるCRM(顧客管理ツール)の必要性
- BtoCとBtoBにおけるCRM活用の違い
- BtoCにおける顧客データ(CRM)の活用事例
- BtoCサービスでのCRM活用の注意点
- BtoC向けCRM(顧客管理ツール)の選び方・比較方法
- 【比較表】BtoC向けCRM(顧客管理ツール)
- 【2024年最新】BtoC向けおすすめCRM(顧客管理ツール)10選
- BtoBとBtoCの違い
- まとめ:BtoC向けサービスで顧客管理を最適化しよう
BtoCでのCRM(顧客管理ツール)の役割
CRMとは、顧客関係管理(Customer Relationship Management)の略称で、顧客情報を一元管理し、顧客との良好な関係性を構築・維持するために活用するツール(システム)です。BtoCのCRM(顧客管理ツール)には、顧客の基本情報に加え、お問い合わせや購入の履歴、アクセスしたデバイスの種類など顧客のあらゆる情報を蓄積・管理できます。CRMを活用しデータを分析することで顧客のニーズを把握でき、顧客一人ひとりにあわせたアプローチが可能となります。
近年、消費者のニーズは多様化しており、加えて、消費者は自分がいる場所や状況に合わせて、異なるデバイスやチャネルを使い分けて消費行動を行っています。こういった近年の傾向をふまえると、BtoCにおけるCRM(顧客管理ツール)の役割は、次の5つがメインとなります。
BtoCでのCRMの役割 | 内容 |
---|---|
顧客情報の一元管理 | 顧客の行動を細かく把握し、購買促進へのアクションにつなげる |
顧客セグメンテーションの実施 | 属性や興味関心に応じたデータを抽出し、顧客ニーズに合わせたマーケティングを行う |
複数チャネルでのコミュニケーション管理 | 多種多様なチャネルの中から最適な販売チャネルを特定し、顧客一人ひとりに合わせたコミュニケーションを行う |
顧客のサポート | あらゆるチャネルからの問い合わせに対応し、顧客満足度の向上につなげる |
顧客ロイヤリティの向上 | 顧客との信頼関係を継続し、ファンやリピーターの創出につなげる |
BtoCではCRM(顧客管理ツール)を活用することで、顧客とのコミュニケーション履歴や、顧客の動きを管理することができます。
つまり、CRM導入で顧客をトラッキングした情報をもとに細かく分析できるようになるため、最適なチャネルとデバイスで、そして最適なタイミングで、顧客とコミュニケーションをとることが可能となるのです。顧客一人ひとりに最適なアプローチを実現できるため、顧客満足度の向上やリピーターの創出、収益の拡大につなげることができます。
BtoCにおけるCRM(顧客管理ツール)の必要性
BtoBとは異なり、BtoCにおける顧客管理では、「リアルタイム性」が特に重要視され、顧客情報をリアルタイムで管理・把握し、良質なコミュニケーションに活かしていくことが必要とされます。とはいえ、消費者の行動は複雑化しているため、顧客行動を手作業で把握するのはとても大変です。よって、BtoC向けのCRM(顧客管理ツール)システムを導入し、顧客情報を一元管理していくことが必要不可欠とされているのです。
令和4年に経済産業省が行ったBtoCのEC市場規模調査では、2022年の3分野合計(物販系分野・サービス分野・デジタル分野)の国内BtoCのEC市場規模は、22兆7,449億円となり、対前年比で2兆499億円の増加であると報告しています。
引用:経済産業省 令和4年度 電子商取引に関する市場調査 報告書「BtoC-EC 市場規模の経年推移」
市場規模が拡大しているということは、つまり利用者が拡大していることを意味します。ECでの顧客の購買行動は、「パソコンのブラウザから購入」「スマホのブラウザから購入」「スマホアプリから購入」というように複数存在します。ECを運用するBtoC企業はCRM(顧客管理ツール)を導入することで、こういった様々な購買行動を蓄積し細かく分析できるため、顧客満足度の向上につなげられます。
また、金融庁が行った調査結果レポートによると、CRMでのデータ活用による収益機会の拡大などが「導入効果想定通り」83.7%、「導入効果想定以上」8.2% と報告されています。BtoC企業の収益機会の拡大や企業の成長にも、CRM(顧客管理ツール)システムの活用が必要とされていることが分かります。
引用:金融庁 令和2年 金融機関のITガバナンス等に関する調査結果レポート「データ活用後の評価」
BtoCとBtoBにおけるCRM活用の違い
ここでは、BtoCとBtoBにおけるCRM活用の違いについて解説してきます。BtoCとBtoBにおけるCRM活用の違いは次の2つです。
- リード数と情報の違い
- CRM活用の目的の違い
リードの数と情報の違い
BtoCとBtoBではリードの活用方法が違います。まずBtoCでは以下のリード情報が基本的に必要になります。
- BtoCのリード情報:「個人名」「メールアドレス」「SNSアカウント」
- BtoBのリード情報:「企業名」「担当者の連絡先」「所属部署」
BtoCでは消費者に向けての施策でCRMを活用するため、個人情報の取得が必要になります。加えて、SNSでの口コミや商品紹介による認知拡大も目的に入るため、SNSアカウントも重要な情報になります。
その点、BtoBは法人同士の取引になるため、企業名や担当者の連絡が必要になります。基本的には自社の商品の購入やサービスの利用を目的として設定します。BtoCと比べて、BtoBは長期的な取引になる傾向が強いため、専任の営業担当などが付きCRMを活用している場合が多いです。
また、リード数も違いがあり、BtoCは消費者がターゲットのためBtoBよりリードの数が多く、マーケティングのコストも増える傾向があります。BtoCのCRMでは、顧客のSNSでの行動分析も重要な指標となるでしょう。
CRM活用の目的の違い
BtoCとBtoBではCRMを活用する目的が違います。BtoCでは、顧客の関係構築、ロイヤル化による商品の購入、サービスの利用が目的になります。その点、BtoBは商談やお問い合わせの増加などを目的として活用するのが一般的です。
BtoCにおける顧客データ(CRM)の活用事例
猿田彦珈琲株式会社
猿田彦珈琲株式会社はコーヒー専門店を国内18店舗に展開しています。実店舗ではスタンプカード運用のみのため、お客様情報が把握ができず、来店頻度や購入商品などは接客を担当しているスタッフしか把握が出来ていないの状態。また、オンラインショップと実店舗の両方利用している顧客情報も把握ができていないため、顧客状況に合わせたサービスの提供に繋げられないのが課題でした。
そこで、CRM搭載型の「STORES ブランドアプリ」を導入。顧客の来店頻度、購買履歴の取得と分析が可能になり、きめ細かなサービスの提供を実現しました。また、常連客からはスタンプカードを持ち歩くなくて便利になった、新規の顧客にもアプリのダウンロードを推進するなど顧客のロイヤル化にも役立ています。
出典:https://shopforce.jp/case/sarutahiko/
株式会社ニッセン
「ありのままの自分をもっと素敵に!」をブランドコンセプトを掲げる株式会社ニッセンでは、2017年に「Alinoma(アリノマ)」というアパレルECサイトを立ち上げました。当初は顧客のリピートする仕組みが出来上がっていないのが課題でした。
そこで、CRM「うちでのこづち」を導入。ステップメール配信により顧客がリポートする仕組みを構築しました。また、CRMで未稼働の顧客抽出しポイント付与する施策を講じました。さらに、うちでのこづちの分析結果からリピート率と顧客単価が高いとデータが抽出されため、インナー未稼働の顧客にインナー用のクーポン付与する取り組みを実施ています。結果、顧客の状況によって施策を使い分けることで、顧客の稼働人数が前年比130%を超える結果を実現しています。
出典:https://www.uchideno-kozuchi.com/cases20220421_nissenalinoma
株式会社ウィルワン
リラクゼーション・エステなどの領域に特化した人材紹介業を行ってい株式会社ウィルワンでは、求職者の情報と企業側の情報をスプレッドシートで管理していました。ですが、スプレッドシート管理では、情報を整理するのが難しく、誤ってデータ削除してしまう、人為的なミスも起きやすい状況でした。
そこで、直観的な操作で動かせる、「GENIEE SFA/CRM」を導入。求職者を商談、人材募集中の企業を見込み客として設定しチャットワークと連携させ採用状況を担当者に通知が届くようにしました。結果、人材マッチング情報を可視化されため、スムーズな情報管理が可能に。求職者と企業の情報をきめ細かく管理ができるようになり、求職者の採用決定率が飛躍的に上昇に成功いたしました。
出典:https://chikyu.net/case/willone/
BtoCサービスでのCRM活用の注意点
BtoCサービスでCRM(顧客管理ツール)を活用する上で、3つ注意点があります。注意点の確認を怠ると、CRMを導入しても効率化が進まず、むしろ非効率になるということも想定されるため、注意して導入を検討してください。
- 目的の明確化
- 効果検証
- カスタマイズ性
- SFAと混同しないようにする
目的の明確化
BtoC向けCRM(顧客管理ツール)を導入する際は、まず目的を明確にしましょう。例えば、まずお客様に送信するメールを改善するために導入するなど、自社にあった目的を設定することが大切です。漠然と施策を実行するだけでは、CRM(顧客管理ツール)を導入した意味があるのか、見当がつきません。一方で、CRMを活用する目的を明確にしておくと、導入して効果があったのかなど、振り返りを適切に行えます。
効果検証
CRM施策を実行したときは、どのような施策であれ効果を検証しておきましょう。施策を実行していくと、効果が出るものと出ないものがあると思います。効果を検証しなければ、次の施策に活かすことができません。効果を検証したデータを集積し、分析することでより効果的なCRM施策の実行が可能です。
カスタマイズ性
カスタマイズ性も、BtoC向けCRM(顧客管理ツール)を導入する上で重視すべき点です。なぜなら、企業によってCRM(顧客管理ツール)を導入する目的が異なるため、自社に応じたカスタマイズができないと、せっかくのツールが無用の長物になるからです。
また、消費者のニーズは日々変わっていくものなので、応え続けるためにはCRMをカスタマイズしていく必要があります。そのため、BtoC向けCRMを導入する際は、カスタマイズ性を重視しましょう。
SFAと混同しないようにする
CRMと混同しやすいツールでSFAと呼ばれるものがあります。両者はデータを蓄積するシステムという共通点がありますが、導入する目的が違います。
まず、SFAは営業支援ツールです。SFAに蓄積されたデータを顧客対応や営業活動の効率化、商談のために活用するのが特徴です。CRMは蓄積されたデータを分析から、顧客との関係構築に活用します。両者には導入する目的が違うため、導入時には注意しましょう。
関連記事:SFA(営業支援システム)のおすすめサービスを厳選紹介【2024年最新】
BtoC向けCRM(顧客管理ツール)の選び方・比較方法
BtoCサービス向けのCRM(顧客管理ツール)は数多くあります。そのため、自社にあったCRMを選ぶ必要があります。ここからは、必要な機能や操作性の観点など、BtoCサービスでCRMを選ぶために必要な考え方を紹介します。
- 必要な機能があるか
- 柔軟な分析が可能か
- 操作性が高いか
- サポート・セキュリティは十分か
必要な機能があるか
CRM(顧客管理ツール)を導入する際は、必要な機能があるか確認しましょう。先ほどご紹介したように、BtoCサービスのCRMはたくさんあります。それぞれ異なる機能を持っているため、機能性の確認をせずに購入すると、自社で必要としている機能が搭載されていない可能性があります。そのため、CRMを活用する目的を明確にし、目的を果たすためにはどの機能が必要かを考え確認した上でCRMを選ぶようにしましょう。
柔軟な分析が可能か
柔軟な分析が可能かどうかも、CRM(顧客管理ツール)を導入する際に重要になります。BtoCは顧客の数が多く、顧客の数だけニーズや顧客の傾向があるからです。ひとりひとりのニーズに応えていくには、顧客をトラッキングして収集したデータを活かして、何が求められているかを分析する必要があります。分析をどれだけ柔軟にできるか次第で、CRM施策の質や改善の精度が変わってきます。そのため、CRM(顧客管理ツール)を選ぶ際は、柔軟な分析ができるかも確認しておきましょう。
操作性が高いか
操作性の高さもCRM(顧客管理ツール)選定において注意すべきポイントです。操作性が高く簡単にコンテンツを作成できるものであれば、短時間で施策を実行できます。新しく何かを実装しようなると、経験がないため自力ではできず、エンジニアなどの技術者への依頼も少なくないと思います。そういった場合、何かをしようとするたびに外注することになりお金も時間もかかってしまいます。しかし、操作性が高いと、スピード感を持って施策の実行と改善を繰り返すことができます。そのため、CRMを選ぶ際は操作性が高いかも確認しておきましょう。
サポート・セキュリティは十分か
BtoC向けCRM(顧客管理ツール)を導入する際は、サポート・セキュリティも確認しておきましょう。CRMのなかには導入サポートがあるものも多く、なかには運用のサポートまでしてくれるものもあります。最初からCRM(顧客管理ツール)に詳しく、簡単に運用ができる人は多くないため、いきなり自力でCRMの導入・運用などをするのは難易度が高いです。そのため、経験者によるサポート・セキュリティが必要になります。サポートを得ずに、自力でなんとかしようとした結果、成果が上がらなければ意味がありません。以上の点から、CRMを選ぶ際は、サポート・セキュリティ体制が十分かも確認しておきましょう。
【比較表】BtoC向けCRM(顧客管理ツール)
ここからは、BtoC向けCRM(顧客管理ツール)を比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめのBtoC向けCRMをご確認ください。
下記ボタンから、BtoC向けCRM(顧客管理ツール)を最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【2024年最新】BtoC向けおすすめCRM(顧客管理ツール)10選
2024年現在、おすすめのBtoC向けCRM(顧客管理ツール)を10選ご紹介します。それぞれが豊富な機能や高い利便性をそなえているので、各システムの強みや特徴を比較しながらご検討ください。
- Salesforce Sales Cloud
- Zoho CRM
- HubSpot CRM
- GENIEE SFA/CRM
- KARTE
- Customer Rings
- うちでのこづち
- Synergy!
- SugerCRM
- kintone
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する世界的にも有名なCRM(顧客管理ツール)です。
管理業務を自動化し、リードの管理をより効果的にすることで、パイプラインの把握の正確化を実現します。1ユーザー3,000円/月のEssentialsプランや1ユーザー1ユーザー9,000円/月のProfessionalプランなど多数のプランから選択できます。
小規模からスタートでき、成長過程でニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能なため、BtoC事業者におすすめ。顧客とのコミュニケーションを取ると同時に、より正確な予測を立てられることも魅力です。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 特に誰からも説明を受けずに使っています。 情報の新規記入、更新、データのダウンロード、検索など、直感的に使えます。 ただ、他のサービスを使用したことがないので、すごく良いのかどうかはわかりません。
- 現状のシステム開発において課題となっていることはDXの推進である。いかにコストを抑えて効率的なシステムを構築できるかがポイントになろう。
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供するBtoB・BtoC対応のCRM(顧客管理ツール)です。
世界で25万社以上が導入しており、初期費用0円、永久無料の無料プラン有りと圧倒的な低コストを実現しています。使いやすい操作性のインターフェイスなので初めての人でも簡単に操作可能です。
また、顧客の基本情報や商談履歴や提案書などの関連情報に至るまで、すべての情報を一元管理・共有できるので営業プロセスの可視化を促進し、業務効率向上を促します。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 費用対効果がとても高い点です。他のCRM、SFAと同等機能で価格は1/3程度と圧倒的です。慣れれば他の製品と機能も同じだと思います。というか優れている点もたくさんあると思います。
- 顧客と接触後、次回の接触履歴を管理できる点。また、顧客の属性ごとにフィルターをかけられるので、優先順位がつけやすい。
HubSpot
HubSpot CRMは、HubSpot Japan株式会社が提供するCRM(顧客管理ツール)です。
特徴は顧客情報の管理だけでなく、さまざまな業務に役立つことです。見やすいダッシュボードでリアルタイムで営業パイプラインを可視化し、営業チームの活動に関する詳細なレポートで成果目標の達成に貢献します。最大100万の従業員数を登録可能で、ユーザー数、ストレージ容量は無制限です。
また、業務自動化ツールによる時間節約や2,000万社を超える登録企業のデータによって潜在顧客へのアプローチにつなげることができます。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- サポート体制も整っており、初めての利用もスムーズに行えます。返信も早く即座に対応できるのと、操作自体も難しくないので便利です。
- 説明書がなくても使いやすく、初心者の方でも安心して、使用できるところが良いと感じました。また、特に困ることも無かったです。
GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)は、株式会社ジーニーが提供するCRM機能をかねそなえた国産のSFAです。
親しみやすいシンプルな画面で、データの入力や分析などの操作ができ、商談から顧客の管理まで簡単に行えるため、BtoCビジネスにおすすめです。
大手SFAのおよそ1/3のコストで多彩な機能を実現し、項目設定もデータ移行も簡単に実行できるのも大きな魅力のひとつです。営業活動を可視化し、営業力や生産性を向上させ、さまざまな営業課題を解決します。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 名刺管理機能
KARTE
KARTEは、株式会社プレイドが提供するMA(マーケティングオートメーション)機能に特化したCRM(顧客管理ツール)です。
スピーディーな初期設定で簡単にパーソナライズ配信が実行できるのが特徴で、大量配信はもちろん、クロスチャネルでのシナリオ配信にも対応しています。顧客の行動ログを解析し、分断データを統合することで顧客の理解度を高められます。また、顧客状況に合わせたコミュニケーションを即座に実行することで、満足度の高い顧客体験を実現します。
ノーコードで直感的に管理・更新できるサイト管理システムも魅力のひとつです。
- クラウド(SaaS)
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- リードナーチャリング機能
- 営業データの分析機能
- リードスコアリング機能
- データのインポート機能
Customer Rings(カスタマーリングス)は、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するCRM(顧客管理ツール)です。
データから顧客を感じる進化した顧客実感型CRMで、累計600社以上が導入しておりマーケティングオートメーション国内2位の実績があります。データ統合、セグメント、分析、アクションなどをノーコードで実行できます。ボタンひとつでデータ確認ができ、簡単に顧客分析が行えます。
一人ひとりの行動や感情の変化の把握・分析が可能で、データから顧客と対話する顧客実感を実現するマーケティングプラットフォームです。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
- データのインポート機能
うちでのこづち
うちでのこづちは、株式会社E-Grantが提供するECに特化したCRM(顧客管理ツール)です。
リピーター数増加、LTVの向上を実現するCRMで、650社以上が導入し、EC通販導入企業数No.1の業績があります。日本国内のECカートや基幹システムとの自動連携にほぼ対応しているので追加のシステム開発不要ですぐに導入できます。
また、結果検証や顧客分析、改善施策の機能などEC通販システムとの自動連携機能も用意されています。加えて、ニーズに合わせたデータ分析や、デザイン設計など豊富な機能を搭載しています。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- スケジュール管理機能
- リードナーチャリング機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
Synergy!とは、シナジーマーケティング株式会社が提供する国産CRM(顧客管理ツール)です。本当に必要な機能だけを厳選搭載した成果につながるクラウドベースのシステムで、ITreview CRM部門、MA部門でLeader章受章(CRM部門では6回連続)した実績があります。
集客、顧客情報の統合・一元化、クロスチャネル・メッセージング、分析まで、マーケティング課題を解決するソリューションがあらゆる活動を支えます。操作性抜群のシンプルな画面デザインはマニュアル不要でスムーズかつ効率的に使用可能。細やかな権限設定・操作ログ・強制ログオフ・二重ログイン検知などが利用できる堅牢なセキュリティを備えています。
顧客満足度80%の充実サポートの無料サポートセンターも完備しており、ニーズに合わせたプラン、設定を提案する活動支援サービスも利用可能です。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- リードのタグ設定
- 企業情報の自動取得機能
- リードナーチャリング機能
- LINEメッセージ配信機能
- アイコンのカラーが気分を明るくしてくれる。メールや紙の決裁が減り、時短になった。形式にとらわれず、気軽にやり取りができる。
- 顧客リストや提案書、見積書など営業全般の事務管理の効率が良くなる。SFA/CRMを初めて使う人でも分かりやすい。
SugerCRMは、SugarCRM Inc.が提供するCRM(顧客管理ツール)です。Software ReviewsのCRM評価でN0.1の評価を得た、多くの企業に利用されているCRMツールです。
CRMツールの数々の難題を排除して、データ入力時間を2000時間減少させるなど多数の実績をあげています。
既存ツールと連携させてすぐに使用が可能で、顧客情報を自動的に取得し関連性を迅速にキャッチします。顧客のイメージを把握できる高い精度の顧客経験が顧客満足度向上を促進します。
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 案件管理機能
- スケジュール管理機能
- リードスコアリング機能
- 電話サポートあり
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するCRM/SFAツールです。開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できる、クラウド型営業支援システムで、顧客管理、レポート機能、プロセス管理、リマインド通知といった十分な役割を兼ね備えています。
業務アプリを直感的に作成でき、社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備えているため、社内でのスピーディーな情報共有が可能です。また、スマホやタブレットにも対応しているので、時間や場所を選ばずに仕事をすることもできます。
そのほか、セキュリティ面も安心で、アプリにアクセスできるIPアドレスや端末を制限する機能もついているため、安心して利用することができます。
- クラウド(SaaS)
- ダッシュボード機能
- リードナーチャリング機能
- データのインポート機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- Pマーク
- Windows対応
- はじめてでも直感で使えるので、新人研修の時間短縮にも役に立っており、時間効率UPになり感謝しています。
- 使い方がわかりやすくて、初心者でもすぐに理解しやすい。 部下に教えるときにも、とても教えやすい
以上、機能比較や料金比較でおすすめのCRM(顧客管理ツール)を詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRM(顧客管理ツール)選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
BtoBとBtoCの違い
BtoBとBtoCはビジネスモデルの違いに起因して、顧客管理をする上で、さまざまな違いが生まれます。決裁者の概念や顧客数の違いなど、具体的な3つの違いを解説します。
決済者と使用者の違い
まずは、決済者と使用者の違いです。BtoCの場合、決済者と使用者は同じであることが多いです。そのため、BtoCだと購入の決断は使用する人の興味・関心に影響される可能性が高いです。
一方で、BtoBの場合、商品の決済者と実際に商品を使う使用者は異なることが多いです。BtoBでは、決裁者の意向が意思決定に大きく関わるため、使用者の意向の大切さはBtoCに比べて劣ります。
意思決定スピードの違い
次に、意思決定スピードの違いです。BtoCの場合、意思決定スピードは短いことが多いです。場合によっては、即決でボタンを押して購入する場合もあります。
一方で、BtoBの場合、購入の意思決定に関わる人数が多いです。例えば、実際に担当者が情報を集め、商品を検討し、社内で承認を得るなどスピード感に欠けます。
そのため、意思決定スピードの違いなども考慮した上でCRM施策を行なっていきましょう。
顧客数の違い
最後に、顧客数の違いです。BtoCの場合は、顧客が個人なので数千〜数百万人にもなります。そのため、BtoCでは管理すべき顧客数が多くなります。
一方で、BtoBの場合は顧客が企業なため、対個人のビジネスに比べて顧客管理にかかる工数は減ります。
まとめ:BtoC向けサービスで顧客管理を最適化しよう
BtoC向けサービスを導入し顧客管理を最適化することで、顧客データの分析や販売戦略の立案に活かすことができます。顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションを行って、顧客満足度の向上や、リピーターの創出、収益の拡大につなげていきましょう。
数あるBtoC向けCRMを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったBtoC向けCRMが分かる診断(無料)ができます。
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