英語対応の顧客管理システム(CRM)おすすめ10選【2024年最新】
海外に拠点を置いている企業や外国人の従業員が多い企業、グローバル化を進めたい企業にとって、英語対応がされている顧客管理システムかどうかは、とても重要な点です。また、どれを選ぶべきか悩んでいる企業も多いことでしょう。
そのため、本記事では導入時の注意点や選び方のポイントと合わせて、英語対応されているCRM(顧客管理システム)を10個紹介します。ぜひ参考にしてください。
- 顧客管理システム(CRM)とは
- CRMの基本機能
- 営業支援システム(SFA)との違い
- CRMの市場規模
- 英語対応のCRMを選ぶべき企業
- 英語対応のおすすめCRM10選
- CRM導入のメリット
- CRM導入のデメリット
- CRMの選び方
- まとめ:英語対応のCRMを導入しよう
顧客管理システム(CRM)とは
CRMとはCustomer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)の略で簡単に言えば、顧客管理を意味しています。CRMシステムでは、顧客の名前、連絡先、購買履歴などの情報が記録されています。システムに集約された情報を分析する事が可能なため、顧客に合わせたアプローチをかけられます。
また、案件管理機能も搭載されて、営業の進捗情報をが共有できるため、別のチームによる重複営業の防止やより的確な施策を打つことができます。また、SFAなどチャットボットなどとも連携が可能。チャットボットで収集した顧客データをもとにセグメント配信するなどより効果的なプロモーションをかけることができます。
CRMの基本機能
それでは、CRM(顧客管理システム)ではどんな機能を使用することができるのでしょうか。ここからは、CRMの基本機能について紹介していきます。
顧客管理システム
CRM(顧客管理システム)の基本機能としてはじめにあげられるのが、顧客管理システム機能です。冒頭の「顧客管理システム(CRM)とは?」でも説明した通り、顧客企業名・担当者名、年齢やメールアドレスなどの基本的なデータをはじめ、これまでの問い合わせ対応や購買履歴、購買頻度などをまとめて管理することができます。また、それぞれの顧客にタグ付けするなどして、カテゴリーごとに管理することも少なくありません。
分析機能
CRM(顧客管理システム)の基本機能として2つ目にあげられるのが、分析機能です。
CRMは、単に顧客情報を集約して管理するためだけのシステムではありません。蓄積されたデータベースを分析し、どういった共通項があるのか、どんなデータが購買・売上へとつながるのか、あるいは何が購買を妨げるのかなどを割り出して、スピーディに判断を下すことをサポートします。素早くPDCAを回していくために大いに活躍するでしょう。
プロモーション支援
CRM(顧客管理システム)の基本機能として3つ目にあげられるのが、プロモーション支援です。
CRMでは多くの顧客情報をまとめて管理することができますが、膨大なデータベースから欲しい情報のみを抽出することもできます。そのため、購買商品や購買日、購買金額、購買頻度などのデータで顧客情報を抽出、ソートするなどして、それぞれの顧客に最適なプロモーションは何か判断・実行することが可能です。
営業支援システム(SFA)との違い
顧客管理システムと営業支援システムの役割は、似ているようで大きく異なります。顧客管理システムは、その名前の通り顧客についての情報を監理するのが役目です。そのため、営業部門のみならずマーケティング部門や開発部門などさまざまな部門で横断して情報が共有されます。組織全体で顧客情報管理を行うためのものと言えるでしょう。
一方営業支援システムは、あくまでも営業活動の効率化・属人化防止に活用するもの。どちらも顧客情報を取り扱いますが、目的が大きく異なります。
CRMの市場規模
CRM(顧客管理システム)の導入は顧客管理において非常に重要ですが、実際に日本や世界においてどれだけ活用されているのでしょうか。例えば、IDC Japan社が2021年に行った国内CX関連ソフトウェア市場についてのリサーチによると、国内CRMアプリケーションの市場規模は前年より13%アップし1,812億1,800万円に。今後もCX関連ソフトウェアの市場規模は拡大していくという予想も立てられています。※1
また、Fortune Business Insightsによる世界のCRMの市場規模リサーチ(2022年)によれば、前年の578.3億USドルより639.1億USドルにまで規模が拡大。※2世界的にもCRMの活用がスタンダードとなりつつあるようです。
※1 出典:IDC Japan株式会社 「国内顧客エクスペリエンス(CX)関連ソフトウェア/CRMアプリケーション市場予測を発表」
※2 出典:Fortune Business Insights「Customer Relationship Management (CRM) Market Size Worth USD 145.79 Billion in 2029 | 12.5% CAGR」
英語対応のCRMを選ぶべき企業
世界的に導入が進んでおり、市場規模がますます広がりつつあるCRM(顧客管理システム)。日本国内でも多くの企業がCRMを活用していますが、中には英語対応・多言語対応のCRMを導入している企業も少なくありません。
英語対応のCRMを選ぶべきか否か迷う方も多いかもしれませんが、グローバルなビジネス展開を検討しているという場合、英語対応は必須です。英語対応のCRMを導入しているということは、グローバルで外国人従業員もスムーズに働ける会社というイメージにもつながります。
また、単に英語表示に対応しているCRMを導入するのではなく、海外拠点においても使用できるものを選んでおけば、なお安心でしょう。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRM(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
英語対応のおすすめCRM10選
ここからは、グローバルなビジネス展開も検討している企業におすすめな、英語対応のCRM(顧客管理システム)を紹介していきます。英語表示も可能なCRMをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
また、今回紹介する10選からいくつかをピックアップし、機能や料金などをまとめて比較できる比較表を作成しました。一目でCRMを比較したいという方は、こちらもあわせてチェックしてみましょう。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、勤怠管理システム選びの参考にしてください。
eセールスマネージャーは、総合満足度NO.1のCRMで、5,500社以上に導入されていながら、継続率95%と高い実績を誇ります。顧客情報を簡単に入力・反映できるため、リモートワーク下でも営業にかかる工数を少なくできます。
また、日本語以外に、英語・中国語・韓国語に対応しており、海外での利用実績も多数あります。シングルインプットで、マルチに自動でアウトプットされ、オンラインでもオフラインでも行動をアシストし、営業工数を削減可能です。さらに、導入後のサポート体制も手厚く、稼働サポートや定着サポートまでしてくれます。
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 問い合わせ管理機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 名刺管理機能
kintoneは、サイボウズ社によって提供されている顧客管理・営業支援システムです。
開発に関する知識のない人でも、自社に合ったシステムを直観的に作れます。また、社員同士のつながりを強化するための社内SNS昨日も備えており、迅速に情報共有できる点も特徴です。
顧客管理、プロセス管理、レポート機能、リマインド通知機能などの豊富な機能が備わっています。さらに、セキュリティ体制も万全で、IPアドレスや端末を制限可能です。日本語・英語・中国語の多言語対応もしています。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- 案件管理機能
- スケジュール管理機能
- データのインポート機能
GEOCRMは、見込み顧客を育てることを目的とするCRMです。具体的には、顧客への訪問時に営業担当がヒアリングシートに沿って顧客情報を入力して、顧客カルテを更新できます。これにより、売り込みではなくヒアリングを通じて、顧客満足度を担保しつつ成果を上げられます。
また、セグメント分けされた顧客データを地図上に表示させることもできます。これにより、コンタクトを取るべき顧客の場所が一目でわかります。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 企業情報の自動取得機能
- スケジュール管理機能
- データのインポート機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
プラスアルファ・コンサルティングによって提供されているCustomer Ringsは、顧客管理から分析・施策まで行えるCRMです。具体的には、顧客情報や購買履歴などのデータ結合、購入商品別・購入回数別のセグメント、施策結果や顧客ランクの分析、LINEやメール・Web接客などのアクションの機能が搭載されています。
そのため、累計導入者数600社、連携サービス数40以上、機能アップデート年間400以上と、高い実績を誇っています。特に、ECの支援に強みを持っており、越境ECなどグローバル展開している企業や英語対応が必要なチームにもおすすめです。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
- データのインポート機能
eight Team
Eight Teamは、顧客の名刺を一括管理できる名刺管理ソフトです。営業担当が名刺情報をEightに登録すると、自動で社内共有されます。共有された名刺情報は、データベース化し検索や閲覧できます。
さらに、名刺情報をCSVデータとしてエクスポートできるため、メールマガジンの一斉送信や年賀状の作成などに二次活用できます。その他にも、HubSpot連携機能や名刺アーカイブ機能などのオプションを導入すると、名刺管理の幅がさらに広がります。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 名刺管理機能
- データのインポート機能
- メールサポートあり
- Pマーク
- 他社の情報がリアルタイムでわかる。また、他社の最新の人事情報が更新されるので、わかりやすい。内部的には、社内の情報が管理しやすく、良い。
- とにかくわかりやすい点がいいと思います。写真を撮るだけで勝手に綺麗な形で編集してくれるので楽だし管理していて気持ちがいいです。色味も好きなので気に入っています。
F-RevoCRMとは、マーケティング・営業・サポートで顧客との接点をマネジメントするCRMです。
顧客接点のデジタル化を進めることで、生産性20%アップを実現しました。営業支援では顧客情報を一元化し顧客満足度を向上させ、顧客管理では寄せられたお問い合わせの情報を共有し、顧客対応をスムーズにします。これらの機能により、モノ売りから、サービスを売る時代変化の新常識を構築しています。また、英語以外にも、ドイツ・スペイン・スロバキア・ハンガリー語にも対応しています。
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- リードのタグ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 案件管理機能
pipedrive
pipedriveは、世界95,000社以上の導入実績を誇るCRMです。月額1,500円から始められ、専門知識がなくても誰でも簡単に使いこなせます。もちろん英語にも対応しています。また、アプリと連携して自由にカスタマイズできる点も特徴です。案件の管理、タスクの自動化、分析とレポート、充実のカスタマーサポートなどの機能が備わっています。
さらに、無料トライアルも実施しているため、使い心地を気軽に試せます。pipedriveの機能を使えば、業務効率化が進み、従来の手間のかかる営業管理から解放されます。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
アイバスによって提供されているCustoma!は、顧客管理・営業支援・地図印刷・請求書と見積もりの発行・顧客サポートができるCRMです。
また、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも顧客管理ができます。さらに、ユーザー数無制限で、データ容量ごとの課金なので登録数を気にせず使用可能です。万全のサポート体制が整っており、導入・設定・バックアップ・誤作動などの復旧作業に対応してくれます。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- リードのタグ設定
- 名刺管理機能
- 案件管理機能
- スケジュール管理機能
- 見積書作成機能
- データのインポート機能
QuickCRMは、MITシステム研究所によって提供されており、専門知識がなくてもニーズに合った構築が可能な英語にも対応したCRMです。
画面作成・機能実装・テスト修正のすべてを行えるよう、拡張性の高いオプション機能を組み合わせています。具体的な構成機能は、業務やデータ、レポートを管理する機能やExcelの読み込みによる自動画面作成機能、オペレーターのパフォーマンス測定機能などです。また、現場主義を徹底しており、現場の意見を聞きながら開発されています。
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- 顧客管理機能
- 問い合わせ管理機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- 案件管理機能
- スケジュール管理機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
PASELLYは、請求書作成・バックオフィス業務・顧客管理・リード管理などを行えるCRMで、entershareによって提供されています。
面倒な管理業務を最小化し、本業に集中したい気持ちに応えます。具体的には、各種フォームの作成・取引先の管理・商談の紐づけ・各種書類作成などの機能が備わっています。これらの機能により、PASELLYを使えば問い合わせや顧客情報の管理が十分にできていないなどの悩みを解決できます。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- 問い合わせ管理機能
- リードのタグ設定
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 見積書作成機能
- データのインポート機能
- メールサポートあり
以上、英語対応でおすすめのCRMを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRM選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
CRM導入のメリット
CRMを導入する会社は増えていますが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
CRMを導入すると、業務の効率化やマーケティング・営業の質の向上に役立ち、成果につながります。詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
顧客情報の管理
CRMを導入すると、顧客の基本情報や過去のやり取り、競合製品の導入状況などの情報を管理できます。営業担当者が一度情報を入力するだけで、GoogleカレンダーやSlackなどに反映されるものもあるため、情報を一元化できます。顧客情報を一元管理できれば、営業担当に属人化せずに、会社全体で営業状況を把握でき、大きな成果につながります。そのため、顧客情報を管理できることはメリットです。
顧客情報の分析・マーケティング
CRMでは、顧客情報を個別に閲覧できるだけでなく、年齢や住所などの情報から顧客を分けて分析できるため、顧客ごとのマーケティング戦略を立てられます。また、わかりやすく顧客の情報が整理されることで、顧客ごとに適切な対応を取ることもでき、顧客との良好な関係を築けます。結果として、顧客の満足度の向上も期待できます。
これにより、営業を支援するだけでなく、会社全体の意思決定にも活用できます。以上のことから、顧客情報の分析やマーケティングがシステムによって行える点も、CRMを導入するメリットです。
顧客とのコンタクト管理
売り上げを上げるには、適切なタイミングで適切な顧客との接触が大切です。CRMを活用すれば、営業担当が入力した情報を全社員に共有できます。つまり、CRMを導入すると、いつ、誰が、どの顧客と、どのような接触をしたかがわかり、会社の成果につながります。
また、担当者が欠勤してしまい代理の対応が必要なときや担当変更が急に起こったときにも、顧客とのコンタクト情報を確認できて安心です。また、顧客とのコンタクト管理が自動化されることはメリットとなります。
経営戦略に役立つ
CRMを導入することによって、経営戦略に役立てられるという点も大きなメリットです。CRMには解約されてしまった顧客のデータや、受注キャンセルとなった顧客のデータも含まれています。これらの失敗パターンについて分析することで、ブラッシュアップすべき点や弱みを把握でき、今後どうアプローチしていくべきかといった経営戦略につなげられるでしょう。
とはいえ、数あるCRMを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRMが分かる診断(無料)ができます。
CRM導入のデメリット
ここまでCRMを導入することによるメリットを解説してきましたが、デメリットもあります。以下では、CRMを導入する際に注意したいデメリットについて確認していきましょう。
導入コスト・運用コストがかかる
CRMを導入するためには、どうしても導入コストや運用コストがかかってしまいます。
システムを導入する際、オンプレミス型のCRMの場合は50~200万円程、クラウド型の場合は月額料金として1〜2万円ほどかかります。また、新たにCRMを導入する際には従業員への教育コストもかかるため、その点にも注意が必要です。
効果が出るまでタイムラグがある
CRMは、導入したらそれで終わりではありません。導入するだけですぐに効果が出るわけではなく、導入後に適切に運用していくことによって顧客との良好な関係が構築され、成果へとつながっていきます。
CRMを導入した際には、まず現場にCRMを定着させること、そして膨大なデータベースを活用して顧客満足度の向上や経営戦略などに役立てることが重要なので、効果が出るまでにはタイムラグがあると覚えておきましょう。
CRMの選び方
たくさんの種類がある中から、どのCRMが自社に合っているかわからず、どれを導入するか迷っているなどのお悩みを抱えている企業は多くあります。そういった方におすすめしたいCRMを選ぶ際のポイントは、主に4つあります。
詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
クラウド型かオンプレミス型か
CRMを選ぶ際には、まずどの導入形態にするのかを考える必要があります。大きくクラウド型・オンプレミス型の2つに分かれているので、どちらの形態がいいのか決めておきましょう。
クラウド型は導入コストが低く気軽に導入できる一方で、自社仕様に自由にカスタマイズすることはできません。一方オンプレミス 型の場合、自由にカスタマイズできる一方で、導入コストや運用コストがかかってしまいます。何を重視するのか話し合い、どちらの導入形態が適切か判断しましょう。
価格・コスト面
使いたい機能と価格を事前に調べる必要があります。「想定していたよりも価格が高かった」、「無料で使えると思っていた機能が、課金をしないと使えないものだった」などの事態を防ぐためです。英語対応のCRMにかかる料金は、製品によってさまざまです。また、課金をしないと使えない機能があるCRMもあります。サービスによっては、専門スタッフが見積もりの相談に乗ってくれるので、積極的に活用しましょう。
分析機能の優秀さ
英語対応のCRMは、自社で必要なのはどのレベルの分析機能なのか検討して選ぶとよいでしょう。「想定していたよりも分析精度が低く、顧客分析が十分にできない」、「ここまでの高精度な分析機能は必要なかった」などの事態に陥らないためです。
ひとくちに「分析機能」といっても、製品によってその精度や範囲は異なります。また、基本的に精度の高い分析機能ほど高額になることが多いです。そのため、CRMの導入にかけられる予算を踏まえ、分析機能の精度が高いCRMの導入を検討してください。
他ツールとの連携面
英語対応のCRMを選ぶ際は、他ツールとの連携面を確認しましょう。自社ですでに利用しているツールと連携できれば、さまざまな業務が一元化され、業務の効率化が大幅に進みます。業務の効率化が進めば、営業担当の負担が軽減され、浮いた時間を本来取り組むべき業務にあてられます。CRMのなかには、LINE、Slack、Gmail、Googleカレンダーなどの外部ツールと連携できるものもあります。自社で使っているツールとは連携できないCRMを導入してしまうのはもったいないので、事前に確認しましょう。
サポート体制
いつでも専門スタッフ相談できるサポート体制が整っていると、安心です。逆に、すべて現場で解決しなければならないとなると、人的・時間的コストがかさみます。CRMを導入するときに現場だけではわからないことがあったり、運用中に思いがけないトラブルが発生したりする可能性は高いです。多くの会社にとって、業務を効率化して人的・時間的コストを減らすことも、CRMを導入する目的の1つです。「思っていたよりもサポート体制が整っていないCRMを導入してしまった」と後悔しないよう、サポート体制がどの程度整っているのか確認しましょう。
セキュリティ対策
CRMを導入する際、セキュリティ対策が整っているかどうかは非常に重要なポイントです。セキュリティ面に抜け穴があり、情報漏えいや改ざんなどにつながれば、会社の信頼に関わります。IPアドレス制限や権限設定などのセキュリティ関連機能についてチェックするのはもちろん、プライバシーマークを取得しているのかなども把握しておきましょう。
まとめ:英語対応のCRMを導入しよう
グローバル化が進むなかで、英語に対応しているCRMの需要も高まっています。外国人の従業員が多くいる会社や、海外に拠点を置いている会社は、導入したら得られるメリットが大きいです。とはいえ、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、現地でも利用可能かどうかや分析機能の精度、サポート体制を事前にしっかりと確認しましょう。
自社に合ったCRMを導入できれば、業務の効率化、従業員の負担軽減、顧客の満足度向上、売り上げ向上などの効果を得られます。システム選びに迷ったらぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRM(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
プロが代わりに探して紹介します!