LINE連携が可能なCRMツールおすすめ8選【2024年最新】
LINEとCRMを用いた顧客管理は、顧客との関係性をより親密にし、LTV(ライフタイムバリュー、顧客生涯価値)を向上させる上で欠かせない施策です。また、CRMをLINEと連携させると、よくある質問をチャットボットで自動応答化するなど、従業員の負担軽減に役立てられます。
本記事では、LINEを用いたCRM施策の必要性にも触れながら、LINEと連携できるCRMツール8選をご紹介。顧客一人ひとりに合わせたマーケティング施策で、売上アップにつなげたい担当者はぜひ参考にしてみてください。
- LINEで顧客とやりとりする方法
- LINEを活用した顧客管理(CRM)とは
- LINEとCRMを連携するメリット4つ
- LINEと連携できるCRMツールの比較表
- 【2024年最新】LINEと連携できるCRMツールおすすめ6選
- 無料プランがあるLINE連携が可能なおすすめCRM2選
- LINEとCRMを連携した導入事例2つ
- LINEのマーケティング活用がおすすめの理由
- まとめ:CRM(顧客管理ツール)との連携で、より効果のあるLINEマーケティング
LINEで顧客とやりとりする方法
LINEで顧客とコミュニケーションをとる際に、顧客(LINEアプリ上では「友だち」)情報を管理する方法は主に2つあります。
- LINEと連携可能なCRMツールを導入
- LINE公式アカウントのCRM(顧客管理)機能を活用
CRMとLINEの連携でできる顧客管理 |
LINE公式アカウントでできる顧客管理 |
---|---|
・顧客行動の可視化、分析 ・より細かなセグメント配信 ・アンケートの送信、自動集計 ・配信メッセージの最適化 |
・20代女性、40代男性のようなタグ付け ・タグ別のメッセージ配信 ・顧客ごとのノート機能(情報のメモ) |
LINEと連携可能なCRMツールを導入することで、顧客情報を細かく分類・管理し、分析もできます。また、もしCRMツール導入が難しい場合、LINE公式アカウントの顧客管理機能で、簡単な顧客管理を実現できます。それぞれの方法を下記でさらに詳しく解説します。
LINEと連携可能なCRMツールを導入
LINEと連携できるCRMツールの導入により、顧客ごとに反応率の向上や顧客のエンゲージメント強化に繋げるやりとりが可能になります。具体例としては、LINE上で顧客に自動メッセージを送信し、商品案内やキャンペーン情報をタイムリーに提供します。他にも、顧客の行動データをリアルタイムで取得し、特定のアクションに応じたフォローアップやクーポン配信を行うこともできます。LINEと連携可能なCRMの導入は、大規模な顧客基盤を持つ企業にとって、LINE公式アカウントのCRM機能のみでは得られない大きな効果を発揮します。
LINE公式アカウントのCRM(顧客管理)機能を活用
LINE公式アカウントにはCRM機能があります。LINE公式アカウントのCRM(顧客管理)機能を活用することで、メッセージの配信や顧客セグメント化ができ、顧客との直接的なコミュニケーションを、手軽に顧客管理を始められます。ただし、外部のCRMツールと比べると機能が限定されるため、データの詳細な分析や高度なパーソナライズ対応には限界があります。大規模な顧客管理や細かい分析が必要な場合には、LINE連携が可能なCRMツールの導入が効果的です。
LINEを活用した顧客管理(CRM)とは
LINEを活用した顧客管理とは、メールのような一方通行のコミュニケーションではなく、LINE上でコミュニケーションを行い、顧客との関係性を構築することです。LINEは国内最大のSNSアプリで、多くの消費者が日常使いをしているため、BtoC企業にとってLINE上でのマーケティング施策はかかせません。LINE上で顧客一人ひとりに最適な施策を展開できれば、高い反応率を得られるだけでなく、LTV(顧客生涯価値)を効果的に向上させることができます。
LTVを最大化させるCRM導入の重要性
顧客のニーズが多様化し、新規顧客の獲得が難しくなってきたことを背景に、新規獲得に大幅な予算をかけるよりも、既存顧客のリピート率やロイヤリティを高める方が有効だと考える企業が増えました。
この背景から、近年デジタルマーケティングの分野では、LTV(Life Time Value)の重要性が増加しています。LTVとは顧客が特定の企業やブランドと取引を行う期間中に、その顧客が企業にもたらす総利益を指します。LTVの向上に必要不可欠である顧客との良好な関係構築のために、多くの企業がCRMを導入しています。
CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客情報を一元的に管理し、長期的な顧客関係を維持するための施策や、顧客を管理するITシステムそのものを指します。CRMは、多くの顧客がいても個別に最適なアプローチを実現し、顧客のロイヤリティ効果を高めることに寄与します。
またMarketSplasのWebサイトの「2024年最新のCRM統計」では、CRMを使用している企業について次のようなデータを掲載しています。
最近の研究によると、顧客関係管理(CRM)ソフトウェアを使用している企業は、平均29%の売上増加と最大34%の生産性向上を経験しています。
CRMソフトウェアシステムの導入は、245%以上のROIをもたらします。
上記の統計データから、CRMの導入が企業の業務効率や収益性、そして企業の成長に大きく貢献していることが分かります。今後も多くの企業がCRMを導入していくでしょう。
LINEとCRMを連携するメリット4つ
LINEとCRMを連携することで、One to Oneマーケティングの精度を上げられます。具体的にどのようなメリットがあるのか確認していきましょう。
- LINE IDの連携で、顧客管理を効率化できる
- セグメント分けした顧客ごとに、個別メッセージを送信できる
- チャットボットで顧客対応を自動化できる
- 顧客行動を可視化して分析できる
LINE IDの連携で、顧客管理を効率化できる
LINEのユーザーアカウントは、一人ひとりにIDが割り振られています。顧客は、LINE IDと会員情報を連携すると、LINEからログインした状態でECサイトやWebサイトにアクセスでき、購入・検索などが可能となります。つまり、LINE IDの連携によって、LINE IDを持つ顧客とCRM上での顧客が一致してデータの精度が上がり、顧客管理を効率化できます。
例えば、LINEとは別にCRMで顧客情報を管理していると、会員のうち誰が公式LINEアカウントに登録しているのかが分からない場合があります。しかし、LINE IDの連携ができれば、すでにある顧客情報とLINEアカウントとを紐づけられるようになります。
セグメント分けした顧客ごとに、個別メッセージを送信できる
LINEとCRMを連携すると、より細かなセグメント配信が可能となり、例えば「20代女性」とターゲット設定をし、顧客ごとに必要なメッセージを送信できます。LINEに標準搭載された顧客管理機能だけでは、過去の注文回数や購入商品などを管理できず、ロイヤリティの高低も管理しきれません。セグメント配信では、リピーターにだけ特別なキャンペーンを知らせたい、カゴ落ち商品についてLINEで知らせたいなど、顧客ごとに最適化したメッセージを送信できます。
また、 セグメント配信の活用法に「シナリオLINE」があります。シナリオLINEはいわゆる公式アカウントのLINEを使用したマーケティング方法の1つです。事前にシナリオを設定しておくと、顧客の動きに合わせて自動応答できます。顧客のセグメントごとに、顧客に合ったメッセージ対応ができ、決済ページへの遷移率やCVRが向上も見込めます。
チャットボットで顧客対応を自動化できる
チャットボットによるメッセージ自動配信機能のあるCRMであれば、顧客ごとの情報も踏まえた上で、顧客対応を自動化できます。LINEでは顧客側からの問い合わせにタイムライン上で返答するケースも多いですが、顧客数が多い場合はすべての問い合わせに手動で対応するのは不可能と言えるでしょう。
チャットボットはリアルタイムで顧客対応し、顧客が必要とする回答に導くように設計されています。その結果、顧客は待つことなくスムーズに問題を解決できます。有人対応へのエスカレーションとしても便利に活用できるでしょう。
顧客行動を可視化して分析できる
CRMとLINEの連携により、顧客行動を可視化・分析して、マーケティングへと活用できるのもメリットです。CRMとLINEの連携で、可視化して分析できる主な情報・顧客行動は次の通りです。
- 性別/年齢/居住地
- LINE友だち追加に至った経路(LINEの流入経路)
- LINEアカウントブロックに至った経路
- LINEを通じて行われた注文数や予約数、来店数等
- メッセージの開封率
- 配信したクーポン別に見る開封率や使用率
- URLの反応計測
上記以外にも、ページへのアクセス回数、コンテンツの視聴分析などあらゆるユーザー行動が分析できます。LINEとCRMを連携させておけば、LINE上で得られた顧客情報はすべてCRMのデータベースにて管理され、自動で分析まで行われます。今後、LINE施策で最適な判断を行うには、CRM連携による可視化と分析がポイントと言えます。
LINE連携とできるCRMは多数あり、自社のニーズに合ったを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったLINE連携とできるCRMが分かる診断(無料)ができます。
LINEと連携できるCRMツールの比較表
ここからは、LINEと連携できるCRMツールを比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめのLINEと連携できるCRMツールをご確認ください。
ツール名 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
Salesforce Sales Cloud | 要問い合わせ | 1ユーザー3,000円〜 |
Synergy! | 118,000円 | 20,000円〜 |
うちでのこづち | 要問い合わせ | 50,000円〜 |
アクションリンク for futureshop | 22,000円〜 | 24,000円〜 |
Customer Rings | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
MicoCloud | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Hubspot | 無料 | 1ユーザー1,800円~ ※無料プランあり |
ZohoCRM | 無料 | 1ユーザー1,680円〜 ※無料プランあり |
【2024年最新】LINEと連携できるCRMツールおすすめ6選
2024年最新で、LINEと連携できるCRMおすすめ6選を紹介します。自社のCRM選びの参考にしてください。
- Salesforce Sales Cloud
- Synergy!
- うちでのこづち
- アクションリンク for futureshop
- Customer Rings
- MicoCloud
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するLINEと連携できるCRMです。
世界でトップクラスのユーザー数を誇るクラウドCRMで、顧客管理や商談管理、見込み顧客の管理などをまとめて行えるほか、X(旧:Twitter)やFacebookといったSNSからデータ取り込みも可能です。
LINEとは「DX-LINE Plus」や「OMLINE-I」などのLINE連携に特化したアプリを使用すれば連携できます。すでにSalesforce Sales Cloudを使用しており、メール配信における開封率の低さやCV率の低さなどにお悩みの方にはおすすめです。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- チャットで女性のアニメーションキャラクターが画面に出てきて話しかけてくれるので、親しみやすい。また、操作で迷っているとAIで適宜アドバイスをしてくれる。
- インターフェースが見やすい チャット機能や掲示板などがあり、自然と利用率が向上している データの蓄積に役立つ
Synergy!
Synergy! は、シナジーマーケティング株式会社が提供するLINEと連携できるCRMです。顧客情報の一元管理を中心に、必要な機能をもれなく搭載した国産CRMとして利用されています。
アンケートやフォームによる情報収集をはじめ、データベースにおける一元管理、外部システムとも情報を連携させながら、メッセージ配信やWebマーケティングにも活用する流れをこれ1つでカバーでき、LINEとの連携も可能です。
LINEとの連携では、セグメント配信やオート配信、リターゲティング配信、ステップ配信などさまざまな配信方法にも対応し、クーボン付きのバースデーLINEの配信や、会員ポイントの失効時にはアラートLINEも配信できます。LINEマーケティングに力を入れたい場合には非常に心強いCRMです。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- リードのタグ設定
- アイコンのカラーが気分を明るくしてくれる。メールや紙の決裁が減り、時短になった。形式にとらわれず、気軽にやり取りができる。
- 顧客リストや提案書、見積書など営業全般の事務管理の効率が良くなる。SFA/CRMを初めて使う人でも分かりやすい。
うちでのこづち
うちでのこづちは、株式会社E-Grantが提供するLINEと連携できるCRMです。ネットショップやEC通販業界において、もっとも人気を集めているCRMで、SFA機能もそなえています。
特許を取得している独自のシステムを導入しており、顧客満足度は93%と高い数値を記録しています。顧客情報の収集・分析をはじめ、メールやSMS、広告など幅広いチャネルを活用した改善施策の展開、その後の効果検証までこれ1つでカバーでき、LTV(顧客生涯価値:Life Time Value)の向上が可能です。
LINE公式アカウントとの連携もでき、セグメント配信やステップ配信が可能であるほか、URLごとのクリック率測定、CSVファイルによるレポート出力やGoogleアナリティクスとの連携などが可能です。LINEマーケティングに便利な機能が揃っています。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- スケジュール管理機能
- リードナーチャリング機能
- 営業データの分析機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
アクションリンク for futureshopは、株式会社アドブレイブが提供するLINEと連携できるCRMです。EC通販業界に特化したCRMで、メールのみならずSMSやLINEまでマルチチャネルをこれ1つで管理できます。
LINEの連携面では、通常のLINEでは送信できない、セグメント送信の他にWeb閲覧履歴や購入履歴などもデータ分析が可能です。ネットショップを運営しており、LINEマーケティングを活用したい方にはおすすめのCRMといえるでしょう。
顧客データを活用しながら、パーソナライズ化されたメッセージを自動で配信可能。それぞれの顧客にマッチした内容がAI技術により編み出されるので、CXの向上やLTVの最大化にも役立ちます。また、導入時から導入後まで安心できるサポート体制が整っている点も魅力です。
- クラウド(SaaS)
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 顧客情報の重複データ除外機能
- リードナーチャリング機能
- LINEメッセージ配信機能
- SMS配信機能
- データのインポート機能
- アンケート作成機能
- 電話サポートあり
Customer Ringsは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するLINEと連携できるCRMです。継続利用99%以上のリピート率があるCRMで、マーケティングオートメーション(MA)では、国内No2の実績を持ち多くの企業が導入しています。
蓄積したデータから一人ひとりを深掘りし、個客として対話が可能です。分析結果のグラフをクリックすると、分析対象の顧客一覧を抽出し、一覧を用いた分析や、顧客カルテや購買履歴を確認して顧客を深掘りできます。顧客一人ひとりに注力でき、より高品質な顧客体験の創出につながります。
LINEの公式アカウントと連携したメッセージ配信機能を備えており、顧客データとLINE IDを統合することで、CRM上での分析がより進みます。
- クラウド(SaaS)
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- ダッシュボード機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 企業情報の自動取得機能
- リードナーチャリング機能
- 営業データの分析機能
- リードスコアリング機能
Mico Cloudは、株式会社HR PRIMEが提供するLINEと連携できるCRMです。LINE運用に特化し、LINEを最大限効果的に活用できるCRMです。
業界規模問わず多くの企業に利用され、継続利用率99.5%を実現しています。LINEで成果を出すためのノウハウとしてKPI設定、ユーザーフロー、各指標の数値計測、数値を元にした改善施策を提案など、成果達成に向けたサポートを受けられます。LINEによる一気通貫した顧客体験を可能にする顧客管理機能、予約管理機能、自動セグメント配信、bot機能、LINE内予約などの豊富な機能が搭載されています。
Mico CloudとLINEを連携することで、集客数の最大化と既存顧客フォローの最適化、リピート率向上につなげられるでしょう。
以上、LINEと連携できるおすすめのCRMを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、LINEと連携できるCRM選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
無料プランがあるLINE連携が可能なおすすめCRM2選
無料プランがあるLINE連携が可能なおすすめCRM2選を紹介します。2つとも導入実績が豊富なCRMなので、無料プランも安心して利用できます。
- HubSpot
- Zoho CRM
HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供するLINEと連携できるCRMです。世界中で18万4,000社もの企業に導入され、実績が豊富なCRMです。
高度な顧客管理機能やリード管機能などを搭載し、顧客管理に必要な基本機能のほとんどを無料プランで利用できます。無料アカウントを作成することで、CRM機能やセールスオートメーション機能、マーケティングオートメーション機能などを無料で試せるので、導入する前にチェックしてみましょう。
LINEとの連携は基本機能には搭載されていませんが、Webhookにより自分でコードを書いて連携させるか、Make(formerly Integromat)を用いたAPI連携、LITTLE HELP CONNECTを使った連携など、さまざまな方法で連携可能です。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 顧客データの管理がしやすく、他のデータと突合して見込み度などを把握しやすい。専門部署のサポートが無くともある程度までは活用できるのもよい。
- 説明書がなくても使いやすく、初心者の方でも安心して、使用できるところが良いと感じました。また、特に困ることも無かったです。
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供するLINEと連携できるCRMです。優れたコストパフォーマンスにより人気を集め、世界中で数多くの企業に導入されているCRMで、無料プランも用意されています。
月額1,980円から利用できるという料金体系でありながらも、顧客情報の管理やスケジュール管理、売上予測、分析などさまざまな機能を利用でき、LINEとの連携もカスタマイズによって可能です。Webサイトやチャットボット、メルマガやSMSなど、幅広いチャネルと活用しながら顧客情報の収集・管理を進めることができるでしょう。CRMの導入がはじめてで不安という方にも、認定パートナーによるサポートを受けられ心強いです。
15日間の無料トライアルも利用でき、トライアル終了後は自動で無料プランへと引き継がれる点も安心です。
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 顧客管理機能
- 見込み顧客の管理機能
- メール一斉配信
- 問い合わせ管理機能
- ダッシュボード機能
- 顧客情報の重複データ除外機能
- レポートのカスタマイズ設定
- 顧客と接触後、次回の接触履歴を管理できる点。また、顧客の属性ごとにフィルターをかけられるので、優先順位がつけやすい。
- 費用対効果がとても高い点です。他のCRM、SFAと同等機能で価格は1/3程度と圧倒的です。慣れれば他の製品と機能も同じだと思います。というか優れている点もたくさんあると思います。
LINEとCRMを連携した導入事例2つ
LINEとCRMツールを連携したことにより成功したサービスの事例を2つご紹介します。
- CRM「Synergy!」の導入事例
- CRM「MicoCloud」の導入事例
CRM「Synergy!」の導入事例
医療業界をトータル的にサポートするこの企業では医学生との関係構築の課題があり、相性の良いLINEを活用することにしました。具体的には、学生がLINE登録をした時点で、Synergy!で制作したアンケートへ誘導することで、Synergy!に格納している会員情報とLINEの友だちを紐付けた管理を実現。
また、Synergy!を活用した自動的なステップLINEの配信により、業務工数の軽減や提供情報を網羅できる仕組みが構築できたということです。LINEとSynergy!との連携により、効率的な情報発信と学生との接点強化が達成されました。
CRM「MicoCloud」の導入事例
アメリカに本社のあるスポーツメーカーの日本子会社は、従来の施策において会員登録数の伸び悩みやメルマガ開封率の低さに課題を感じていました。そこでリアルタイムで情報を提供できるLINEを活用することに。またイベント後、顧客とさらに良好な関係を構築するため、CRMを連携することにしました。
MinoCloudを選んだ理由は、顧客情報に応じたセグメント配信だけでなく、店舗ごと・担当者ごとにアカウント管理が可能だったためです。また実績が豊富でサポートも充実していたため、MinoCloudとの連携を決めました。
MinoCloudとLINEの連携後、LINE公式アカウント友だち限定で発行したクーポンの施策により、配信費用に対する売上が1600%を達成したということです。LINEとMicoCloudとの連携により、購買促進にダイレクトに寄与することに成功しました。
LINEのマーケティング活用がおすすめの理由
LINEのマーケティング活用がおすすめの理由を3つ解説します。LINEは国内最大級のユーザー数を誇るSNSアプリで、日常的に多くの人が使い慣れたツールです。
- アクティブユーザー数の多さ
- 顧客が使い慣れたUX/UI
- 双方向でのコミュニケーションが可能
アクティブユーザー数の多さ
LINEのアクティブユーザー数の多さは、国内では圧倒的で、月間ユーザー数は9,500万人(2023年6月末時点)を記録しており、1日1回以上使用しているユーザーはその内の86%※です。
※出典: LINEヤフー株式会社「LINEキャンパス LINEのユーザーはどんな人?」
LINEでのコミュニケーションは、生活のインフラとして定着しているため、アクティブ率も圧倒的に高く、企業メッセージの開封率や、店舗送客率なども高いのが特徴です。また、60歳以上の方で普段SNSを使っていない方でも、LINEだけは使っているという高齢者も多く、幅広い顧客にリーチできます。
顧客が使い慣れたUX/UI
顧客がよく使い慣れたUX/UIであるという点も、LINEのマーケティング活用がおすすめの理由です。友達や家族へメッセージを送るように、企業の公式アカウントとも双方向にメッセージをやりとりできるので、企業側は顧客に合わせたコミュニケーションで売上につなげやすくなります。また、顧客が使い慣れているツールであることから、開封率や返信率も他のアプリよりも高いです。
双方向でのコミュニケーションが可能
LINEは企業側の一方的なメッセージを送るだけではなく、問い合わせなど顧客とのコミュニケーションの入り口としても活用されており、顧客と企業間の双方向でのコミュニケーションが可能です。特に、リアルタイムで対応するチャットボットでは、MessagingAPIを接続したり、AIチャットボットを活用したりすることで、顧客に合わせた即時的な双方向の対応が自動的に可能となります。以上がLINEの顧客コミュニケーションがおすすめの理由です。
まとめ:CRM(顧客管理ツール)との連携で、より効果のあるLINEマーケティング
今回は、LINEとCRMを連携するメリットを解説するとともに、LINEと連携できるおすすめのCRMを紹介してきました。BtoCビジネスを展開している企業には、LINEのマーケティング活用が欠かせません。LINEに搭載されている顧客管理機能だけでは集客の効果を感じられない場合は、LINEと連携できるCRMで顧客管理の効果を高め、適切に顧客にアプローチしていきましょう。
しかし、LINEと連携できるCRMは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、LINEと連携できるCRM選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったLINEと連携できるCRMが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
プロが代わりに探して紹介します!