クラウド電話とは?おすすめサービスや固定電話から乗り換えるメリットも紹介
コミュニケーションツールやプロジェクト管理ツールなど、仕事で使うさまざまなツールがクラウド化し企業のDX化が進んでいます。電話においても例外ではありません。クラウド電話を使えばスマホ・PCを使ってどこからでも電話ができるようになり、固定電話機は不要になります。「社内の電話業務を効率化したい」とお考えならクラウド電話がおすすめです。
そこで本記事では、固定電話からクラウド電話に乗り換えるメリットから注意点、選び方を解説。おすすめクラウド電話サービス5選も紹介するので、ぜひクラウドPBX選びの参考にしてください。
- クラウド電話とは
- 固定電話をクラウド化するメリット
- クラウド電話のデメリットや注意点
- クラウド電話を選ぶポイント
- クラウド電話の比較表
- 【2025年最新】おすすめのクラウド電話サービス5選
- まとめ:固定電話をクラウド化して、スムーズな顧客対応を実現
- よくある質問

クラウド電話とは

クラウド電話とは、クラウド上に電話交換機能(=PBX)を構築し、インターネット回線を通じて電話の受発信を行うサービスのこと。これまでのように電話回線を電話機につなげるのではなく、インターネット・Wi-Fi環境を使って通話します。クラウド電話は「クラウドPBX」「クラウドフォン」とも呼ばれます。
スマートフォンにクラウド電話用のアプリをインストールすることで、自身のスマホで外線電話・内線電話・転送を行えるようになります。同様に、PCやタブレットにクラウド電話用のソフトウェアを導入する(ソフトフォン化する)ことで、電話の受発信が可能に。
クラウド電話を導入すると、電話機だけでなく、スマホ・PC・タブレットなど多様な端末で電話業務を行うことが可能です。また、インターネットに接続できる環境であればどこでもクラウド電話を使えるため、テレワークなど多様な働き方に対応します。
固定電話や従来のビジネスフォンと比較した違い

これまで電話業務には固定電話と電話機を使う方法が主流でした。固定電話は、オフィスに設置した電話交換機(=PBX)と電話機を電話回線でつなぐことにより受発信ができる仕組みです。
このような従来のビジネスフォンと比較し、クラウド電話は「物理的な機器が不要」という点で違いがあります。クラウド上の電話交換機(=PBX)にインターネットを通じて接続することで、固定電話と同じように電話の受発信が可能となります。
そのほか、固定電話のビジネスフォンとクラウド電話の違いは下記の通りです。
比較項目 | 従来のビジネスフォン (固定電話) |
クラウド電話 |
---|---|---|
使用回線 | 電話回線 | インターネット回線 |
PBX(電話交換機)の設置 | 社内にPBXの設置が必要 | クラウドサービスのためPBX設置は不要 |
利用可能な環境 | 社内 (本社や支店など拠点が異なる場合は各所でPBXが必要) |
社内・社外問わず、インターネット回線に接続できる場所ならどこでも利用可能 |
受発信できる端末 | 電話機 | 電話機、スマホ、PC |
固定電話をクラウド化するメリット
固定電話をクラウド化し、クラウド電話に切り替えるメリットを解説します。
- クラウドサービスだから、電話機やPBX(電話交換機)の設置が不要
- オフィス外でも場所を問わず、スマホ・PCで電話の受発信が可能
- オフィス拠点間を内線化し、通話コストを削減できる
- WEBから簡単に電話回線の増減・利用ユーザーの設定ができる
- クラウド化は事業継続計画(BCP)の対策として有効
- テレワークなど多様な働き方を実現できる
クラウドサービスだから、電話機やPBX(電話交換機)の設置が不要
クラウド電話は、クラウド上でPBX(電話交換機)の機能が提供されるサービスのため、オフィスへの電話機・PBXの設置が不要。設置工事を行う必要がない点・工事に伴う費用や手間が発生しない点がメリットです。
社内システム運用の担当者は、WEB上でクラウド電話の初期設定を行うだけで対応完了。定期的な電話機・PBXのメンテナンスを行う必要もないため、管理の手間を大幅に削減できます。
オフィス外でも場所を問わず、スマホ・PCで電話の受発信が可能
電話対応を行う社員にとってのメリットは、オフィス外でも場所を問わず、スマホ・PCで電話の受発信が可能なことです。これまで営業担当者は、外出中にオフィスの電話機にかかってきた電話に対応できず、取引先や顧客を待たせるケースも。しかし、クラウド電話の転送機能を使ってオフィスから電話転送してもらうことで、即座に電話対応が可能となります。
「受注の機会損失を防ぎたい」「1件でも多く顧客から受注したい」という企業には、顧客とのコミュニケーションロスを防ぐためにクラウド電話の導入がおすすめです。
オフィス拠点間を内線化し、通話コストを削減できる
クラウド電話は、本社・支社のオフィス拠点間の電話を内線化することが可能。内線電話には通話料が発生しないため、別々のオフィスにいる社員同士の通話コストを削減できる点がメリットです。複数拠点にオフィスがあり、拠点間の電話に高い料金が発生している場合は、クラウド電話への乗り換えを検討しましょう。
WEBから簡単に電話回線数やユーザーの設定変更ができる
固定電話など従来のビジネスフォンでは、電話回線数を増やすためには専用業者がオフィス内で工事・設定変更をする必要がありました。一方、クラウド電話の場合はWEB上で電話回線数の変更が完了し、ユーザーアカウントの設定変更も簡単に行えます。導入後に手間がかからない点も、固定電話からクラウド電話に乗り換えるメリットといえます。
クラウド化は事業継続計画(BCP)の対策として有効
自然災害によりオフィスに出社できない場合も、社内のメンバーや外部の取引先と電話で連絡をとれる体制を整えることは、事業継続のために重要です。クラウド電話はオフィス外でも代表電話での受発信が可能なので、有事の際も連絡手段として活用できます。
また、固定電話をクラウド化することで、会社内に電話機器を保有する必要がないため、自然災害など緊急事態に遭遇した際にも、電話機器が損傷して使えなくなることはありません。このように、クラウド化は事業継続計画(BCP)の対策として有効です。
テレワークなど多様な働き方を実現できる
クラウド電話は、専用ソフトウェアを入れたスマートフォン・PCとインターネット環境があればどこでも利用可能な電話サービス。オペレーターは電話対応業務をオフィスの電話機で行う必要がなくなり、テレワークなど多様な働き方を実現できます。
テレワークに対応した働きやすい会社を実現することで、優秀な人材を採用しやすくなり、長期的には企業の事業拡大につながることが期待できます。
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クラウド電話のデメリットや注意点
多くのメリットがあるクラウド電話ですが、いくつかのデメリットや注意点も。ここでは、固定電話からクラウド電話に乗り換える際の注意点について解説します。
- 古いスマホ端末やOSバージョンに対応していない場合に注意
- 会社の代表電話番号を引き継げない場合に注意
- 固定電話と比較して通話品質が安定しない点はデメリット
古いスマホ端末やOSバージョンに対応していない場合に注意
クラウド電話は電話機だけでなくPC・スマホで電話できる点が大きなメリットですが、OSバージョンが対応していない場合はそもそもクラウド電話を利用できないため注意が必要です。
年代が新しいWindows・MacのPCやスマートフォンであれば心配は不要ですが、古い端末を使っている場合は、事前に「クラウド電話に対応したOSバージョンか」を確認するのがおすすめです。
会社の代表電話番号を引き継げない場合に注意
現在利用中の固定電話の電話ば号をそのまま引き継いで利用したい場合、サービスによっては番号の引き継ぎができないこともあるため注意が必要です。多くのクラウド電話では、03(東京)や06(大阪)、その周辺地域の市外局番を継続利用できますが、対応外のエリアの市外局番は引き継ぐことができません。
また、NTT東日本・NTT西日本のひかり電話の番号は引き継げるものの、それ以外の電話番号については専用ゲートウェイ機器を設置する必要があるというケースも。事前に「会社の代表電話番号を引き継げるか」の確認がおすすめです。
関連記事:クラウドPBXは電話番号そのまま引き継げる?移転時の注意点も
固定電話と比較して通話品質が安定しない点はデメリット
クラウド電話は、電話回線ではなく、無線のインターネット・Wi-Fiを利用する電話サービスです。そのため、インターネットの通信速度によって通話品質が左右されます。一時的に通話が途切れる場合も。通話品質が安定しない点は固定電話と比較したクラウド電話のデメリットといえます。
通話品質については、インターネット回線を利用するオンラインミーティング(zoomなど)をイメージすると分かりやすいです。なお、多くのクラウド電話サービスでは無料トライアルを実施しており、正式導入前に通話品質を確認することが可能です。
クラウド電話を選ぶポイント
企業に導入するクラウド電話サービスを選ぶ際、比較したほうがいいポイントは下記の5つです。
- クラウド電話の機能
- 利用できる電話番号
- 通話の音質
- セキュリティ対策
- クラウド電話の利用料金
クラウド電話の機能
クラウド電話には、従来のビジネスフォンと同様、会社代表電話での受発信・転送・パーク保留の機能が実装されている一方、下記のような機能はクラウド電話の提供会社によって違います。
- 使用中の代表電話番号の引き継ぎ
- IVR(自動音声ガイダンス機能)
- 録音機能
- 音声認識・テキスト化
- ネットFAX機能
- PC対応(ソフトフォン)
- 外部ツール(SFAやCRMなど)との連携
まずは「自社の電話業務に必要な機能がそなわっているか」という観点でクラウド電話を比較することが重要。IVRや録音機能といった機能は、電話の対応品質向上に役立つため、カスタマーサポートに注力する企業におすすめです。
利用できる電話番号
クラウド電話は、サービスによって利用可能な電話番号に違いがあり、「自社で使いたい番号を発番できるか」という観点での比較が重要です。多くのクラウド電話サービスでは、03番号(東京)や06番号(大阪)、NTTが提供するひかり電話番号を発番できます。
一方で、全国エリアの市外局番を発番できるクラウド電話サービスは少ないです。自社で利用したい電話番号が決まっている場合は、電話番号の種類も確認しましょう。
通話の音質
クラウド電話を比較すると通話の音質にも違いがあります。「通話の声が途切れてしまう」というような低品質のクラウド電話を契約すると電話業務に支障がでるため、音質の比較も重要です。
音質を確認する際に参考となる指標として、総務省判定基準があります。総務省判定基準とは総務省が設けている通信品質の基準のことで、段階ごとの評価は下記の通りです。
総務省判定基準 | 通信品質 |
---|---|
クラスA | 固定電話相当の品質 |
クラスB | 携帯電話相当の品質 |
クラスC | IP電話相当の品質 |
クラスAの最高評価を獲得しているクラウド電話には「モバビジ」や「CLOUD PHONE」があります。なお、無料トライアル期間を設けているクラウド電話も複数あり、音質を確認した上で正式契約するのがおすすめです。
セキュリティ対策
クラウド電話はインターネット回線を用いた電話サービスのため、ネットワーク攻撃やウイルス感染など外部の脅威にさらされています。外部の脅威から身を守りながら安定して電話業務を行うためには、セキュリティを比較して万全の対策をしているクラウド電話を選ぶことが重要です。
通信暗号化やウイルスチェックなどの基本的なセキュリティ対策だけでなく、二段階認証やVPNネットワーク構築など、より強固なセキュリティ対策を実施するクラウド電話なら、企業も安心して利用できます。また、ISMS認証・プライバシーマークといった第三者認証を取得しているクラウド電話サービスもセキュリティレベルが高く、おすすめです。
クラウド電話の利用料金
クラウド電話の利用に必要な料金は、初期費用と月額料金です。クラウド電話は機器の設置が不要のため工事費は発生しませんが、各種設定の作業費用として初期費用が発生します。とはいえ、初期費用の相場は5,000円程で、固定電話などの従来のビジネスフォンと比較すると安いです。
クラウド電話の月額料金の相場は1,500〜2,000円程で、基本的には電話回線数に応じて料金が変わります。一方でユーザー数に応じて課金されるタイプもあります。ユーザー課金タイプは1ユーザーあたりの月額料金が安く設定されている場合が多く、少人数でクラウド電話を利用する場合におすすめです。
以下の記事では、クラウド電話にかかる初期費用・月額料金・通話料の相場を詳しく紹介しています。また、サービスごとの料金比較もしているので、クラウド電話の料金について気になる方は参考にしてください。
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クラウド電話の比較表
ここからは、クラウド電話の料金を比較します。自社の予算と照らし合わせて、おすすめのクラウドPBXをご確認ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
BIZTEL ビジネスフォン | 50,000円~ | 21,000円~ |
MiiTel(ミーテル) | 無料 | 5,980円/1ユーザー |
トビラフォン Cloud | 33,000円~ | 3,300円~ |
Good Line | 10,000円/1内線 | 月額費用:1,000円 基本料金:5,000円 |
ひかりクラウドPBX | 2,200円~/1工事 | 11,000円~/1契約 |
以下ではクラウド電話を最大6サービス並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【2025年最新】おすすめのクラウド電話サービス5選
機能や料金を比較した結果、2025年最新のおすすめクラウド電話サービス5選を詳しく解説します。基本的な電話機能に加え、IVR(自動音声ガイダンス機能)や音声テキスト化など、便利な機能をそなえたクラウド電話や、良心的な価格帯のクラウド電話をおすすめとして選出しました。
- BIZTEL ビジネスフォン
- MiiTel(ミーテル)
- トビラフォン Cloud
- Good Line
- ひかりクラウドPBX
-
料金
月21,000円 -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
BIZTEL(ビズテル)は株式会社リンクが提供するクラウド電話サービス。これまで2,000社以上の企業に導入実績があり、国内シェアNo.1※を獲得しているクラウド電話のパイオニアです(※デロイト トーマツ ミック経済研究所による)。
BIZTELが提供するプランは、スマホの内線化に適した「BIZTEL モバイル」、ビジネスに最適な「BIZTEL ビジネスフォン」、コールセンター用の「BIZTEL コールセンター」の3種類。事業規模や目的に合わせて最適なプランを選べます。
「BIZTEL ビジネスフォン」のライトプランは、初期費用5万円・月額料金2.1万円で、1つの外線番号と40の内線番号を利用できます。「BIZTEL ビジネスフォン」では、代表電話番号での受発信・転送・パーク保留など基本的な電話機能を利用できるほか、オプションでIVR(自動音声ガイダンス機能)や音声録音機能、音声テキスト化機能を追加することも可能です。

MiiTel
-
料金
月5,980円/ID -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MiiTel(ミーテル)はAIを搭載したクラウド電話サービスで、顧客対応や営業電話の内容をAIが解析・可視化できる点が他社と比較したおすすめポイント。電話対応品質を向上させたい企業や、社員教育を行いたい企業におすすめのクラウド電話です。
また、利用可能な電話番号の種類が豊富な点もMiiTel(ミーテル)のおすすめポイントで、03(東京)・06(大阪)以外にも主要都市の市外局番を取得できます。セキュリティについても、プライバシーマーク・ISMS認証を取得しているため、コールセンター業務も安全に利用可能。これまで1,950社以上の企業に導入実績がある、おすすめのクラウド電話です。

トビラフォン Cloud
-
料金
月3,300円 -
初期費用
33,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
トビラフォン Cloudは、トビラシステムズ株式会社が提供するクラウド電話。固定電話などのビジネスフォンをクラウド化し、電話業務のプラットフォームを構築するサービスで、テレワークなど多様な働き方を推進したい企業におすすめです。
他社と比較したトビラフォン Cloudの特徴は、迷惑電話フィルタにあります。トビラフォン Cloudでは、3万件以上のデータをもとに、押し売りや迷惑電話につながる可能性ある着信を事前に通知。迷惑電話検出率は97%で、不要な電話対応に時間を取られることなく、本来の業務に集中できます。
ネットFAX機能はない点には注意が必要ですが、基本的なクラウド電話機能・録音機能・IVR機能はあるため、通常業務で便利に利用できます。また、SMS自動送信機能も搭載。IVR機能の分岐先で、発信元の携帯電話へ自動でSMSを送信できるため、電話対応の取りこぼし防止や受電対応の負担軽減につながります。

GoodLine
-
料金
月3,000円 -
初期費用
20,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Good Line(グッドライン)は、株式会社Good Relationsが開発・提供するクラウド電話サービス。ビジネスフォンからコールセンターまで、会社の電話をクラウド化します。
Good Lineが提供するプランは、小規模企業向けの「GoodLine SOHO」、ビジネスフォンの導入やリプレイスに最適な「GoodLine クラウドPBX」、コールセンターを構築できる「GoodLine クラウドCTI」の3種類。事業規模や目的に合わせて最適なプランを選べます。
Good Lineには基本的な電話機能のほか、通話録音・メモ・通話分析によって情報を「見える化」する機能や、チャットツールやSFAとのシステム連携機能があります。電話やチャットでスムーズにコミュニケーションをとれる環境を構築したい企業に、Good Lineはおすすめのクラウド電話です。

-
料金
月11,000円/専用BOX1台 -
初期費用
4,950円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ひかりクラウドPBXはNTT東日本(東日本電信電話株式会社)が提供するクラウド電話サービスです。現在お使いの会社電話番号をそのままクラウド電話に引き継ぐことが可能。固定電話からクラウド電話に乗り換えることで、スマートフォン・PCでも代表電話の受発信ができるようになります。
NTT東日本が提供する「まるらくオフィス」オプションは、光アクセスサービス・Wi-Fi環境・情報セキュリティ対策、電話環境といったICT環境の設定をすべてお任せできるサービスで、「手間なく固定電話をクラウド化したい」という企業におすすめです。また、大手通信会社の信頼できるサービスを導入したい企業にも、NTT東日本が提供するひかりクラウドPBXがおすすめです。
- アカウント権限
- 外線接続機能
- 内線基本機能
- 転送機能
- 保留機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
まとめ:固定電話をクラウド化して、スムーズな顧客対応を実現
固定電話など従来のビジネスフォンと比較し、場所に縛られずに利用できるクラウド電話。スマートフォンやパソコンから代表番号で発着信が可能で、スムーズな顧客対応が実現します。また、クラウド電話は固定電話と比較して利用料金が安いため、コスト削減したい企業にも「固定電話のクラウド化」がおすすめです。
今回は、クラウド電話を比較して特におすすめのサービスを5つ紹介しましたが、紹介したサービス以外にもさまざまなクラウド電話があります。それぞれのクラウド電話に独自の強みがあるため、予算や目的と照らし合わせて導入サービスを選定することが重要です。
PRONIアイミツでは、BtoB受発注のプロとして、クラウド電話選びにお悩みの企業担当者からの相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで、おすすめのクラウド電話がわかる診断もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
クラウド電話は無料で使える?
クラウド電話はトライアル期間であれば無料で利用できることが多いです。ただし、無料トライアル期間はサービスによって異なることや、一機能やアカウント数が制限されていることがあるので、サービスの提供会社にトライアル中にできることなどを確認した上でトライアルを実施しましょう。
以下の記事では無料トライアルを実施しているサービスを紹介しているので、あわせてご覧ください。
クラウド電話が普及した背景とは?
クラウド電話が普及した背景には、テレワークの拡大によってどこでも使える通信手段の需要が高まったことが挙げられます。また、クラウド技術の導入によりコスト削減や運用負荷の軽減、利便性の向上が実現されたことや、IPネットワークへの移行によって通信料金が低下し、高速・大容量の通信が可能になったことも、普及を促進する要因となっています。
総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」によると、クラウドサービスを利用する企業は年々増加しており、令和4年の段階では7割以上の企業が何かしらのクラウドサービスを利用する結果となりました。また、クラウドサービスの効果を「非常に効果があった」もしくは「ある程度効果があった」とした企業は9割に上りました。このことから、今後もクラウドサービスを利用する企業は増え続けると考えられます。
※参照:総務省『令和4年通信利用動向調査の結果』4 企業におけるICT利用の現状 (1)クラウドコンピューティングサービスの利用状況(企業)
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