案件管理でおすすめのSFAツール7選!メリットもご紹介【2024年最新】
Excelでの案件管理に課題を抱えている営業担当者は多いのではないでしょうか? 「Excel管理のため、出先で商談情報を入力するのが困難」「一元管理や共有がしづらく、非効率」とお悩みの方には、SFA(営業支援ツール)での案件管理がおすすめです。SFAは案件管理を属人化から解放し、効果的な案件管理手法へと変えるためのツールです。
本記事では、法人向けITツールの比較メディア「PRONIアイミツ」が案件管理でおすすめのSFAを厳選してご紹介します。案件管理を効率化し、成約率の向上につなげたい営業担当者はぜひご覧ください。
- 案件管理におけるSFAの必要性
- 案件管理にSFAを活用するメリット
- Excelでの案件管理をおすすめできない理由
- 【比較表】案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)
- 案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)7選
- 案件管理を成功させるSFA導入のポイント
- まとめ:ExcelからSFAに切り替え、情報共有をスムーズに
案件管理におけるSFAの必要性
SFAとは営業活動を支援するためのシステムを指します。案件管理とは、顧客との間に発生した商談内容を可視化し管理できる機能です。案件管理にSFAを活用すると、商談情報を一元管理できるだけでなく、営業部門全体で案件情報を共有できます。属人化しがちな案件情報もSFAであればリアルタイムで共有でき、チーム全体の業務効率化が進みます。
さらに、SFAによる案件管理で、担当者ごとの受注見込度(確度)や売上見込額(予測額)などの集計も可能です。
中小企業庁の「中小企業におけるデジタル化とデータ利活用」によると、デジタル化に積極的なIT投資を行った理由として、「業務効率化などによるコスト削減効果を実感」を挙げる企業が最も多い結果に。下記のグラフでは、デジタル化に積極的に取り組む企業ほど、効果を実感する割合が高くなっていることが分かります。
出典:中小企業庁「中小企業におけるデジタル化とデータ利活用」
また、下記は「デジタル化による業務効率化の効果」を示したグラフです。デジタル化により業務効率化を実感している企業は、労働生産性の上昇率が大きい傾向にあることが示されています。
出典:中小企業庁「中小企業におけるデジタル化とデータ利活用」
上記統計データから、デジタル化におけるITシステム導入は、「業務効率化」や「労働生産性」の向上に大きく貢献していると言えます。今後も、多くの企業がSFAのようなITシステムを導入し、企業の成長につなげていくと考えられます。
案件管理にSFAを活用するメリット
SFA(営業支援ツール)は営業支援や営業の業務効率化に大きく貢献するものですが、案件管理に活用するとどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは案件管理にSFAを活用するメリットを3つ紹介します。
- 案件・商談情報を可視化できる
- 蓄積したデータを分析し、営業活動に活かせる
- 外部システムと連携できる
案件・商談情報を可視化できる
SFA(営業支援ツール)で案件管理を行うメリットの1つは、案件・商談情報の可視化により適正なマネジメントが可能になることです。案件を効果的に進行するためには、5W1H、すなわち、案件におけるさまざまな施策について、いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように(When・Where・Who・What・Why・How)実践したかを、詳細に管理する必要があります。
SFAの活用により、案件の5W1Hが明瞭に可視化でき、各案件のプロセスや進捗、契約状況などを容易に把握することが可能です。その結果、担当者の業務における大幅な効率化や工数削減も期待できます。また、チーム内での連携やナレッジの共有にも活かせるため、営業成績の良い担当者に業務が集中し、属人化が進んで全体の効率が悪化するといった事態も防げます。SFAによって柔軟な営業戦略が可能になり、適正なマネジメントが実現します。
蓄積したデータを分析し、営業活動に活かせる
登録・蓄積したデータを分析し、営業活動に活かせるのもSFA(営業支援ツール)で案件管理を行うメリットです。SFAで、営業担当者の行動などの分析ができれば、分析結果を営業活動に活かせ、成約率の向上にもつなげられます。案件情報の登録は個人からみると手間に感じることもありますが、大幅な業務改善や業務効率化、売り上げの拡大にもつながる重要な業務です。
営業活動は、担当者個人が単独で業務を遂行するシーンも多く、システムで適正に管理しなければそのプロセスや結果などの把握は困難です。SFAによって案件内容や営業活動の記録を標準化すれば、有意義な情報が日々蓄積され、有効な分析が可能に。 蓄積したデータを分析して、営業成績の向上を図るためにも、SFAを用いた案件管理は有効な手段です。
外部システムと連携できる
SFA(営業支援ツール)は外部システムと連携できることも、SFAで案件管理を行う大きなメリットです。販売システムや請求書システムといった外部システムとSFAを連携できれば、顧客情報の登録・更新といった入力の手間が省け、利便性が高まります。例えば、請求書システムや会計システムといった外部システムとSFAを連携させれば、見積書・請求書に手動で顧客情報を登録する必要がなくなります。加えて、情報の誤入力も回避できます。
また、すでにCRM(顧客管理システム)やMA(マーケティングオートメーション)ツールを導入している場合、CRMやMAをSFAと連携できれば、分析結果を顧客対応やマーケティング業務の効率化に活かせます。 分析によって表面化したボトルネックを解消できれば、営業成績の大幅な向上につなげられるでしょう。SFAの有効な活用で、さまざまな方面から営業成果のアップが期待できるのです。
Excelでの案件管理をおすすめできない理由
Excelはビジネスのさまざまな用途に対応できるツールとして、多くの現場で活用されています。使い慣れているという理由から、Excelを利用して案件管理を行う企業が存在するのも事実です。Excelでの案件管理をおすすめできない主な理由は、次の通りです。
- 案件が増えるほどファイルが重くなり、効率悪化や破損のリスクが高まる
- 数人での同時編集が難しく、その結果、異なるバージョンが散在してしまう
- 最新バージョンを把握できず、トラブルにつながることも
- 多数の案件を抱えると管理がさらに煩雑になる
- リアルタイムに更新・共有ができない
- 過去の商談内容が把握しづらく、非効率
SFAであれば、Excelの課題やデメリットを一括して解消できるほか、分析や外部システムとの連携も容易になり、案件管理の効率が飛躍的に向上します。
SFAによる管理で、来館率を大幅改善した事例
リゾートブライダル事業を行う企業(従業員数1,000名以上)では、営業拠点ごとにエクセルで顧客情報を管理しており、「情報共有のスピードが遅く、タイムリーな状況判断ができない」「項目数が多く、エクセル表への入力が大きな負荷に」といった多くの問題がありました。
そこで、Zoho CRMを導入したところ、「案件の入力がスムーズで、作業時間が短縮された」「来館予約フォームの入力ルール設定により、入力ミスを防止」「顧客情報の画面を見ながら来館接客ができ、適切な対応が可能に」といったように、営業プロセスが大幅に改善されたとのこと。また、システム導入により客観的なデータに基づいて施策を打てるようになり、来館予約のキャンセル率を50%削減できたと言います。
参考元:Zoho CRM 公式サイト
このように、Excelでの管理からSFAでの管理に切り替えたことで、顧客情報や案件情報の管理を大幅に改善しているケースは多いです。
【比較表】案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)
ここからは案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)を比較します。PRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込み比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
下記ボタンから、案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)を最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)7選
ここからは、案件管理におすすめのSFA(営業支援ツール)を厳選して紹介します。SFAを導入し、業務を効率化したい企業は必見です。
- Ecrea
- eセールスマネージャーRemix
- Sales Force Assistant
- Mazrica Sales
- 戦略箱ADVANCED
- JUST.SFA
- ネクストSFA
Ecrea
Ecreaは、株式会社エクレアラボが提供する案件管理が可能なSFAです。本当に必要な機能だけを厳選して組み合わせられる「コーディネート型」を採用しているのが最大の魅力。初期費用は無料、月額費用は使用する機能に応じて発生するシステムなので、コストを抑えながらSFAを導入したいという場合にもぴったりです。
もちろん主要機能には案件管理も用意されており、案件・見込み商談の管理・共有が可能。いつ・どのような案件(商談)があり・どれだけの売り上げが見込めるかがひと目で把握できるものうれしいポイントでしょう。
また、30日間の無料体験も用意されているため、「実際の使い心地を確かめてから導入を検討したい」という方にもおすすめ。「必要な機能だけを利用し、運用コストを抑えたい」という企業に、EcreaはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- チャット機能
- ダッシュボードでの管理機能
eセールスマネージャーRemixは、ソフトブレーン株式会社が提供する案件管理が可能なSFAです。これまでに伊藤園やパナソニック、日立といった大手を含む5,000以上の企業に導入された実績をもつシステムで、顧客獲得数や売り上げの向上などに貢献しています。
営業管理の分野では、案件管理や商品別案件管理、案件シナリオ、スケジュール管理などの機能を実装。なかでも案件管理機能では案件ごとに営業担当者や営業先の担当者、代理店、見積もり、売り上げ金額などの情報を紐づけて管理できるので、営業担当者だけでなくマネージャーも容易に確認が可能です。
また、訪問計画や活動報告に役立つ地図機能を搭載している点もおすすめポイント。「訪問先リストやスケジュール登録が簡単に行いたい」「限られた時間で1件でも多く訪問したい」という企業に、eセールスマネージャーRemixはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- 価格が手頃で高機能、業務の効率化が出来て非常に良くなった。従業員の業務が削減と円滑な営業活動が出来てとても良い。
- 案件の詳細について、自分で管理しやくす、また上司への報告連絡ツールとして使いやすい。タイムラインで他の営業担当の案件を把握でき、応用に役立てている。
Sales Force Assistant
Sales Force Assistantは、株式会社NIコンサルティングが提供する案件管理が可能なSFAです。30年近くにわたって企業の経営コンサルティングを行ってきたノウハウが集約されているのが特徴で、案件型営業支援システムやルート型営業支援システムなどを提供しています。
なかでも「Sales Force Assistant」シリーズの案件型営業支援システム「顧客創造」では、案件管理はもちろん顧客情報・名刺情報管理、ToDoメモ自動作成などの機能を実装しています。
AI秘書が営業担当者をサポートする「アシスタント機能」が搭載されているのもシリーズ共通の特徴。「日報作成やスケジュール管理、業務の抜け漏れ、提案タイミングなどさまざまな角度からサポートしてほしい」「豊富な無料アプリケーションを活用して案件管理を行いたい」という企業に、Sales Force AssistantはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
- とてもスピーディーなシステムなので、いろいろなアイテムごとに連動している。初心者でも使い勝手が良く、サポートサービスも充実しているので、とても素晴らしい出来映えだと思われます。
- 一元管理ができるところ、カスタマイズが柔軟にできるところが便利だと思います。操作も簡単で使いやすいです。
Mazrica Salesとは、株式会社マツリカが提供する案件管理が可能なSFAです。現場主導の営業支援ツールで、活動の自動入力機能とAIを活用し、営業成果の最大化をサポートします。
Mazrica Salesには、多くの営業組織が抱える「営業の属人化」の問題を解消するための仕組みが搭載されています。誰でも直感的に使いこなせる画面構成により、誰でも簡単に入力ができ、現場での定着率が圧倒的に高まります。モバイルアプリからの入力も可能で、いつでもどこでも情報更新が可能です。
アクション管理機能や、アクションに対するコメント機能、売上や営業進捗率のレポート機能があり、現場の営業活動を可視化します。「SFAをマルチデバイスで活用したい」「slackやGmailなどの連絡ツールや、Sansanなどの名刺管理ツールと連携したい」「ツール連携で営業組織全体のナレッジを共有したい」という企業に、Mazrica SalesおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
- 分かりづらい点があるが結果が出ているので、かなり効率的に運用してる。インターフェースもわかりやすい。
- 操作に関して特に手引きがなくとも使うことができます。また、初心者、新入社員も特に苦戦することなく使えてる印象です。
戦略箱ADVANCED
戦略箱ADVANCEDは、株式会社インフォファームが提供する案件管理が可能なSFAです。ロングセラーの純国産SFAで、業種・業態を選ばない汎用性の高さで多くの導入実績を誇ります。戦略箱ADVANCEDは使いやすさ見やすさにこだわっており、10年以上の長期に渡り利用している企業も多数。
顧客情報を中心としたデータ構造となっており、顧客情報に紐づく全ての情報が1画面で把握できます。また、スケジュール管理、活動管理、商談・受注・売上管理、各種集計、掲示板、クレーム管理、CSV入出力などのデータ連携機能も搭載。
「地図情報を活用した区画管理機能があるSFAを使いたい」「導入から定着まで専任担当者による充実したサポートが受けたい」という企業に、戦略箱ADVANCEDはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
JUST.SFAは、株式会社ジャストシステムが提供する案件管理が可能なSFAです。最大の特徴は、案件管理を強みとしていること。案件ごとの進捗管理や成約確度などの情報が集約できるほか、案件の進捗状況はチャートで視覚的に確認が可能です。
過去の営業履歴や見積もりなども閲覧できるため、情報収集の時間短縮による業務効率化が期待できます。徹底的に追求された使いやすさや柔軟性の高さも大きな魅力。表示項目のならびや入力フォームの設計は、ドラッグ&ドロップで簡単に行うことができます。
また、提供元であるジャストシステムの製品は多くの企業や学校、官公庁に導入されており、その数は1万5,000社以上。「実績豊富なSFAを導入したい」「セキュリティ性能に優れたSFAを利用したい」という企業に、JUST.SFAはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- チャット機能
- 全体的に満足しています。 あまり慣れていない私でも、やり方が一通り記載してあり迷う点がなかったからです。
- 自身の取り組みが全社員と共有できる点。また、活動内容を所属メンバー間でより密にやり取りでき、ダイレクトにかつタイムリーに共有できるため。
ネクストSFAは、株式会社ジオコードが提供する案件管理が可能なSFAです。プログラミング不要で、必要な機能や項目をカスタマイズできるのがおすすめポイント。基本設定だけでなく表示項目の名称変更やユーザーごとの権限設定なども簡単に行え、SFAツールの使用がはじめての方にもおすすめのSFAです。
現状の管理項目をそのまま表示できることや、必要に応じて設定の提案が依頼できるのも魅力です。案件管理も得意分野の1つで、「案件リスト」と「案件履歴登録」「案件詳細」の3機能を用意。
案件の詳細管理からナレッジの共有、グラフを用いた行動分析、コメントを通じたコミュニケーションまで幅広く利用できます。また、97%以上という高い利用継続率からも、質の高いサービスであることがわかります。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- ソフトとしてのUIが優れていて動作も軽快なので、実用面での手軽さが感じられて、ITスキルが高くない社員でも運用しやすい点が魅力的だと感じる
- 利用者側も管理者側も、両方が使いやすく、みんなが積極的に利用したくなる。これからもどんどん利用していきたい。
以上、機能比較や料金比較でおすすめの案件管理ができるSFAを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、案件管理ができるSFA選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
案件管理を成功させるSFA導入のポイント
案件管理を成功に導くための「SFAを導入するための方法」を、3つのポイントに分けて解説します。
- 使いやすさを見極める
- 評価・検証する数値の設定
- 価格と規模を見極める
使いやすさを見極める
1つ目のポイントは「使いやすさを見極める」ことです。SFAの使い勝手は、業務の効率に影響する重要なポイントです。現場環境や担当者によって使いやすさの基準は異なるため、無料体験版の導入により、実際に関係者全員が使用しながら検証するのも有効な方法といえます。また、外出先からのアクセスやリモート業務にも対応するため、モバイルデバイスでの使いやすさを見極めることも大切です。その上で、自社が目指すゴールに合致した、最適なSFAを選定する必要があります。
評価・検証する数値の設定
2つ目のポイントは「評価・検証する数値の設定」を行うことです。案件管理ではさまざまな数値がデータとして収集できますが、営業活動における何を指標として「成功した」と評価するかは会社や部門ごとに異なります。例えば「案件数が多いことが良い」のか「受注数が多いことが良い」のかは、その時々の方針などによって変わります。評価・検証を適切に行うためにはデータを収集するだけでなく、評価基準を明確にすることが重要なのです。方針などに基づいて適切に数値を設定し、適宜その数値設定を変更して運用しましょう。
価格と規模を見極める
3つめのポイントは「価格と規模を見極める」ことです。ほとんどのSFAは月額いくらというように有料での利用になります。ツールごとに料金設定が異なりますが、同時に蓄積データ量や利用規模なども異なるのです。重要なことは「自社の利用規模に最適な価格と規模のツール」を選定することにあります。予算は限られますので、予算内に収まる料金で、想定する規模で利用できるツールを選定しましょう。必要に応じて、交渉を前提とした料金プランの利用も検討してください。
まとめ:ExcelからSFAに切り替え、情報共有をスムーズに
この記事では、SFAで案件管理を行うメリットやExcelによる案件管理をおすすめできない理由を解説するとともに、案件管理におすすめのSFAツールを紹介してきました。ExcelからSFAによる案件管理に切り替えると、「案件の可視化」が可能になり情報共有をスムーズに行えます。そのほかにも、営業活動の効率化やナレッジ共有、売り上げの拡大への貢献が期待できるのもSFA導入の大きなメリットです。
数ある案件管理ができるSFAを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った案件管理ができるSFAが分かる診断(無料)ができます。
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