API連携が可能なおすすめのSFA8選【2024年最新】
SFAと他のシステムを連携する際に大きな課題となるのが、手間と時間がかかること。現在、CSVファイル形式でのデータ共有をしている企業では「データ連携にかかる手間を無くしたい」という悩みを抱える方も多いでしょう。API連携が可能なSFAを導入できれば、業務効率を大幅に改善するだけでなく、企業全体の生産性を上げることも可能です。
そこで本記事では、BtoBの受発注を支援するPRONIアイミツが、API連携が可能なおすすめSFA8選を紹介。API連携を行うメリット、SFAの選び方も解説しますので、データを連携させて効率的にSFAを使いたい方はぜひ参考にしてください。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラ
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の …続きを見る
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。 大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- SFA(営業支援システム)とは
- API連携とは
- SFAでAPI連携を行うメリット
- 【比較表】API連携に対応するSFA
- 【2024年最新】API連携に対応するSFAおすすめ8選
- SFAの選び方・比較方法
- まとめ:SFAのAPI連携で、社内でのデータ共有を実現しよう
- よくある質問
SFA(営業支援システム)とは
SFA(営業支援システム)とは、顧客データや案件情報、商談の進捗状況といった営業に関するデータを収集・管理できるシステムのことです。データの蓄積や情報共有、分析まで1つでカバーでき、営業プロセスの効率化を促進します。SFAは、次のようなシステムとAPI連携することでより便利に活用できます。
システム名 | API連携でできること |
---|---|
CRM | データ連携により情報入力の手間をカットできる |
MAツール | ・データ連携によりマーケティング部との情報共有が簡単になる ・質の高いリードを把握しやすくなる |
請求書システム | データ連携により、顧客管理から請求書管理までをスムーズに行える |
グループウェア | メールの内容やカレンダーのデータを連携でき、入力の手間をカットできる |
ビジネスチャットツール | 連携によりビジネスチャットツール上で通知を受け取れ、対応が素早くなる |
会計ソフト | 売上や見積のデータを連携でき、手間やミスが減る |
名刺管理アプリ | データ連携により、二重登録の手間をカットできる |
このように、SFAはさまざまなシステムとAPI連携が可能です。連携により、部門をまたいで顧客データを活用できるため、会社全体で業務効率化を実現できます。
SFAは業務を大幅に効率化し、生産性を高められるため、多くの企業が導入を進めています。下記の統計グラフは、金融庁が行ったデータ活用後の評価に関する調査結果です。営業活動へのデータ活用による収益機会の拡大は「導入効果想定通り」83.7%、「導入効果想定以上」8.2% と報告されました。
※出典:金融庁 令和2年 金融機関のITガバナンス等に関する調査結果レポート「データ活用後の評価」
上記データから、収益機会の拡大には営業活動へのデータ活用が必要であることが分かります。顧客データを蓄積・分析できるシステムを導入し、データを効果的に活用するという視点が重要です。
API連携とは
APIとは、「Application Programming Interface」の頭文字をとった略語で、ソフトウェア間で情報を共有するために必要となるインターフェースの1つです。そしてAPI連携とは、APIを用いてソフトウェアやシステム、アプリケーションなどを連携することを指します。API連携を利用できれば、システム間のデータ連携や機能拡張が簡単に行えます。
APIがWeb上に公開されており、ネットワーク上で連携させるだけのものは「Web API」と呼ばれ、それぞれのアプリケーションが異なるプログラミング言語で開発されていたとしても問題なく連携ができます。Web APIは多くのSFAやCRMなどで利用されています。例えば、各種Webサービスにログインする際に「Amazonアカウントでログインする」「LINEアカウントでログインする」といった選択肢を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。これは代表的なAPI連携の1つで、APIを利用してアカウントを連携し、データを共有しています。
SFAでAPI連携を行うメリット
ここでは、SFAでAPI連携を行うメリットを解説します。
- 自社で運用するシステムとの連携で、効率化が図れる
- 企業全体で顧客情報を活用・管理できる
自社で運用するシステムとの連携で、効率化が図れる
SFAでAPI連携を使用できれば、自社で運用中のシステムと連携でき、業務の効率化を図れます。例えば、営業部門でSFAを導入したいものの、マーケティング部門ではすでにCRMを使用しているという場合、API連携が可能であれば顧客データを連携できます。わざわざCRMから顧客情報をCSVファイル形式でエクスポートし、SFAを立ち上げてファイルを再びインポートする、という手間もなく業務効率化に大いに役立ちます。
多くの企業ではCRM以外にも、ERPやワークフローシステムなどのさまざまなシステムを並行して活用しているはずです。こういった自社で運用するシステムとSFAの連携で、業務時間の節約を実現できます。 また、SFA側で情報が更新された際には、連携している他のシステムにも情報が同期されるなど、常に最新の情報を共有できる点もAPI連携のメリットです。
また、APIで柔軟にカスタマイズできるSFAなら、改修できない自社システムであってもSFA側をカスタマイズすることで連携が可能です。
企業全体で顧客情報を活用・管理できる
API連携が可能なSFAによって、企業全体で顧客情報を管理し、さまざま場面で活用できる点もメリットです。MAツールや会計ソフト、グループウェアやチャットツールなど、さまざまなシステムにAPI連携させることで、顧客情報の共有がスムーズに。マーケティング部門や経理部門など、営業部門以外においても生産性の向上が期待できます。
API連携が可能なSFAの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったAPI連携が可能なSFA(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【比較表】API連携に対応するSFA
API連携に対応するのSFAを、以下の比較表にまとめました。各サービスの機能や料金を比較し、自社に合ったSFAをご確認ください。
下記ボタンから、API連携に対応するSFAを最大6サービス並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
なお、API連携に対応するSFAの導入を検討している企業には以下の記事もおすすめです。SFAと同様に「営業支援機能」を多数搭載したCRMも数多くリリースされているので、ぜひあわせてご覧ください。
【2024年最新】API連携に対応するSFAおすすめ8選
ここからは、API連携に対応するおすすめSFAを8選紹介します。各SFAの特徴や、どんな企業におすすめかを解説するので、SFA選びの参考にしてください。
- Salesforce Sales Cloud
- eセールスマネージャーRemix
- Mazrica Sales
- Zoho CRM
- Sansan
- GENIEE SFA/CRM
- Knowledge Suite
- 楽楽販売
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するAPI連携に対応するSFAです。リード管理にはじまり、顧客管理や売上予測、レポーティングなど、営業をスムーズにする機能が1つに集約されています。
API連携では、REST APIやSOAP API、Connect REST API、ユーザーインターフェース APIなど合計12種類のAPIがあり、柔軟に機能を拡張可能。また、コミュニケーションツールのTwilioや、電子契約サービスのクラウドサイン、クラウド会計ソフトのfreeeなど、さまざまなサービスと連携できます。
「API連携は柔軟性の高さを重視したい」「売上アップにつながるさまざまな機能を搭載したSFAを選びたい」という企業に、Salesforce Sales CloudはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- SFA や CRM で良いと感じたポイントは、とても使いやすくて仕事に向いていると思ったからです。今後も SFA や CRM を利用したいと思っています。
- 数多くの企業からの支持を受け導入されている信頼性の高さがある。営業のDX実現をスムーズに行うことができる機能面の高さとサポート体制の充実があること
eセールスマネージャーRemixは、ソフトブレーン株式会社が提供するAPI連携も可能なSFAです。営業管理から顧客管理、マーケティングやBIまでこれ1つでカバー。
システムの使いやすさや、万全なサポート体制も評価され多くの人気を獲得しています。これまでの導入実績は5,500社以上を誇ります。REST API・SOAP API ・URL APIによる外部サービスとの連携も可能で、技術支援についても相談できるのが心強いポイント。
経費精算システムの楽楽精算や、Web会議ツールのZoom、MAツールのSPIRAL、CTIシステムのBIZTELなどとの連携サービスも充実しています。「さまざまな外部システムを連携できるSFAを使いたい」「利用継続率が高いSFAを選びたい」「シングルインプットを行うだけで自動的にマルチアウトプットされるSFAが良い」という企業に、eセールスマネージャーRemixはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- 初心者向けなのでそういう作業が始めての社員でもすぐ行うことができ、迅速な作業が行うことができました。
- 案件の詳細について、自分で管理しやくす、また上司への報告連絡ツールとして使いやすい。タイムラインで他の営業担当の案件を把握でき、応用に役立てている。
Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するAPI連携も可能なSFAです。現場での使いやすさやニーズに応えた営業支援ツールとして評判で、業界を問わず多くの企業に導入されています。
営業プロセスの効率化を実現する機能を搭載し、外部サービスとの連携にも柔軟に対応。Google WorkspaceやGaroonなどのグループウェア、SlackやChatworkなどのチャットツール、クラウド会計freeeやMoney Forwardクラウド請求書などの請求書システム、TableauやSisenseといったBIツールなど、さまざまな外部システムとAPI連携が可能です。
「面倒な各種入力を自動化したい」「AIを活用したリスク分析・アドバイスを受けて、営業組織をサポートして欲しい」「営業の進捗状況をひと目で把握できる案件ボードで、業務をスムーズに進めたい」という企業は、Mazrica Salesを検討してみてはいかがでしょうか。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
- 分かりづらい点があるが結果が出ているので、かなり効率的に運用してる。インターフェースもわかりやすい。
- とても使いやすく便利で業務の効率化に役立っているところです。
Zoho CRMは、ゾーホージャパンが提供するAPI連携も可能なSFAです。直感的に操作できる使いやすさや充実したサポート体制、便利な機能の数々、導入しやすい料金設定の4つが揃ったSFAで、はじめてSFAを導入する企業にもおすすめです。
単体での機能も豊富でありながら、REST API・バルクAPI・通知APIによるAPI連携にも対応。請求書システムの請求管理ロボや、クラウド電話システムのCallConnect、CTIシステムBlueBean、チャットツールのChatworkなど、幅広い外部サービスとともに活用可能です。
「ExcelやGoogleスプレッドシート、CRMなどからデータ移行を簡単に行いたい」「初期費用をかけずに、月々の費用も抑えながら導入したい」「無料プランがあるSFAを利用したい」という企業に、Zoho CRMはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- 費用対効果がとても高い点です。他のCRM、SFAと同等機能で価格は1/3程度と圧倒的です。慣れれば他の製品と機能も同じだと思います。というか優れている点もたくさんあると思います。
- コストパフォーマンスが高く、カスタマイズも簡単ですので、専門知識が無くても自社に合わせたシステムが実現できます。 ブループリント機能により、ボタンを押せば複数処理が実行できるため利用側の負担を軽くすることもできます。Zoho Flowの活用でCRMの情報を社内のチャットツールにも送ることができます。
Sansanは、Sansan株式会社が提供するAPI連携も可能なSFA/営業DXサービスです。名刺管理機能をはじめ、接点管理やマーケティングまで幅広いシーンで活用できます。
100万件以上の企業情報がデフォルトで搭載されているのが大きな特徴で、営業力を強化したい企業にはおすすめのサービスです。外部システムとの連携も充実しており、API連携にも対応。Salesforceをはじめ、MAツールのSATORIやMarketo、b→dash、ビジネスチャットのInCircle、自動化ツールのZapierなど、多彩な外部システムとデータを連携しながら利用できます。
「顧客企業の人事異動情報がリリースされた際には、すぐに最新のデータを通知して欲しい」「会社マスタや組織ツリーの作成も可能なサービスを利用したい」という企業に、SansanはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- Pマーク
- 冗長化
- 登録や検索のユーザーインターフェイスがとても使いやすく、操作で詰まる事が殆ど無いこと。 ある企業の既存のお付き合いを確認する際に、検索が容易な事。
- 簡単には名刺を読み込めて、社内で共有できる。 定期的に機能の紹介やアップデートの案内などのメールが届き、気付きがある。
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供するAPI連携も可能なSFA/CRMです。定着率99%を誇る使いやすさとコストパフォーマンスの良さが魅力。AI機能も搭載しさらなる効率化を実現しています。
GENIEE SFA/CRMは、費用を抑えながらもAI搭載のSFAを導入したい企業にぴったりです。API連携による外部サービスとのデータ連携も可能で、ノーコードプラットフォームのYoomやクラウド型電話システムのBIZTEL、クラウドセキュリティサービスのHENNGE Oneなど、さまざまなシステムとあわせて活用できます。
「CRM機能もある国産のSFAを導入したい」「シンプルで使いやすい画面のSFAを選びたい」「項目設定もデータ移行もドラッグ&ドロップで簡単に実行したい」という営業担当者に、GENIEE SFA/CRMはおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- チャット機能
Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供するAPI連携も可能なSFAです。総合ビジネスアプリケーションとしてマルチなサービスが集約されています。名刺情報を正確、かつ、高速でデジタル化できるという特徴があります。
営業支援・顧客管理をはじめWebフォーム作成やグループウェア、セキュリティソリューション、メール配信エンジンなど、ビジネスを加速させる機能をまとめて利用可能。加えて、Knowledge Suite APIの使用により外部システムとのデータ連携も可能に。他社サービスへのKnowledge Suiteのデータ連携、他社サービスからのデータ連携がスムーズに行えます。
「すばやく正確に、安全に名刺をデータ化したい」「名刺情報をマーケティングや営業活動、総務、人事まであらゆる業務で活用したい」という企業に、Knowledge Suiteはおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
楽楽販売は、株式会社ラクスが提供するAPI連携も可能な販売管理システムです。SFA機能を搭載し、顧客情報や受発注、売上、原価、外注先などをまとめて管理できます。計算の自動化や請求処理の自動化、見積もり作成の自動化までこれ1つで実現可能です。
楽楽販売は、営業管理だけでなく販売管理も自動化したい企業におすすめです。CSVファイルの取り込みでデータを連携できるほか、Web-APIを使用したAPI連携も可能なのがおすすめのポイント。会計システムの勘定奉行クラウドや、電子印鑑GMOサイン、マネーフォワード クラウドERPなど、ビジネスに欠かせないツールと連携できます。
「販売管理業務を大幅に効率化したい」「自社仕様に柔軟にカスタマイズできるSFAを導入したい」「さまざまなルーティンワークの自動化をまとめて実現したい」という企業に、楽楽販売はおすすめです。
- とにかく簡単にできるため重宝している。手間が省けるため、煩雑な業務が軽減しており本来の業務に集中できているため。
- 営業支援システムはここ2年のうちに初めて導入して、途中から引き継ぐ形で使うようになったのですが、サポートが迅速丁寧で不明点もスムーズに解決しながら使えてます
以上、機能比較や料金比較でおすすめのSFAを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、SFA選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
SFAの選び方・比較方法
ここからは、SFAの選び方や比較方法を解説します。最低限押さえておきたいポイントを解説するので、SFAを選ぶ際には参考にしてください。
- 必要な機能は搭載されているか
- ツールの操作性は良いか
- トータルコストで費用を比較
必要な機能は搭載されているか
SFAを選定する際には、必要な機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。SFAは、各社で搭載されている機能が異なります。顧客管理や案件管理、商談管理などの基本機能は変わりませんが、どんなサービスと連携できるか、スマホアプリに対応しているかなど、細かな点は違うため事前の確認が必要です。どんなSFAが欲しいか現場の声も汲み取った上で、必要な機能が搭載されたSFAを導入しましょう。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント
なお、SFAだけではプロモーション活動には対応できないため、MAツールとの連携が重要です。SFAを選定する際、自社で使用しているMAツールと連携が可能かも確認しましょう。
ツールの操作性は良いか
SFAを導入する際には、ツールの操作性が良いかを必ず確認しましょう。使いやすいSFAを導入すれば、現場にスムーズに定着し、営業における効率化アップや生産性アップといった効果を得られます。SFAの多くは無料トライアルサービスを利用できるので、営業部門で使いやすさを確認し、問題なく使いこなせると判断できたものを導入しましょう。
また、フィールドセールス時に使用したい企業は、スマホアプリやスマホブラウザからの操作性も必ずチェックしましょう。
トータルコストで費用を比較
SFAを選ぶときは、トータルコストで費用を比較しましょう。初期費用がかかるものとかからないもの、月額料金がユーザー課金制のものやプラン別のものなど、SFAの費用はサービスによって異なります。機能がシンプルでリーズナブルなSFA、少々値は張るもののCRM機能も広く搭載しているSFAなど、機能とのバランスにも注意しながらトータルコストを比較してください。
SFAの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFA(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
まとめ:SFAのAPI連携で、社内でのデータ共有を実現しよう
今回は、API連携が可能なSFAについて解説してきました。API連携を活用すれば、会計システムやMAツール、電子契約システムやビジネスチャットツールなど、さまざま外部サービスとSFAのデータを連携できます。API連携により、「入力の手間をカットできる」、「情報共有が簡単になる」、「ミスを減らせる」など多くの効率化を享受できます。SFAのAPI連携を活用し、社内でのデータ共有を実現しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でSFAを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
→SFAのランキングはこちら
しかし、API連携が可能なSFAは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、API連携が可能なSFA選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
API連携が可能なSFAについて、よくある質問に答えます。
SFA・CRM・MAの違いは何ですか?
SFA・CRM・MAの違いを表にしましたのでご確認ください。製品によっては、SFAとCRMが一体化したサービスや、SFA・CRM・MAの3つの機能を搭載したサービスもあります。
システムの種類 | 対応範囲 | できること |
---|---|---|
SFA | 営業(商談〜受注) | 顧客データの管理、案件管理、商談管理など |
CRM | 顧客関係の維持 | 顧客データの管理、アップセル、問い合わせ対応など |
MA | 見込み顧客の創出・醸成 | メルマガ配信などのマーケティングの自動化、リードナーチャリングなど |
SFAの役割は何ですか?
SFAには次のような役割があります。
- 営業における情報共有をスムーズにする
- 営業のルーティンワークを効率化する
- 営業プロセスを可視化し、最適な戦略立案につなげる
- 情報の適切な共有・管理により、営業の属人化を防ぐ
- 営業全体の効率化、生産性アップを実現する
API連携に対応するSFAを導入する際の注意点は?
API連携に対応するSFAを導入する際、ITツールに慣れていない場合は注意が必要です。企業によっては、導入後にAPI連携をうまく活用しきれずコストが無駄になってしまうケースも。導入支援や運用サポート、カスタマイズ支援などのサポート体制が万全なSFAを選んでおくと安心です。また、SFAをスムーズに現場に定着させるためにも、無料トライアルで使いやすさを確かめておきましょう。
グループウェアと連携できるおすすめSFAは?
グループウェアとSFAを連携して活用したい人は、別記事「【2024年最新】グループウェアと連携できるおすすめSFA」をぜひご覧ください。また、OutlookとSFAを連携したい人は、別記事「Outlookと連携できるおすすめSFA」を参考にしてください。
プロが代わりに探して紹介します!
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラ
大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
資格
オーストラリアBOND大学 MBA
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント