SFAの選び方で後悔しないための6つのポイントを徹底解説!
「SFAを導入したいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない」「機能も色々あるけど、どこまで必要なのか判断が難しい」そんな悩みを持つ方におすすめなのが SFA(営業支援システム) です。
SFAを活用すれば、営業活動の可視化や業務効率化 が可能になります。ただし、自社に合ったものを選ばないと、活用しきれず失敗することも。
この記事では、SFAを選ぶ際のポイントや自社に適したSFAの見極め方を解説します。導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の …続きを見る
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。 大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。

SFAの選び方

SFAとは、顧客管理や案件管理ができるシステムで、営業活動を支援します。そんなSFAは、6つのポイントを押さえて選ぶことで自社に最適なサービスを選べます。
- 誰でも使いやすい操作性とUIか
- 必要な機能と価格のバランスが良いか
- サポート体制が充実しているか
- 導入実績が豊富か
- 既存ツールと連携性が高いか
- マルチデバイス対応か
誰でも使いやすい操作性とUIか
全ての業務システムに言えることですが、費用をかけて導入しても現場で使われなければ宝の持ち腐れです。SFAは業務システムの中では定着が難しい部類に入るため、スムーズな導入を果たすには操作感が重要と言えます。
できれば難しいマニュアルを見なくても、直感的に操作できるものがベストです。操作が簡単で使い勝手が良いと感じられたら、それだけ定着はスムーズにいく可能性が高まります。ぜひ無料トライアルを活用をし、操作感を試してください。
必要な機能と価格のバランスが良いか
SFAを導入する際は、機能と価格のバランスが重要です。まずは導入目的を明確にし、自社に必要な機能が備わっているかを確認しましょう。
ただし、機能が充実していても、予算を大幅に超えると導入の負担が大きくなります。料金は提供形態によって異なり、クラウド型は初期費用が低めですが、利用者が増えるとコストが膨らむこともあります。一方、オンプレミス型は初期費用が高額ですが、利用人数が増えても追加費用はかかりません。そのため、導入前にSFAの費用相場を把握しておくことが重要です。
SFAの費用は「初期費用」「月額料金」「カスタマイズ費用」の3つが必要で、それぞれの相場は以下の通りです。
費目 | SFAの費用相場 |
---|---|
初期費用 | 0~10万円程 |
月額料金 | ユーザー単位の場合:800〜5,000円程 企業単位の場合:5万円程 |
カスタマイズ費用 | 1,000〜1万円程 |
以下の記事では、SFAの初期費用・月額料金の相場や各サービスの料金を紹介しています。SFAの料金について詳しく知りたい方におすすめです。
サポート体制が充実しているか
SFAの導入に際しては「売り上げを伸ばしたい」「営業力を高めたい」など何らかの目的があるはずです。そのためにはSFAをフル活用する必要がありますが、新しいシステムは定着までに時間がかかるもの。特にSFAはその傾向にあります。導入後のスムーズな定着を目指すには、ベンダーのサポート体制は重要なポイントです。サポート体制については以下の4つを事前に確認しておいてください。
導入時のサポート
スムーズな導入のためのサポートとして、初期設定のアドバイスから活用方法、操作のレクチャーなどがあります。
トラブル発生時のサポート
障害が発生したときに、スピード感ある対応をしてくれるかどうかも重要です。できれば24時間365日体制の対応があり、電話やメール対応だけではなく、現地まで担当者を派遣してもらえる体制が理想的です。
カスタマイズへの対応
システムへの機能追加やカスタマイズなどに対応してもらえるかも要確認です。
専門スタッフによるサポートの有無
常時専門家に問い合わせをできる体制を整えているベンダーであれば、安心してサービスを利用できます。また、アップデートへの対応や情報提供などに関することも必ず確認をしておきましょう。
導入実績が豊富か
導入実績が多いベンダーのSFAはそれだけ多くの会社で支持をされているということに他なりません。システムに関する知見も蓄積されており、導入企業が抱える問題点や、必要な機能なども心得ているため、システムも改良を重ねられている可能性が高いです。また、サポートも体制も充実していることが多く、個別の要望にも柔軟に対応してもらえるでしょう。
実績面を重視した選び方としては、自社と同じ業界で多く導入をされているSFAを選ぶことがおすすめ。そうすることで、必要な機能が揃っているSFAである可能性が高くなります。また、導入実績は大手企業や中小企業といった企業規模も目安にしましょう。
既存ツールと連携性が高いか
SFAは営業活動を効率化させるためのツールですが、商談成立までには様々なフェーズがあります。例えば、業績拡大のためにはまず見込み客獲得が必要ですが、SFAはその範囲外にあります。見込み客獲得にはMA(マーケティング・オートメーション)ツールが有効です。SFAと連携できればMAツールの見込み客データをそのままSFAで管理できるため、顧客情報を再入力する手間はかかりません。
そのほか、顧客管理システムや受発注管理システムなどもSFAとは関連の深い業務システムです。既存のツールと連携できればデータ活用が大幅に広がるため、既に何らかのツールを導入をしている場合は、連携可能なSFAを選ぶことが大切です。
マルチデバイス対応か
マルチデバイス対応ならスマホやタブレットからでも情報にアクセスが可能。外出先から顧客情報を調べることもでき、必要に応じて上司にアドバイスを仰ぐことも可能です。
また、スマホのGPS機能と連動をしていれば訪問先へのアクセスを調べることもできます。初めての訪問先でも迷うことなく到着できるでしょう。営業結果の報告や日報提出も可能であるため、報告や書類の提出のためだけに帰社する必要もありません。このように、マルチデバイス対応のサービスを選ぶと業務効率化につながります。
さっそくSFAサービスを選定したい場合は、以下の記事をチェックしてみてはいかがでしょうか。PRONIアイミツが選定したおすすめのSFAを紹介しております。貴社にピッタリのサービスも見つかるでしょう。
SFAの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFA(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
SFAを選ぶ前に準備すべきポイント
ここからは、SFAを選ぶ前にしておいたほうがいいことを解説します。実際にサービスを選ぶ前に、以下を押さえておきましょう。
- SFAを導入する目的を明確にする
- 無料トライアルで確認する点を抑える
- 導入後のフローを確認する
SFAを導入する目的を明確にする
何のために導入をするのかという点がはっきりすれば、どのような機能が必要か明確になり自社に必要なSFAを選びやすくなります。SFAは使いこなすまでに時間がかかりますが、多少難しくても必要性を感じられれば定着は進みます。目的意識をはっきり持つことはスムーズな導入のためにも必要です。
無料トライアルで確認する点を抑える
SFAを導入する前に、無料トライアルを活用して自社の業務に適しているかを確認することが重要です。特に、機能の過不足や操作性の問題は、導入後の定着度に大きく影響します。以下のポイントを意識して試しましょう。
確認ポイント | チェック内容 |
---|---|
操作性とUIの使いやすさ | 直感的に操作できるか、画面のレイアウトやボタン配置が分かりやすいか |
必要な機能が揃っているか | 顧客管理、案件管理、レポート作成、タスク管理など、自社の業務に適した機能があるか |
既存ツールとの連携性 | CRM、会計ソフト、メールツールなどとスムーズに連携できるか |
レポート・分析機能の充実度 | 営業データを可視化し、適切な分析ができるか、カスタマイズ可能か |
サポート体制の充実度 | 問い合わせの対応速度や品質が十分か、FAQやヘルプセンターが充実しているか |
これらのポイントを実際に試したうえで、使いやすさや機能の適合度を総合的に判断しましょう。また、無料トライアルの段階で違和感を感じる場合は、本格導入後に定着しない可能性が高いため、他のSFAも比較検討することをおすすめします。
導入後のフローを確認する
SFAをスムーズに定着させるには、導入後の段取りが大切で、事前に決めておくことで混乱を最小限に防げます。導入に際して教育が必要であればその内容も詰めておくようにします。導入から定着までには様々な事態が想定されるため、その間のフォローアップ体制も構築しておくと良いでしょう。
また、SFAは営業やIT以外の部門でも関わるため、法務・セキュリティを担当する部門、経理部門とも業務フローを含めて連携しましょう。
「自社に適したSFAを選びたいけど、選んでいる時間がない」とお悩みの方は、PRONIアイミツへご相談ください。ITツール受発注支援のプロとして、SFA選びのご相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
失敗しないSFAの導入方法
SFAにかかる費用は高額なため、導入の失敗は避けたいとお考えの方は多いでしょう。ここからは、失敗しないSFAの導入方法を3点紹介をします。
- 機能と価格のみで選ばない
- セキュリティ体制が万全かどうかを確認する
- カスタマイズできるか確認する
機能と価格のみで選ばない
どんなに高機能でリーズナブルなサービスでも、使い勝手の悪いSFAは最終的に使われなくなります。営業社員にとってSFAは毎日使うものであり、特に外出先での使い勝手は重要なポイント。難しいマニュアルを見なくては操作できないものは定着しません。
また、外出先で利用するためにマルチデバイス対応のものを選ぶというのは大前提ですが、スマートフォンは画面が小さいためインターフェースが見ずらいとストレスが溜まります。スムーズな定着につなげるには操作性だけでなく視認性も要チェックです。使い勝手を調べるにはトライアルを利用するのが一番です。SFAの多くはデモ版があるため、興味のある製品でお試しができる場合は積極的に利用することをおすすめします。

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セキュリティ体制が万全かどうかを確認する
SFAには顧客の個人情報や取引先の機密情報が登録されるため、セキュリティ事故により情報流出が起こると多大な損害が発生します。企業として社会的信用を失う恐れもあるでしょう。SFAの選定に際しては、セキュリティ体制の構築にどれだけの投資をして、実際にどれくらいの体制を整えているのかを確認してください。不明点については問い合わせをしましょう。
また、セキュリティ体制を重視する場合は、セキュリティ基準が厳しいとされる金融機関や政府系機関の導入実績を調べるのも一つの手です。実績豊富なベンダーのサービスであれば安心して導入できます。
カスタマイズできるか確認する
SFAは導入企業によって使う目的、解決したい課題も様々です。ワークフローも会社ごとに異なるため、できるだけ自社仕様にカスタマイズできるサービスを選ぶことがおすすめ。必要なカスタマイズができないとツールに併せて業務の在り方を変更するなど、本末転倒な状況になりかねません。
SFAは個々のニーズに応えられるよう、カスタマイズできる仕様になっているものも多いですが、全てのサービスが仕様変更に対応している訳ではありません。最近主流のクラウド型はベンダーがシステムを提供しており、カスタマイズ性はオンプレミス型よりも低いです。そのため、ベンダーにどの程度のカスタマイズ性があるかを確認しましょう。

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また、SFAの導入と同時に既存業務をクローズしましょう。そうすることでSFAを使わざるを得なくなり、利用が広まりやすくなります。
まとめ:選び方のポイントを押さえて自社に最適なSFAを導入しましょう
SFAを導入して営業活動を効率化するためには、自社にとって最適なSFAを選ぶ必要があります。PRONIアイミツでは、さまざまな条件でSFAを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
とはいえ、SFAは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。そんな方は、PRONIアイミツへご相談ください。ITツール受発注支援のプロとして、SFA選びのご相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
なお、見積書を作成する機会が多い企業は、見積書を簡単に作成できるSFAの導入をおすすめします。以下の記事では見積書作成機能が優れたサービスを紹介していますので、スムーズに見積書を作成したい担当者はぜひ参考にしてください。
よくある質問
SFAに関するよくある質問に回答します。
SFAとはなんですか?
SFA(Sales Force Automation)は、営業活動を効率化するためのシステムです。商談の進捗管理、顧客情報の共有、売上予測などの機能を備え、営業の生産性向上や戦略的な意思決定を支援します。メリットやデメリットなどを詳しく知りたい方は「SFAとは」に関する記事をご覧ください。
おすすめのSFAを教えて
SFAの選び方は、企業の規模や業種、営業スタイルによって変わります。たとえば、柔軟なカスタマイズができる高機能なツールを求めるなら、「Salesforce Sales Cloud」が有力な選択肢です。一方で、使いやすさや無料プランの有無を重視するなら、「HubSpot Sales Hub」がおすすめ。特に、初めてSFAを導入する企業には、シンプルな操作性が魅力です。
コストパフォーマンスを考えるなら「Zoho CRM」もおすすめツールの一つ。導入しやすく、必要な機能を手軽に使えます。
SFAは、ただ導入すればいいものではなく、自社の営業課題や予算に合ったものを選ぶことが重要です。どのツールが最適なのか、しっかり見極めていきましょう。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!

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大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
資格
オーストラリアBOND大学 MBA
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。
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