CTIシステムのタイプ別おすすめ15選を比較!選び方も徹底解説
「電話対応の負担が大きい」「通話履歴が残らず情報共有が煩雑」「営業架電が属人化している」そんな課題を抱える企業に、いま注目されているのがCTIシステムです。 通話内容の自動記録や顧客情報のポップアップ表示、CRMとの連携など、電話業務の効率化や情報共有の改善に役立つ多彩な機能がそろっています。
本記事では、CTIシステムの基本から、インバウンド・アウトバウンド別のタイプや選び方のポイントまでわかりやすく解説。 さらに、おすすめの製品を「料金」「機能」「導入企業数」などの観点で徹底比較します。 自社に合ったCTI選びのヒントに、ぜひご活用ください。
IT導入・DX推進のプロ
西村 幸純
PRONI株式会社・情報システム部門のグループリーダー。社内ITの資産管理、サポートヘルプデスク、セキュリティ対策などの業務を主としなが …続きを見る
PRONI株式会社・情報システム部門のグループリーダー。社内ITの資産管理、サポートヘルプデスク、セキュリティ対策などの業務を主としながら、オフィスルールの策定や、ワークフローシステムなどSaaS・ITツールの社内導入を牽引した経験がある。また、前職では情報システム部門で20年以上従事し、社内システム全般の構築・管理業務を行ってきた経歴がある。オンプレサーバ管理、WEBアプリ開発(PHP+MS SQLserver)の分野にも知見を持つ。 PRONI株式会社 情報システム部門のリーダー
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- CTIシステムとは
- CTIシステムのタイプ
- CTIシステムの選び方・比較ポイント
- CTIシステムの比較表
- 【インバウンド向け】CTIシステムおすすめ6選
- 【アウトバウンド向け】CTIシステムおすすめ4選
- 【両方対応】CTIシステムおすすめ5選
- まとめ:電話業務を効率化したい企業にはCTIシステムがおすすめ
- よくある質問
CTIシステムとは
CTIシステムとは、電話とコンピューターを連携させて顧客対応を効率化する仕組みのことです。電話の着信時に顧客情報をパソコン画面に自動表示したり、通話履歴を自動で記録したりすることができます。
営業やカスタマーサポートの現場では、電話対応の属人化やメモの抜け漏れなどが課題となるケースが多く、それらを解消するためのツールとして導入が進んでいます。最近では、小規模な企業でも導入しやすいクラウド型CTIが増えており、コールセンター以外でも活用の場が広がっています。
クラウド型とオンプレミス型の違い
| クラウド型CTIシステム | オンプレミス型CTIシステム |
|---|---|
| ・初期費用が安い ・導入までが早い(数日〜数週間) ・ベンダーが保守・アップデート対応 ・在宅勤務や複数拠点に柔軟 ・月額制でコスト管理がしやすい |
・初期コストが高い ・導入に時間がかかる(数週間〜) ・自社での管理・メンテが必要 ・セキュリティ要件に細かく対応可能 ・業務に合わせた柔軟なカスタマイズが可能 |
CTIシステムには、クラウド型とオンプレミス型の2種類があります。クラウド型はインターネット経由で利用するタイプで、初期コストを抑えて短期間で導入できるのが特長。テレワークにも対応しやすく、最新機能のアップデートも自動で行われます。
一方、オンプレミス型は自社サーバーにシステムを構築する方式です。セキュリティ要件が厳しい業界では、社内環境で完結できるオンプレミスが選ばれることもあります。ただし、導入には専門知識や初期投資が必要となり、運用コストもかかる点には注意が必要です。導入目的や社内体制に合わせて選ぶことが重要になります。
CTIシステムのタイプ
CTIシステムには、用途に応じて3つのタイプに大きく分けられます。自社の目的に合わせた選定が重要です。
CTIシステムの3タイプをチェック
- インバウンド向け:問い合わせ対応に特化
- アウトバウンド向け:営業架電に特化
- 両対応タイプ:受電・発信どちらにも対応
インバウンド向け:問い合わせ対応に特化
インバウンド向けCTIシステムは、顧客からの電話を受ける業務に最適化されたタイプです。主に、カスタマーサポートやコールセンターなど、問い合わせ対応の品質向上や業務効率化を目的に導入されます。着信時に顧客情報を自動表示する「ポップアップ機能」や、過去の通話履歴の参照、担当者への自動振り分け機能が充実しており、対応漏れの防止や、一貫した対応を実現したい企業に向いています。
アウトバウンド向け:営業架電に特化
アウトバウンド向けCTIシステムは、企業側から顧客に電話をかける業務に特化しています。主に、営業部門やインサイドセールス、テレアポ業務などで活用されます。リストに基づき自動で次の番号に発信する「オートコール」や、クリックするだけで発信できる「ワンクリック発信」など、架電効率を高める機能が豊富です。通話後のステータス記録やトークスクリプト表示もでき、アポ率向上や架電件数の最大化を目指す企業に適しています。
両対応タイプ:受電・発信どちらにも対応
両対応タイプのCTIシステムは、インバウンドとアウトバウンドの両方に対応できる柔軟なタイプです。問い合わせ対応と営業活動を1つのシステムで管理したい企業に選ばれています。例えば、カスタマーサポート部門が受電対応を行いながら、キャンペーンやフォローコールをアウトバウンドで行う場合などに最適。顧客情報の一元管理や通話履歴の蓄積、部署間の連携強化にも効果があります。用途が多岐にわたる企業や中〜大規模組織での導入に向いています。
CTIシステムの選び方・比較ポイント
CTIシステムは種類や機能が多岐にわたるため、何を重視して選ぶかをあらかじめ明確にしておくことが重要です。
CTIシステムの比較ポイントをチェック!
- 自社に必要な機能を搭載しているか
- スマートフォンや自社回線に対応しているか
- CRMや既存ツールとの連携がスムーズか
- 初期費用や運用コストは予算内か
- トライアルや導入支援があるか
- サポート体制や実績に安心感があるか
自社に必要な機能を搭載しているか
CTIシステムには発着信、通話録音、着信ポップアップ、オペレーターの稼働状況管理など多様な機能があります。ただし全てを使うわけではなく、不要な機能はコスト増につながります。自社の業務に必要な機能と、あれば便利な機能を整理して比較することが重要です。
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~9月に実施した独自調査によると、企業がCTIシステムに求める機能(複数回答可)では、「通話の自動録音」が81%でトップでした。続いて「顧客情報のポップアップ」(75%)、「通話モニタリング」(66%)が挙げられており、多くの企業が顧客対応の効率化に関する機能を重視していることが分かります。
スマートフォンや自社回線に対応しているか
テレワークや外出中心の営業スタイルでは、スマートフォンや自社のIP電話回線を使って業務を行う場面が増えています。ただし、CTIシステムとスマホが未連携の場合、営業担当がスマホから電話をかけたとしても、通話履歴が社内の管理画面に残らない問題が発生します。
録音、履歴管理、着信時のポップアップ表示といった基本機能を安定して活用するには、CTIシステムが自社の通信インフラと接続可能かが重要です。製品仕様の確認に加え、実機レベルでの動作確認も必ず行っておきましょう。
CRMや既存ツールとの連携がスムーズか
電話で得た情報をCRMに手入力していると、記録漏れや入力ミスが発生しやすくなります。特に対応件数が多い企業では、情報の管理が煩雑になり、担当者によるばらつきも起きがち。CTIシステムとCRMが連携することで、通話履歴の自動記録や、着信と同時に顧客情報を画面に表示する機能を使うことで、リスクを最小限に抑えられます。
Salesforceやkintone、Google Workspace、Slackなど、普段使っている業務ツールと具体的にどのような連携が可能か。仕様書やデモ画面を通じて確認しておくと、導入後のギャップも避けやすくなります。
関連記事:Salesforceと連携できるCTIシステムおすすめ11選
初期費用や運用コストの想定が合っているか
CTIシステムは、クラウド型とオンプレミス型で費用構造が大きく異なります。クラウド型は初期費用が比較的安価な反面、通話量やユーザー数に応じて毎月の料金が上がる傾向です。一方、オンプレミス型はサーバーの設置や保守が必要になり、導入時にまとまった費用が発生するのが一般的。
例えば、低価格プランで始めたつもりが、通話量の増加で従量課金が膨らんでしまうことも。初期費用だけで判断せず、「年間でどのくらいかかるか」を見積もって比較することが大切です。具体的には、ベンダーに自社の運用状況(例:1日の平均通話数、利用者数など)を伝えたうえで、1年分の想定コストを出してもらうとよいでしょう。
実際に私がシステムの切り替えを担当したときも、こうした積み重ねで大幅なコストカットが叶いました。システムを選定する際は、使いたい機能が標準ライセンスに含まれるか確認しましょう。
関連記事:CTIシステムの費用相場は?料金が安いおすすめサービス12選を紹介
トライアルや導入支援があるか
CTIシステムは操作感やUIの使いやすさが重要ですが、それは実際に使ってみなければわかりません。例えば、設定画面が複雑すぎて現場のスタッフが混乱する、ということもあります。無料トライアル期間があれば、自社の業務フローに合うかを事前に確認できます。
また、導入支援の有無も見逃せません。初期設定の代行、操作マニュアルの提供、オンボーディングサポートなどが用意されているかを確認しましょう。社内にIT専任者がいない場合は、こうした支援の有無で導入の成否が変わってくることもあります。問い合わせ時には「初期設定の支援範囲」や「トライアル中のサポート体制」まで詳しく確認しておくと安心です。
IT導入・DX推進のプロ
西村 幸純のコメント
ただし、トライアルで全ての課題を見つけ出せるわけではありません。少人数の試用では問題なくても、本番環境の通話量になって初めて判明するパフォーマンス低下など、規模に起因する課題が残るためです。
トライアルで完璧を目指すのではなく、ある程度まで検証したら導入を判断し、運用開始後の課題は都度解決していくようにしましょう。
サポート体制や導入実績に安心感があるか
| サポートの種類 | 内容 |
|---|---|
| 導入時のサポート | 初期設定/操作方法のレクチャー/起動しない、または、エラーが生じた際の対応/既存システムと連携できない際のサポート など |
| 運用中のサポート | 24時間サポート/大型連休や年末年始のサポート/トラブル時のサポート など |
CTIシステムは日々の業務に直結するため、万が一トラブルが起きた場合の対応スピードが非常に重要です。例えば、平日昼間しか問い合わせできないサポート体制だと、夜間や休日の障害に対応できず、業務がストップするリスクもあります。
電話・チャット・メールなど複数の問い合わせ手段があり、対応時間が広いベンダーであれば、安心して運用を任せられます。
また、自社と同業種での導入実績が豊富な製品は、現場に即したサポートノウハウが蓄積されている傾向があるため心強いです。製品を選ぶ際には、サポート体制と実績の両方を資料で確認し、「導入事例が自社に近いか」「緊急時の対応手順が明確か」までチェックしておきたいところです。
IT導入・DX推進のプロ
西村 幸純のコメント
2025年1月に番号ポータビリティの対象範囲が拡大しましたが、ベンダーとの契約内容によっては対象外となる番号もあります。実際に、保有する番号の一部が移行できなかったケースも発生しています。このような想定外の事態を避けるためにも、ベンダーや回線事業者への確認が不可欠です。
050番号は番号ポータビリティの対象外のため、CTIを切り替えた場合、既存の番号は使えません。ただ、既存のお客さんや取引先からは古い番号宛にかかってくると考えられるので、一定期間は新旧のCTIを平行したほうがよいでしょう。
CTIシステムの比較表
ここからは、おすすめCTIシステムの機能・料金・導入企業数を比較します。自社に最適なCTIシステムを選ぶ際の参考にしてください。
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料金
月15,000円/席
初期費用 50,000円
(他11プラン)
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料金
月10,000円〜
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月30,000円/拠点
初期費用 181,000円
(他2プラン)
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料金
月55,000円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月10,000円/URL
初期費用 100,000円 |
料金
月5,980円/ID
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月15,000円~
初期費用 要問合せ |
料金
月5,000円/ID
初期費用 300,000円
(他1プラン)
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料金
月5,000円/各ライセンス
初期費用 300,000円 |
料金
月2,400円/ユーザー
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月5,000円/ライセンス
初期費用 5,000円 |
料金
月4,000円
初期費用 要問合せ |
料金
月19$/ユーザー
初期費用 0$
(他2プラン)
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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顧客情報のポップアップ機能
通話の自動録音
オートコール(プレディクティブ)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
IVR(自動音声応答)機能
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導入実績社数 2,000社超 |
導入実績社数 500社 |
導入実績社数 約2,400社(解約除く、2022年11月現在) |
導入実績社数 シリーズ製品導入実績13,000席以上 |
導入実績社数 2400 |
導入実績社数 導入社数:3,000社、通話実績:220,000,000回以上 |
導入実績社数 600社以上 |
導入実績社数 200社超 |
導入実績社数 2,500社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 累計1,825テナント32,000席以上(2025年6月現在) |
導入実績社数 3,000アカウント以上 |
導入実績社数 300社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
このシステムは、多彩な機能と柔軟な拡張性が大きなメリット。ユーザーの声をもとに機能開発を続けており、利用シーンに応じたオプションが充実しています。たとえば、電話番号の追加、アウトバウンド特化機能、強固なセキュリティ対策など、導入後でも必要な機能を自由に追加可能です。
さらに、24時間365日の電話サポートがあるため、万が一のトラブル時も安心。導入実績が豊富で、手厚いサポートが整ったCTIシステムを求める企業には、「BIZTEL コールセンター」がおすすめです。
このシステムの魅力は、コストを抑えながらコールセンターを構築できる点。初期費用無料で、月額35,800円から利用可能なため、導入のハードルが低いのが特長。また、直感的に操作しやすいUI(ユーザーインターフェース)も好評で、CTIシステムを初めて導入する企業にも適したサービスです。
実際にカイクラを導入して、顧客とのコミュニケーションコストを1/3まで削減した事例もあります。「営業戦略の立案など重要な業務に時間を割きたい」とお考えの企業に、カイクラはおすすめのCTIシステムです。
MediaCallsでは、オペレーターの稼働状況をリアルタイムで把握するための「リアルタイムレポート」と、日々の業務量の変化を確認できる「ヒストリカルレポート」を出力できます。コールセンターの業務を適切に管理したい企業に、MediaCallsはおすすめのCTIシステムです。
ChatworkやSlack、Salesforceなどの外部ツールとの連携が可能で、情報共有やデータ管理をスムーズに行えます。導入しやすい価格設定で、中小企業から大規模コールセンターまで、柔軟な拡張性を求める企業におすすめです。
そのほか、AIによる自動文字起こし機能・ChatGPTによる通話内容の要約機能など、Comdesk Leadにはユニークな機能が多数あります。さまざまな機能で、営業電話にまつわる業務を効率化したいなら、Comdesk Leadがおすすめです。
他社と比較したおすすめポイントは、直感的に操作できるインターフェース。PC操作が不慣れなオペレーターでも簡単に使えるCTIシステムで、効率的にオペレーターの架電効率をアップします。Mostable導入後、コール数が1.5倍に増加した実績や、通話料金を50%削減できた実績があります。現場で使いやすいCTIシステムをお探しの企業にMostableがおすすめです。
他社と比較したおすすめポイントは、アウトバウンド向けの豊富な機能。たとえばプレディクティブ発信機能を活用することで、架電効率を最大5倍に向上させることが可能です。また、オペレーターごとの架電件数・受注件数などをリアルタイムで分析する機能があり、稼働効率を上げる施策を打ちやすくなります。
クリック発信、通話録音、モニタリング、IVRなどの機能を備え、オペレーターの生産性向上に寄与します。CTIは最小1名から導入でき、月額2,500円から利用可能です。最短1週間での導入も可能なため、スピーディーに運用を開始できます。中小企業から大規模コールセンターまで、柔軟な拡張性を求める企業におすすめです。
他社と比較したおすすめポイントは、コールセンターの運用に合わせて柔軟にカスタマイズが可能な点です。CRM・SFAとの連携が可能なほか、SMSやLINEなどの外部ツールと連携して顧客とのコミュニケーションの履歴を一元管理できます。
そのほか、CT-e1/SaaSにはAIによる会話解析・感情解析など音声データ活用機能があり、コールセンターの顧客満足度向上に寄与します。拡張性の高いCTIシステムをお探しなら、CT-e1/SaaSがおすすめです。
CallConnectの強みは、通話品質向上や業務効率化に役立つ機能が揃っていること。録音データの活用やCRMとの連携が可能で、月間通話数30万件以上、利用継続率97.5%という実績もあり、テレワーク環境にも適しています。
特に、コールセンター運営に必要な機能をワンストップで提供しているのが大きな特徴。電話対応のKPI管理や通話内容の自動テキスト化で、運営の手間を大幅に軽減できます。さらに、SlackやSalesforceとの連携も強力で、チーム内の情報共有をスムーズにします。
発信リスト管理や自動発信、リアルタイムモニタリング、全通話録音、CRM連携機能などがあり、SalesforceやKintoneなど外部システムとも統合可能できます。
初期費用は5,000円、月額料金も1ライセンスあたり5,000円で導入可能。オペレーターの稼働数分だけの料金体系のため、席・ブースを増やす場合でも無駄な費用は発生しないのがメリットです。
最大のメリットは、低コストで柔軟な運用が可能な点。ライセンスは同時ログイン数単位(コールセンター向けは月額4,000円から)で契約でき、オペレーター人数が変動する企業でも運用コストを抑えられます。さらに、通話料金を秒単位で課金することで、通信コストの削減を実現します。
顧客情報を一元管理できるCRM機能を備え、業務や案件に合わせて画面項目を自由にカスタマイズできる高い柔軟性が特長。導入後もきめ細やかなサポートサービスが提供されおり、初めてコールセンターを開設する企業でも安心して利用できます。
電話、チャット、メールなど複数チャネルの問い合わせを一元管理でき、サポートの質と生産性を両立。中小企業から大企業まで、迅速な導入と拡張性を求める企業に適しており、既存システムとの連携もスムーズです。リアルタイム分析により継続的な品質向上を図れるのも大きな特長です。
CTIシステムを選ぶ際は、搭載されている機能が自社の業務スタイルに合っているかを必ずチェックしましょう。 例えば、「オートコール(プレディクティブ)機能」が搭載されているサービスは、効率的に架電数を増やしたいアウトバウンド業務向きです。 一方で、「ACD(着信の自動振り分け)機能」や「IVR(自動音声応答)機能」が充実しているサービスは、インバウンド型のコールセンター運営におすすめ。
また、「通話の自動録音」や「顧客情報のポップアップ機能」は、インバウンド・アウトバウンドを問わず業務効率化や顧客満足度向上に直結するため、幅広い現場で重視されています。 比較表を参考に、自社の運用形態や重視したいポイントに合わせて、最適なCTIシステムを選びましょう。
【インバウンド向け】CTIシステムおすすめ6選
顧客からの問い合わせに迅速・的確に対応するには、着信時の顧客情報表示や通話録音機能を備えたCTIシステムが効果的。インバウンド業務に適したCTIを導入することで、対応品質や業務効率の向上が期待できます。
インバウンド向けのおすすめCTIシステムをチェック
BIZTEL コールセンター
BIZTEL コールセンターは、本格的なコールセンターを構築できるクラウド型CTIシステム。これまで2,000社以上に導入され、国内シェアNo.1(※デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)を誇る実績があります。
このシステムは、多彩な機能と柔軟な拡張性が大きなメリット。ユーザーの声をもとに機能開発を続けており、利用シーンに応じたオプションが充実しています。たとえば、電話番号の追加、アウトバウンド特化機能、強固なセキュリティ対策など、導入後でも必要な機能を自由に追加可能です。
さらに、24時間365日の電話サポートがあるため、万が一のトラブル時も安心。導入実績が豊富で、手厚いサポートが整ったCTIシステムを求める企業には、「BIZTEL コールセンター」がおすすめです。
主な機能
Zendesk
Zendeskでは、電話サポート機能を提供します。AIによる自動応答や通話の文字起こし・要約などの高度な機能を備え、問い合わせ対応の効率化を実現します。
電話、チャット、メールなど複数チャネルの問い合わせを一元管理でき、サポートの質と生産性を両立。中小企業から大企業まで、迅速な導入と拡張性を求める企業に適しており、既存システムとの連携もスムーズです。リアルタイム分析により継続的な品質向上を図れるのも大きな特長です。
主な機能
InfiniTalk
InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するCTIシステム。数席規模の小規模コールセンターから、100席以上の大規模センターまで対応し、400社以上の導入実績があります。
このシステムの魅力は、コストを抑えながらコールセンターを構築できる点。初期費用無料で、月額35,800円から利用可能なため、導入のハードルが低いのが特長。また、直感的に操作しやすいUI(ユーザーインターフェース)も好評で、CTIシステムを初めて導入する企業にも適したサービスです。
主な機能
カイクラ
カイクラは、電話・SMS・メールといった顧客とのコミュニケーション手段を一元管理できるCTIシステムです。応対履歴も1つのシステムで確認できるため、顧客ごとに最適な案内が可能となり、顧客満足度の向上につながります。また、社員側でも応対履歴を確認する手間と時間が省け、業務効率化が実現します。
実際にカイクラを導入して、顧客とのコミュニケーションコストを1/3まで削減した事例もあります。「営業戦略の立案など重要な業務に時間を割きたい」とお考えの企業に、カイクラはおすすめのCTIシステムです。
主な機能
MediaCalls
MediaCalls(メディアコールズ)は、メディアリンク株式会社が提供するコールセンター向けCTIシステム。「コールセンター運営プロセスの最適化」をコンセプトとしており、これまで1万3千席以上の導入実績があります。
MediaCallsでは、オペレーターの稼働状況をリアルタイムで把握するための「リアルタイムレポート」と、日々の業務量の変化を確認できる「ヒストリカルレポート」を出力できます。コールセンターの業務を適切に管理したい企業に、MediaCallsはおすすめのCTIシステムです。
主な機能
OSORA
OSORA(オソラ)は、株式会社Scene Liveが提供するクラウド型CTIシステム。IVRやACD、通話録音、リアルタイムモニタリングなど、15種類以上の機能を標準搭載し、電話対応業務の効率化と品質向上を支援します。
ChatworkやSlack、Salesforceなどの外部ツールとの連携が可能で、情報共有やデータ管理をスムーズに行えます。導入しやすい価格設定で、中小企業から大規模コールセンターまで、柔軟な拡張性を求める企業におすすめです。
主な機能
【アウトバウンド向け】CTIシステムおすすめ4選
営業架電やアポイント取得など、アウトバウンド業務では発信効率を高めるCTIシステムが重要です。発信の自動化や履歴管理、スクリプト表示などの機能を活用することで、業務の属人化を防ぎながら成果を最大化できます。今回は、アウトバウンドに強みを持つ4製品を紹介します。
アウトバウンド向けのおすすめCTIシステムをチェック
MiiTel
MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevCommが提供するCTIシステム。インバウンド・アウトバウンドの両方に対応し、2,500社以上の導入実績を誇ります。MiiTelの最大の特長は、商談獲得率や成約率の向上に直結するAI解析機能を備えていること。AIが通話内容をリアルタイムで解析・採点し、話すスピードやラリー回数、沈黙時間などを評価。即座にフィードバックを行い、電話応対の質を高めます。また、AIによるコーチング機能を活用することで、営業やオペレーターの教育コストを抑えつつ、対応品質を維持・向上させることが可能。電話営業に力を入れている企業に特におすすめのCTIシステムです。
主な機能
Comdesk Lead
Comdesk Leadは、株式会社Widsleyが提供するアウトバウンド向けCTIシステムです。IP回線だけでなく携帯電話回線を併用できる点が他社と比較した最大のメリット。インターネット回線の速度に依存しない携帯電話回線を使うことで、安定した音声品質で電話ができます。また、携帯電話のかけ放題が適用されるため通話料金のコストカットに繋がります。
そのほか、AIによる自動文字起こし機能・ChatGPTによる通話内容の要約機能など、Comdesk Leadにはユニークな機能が多数あります。さまざまな機能で、営業電話にまつわる業務を効率化したいなら、Comdesk Leadがおすすめです。
主な機能
Mostable
Mostable(モスタブル)は、株式会社シナジーが提供するアウトバウンド向けCTIシステムです。オートコール機能・アンケート調査機能など、アウトバウンドコールセンターで必要な機能を網羅しており、これまで200社以上に導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、直感的に操作できるインターフェース。PC操作が不慣れなオペレーターでも簡単に使えるCTIシステムで、効率的にオペレーターの架電効率をアップします。Mostable導入後、コール数が1.5倍に増加した実績や、通話料金を50%削減できた実績があります。現場で使いやすいCTIシステムをお探しの企業にMostableがおすすめです。
主な機能
lisnavi
lisnavi(リスナビ)は、株式会社Scene Liveが提供するアウトバウンド特化型のCTIシステムです。株式会社Scene Liveは「注目の西日本ベンチャー100」(ベンチャー通信選出)にも名を連ねる新進気鋭の企業であり、主力製品のlisnaviはこれまで2,500社以上に導入された実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、アウトバウンド向けの豊富な機能。たとえばプレディクティブ発信機能を活用することで、架電効率を最大5倍に向上させることが可能です。また、オペレーターごとの架電件数・受注件数などをリアルタイムで分析する機能があり、稼働効率を上げる施策を打ちやすくなります。
主な機能
【両方対応】CTIシステムおすすめ5選
受電・架電どちらの業務もバランスよくこなすには、インバウンド・アウトバウンド両対応のCTIシステムが便利です。複数業務を一本化することで、コストや管理工数を削減しながら運用の安定性も高まります。ここでは、両方に対応したおすすめ製品を5つ厳選して紹介します。
アウトバウンド・インバウンド両方対応!
コールセンターシステムSakura
コールセンターシステムSakuraは、株式会社アースリンクが提供するクラウド型のコールセンターシステム。インサイドセールスやアウトバウンド業務の効率化を支援します。Salesforceとの連携により、顧客情報の一元管理や営業活動の可視化が可能です。
クリック発信、通話録音、モニタリング、IVRなどの機能を備え、オペレーターの生産性向上に寄与します。CTIは最小1名から導入でき、月額2,500円から利用可能です。最短1週間での導入も可能なため、スピーディーに運用を開始できます。中小企業から大規模コールセンターまで、柔軟な拡張性を求める企業におすすめです。
主な機能
CT-e1/SaaS
CT-e1/SaaSは、株式会社コムデザインが提供するCTIシステム。100席以上の大規模コールセンターなど大手企業にも導入実績があり、過去累計1,745テナントで利用されています。
他社と比較したおすすめポイントは、コールセンターの運用に合わせて柔軟にカスタマイズが可能な点です。CRM・SFAとの連携が可能なほか、SMSやLINEなどの外部ツールと連携して顧客とのコミュニケーションの履歴を一元管理できます。
そのほか、CT-e1/SaaSにはAIによる会話解析・感情解析など音声データ活用機能があり、コールセンターの顧客満足度向上に寄与します。拡張性の高いCTIシステムをお探しなら、CT-e1/SaaSがおすすめです。
主な機能
CallConnect
CallConnectは、株式会社fonfunが提供するサポート業務やインサイドセールス向けのCTIシステム。面倒な回線工事が不要で、インターネットとパソコンがあれば最短即日で利用開始できる手軽さが魅力です。
CallConnectの強みは、通話品質向上や業務効率化に役立つ機能が揃っていること。録音データの活用やCRMとの連携が可能で、月間通話数30万件以上、利用継続率97.5%という実績もあり、テレワーク環境にも適しています。
特に、コールセンター運営に必要な機能をワンストップで提供しているのが大きな特徴。電話対応のKPI管理や通話内容の自動テキスト化で、運営の手間を大幅に軽減できます。さらに、SlackやSalesforceとの連携も強力で、チーム内の情報共有をスムーズにします。
主な機能
BlueBean
BlueBean(ブルービーン)はソフツー株式会社が提供するクラウド型CTIシステムで、導入企業数は300社以上、継続率は96%と高い評価を得ています。インターネット環境とPCがあれば場所を選ばず導入でき、アウトバウンドでもインバウンドでも利用可能です。
発信リスト管理や自動発信、リアルタイムモニタリング、全通話録音、CRM連携機能などがあり、SalesforceやKintoneなど外部システムとも統合可能できます。
初期費用は5,000円、月額料金も1ライセンスあたり5,000円で導入可能。オペレーターの稼働数分だけの料金体系のため、席・ブースを増やす場合でも無駄な費用は発生しないのがメリットです。
主な機能
vphone+
vphone+はSD Research and Development株式会社が提供するクラウド型CTIシステムです。アウトバウンド・インバウンド両業務をサポートする多彩な機能を標準搭載しています。
最大のメリットは、低コストで柔軟な運用が可能な点。ライセンスは同時ログイン数単位(コールセンター向けは月額4,000円から)で契約でき、オペレーター人数が変動する企業でも運用コストを抑えられます。さらに、通話料金を秒単位で課金することで、通信コストの削減を実現します。
顧客情報を一元管理できるCRM機能を備え、業務や案件に合わせて画面項目を自由にカスタマイズできる高い柔軟性が特長。導入後もきめ細やかなサポートサービスが提供されおり、初めてコールセンターを開設する企業でも安心して利用できます。
主な機能
まとめ:電話業務を効率化したい企業にはCTIシステムがおすすめ
顧客とのコミュニケーション手段として、電話は今なお欠かせない存在。業務効率に課題を感じている企業はもちろん、よりスムーズな顧客対応を目指す企業にもCTIシステムはおすすめです。
CTIシステムを導入すれば、通話の履歴管理や自動応答、顧客情報のポップアップ表示など、多彩な機能を活用可能。オペレーターの負担を軽減し、働きやすい環境づくりにも役立ちます。顧客満足度の向上と業務効率化を両立するツールとして、CTIシステムを活用しましょう。
さらに効率化を図るためにスマホでもCTIシステムの機能を利用したい方は、「スマホアプリ対応のおすすめCTIシステム【2025年最新】」もご覧ください。また、オンプレミス型CTIシステムの紹介に特化した記事「オンプレミス型のおすすめCTIシステム【2025年最新】」は、オンプレミス型システムを探してる方にピッタリです。
実際にCTIシステムを選定する際には、「クラウド型かオンプレミス型か」など検討すべきポイントが多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステムが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
CTIシステムについて、よくある質問に答えます。
CTIシステムの基本機能は?
CTIシステムにはさまざまな機能がありますが、どの製品にも搭載されている基本機能としては「ポップアップ通知機能」「ACD(着信の自動振り分け)機能」「ワンクリック発信機能」があります。
ポップアップ通知機能
ポップアップ通知機能は、電話の着信時に顧客や取引先の情報を画面上にポップアップ表示する機能です。顧客の情報を確認しながら電話応対を行うことで、スムーズな案内が可能となります。
ACD(着信の自動振り分け)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能は、問い合わせ内容に応じて適切な部署・担当者へ電話を振り分ける機能です。この機能により、迅速に担当者へ電話が繋がるため、電話の待ち時間が削減されます。
ワンクリック発信機能
ワンクリック発信機能は、CRM(顧客管理システム)の画面上で電話番号を選択するだけで発信することができる機能です。操作の手間や電話番号の打ち間違えがなくなり、業務効率が向上します。
CTIシステムを導入するメリットは?
CTIシステムを導入してCRM(顧客管理システム)と連携することで、電話業務を効率化できる点や、スムーズな電話応対により顧客満足度の向上を図ることができる点がメリット。また、管理者はオペレーターの稼働状況をモニタリングしたり、録音データを確認したりすることが可能で、応対品質の改善施策を実施できる点もメリットです。コールセンター全体のパフォーマンスを改善したい企業に、CTIシステムの導入がおすすめです。
導入シェアが大きいCTIシステムは?
株式会社富士キメラ総研より発刊された『ソフトウェアビジネス新市場 2024年版』によると、2023年度におけるCTIシステムの国内シェアNo.1はBIZTELであると発表されました。BIZTELのサービス「BIZTELコールセンター」はこれまで2,000社以上に導入実績のある人気のCTIシステムで、豊富な機能と高い拡張性によって、各社にあわせたコールセンターを構築することができます。
BIZTELはコールセンターだけでなく、アウトバンド業務の架電効率を向上する目的や、テレワーク導入・BCP対策を図る目的で導入されています。実績が豊富なCTIシステムをお探しなら、ぜひBIZTELをご検討ください。
参考:PRTIMES『クラウド型コールセンターシステム「 BIZTEL 」が SaaS の CTI において国内シェアナンバーワンを3年連続で達成』
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IT導入・DX推進のプロ
西村 幸純
PRONI株式会社 情報システム部門のリーダー
PRONI株式会社・情報システム部門のグループリーダー。社内ITの資産管理、サポートヘルプデスク、セキュリティ対策などの業務を主としながら、オフィスルールの策定や、ワークフローシステムなどSaaS・ITツールの社内導入を牽引した経験がある。また、前職では情報システム部門で20年以上従事し、社内システム全般の構築・管理業務を行ってきた経歴がある。オンプレサーバ管理、WEBアプリ開発(PHP+MS SQLserver)の分野にも知見を持つ。
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