CTIシステム比較・おすすめ12選!選び方も解説
電話業務の効率化・応対品質の向上を図るため、多くの企業がCTIシステムの導入を進めています。「顧客対応を円滑に行えていない」といった課題を持つコールセンターで、CTIシステムの導入を検討している担当者も多いのではないでしょうか。
2023年現在、CTIシステムは約80サービスあり、各社のサービスを比較して自社に合った1社を選ぶのは大変です。そこで、ITツール受発注支援のプロであるPRONIアイミツが、CTIシステムの機能や料金を徹底比較。2023年最新のおすすめ12選を解説します。CTIシステムの選び方から解説していますので、導入検討中の担当者はぜひ参照ください。

PRONIコンシェルジュ 中村
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- CTIシステムの選び方・比較ポイント
- CTIシステムの比較表
- 【2023年最新】CTIシステムおすすめ4選
- コールセンター向けCTIシステムおすすめ4選
- アウトバンド特化のCTIシステムおすすめ4選
- まとめ:電話業務を効率化したい企業にはCTIがおすすめ
- よくある質問
CTIシステムの選び方・比較ポイント
CTIシステムとは電話・FAX機能とコンピューターを連携する技術です。CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援ツール)と電話を連携することでコールセンターの応対品質向上や業務効率化を図ることができます。

数多くのCTIシステムから自社に最適な1社を選ぶには、どんな観点で比較したらよいのでしょうか。まずは、CTIシステムの選び方・比較ポイントを解説します。
- インバウンド型とアウトバウンド型の比較
- クラウド型とオンプレミス型の比較
- CRM(顧客管理システム)連携などの機能があるか
- 初期費用・月額料金の比較
インバウンド型とアウトバウンド型の比較
CTIシステムの種類 | 利用シーン |
---|---|
インバウンド型 | コールセンター、顧客からの問い合わせ対応など |
アウトバウンド型 | テレアポ、営業電話、電話でのアンケート調査など |
CTIシステムを比較すると、インバウンド・アウトバウンドどちらにも対応したものの他、インバウンド特化型・アウトバウンド特化型のシステムもあります。
インバウンド型CTIシステムは、顧客からの問い合わせを受け付けるカスタマーサポートやヘルプデスクにおすすめです。一方、アウトバウンド型CTIシステムは、架電業務を効率化する機能が搭載されており、電話営業やマーケティング活動を行う企業、特にテレアポやアンケート調査を行う企業におすすめ。自社の業務内容に合わせてCTIシステムを選びましょう。
クラウド型とオンプレミス型の比較
導入形態 | 特徴 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
クラウド型 | 導入しやすくリーズナブル | 無料〜数十万円 | 1ライセンスあたり数千円 |
オンプレミス型 | カスタマイズ性に優れセキュリティ面も安心 | システム費30万円以上、サーバー費20万円以上 | 無料 |
CTIシステムは導入形態にも違いがあります。
クラウド型CTIシステムは、外部のサーバーで運用されるため、自社でサーバーを設置する必要がありません。これにより、初期費用を抑えて導入しやすい・システムアップデートやメンテナンスの手間を省けるといったメリットがあります。
一方、オンプレミス型CTIシステムは自社でサーバーを用意してシステムを構築します。クラウド型と比較したメリットはセキュリティの安全性とカスタマイズ性の高さで、自社でデータを管理するため情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。また、自社の目的に合わせて柔軟にカスタマイズ可能です。
CRM(顧客管理システム)連携などの機能があるか
CTIシステムはCRM(顧客管理システム)と連携することで真価を発揮します。多くのCTIシステムはSalesforce・kintoneなどの主要CRMとの連携が可能ですが、どのCRMと連携できるかは製品ごとに違うため、確認が必要です。自社のCRMと連携可能なCTIシステムを導入して、顧客情報の一元管理を実現しましょう。
初期費用・月額料金の比較
CTIシステムの利用料金は、導入形態(クラウド型・オンプレミス型)や機能数によって違います。クラウド型のCTIシステムは初期費用無料・月額料金は1ライセンスあたり数千円と低コストで導入できるため、「できるだけ料金を抑えたい」とお考えの企業におすすめです。
なお、月額料金は機能数や電話回線数によって変わる場合があります。いくつかのCTIシステムを選んだら相見積もりを行い、予算内で最も効果的なCTIシステムを選ぶのがおすすめです。
CTIシステム導入から運用までのサポート
CTIシステムの利用には少なくとも数万円~数十万円の費用が発生するため、担当者は役員に対して導入効果を明確に説明する必要があります。とくに組織規模が大きいコールセンターにおいて、社内稟議を通すのは一苦労です。
社内稟議のアドバイスも含めて導入・運用サポートが手厚いと、担当者の手間なく、スムーズにCTIシステム導入を実現できます。はじめてCTIシステムを導入する場合は、サポート対応の比較もおすすめです。
CTIシステムの比較表
ここからは実際に、CTIシステムの機能や料金を比較していきます。以下は、主要なCTIシステムの導入形態・種類の比較表です。自社に導入するCTIシステムを検討している担当者はぜひ参照ください。
サービス名 | 導入形態 | 種類 |
---|---|---|
BIZTEL コールセンター | クラウド | インバウンド(コールセンター) |
InfiniTalk(インフィニトーク) | クラウド/オンプレミス | インバウンド(コールセンター) |
MiiTel(ミーテル) | クラウド | アウトバウンド・インバウンド両方 |
CT-MAX | クラウド | アウトバウンド・インバウンド両方 |
MediaCalls(メディアコールズ) | クラウド/オンプレミス | インバウンド(コールセンター) |
CT-e1/SaaS | クラウド | インバウンド(コールセンター) |
AQStage IPコールセンタサービス | クラウド | インバウンド(コールセンター) |
AmeyoJ | クラウド | インバウンド(コールセンター) |
List Navigator. | クラウド | アウトバウンド |
Comdesk Lead | クラウド | アウトバウンド |
Mostable(モスタブル) | クラウド | アウトバウンド |
カイクラ | クラウド | アウトバウンド |
下記ボタンから、CTIシステムを最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【2023年最新】CTIシステムおすすめ4選
2023年最新比較で、おすすめのCTIシステム4選を紹介します。多く企業に導入実績があり、インバウンド・アウトバウンド両方に対応しているCTIシステムをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
- BIZTEL コールセンター
- InfiniTalk(インフィニトーク)
- MiiTel(ミーテル)
- CT-MAX
「BIZTEL コールセンター」は、本格的なコールセンターを構築できるクラウド型CTIシステムです。これまで2,000社以上に導入実績があり、国内シェアNo.1を誇っています(※株式会社富士キメラ総研『ソフトウェアビジネス新市場 2022 年版』より)。
他社と比較したおすすめポイントは、多彩な機能です。ユーザーの声をもとに機能・オプションを開発し続けることによって、さまざまなシーンで利用しやすいCTIシステムに進化しました。たとえば、電話番号追加などの拡張機能やアウトバウンドに特化した機能、セキュリティ機能などのオプションがあり、CTIシステム導入後にいつでもオプション追加が可能です。
BIZTELは24時間365日電話サポートを受け付けているため、万が一のトラブルにも即座に対応可能。導入実績豊富で安心できるCTIシステムをお探しなら、「BIZTEL コールセンター」がおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)

InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するCTIシステム。数席規模の小規模コールセンターから100席を超えるコールセンターまで、400社以上の企業に導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、安い費用でコールセンターを構築できる点。初期費用無料・月額料金35,800円で利用できるCTIシステムです。また、分かりやすいUI(ユーザーインターフェース)も評判で、初めてCTIシステムを導入する企業にもおすすめできます。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応

MiiTel
MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevCommが提供するCTIシステム。インバウンド・アウトバウンド両方に対応しており、2,000社以上に導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、商談獲得率や成約率の改善に役立つ機能が搭載されている点です。たとえば、AIが通話内容をリアルタイムで解析・採点、その都度フィードバックを行う機能があり、話すスピードや、ラリー回数、沈黙回数などから電話応対品質を評価します。
MiiTel(ミーテル)によって営業電話のコーチングができれば、社員・オペレーターの教育コストを大幅に削減しつつ、応対品質を維持することが可能。電話営業に力を入れている企業におすすめのCTIシステムです。

CT-MAX
CT-MAXは、株式会社エナジーパートナーが提供するCTIシステム。インバウンド・アウトバウンド両方に対応していますが、特に営業電話・テレアポに役立つ機能が充実しています。
たとえば、プレディクティブコール機能を活用することで、電話リストに一斉発信が可能。オペレーターは繋がった電話だけ対応すればよいため、架電効率が大幅に改善します。CT-MAXの導入により、オペレーター1人あたりのコール数が3倍、テレアポ効率が3倍向上した事例もあります。
CT-MAXは他社CRM・SFAと連携した実績も多数あり、コールセンターの生産性向上を図りたい企業におすすめのCTIシステムです。
コールセンター向けCTIシステムおすすめ4選
続いて、コールセンター向け(インバウンド向け)CTIシステムおすすめ4選を紹介します。顧客からの問い合わせに対してスムーズな電話応対を行いたい場合は、ぜひ下記のサービスを検討ください。
- MediaCalls(メディアコールズ)
- CT-e1/SaaS
- AQStage IPコールセンタサービス
- AmeyoJ

MediaCalls(メディアコールズ)は、メディアリンク株式会社が提供するコールセンター向けCTIシステム。「コールセンター運営プロセスの最適化」をコンセプトとしており、これまで1万3千席以上の導入実績があります。
MediaCallsでは、オペレーターの稼働状況をリアルタイムで把握するための「リアルタイムレポート」と、日々の業務量の変化を確認できる「ヒストリカルレポート」を出力できます。コールセンターの業務を適切に管理したい企業に、MediaCallsはおすすめのCTIシステムです。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)

CT-e1/SaaS
CT-e1/SaaSは、株式会社コムデザインが提供するCTIシステム。100席以上の大規模コールセンターなど大手企業にも導入実績があり、過去累計1,550テナントで利用されています。
他社と比較したおすすめポイントは、コールセンターの運用に合わせて柔軟にカスタマイズが可能な点です。CRM・SFAとの連携が可能なほか、SMSやLINEなどの外部ツールと連携して顧客とのコミュニケーションの履歴を一元管理できます。
そのほか、CT-e1/SaaSにはAIによる会話解析・感情解析など音声データ活用機能があり、コールセンターの顧客満足度向上に寄与します。拡張性の高いCTIシステムをお探しなら、CT-e1/SaaSがおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応

AQStage IPコールセンタサービス
「AQStage IPコールセンタサービス」は、NTTビジネスソリューションズ株式会社が提供するCTIシステム。2003年のサービス開始以来、累計61,000席以上の導入実績があります。2021年度・2022年度には2年連続で国内シェアNo.1を獲得(※)しており、実績が豊富なCTIシステムをお探しの企業におすすめです。
※富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2023年版 CTI SaaS市場調査」より
他社と比較したおすすめポイントは、サポート対応の充実。NTTグループのノウハウをもとに、CTIシステム導入のコンサルティングから導入後の設定保守まで、手厚いサポートを受けられるため安心です。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証

AmeyoJは、株式会社アイ・ピー・エス・プロが提供するCTIシステム。CTIシステムだけでなく、電話回線やデータセンターまで一気通貫で提供している点が特徴で、コールセンターごとの課題にワンストップで対応できます。
また、通話料金が安い点も他社と比較したおすすめ理由。AmeyoJでは、秒単位で通話料金がかかる料金体系となっており、リーズナブルな通話料金によりコスト削減を実現できます。価格を重視してCTIシステムを選びたい企業は、ぜひAmeyoJを検討ください。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
アウトバンド特化のCTIシステムおすすめ4選
最後に、アウトバウンドに特化したCTIシステムおすすめ4選を紹介します。営業電話の架電効率を向上させたい企業は、ぜひ下記のCTIシステムを検討ください。
- List Navigator.
- Comdesk Lead
- Mostable(モスタブル)
- カイクラ

「List Navigator.」は、株式会社Scene Liveが提供するアウトバウンド特化のCTIシステムです。株式会社Scene Liveはベンチャー通信による「注目の西日本ベンチャー100」にも選ばれている新進気鋭の企業で、CTIシステム「List Navigator.」はこれまで3,100社以上に導入された実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、アウトバウンド向けの豊富な機能。たとえばプレディクティブ発信機能を活用することで、架電効率を最大5倍に向上させることが可能です。また、オペレーターごとの架電件数・受注件数などをリアルタイムで分析する機能があり、稼働効率を上げる施策を打ちやすくなります。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- ダイヤルイン着信機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能

Comdesk Lead
Comdesk Leadは、株式会社Widsleyが提供するアウトバウンド向けCTIシステムです。IP回線だけでなく携帯電話回線を併用できる点が他社と比較した最大のメリット。インターネット回線の速度に依存しない携帯電話回線を使うことで、安定した音声品質で電話ができます。また、携帯電話のかけ放題が適用されるため通話料金のコストカットに繋がります。
そのほか、AIによる自動文字起こし機能・ChatGPTによる通話内容の要約機能など、Comdesk Leadにはユニークな機能が多数あります。さまざまな機能で、営業電話にまつわる業務を効率化したいなら、Comdesk Leadがおすすめです。

Mostable(モスタブル)は、株式会社シナジーが提供するアウトバウンド向けCTIシステムです。オートコール機能・アンケート調査機能など、アウトバウンドコールセンターで必要な機能を網羅しており、これまで200社以上に導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、直感的に操作できるインターフェース。PC操作が不慣れなオペレーターでも簡単に使えるCTIシステムで、効率的にオペレーターの架電効率をアップします。Mostable導入後、コール数が1.5倍に増加した実績や、通話料金を50%削減できた実績があります。現場で使いやすいCTIシステムをお探しの企業にMostableがおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- Pマーク
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- 通話の自動録音
- ソフトフォン(PC電話)機能
- オートコール(プレディクティブ)機能
カイクラは、電話・SMS・メールといった顧客とのコミュニケーション手段を一元管理できるCTIシステムです。応対履歴も1つのシステムで確認できるため、顧客ごとに最適な案内が可能となり、顧客満足度の向上につながります。また、社員側でも応対履歴を確認する手間と時間が省け、業務効率化が実現します。
実際にカイクラを導入して、顧客とのコミュニケーションコストを1/3まで削減した事例もあります。「営業戦略の立案など重要な業務に時間を割きたい」とお考えの企業に、カイクラはおすすめのCTIシステムです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
まとめ:電話業務を効率化したい企業にはCTIがおすすめ
顧客とのコミュニケーションツールとして、今なお重要な電話。現状の電話業務の効率に課題を抱えている企業だけでなく、顧客とのより円滑なコミュニケーションを図りたい企業にもCTIシステムはおすすめです。CTIシステムの多様な機能を活用すれば、オペレーターの働きやすさ改善にも貢献するでしょう。
実際にCTIシステムを選定する際には、「クラウド型かオンプレミス型か」など検討すべきポイントが多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステムが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
CTIシステムについて、よくある質問に答えます。
CTIシステムとは?
CTIシステムとは「Computer Telephony Integration」の略称で、コンピュータと電話システムを統合させる技術のことを指します。CTIシステムでは、電話の着信や発信の情報をコンピュータ上で制御・管理することができます。具体的な機能としては、顧客からの電話がかかってきた際に顧客情報を自動表示する「ポップアップ通知」や、電話の着信を適切な部署や担当者へ自動的に振り分ける「ACD機能」などがあります。
これらの機能を活用することで、コールセンターや営業電話の業務効率化・応対品質の向上を図ることが可能です。
CTIシステムの基本機能は?
CTIシステムにはさまざまな機能がありますが、どの製品にも搭載されている基本機能としては「ポップアップ通知機能」「ACD(着信の自動振り分け)機能」「ワンクリック発信機能」があります。
ポップアップ通知機能
ポップアップ通知機能は、電話の着信時に顧客や取引先の情報を画面上にポップアップ表示する機能です。顧客の情報を確認しながら電話応対を行うことで、スムーズな案内が可能となります。
ACD(着信の自動振り分け)機能
ACD(着信の自動振り分け)機能は、問い合わせ内容に応じて適切な部署・担当者へ電話を振り分ける機能です。この機能により、迅速に担当者へ電話が繋がるため、電話の待ち時間が削減されます。
ワンクリック発信機能
ワンクリック発信機能は、CRM(顧客管理システム)の画面上で電話番号を選択するだけで発信することができる機能です。操作の手間や電話番号の打ち間違えがなくなり、業務効率が向上します。
CTIシステムを導入するメリットは?
CTIシステムを導入してCRM(顧客管理システム)と連携することで、電話業務を効率化できる点や、スムーズな電話応対により顧客満足度の向上を図ることができる点がメリット。また、管理者はオペレーターの稼働状況をモニタリングしたり、録音データを確認したりすることが可能で、応対品質の改善施策を実施できる点もメリットです。コールセンター全体のパフォーマンスを改善したい企業に、CTIシステムの導入がおすすめです。
導入シェアが大きいCTIシステムは?
株式会社富士キメラ総研より発刊された『ソフトウェアビジネス新市場 2022 年版』によると、2021年度におけるCTIシステムの国内シェアNo.1はBIZTELです。BIZTELはこれまで2,000社以上に導入実績のある人気のCTIシステムで、豊富な機能と高い拡張性によって、各社にあわせたコールセンターを構築することができます。
BIZTELはコールセンターだけでなく、アウトバンド業務の架電効率を向上する目的や、テレワーク導入・BCP対策を図る目的で導入されています。実績が豊富なCTIシステムをお探しなら、ぜひBIZTELをご検討ください。



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