【2023年最新】CTIシステム10選の費用と料金相場を徹底比較!
コールセンターを運営する上で欠かせないシステム、それがCTIシステムです。顧客情報のポップアップ表示機能や電話制御機能、通話の自動録音機能などが搭載されており、コールセンター業務の効率化を叶えることができます。 しかし、CTIシステムと一口に言ってもさまざまな種類が提供されており、どのシステムを導入すればいいのか迷っているという方も多いのではないでしょうか。「ランニングコストが毎月どれくらいかかるのかが不安……」という方もいるでしょう。 そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、様々な分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できるアイミツSaaSが、おすすめのCTIシステムを厳選! おすすめのCTIシステムをご紹介するとともに、それぞれの利用料金や特徴もあわせて解説します。 「コスパがいいCTIシステムを知りたい」「自社に合ったCTIシステムを見つけたい」という方は、ぜひ参考になさってください。
1.CTIシステムの選び方
おすすめのCTIシステムやその料金をご紹介する前に、CTIシステムを選ぶ際のポイントをチェックしておきましょう。
欲しい機能が標準搭載か確認する
「CRMと連携させたい」「着信のルーティング機能が欲しい」「アンケート機能を付けたい」など、導入する企業によって欲しい機能はさまざまです。もしもなるべく費用を抑えたいという場合には、欲しい機能が標準搭載されているのかどうかをきちんとチェックしておきましょう。
もしも大部分がオプションとなっているという場合には、それぞれの機能を追加するごとに数万~10万円ほどかかってしまうことも。どんな機能が標準搭載なのかは意外にもサービスによってばらつきがあるので、「基本料金はAのほうが安いが、オプションを利用するとBより実は高かった」というミスを未然に防ぎましょう。
クラウド型かオンプレミス型どちらにするか決めておく
CTIシステムには、クラウド型とオンプレミス型の2つがあります。クラウド型の場合には導入費用が抑えられる場合が多く、ネット環境とパソコン、ヘッドセットさえあればすぐにコールセンターの運用を始めることが可能です。導入までの時間も費用も抑えられるという点が大きなメリットでしょう。
一方オンプレミス型の場合は、自社サーバーで運用できるため、非常にセキュアに管理することが可能です。初期投資として費用はかかってしまいますが、セキュリティ面を強固としたい場合にはおすすめでしょう。
クラウド型しか提供されていないものもあれば、オンプレミス型のみ提供されているもの、どちらにするか選べるものなどさまざまなので、前もってどちらにするのかを決めておくことである程度候補を絞ることができるかもしれません。
セキュリティ対策は万全か確認する
クラウド型のCTIシステムを利用する際に特に注意しておきたいのが、セキュリティ対策はきちんと施されているのかという点です。自社サーバーで管理するわけではなく外部のサーバーを利用するため、堅牢なデータセンターで管理されているのかなどもきちんとチェックしておきましょう。
顧客情報も取り扱うため、データの暗号化に対応しているのかどうかも忘れず把握しておくことをおすすめします。
サポート体制は整っているのか確認する
インバウンド事業を展開している場合など、時差などを考慮しいつでもお客様からの問い合わせに対応できるよう、土日祝日も問わず稼働していることが多いのではないでしょうか。しかし、システムを提供している会社のサポートセンターが平日しか稼働していなければ、土日や夜間に問い合わせることができません。
土日祝日などにトラブルが生じた場合でもすぐに対応してもらえるよう、サポート体制をきちんと確認しておくことが重要です。
2.人気のCTIシステム10選!料金や特徴をまとめてチェック
ここからは、多くのコールセンターで利用されているCTIシステムを1つずつご紹介していきます。
1.InfiniTalk
プラン | 料金(月額)※税抜 |
---|---|
クラウド版:基本プラン | 初期費用:無料 月額費用:3万5,800円 |
オンプレミス版:基本パッケージ | 一括購入29万8,000円 または 月額払い5万6,258円 |
InfiniTalkは、48業種・300社・1万席以上の導入実績を誇るCTIシステムです。ACDやIVRをはじめ、レポート、通話の自動録音、テキスト変換などコールセンターに必要な機能を十分に備えています。クラウド版の場合には月額3万5,800円で使用することが可能ですが、よりセキュリティ面も強固にしたいという場合にはオンプレミス版もおすすめでしょう。オンプレミス版であれば、電話番号もこれまで使用していたものを継続して使用可能です。
提供元:ジェイエムエス・ユナイテッド
【こんな企業におすすめ】
・月額費用がリーズナブルなCTIシステムを導入したい企業
・クラウド版かオンプレミス版か選びたい企業
2.BIZTEL
プラン | 初期費用 ※税抜 | 利用料金(月額)※税抜 |
---|---|---|
ライト | 20万円 | 8万1,000円 |
スタンダード30 | 45万円 | 14万円 |
スタンダード50 | 85万円 | 35万円 |
スタンダード70 | 125万円 | 50万円 |
スタンダード90 | 165万円 | 65万円 |
スタンダード110 | 205万円 | 80万円 |
スタンダード130 | 245万円 | 95万円 |
スタンダード150 | 285万円 | 110万円 |
BIZTELは、メルカリやJTBビジネスイノベーターズなど有名企業を含め1,500社以上に導入されているクラウドCTIシステムです。Salesforceなどの各種ビジネスツール簡単に連携できるほか、カスタマイズにも柔軟に対応可能。それぞれの企業にあったコールセンターシステムを構築できる点が強みです。FISC・PCI DSSにも対応しセキュリティ対策も万全。これまでに使用していた電話番号を引き続き使用できる点も魅力でしょう。座席課金の場合は、初期費用5万円と1席あたり1万5,000円から利用することもできます。
提供元:2社共同事業。開発&インフラ運用はブライシス 営業はサポートフロント
【こんな企業におすすめ】
・多くの導入実績を誇るCTIシステムをお探しの企業
・セキュリティ対策が万全なCTIシステムをお探しの企業
3.TIS CTI Cloud
初期費用 | シートライセンス(月額) | 回線ライセンス(月額) | 管理者ライセンス(月額) |
50万円~/1テナント | 6,000円/1ID | 6,000円/1回線 | 6,000円/1ID |
TIS CTI Cloudは、ACDやIVR、音声自動録音などのCTI機能をオールインワンで使用できるクラウド型サービスです。PBXを用いて複数拠点の統合や拠点の分散にもスムーズに対応できるほか、スモールスタートも可能。金融業でも利用されているTISデータセンター(Tier4に相当)で管理・運用されているため、万が一の場合でも心配ありません。1IDにつき6,000円、追加ライセンス500円というリーズナブルな料金体系も魅力でしょう。
提供元:TIS
【こんな企業におすすめ】
・リーズナブルなCTIシステムをお探しの企業
・災害時にも安心なデータセンターで運用されているCTIシステムをお探しの企業
4.CallConnect
プラン | 料金(月額)※税込 |
---|---|
Starter | 2,400円/1ライセンス |
Basic | 4,600円/1ライセンス |
Pro | 8,800円/1ライセンス |
CallConnectは、たったの5分で導入できる気軽さが魅力のクラウドCTIシステムです。2020年6月時点での総アカウント数は2,000以上、1カ月あたりの総通話件数は30万件、利用継続率は約97%というデータからも、多くの企業から信頼されていることがうかがえるでしょう。一番人気なBasicプランでは、通話履歴・顧客情報ともに3万件登録可能。14日間無料で利用することができるので、まずは使ってみるのもいいかもしれません。
提供元:selfree
【こんな企業におすすめ】
・気軽に導入できるCTIシステムをお探しの企業
・これまで導入実績が豊富なCTIシステムを導入したい企業
5.MediaCalls
メニュー | 内容 | 料金(月額)※税抜 |
---|---|---|
<クラウド版>MediaCalls基本使用料 | サーバライセンス | 5万円 |
<クラウド版>MediaCallsシートライセンス | 1ユーザ(内線)ライセンス | 1,500円 |
<クラウド版>MediaCallsエージェントライセンス | コールセンターユーザライセンス(1ユーザライセンス) | 2,000円 |
<オンプレミス版>MediaCalls 基本パッケージ | サーバライセンス | 50万円 |
MediaCallsは、オンプレミス版・クラウド版・ハーフクラウド版から選ぶことのできるコールセンターシステムです。ACDやIVRなどのほか、ラストコールルーティング、あふれ呼対策、自動通話録音などの機能が豊富に搭載されていながらも、1ユーザライセンス1,500円から利用できるコストパフォーマンスの良さが魅力。誰でも気軽に使うことのできる、分かりやすいインターフェイスもうれしいポイントでしょう。
提供元:メディアリンク
【こんな企業におすすめ】
・コストパフォーマンスに優れたコールセンターシステムをお探しの企業
・機能が充実しているCTIシステムをお探しの企業
6.CT-e1/SaaS
ライセンス名 | 利用料 ※税抜 | 課金単位 |
---|---|---|
初期費用 | 30万円 | |
外線ライセンス | 5,000円/月額 | 同時通話可能数 |
シートライセンス | 5,000円/月額 | 同時ログイン席数 |
管理機能ライセンス | 5,000円/月額 | 管理機能利用席数 |
CT-e1/SaaS は、2020年6月時点で850テナント、1万5,000席以上に導入されている実績を誇るクラウド型CTIシステムです。イケア・ジャパンやジョンソン・エンド・ジョンソンなど数々の有名企業にも導入されており、明朗かつコストパフォーマンスの高い料金設定が魅力。シートライセンスや外線ライセンスなどを月々5,000円で利用することができます。各種ビジネスツールやAIシステムとの連携など、カスタマイズにも柔軟に対応可能です。
提供元:コムデザイン
【こんな企業におすすめ】
・カスタマイズ性の高いクラウド型のCTIシステムをお探しの企業
・これまでの導入実績が豊富なCTIシステムをお探しの企業
7.ftel
費目 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 | 5,000円/円 ※税抜 |
ftel(エフテル)は、低価格でありながらもセキュリティ対策が万全なクラウド型コールセンターシステムです。IVRやACD、CTI機能が備わっており、1アカウントで100人まで同時通話可能。すべての通話が録音できるので、聞き逃しの心配や引継ぎの心配もありません。それぞれの要望に応じてカスタマイズも可能なので、自社にあったコールセンターシステムを構築したいという場合にも心強いでしょう。
提供元:コムソル
【こんな企業におすすめ】
・リーズナブルなコールセンターシステムをお探しの企業
・カスタマイズにも柔軟に対応してもらえるコールセンターシステムをお探しの企業
8.クラウドテレコール
費目 | 料金 ※税抜 |
---|---|
初期費用 | 5万円 |
電話番号 | 0円~ |
内線 | 8,000円~ |
クラウドテレコールは、導入費用も月額費用もリーズナブルなコールセンターシステム。CTI機能とCRM機能を兼ね備えたたオールインワンシステムで、リーズナブルながら機能が充実しているのがポイントです。例えば、顧客情報のポップアップ表示や通話録音、ACD、モニタリングなどの機能のほか、KPIマネジメントも行えます。収容する電話番号が1つの身の場合は0円、アカウント数は無制限で追加費用なしという点も驚きでしょう。
提供元:クラウドワン
【こんな企業におすすめ】
・コストパフォーマンスに優れているCTIシステムをお探しの企業
・CRMとの連携が可能なCTIシステムをお探しの企業
9.Neo-QuickCall
費目 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 0円(※2ブース以上ご契約の場合) |
月額利用料 | お問い合わせ |
N-CALLは、アウトバウンドに特化したコールセンターシステムです。顧客情報の管理やオートコールシステムなどが搭載されており、プレディクティブコール(多倍率発信)機能も利用可能。1人のオペレーターが同時に5箇所へと架電することができるので、不在率の高さに悩んでいる場合にはうってつけです。1ブースあたりの料金がリーズナブルなのも魅力でしょう。
提供元:NSSホールディングス
【こんな企業におすすめ】
・アウトバウンドに特化したコールセンターシステムをお探しの企業
・不在率の高さによる成績不振を解決したい企業
10.ListNavigator.
費用 | 料金 |
---|---|
初期費用 | オープン価格/式 |
月額システム利用料 | 4,500円/1ブース ※税抜 |
ListNavigator.は、これまで1,000社以上の企業に導入されてきたアウトバウンド特化型コールセンターシステムです。通常架電・オートコール・グループ架電がデフォルト機能として搭載されているほか、多番号同時発信を行えるプレディクティブコールにも対応。モニタリングやウィスパー機能、トークスクリプトの共有などももちろん可能です。その他にも機能が充実しているにもかかわらず、1ブースは4,500円。導入前のご提案から導入後の利用中まで、無料でサポートしてもらえるのも心強いでしょう。
提供元:Scene Live(シーンライブ)
【こんな企業におすすめ】
・導入実績の豊富なアウトバウンドに特化したコールセンターシステムをお探しの企業
・コストパフォーマンスに優れているコールセンターシステムをお探しの企業
サービスを選定します!
3.【まとめ】CTIシステム選びは慎重に!
今回の記事では、おすすめのCTIシステム10選とその利用料金や特徴をご紹介してきました。
「MediaCalls」や「ftel」、「クラウドテレコール」などの非常にリーズナブルなCTIシステムのほか、「ListNavigator.」のようなアウトバウンドに特化したサービスもあるなど、CTIシステムと一口に言ってもさまざまです。
リーズナブルなCTIシステムの場合、クラウド版であれば1ユーザーあたり5,000円以下で利用できる場合が多いようなので、1ユーザーあたり1万円近くの値段になるという場合は、少し高めという判断ができるのではないでしょうか。オンプレミス版では、導入費用に30万円以上はかかると想定する必要があります。
もっとCTIシステムについて知りたい!という方は比較記事も参考にしてください!



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