【2024年7月】ナレッジマネジメントシステムのランキング
ナレッジマネジメントシステム
最新のナレッジマネジメントシステム41件をランキング形式で一覧掲載(2024年07月27日時点のランキングを表示中)。ナレッジマネジメントシステムの料金や機能、特徴をまとめて比較することができます。画面左に設置された【検索機能】を活用すれば、「導入企業の規模」「導入業界の実績」「使いたい機能」「連携したいシステム」を絞り込んで条件に合ったサービスの人気ランキングを一覧で確認できます。また、画面下に表示される【比較表を作る】から最大6サービスの比較表を作成することも可能です。社内ノウハウを蓄積しやすい仕組みを構築し、社員のパフォーマンス・生産性向上につなげたい企業は、ぜひご活用ください。
ナレッジマネジメントとは
ナレッジマネジメントとは、各社員や部署がもつ知識や業務のノウハウを、組織全体で共有すること。ナレッジマネジメントツールはそれを叶えるツールを指します。
ナレッジマネジメントツールを導入しておけば欲しい情報をすぐキャッチできるだけでなく、優秀な社員の知識・ノウハウを社内に定着させ企業価値の向上も実現できます。それぞれの業務が属人化してしまっているとお悩みの場合には、導入しておきたいツールといえるでしょう。
また、ナレッジマネジメントと言っても専門知識型・ベストプラクティス共有型・顧客知識共有型・経営資本/戦略策定型の4種類に分類され、それぞれの目的や内容は異なるようです。
さらに詳しく知りたい方は、ナレッジマネジメントとは何かをわかりやすく解説した記事もあるので、ぜひご覧ください。
ナレッジマネジメントの選び方
ナレッジマネジメントツールにナレッジを蓄積させていくには、誰にとっても使いやすいツールである必要があります。誰でも簡単にドキュメントを作成できる、必要な時にはスピーディに情報を検索できるという2点を重視し、ツールを選定しましょう。
また、それぞれの使用目的に沿ったナレッジマネジメントツールを導入するのも重要なポイント。専門知識型・ベストプラクティス共有型・顧客知識共有型・経営資本/戦略策定型のどのナレッジマネジメントを行いたいのかを整理し、それぞれの目的や内容に沿ったナレッジマネジメントルーツを導入するべきです。
さまざまな知識を蓄積していくツールなので、通信やファイルは暗号化されるのか、ログ管理は行えるのか、IPアドレスの制限は行えるのかなどもチェックしておきましょう。
さらに詳しく知りたい方は、ナレッジマネジメントツールの選び方について解説した記事をご覧ください。
ナレッジマネジメントの価格・料金相場
ナレッジマネジメントツールは、基本的にはクラウド型のサービスとして提供されています。そのため、初期費用は〜20万円ほどに収まることがほとんど。サービスによっては初期費用無料で導入できるものもあるようです。月額費用は1ユーザーあたり〜2,000円ほど、あるいは1プランにつき数万円の場合もあります。
・クラウド型
初期費用:無料~20万円程度
月額費用:1,000円~2,000円程度/1ユーザーまたは1プラン1万円~10万円程度など
ナレッジマネジメントツールの料金相場を詳しく解説している記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
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ナレッジマネジメントのメリット・デメリット
ナレッジマネジメントツールを導入しナレッジ共有を行っておくと、さまざまなメリットがあります。たとえば紙媒体でマニュアルなどを用意していた場合、欲しい情報を見つけ出すまでには予想以上に時間がかかってしまうでしょう。しかしナレッジマネジメントツールを導入しておけば、検索機能を用いてすぐに情報にたどり着けます。
また、顧客からの声を常に蓄積していく体制を整えられれば、そこから新たなサービスや商品の開発へとつながっていくことも。活用方法はなんであれ、知識の共有・蓄積は企業にとって非常に重要といえるでしょう。
メリット
①ナレッジのスムーズな共有ナレッジ共有を試みたが一元管理が難しく上手く運用できなかった、という方も多いのではないでしょうか。部署を超えての共有や社員が多い場合は、データやファイルが点在しがちです。ナレッジマネジメントツールを使うと、1つのツール内に情報を全て集約でき、追加も検索もスムーズです。他部署間でも大規模な組織でも問題なくナレッジを共有できるでしょう。
②業務の属人化防止1人の優秀な社員だけが成績を伸ばしている、というのはよくある事例です。しかし、成績トップの社員が退職してしまったら大きな損失となります。優良な事例やそのためのノウハウをツールで記録しておくと、万が一優秀な社員がいなくなっても、情報が資産として会社に残ります。業務の属人化を防ぎ、他の社員のスキルアップにも役立つでしょう。
デメリット
①導入に費用・時間がかかる初期費用や月額料金がいくらかかるかを予め確認しましょう。利用人数に応じて金額が変わるツールも多いので、どれくらいの社員が使うのかを決めておくとスムーズです。また、ツールによっては本格導入までに時間を要する場合も。新卒者の入社に合わせたい、体制変更までに情報を整理したいなど、時期が決まっている場合は早めに検討した方が良いでしょう。
②ツールの浸透が困難それまでITツールを使ったことがない会社だと、抵抗を感じる社員が多いかもしれません。操作を覚えるのも時間がかかるでしょう。せっかく導入しても浸透しないと意味がないので、不安な方は操作が簡単か、サポート体制が充実しているか、を軸にツールを選んでください。
さらに詳しく知りたい方は、ナレッジマネジメントのメリット・デメリットまとめをご覧ください。
ナレッジマネジメントの仕組みと使い方
ナレッジマネジメントは専門知識型・ベストプラクティス共有型・顧客知識共有型・経営資本/戦略策定型の4種類に分類されると説明しましたがそれぞれどのような内容になるのでしょうか。
専門知識型は、組織内のみならず組織外までをもカバーし、専門的な知識をデータベース化するもの。たとえばFAQ(よくある質問)を作成する場合は専門知識型にあたります。一方、社内やチームを牽引している、模範ともいえるような活躍を見せている、という人材のノウハウや行動、スキルなどを共有し、社内やチーム全体のスキルアップを目指すのがベストプラクティス共有型。顧客対応に関する対処方法やプロセス、ノウハウなどを集約するのが顧客知識共有型、組織に蓄積された知識を多面的に分析し、経営戦略の構築に活かすのが経営資本/戦略策定型です。
ナレッジマネジメントツールの中には、ヘルプデスクやFAQに向いているものや、経営戦略の策定に向いているものなどさまざまなので、ナレッジマネジメントの目的に沿ったもをの導入し、知識を蓄積させていきましょう。
ナレッジマネジメントの機能
ナレッジマネジメントを行いたい場合にはナレッジマネジメントツールの導入がおすすめです。さまざまな機能を有効活用していきましょう。
基本的にナレッジの共有はドキュメント機能を用いて行うことができ、ページ内に表や画像なども埋め込むことが可能です。テンプレートが用意されているものやMarkdown方式にも対応しているものであれば、誰でも簡単にドキュメントを作成できるでしょう。Googleドキュメントのような感覚で、リアルタイムの共同編集を行えるものもあります。
また、蓄積されたナレッジは検索機能ですぐに見つけることが可能。WordやExcelなどのファイルまで検索することができ、欲しい情報にすぐたどり着くことができます。
ナレッジマネジメントと文書管理との違い
文書管理とは書類の発生から廃棄までを管理することです。 一方、ナレッジマネジメントは社内における知識の共有を指します。
文書管理システムは、請求書や契約書、社内規定、稟議書、営業報告書、ISO文書など、社内にあるさまざまな文書をデータ化し、ペーパーレス化や情報の整理を進めるもの。一方、ナレッジマネジメントツールは知識やノウハウ、技術についてなどを共有・蓄積していくものなので、根本的に目的が異なると言っていいでしょう。
ナレッジマネジメント導入の際の課題
社内でナレッジマネジメントを行っていきたいという場合やナレッジマネジメントツールを導入した際には、いくつかの課題に直面することもあります。
たとえば、ツール内に知識が蓄積されていくのはいいものの、情報が多すぎて取捨選択できなくなってしまうなんてことも。情報を活用する際の仕組み作りから丁寧に行っていかなければ、知識を蓄積していく労力ばかりかかってしまうでしょう。
また、トップ手動で強制的なナレッジの押しつけが起こってしまうとそれぞれが自発的なナレッジ共有を行えなくなるため、結果的にツール内にナレッジが溜まっていきません。社内の誰かに任せっきりで独走させるのではなく、社内全体で知識を分け合うことに意味があるという点を伝えていきましょう。
さらに詳しく知りたい方は、ナレッジマネジメントシステム導入の課題について解説した記事をご覧ください。