ソフトフォン対応のCTIシステムおすすめ10選|選び方・メリットも解説
近年、電話業務の効率化やリモート対応を目的に、ソフトフォン対応のCTIシステムを導入する企業が増えています。従来の固定電話はコスト・運用負担が大きく、情報管理が煩雑でしたが、PCやスマホで発着信できるソフトフォンとCTIの組み合わせで、柔軟でスムーズな顧客対応が可能になります。
本記事では、ソフトフォン対応のCTIシステムを導入するメリット・デメリット、選び方を詳しく解説。併せておすすめのシステムも紹介します。業務に最適なCTIシステム選びの参考にしてください。
- ソフトフォン対応のCTIシステムとは
- ソフトフォン対応のCTIシステムのメリット
- 【比較表】ソフトフォン対応のCTIシステム
- 【2025年最新】ソフトフォン対応のCTIシステムおすすめ10選
- ソフトフォン対応のCTIシステムの選び方・比較ポイント
- まとめ:ソフトフォンとCTIを組み合わせて最適な運用を実現しよう
ソフトフォン対応のCTIシステムとは
ソフトフォン対応のCTIシステムとは、PCやスマートフォンで利用するソフトフォンを基盤に、通話情報の取得や顧客データとの連携を行う仕組みです。物理電話機を使わずに運用できるため、環境構築の柔軟性を確保しやすく、問い合わせ対応や架電業務の管理を一元化できます。
そもそもソフトフォントは
ソフトフォンは、PCやタブレットにインストールしたアプリを使って通話する仕組みです。物理電話機を置く必要がなく、端末とインターネット回線、ヘッドセットがあれば利用できます。専用機器や配線が不要な点が、従来のハードフォンとの大きな違いです。
多くのソフトフォンは、通話録音、転送、保留、ステータス設定などの機能を備えています。着信時に相手情報を表示したり、三者通話や発着信履歴の確認ができるタイプもあります。代表番号での外線発信やメッセージ送信、Web会議に対応するものもあり、業務効率化を目的に導入が広がっています。
ソフトフォン対応のCTIシステム
ソフトフォン対応のCTIシステムは、ソフトフォンで行われた発着信をCTIが取得し、顧客情報の表示や履歴の記録、オペレーター管理などの業務処理に結びつける構成です。通話手段と業務管理機能を連動させることで、物理電話機では実現しにくい管理体制を構築できます。
専用電話機やPBXに依存しないため、席移動やテレワークにも対応しやすく、拠点をまたいだ運用や人員の増減に柔軟に対応できる点も特徴です。クラウドPBXと組み合わせれば、通話環境の標準化や拡張が容易になり、従来型CTIよりも導入・運用コストを抑えやすくなります。
ソフトフォン対応のCTIシステムのメリット
ソフトフォン対応CTIは、通話アプリとCTIの機能を組み合わせて電話業務を効率化する構成です。コストと運用の柔軟性を重視する企業で採用が進んでいます。
ソフトフォンに対応するCTIシステムのメリット3つ
- 電話機や工事が不要で、導入費用を抑制できる
- アプリにより、PCやスマホで電話業務が可能になる
- 柔軟な内線利用ができる
電話機や工事が不要で、導入費用を抑制できる
ソフトフォン対応のCTIシステムは物理電話機やPBXを前提としないため、電話機の購入や配線工事を行わずに導入できます。サーバー機器の設置も不要なため、初期投資を抑えた形でコールセンター環境を整えられます。通話はインターネット回線を利用するため、固定回線を維持する場合と比べて通信コストも軽減しやすい構成です。
アプリにより、PCやスマホで電話業務が可能になる
ソフトフォンアプリを導入するだけでPCやスマートフォンから発着信できるため、特別な機器を追加する必要がありません。端末とヘッドセットを用意すればすぐに利用でき、短期間で電話業務を立ち上げたい企業にも向いています。オペレーターの利用端末を統一しやすく、席替えや在宅対応にもスムーズに移行できます。
柔軟な内線利用ができる
ソフトフォン対応のCTIは、Wi-Fiやインターネット環境があれば配線に依存せず内線通話を扱えます。固定席を前提とした電話機運用と異なり、フリーアドレスや在宅勤務にも対応しやすい点がメリットです。スマートフォンを内線端末として使えるアプリを選べば、外出先でも内線通話を扱えるため、拠点をまたぐ業務でも活用しやすい構成を整えられます。
【比較表】ソフトフォン対応のCTIシステム
ここからは実際に、ソフトフォン対応のCTIシステムを比較します。サービスごとに、初期費用・月額料金を比較しますので、自社に導入するクラウドCTIシステムを検討している担当者はご覧ください。
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料金 月 15,000 円 /席 初期費用 50,000円 /席
(他11プラン)
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料金 月 5,000 円 /各ライセンス 初期費用 300,000円 /1テナント |
料金 月 5,000 円 /ライセンス 初期費用 5,000円 /ライセンス |
料金 月 10,000 円〜 初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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問い合わせ |
問い合わせ |
問い合わせ |
料金 月 100,000 円~ 初期費用 300,000円~ |
料金 月 3,000 円 初期費用 3,000円
(他2プラン)
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料金 月 5,000 円 初期費用 10,000円 |
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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機能情報なし
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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顧客情報のポップアップ機能
ACD(着信の自動振り分け)機能
通話の自動録音
IVR(自動音声応答)機能
ソフトフォン(PC電話)機能
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導入実績社数 2,000社超 |
導入実績社数 累計1,825テナント32,000席以上(2025年6月現在) |
導入実績社数 300社以上 |
導入実績社数 500社 |
導入実績社数 70社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 130社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
インターネットとPCさえあれば、高機能なコールセンターシステムをすぐに利用できます。コールセンター、オペレーター単位で稼働状況をリアルタイム表示でき、効率的な稼働体制を構築できる点もおすすめ。
今利用している電話番号を継続して利用できるほか、Salesforceなど各種CRM・SFAと容易に連携することが可能。連携により大幅な業務効率化が見込めます。
独自開発のCTIシステムのため、さまざまな構成の選択ができる自由度の高いシステム。現場に合わせたUI設計やルーティングの作成といった、一般的なクラウドCTIシステムでは実現できないカスタマイズに柔軟に対応できる点がおすすめ。もちろん各種CRM・SFAとの連携も幅広く行えます。
AIを活用した音声テキスト化サービスも提供しており、情報の検索や機械学習支援、データマイニングに活用可能。コールセンターの可能性を大きく広げています。
ソフトフォン対応のクラウド型CTIのため、インターネットとPCのみで簡単にコールセンターを構築できます。プログラミングは不要で、画面操作のみで簡単に設定できるという点もおすすめ。
1ライセンスごとの契約となり、必要な分だけ契約できるためコストダウンにもつながります。他社システムとの連携も無料。現在のシステムにおいてリプレイスを考えている企業にも、BlueBeanはおすすめのソフトフォン対応CTIシステムです。
クラウド版・オンプレミス版が用意されており、どちらもソフトフォンに対応。自社の体制や予算、利用目的などに合わせてプランを検討できます。
ACD・IVR・レポート・通話録音・チャット・テキスト分析など、さまざまな機能を搭載する点もおすすめ。1つのシステムにコールセンターに必要な機能が揃っています。もちろん、CRM・SFAなどの外部システムと連携も可能です。
オペレータに代わって架電を行い、成立した通話のみをオペレータに転送する「プレディクティブ機能」を搭載している点が特徴。話し中や不在といった応答率が低い場合でも効率的な架電をしたい企業におすすめです。
IVR/ACD機能やリアルタイム集計レポート、トークスクリプト管理機能も搭載。Biz Base テレマーケティングは、効率的なテレマーケティングが実現できるおすすめのソフトフォン対応のCTIシステムです。
ソフトフォンに対応し、セットアップも非常に簡単な点が特徴。数回クリックするだけで、仮想コンタクトセンターをセットアップできます。
高品質のオーディオ機能やIVR機能、対話型チャットボットなど、豊富な機能も搭載。AIを活用した音声認識機能も利用でき、コンタクトセンター業務の品質アップに最適なCTIシステムです。
メルセデス・ベンツ、ロート製薬、トレンドマイクロといった大企業のほか、トランスコスモス、ベルシステム24など大手コールセンター会社も導入している点が信頼できるポイント。ソフトフォンを内蔵しているほか、SIP電話、WebRTC、DIDなども利用可能。すべての操作をブラウザーから行える手軽さ、効率の高さもおすすめです。
Salesforce・Zendeskなど主要なCRMと標準連携できるのもメリット。外部サービスとの一体感ある連携により、すべてのチャネルからの問い合わせを一元管理可能です。
基本機能からコールセンター管理まで、コールセンターに必要な機能をすべて搭載。ソフトフォンを標準搭載し、CRM・音声認識といった各種機能ともシームレスな連携が可能。ハードフォン単体使用や、ソフトフォンとハードフォンを組み合わせた使用も可能です。
音声認識にはAI機能を活用し、対話をリアルタイムにテキスト化することが可能。生産性や業務効率の大幅な向上に貢献しています。
ソフトフォンを内蔵し、PC・インターネット環境・ヘッドセットがあれば最短3日で導入できます。 シンプルな操作性で初めてCTIシステムを取り扱うという企業も安心。SSL暗号化技術を採用し、顧客情報などを高いセキュリティー体制で守ります。
通話・結果・目標を分析できる機能を搭載し、営業ツールとしても優秀な点もおすすめ。業務に合わせて柔軟にカスタマイズしたい企業に、CALLTREEは、おすすめのソフトフォン対応のCTIシステムです。
顧客情報のポップアップ表示、通話録音、IVR(自動音声応答)、ACD(自動着信振り分け)に加え、ソフトフォン機能を標準搭載。パソコンやスマートフォンから専用ハードウェア不要で発着信が可能なうえ、クリック発信や着信時の顧客情報ポップアップにより迅速で正確な対応をサポートします。
クラウド型のため専用工事が不要で最短2日で導入でき、在宅勤務や複数拠点での利用にも対応。初期費用10,000円、月額料金は1アカウント4,000円+基本料金5,000円と手頃な価格で、コストパフォーマンスにも優れています。
BIZTEL コールセンターは、CRM・SFAを始めとしたさまざまな外部システムと柔軟に連携可能です。CT-e1/SaaSは自社開発のCTIシステムのため、カスタマイズ性に優れています。柔軟にカスタマイズをしてより便利に活用したい企業には特におすすめです。
BlueBeanはインバウンドでもアウトバウンドでも利用可能なCTIシステムで、コストパフォーマンスも高いサービスのため、双方のニーズがある企業におすすめ。以下の記事では、おすすめのCTIシステムを厳選比較しています。自社のサービス選びにぜひ活用ください。
CTIシステムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【2025年最新】ソフトフォン対応のCTIシステムおすすめ10選
ここからは、ソフトフォン対応のCTIシステムを紹介します。自社に合ったCTIシステムの導入で業務効率化を目指しましょう。
ソフトフォン対応のCTIシステムをチェック
BIZTEL コールセンター
BIZTELコールセンターは、株式会社リンクがが提供するソフトフォン対応のCTIシステムです。 ソフトフォンに対応しているため、PBXの設置は不要。クラウド型で、短納期・低コストの点が魅力です。
インターネットとPCさえあれば、高機能なコールセンターシステムをすぐに利用できます。コールセンター、オペレーター単位で稼働状況をリアルタイム表示でき、効率的な稼働体制を構築できる点もおすすめ。
今利用している電話番号を継続して利用できるほか、Salesforceなど各種CRM・SFAと容易に連携することが可能。連携により大幅な業務効率化が見込めます。
主な機能
CT-e1/SaaS
CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ)は、株式会社コムデザインが提供するソフトフォン対応CTIシステムです。ソフトフォン対応であるうえ、IP電話の利用や既存のPBX利用も可能。
独自開発のCTIシステムのため、さまざまな構成の選択ができる自由度の高いシステム。現場に合わせたUI設計やルーティングの作成といった、一般的なクラウドCTIシステムでは実現できないカスタマイズに柔軟に対応できる点がおすすめ。もちろん各種CRM・SFAとの連携も幅広く行えます。
AIを活用した音声テキスト化サービスも提供しており、情報の検索や機械学習支援、データマイニングに活用可能。コールセンターの可能性を大きく広げています。
主な機能
BlueBean
BlueBeanは、株式会社ソフツーが提供するソフトフォン対応のCTIシステムです。インバウンド・アウトバウンド両方に対応したCTIコールセンターシステムとして利用されているサービス。
ソフトフォン対応のクラウド型CTIのため、インターネットとPCのみで簡単にコールセンターを構築できます。プログラミングは不要で、画面操作のみで簡単に設定できるという点もおすすめ。
1ライセンスごとの契約となり、必要な分だけ契約できるためコストダウンにもつながります。他社システムとの連携も無料。現在のシステムにおいてリプレイスを考えている企業にも、BlueBeanはおすすめのソフトフォン対応CTIシステムです。
主な機能
InfiniTalk
InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するソフトフォン対応のCTIシステムです。48業種・300社・1万席以上と、豊富な業種において利用されているCTIシステム。
クラウド版・オンプレミス版が用意されており、どちらもソフトフォンに対応。自社の体制や予算、利用目的などに合わせてプランを検討できます。
ACD・IVR・レポート・通話録音・チャット・テキスト分析など、さまざまな機能を搭載する点もおすすめ。1つのシステムにコールセンターに必要な機能が揃っています。もちろん、CRM・SFAなどの外部システムと連携も可能です。
主な機能
BizBase テレマーケティング
Biz Base テレマーケティングは、株式会社フレンディットが提供するソフトフォン対応のCTIシステムです。さまざまな機能を持ったCTIシステムで、IPフォン・ソフトフォンに対応しているほか、PBXとの連携も可能。
オペレータに代わって架電を行い、成立した通話のみをオペレータに転送する「プレディクティブ機能」を搭載している点が特徴。話し中や不在といった応答率が低い場合でも効率的な架電をしたい企業におすすめです。
IVR/ACD機能やリアルタイム集計レポート、トークスクリプト管理機能も搭載。Biz Base テレマーケティングは、効率的なテレマーケティングが実現できるおすすめのソフトフォン対応のCTIシステムです。
主な機能
Amazon Connect
Amazon Connectは、Amazon Web Services, Inc.が提供するソフトフォン対応のCTIシステム。超大型ECサイトのAmazonを運営する企業が提供するCTIシステムです。
ソフトフォンに対応し、セットアップも非常に簡単な点が特徴。数回クリックするだけで、仮想コンタクトセンターをセットアップできます。
高品質のオーディオ機能やIVR機能、対話型チャットボットなど、豊富な機能も搭載。AIを活用した音声認識機能も利用でき、コンタクトセンター業務の品質アップに最適なCTIシステムです。
主な機能
BRIGHT PATTERN
Bright Pattern(ブライトパターン)は、株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューが提供するソフトフォン対応のCTIシステム。エンタープライズ向けのオールインワンのシステムです。
メルセデス・ベンツ、ロート製薬、トレンドマイクロといった大企業のほか、トランスコスモス、ベルシステム24など大手コールセンター会社も導入している点が信頼できるポイント。ソフトフォンを内蔵しているほか、SIP電話、WebRTC、DIDなども利用可能。すべての操作をブラウザーから行える手軽さ、効率の高さもおすすめです。
Salesforce・Zendeskなど主要なCRMと標準連携できるのもメリット。外部サービスとの一体感ある連携により、すべてのチャネルからの問い合わせを一元管理可能です。
主な機能
Omnia LINK
Omnia LINKは、ビーウィズ株式会社が提供するソフトフォン対応のCTIシステム。クラウド型IP-PBXを基盤とした、ソフトフォン対応のCTIコールセンターシステムです。
基本機能からコールセンター管理まで、コールセンターに必要な機能をすべて搭載。ソフトフォンを標準搭載し、CRM・音声認識といった各種機能ともシームレスな連携が可能。ハードフォン単体使用や、ソフトフォンとハードフォンを組み合わせた使用も可能です。
音声認識にはAI機能を活用し、対話をリアルタイムにテキスト化することが可能。生産性や業務効率の大幅な向上に貢献しています。
CALLTREE
CALLTREEは、株式会社ジーシーが提供するソフトフォン対応のCTIシステム。1席から利用できる、アウトバウンド向けのソフトフォン対応のCTIコールセンターシステムです。10年以上コールセンターを運営する、現場を知り尽くした企業が開発しているため、誰でも使いやすいシンプルな操作性・自由度の高いカスタマイズ性が特徴。
ソフトフォンを内蔵し、PC・インターネット環境・ヘッドセットがあれば最短3日で導入できます。 シンプルな操作性で初めてCTIシステムを取り扱うという企業も安心。SSL暗号化技術を採用し、顧客情報などを高いセキュリティー体制で守ります。
通話・結果・目標を分析できる機能を搭載し、営業ツールとしても優秀な点もおすすめ。業務に合わせて柔軟にカスタマイズしたい企業に、CALLTREEは、おすすめのソフトフォン対応のCTIシステムです。
主な機能
GoodCall
GoodCallは、株式会社グッドリレーションズが提供するオールインワン型CTIシステムで、電話業務の効率化を強みとしています。強みは、アウトバウンドやインバウンド、顧客管理、進捗管理など、コールセンター運営に必要な機能を一つに統合していること。
顧客情報のポップアップ表示、通話録音、IVR(自動音声応答)、ACD(自動着信振り分け)に加え、ソフトフォン機能を標準搭載。パソコンやスマートフォンから専用ハードウェア不要で発着信が可能なうえ、クリック発信や着信時の顧客情報ポップアップにより迅速で正確な対応をサポートします。
クラウド型のため専用工事が不要で最短2日で導入でき、在宅勤務や複数拠点での利用にも対応。初期費用10,000円、月額料金は1アカウント4,000円+基本料金5,000円と手頃な価格で、コストパフォーマンスにも優れています。
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめのソフトフォン対応のCTIシステムを詳しく解説しました。コールセンター業務を効率化する機能が揃ったCTIシステムをチェックしたい担当者は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
ソフトフォン対応のCTIシステムの選び方・比較ポイント
システムを導入する前に、選び方や比較ポイントを抑えておくと自社に最適なCTIシステムを選定できます。
ソフトフォン対応CTIの選び方
- 通話品質とネットワーク要件を確認する
- ソフトフォン(アプリ)の種類と対応端末を確認する
- CTI機能の範囲と他システムとの連携性を確認する
- 拡張性と席数の増減への対応力を確認する
- サポート体制と障害対応の品質を確認する
通話品質とネットワーク要件を確認する
ソフトフォンはインターネット回線で通話するため、音声品質は回線の安定性と帯域に大きく依存します。サービスごとに音声コーデックや遅延耐性、推奨帯域が異なるため、環境によって品質差が生じます。
Wi-Fiが不安定な場合は音声途切れや遅延が発生しやすく、有線LANの利用やQoS設定など、提供側が提示する推奨環境の事前確認が必須。席数が多いコールセンターや同時発信が多い業務では、ネットワーク設計そのものが品質を左右します。
ソフトフォン(アプリ)の種類と対応端末を確認する
ソフトフォン対応のCTIはPCアプリ、スマホアプリ、ブラウザ型など提供形態が異なり、利用環境によって最適な選択肢が変わります。PC中心ならアプリの安定性やヘッドセットとの相性が重要で、端末の処理性能が通話品質に影響します。
スマホ利用が多い場合は操作性や着信通知の確実性がポイントです。OSアップデートへの追随が遅いサービスは不具合が発生しやすく、更新頻度や動作保証範囲の確認が必要です。
CTI機能の範囲と他システムとの連携性を確認する
着信ポップアップ、通話録音、履歴自動保存、ステータス管理、架電リストなど、CTI機能が業務フローと一致しているかを確認しましょう。自社に合わない機能構成を選ぶと運用負担が増える可能性があります。
また、CRM・SFA・FAQシステムとの連携は顧客対応の効率に直結します。特にインサイドセールスやサポート業務では、CTIとCRMの自動連携が業務効率を大きく左右するため、APIの有無や連携設定の容易さも重要です。
さらに、どの機能が重視されているかを示すデータも選定の参考になります。PRONIアイミツSaaS(当社)の独自調査(2025年5月〜9月)では、「通話の自動録音」(81%)、「顧客情報のポップアップ」(75%)、「通話モニタリング」(67%)が特に重視されており、応対品質を高める機能への需要が高いことが分かりました。こうしたユーザー評価を踏まえ、業務に不可欠な機能を優先して比較することが重要です。
拡張性と席数の増減への対応力を確認する
クラウド型CTIは席数の増減が容易ですが、契約単位や最低利用席数の制約はサービスごとに異なります。繁忙期の増員や新拠点の追加など、運用形態の変化にどれだけ速く対応できるかが導入後の使い勝手に影響します。将来の規模拡大を見込む企業ほど、席数や機能を柔軟に調整できるサービスが適しています。
サポート体制と障害対応の品質を確認する
ソフトフォン対応CTIは、端末・ネットワーク・アプリ・CTIのいずれにも不具合が発生する可能性があるため、サポート品質が運用安定性を左右します。問い合わせ窓口の対応方法、初期設定支援の範囲、障害時の調査スピードなどは必ず確認しましょう。
また、ナレッジやFAQが整備されているか、ログ解析や品質モニタリングに対応しているかも比較のポイントです。サポートが弱いサービスは復旧に時間がかかり、業務への影響が大きくなります。
まとめ:ソフトフォンとCTIを組み合わせて最適な運用を実現しよう
ソフトフォンとCTIを組み合わせることで、発着信から顧客情報の参照、履歴管理までを一元化できます。物理電話機に依存せず柔軟な運用が可能になり、在宅勤務や拠点拡大にも対応しやすい体制を構築できます。
しかし、ソフトフォン対応のCTIシステムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、ソフトフォン対応のCTIシステム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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