クラウドCTIシステムおすすめ9選 | メリット・デメリットも解説
顧客からの問い合わせに電話応対するコールセンターやカスタマーサポートがある企業では、クラウドCTIの導入を検討している担当者も多いのではないでしょうか。クラウドCTIは、オンプレミスCTIのように社内にサーバーを設置する必要はありません。クラウドCTIであれば、導入の手間やコストの削減といった課題をまとめて解決できます。
そこで本記事では、おすすめのクラウドCTIをご紹介します。クラウドCTIの主な機能、選び方、メリット・デメリットも解説しますので、コールセンターの業務効率化を図りたい担当者はぜひご覧ください。
- クラウドCTIとは
- クラウドCTIの主な機能
- クラウドCTIを導入するメリット
- クラウドCTIを導入するデメリット
- クラウドCTIの選び方・比較ポイント
- クラウドCTIシステムの比較表
- 【2024年最新】クラウドCTIシステムのおすすめ9選
- まとめ:業務効率化を実現し、顧客満足度向上につなげよう
- よくある質問
クラウドCTIとは
そもそもCTIとは、電話システムとコンピュータをつなげる技術やシステムのことです。CTIの利用によって、オペレーターはPCにヘッドセットを接続して電話対応を行えます。CTIは、CRM(顧客管理システム)と連携することで、顧客からの着信時に顧客データをポップアップ表示できます。システムの連携により、商談履歴や問い合わせ履歴を確認しながらの通話も可能に。
CTIのなかでも近年主流となっているのが、インターネット回線を通じて利用するクラウドCTIです。クラウド型は、従来のオンプレミス型のように社内にサーバーを設置する必要がなく、インターネット環境とPC端末があればヘッドセットで電話対応できます。クラウド型はインターネット回線を利用するため、電話回線、電話機自体も必要ありません。初期投資は抑えられ、短期間での導入も可能です。そのため、近年コールセンターやヘルプデスクを開設する際には、クラウドCTIを導入する企業が増えています。
CTIシステムはコールセンターの生産性アップ、業務効率化には欠かせないツールであり、インバウンド・アウトバウンド問わず幅広く利用されています。中小企業庁の調査では、IT投資額が増加傾向にある企業は、デジタル化の推進が業績に良い影響を与えている割合が70%を超えています。
出典:「デジタル化推進による業績への影響調査」(中小企業庁)https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2021/chusho/b2_2_2.html
上記データから、システム導入のような積極的なIT投資は、企業の業績にプラスの効果を与えることが分かります。今後、電話業務を行う企業が成長していくためには、CTIシステムのようなツールを積極的に活用して業務を効率化する必要があるでしょう。
クラウドCTIの主な機能
クラウドCTIにはコールセンター業務を効率化する機能を多数搭載しています。ここでは、クラウドCTIの主な機能を紹介します。
- ポップアップ機能(顧客情報の自動表示)
- 着信履歴機能
- 通話録音機能
- 電話制御機能
- IVR機能
ポップアップ機能(顧客情報の自動表示)
ポップアップによる顧客情報の自動表示は、CTIのメイン機能のひとつです。外部からの着信と同時に、CRMやSFAに登録している顧客データをオペレーターのPC端末にポップアップ表示します。表示できるデータは、相手の氏名、会社名、役職、住所、電話番号、メールアドレスなど。システムによっては、過去の問い合わせ履歴や商談履歴までカバーします。
オペレーター側は、事前に誰からの電話かを把握でき、「〇〇様、いつもお世話になっております」と会話を始めることが可能。おのずと相手とのやりとりもスムーズになり、顧客満足度の向上が期待できます。
着信履歴機能
通話の履歴をシステムに保存する機能です。名前や住所などの条件で検索や絞り込みができるほか、着信の時系列順に並べることも可能。通話履歴を検索して応対内容を確認できるので、オペレーターが交代する際にもスムーズな顧客対応ができます。
通話録音機能
相手との通話内容を自動的に録音し、音声ファイルとしてクラウド上に保存する機能です。保存した音声は、他のオペレーターに顧客対応を引き継いだり、クレームやトラブルの経緯を確認したりする際に役立ちます。テレアポをはじめとするアウトバウンドのコールセンターでは、オペレーターの教育研修にも活用可能。
電話制御機能
特定のオペレーターに着信が集中してしまわないよう、着信を均等にオペレーターへ分配する機能です。オペレーターの業務量が均一化されるほか、多くの問い合わせに素早く対応できます。また、優先度を設定し、優秀なオペレーターに重要度の高い顧客の対応を割り振ることも可能です。
IVR機能
顧客からの電話に自動音声で応対・案内をする機能です。 事前に録音したガイダンスを流す、問い合わせ内容ごと自動で電話を振り分けることが可能。電話によるお問い合わせが自動で振り分けられるため、電話対応の効率化・オペレーターの業務負荷の軽減に役立つ機能です。
クラウドCTIを導入するメリット
オンプレミスのCTIと比較し、クラウドCTIの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではメリットを5つに絞って解説します。
- 導入がスピーディーで、システム構築や運用保守も不要
- 初期費用に加え、運用コストも抑えられる
- ネット環境があれば場所を選ばず利用できる
- システムの規模・機能の変更が簡単にできる
- 管理業務の効率改善につながる
導入がスピーディーで、システム構築や運用保守も不要
クラウドCTI導入の大きなメリットは、導入がスピーディーで、システム構築や運用保守が不要なことです。クラウドCTIは、サービス提供会社がクラウド上に用意したシステムにアクセスし利用するため、自社へのハードウェア設置や、その後の保守管理の必要がありません。簡単な設定でシステムにアクセスでき、時間と手間を節約できます。
例えば、クラウドCTIであれば、専用ソフトウェアをPCにインストールし、ヘッドセットを接続するだけで電話対応が可能になります。クラウド型CTIは初期設定後に短期間で利用できるため、導入から稼働までがスピーディーです。
導入費用に加え、運用コストも抑えられる
先述のとおり、クラウドCTIは既に構築しているシステムにインターネット経由で接続するため、自社でのシステム導入コストや運用コストを抑えられます。オンプレミスCTIのように、自社にサーバを設置する必要がなく、設備コストや人件費も削減できます。
ネット環境があれば場所を選ばず利用できる
クラウドCTIは、インターネット回線を利用して利用するためネットにつながる環境であれば場所を選ばず利用できる点もメリット。外出が多い営業社員でもスマホを使って対応ができるため、業務の効率化につながります。また、在宅でもオフィスと同様に電話対応ができ、リモートワークの推進も可能です。
システムの規模・機能の変更が簡単にできる
クラウドCTIの多くはコールセンターやヘルプデスクの規模に応じて複数の契約プランを提供しており、随時プランを変更できます。初期投資を抑えてスモールスタートしたうえで、組織や事業が大きくなった際にフレキシブルに対応できるのは、クラウドCTIのメリット。
管理業務の効率改善につながる
クラウドCTIによって、オペレーター業務の管理職の業務効率も改善できます。CTIは「通話録音機能」を搭載しています。自動的に通話内容を記録しておくことで、第三者が後から応対内容を確認しやすくなるのです。オペレーターごとに言葉遣いや応対の癖などを把握しやすくなり、オペレーターの業務の品質や効率の改善に必要な情報収集と分析が可能です。
クラウドCTIの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったクラウドCTI(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
クラウドCTIを導入するデメリット
クラウドCTIを導入する前に、デメリットも把握しておきましょう。享受できるメリットが多いクラウドCTIですが、以下のデメリットには注意しましょう。
- システムによってカスタマイズが限定される
- セキュリティはオンプレミスのほうが強いケースも
システムによってカスタマイズが限定される
クラウドCTIは、システムによってカスタマイズが限定される点がデメリットです。クラウドCTIはサービス提供会社がシステムを構築・運営しているため、今あるシステムの以上の機能をカスタマイズすることはできません。
CTIをカスタマイズして利用したい企業は、導入時にオプションで追加できるかを確認しておきましょう。また、クラウドCTIの中にはカスタマイズに柔軟に対応しているシステムも存在します。自社に合うカスタマイズができるかを事前に確認しましょう。
セキュリティはオンプレミスのほうが強いケースも
オンプレミスCTIは自社内に設置・運用するため、セキュリティ面においては外部からのアクセスが制限され、情報漏えいのリスクも軽減できます。また、自社で運用するため、セキュリティ対策を柔軟に行えます。
一方、クラウドCTIはサービス提供会社のサーバーを利用するため、セキュリティ面での懸念が生じるケースがあります。ただし、多くのクラウドCTIのサービスプロバイダはセキュリティ対策に力を入れており、適切な対策が施されているサービスが多いです。
重要な顧客データの取り扱いをする企業は、クラウドCTIのセキュリティ対策を確認し、自社のニーズに適したシステムを選定することが求められます。また、導入実績が豊富なCTI、大手企業の導入実績があるCTIはセキュリティを重視する企業におすすめです。
以上、クラウドCTIを導入するデメリットを解説しました。カスタマイズ性やセキュリティ面を特に重視したい企業は、「オンプレミスCTI」も検討することをおすすめします。
クラウドCTIの選び方・比較ポイント
クラウドCTIを導入する場合、数あるサービスから選定する必要があります。ここでは、クラウドCTIの選び方・比較ポイントの基準を解説します。
- 自社に必要な機能はあるか
- インバウンド対応・アウトバウンド対応
- CRMと連携はできるか
- セキュリティ体制は万全か
- サポート体制は十分か
- 費用は予算内に収まるか
自社に必要な機能はあるか
クラウドCTIは、システムごとに搭載している機能が異なります。例えば「オートコール機能」を搭載するシステムは、顧客や営業先に自動的に架電でき、通話コストを削減できます。必要な機能は会社ごとに異なるので、自社の業務に必要な機能を搭載したシステムを選びましょう。公式サイトの情報から調べることができますが、実際の使い勝手については口コミを参考にするのもおすすめです。
インバウンド対応・アウトバウンド対応
クラウドCTIには、「インバウンド対応」「アウトバウンド対応」があります。インバウンドは「受電」、アウトバウンドは「架電」を指し、どちらに特化しているかはシステムによって異なります。また、両方に対応するシステムもあります。インバウンドとアウトバウンド、どちらが必要か、あるいは両方が必要なのかをチェックし、自社の業務内容に必要なシステムを選びましょう。
CRMと連携はできるか
クラウドCTIを導入するにあたり、自社で利用するCRMと連携できるかは重要なポイントです。CTIはCRM連携によって、顧客情報を確認しながら電話対応ができるため、オペレーター業務の大幅な改善を図れます。連携できるCRMはシステムごとに異なるため、自社で利用中のCRMと連携できるかを確認しましょう。
セキュリティ体制は万全か
全ての管理をクラウドで行うため、情報の管理体制は必ずチェックしたいポイントです。通話録音や発着信など各種データの暗号化、ログ監視対応、ウイルス対策など、具体的なセキュリティ機能・対策を明示しているシステムであれば安全に利用できるでしょう。また、提供会社がプライバシーマークを取得しているかどうかで、企業としてのセキュリティ意識も確認できます。
サポート体制は十分か
クラウドCTIを導入するにあたっては、提供会社のサポート体制をチェックしておきましょう。どのようなシステムであれ、何らかのトラブルが起きる可能性は常に存在します。オペレーター業務という日常的な業務に関連するシステムである以上、迅速に復旧しなければなりません。その実現のためには丁寧かつスピーディなサポートが必要不可欠です。サポートで利用できる媒体(電話・メールなど)の多さや、口コミサイトでの評判などを参考にして、体制が万全な会社のCTIシステムを選びましょう。
費用は予算内に収まるか
クラウドCTIにかかる主な費用は、「初期費用」と「月額料金」の2つです。クラウド型はオンプレミス型よりも初期費用が安く抑えられています。しかし、限られた予算内で収めるためには費用詳細を確認し、費用対効果を十分に得られるサービスを選びましょう。
クラウドCTIのサービスは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったクラウドCTIの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
クラウドCTIシステムの比較表
ここからは実際に、クラウドCTIシステムを比較します。以下は、クラウド型の主要CTIシステムの比較表です。サービスごとに、初期費用・月額料金を比較していますので、自社に導入するクラウドCTIシステムを検討している担当者はぜひご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
CT-MAX | 要問合せ | 基本料金2万円 3,000円/1ユーザー |
BIZTEL コールセンター | 20万円 | 8万1,000円 |
InfiniTalk(インフィニトーク) | 無料 | 3万5,800円 |
MiiTel(ミーテル) | 無料 | 5,980円/1ユーザー |
CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ) | 30万円〜 | 5,000円/1ユーザー |
List Navigator. | 10万円 | 基本料金1万円 5,000円/1ユーザー |
カイクラ | 18万1,000円~ | 3万1,000円~ |
AmeyoJ(アメヨジェイ) | 60万5,000円 | 55万円 ※30席の場合の概算 |
MediaCalls | 要問合せ | サーバー利用料5万円 + 3,500円/1ユーザー |
上記、比較表から分かるように、クラウドCTIシステムには「InfiniTalk」「MiiTel」のように初期費用が無料のサービスもあり、導入費用を抑えたい企業におすすめです。機能とコストのバランスがよく、コストパフォーマンスに優れたサービスは、「CT-MAX」「CT-e1/SaaS」「MediaCalls」です。
【2024年最新】クラウドCTIシステムのおすすめ9選
ここからは2024年最新で、クラウドCTIシステムおすすめ9選を紹介します。数あるクラウドCTIシステムを比較し、特におすすめのサービスを厳選していますのでぜひ参考にしてください。
- CT-MAX
- BIZTEL コールセンター
- InfiniTalk(インフィニトーク)
- MiiTel(ミーテル)
- CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ)
- List Navigator.
- カイクラ
- AmeyoJ(アメヨジェイ)
- MediaCalls
CT-MAX
-
料金
月20,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
なし
CT-MAXは、株式会社エナジーパートナーが提供するクラウドCTIシステムです。コールセンター業務のさまざまなニーズに役立つ機能を搭載しています。
幅広く活用されているCTIシステムですが、アウトバウンドコールの業務改善にも数多く貢献してきました。オートコールはもちろん、自動発信して受け取られたコールのみをオペレーターにつなぐプレディクティブ機能も付いており、架電の効率を大幅にアップできます。
また、オペレーターのスキル登録や顧客リストのエクスポートなど管理面の機能も万全で、CTIを導入するのが初めての企業でも安心して利用できるでしょう。特別な設備やサーバーは必要なく、申し込みから最短5営業日での稼働が可能ですという企業に、CT-MAXはおすすめのクラウドCTIシステムです。
-
料金
月15,000円/席 -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
BIZTELコールセンターは、株式会社リンクが提供するクラウドCTIシステムです。1,700社以上の企業への導入実績を持つ、国内シェアNo.1のCTIシステムです。
連携に関しては、多くのCRMやSFA、MAツールとの連携が可能。すでに顧客管理ツールを導入している企業でも使いやすいサービス。インターネットとパソコンさえあれば場所を問わず利用でき、最短5日でスタート可能。1席あたり1万5,000円(税抜)~と料金も手頃に設定されています。また、現在利用中の電話番号をそのまま利用できるので、番号変更の手間もかかりません。
導入後には24時間365日の電話サポートを受けられるため、操作がわからない時やトラブル発生時にも安心です。また、CTIシステムで懸念される音声品質も、クラウド最高峰。途切れや時間差を感じず、快適に利用できます。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
-
料金
月35,803円/契約 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するクラウドCTIシステムです。インバウンド・コールセンターの特化したシステムで、クラウド版はスモールスタートできる手軽さとコストの安さが魅力。
インサイドセールスも手間とコストをかけずにスタートできます。多くのCRMと連携に柔軟に対応可能な点もおすすめ。
料金プランは複数用意しており、全プラン中最安となるクラウド版の基本プランは、回線数が2回線5席、月額3万5,800円(税抜)から利用可能です。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
MiiTel
-
料金
月5,980円/ID -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MiiTelは、株式会社RevCommが提供するクラウドCTIシステムです。累計導入社数2,000社以上と人気の高いCTIシステムです。電話営業の採点ができるAIを搭載しており、会話内容をAIが解析し複数の観点で採点してくれます。
また、録音機能も優れています。会話内容の自動で録音だけではなく、文字起こし記録が可能。オペレーターの顧客対応の向上も期待できます。CRMなど外部システムについては、Salesforceやkintoneと連携可能。
管理画面を立ち上げるだけでMiiTelが起動し、顧客リストからのワンクリック発信機能や、顧客ごとのNGワード・キラーワード表示など便利な機能もあります。契約は1IDから可能で、初期費用は無料。月額5,980円/ID~とシンプルな料金プランを採用しています。
CT-e1/SaaS
-
料金
月5,000円/各ライセンス -
初期費用
300,000円
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
1ライセンス以上契約必須
CT-e1/SaaSは、株式会社コムデザインが提供するクラウドCTIシステムです。100席以上の大規模コールセンターや大手企業に導入実績があり、電話だけでなくSMS・LINEでの顧客アプローチにも対応している点がおすすめ。
CT-e1/SaaSのシステム画面から、SMS送信・LINE送信ができ、オムニチャネル対応を実現。自社開発のシステムのため、カスタマイズにも柔軟に対応可能です。
電話にとどまらず、あらゆる媒体での顧客コミュニケーションを一括管理したい企業に、CT-e1/SaaSはおすすめのCTIシステムです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
-
料金
月10,000円 -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
List Navigator.(リストナビゲーター)は、株式会社Scene Liveが提供するクラウドCTIシステムです。アウトバウンドに特化したコールシステムで、優れた発信機能が特徴。
List Navigator.の発信機能は全6種類。ワンクリックで発信できるシステムや、プレディクティブ発信、オートコール、グループ発信など、用途に合わせた多彩な発信機能が揃っており、無駄のない架電を実現します。これにより、営業チームは待機時間を削減し、効率的に架電数を増やせます。
さらに、再コール機能によって見込みユーザーの取りこぼしを防ぎます。シンプルで使いやすいインターフェースにより、営業チームのパフォーマンスを向上できます。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- ダイヤルイン着信機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能
-
料金
月30,000円/拠点 -
初期費用
181,000円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
1人
カイクラは、株式会社シンカが提供するクラウドCTIシステムです。電話・メール・SMSといったさまざまなコミュニケーション手段をクラウド上で一元管理し、オペレーターや管理者の業務改善だけでなく、顧客満足度の向上につなげます。
注目の機能は「AI自動テキスト化」。通話内容をリアルタイムでテキストに変換し、オペレーターの業務を効率化。これにより、顧客対応の品質が向上し、運営コストも削減可能です。また、高精度な音声認識技術を採用しているため、多様なアクセントにも対応可能。
自動で整理・保存されたテキストデータは後からの検索や分析にも便利で、業務効率をさらに高められる点もおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
-
料金
月616,453円 -
初期費用
642,400円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
AmeyoJ(アメヨジェイ)は、株式会社アイ・ピー・エス・プロが提供するクラウドCTIシステムです。特徴はインバウンドとアウトバウンドの両方に対応している点です。インバウンド機能では顧客のポップアップや着信の自動振り分けをはじめ、自動録音機能などが搭載。受電業務を効率化できます。
アウトバウンドの機能も豊富。オートコール機能やSMS送信機能が付いており、アウトバウンド・インバウンド業務を両方に対応したCTIシステムをお探しの方におすすめでしょう。
また、電話回線を削減できる課金システムを導入しているのも魅力。固定電話の受発信が1秒0,06円、携帯電話が0.25円を実現しています。コールセンターの規模も5~1500席まで対応。柔軟な対応が可能なため、幅広い用途で活用が可能です。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
-
料金
月55,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MediaCalls(メディアコールズ)は、株式会社メディアリンクが提供するクラウドCTIシステムです。CTI機能に加え、IP-PBX・ACD・レポート・通話録音機能を標準装備したオールインワン型コールセンターシステムです。
フルクラウド型に加え、ハーフクラウド型・オンプレミス型の導入形態があり、柔軟な選択が可能。コストパフォーマンスの良さと、日本人の感覚に合った簡単な操作画面がおすすめポイント。レポート機能として、稼働状況をリアルタイムで把握できるレポートと、日々の業務を見える化するヒストリカルレポートを搭載。質の高いコールセンター運営をサポート。
コールセンター運営プロセスの最適化を目指す企業に、MediaCallsはおすすめのクラウドCTIシステムです。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
以上、機能比較や料金比較でおすすめのクラウドCTIシステムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、クラウドCTIシステム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
まとめ:業務効率化を実現し、顧客満足度向上につなげよう
自社に最適なクラウド型のCTIシステムを導入することで、電話対応の効率化を実現できることに加え、初期費用や月額料金の削減が可能です。CTIシステムの活用による業務効率化で、顧客満足度向上につなげましょう。
数あるクラウドCTIシステムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステムが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
クラウドCTIシステムについて、よくある質問に答えます。
クラウド型CTIシステムの導入に準備は必要か?
クラウド型CTIシステムはサーバーや周辺機器を必要とせず、初期費用を抑えられる反面、利用する内線数や保存データの容量によって大きく毎月の利用料金が変わってきます。導入にあたっては、オペレーターの人数や座席数、1日平均の着電数(アウトバウンドの場合は架電数)などを把握しておくことをおすすめします。
具体的な数字を示すことで、CTIの提供元としてもより速やかにクライアントの業務体制を把握でき、より費用対効果の高い提案を引き出せるようになるでしょう。
CTIとCRMの違いは何ですか?
CTI(Computer Telephony Integration)とCRM(Customer Relationship Management)は、企業の顧客対応や営業活動をサポートするシステムですが、それぞれ異なる機能を持っています。
CTIは、電話システムとコンピュータシステムを連携させる技術であり、電話対応業務の効率化や通話品質向上を目的としています。対して、CRMは、顧客情報や商談履歴などのデータを一元管理し、営業活動やマーケティング戦略の最適化を支援するシステムです。
両システムを組み合わせることで、効率的な顧客対応や営業活動を実現できます。
クラウドPBXとは?
クラウドPBX(Private Branch Exchange)は、企業の内線電話システムをインターネット上のクラウドサーバーで提供するサービスです。クラウドPBXを導入することで、従来のPBX機器を設置する必要がなく、初期費用や設置スペースの削減が可能となります。また、柔軟な拡張性や管理機能があり、遠隔地や在宅勤務のスタッフとも容易に連携できます。
さらに、CTIやCRMといった他の業務システムとの連携が容易であるため、効率的な業務運営が実現できます。クラウドPBXに興味がある方は以下の記事も参考にしてください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!