CRMとCTIの違いは?おすすめシステム9選 | コールセンターを効率化
コールセンターやヘルプデスクのような受電業務がある企業や、オペレーターによる架電業務がある企業では、「CTIシステムとCRMが連携しておらず、効率が悪い」「電話対応中に、顧客管理情報をスムーズに見れない」というケースも多いのではないでしょうか。CTIシステムはCRM(顧客管理システム)と連携することで、便利な機能を相互に活用でき、対応品質の向上が可能です。
そこで本記事では、CRMと連携できるCTIシステムを紹介します。システム連携により、CTIシステムとCRMの各機能をフル活用して、電話の対応品質アップにつなげたい企業はぜひご覧ください。なお、Salesforceと連携できるCTIシステムは別記事「【2025年最新】Salesforceと連携可能なおすすめのCTIシステム」で詳しく紹介しているので参考にしてください。
- CTIとは
- CRMとは
- CTIとCRMの違い
- CTIとCRMを連携するメリット
- CRM・CTIシステムの選び方・比較ポイント
- 【比較表】CRMと連携できるCTIシステム
- 【2025年最新】CRMと連携できるCTIシステムおすすめ9選
- まとめ:CRMとCTIの連携でコールセンターを効率化
- よくある質問
CTIとは
CTIとは「Computer Telephony Integration」の略語で、電話とコンピュータを統合する技術やシステムを指します。各社が提供するCTIは、テレアポやヘルプデスクのようなコールセンター業務の効率化を支援する機能を搭載しています。 主な機能は、着信番号を識別して即座に顧客情報を表示するポップアップ表示機能、オペレーターの負担に合わせて着信を割り振る制御機能、通話の録音機能などが挙げられます。
CTIを導入することで、オペレーターの負担が軽減できるだけでなく、個人差が出ていたパフォーマンスのばらつきを解消することが可能。そのほか、架電率の向上やコスト削減に成功する企業もあり、CTIはコールセンターの業務効率化に寄与するシステムです。
CRMとは
CRMとは「Customer Relationship Management」の略であり、日本語に翻訳すると「顧客関係管理」となります。広義では顧客と良好な関係構築を行うためのマネジメント手法を指しますが、現在では「顧客管理システム」という、マーケティング支援のためのITツールを表す際に使われるのが一般的です。
顧客管理システムとしてのCRMには、顧客情報やコンタクト情報など各種データの管理・閲覧機能、マーケティング分析機能、営業活動の支援機能が搭載されています。これらを活用することで、社内における顧客データの共有を円滑にできるだけでなく、顧客との長期的な関係維持、顧客満足度の向上を行えるなど多くのメリットを得られるのです。
CTIとCRMの違い
前述の通り、CTIは架電や受電の業務を支援する技術・システムで、CRMは顧客情報を一元管理するシステムです。CTIとCRMの違いを「導入目的」「機能」で表にまとめましたのでご覧ください。
【CTIとCRMの違い】
比較項目 | CTI | CRM |
---|---|---|
導入目的 | 電話業務の効率化 | 顧客との関係維持 |
主な機能 | ・ポップアップ表示機能 ・着信を割り振る制御機能 ・通話の録音機能 |
・顧客情報の管理機能 ・データ閲覧機能 ・マーケティング分析機能 |
CTIは、主に顧客対応の効率化を目的とし、電話業務をサポートする機能を多く搭載しています。一方、CRMは、顧客との関係を良好に維持する目的で導入し、顧客との関係管理に効果的な機能が揃っています。
また、導入効果の違いは、CTIは電話対応の業務効率化による顧客対応品質の向上を促進し、CRMは顧客データの活用による顧客満足度向上へのアプローチを提供します。CTIは主にコールセンターや営業部門で使用することが多く、CRMはコールセンターや営業に加え、マーケティング、カスタマーサポート、総務といったさまざまな部門で活用します。
CTIとCRMを連携するメリット
CTIとCRMを連携するメリットを知っておくことで、自社でのシステム連携のイメージが明確になります。ここではCTIとCRMを連携するメリット4つを解説します。
- 顧客情報を一元管理できる
- 電話対応品質が高まる
- 自動化により架電業務も効率化
- 履歴データの活用による顧客満足度向上
顧客情報を一元管理できる
CRMは顧客情報を一元管理できるシステムのため、CTIとCRMの連携で、電話対応と顧客情報の一元管理の両立が可能になります。電話対応の内容を顧客情報として一元管理することにより、オペレーターだけでなく、営業担当者やサポートスタッフが顧客情報を共有し、顧客のニーズに迅速かつ適切に対応できます。
データ統合により、情報が断片化されることを防ぎ、顧客対応のミスやトラブルの減少にもつなげられます。また、顧客情報を一元管理することで、マーケティング活動の効果や営業成績を分析しやすくなり、企業全体の成長や競争力向上にも効果的です。
電話対応品質が高まる
CTIのCRM連携により、双方の機能を効果的に活用でき、電話対応品質が高まります。例えば、連携により顧客からの着信時に顧客情報をポップアップ表示できるようになり、オペレーターは受電後も慌てることなくスムーズに対応することが可能に。また、連携によりオペレーターは顧客ごとの対応履歴を確認しながら電話対応を行えるようになります。顧客に同じ質問をすることも回避でき、コミュニケーションの効率化が可能です。
自動化により架電業務も効率化
自動化により、架電業務も効率化できる点もメリット。CRMの顧客リストに沿って、CTIのオートコール機能やプレディクティブコール機能を利用すれば、顧客に自動で架電可能です。オペレーターが電話番号を手動でダイヤルする手間が省け、待機時間を削減できます。架電業務を効率的に進められ、自社の成長につなげられます。
履歴データの活用による顧客満足度向上
CRMの顧客情報には、過去の購入履歴や顧客からの問い合わせ内容、通話履歴といった履歴データが含まれます。これらの情報をうまく活用することで、より効果的な電話対応が可能となり、顧客満足度向上につなげられます。
例えば、オペレーターは、電話対応において、顧客の過去の問い合わせやトラブルの履歴を参照し、迅速かつ適切な対応が可能に。また、履歴データの分析を行うことで、顧客が抱える問題の傾向や再発防止策を打ち出すこともできます。さらに、営業やマーケティング活動では、履歴データを参考に、顧客ニーズに応じた適切な提案やアプローチが行えます。これにより、より効果的な営業プロセスを構築やマーケティング戦略が実現でき、顧客満足度の向上につながります。
株式会社エイトレッドが2023年11月に行った調査では、「システム間のデータ連携に不足を感じたり、業務の負担が軽減されていないと感じることがありますか」と質問したところ、「とてもある」が26.6%、「ややある」が55.6%という回答でした。
出典元:株式会社エイトレッド
上記調査から、システム連携がされていないことで業務効率を改善できていないことが分かります。企業が業務効率を改善するには、社内のシステムを連携しデータをスムーズに活用する必要があります。
CTIシステムの導入を検討中の企業は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
CRM・CTIシステムの選び方・比較ポイント
ここからは、CRM・CTIシステムを選ぶ際の重要なポイントを4つ紹介します。
- 自社に必要な機能を搭載しているか
- クラウド型・オンプレミス型どちらを導入するか
- CRMとCTIは連携可能か
- サポート体制は万全か
自社に必要な機能を搭載しているか
数あるCTIシステムの中から最適なシステムを見つけるには、自社が抱える課題を解決する機能を搭載しているかを確認しましょう。たとえば、インバウンド対応に関するオペレーターのトラブルが多いようであれば、カスタマーの質問に対して回答フローが表示されるCTIシステムがおすすめ。また、アウトバウンドの架電効率がオペレーターごとに偏るようであれば、プレディクティブコール機能があるCTIシステムの採用がおすすめです。
インバウンド・アウトバウンドそれぞれで必要な機能は異なりますので、自社の課題がどこにあるかを明確にしてからサービスを比較しましょう。
関連記事:コールセンターにおすすめのCTIシステム(インバウンド向け)
関連記事:オートコール機能があるCTIシステム(アウトバウンド向け)
クラウド型・オンプレミス型どちらを導入するか
各社が提供するCTIシステムには、クラウド型とオンプレミス型が存在します。クラウド型CTIシステムにおける最大のメリットは、導入にあたる手軽さと、コスト削減が期待できること。導入スピードが早いものでは、契約から即日運用が可能。また、社内サーバーなどのハードウェアが不要なため、初期費用が無料のサービスが多いです。
一方、オンプレミス型は、社内にサーバーを構築するため初期費用がかかる反面、高いセキュリティと自社に完璧にマッチしたシステムを開発できます。自社で導入済みのシステム環境や、業種に求められるセキュリティレベルを考慮して、導入形態を選びましょう。
CRMとCTIは連携可能か
連携可能なシステムは、各社で異なります。自社で導入しているCRMと連携可能なCTIかを事前に確認しましょう。また、CTIはCRMだけでなく、PBX(電話交換機)やSFA(営業支援ツール)と連携するケースもあります。各CTIで連携可能な範囲を比較し、自社の業務効率化に役立つシステムを導入しましょう。
サポート体制は万全か
サポート体制が万全なシステムであれば、導入時だけでなく運用中も適切なサポートを受けられます。システム運用や機能活用が円滑にできると、業務効率化や顧客満足度の向上が期待できるため、サポート体制も大事な比較ポイントです。
具体的には、導入後のトラブル対応や機能追加、カスタマイズのサポートを比較しましょう。また、サポート体制を確認する際には、サポートの対応時間帯やサポート方法も比較することをおすすめします。サポートの対応時間は365日24時間か、サポート方法はオンラインや電話対応、チャットか、また、サポートは別途料金が発生するかも大事な比較ポイントです。
以上、CRM・CTIシステムを選ぶ際の重要なポイントを紹介しました。これからCRMを導入する企業は、以下の記事でCRMの選び方を解説していますのでぜひ参考にしてください。
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【比較表】CRMと連携できるCTIシステム
ここからは実際に、CRMと連携できるCTIシステムを比較します。以下は、CRMと連携可能な主要CTIシステムの比較表です。サービスごとに、導入形態・初期費用・月額料金を比較していますので、自社に導入するCTIシステムを検討している担当者はぜひご覧ください。
サービス名 | 導入形態 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
MiiTel(ミーテル) | クラウド | 無料 | 5,980円/1ユーザー |
BIZTEL コールセンター | クラウド | 20万円 | 8万1,000円 |
InfiniTalk(インフィニトーク) | クラウド/オンプレミス | オンプレミス版:29万8,000円〜 (10席分の基本パッケージ) |
クラウド版:3万5,800円 |
CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ) | クラウド | 30万円〜 | 5,000円/1ユーザー |
COLLABOS PHONE | クラウド | 20万円 | 4,800円/1ch |
OSORA | クラウド | 10万円〜 | 基本料金1万円 + 端末料金・回線料金・通話料金 |
BlueBean | クラウド | 5,000円/1ユーザー | 5,000円/1ユーザー |
FastHelp5 | クラウド | 要問合せ | 要問合せ |
Comdesk Lead (コムデスクリード) | クラウド | 要問合せ | 6,000円~/1ユーザー |
上記の比較表をご覧の通り、CRMと連携できるCTIシステムの多くがクラウド型を提供しており、1ユーザーあたり数千円の月額料金で、費用をかけずに利用し始めることが可能です。少人数からスモールスタートできるCTIシステムもあり、小規模で導入し必要に応じて拡大する方法もおすすめ。
以下の記事ではおすすめのCTIシステムを比較しています。他のサービスもチェックしたい担当者はぜひご覧ください。
【2025年最新】CRMと連携できるCTIシステムおすすめ9選
ここからは、数あるCTIシステムを比較し、CRMと連携できるCTIシステムおすすめ9選を紹介します。CRMとの連携に優れたCTIシステムを厳選していますので、ぜひ参考にしてください。
- MiiTel(ミーテル)
- BIZTEL コールセンター
- InfiniTalk(インフィニトーク)
- CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ)
- COLLABOS PHONE
- OSORA
- BlueBean
- FastHelp5
- Comdesk Lead (コムデスクリード)
MiiTel
-
料金
月5,980円/ID -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevCommが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。累計導入社数2,000社以上※と人気の高いコールセンターも導入しているCTIシステム(※自社調べ)。
電話営業の採点ができるAIを搭載し、オペレーターのラリー率やオペレーターの会話内容を分析。通話の録音もできるほか、自動で文字起こしまでできるので、細やかなアドバイスが可能です。商談獲得率や成約率の向上を課題とする企業にはおすすめの機能です。
CRMとの連携は、Salesforceやkintoneと連携可能。管理画面を立ち上げるだけでMiiTelが起動し、顧客リストからのワンクリック発信機能や、顧客ごとのNGワード・キラーワード表示できる便利な機能も搭載。契約は1IDから可能で、初期費用は無料。1ユーザーあたり月額5,980円(税抜)とシンプルな料金なのもおすすめです。
-
料金
月15,000円/席 -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
BIZTELコールセンターは、株式会社リンクがが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。国内シェアNo.1(※デロイト トーマツ ミック経済研究所による)を誇るクラウド型の国産CTIシステムとして、幅広い業務に対応できる多彩な標準機能と柔軟な料金体制がおすすめポイント。
コールセンター、オペレーター単位で稼働状況をリアルタイム表示できるなど、効率的な稼働体制を構築できる点が強みです。多くのCRMやSFA、MAツールとの連携が可能なので、すでに顧客管理ツールを導入している企業でも使いやすいシステムといえます。
契約するオペレーター数とオプションは、企業のニーズに合わせて柔軟に増減可能。1席1万5,000円(税抜)〜と少人数から低コストに利用でき、導入も手軽で無駄がありません。そのほか、クレジット会社などの金融機関も利用するセキュリティレベル「FISC基準」をクリアする、安全性の高いプランも提供しています。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
-
料金
月35,803円/契約 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するCRMと連携できるCTIシステムです。クラウド版とオンプレミス版をニーズに合わせて利用できるCTIシステム。
クラウド版は、スモールスタートできる手軽さとコストの安さが魅力。一方のオンプレミス版は、システム連携や独自のサービス運用が柔軟に行えるカスタマイズ性が魅力です。どちらも多くのCRMと連携に柔軟に対応可能な点がおすすめ。
料金プランは複数用意しており、全プラン中最安となるクラウド版の基本プランは、回線数が2回線5席、月額3万5,800円(税抜)から利用可能です。オンプレミス版の料金はパッケージ一括購入のほか、月額で利用できる設備分散プランも提供。素早く運用を開始したい企業はクラウド版、自社で独自のシステムを組みたい企業の方はオンプレミス版を検討しましょう。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
CT-e1/SaaS
-
料金
月5,000円/各ライセンス -
初期費用
300,000円
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
1ライセンス以上契約必須
CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ)は、株式会社コムデザインが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。業種を問わず幅広く導入されてきた実績を持つCTIシステムです。
独自開発のCTIシステムで、クライアントの現場に合わせたUI設計やルーティングの作成など、一般的なクラウドCTIシステムでは実現できないカスタマイズも可能。CRMとの連携には追加料金が必要なく、希望する企業にとってはコストも抑えられて大変お得でおすすめ。CRMに登録してある番号からワンクリックで発信できるClick to Call機能や着信ポップアップ機能など、オペレーターのパフォーマンスを向上する機能も充実しています。
料金は初期費用が30万円(税抜)。基本料金は外線ライセンス・シートライセンス・管理機能ライセンスがそれぞれ1ライセンスあたり月額5,000円(税抜)です。柔軟にカスタマイズできる拡張性と、シンプルな料金体系を求める企業に、CT-e1/SaaSはおすすめのCRMと連携できるCTIシステムです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
-
料金
月4,000円~/ch -
初期費用
200,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
COLLABOS PHONEは、株式会社コラボスが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。
インターネット環境とパソコン、ヘッドセット(手配の依頼も可能)さえあれば利用できるので、低価格・短納期が実現できます。着信振り分け機能やIVR機能といった基本機能も充実し、コストを抑えたい企業には特におすすめのCTIシステムです。
提供しているトータルサポートもおすすめポイント。コールセンター立ち上げ時には、クライアントの要望や課題を丁寧にヒアリングして機能の設計・設置をサポート。導入後のバージョンアップ、メンテナンスも継続して支援します。
料金は見積もりの問い合わせが必要ですが、席数の増減は業務の繁閑に応じて柔軟に対応可能です。自社のCRM「COLLABOS CRM」も提供し、CTIシステムとCRMの導入を同時に進めたい企業におすすめのシステム。
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- 顧客情報のポップアップ機能
- 通話の自動録音
- ソフトフォン(PC電話)機能
- オペレーターの稼働状況確認機能
- ささやき機能(通話中アドバイス)
-
料金
月10,000円/URL -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
OSORAは、株式会社Scene Liveが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。インバウンドに強いクラウド型のCTIシステム。ネットワーク負荷が軽いため音声がクリアで、IVR機能や電話番号ごとの分配設定など、オペレーターの負担を減らす機能がありおすすめ。
また、管理者にとっても使いやすいインターフェースは嬉しいポイント。管理画面では社内の席配置そのままのレイアウトで、リアルタイムにオペレーターの状況を確認でき、オペレーターごとの稼働も効率化できます。
低コストながらCRM連携などのシステム連携に強く、機能の拡張性がある点も特徴。料金は初期費用が10万円(税抜)〜。月額料金は、システム基本料1万円(税抜)、そのほか端末料金・回線料金・通話料金がかかります。最短翌日に席数の増減が反映される点もおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- 顧客情報のポップアップ機能
BlueBean
-
料金
月5,000円/ライセンス -
初期費用
5,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5ライセンス
BlueBeanは、株式会社ソフツーが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。ワンストップでCTIやCRMの機能を搭載したクラウド型のシステム。
コールセンター業務では、プレディクティブ発信やIVR機能といった、インバウンド・アウトバウンド双方の業務を効率化する機能が充実。また、CRM機能では顧客情報の入力フォーマットを自由にカスタマイズ可能です。ポップアップ機能や顧客画面転送、全通話の録音機能と、CRMとしての基本機能も標準搭載し、追加費用も必要ありません。もちろんSalesforceなどの外部システムとも連携可能です。
料金は、初期費用1ユーザーあたり5,000円(税抜)と月額費用1ユーザー5,000円(税抜)に加えて、必要があればディスク容量の追加、IP電話機などの設備費用が加算。BlueBeanは、最安で月額1万円から導入できるコストの安さと、CTI機能に留まらない対応領域の広さがおすすめのCTIシステムです。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
FastHelp5は、テクマトリックス株式会社が提供するCRMと連携できるCTIシステムです。使いやすいユーザーインターフェースが最大の特徴で、電話やメール、webやSNSなどのあらゆるチャネルからコールセンターに寄せられる問い合わせを一元管理。過去の問い合わせ履歴や顧客情報をスピーディに引き出せ、顧客満足度を高められるのがおすすめポイント。
さらにアウトバウンド機能や、モニタリング機能、レポート機能といった機能も搭載。オプションとなるトークスクリプト機能では、顧客からの質問ごとに回答フローを分岐で表示でき、どのようなオペレーターでも回答の質を均一化し、業務にあたる負担を軽減します。
そのほか外部システムとの連携も可能です。初期費用は要お問い合せ、月額料金は1ユーザーあたり6,000円(税抜)~です。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- 通話の自動録音
- Q&Aの登録
Comdesk Lead
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Comdesk Lead(コムデスクリード)は、株式会社Widsleyが提供するCRMと連携できるCTIシステムです。携帯回線とIP回線が併用でき、案件やシチュエーションに応じて適切な回線を選べるCTIシステム。
CRM連携に特化した「CRM連携エディション」を提供しており、顧客への080・090番号での発信で通電率を高められます。また。連携よりCRMに登録の電話番号を自動で識別し、電話番号をクリックするとデスクトップアプリから自動で発信。また、Comdesk Leadから架電することで。関電の履歴をCRMに自動連携可能。連携項目もフルカスタマイズでき、管理画面から自由に設定できる点もおすすめ。
文字起こしデータやChat-GPTで自動要約した架電内容も連携対象で、インサイドセールスの情報入力工数を大幅に削除します。
以上、CRMと連携できるおすすめのCTIシステムを紹介しました。CTIシステムは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったCTIシステムの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
まとめ:CRMとCTIの連携でコールセンターを効率化
今回紹介したサービスは、CRMとCTIの連携に強いシステムばかりです。システム連携により、オペレーターの運用で発生する無駄を抑えられるだけでなく、コールセンターのサービス品質を高められ顧客満足度の向上が期待できます。CRMとCTIの連携でコールセンターを効率化しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でCTIを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
→CTIシステムのランキングはこちら
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CTIシステム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
よくある質問
CRMと連携できるCTIシステムについて、よくある質問に答えます。
コールセンター向けCRMとは?
コールセンター向けCRMとは、顧客との関係管理機能をコールセンターの業務に特化した形で提供しているシステムです。主な機能として、電話対応や顧客データの一元管理、通話履歴の保存・分析、営業活動の支援などが挙げられます。これにより、コールセンターの効率とサービス品質が向上し、顧客満足度の向上につながります。
コールセンター向けCRMの比較でおすすめのサービスは?
コールセンター向けCRMのおすすめサービスは、各社のニーズや予算に応じて異なります。サービス選びの際には、機能面や導入コスト、サポート体制などを比較検討することが重要です。以下の記事ではコールセンター向けCRMを比較していますのでぜひご覧ください。
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