【徹底比較】勤怠管理システムおすすめ10選
勤怠管理システムの比較において、重要なのは「シェア」と「自社への適合性」のバランスです。PRONIアイミツSaaS(当社)が実施した1,000名対象のアンケート調査(2025年11月実施)では、利用率シェア1位は「ジョブカン勤怠管理(17.9%)」でした。ただ乗り換え理由の第1位が「機能不足(27.7%)」であるため、人気だけで選ぶと、導入後にミスマッチが起きるリスクがあります。
【比較の4大ポイント】
- 打刻方法の多様性:テレワークや外回り、現場作業に適した方法があるか
- 勤務形態への対応:フレックスや変形労働時間制を自動計算できるか
- 外部API連携:給与計算・労務管理ソフトとワンクリックで連携可能か
- コストパフォーマンス:月額300円/名くらいの費用相場で利用できるか
本記事では、おすすめ勤怠管理システム10社の料金・機能を徹底比較。比較ポイントやアンケート結果を軸に、勤怠管理システムを上手に選び、活用する方法をまとめます。
| サービス名 | シェア(※) | 月額料金(1名) |
|---|---|---|
| ジョブカン勤怠管理 | 17.9% | 200円〜 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 10.7% | 300円〜 |
| 楽楽勤怠 | 10.0% | 30,000円〜/社 |
| KING OF TIME | 8.9% | 300円 |
| freee勤怠管理Plus | 7.3% | 300円〜 |
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において …続きを見る
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において顧問先100社以上の給与計算・入退社手続き・労務相談等の責任者として従事。常に顧客目線で考え、分かりやすい説明に定評がある。 リタクラウド株式会社 執行役員 / リタクラウド社会保険労務士法人
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 【比較表】PRONIアイミツ厳選おすすめ勤怠管理システム
- 【当社アンケート調査】シェアが高い人気の勤怠管理システム
- 勤怠管理システム比較おすすめ10選
- 勤怠管理システムの選び方・比較ポイント
- 勤怠管理システムとは
- 勤怠管理システムのメリット|タイムカードと比較
- 勤怠管理システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
- 勤怠管理システムに関するよくある質問
【比較表】PRONIアイミツ厳選おすすめ勤怠管理システム
この記事で紹介する、PRONIアイミツおすすめの勤怠管理システムの比較表です。初期費用・月額料金、導入実績や機能をまとめているので、参考までにご覧ください。
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料金 月 200 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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問い合わせ
(他1プラン)
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料金 月 300 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ |
料金 月 300 円 /ユーザー 初期費用 0円 |
料金 月 100 円 /ユーザー 初期費用 0円
(他1プラン)
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料金 月 2,200 円 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金 月 400 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ |
問い合わせ
(他1プラン)
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問い合わせ |
料金 月 30,000 円~ 初期費用 要問合せ |
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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導入実績社数 120,000社以上 |
導入実績社数 19万事業者利用中(シリーズ累計) |
導入実績社数 65,000社 4,200,000人以上 2025年10月時点 |
導入実績社数 有料ユーザー31万社(freeeプロダクト全体) |
導入実績社数 累計100,000社 |
導入実績社数 167,000事業所 |
導入実績社数 18,000社(シリーズ累計) |
導入実績社数 約50,000社(シリーズ累計) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 ラクスのクラウドサービス累計導入社数95,000社(2025年3月末時点) |
ジョブカン勤怠では即日でアカウント発行でき、30日間はすべての機能を無料で使えます。メール・チャット・電話の各種サポートや有料での初期設定代行など、導入や導入後の運用サポートも充実しているため、初めて勤怠管理システムを導入する場合も安心です。
また、マネーフォワード クラウド勤怠Plusは出退勤管理機能や自動集計機能、シフト管理機能、有給休暇管理機能、ワークフロー機能などを搭載。スマートフォン一つで勤怠管理はもちろん、残業や休暇の申請・承認まで完結できます。
他社と比較したおすすめポイントが、さまざまな打刻方法に対応している点です。一般的な打刻方法に対応しているほか、温度検知システムやアルコールチェッカーと連携した打刻も可能です。またKING OF TIMEは勤怠管理機能が充実しているため、変形労働やフレックスタイム制にも対応できます。
ハーモス勤怠ではどこからでも打刻ができ、拠点別の打刻情報も取得できます。拠点ごとに勤務日数や勤務時間を自動集計することも可能なため、多拠点での勤怠管理におすすめです。
機能は充実しており、勤怠管理からシフト管理、給与計算、年末調整までを一元化したい企業に適しています。
また、ジンジャー勤怠はマルチデバイスにも対応している点も魅力で、パソコンやスマホ、タブレットでの打刻はもちろん、チャットツール、Apple Watch、Google home、GPSでの打刻にも対応しています。企業の働き方に合った打刻方法を選択できるでしょう。システムの導入から運用にいたるまで、担当のサポートスタッフが親切丁寧に伴走してくれる点も安心です。
TimePro-eXは1,000超の設定項目と演算プログラムにより、複雑な制度にも柔軟に対応します。結果として、手作業の集計を不要にし、異常値も見逃さない勤怠管理を実現します。
Universal 勤次郎では、労働時間と健康データを掛け合わせて分析することで、メンタルヘルス不調や過重労働のリスクを早期に発見できます。日々の打刻画面でバイタルデータ(体調や気分)を入力させる機能もあり、労務管理の効率化と同時に、従業員が長く健康に働ける環境づくりを目指す企業におすすめです。
楽楽勤怠では、ICカードやPC、スマホなど多様な打刻方法に対応しており、出退勤データはリアルタイムで自動集計されます。また、残業時間や有給休暇の取得状況を可視化し、36協定の上限に近づくと本人や管理者にアラートを通知する機能も備えているため、法令を遵守した適切な労務管理を効率よく実現できます。
主要製品の多くは初期費用なしで導入できます。月額料金を比較すると、1ユーザーあたり100円~400円ほどです。「ジョブカン勤怠管理」や「KING OF TIME」などの人気の勤怠管理システムでも、初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり300円以下の低コストで利用できます。
さらに、多くの製品で無料トライアル期間が設定されています。無料トライアル期間の目安は1ヶ月〜2ヶ月間です。本導入を円滑にするため、トライアル期間中に画面の可読性や操作感を確認しておきましょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
【当社アンケート調査】シェアが高い人気の勤怠管理システム
【利用が多い勤怠管理システム上位5サービス】
- ジョブカン勤怠管理:17.9%(179名)
- マネーフォワード クラウド勤怠Plus:10.7%(107名)
- 楽楽勤怠:10.0%(100名)
- KING OF TIME:8.9%(89名)
- freee勤怠管理:7.3%(73名)
PRONIアイミツSaaS(当社)は、勤怠管理システムを導入・利用している担当者1,000名を対象にアンケート調査を実施しました。調査の結果、利用率が最も高かったのは「ジョブカン勤怠管理」で、全体の17.9%(179名)を占める結果となりました。
次いで、マネーフォワードクラウド勤怠Plusは10.7%、楽楽勤怠が10.0%、KING OF TIMEが8.9%と続きました。勤怠管理システムのシェアはかなり分散しており、その他にかなり多数のツールが含まれています。中小企業(従業員数300人以下)や大規模企業(従業員数1,000人以上)ごとに結果が若干異なりました。
勤怠管理システムのシェアや市場規模に関する調査の詳細は、以下の記事でまとめて紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
勤怠管理システムを乗り換える理由
勤怠管理システムを乗り換えた主な理由
- 機能が不足していた(27.7%)
- 自社の業務体制・働き方に合わなくなった(24.9%)
- 操作が難しく、現場で使いづらかった(23.7%)
- 他のシステムとの連携がうまくいかなかった(22.9%)
- コストが高かった(18.9%)
独自アンケート調査では、勤怠管理システムを乗り換えて利用しているユーザーに対し、「乗り換え理由」についても質問しました。その結果、最も多かったのは「機能が不足していた(27.7%)」で、次いで「自社の業務体制・働き方に合わなくなった(24.9%)」、「操作が難しく使いづらかった(23.7%)」と、実務運用に関する理由が上位を占める結果となりました。
一方で、「コストが高かった」と回答したユーザーは18.9%にとどまり、価格が主な乗り換え理由になっているケースはそれほど多くないことが分かります。
この背景として、システム選定時にはすでに価格が重視されているため、導入後に問題となるのは「機能不足」や「業務とのミスマッチ」といった運用面での課題に移行していると考えられます。つまり、初期段階でコストを重視しすぎた結果、必要な機能や自社の働き方への適合性の検討が不十分となり、後から見直しにつながっている可能性があります。
以上の結果から、勤怠管理システムを選ぶ際は価格だけで判断するのではなく、「自社の勤務形態や業務フローに適しているか」「必要な機能が過不足なく備わっているか」といった観点で選定することが重要だといえるでしょう。
勤怠管理システムの乗り換えに関するアンケート調査は、以下の記事で詳細にまとめています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
勤怠管理システム比較おすすめ10選
PRONIアイミツが最新比較した、おすすめの勤怠管理システム10製品を紹介します。なお、本記事のおすすめ10選は、導入の実績、利用しやすい料金体系か、さまざまな勤務形態に対応できるかなどの基準で選出しました。
勤怠管理システムと一口に言っても製品ごとに特徴が違い、企業規模や業務形態、働き方によっても選ぶべき製品は変わります。自社に合ったシステム選びの参考にしてください。
人気の高いおすすめの勤怠管理システム10選
ジョブカン勤怠は、クラウドサービス事業を手掛ける株式会社DONUTSが開発・運営する勤怠管理システムです。さまざまな打刻方法を用意している点がおすすめ理由で、パソコン、スマートフォン、ICカード、GPSのほか、LINEやビジネスチャットツールでの打刻も可能です。
ジョブカン勤怠では即日でアカウント発行でき、30日間はすべての機能を無料で使えます。メール・チャット・電話の各種サポートや有料での初期設定代行など、導入や導入後の運用サポートも充実しているため、初めて勤怠管理システムを導入する場合も安心です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
マネーフォワード クラウド勤怠Plusは、法人向けSaaSや個人向け資産管理サービスなどで知られるマネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。直感的な操作性が特徴で、タイムカードからシステムに切り替える企業にとっても使いやすく、おすすめの勤怠管理システムです。
また、マネーフォワード クラウド勤怠Plusは出退勤管理機能や自動集計機能、シフト管理機能、有給休暇管理機能、ワークフロー機能などを搭載。スマートフォン一つで勤怠管理はもちろん、残業や休暇の申請・承認まで完結できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
KING OF TIME(キングオブタイム)は、クラウドサービスの開発・運営を行うヒューマンテクノロジーズが手掛ける勤怠管理システムです。業界トップクラスの導入シェアを誇り、ユーザー数は380万人以上に上ります。
他社と比較したおすすめポイントが、さまざまな打刻方法に対応している点です。一般的な打刻方法に対応しているほか、温度検知システムやアルコールチェッカーと連携した打刻も可能です。またKING OF TIMEは勤怠管理機能が充実しているため、変形労働やフレックスタイム制にも対応できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plusは、クラウド型の会計システムの運営で知られるfreeeが開発した勤怠管理システム。中小企業や個人事業主向けに開発されたシステムで、誰でも使いこなせる操作性がおすすめのポイントです。シンプルで直感的に使い方がわかる操作画面のため、勤怠管理システムに不慣れな人も簡単に使いこなせるでしょう。
主な機能
ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、転職サイトや人財活用システムの運営などで知られるビズリーチが提供する勤怠管理システムです。PC・スマホ・タブレットに加え、ICカードやQRコード、チャットツールでの打刻にも対応しており、幅広い方法を選べるのが魅力です。
ハーモス勤怠ではどこからでも打刻ができ、拠点別の打刻情報も取得できます。拠点ごとに勤務日数や勤務時間を自動集計することも可能なため、多拠点での勤怠管理におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
タイムカードは、クラウドPOSレジシステムやキャッシュレス決済サービスを展開するスマレジが開発した勤怠管理システムです。導入ハードルの低さがおすすめの理由で、10人までの利用であれば月額利用料は無料。
機能は充実しており、勤怠管理からシフト管理、給与計算、年末調整までを一元化したい企業に適しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ジンジャー勤怠は、クラウド型システムの開発などを手がけるjinjerが提供する勤怠管理システムです。
他社と比較したおすすめポイントは、誰にでも使えるシンプルな操作画面。システムやパソコンの操作に慣れていない人でも直感的に使える操作画面にこだわって開発されています。
また、ジンジャー勤怠はマルチデバイスにも対応している点も魅力で、パソコンやスマホ、タブレットでの打刻はもちろん、チャットツール、Apple Watch、Google home、GPSでの打刻にも対応しています。企業の働き方に合った打刻方法を選択できるでしょう。システムの導入から運用にいたるまで、担当のサポートスタッフが親切丁寧に伴走してくれる点も安心です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
TimePro-eX
TimePro-eX(タイムプロエグゼ)は、アマノ株式会社が提供する、中堅・大企業向けの勤怠管理システムです。90年以上にわたる実績とノウハウが凝縮されており、大規模組織特有の複雑な就業規則や、グループ会社ごとの異なる運用ルールにも柔軟に対応できる点が最大の特徴です。
TimePro-eXは1,000超の設定項目と演算プログラムにより、複雑な制度にも柔軟に対応します。結果として、手作業の集計を不要にし、異常値も見逃さない勤怠管理を実現します。
主な機能
Universal 勤次郎は、勤怠管理と健康管理を統合した「健康経営」の実現を強みとする勤怠管理システムです。出退勤の管理だけでなく、従業員の健康診断データやストレスチェックの結果を一元管理できるのが大きな魅力です。
Universal 勤次郎では、労働時間と健康データを掛け合わせて分析することで、メンタルヘルス不調や過重労働のリスクを早期に発見できます。日々の打刻画面でバイタルデータ(体調や気分)を入力させる機能もあり、労務管理の効率化と同時に、従業員が長く健康に働ける環境づくりを目指す企業におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
楽楽勤怠
楽楽勤怠は、経費精算システム「楽楽精算」などで圧倒的な実績を持つ株式会社ラクスが提供するクラウド型勤怠管理システムです。「ITに詳しくない人でも直感的に使える」をコンセプトに設計されており、マニュアルを見なくても操作できるほどの分かりやすい画面構成が、幅広い業種の企業から支持されている理由です。
楽楽勤怠では、ICカードやPC、スマホなど多様な打刻方法に対応しており、出退勤データはリアルタイムで自動集計されます。また、残業時間や有給休暇の取得状況を可視化し、36協定の上限に近づくと本人や管理者にアラートを通知する機能も備えているため、法令を遵守した適切な労務管理を効率よく実現できます。
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめの勤怠管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
勤怠管理システムの選び方・比較ポイント
勤怠管理システムは数が多く、「選ぶのが難しい」「候補を絞るのも一苦労」と感じる担当者もいるでしょう。ここでは、PRONIアイミツSaaS(当社)で2025年5月~9月にかけて、勤怠管理システムを問い合わせたユーザーデータを参照しながら、比較のポイントを解説します。
勤怠管理システムの比較ポイント
以下は、勤怠管理システム利用・導入者に選び方や優先度を聞いたアンケート調査記事です。こちらもご参照ください。
打刻方法(タブレット・スマホアプリやPCなど)で選ぶ
勤怠管理システムを選ぶ際は、自社にとって使いやすい打刻方法に対応しているかが重要です。勤怠管理システムの打刻方法としては、下記の方法があります。
勤怠管理システムの主な打刻方法
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
- 生体認証(顔認証、指紋認証)
- GPS
業種別の導入したい打刻方法「モバイル打刻」「PC・Web打刻」が人気
PRONIアイミツSaaS(当社)で、勤怠管理システムを問い合わせたユーザーデータを見ていきます。導入したい打刻方法を尋ねたところ、モバイル打刻とPC・Web打刻が人気でした。ただし、業種によって、若干傾向が異なることもわかります。
現場勤怠が中心の建設・工事業では、モバイル打刻を希望する割合が最も高くなりました。場所を問わず打刻が必要な働き方をする場合、需要が高いようです。また、製造業やサービス業では、静脈認証を希望する割合が他業種と比べ、わずかに高くなっています。誰がどこで出入したかが重要になるため、生体認証打刻の需要がややあるようです。
関連記事:スマホ対応の勤怠管理アプリ
関連記事:Web打刻できる勤怠管理システム
関連記事:ICカード打刻対応の勤怠管理システム
関連記事:生体認証対応の勤怠管理システム
変形労働時間制やフレックス制に対応したシステムを選ぶ
自社の働き方に対応していないシステムを導入してしまうと、効率的な勤怠管理が行えなくなってしまいます。PRONIアイミツSaaS(当社)で勤怠管理システムを問い合わせたユーザーの勤務形態を見ると、固定時間制が多いものの、変形労働時間制が45.8%、フレックスタイム制も8.3%と、さまざまな勤務形態を取っていることが伺えました。
勤怠管理システムによっては対応していない勤務形態もあるため、自社の勤務形態に対応したツールを選ぶことが大切です。将来的にフレックスタイム制を導入する予定かなども考え、予め対応しているツールを選んでおくと安心でしょう。
しかし、一部の方は「どんな勤怠管理システムでも、導入すれば自分たちが必要な項目(残業時間など)が自動で記録される」と思っています。まずは自社の働き方を把握し、就業規則を固めてからシステムを導入しましょう。そうすることで、ミスマッチが起こりにくくなります。
関連記事:変形労働時間制に対応した勤怠管理システム
関連記事:フレックスタイム制に対応した勤怠管理システム
自社システムとの連携性や連携できるツール数で選ぶ
勤怠管理システムは、ほかの業務システムと連携可能ですが、連携できるシステムの種類は製品によって異なります。したがって、「既存システムと連携できるか」を確かめてから導入する必要があります。
勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携することで、労働時間の集計から給与計算までを自動化でき、バックオフィス全体の業務効率化につながります。すでに給与計算ソフトを使っている企業では、そのソフトと連携できる勤怠管理システムを探しましょう。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
また、システム間の相性が良くない場合、インポートに半日かかることもあります。一方で、API連携ならワンクリックですぐ連携でき、時間とミスを大幅に削減できます。
関連記事:給与計算ソフトと連携できる勤怠管理システム
関連記事:ビジネスチャットツールと連携できる勤怠管理システム
従業員にとっての使いやすさ・操作性で選ぶ
「使いやすい勤怠管理システムか」という観点は、システムを選ぶうえでとても大切なポイントです。打刻画面に遷移するのに時間がかかったり、操作をするのが難しかったりするシステムは、従業員に「使いにくい」と思われてしまいます。
せっかくお金をかけて勤怠管理システムを導入しても、なかなか社内に浸透していかなければ、いつまで経っても効率的な勤怠管理が実現しません。無料トライアル期間に従業員に実際にシステムを使ってもらい、「使いやすい」という意見がより多かった勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
予算に合った費用感のシステムを選ぶ
勤怠管理システムを選ぶ際は、費用感の違いをしっかりと把握しておきましょう。導入形態(クラウド型・パッケージ型)によって費用相場やランニングコストの計算が変わってきます。
| 導入形態 | 初期費用 | ランニングコスト |
|---|---|---|
| クラウド型 | 5万~20万円 | 1人あたり300~499円の月額料金 |
| パッケージ型(オンプレミス) | 30万~100万円 | 数万円ほどの保守費用 |
パッケージ型は買い切り型で、初期費用のみ必要でランニングコストがかからないという製品も少なくありません。パッケージ型の費用相場は、初期費用が30万〜100万円、ランニングコストは数万円程度で、保守費用やサーバー費用として必要とされます。
クラウド型は月額課金制で利用人数ごとに料金がかかる仕組みです。クラウド型は、初期費用が5万〜20万円、月額費用は1ユーザーあたり300〜499円となっています。
勤怠管理システムとは
勤怠管理システムとは、従業員の出退勤時間の記録・管理ができるシステムです。出退勤時間の打刻はもちろん、残業や各種休暇の申請、シフト作成、労働時間や残業時間の集計などが一つのシステムで完結できます。
勤怠管理システムは、自社のサーバーや通信回線にインフラを構築するオンプレミス型とオンライン上のサーバーで情報を管理するクラウド型の2種類に分かれます。クラウド型は、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどのデバイスさえあればどこからでも出退勤の打刻や各種申請が可能です。テレワークや直行直帰が多い職場では、クラウド型の勤怠管理システムが適しています。
実際に、テレワークなどの多様な働き方に対応するため、多くの企業で勤怠管理システムの導入が進んでいます。2021年に総務省が公表した調査によると、2020年度に勤怠管理ソリューションを導入済みの企業は29.6%(2019年度より1.6ポイント上昇)。Slackなどのコミュニケーションツール、Google Workspaceなどのグループウェア、オンライン会議システム、電子契約システムなどに次いで、勤怠管理システムは企業DXの有効な手段と認識されています。
勤怠管理システムの種類
勤怠管理システムは、どのような機能が使えるかという観点でタイムレコーダー型・多機能型・業務連携型の3種類に分けられます。以下、それぞれの特徴やメリットをご確認ください。
| 勤怠管理システムのタイプ | 特徴 |
|---|---|
| タイムレコーダー型 | ・打刻機能に特化 ・シンプルな設計で使いやすく、価格も安い |
| 多機能型 | ・打刻機能のほかさまざまな機能を搭載 ・主な機能は、自動集計機能、アラート機能、シフト管理機能、ワークフロー機能など |
| 業務連携型 | ・給与計算ソフトや会計ソフトなどを連携可能 ・バックオフィス業務全体の効率化に役立つ |
3種類のうち、最もシンプルなのがタイムレコーダー型です。勤怠管理システムのアプリをインストールすることで、PCやスマートフォン、タブレットがタイムカード代わりになるというものです。
多機能型は、打刻機能のほか、自動集計機能、アラート機能、シフト管理機能、ワークフロー機能など多彩な機能を搭載した勤怠管理システムです。業務連携型は、給与計算ソフトや会計ソフトなど、ほかの業務システムを連携可能な勤怠管理システムのことで、バックオフィス全体の業務効率化に役立ちます。
自社の業務にどこまでの機能が必要かを確認したうえで、勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
勤怠管理システムの概要と導入メリット・デメリット・事例については、以下の記事で紹介しています。より詳細に知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
勤怠管理システムのメリット|タイムカードと比較
タイムカードと比較して勤怠管理システムは、打刻方法が多彩というメリットがあります。タイムカードの場合はタイムカードが設置されている会社や事業所でしか打刻できませんが、勤怠管理システムはパソコン・スマートフォン・タブレット・ICカードなど、さまざまな打刻方法に対応しており、外出先や自宅などあらゆる場所で打刻可能です。
スマートフォンやタブレットのGPS機能を活用した打刻方法や生体認証打刻を用いれば、なりすましや不正打刻を防止することも可能。テレワークや現場仕事など多様な働き方に対応できます。
| 比較項目 | タイムカード | 勤怠管理システム |
|---|---|---|
| 打刻方法 | タイムカード | パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・GPS打刻・生体認証打刻 |
| 打刻できる場所 | タイムカードのある場所(会社や事業所)に限定される | インターネット環境とデバイスさえあればどこからでも打刻可能(クラウド型の場合) |
| 集計方法 | エクセルなどを使った手作業の集計 | 自動集計 |
また、勤怠管理を効率化できる点もシステム化のメリットです。タイムカードでの勤怠管理の場合、毎月、従業員の労働時間を担当者が手作業で集計しなければなりませんでした。勤怠管理システムは労働時間を自動集計してくれるため、勤怠管理業務を大幅に効率化できます。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
勤怠管理システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
勤怠管理システムでは、従業員の勤怠状況をリアルタイムに把握でき、紙やエクセルでの勤怠管理では難しかった月の途中での労働時間や残業時間も即座に把握できるようになります。
また、労働時間や残業時間はシステムが自動集計してくれるため、担当者が労働時間をタイムカードからエクセルに転記したり、集計したりといった手間を削減できます。勤怠管理システムの導入により、バックオフィス業務は大幅に効率化するでしょう。
とはいえ、勤怠管理システムは製品数が多いため、「自社に最適なシステムを1つに絞り切れない」という担当者もいるでしょう。迷う場合は複数社から見積を取り、条件を比較しましょう。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断を用意しています。ぜひ一度お試しください。
勤怠管理システムに関するよくある質問
最後に、勤怠管理システムに関するよくある質問を紹介しお答えします。
勤怠管理ソフトの基本機能は何?
勤怠管理システムの機能は製品によって異なりますが、どの製品にも搭載されている基本機能は、打刻機能(出退勤の時間を打刻し、記録しておける機能)です。また、多くの勤怠管理システムに搭載されているのが、労働時間の自動集計機能です。自動集計機能により、労働時間の集計を手作業で行う必要がなくなり業務効率化を図れます。そのほか、次のような機能も搭載されています。
- ワークフロー機能(残業や休暇の申請、承認ができる機能)
- アラート機能(設定した残業時間の上限に近づくとアラートで通知する機能)
- シフト作成機能(従業員の希望や必要人員に合わせてシフト表を自動作成する機能)
無料で使えるクラウド型の勤怠管理ソフトはある?
無料で使えるクラウド型の勤怠管理ソフトとしては、「フリーウェイタイムレコーダー」「スマレジ・タイムカード」などがあります。費用をかけずに始めたい企業には有力な選択肢と言えるでしょう。
ただし、無料の勤怠管理ソフトは、労働時間の自動集計機能がない・利用人数が制限される点がデメリットです。無料の勤怠管理ソフトの利用上限人数は10人程となっており、従業員数が多い企業には有料版の勤怠管理ソフトをおすすめします。
中小企業におすすめの勤怠管理システムは?
中小企業におすすめなのは、ランニングコストが比較的安く、導入ハードルの低い勤怠管理システムです。例えば、「ジョブカン勤怠管理」「AKASHI(アカシ)」「freee人事労務」などは、1ユーザーあたりの利用料金が他社と比較して安く、初めて導入する企業にも適しています。
中小企業の場合、まずは勤怠管理システムを導入し、社内に定着させることが重要です。ランニングコストが低いシステムであれば、費用負担を抑えながら継続的に運用しやすくなります。
また、大企業と比べて勤務形態や就業ルールがシンプルなケースが多いため、最初から高機能なシステムを導入する必要はありません。まずはコストを抑えて導入し、業務のデジタル化(DX)を進めることを優先するのも有効な選択肢です。将来的に機能不足を感じた場合は、運用状況に応じて上位プランや他システムへ移行することも検討しましょう。
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