【社労士監修】勤怠管理システムおすすめ10選!選び方や比較方法も解説
近年、エクセルやタイムカードでの勤怠管理からシステムを活用した勤怠管理に切り替える企業が増えています。しかし、勤怠管理システムの需要増に伴い製品数も増えているため、しかし、勤怠管理システムの需要増に伴い製品数も増えているため、「数が多すぎて選びきれない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、法人向けITツールの比較メディア「PRONIアイミツ」が厳選した勤怠管理システムのおすすめ10選を紹介します。製品の選び方や比較方法も解説しますので、勤怠管理システム選びでお困りの方はぜひ参考にしてください。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において …続きを見る
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において顧問先100社以上の給与計算・入退社手続き・労務相談等の責任者として従事。常に顧客目線で考え、分かりやすい説明に定評がある。 リタクラウド株式会社 執行役員 / リタクラウド社会保険労務士法人
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 勤怠管理システムの選び方・比較方法
- 【比較表】無料トライアルで試せるおすすめの勤怠管理システム
- 【2024年最新】おすすめの勤怠管理システム10選
- 勤怠管理システムとは
- 勤怠管理システムの種類
- まとめ:勤怠管理システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
- よくある質問
勤怠管理システムの選び方・比較方法
数多くの勤怠管理システムがリリースされていますが、数が多いだけに「選びきれない」という方もいるでしょう。そこでここでは、勤怠管理システムの選び方や比較方法を解説します。
- 予算に合った費用感のシステムを選ぶ
- 打刻方法(タブレット・スマホアプリ・GPSなど)で選ぶ
- 変形労働時間制やフレックス制に対応したシステムを選ぶ
- 自社システムと連携可能な勤怠管理システムを選ぶ
- 使いやすさ・操作性で選ぶ
予算に合った費用感のシステムを選ぶ
勤怠管理システムを選ぶ際のポイントの一つが費用。勤怠管理システムは導入形態(クラウド型・オンプレミス型)によって費用が違い、予算に合った費用の勤怠管理システムを選ぶことが重要です。
導入形態 | 初期費用 | ランニングコスト |
---|---|---|
クラウド型 | 3万~50万円 | 1人あたり100~500円の月額料金 |
オンプレミス型 | 30万~100万円 | 1万円ほどの保守費用 |
オンプレミス型は買い切り型で、初期費用のみ必要という製品も少なくありません。クラウド型は月額課金制で利用人数ごとに料金がかかる仕組みです。オンプレミス型の費用相場は、初期費用が30万〜100万円、毎月のランニングコストは1万円程度。クラウド型は、初期費用が3万〜50万円、月額費用は1ユーザーあたり100〜500円が相場です。
関連記事:勤怠管理システムの費用相場
打刻方法(タブレット・スマホアプリ・GPSなど)で選ぶ
自社の働き方に合った打刻方法に対応している勤怠管理システムを選ぶことも重要です。勤怠管理システムの打刻方法としては、下記の方法があります。
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
- スマホアプリ
- GPS
- 生体認証(顔認証、指紋認証)
- QRコード読み取り
たとえば、テレワーク・リモートワークの勤怠管理に活用したいなら、スマートフォン打刻、スマホアプリ打刻など、どこからでも打刻できる勤怠管理システムを選ぶのがおすすめ。不正打刻を防止したいのであれば、本人以外が打刻できないGPS打刻や生体認証打刻がある勤怠管理システムを選びましょう。
関連記事:スマホアプリ対応の勤怠管理システム
関連記事:タブレット・iPad対応の勤怠管理システム
変形労働時間制やフレックス制に対応したシステムを選ぶ
自社の働き方に対応していないシステムを導入してしまうと、効率的な勤怠管理が行えなくなってしまいます。
また、現在は変形労働時間制やフレックス制を採用していない企業でも、将来的にそういった働き方に対応する可能性がある場合、初めから変形労働時間制やフレックス制に対応した勤怠管理システムを選ぶことをおすすめします。
関連記事:変形労働時間制に対応した勤怠管理システム
関連記事:フレックスタイム制に対応した勤怠管理システム
自社システムと連携可能な勤怠管理システムを選ぶ
勤怠管理システムは、ほかの業務システムと連携可能ですが、連携できるシステムの種類は製品によって異なります。そのため、「自社システムと連携可能か」という観点で勤怠管理システムを比較することがポイントです。
たとえば、勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携することで、従業員の労働時間の集計から給与の計算までを自動化でき、勤怠管理業務だけではなくバックオフィス業務の全体の効率化が実現します。すでに給与計算ソフトを使っている企業では、そのソフトを連携できる勤怠管理システムを選びましょう。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
関連記事:給与計算まで一括対応した勤怠管理システム
使いやすさ・操作性で選ぶ
「使いやすい勤怠管理システムか」という観点は、システムを選ぶうえでとても大切なポイントです。打刻画面に遷移するのに時間がかかったり、操作をするのが難しかったりするシステムは、従業員に「使いにくい」と思われてしまいます。せっかくお金をかけて勤怠管理システムを導入しても、なかなか社内に浸透していかなければ、いつまで経っても効率的な勤怠管理が実現しません。無料トライアル期間に従業員に実際にシステムを使ってもらい、「使いやすい」という意見がより多かった勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
以上、勤怠管理システムの選び方を解説しました。勤怠管理システムの比較方法は多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
【比較表】無料トライアルで試せるおすすめの勤怠管理システム
ここからは実際に、勤怠管理システムの初期費用・月額料金・無料トライアル期間を比較します。以下の比較表をご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料トライアル期間 |
---|---|---|---|
ジンジャー勤怠 | 要問合せ | 300円/1ユーザー | 1ヶ月間 |
KING OF TIME | 無料 | 300円/1ユーザー | 30日間 |
ジョブカン勤怠管理 | 無料 | 200円/1ユーザー | 30日間 |
マネーフォワード クラウド勤怠 | 無料 | 2,980円~ | 1ヶ月間 |
freee勤怠管理Plus | 無料 | 300円/1ユーザー | 30日間 |
スマレジ・タイムカード | 無料 | 100円/1ユーザー | 60日間 |
HRMOS勤怠 | 無料 | 100円/1ユーザー | 1ヶ月間 |
タッチオンタイム | 無料 | 300円/1ユーザー | 30日間 |
キンコン | 無料 | 200円/1ユーザー | 2ヶ月間 |
キンタイミライ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
(価格は税抜き)
おすすめの勤怠管理システムでは初期費用無料で導入できるものがほとんどで、月額料金を比較すると、1ユーザーあたり100円~300円と安い価格で運用できます。「KING OF TIME」や「ジョブカン勤怠管理」などの人気の勤怠管理システムでも、初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり300円以下の低コストで利用できます。
また、おすすめの勤怠管理システムには無料トライアル期間が用意されています。無料トライアル期間の目安は1ヶ月間~2ヶ月間です。本格導入後にスムーズに運用できるよう、無料トライアル期間中に画面の見やすさや操作性を確認しておきましょう。
【2024年最新】おすすめの勤怠管理システム10選
2024年最新比較でおすすめの勤怠管理システム10選を紹介します。勤怠管理システムと一口に言っても製品ごとに特徴が違い、企業規模や業務形態、働き方によっても選ぶべき製品が異なるでしょう。自社に合ったシステム選びの参考にしてください。
- ジンジャー勤怠
- KING OF TIME
- ジョブカン勤怠管理
- マネーフォワード クラウド勤怠
- freee勤怠管理Plus
- スマレジ・タイムカード
- HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)
- Touch On Time(タッチオンタイム)
- Kincone(キンコン)
- キンタイミライ(旧名:バイバイタイムカード)
-
料金
月400円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
10人
ジンジャー勤怠は、クラウド型システムの開発などを手がけるjinjerが提供する勤怠管理システムです。他社と比較したおすすめポイントは、誰にでも使えるシンプルな操作画面。システムやパソコンの操作に慣れていない人でも直感的に使える操作画面にこだわって開発されています。
また、ジンジャー勤怠はマルチデバイスにも対応している点も魅力で、パソコンやスマホ、タブレットでの打刻はもちろん、チャットツール、Apple Watch、Google home、GPSでの打刻にも対応。企業の働き方に合った打刻方法を選択できます。システムの導入から運用にいたるまで、担当のサポートスタッフが親切丁寧に伴走してくれる点も安心です。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
-
今迄は電話で勤怠管理していたが、その手間が無くなった。 振替休日の管理がし易くて、残りの日数が直ぐに分かる。
-
反応がいいです。シフト制なので日勤なのか夜勤なのか午後勤務なのかボタンがあって勤怠管理がしやすいと思います。
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
KING OF TIME(キングオブタイム)は、クラウドサービスの開発・運営を行うヒューマンテクノロジーズが手掛ける勤怠管理システムです。業界トップクラスの導入シェアを誇り、ユーザー数は370万人以上に上ります。
他社と比較したおすすめポイントが、さまざまな打刻方法に対応している点。一般的な打刻方法に対応しているほか、温度検知システムやアルコールチェッカーと連携した打刻も可能です。またKING OF TIMEは勤怠管理機能が充実しているため、変形労働やフレックスタイム制にも対応できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
使い方がわかりやすく、管理もしやすい、見えやすいし、操作が簡単で誰でもやりやすいし、デザインも良くカッコいいと思います。
-
社内で導入後特に問い合わせなどもなく、導入時も手軽に問題なく導入できたため、非常に使いやすくて、初心者にもおすすめである
-
料金
月200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ジョブカン勤怠は、クラウドサービス事業を手掛ける株式会社DONUTSが開発・運営する勤怠管理システムです。さまざまな打刻方法を用意している点がおすすめ理由で、パソコン、スマートフォン、ICカード、GPSのほか、LINEやビジネスチャットツールでの打刻も可能です。
ジョブカン勤怠では即日でアカウント発行でき、30日間はすべての機能を無料で使えます。メール・チャット・電話の各種サポートや有料での初期設定代行など、導入や導入後の運用サポートも充実しているため、初めて勤怠管理システムを導入する場合も安心です。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
改善して欲しい所は特にありませんが、もう少し色のバリエーションなどや、カスタママイズできたら可愛いなと思いました。
-
スマホで打刻できる。各種申請がやり易い。打刻修正が簡単である。給料明細がプリントアウトできる。画面が見やすい。
-
料金
月3,980円/ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
マネーフォワード クラウド勤怠は、法人向けSaaSや個人向け資産管理サービスなどで知られるマネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。直感的な操作性が特徴で、タイムカードからシステムに切り替える企業にとっても使いやすく、おすすめの勤怠管理システムです。
また、マネーフォワード クラウド勤怠は出退勤管理機能や自動集計機能、シフト管理機能、有給休暇管理機能、ワークフロー機能などを搭載。スマートフォン一つで勤怠管理はもちろん、残業や休暇の申請・承認まで完結できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
- シフトの作成機能
-
以前は紙ベースでの申請だったので、記入の手間や上司の捺印など面倒だった。勤怠管理システムが導入されて、申請がすぐに行えて、漏れもなく、スムーズに申請できるようになった。
-
GUIが他に比べて分かり易く直感的である事。例えば、入力する場合は日時毎に入力できる。また管理者として休日や勤務体系の設定を複数用意でき集計時に大幅な工数削減ができた。
freee勤怠管理Plus
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
1人
freee勤怠管理Plusは、クラウド型の会計システムの運営で知られるfreeeが開発した勤怠管理システム。中小企業や個人事業主向けに開発されたシステムで、誰でも使いこなせる操作性がおすすめのポイントです。シンプルで直感的に使い方がわかる操作画面のため、勤怠管理システムに不慣れな人も簡単に使いこなせるでしょう。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
料金
月2,200円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
スマレジ・タイムカードは、クラウドPOSレジシステムやキャッシュレス決済サービスを展開するスマレジが開発した勤怠管理システムです。導入ハードルの低さがおすすめの理由で、30人までの利用であれば月額利用料は無料。利用人数が31人以上でも1人あたり月額料金110円(税込)で利用可能です。
低価格でありながら機能は充実しており、勤怠管理からシフト管理、給与計算、年末調整までを1つのシステムで完結したい企業におすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
-
導入前より従業員の勤怠管理がしやすくなった。 労務管理や労働時間の把握がしやすくなり、労務環境改善に役立っている。 ただ打刻漏れなどの修正が少し手間がかかる。
-
勤務時間の把握が就業者、管理者側も分かりやすく、扱いも説明しやすく、 取り扱いの部分で評価が高いです。勤怠管理システムの領域ではありますが、労務管理システムの模範であると思います。 仕事全般において、安全に配慮しているというアピールができます。
-
料金
月100円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)は、転職サイトや人財活用システムの運営などで知られるビズリーチが提供する勤怠管理システムです。さまざまな打刻方法に対応している点が特徴で、PC・スマホ・タブレットでの打刻のほか、ICカード・QRコードでの打刻、LINEやSlackでの打刻も可能です。
HRMOS勤怠ではどこからでも打刻ができ、拠点別の打刻情報も取得できます。拠点ごとに勤務日数や勤務時間を自動集計することも可能なため、多拠点での勤怠管理におすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
操作が簡単で、おじさんにも使いやすい。特段、使い方の説明書がなくても、十分使いこなせる。申請し忘れたときの、催促のメールがうるさいし、煩わしい。
-
無料で利用できるところが最大の良い点です。一般の利用者が使用する打刻画面はシンプルでわかりやすい。簡単な集計機能もありライトユーザーにはおすすめです。
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Touch On Time(タッチオンタイム)は、企業向けにクラウドサービスを展開するデジジャパンが開発した勤怠管理システムです。導入企業数は4万9,000社以上、ユーザー数は290万人以上に上ります。多様な働き方に対応している点がおすすめのポイントで、フレックスや変形労働時間制、3交代勤務などの自動集計機能を搭載しています。
Touch On Time(タッチオンタイム)の初期設定費用は無料で、1人あたり300円の月額費用だけですべての機能を使えます。また、充実したサポートを無料で受けられる点もおすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
今まで紙で書いていたため、執筆や過去の書類管理の手間が省けて、ほかの業務が大変捗りやすくなりました。操作も楽で助かります。
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画面がとても見やすく、誰でも簡単に利用ができる点が優れていると思う。また、不明点があってもヘルプ画面を見れば大抵のことは解決するため、操作において手間を取ることはほとんどないところも良い点だと考える。
-
料金
月220円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
5人
-
最低利用人数
なし
Kincone(キンコン)は、企業向けにクラウドサービスを提供するソウルウェアが開発した勤怠管理システムです。勤怠管理システムと交通費精算システムが一緒になっており、出勤時と退勤時にICカードを端末にタッチするだけで勤怠情報と交通費を同時に読み取ることが可能。交通費精算の手間を省きたい企業におすすめの勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 英語
- 有給休暇の自動付与機能
-
インターフェースが馴染みやすくて、覚えやすい。階層的でタスクを管理しやすい。また共有もしやすく発展性がある。
-
画面が見やすく。文字の操作がやりやすい。 立ち上げてもすぐ起動する。フリーズしない為、かなり使いやすい。 他社にもお勧めしたい
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料金
月304,000円 -
初期費用
8,600,000円
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最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
1,000人
キンタイミライ(旧名:バイバイタイムカード)は、業務システムやアプリの企画・開発で知られるネオレックスが提供する勤怠管理システムです。規模や業種を問わずさまざまな企業で導入されていますが、中でも従業員数3,000人以上の大企業の導入実績が豊富です。
キンタイミライはカスタマイズ性の高さが特徴で、変形労働時間制・フレックス制など企業独自の働き方にも柔軟に対応できます。導入から運用にあたっては専任の担当者がサポートし、運用変更後の勤怠管理方法の変更にも対応できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
編集は手間取ることもあるが、それについての履歴も残るし、打刻だけならICチップを読み取らせるだけなので利便性は高いと思う。
-
保全と言う立場の仕事では、突発的なトラブルに対応した残業が発生する事があるが、それに対応していないと思われる。あらかじめ申請された残業は、残業時間が反映されるが突発の場合、正確な残業時間が反映されないことがある。
以上、機能比較や料金比較でおすすめの勤怠管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
勤怠管理システムとは
勤怠管理システムとは、従業員の出退勤時間の記録・管理ができるシステムです。出退勤時間の打刻はもちろん、残業や各種休暇の申請、シフト作成、労働時間や残業時間の集計などが一つのシステムで完結できます。
勤怠管理システムは、自社のサーバーや通信回線にインフラを構築するオンプレミス型とオンライン上のサーバーで情報を管理するクラウド型の2種類に分かれます。クラウド型は、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどのデバイスさえあればどこからでも出退勤の打刻や各種申請が可能。テレワークや直行直帰の多い職場の勤怠管理にはクラウド型の勤怠管理システムがおすすめです。
実際に、テレワークなどの多様な働き方に対応するため、多くの企業で勤怠管理システムの導入が進んでいます。2021年に総務省が公表した調査によると、2020年度に勤怠管理ソリューションを導入済みの企業は29.6%(2019年度より1.6ポイント上昇)。Slackなどのコミュニケーションツール、Google Workspaceなどのグループウェア、オンライン会議システム、電子契約システムなどに次いで、勤怠管理システムは企業DXの有効な手段と認識されています。
※出典:総務省 情報流通行政局情報通信政策課情報通信経済室『デジタル・トランスフォーメーションによる経済へのインパクトに関する調査研究の請負』
※画像はPRONI株式会社にて作成
タイムカードと比較した勤怠管理システムのメリット
タイムカードと比較した時の勤怠管理システムのメリットは、打刻方法が多彩な点。タイムカードの場合はタイムカードが設置されている会社や事業所でしか打刻できませんが、勤怠管理システムはパソコン・スマートフォン・タブレット・ICカードなどさまざまな打刻方法に対応しており、外出先や自宅などあらゆる場所で打刻可能です。スマートフォンやタブレットのGPS機能を活用した打刻方法や生体認証打刻を用いれば、なりすましや不正打刻を防止することも可能。テレワークや現場仕事など多様な働き方に対応できます。
比較項目 | タイムカード | 勤怠管理システム |
---|---|---|
打刻方法 | タイムカード | パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・GPS打刻・生体認証打刻 |
打刻できる場所 | タイムカードのある場所(会社や事業所)に限定される | インターネット環境とデバイスさえあればどこからでも打刻可能(クラウド型の場合) |
集計方法 | エクセルなどを使った手作業の集計 | 自動集計 |
また、勤怠管理を効率化できる点もシステム化のメリット。タイムカードでの勤怠管理の場合、毎月、従業員の労働時間を担当者が手作業で集計しなければなりませんでした。勤怠管理システムは労働時間を自動集計してくれるため、勤怠管理業務を大幅に効率化できます。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
勤怠管理システムの種類
勤怠管理システムは、どのような機能が使えるかという観点でタイムレコーダー型・多機能型・業務連携型の3種類に分けられます。以下、それぞれの特徴やメリットをご確認ください。
勤怠管理システムのタイプ | 特徴 |
---|---|
タイムレコーダー型 | ・打刻機能に特化 ・シンプルな設計で使いやすく、価格も安い |
多機能型 | ・打刻機能のほかさまざまな機能を搭載 ・主な機能は、自動集計機能、アラート機能、シフト管理機能、ワークフロー機能など |
業務連携型 | ・給与計算ソフトや会計ソフトなどを連携可能 ・バックオフィス業務全体の効率化に役立つ |
3種類のうち、最もシンプルなのがタイムレコーダー型で、勤怠管理システムのアプリをインストールすることで、スマートフォンやタブレットがタイムカード代わりになるというものです。多機能型は、打刻機能のほか、自動集計機能、アラート機能、シフト管理機能、ワークフロー機能など多彩な機能を搭載した勤怠管理システムです。
業務連携型は、給与計算ソフトや会計ソフトなど、ほかの業務システムを連携可能な勤怠管理システムのことで、バックオフィス全体の業務効率化に役立ちます。自社の業務にどこまでの機能が必要かを確認したうえで、勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
まとめ:勤怠管理システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
勤怠管理システムでは、従業員の勤怠状況をリアルタイムに把握でき、紙やエクセルでの勤怠管理では難しかった月の途中での労働時間や残業時間も即座に把握できるようになります。また、労働時間や残業時間はシステムが自動集計してくれるため、担当者が労働時間をタイムカードからエクセルに転記したり、集計したりといった手間を削減できます。勤怠管理システムの導入により、バックオフィス業務は大幅に効率化するでしょう。
PRONIアイミツの【2024年最新】勤怠管理システムランキングでは、さまざまな条件で最新の勤怠管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
とはいえ、勤怠管理システムは製品数が多いため、「自社に最適なシステムを1つに絞り切れない」という担当者もいるでしょう。導入システムに迷ったら複数社の相見積もりがおすすめです。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断を用意しています。ぜひ一度お試しください。
よくある質問
最後に、勤怠管理システムについてよくある質問に答えます。勤怠管理システムを選ぶうえで重要なポイントも含まれていますので、問い合わせをする前にぜひ確認してください。
勤怠管理ソフトの基本機能は何?
勤怠管理システムの機能は製品によって異なりますが、どの製品にも搭載されている基本機能は打刻機能(出退勤の時間を打刻し、記録しておける機能)です。また、多くの勤怠管理システムに搭載されているのが、労働時間の自動集計機能です。自動集計機能により、労働時間の集計を手作業で行う必要がなくなり業務効率化を図れます。そのほか、次のような機能も搭載されています。
- ワークフロー機能(残業や休暇の申請、承認ができる機能)
- アラート機能(設定した残業時間の上限に近づくとアラートで通知する機能)
- シフト作成機能(従業員の希望や必要人員に合わせてシフト表を自動作成する機能)
無料で使えるクラウド型の勤怠管理ソフトはある?
無料で使えるクラウド型の勤怠管理ソフトとしては、「フリーウェイタイムレコーダー」「スマレジ・タイムカード」などがあり、費用をかけずに勤怠管理を行いたい場合におすすめです。ただし、無料の勤怠管理ソフトは、労働時間の自動集計機能がない・利用人数が制限される点がデメリット。無料の勤怠管理ソフトの利用上限人数は10人程となっており、従業員数が多い企業には有料版の勤怠管理ソフトがおすすめです。
中小企業におすすめの勤怠管理ソフトは?
中小企業におすすめなのは、ランニングコストが安い勤怠管理ソフト。たとえば「ジョブカン勤怠管理」「AKASHI(アカシ)」「freee人事労務」は1ユーザーあたりの利用料金が他社と比較して安いためおすすめです。
多くの従業員を管理し、複雑な就業形態に対応する必要のある大企業の場合、コストよりも機能を重視して勤怠管理システムを選ぶ必要があります。しかし、大企業ほど勤怠管理が複雑ではない中小企業は、機能面よりもコストの安さを重視して勤怠管理ソフトを選ぶのがおすすめです。
→中小企業向け勤怠管理システムのおすすめ解説はこちら
導入シェアが大きい人気の勤怠管理ソフトは?
導入シェアが大きい勤怠管理ソフトとして知られているのが、KING OF TIME(キングオブタイム)で、導入企業数は5万8,000社以上、利用人数は370万人以上に上ります。また、Touch On Time(タッチオンタイム)も290万人以上のユーザーに利用されている人気の勤怠管理システムです。ほかに人気の勤怠管理ソフトとしては、ジンジャー勤怠、ジョブカン勤怠管理、HRMOS勤怠などがあります。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介
リタクラウド株式会社 執行役員 / リタクラウド社会保険労務士法人
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において顧問先100社以上の給与計算・入退社手続き・労務相談等の責任者として従事。常に顧客目線で考え、分かりやすい説明に定評がある。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント