TeamSpirit 勤怠(旧:チムスピ勤怠)とは?主な機能や導入メリット、評判を解説
勤怠管理システム「TeamSpirit 勤怠」がどのようなサービスなのか、導入を検討する企業の関心は高まっています。本記事では、機能構成や連携サービス、利用企業の声などをもとに、TeamSpirit 勤怠の評価と実態を整理します。
特徴を把握しながら、自社の要件に合うかを検討する際の参考にしてください。なお、料金プランや詳細な機能、連携サービス、導入実績については別ページで詳しく解説しています。
- TeamSpirit 勤怠(旧:チムスピ勤怠)とは
- 小規模企業・中小企業におすすめのサービス
- TeamSpirit 勤怠の料金プラン
- TeamSpirit 勤怠のメリット
- TeamSpirit 勤怠を導入する際の注意点
- TeamSpirit 勤怠の評判と実績
- 他の勤怠管理システムとの比較
- 総評:機能性とセキュリティに強みを持つ勤怠管理基盤
TeamSpirit 勤怠(旧:チムスピ勤怠)とは
TeamSpirit 勤怠(旧:チムスピ勤怠)とは、勤怠を軸に複数のバックオフィス業務をまとめて扱えるクラウド型勤怠管理システムです。勤怠管理はもちろん、工数管理や経費精算、電子稟議、レポート、社内SNSまでを1つの環境で運用できます。社員情報管理やマイナンバーエンジン、プロジェクト原価管理、シフト管理、プロジェクトアサイン(PSA)といったオプションも追加可能で、必要に応じて業務領域を拡張できます。
クラウド型の特性を生かし、システム保守やアップデートの手間は不要。法改正や運用ルールの変更にも自動で対応されるため、バックオフィスの負荷を軽減しながら運用できます。さらに、自社独自の業務ルールや外部システムとの連携にも柔軟で、データのデジタル化と業務基盤の統一を同時に進められます。
さらに、日常の操作性にも配慮されています。直感的に扱えるUIで入力作業のストレスを抑え、エラー判定の条件も柔軟に設定可能。入力段階で不備を検知しアラートを表示できるため、ミスの発生を抑制できます。残業予測などのアラートも設定でき、管理業務の精度向上につながります。
また、システム連携や拡張性、セキュリティの基盤も整備されています。基幹システムや周辺ツールと連携しながらデータを一元的に扱えるほか、JIS Q 15001(プライバシーマーク)に加え、ISO/IEC 27001(ISMS)、ISO/IEC 27701(PIMS)といった認証も取得。安全性を確保したうえで幅広い業務に対応できます。
小規模企業・中小企業におすすめのサービス
TeamSpirit 勤怠の料金プラン
TeamSpirit 勤怠には、3つの料金プランが用意されています。
| プラン名 | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| TeamSpirit 勤怠 | 150,000円 | 400円/人 |
| チムスピMix | 150,000円 | 600円/人 |
| チムスピMix+ | 150,000円 | 800円/人 |
標準パッケージである「TeamSpirit 勤怠」は、全ての企業に必要となる基本機能を兼ね備えており、従業員1人あたり月額料金400円で利用が可能です。働き方の変化や要望を無償バージョンアップで反映できます。
TeamSpiritシリーズの2製品が利用できるお得なプラン「チムスピMix」は従業員1人あたり月額料金600円で利用が可能。例えば、TeamSpirit 勤怠と、工数管理システム・TeamSpirit 工数を導入することで、勤怠管理に加え、工数管理や経費精算などの機能を同時に利用でき、複数システムを個別に契約する場合と比べてコストを抑えながら業務基盤を統一できます。
さらに、シリーズを3製品までまとめて利用できる「チムスピMix+」も用意されています。勤怠管理に加えて工数管理や経費精算など複数領域を1つの基盤に集約でき、月額800円(1ユーザー)で幅広い業務を統合的に運用できます。システムを分散させずに管理負荷を抑えたい企業に適したプランです。
TeamSpirit 勤怠のメリット
TeamSpirit勤怠は勤怠管理と工数管理をまとめて扱える点が強みで、情報の一元化や業務効率の向上につなげやすい仕組みが整っています。
TeamSpirit 勤怠の導入メリット3つ
- バックオフィスに必要な機能を一元管理できる
- 法改正やトレンドの働き方に対応している
- 機能アップデートがされている
バックオフィスに必要な機能を一元管理できる
TeamSpirit 勤怠の大きな特徴は、勤怠管理を中心に工数管理、経費精算、稟議、レポート、社内SNSまでを1つの基盤で扱える点です。社員情報管理やマイナンバー管理、プロジェクト原価管理、プロジェクトアサイン(PSA)といったオプションも追加でき、必要に応じて業務範囲を広げられます。複数システムを横断しながら運用している企業にとっては、業務の集約と統制を進めやすい構成です。
法改正や働き方の変化に対応しやすい
TeamSpirit 勤怠は、最新の法令や働き方の変化に合わせて継続的にアップデートされている点も特長です。年3回の大型リリースに加え、日々のメンテナンスによって仕様変更や社会的な要請へタイムリーに対応できます。保守負担がなく、法改正対応を自動化したい企業や、更新管理の手間を軽くしたい企業に向いた仕組みです。
利用企業の要望を反映した機能強化が進んでいる
TeamSpirit 勤怠は、2,000社以上、契約ライセンス数600,000以上という利用実績を背景に、ユーザーの要望を取り込んだ機能拡張が進んでいます。SmartHRやSlackといった外部ツールとの連携強化、シフト管理・プロジェクト原価管理の新機能、Outlookカレンダーから業務時間を自動集計する「工数自動割当」など、日常業務の効率向上に直結するアップデートが継続的に行われています。
TeamSpirit 勤怠を導入する際の注意点
TeamSpirit 勤怠は、多機能・高機能を強みとするプラットフォームです。そのため、勤怠管理だけをシンプルに運用したい企業や、高度な機能を活用できる体制が整っていない企業では、十分に効果を発揮しにくい可能性があります。
一方で、勤怠管理、ワークフロー、経費精算を個別のシステムで運用しているケースでは、基盤の統合によって業務効率やコスト構造が大きく改善する可能性があります。複数システムの並行運用に課題を抱える企業であれば、TeamSpiritの活用により運用体制の最適化が期待できます。
TeamSpirit 勤怠の評判と実績
TeamSpirit 勤怠は、これまでに契約企業数2,000社以上、契約ライセンス数 600,000以上の実績を持ちます。ここからは、実際に導入している企業の事例を紹介します。
事例①長時間労働を改善できた
「抜型」や関連資材の製造・販売を手掛ける大創は、長時間労働とペーパーレス化に課題を感じていました。TeamSpirit 勤怠の導入後は、自動アラート通知の活用と労働時間の「見える化」によって、長時間労働を改善することに成功。また、作業を自動化できたことにより、月次決算を4日間早めることができたり、給与支払い日を前倒しにできたりとさまざまな効果を得られました。また、「時間外労働が超過しそうな社員へはアラートを設定し、スムーズに対応できた」メリットも感じているそうです。
事例②攻めのIT投資ができる環境を整えることができた
マンツーマン英会話スクールを国内36ヵ所に展開するGABAは、既存のERP(基幹系情報システム)に課題を感じており、新たなERPの導入を検討していました。事前申請や日英表示など希望するすべての条件を満たした事からTeamSpiritの導入を決定。導入後は、「さまざまなクラウドサービスを連携させることで、業務は改善され、柔軟性は高まり、保守管理の負担は減った」「攻めのIT投資ができる環境を整えることができたと感じてる」と語っています。
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他の勤怠管理システムとの比較
TeamSpirit 勤怠は、多機能性と拡張性を備えたプラットフォームであり、一般的な勤怠管理システムと比べて対応領域が広い点が特長です。提供パッケージが段階的に用意されているため、企業規模や成長フェーズに合わせて構成を変更しながら運用できます。
勤怠に加えて工数管理・経費精算・ワークフロー・社内コミュニケーションまで統合できる点、さらに拡張性・セキュリティを含む基盤の信頼性を考慮すると、総合的なコストパフォーマンスは十分に見込めます。
総評:機能性とセキュリティに強みを持つ勤怠管理基盤
TeamSpirit 勤怠は、勤怠管理に限定しない広範なバックオフィス業務を一元的に管理できるシステムです。複数領域を統合することで運用負荷の軽減や業務標準化を進めやすく、企業規模を問わず導入効果が期待できます。
セキュリティ面でも、適用基準に基づく運用体制が整備されており、機密性の高い情報を扱う企業でも安心して利用できる環境が提供されています。高機能性と信頼性を重視する企業に適した勤怠管理基盤と言えます。
また導入作業・運用定着化のため、専任コンサルタントによるサポートサービスをご用意しております。複雑なシステム導入・運用の場合であっても安心してお任せください。