建設業の2025年問題に対応した勤怠管理システムおすすめ9選|現場の労働時間を徹底管理
2024年4月以降、建設業にも時間外労働の規制が適用され、現場作業員の勤怠管理がさらに煩雑化しました。一方、「タイムカードやエクセルで勤怠管理を行っており、2024年問題に対応できているか不安」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システムおすすめ9選を紹介。勤怠管理の重要性やエクセルによる勤怠管理の問題点も解説しています。勤怠管理システムによる適正な勤怠管理を始めたい方はぜひご覧ください。
なお、2025年最新の勤怠管理システムは以下の記事で紹介しています。興味のある方はこちらもぜひご覧ください。
- 「建設業の2024年問題」と勤怠管理の重要性
- 建設現場での勤怠管理の問題点
- 「建設業の2024年問題」対策には勤怠管理システムの導入がおすすめ
- 建設業向け勤怠管理システムの選び方
- 【比較表】建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システム
- 建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システムおすすめ9選
- 勤怠管理システムを導入するメリット
- まとめ:建設現場の勤怠管理にはシステム導入がおすすめ
「建設業の2024年問題」と勤怠管理の重要性
まずは、「建設業の2024年問題」と勤怠管理の重要性について解説します。「建設業の2024年問題」とは、2024年4月に適用された働き方改革関連法の改正により、建設業が抱える諸問題の総称です。改正のポイントは以下の3つ。
- 時間外労働の上限規制
- 時間外労働の割増賃金率の引き上げ
- 年5日の年次有給休暇の取得義務
これまで建設業では、現場作業員不足や災害時の緊急対応などを理由に「月45時間・年360時間まで」という通常の労働時間規制が猶予されている状態でした。しかし、2024年4月以降は建設業界にも働き方改革関連法が適用され、上記の労働時間を超えて働くことは法律違反になります。そのため2024年4月以降、法律に則った適正な勤怠管理がさらに重要視されています。
建設現場での勤怠管理の問題点
建設現場での勤怠管理の問題点は、以下の3つです。
- エクセルでの勤怠管理では客観性が乏しい
- 抜け漏れやミスが多く、集計に時間がかかる
- 勤怠と合わせて工数管理も必要
建設業界の勤怠管理には、集計ミスや工数管理の負担などの問題があります。また、問題を放置すると人事側だけでなく、従業員側にも負担をかけてしまう恐れもあるため、まずは課題を認識しましょう。
エクセルでの勤怠管理では客観性が乏しい
建設業において多くの企業で行われているエクセルでの勤怠管理にはいくつかの問題があります。従業員が作成した日報をもとに勤怠管理をしている現場も多いでしょう。しかし、エクセルや日報による勤怠管理は自己申告制になるため、客観性が乏しく法令違反になる可能性があります。厚生労働省によると、客観的な勤怠管理に当てはまるのは、タイムカード・ICカード・パソコンの使用時間の記録です。
[労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置]
使用者は、労働者の労働日ごとの始業・終業時刻を確認し、適正に記録すること
(1) 原則的な方法
・ 使用者が、自ら現認することにより確認すること
・ タイムカード、ICカード、パソコンの使用時間の記録等の客観的な記録を基礎として確認し、適正に記録すること
また、エクセルでの勤怠管理は手入力で行われます。そのためヒューマンエラーが発生しやすく、勤怠の修正に時間がかかります。作業現場が複数あり、管理者の目の行き届かない場所では、不正打刻が増える恐れもあるでしょう。正確な勤怠管理データが用意できない場合は、労働基準法違反になるだけでなく、給与計算など他の業務に支障をきたすことにもなります。
抜け漏れやミスが多く、集計に時間がかかる
作業現場が複数ある・代理打刻などが多いといった理由から、建設業界の勤怠は日報やタイムカードに不備が出てしまいます。そして、不備がある場合、逐一確認しなければなりません。結果として、勤怠の抜け漏れやミスが多発してしまい、集計に時間がかかってしまいます。
勤怠と合わせて工数管理も必要
予定工数に対して実績工数があるかを確認する必要があるため、建設業界の勤怠管理は工数管理とともに行う必要があります。しかし、手書きでの日報やタイムカードの打刻による勤怠管理では、勤怠管理と工数管理の連携にかなりの手間がかかります。
なお、2024年5月にjinjer株式会社が実施した、建設業界の人事担当者へのアンケート調査によると、「労働時間を正しく把握できている」と感じている企業は18.2%。約8割の建設業界の企業において、労働時間管理の課題が残っていることがわかります。
出典:jinjer株式会社「時間外労働の上限規制開始から1か月、建設業界の実態調査」
「建設業の2024年問題」対策には勤怠管理システムの導入がおすすめ
「建設業の2024年問題」対策におすすめなのが、勤怠管理システムの導入です。勤怠管理システムとは、現場作業員の出勤時間や労働時間、休暇取得日数といった労働状況を管理できるシステムのこと。労働状況の管理だけでなく、現場作業員の出退勤の打刻や記録、残業や休暇の申請、シフト作成、労働時間の集計なども一つのシステムで行える点がメリットです。夜勤や日勤などが混在する複雑な勤務形態でも正確に労働時間を集計し、「建設業の2024年問題」に対応した勤怠管理ができます。
建設業向け勤怠管理システムの選び方
ここでは、建設業向けの勤怠管理システムの選び方を解説します。
- スマホからGPS打刻ができるか
- フレックスタイム制に対応できるか
- 工数管理ができるか
スマホからGPS打刻ができるか
現場作業員の出勤場所は案件によって変わるため、スマホからGPS打刻できる勤怠管理システムを選びましょう。スマホ対応の勤怠管理システムなら、アプリやWebブラウザからいつでもどこでも打刻できます。スマホのGPS機能をONにすれば、現場作業員がいつどこで打刻したか確認可能。不正打刻を防ぎたい方にもおすすめです。従業員の出勤場所が複数ある建設業において、スマホからGPS打刻ができる勤怠管理システムの導入は必須と言えるでしょう。
フレックスタイム制に対応できるか
フレックスタイム制に対応した勤怠管理システムでは、フレキシブルな勤務時間で働く従業員の勤務状況を一元管理できます。建設業界では日勤と夜勤が混在するため、勤怠管理が複雑になりがちです。特に夜勤は日中の勤務と比べて勤務時間が不規則で管理者の監視が難しいため、遅刻や早退の不正申告、タイムカードの改ざんといった問題が発生しやすくなります。
建設業にありがちな複雑な勤務体系に対応するためには、フレックスタイム制に対応した勤怠管理システムの導入がおすすめです。フレックスタイム制対応の勤怠管理システムでは、月ごとの総労働時間やコアタイムの設定が可能で、従業員ごとの前月の繰り越し時間や不足時間も管理画面から簡単に確認できます。複雑なフレックスタイム制の勤務体系にも柔軟に対応できるでしょう。
工数管理ができるか
現場作業員の勤怠管理と工数管理を一元化できる勤怠管理システムも建設業におすすめです。各現場作業員の勤怠状況からプロジェクトに必要な工数を計算し、タスクを柔軟に配分可能。工数と勤怠情報の整合を取ることで、プロジェクトの原価計算を正しく行えるでしょう。プロジェクトの途中でも、工数が超過したり入力漏れが発生した場合は、自動アラートでお知らせしてくれるので、工数管理の精度向上も期待できます。
しかし、「建設業の2024年問題」に対応した勤怠管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びについての相談を受け付けています。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った勤怠管理システムが分かる無料診断もありますので、ぜひ一度お試しください。
【比較表】建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システム
ここからは、建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システムを比較します。初期費用や月額料金、無料トライアル期間を比較した以下の表をご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料トライアル |
---|---|---|---|
KING OF TIME | 無料 | 300円/1ユーザー | 30日間 |
ジョブカン勤怠管理 | 無料 | 200円/1ユーザー | 30日間 |
タッチオンタイム | 無料 | 300円/1ユーザー | 30日間 |
HRMOS勤怠 | 無料 | 100円/1ユーザー | 1ヶ月間 |
チムスピ勤怠 | 要問合せ | 400円/1ユーザー | あり |
ジンジャー勤怠 | 要問合せ | 300円/1ユーザー | 1ヶ月間 |
CLOUZA | 無料 | 200円~/1ユーザー | 30日間 |
リシテア/就業管理クラウドサービス | 要問合せ | 350円~/1ユーザー | 60日間 |
OZO3勤怠 | 要問合せ | 400円/1ユーザー | 30日間 |
(価格は税抜き)
おすすめの勤怠管理システムは初期費用無料で導入できるものも多く、月額料金は1ユーザーあたり100円~400円と安い価格で運用できます。KING OF TIMEやタッチオンタイムといった人気の勤怠管理システムでも、初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり300円と低コストで利用できます。
また、おすすめの勤怠管理システムには無料トライアル期間が用意されています。無料トライアル期間の相場は1ヶ月間です。本格導入後にスムーズに運用できるよう、無料トライアル期間中に画面の見やすさや操作性を確認しておきましょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った勤怠管理システムが分かる無料診断ができます。ぜひ一度お試しください。
建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システムおすすめ9選
ここからは、建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システムおすすめ9選を紹介します。
- KING OF TIME
- ジョブカン勤怠管理
- タッチオンタイム
- HRMOS勤怠
- チムスピ勤怠
- ジンジャー勤怠
- CLOUZA
- リシテア/就業管理クラウドサービス
- OZO3勤怠
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
KING OF TIME(キングオブタイム)は、クラウドサービスの開発・運営を行う株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理システムです。業界トップクラスの導入シェアを誇り、導入企業は5万8,000社、利用者数は370万人以上の実績を誇ります。
他社と比較したおすすめポイントは、フレックスタイム制や変形労働時間制にも対応している点です。変則的な勤務体系の現場でも、法律に則った形で労働時間や残業時間を徹底管理できます。日勤や夜勤が混在し、残業の多い建設現場でも適正な勤怠管理を実現可能です。
初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)で利用可能です。30日間の無料トライアルで事前に体験できるため、本格導入後のミスマッチを防げるでしょう。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
使いやすいので、忘れたりすることがほとんどなく、他の企業も早く導入するべきだと思う。必ず、経営者も、従業員もともに満足すると思う。
-
人事総務をしているので入社した人に勤怠のやり方を説明するのですが、画面が簡単なので説明もとてもしやすいです。管理画面も見やすいです。
-
料金
月200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ジョブカン勤怠管理は、クラウドサービス事業を行う株式会社DONUTSが提供する勤怠管理システムです。業種・規模を問わず、シリーズ累計で20万社以上の導入実績を誇ります。
他社と比較したおすすめポイントは、さまざまな打刻方法が使える点。PC打刻やICカード打刻だけでなく、スマホからの打刻も可能。案件ごとに出勤場所が変わる建設業の現場作業員でも、いつでもどこでも打刻できます。スマホのGPS機能を使えば、打刻と同時にどこで打刻したかも確認できるため、不正打刻を防ぐ仕組み作りができます。
初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)と安い価格で運用可能なので、コストを抑えて勤怠管理を行いたい方にもおすすめ。30日間はすべての機能を無料で使える無料トライアルが利用できるため、本格導入前に操作性を確認したい方にもおすすめの勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
夜勤に対応しているほか、拠点ごとに異なる勤務時間など複雑な要素にも対応できるため、システムに合わせて運用を変える必要がなく導入のハードルが低くて助かった。チャットサポートも手軽、即レスでストレスがない。
-
説明書がなくても画面上の表示内容を見るだけで入力方法が理解できます。非常に使いやすいので誰でも問題なく利用できると思います。
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
タッチオンタイムは、企業向けにクラウドサービスを展開する株式会社デジジャパンが開発した勤怠管理システムです。導入企業数は5万5,000社以上、ユーザー数は330万人以上の実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、建設業の多様な働き方に対応している点。フレックスタイムや変形労働時間制などの自動集計機能を搭載しています。さまざまな勤務形態で働く建設業の現場作業員向けに、柔軟に対応できる勤怠管理システムです。
初期費用は無料で、1ユーザーあたり300円の月額料金だけで運用可能。追加料金なしですべての機能が使え、充実したサポートも無料で受けられる点もおすすめです。最低利用料・最低契約期間の制約もないので、勤怠管理システムを初めて利用する方でも気軽に適正な勤怠管理ができるでしょう。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
初めて使う人にも分かりやすく、慣れてくれば全く問題なく使えて便利です。以前は紙媒体で申請していたものも、今のシステムのおかげで、簡潔に管理することができています。
-
勤務時間に入ったら押すだけで打刻ができる点や、時間の修正などができる点は利用者目線で使いやすいと感じております。
-
料金
月100円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)は、転職サイトや人財活用システムの運営などで知られる株式会社ビズリーチが提供する勤怠管理システムです。中小企業やベンチャー企業を中心に、累計60,000社以上の導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、勤怠管理と併せて工数管理もできる点。各作業員が「どこの建設現場で、どのような業務を何時間したか」簡単に入力、管理者はリアルタイムで確認できます。作業によって現場が変わり、工数管理が煩雑化しやすい建設業に特におすすめの機能です。
利用人数が30人以下であれば、すべての機能を無料で利用できる「無料プラン」が用意されています。利用人数が31人以上の場合でも初期費用は無料で、月額料金は1ユーザーあたり100円(税抜)からと、他の勤怠管理システムに比べて安い料金で運用可能。ランニングコストを安く抑えたい方におすすめの勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
操作が簡単で、おじさんにも使いやすい。特段、使い方の説明書がなくても、十分使いこなせる。申請し忘れたときの、催促のメールがうるさいし、煩わしい。
-
無料で利用できるところが最大の良い点です。一般の利用者が使用する打刻画面はシンプルでわかりやすい。簡単な集計機能もありライトユーザーにはおすすめです。
-
料金
月400円/人 -
初期費用
150,000円
-
最低利用期間
50人
-
最低利用人数
なし
チムスピ勤怠は、株式会社チームスピリットが提供する勤怠管理システムです。契約者数1,800社以上、50万以上の契約ライセンス数を誇ります。
他社と比較したおすすめポイントは、複雑な勤務体系にも対応できる点。「勤務体系を日ごとに変更」、「勤務パターンごとの休憩時間を個別に変更」といった細かい設定が可能。多くの勤務体系を一元管理する必要がある建設会社におすすめの勤怠管理システムです。
月額料金は、1ユーザーあたり400円~(税抜き)利用可能。有償サポートでは、導入・設定はスポットサービスとして、運用支援は年間を通してサポートが受けられます。導入・設定・運用の各フェーズでサポートがあるため、勤怠管理システム導入が初めての方でも安心して導入できるでしょう。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- メールサポートあり
- 英語
- 申請のモバイルデバイス対応
- 有給休暇の自動付与機能
-
シフト制の変形労働や土日祝日休みの固定労働、フレックスに管理監督者と多様な形態にフレキシブルに対応していたため、導入しやすかったと感じています。 中でも独自の休暇制度についても管理できるようにアレンジできたのは業務軽減につながりました。
-
Salesforce上で動くため、勤怠システムもその一部で利用者にとっては操作が簡単。その他の連携も便利で以前の勤怠システムに比べて使いやすい。
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料金
月400円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
10人
ジンジャー勤怠は、クラウド型システムの開発などを手がけるjinjer株式会社が提供する勤怠管理システムです。シリーズ累計1万8,000社以上の導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、建設業の2024年問題に対応した機能を搭載している点です。管理画面で現場作業員の労働時間をリアルタイムで確認できるため、法律に則った労働時間管理が可能。労働時間の上限を超えそうな現場作業員には自動アラートで通知し、法令違反を防ぎます。
初期費用は無料。導入時にはスタッフが丁寧にサポートしてくれる点もおすすめポイントです。月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)からと安い価格で運用できます。建設業の2024年問題に関する相談を数多く解決してきた実績から、運用サポートにも定評がある勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
-
今迄は電話で勤怠管理していたが、その手間が無くなった。 振替休日の管理がし易くて、残りの日数が直ぐに分かる。
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反応がいいです。シフト制なので日勤なのか夜勤なのか午後勤務なのかボタンがあって勤怠管理がしやすいと思います。
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料金
月200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
CLOUZA(クラウザ)は、アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供する勤怠管理システムです。建設業や工事会社、飲食業や病院など業種を問わず幅広い導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、豊富な打刻方法を搭載している点です。PCやタブレットなど、どの端末からでも同じIDで打刻可能。どこの現場でも打刻できるよう、スマホアプリによるGPS打刻にも対応しています。案件によって現場が変わる建設業におすすめの勤怠管理システムです。
初期費用は無料で、1ユーザーあたり月額200円(税抜き)と安い価格で運用できます。有給管理機能や申請承認ワークフロー機能はそれぞれ1ユーザーあたり+100円(税抜き)のオプション機能として利用可能。それぞれのニーズに柔軟な対応ができるおすすめの勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
- シフトの作成機能
- 有給休暇の自動付与機能
-
他を知らないのでこれが一番使いやすい。説明書が比較的丁寧に書かれているため、教える人がいなくても最悪、自分でどうにかなるところも魅力的と思う。
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説明書がなくても楽に使えることが1番のいいポイントになります。初心者も分かりやすく使いやすいと思います
リシテア/就業管理クラウドサービス
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料金
月350円~/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヵ月
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最低利用人数
100名
リシテア/就業管理クラウドサービスは、株式会社日立ソリューションズが提供するクラウド型勤怠管理システムです。1,490社以上の導入実績があるパッケージ型の「リシテア/就業管理」をベースに、洗練された機能を搭載しています。
他社と比較したおすすめポイントは、サポートが充実している点です。月額料金にサポートデスクへの問い合わせや法改正対応、新機能追加の自動アップデートが含まれているため、追加料金なく基本的なサポートが受けられます。システムによる勤怠管理が初めての方でも、スムーズに導入できるでしょう。
1ユーザーあたり月額350円(税抜き)から利用可能。無料トライアル期間も60日間と相場よりも長く、本格導入前にじっくり試せる点もおすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 英語
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勤怠管理が簡単である!誰でも操作が簡単に出来る。 会社のパソコン以外では勤怠管理操作出来ないので、休日など突然変更しないといけない場合は不便である!
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直感で使いやすい。労協改訂の時でも直ぐに改修可能で、使いやすい。過重労働も警告されるため、部下の管理がしやすい。
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料金
月400円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
30人
-
最低利用人数
なし
OZO3勤怠は、株式会社COELが提供する勤怠管理システムです。バックオフィス業務の効率化を図るサービスを開発・運営しています。これまでに1,000社以上に導入、40万ライセンスを発行した実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、建設業の工数管理を効率化できる点。「OZO3工数」機能では、各現場作業員の勤怠と工数を連携させて、割増残業項目別に工数入力が可能。的確な工数の配分と、複雑な割増賃金の計算にも貢献します。
1ユーザーあたり月額400円(税抜き)で利用可能で、開始3ヶ月は半額で運用できる点もおすすめポイント。30日間の無料トライアル期間中は、実際にシステム操作が可能。サポートを受けながら機能を試せるので、本格導入前に不明点を解消できます。
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- シフトの作成機能
- 給与計算ソフト用のデータ出力機能
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- オンプレミス(パッケージ)
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アイコンが文字だけでなくイラストも書かれているので視覚的に分かりやすい。初心者にも使い方の説明がしやすいので助かっている
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出勤、退社の画面が大きくボタンが押しやすい。勤務表が見やすくて、日々出退勤を押していればそのまま提出できる。
勤怠管理システムを導入するメリット
建設業は現場ごとに勤怠管理や工数管理を行わなければならないため、集計処理が煩雑になるなど、さまざまな課題があります。しかし、そのような課題は、勤怠管理システムを導入することで軽減可能です。ここからは、建設業で勤怠管理システムを導入するとどのようなメリットがあるのか、具体的に紹介します。
正確な時間管理が可能
勤怠管理システムは、スマートフォンやパソコンからの打刻に対応しています。そのため、手動での入力よりも正確に勤務時間の把握が行えます。
また、打刻漏れや勤怠にエラーがあった場合にアラートを送ってくれる機能などもあります。月末に、大量の打刻漏れを逐一確認する必要がなくなります。勤怠管理システムによって、打刻方法はさまざまで、すべてシステム上に記録されるため信憑性の高い勤怠管理ができます。
自動で勤怠情報の集計が可能
勤怠管理システムは、自動で勤怠情報を集計するため、手動でタイムカードからエクセルへ転記する必要がなくなります。その結果、タイムカードを集める・エクセルに転記する・抜け漏れがないか確認する、といった手間を省くことができます。短時間で正確に集計ができることは、大きなメリットです。
社員の詳細を把握できる
スマートフォンのGPS機能で各社員の位置情報を常に把握できるなど、管理者はリアルタイムで社員の詳細が確認ができます。また、AIで勤怠情報を分析してくれる機能が搭載されているものもあり、モチベーションの低下など、労務トラブルの原因を素早く察知できます。
まとめ:建設現場の勤怠管理にはシステム導入がおすすめ
2024年4月以降、建設業にも働き方改革関連法の改正が適用されました。法改正に伴い、勤怠管理方法を変えなければならない建設企業も多いでしょう。
そこでおすすめなのが建設業の2024年問題に対応した勤怠管理システムです。勤怠管理システムの導入は法改正への対応だけでなく、残業時間の削減や計画的な有給休暇の取得など、より働きやすい環境を作ることができます。機能やサポート体制を確認し、自社のニーズに合った勤怠管理システムを導入しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で勤怠管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
しかし、勤怠管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びについての相談を受け付けています。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った勤怠管理システムが分かる無料診断もありますので、ぜひ一度お試しください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!