建設業向けの勤怠管理システムおすすめ9選!働き方改革の法改正も解説
建設業は独自の就業体制が複雑なので、勤怠管理システムを導入しにくいのではとお困りの方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、建設業向けの勤怠管理システムを導入することです。建設業向けのシステムならば、現場に合わせたカスタマイズが可能なので建設業でも勤怠管理システムを導入することができます。
この記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、建設業におすすめの勤怠管理システムを厳選してご紹介!建設業で勤怠管理システムを導入するメリットや建設業向け勤怠管理システムの選び方も詳しく解説していきます。
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PRONIコンシェルジュ 真鍋
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- 建設業界での勤怠管理の問題点
- 建設業で2024年より施行される働き方改革の法改正
- 【比較表】建設業向けの勤怠管理システム
- 建設業向けの勤怠管理システムおすすめ9選
- 建設事業者が勤怠管理システムを導入するメリット
- 建設業向けの勤怠管理システムの選び方
- エクセル(Excel)での勤怠管理をしない方がよい理由
- 建設業での勤怠管理システムまとめ

建設業界での勤怠管理の問題点
建設業界の勤怠管理の問題点は、以下の3つです。
- 勤怠の客観性が乏しい
- 抜け漏れやミスが多く、集計に時間がかかる
- 勤怠と合わせて工数管理も必要
建設業界の勤怠管理には、集計ミスや工数管理の負担などの問題があります。また、問題を放置すると人事側だけでなく、従業員側にも負担をかけてしまう恐れもあるため、まずは課題を認識しましょう。
勤怠の客観性が乏しい
建設業界の現場では、日報などを書いてもらい、事務員が日報を回収するようなフローが主です。日報を通じての勤怠管理は、自己申告制になるため客観性が担保されません。会社によっては、建設業界でも現場に出勤する前にタイムレコーダーで打刻するしくみで勤怠管理を行っているところもあります。しかし、現状はタイムレコーダーでの打刻を実現できているところは少なく、勤怠の客観性が乏しいのも事実です。
厚生労働省によれば、客観的な勤怠管理に当てはまるのは、タイムカード・ICカード・パソコンの使用時間の記録とされています。
参考:厚生労働省『労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン』
抜け漏れ・ミスが多く、集計に時間がかかる
作業現場が複数ある・代理打刻などが多いといった理由から、建設業界の勤怠は日報やタイムカードに不備が出てしまいます。そして、不備がある場合、逐一確認しなければなりません。結果として、勤怠の抜け漏れやミスが多発してしまい、集計に時間がかかってしまいます。
勤怠と合わせて工数管理も必要
予定工数に対して実績工数があるかを確認する必要があるため、建設業界の勤怠管理は工数管理とともに行う必要があります。しかし、手書きでの日報やタイムカードの打刻による勤怠管理では、勤怠管理と工数管理の連携にかなりの手間がかかります。
建設業で2024年より施行される働き方改革の法改正
建築業界は2024年4月から、働き方改革の法改正が適用されます。法改正にともない、従業員の正確な勤怠情報を把握する義務が付されました。厚生労働省の労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドラインによれば、労働時間を適正に把握するためには、客観的な記録が必要とされています。そのため、現在多くの作業現場でおこなわれている自己申告制の日報やタイムカードの記録をエクセルに手入力する労働時間の管理は、法改正後は客観的な記録として認められません。
【比較表】建設業向けの勤怠管理システム
ここからは建設業向けの勤怠管理システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する勤怠管理システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、建設業向け勤怠管理システム選びの参考にしてください。
建設業向けの勤怠管理システムおすすめ9選
正確に勤怠を管理するには、勤怠管理システムを導入するのが必須です。しかし、勤怠管理システムには、さまざまなものがあります。そして、導入を検討する際は、各サービスの特徴を適切に知る必要があるため、おすすめの勤怠管理システム9選をご紹介します。
KING OF TIMEは、ヒューマンテクノロジーズ提供の勤怠管理システムです。機能が豊富で、誰でも使いやすい設計が特徴です。導入企業は2万2,000社と、多くの企業に信頼されています。
打刻方法には、共有パソコンでのクリック打刻・各自のパソコンやモバイルでの打刻・ICカードリーダーでの打刻・生体認証での打刻と、4種類あります。
また、建設業の勤怠管理における課題にもしっかり対応が可能です。まず、シンプルに打刻ができるため、抜け漏れやミスの心配もありません。打刻忘れの場合は、理由を記述しないと打刻申請が行えないので、勤怠の客観性も担保することができます。さまざまな就業ルールに対応していることから、建設業におすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- PASMOでタッチで出退勤できたり、URLをブックマークしておけば他の端末でも出退勤を打刻できるのが便利。 弊社ではSlack連携して出退勤をSlackに報告しているメンバーもいる。(エンジニアがスクリプト書いて)
- 従業員1人1人個々の残業時間、遅刻、早退、欠勤等々細部にわたって所要時間を監視でき、過払い等を減らせ、経費の節約に重宝している。
ジョブカン勤怠管理は、DONUTS提供の勤怠管理システムです。必要な機能のみに絞って利用できるプランがあるため、痒いところに手が届きます。
管理画面を自由にカスタマイズでき、オプション機能の必要な項目だけを表示し、オリジナルのフォーマットを作ることができます。建設業の課題にもしっかり対応しており、具体的には申請打刻での理由の明記による客観性の担保と、シンプルな設計によるミス防止が挙げられます。モバイル打刻にも対応しているため、直行直帰の建設業にもおすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- 誰でも簡単にすぐに利用出来るのがとても良いと思います。また、費用対効果も会社にとってもとても最適です。
- 利便性が高く、操作性もとてもわかりやすいので初心者にも効率的に仕事ができるところがとても魅力的なサービスである。

タッチオンタイムは、デジジャパン提供の勤怠管理システムです。クラウドソリューションによるクライアントの業務効率化のサポートや、費用削減のサポートがあります。
ハードウェアや新たなシステムの導入に比べると、設備投資などが不要なことから、少額の初期投資で導入できます。使いたいサービスのみに費用が発生するしくみから、高い費用対効果で利用が可能です。また、さまざまな情報はクラウドサーバー上に保管されます。
建設業の課題である打刻管理にも対応しており、各現場のニーズに合わせて打刻方法を選ぶことが可能です。利便性だけでなく、セキュリティ対策やデータ保全がなされる点もメリットです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
- 今まで紙で書いていたため、執筆や過去の書類管理の手間が省けて、ほかの業務が大変捗りやすくなりました。操作も楽で助かります。
- 勤務時間に入ったら押すだけで打刻ができる点や、時間の修正などができる点は利用者目線で使いやすいと感じております。
マネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワードクラウド勤怠は、マネーフォワード提供の勤怠管理システムです。操作する人のことを考え抜いた優れたデザインが特徴で、簡単に勤怠管理を効率化ができます。
クラウド型のため、建設業によくある直行直帰や出先での打刻も安心して管理できます。また、自動アップデートによって法改正にも対応するため、コア業務に集中できるでしょう。導入後はメール・チャット・電話などでのサポートもあるため、初めてでも安心して導入できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
- シフトの作成機能
- 勤怠管理へかける時間が大幅に削減できます。自動で集計管理してくれて給与計算までしてくれるのが助かります。
- とにかく使いやすくて、社員の評価が高い。最初の設定には苦労しましたが、あとは楽に使えたので良かったと思います。
チムスピ勤怠
TeamSpiritは、チームスピリット提供の勤怠管理システムです。日英表記対応をしており、外国人従業員が勤務する会社の勤怠管理に最適です。
有償のサービスには、導入・運用・活用までのサポートがあり、新しいシステムを安定して使うまで一気通貫のサポートがあります。また、導入企業が情報交換できるユーザー会もあり、建設業ならではの使い始めてからの悩みを解決できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- メールサポートあり
- 英語
- 申請のモバイルデバイス対応
- 有給休暇の自動付与機能
- シフト制の変形労働や土日祝日休みの固定労働、フレックスに管理監督者と多様な形態にフレキシブルに対応していたため、導入しやすかったと感じています。 中でも独自の休暇制度についても管理できるようにアレンジできたのは業務軽減につながりました。
- インターフェイスは分かりやすいし、有休休暇残数なども出てきて便利。それまではタイムカードだったので、総務も処理がラクになったようです。

jinjer 勤怠はjinjer株式会社が提供する勤怠管理システムです。特徴として、人材サービス会社による勤怠管理システムであり、業界トップクラスで多機能なことが挙げられます。そのため、建設業で求められる複雑な勤怠管理にも対応可能です。
AIによる分析機能を搭載しており、遅刻頻度から従業員のモチベーション低下を検知して、アラートを通知してくれます。職場環境の現状を随時把握できるシステムです。また、労務トラブルを未然に防ぐことにも貢献します。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 今迄は電話で勤怠管理していたが、その手間が無くなった。 振替休日の管理がし易くて、残りの日数が直ぐに分かる。
- 反応がいいです。シフト制なので日勤なのか夜勤なのか午後勤務なのかボタンがあって勤怠管理がしやすいと思います。

CLOUZAは、アマノビジネスソリューションズが提供する勤怠管理システムです。低価格&充実サポートが特徴です。サーバー費用もかからず、料金は1人あたり月額200円とコストを抑えられます。
端末を問わず、インターネット環境さえあれば利用できるため、建設業で散見される直行直帰や出先での打刻にも対応可能です。また、打刻データがリアルタイムに集約されるため、遅刻や残業状況がすぐ把握できるのも、建設業に適しているポイントになります。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
- シフトの作成機能
- 有給休暇の自動付与機能
- いつ働いたのか、休んだのかの情報が見やすい。また、会社のいつが休みで出勤日なのかも非常に見やすくなっている。
- 説明書がなくても楽に使えることが1番のいいポイントになります。初心者も分かりやすく使いやすいと思います

リシテア/就業管理クラウドサービス
リシテア/就業管理クラウドサービスは、日立ソリューションズ提供の勤怠管理システムです。人事総合ソリューションを20年以上提供している歴史があります。
大手建設企業の清水建設も導入しているため、建設業界ならではの問題に対しても対応可能です。また、20年以上の歴史から多くの大手企業が導入しています。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 英語
- 直感で使いやすい。労協改訂の時でも直ぐに改修可能で、使いやすい。過重労働も警告されるため、部下の管理がしやすい。
- 勤怠管理が簡単である!誰でも操作が簡単に出来る。 会社のパソコン以外では勤怠管理操作出来ないので、休日など突然変更しないといけない場合は不便である!

OZO3勤怠は、ITCS提供の勤怠管理システムです。一般社員の月締め処理にあたる勤務表申請や、未打刻や未申請に対しての月締め制限チェックができます。そのため、水増しでの打刻申請などを防止でき、給与計算が煩雑な建設業における労務担当者への負荷が大幅に削減されます。
ワークフローも便利で、使い慣れたEXCELでのフォームデザインや、パズル感覚で簡単に経路設定ができます。以前からの勤怠管理方法に慣れてる人でも使いこなすことが可能です。
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- シフトの作成機能
- 給与計算ソフト用のデータ出力機能
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- オンプレミス(パッケージ)
- 出勤、退社の画面が大きくボタンが押しやすい。勤務表が見やすくて、日々出退勤を押していればそのまま提出できる。
- アイコンが文字だけでなくイラストも書かれているので視覚的に分かりやすい。初心者にも使い方の説明がしやすいので助かっている
建設事業者が勤怠管理システムを導入するメリット
建設業は現場ごとに勤怠管理や工数管理を行わなければならないため、集計処理が煩雑になるなど、さまざまな課題があります。しかし、そのような課題は、勤怠管理システムを導入することで軽減可能です。ここからは、建設業で勤怠管理システムを導入するとどのようなメリットがあるのか、具体的に紹介します。
正確な時間管理が可能
勤怠管理システムは、スマートフォンやパソコンからの打刻に対応しています。そのため、手動での入力よりも正確に勤務時間の把握が行えます。
また、打刻漏れや勤怠にエラーがあった場合にアラートを送ってくれる機能などもあります。月末に、大量の打刻漏れを逐一確認する必要がなくなります。勤怠管理システムによって、打刻方法はさまざまで、すべてシステム上に記録されるため信憑性の高い勤怠管理ができます。
自動で勤怠情報の集計が可能
勤怠管理システムは、自動で勤怠情報を集計するため、手動でタイムカードからエクセルへ転記する必要がなくなります。その結果、タイムカードを集める・エクセルに転記する・抜け漏れがないか確認する、といった手間を省くことができます。短時間で正確に集計ができることは、大きなメリットです。
社員の詳細を把握できる
スマートフォンのGPS機能で各社員の位置情報を常に把握できるなど、管理者はリアルタイムで社員の詳細が確認ができます。また、AIで勤怠情報を分析してくれる機能が搭載されているものもあり、モチベーションの低下など、労務トラブルの原因を素早く察知できます。
建設業向けの勤怠管理システムの選び方
現在、さまざまな勤怠管理システムがあります。しかし、自社に適したものを選ばないと、より多くの問題が発生してしまうため、選び方には注意が必要なため、ここからは建設業向けの勤怠管理システムの選び方を4つ紹介します。
自社に合った機能が充実してるか
1つ目は、自社に合った機能が充実しているかです。
- 国に提出する書類の作成
- 日報メールの送信
- 打刻システムの種類
- 翻訳機能の有無
以上のように、必要な機能は企業ごとに異なります。自社にあった機能があるかどうかを確認しないと、ほしい機能がなかったなどの問題が起きてしまうため、選ぶ際は注意が必要です。
工数管理が可能か
建設業界では、勤怠管理と工数管理の連携は必須です。そのため、勤怠管理ができるだけでなく、工数管理との連携が可能かどうかも、勤怠管理システムを選ぶ上では重要です。勤怠管理システムによっては、自社や他社の他サービスと連携し、工数管理と連携するものもあります。特に、工場やプラントの建設現場など厳格な工数管理を必要とする企業の方は、慎重に選ぶ必要があります。
現場の社員が使いやすいか
現場の社員が使いやすいかどうかは、とても重要です。日報やタイムカードの打刻に慣れている社員が使いやすいものでないと、導入してもうまく活用できないからです。
例えば、
- スマートフォンから簡単に打刻できる
- 現場そのまま出勤して打刻できる
- 生体認証や、ICカードで打刻できる
など、今までと同じくらい簡単でないと、今まで以上に打刻漏れなどを引き起こしてしまいます。
関連記事:スマホアプリ対応のおすすめ勤怠管理システム
関連記事:生体認証による打刻が可能な勤怠管理システム
サポートが充実しているか
勤怠管理システムは、今までの手入力とは大きく変わることも多いため、サポートが充実しているかは重要です。導入したはいいが使いこなせない状態では本末転倒なため、導入後のサポートが充実しているかを見極める必要があります。
- 導入前のサポート
- 導入直後のサポート
- 運用段階でのサポート
上記3点がどれだけ充実しているかを確認することで、スムーズに勤怠管理システムが導入できます。
エクセル(Excel)での勤怠管理をしない方がよい理由
勤怠管理システムの導入を検討される方の中で、「エクセルで管理できているから問題ない」とおっしゃる方が多々いるため、エクセルでの勤怠管理をしない方がよい理由を解説します。結論として、エクセルでの勤怠管理は、労働基準法違反になるケースがあります。理由は、以下の2つです。
- 客観的な記録だとみなされないから
- 打刻漏れを毎日確認しないといけないから
まず、タイムカードの記録をエクセルに手入力で転記する方法は、自己申告とみなされてしまいます。そして、厚労省のガイドラインによると、客観的な記録に例示されているのは、タイムカード・ICカード・パソコンの使用時間の記録です。そのため、エクセルによる勤怠管理は客観的な記録だとみなされません。
また、エクセルでの勤怠管理はまとめておこなわれることが多く、打刻漏れを毎日確認するのは難しい状況です。そのため、企業が従業員の労働時間を客観的に把握ができていないとみなされ、労働基準法違反とされてしまう可能性があります。
建設業での勤怠管理システムまとめ
建築業界も、働き方改革の法改正が適用されます。法改正にともない、現在の勤怠管理方法を変えることが必要です。勤怠管理システムを導入すると、法改正に対応できるだけでなく、より働きやすい環境を作ることができます。
とはいえ、数ある勤怠管理システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。



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