勤怠管理システムの費用相場を解説!価格が安いおすすめ6サービスも紹介
当社が実施した勤怠管理システムの利用・導入者を対象としたアンケート調査の結果、ツール利用にかかる費用は以下の回答がボリュームゾーンとなっていました。
- 初期費用:5万円〜20万円未満
- 月額利用料:300円〜499円/名
- 保守・運用にかかる費用:30万円〜100万円未満/年
料金体系は、主に「ユーザー課金型(月額制)」と「一括購入型(保守あり)」の2タイプに分かれています。本記事では、アンケート結果をもとに「いくら支払っているのか」「何に費用がかかるのか」など、勤怠管理システムの費用における相場を解説します。
- 従業員数規模で分かれる2つの料金体系
- 勤怠管理システムの費用相場【アンケート調査】
- 【料金比較表】価格が安い勤怠管理システム
- 価格が安い勤怠管理システム6選
- まとめ:自社にとって「妥当な費用」を見極めるには?
- 勤怠管理システムの利用実態アンケートの概要
従業員数規模で分かれる2つの料金体系
PRONIアイミツSaaS(当社)は、勤怠管理システムを導入・利用している担当者1,000名にアンケート調査を実施。利用中の勤怠管理システムにかかる料金体系や費用について質問し、回答があった565名の回答をまとめました。
料金体系はユーザー課金型(月額制)と一括購入型が半々
アンケート調査の結果、最も多かったのは、一括購入し保守費用を払う料金体系で、全体の46%が回答。クラウド型で主流のIDやユーザー数に応じて月額料金がかかる料金体系は、42.8%となりました。
- 一括購入型(保守あり):46.0%
- ユーザー課金型(月額制):42.8%
- 無料プラン:10.1%
- その他:1.1%
勤怠管理システムの料金体系は、クラウドツールの普及により月額制のユーザー課金型が注目されていますが、従来からのパッケージやオンプレミス型など、一括費用が発生するタイプも根強く利用されていることが分かりました。
【従業員規模別】企業規模が大きくなるほど「一括購入型」が高まる傾向
従業員数規模ごとに料金体系の選択傾向を分析したところ、規模が大きくなるにつれてコストの持たせ方が変化している様子が見られました。
小規模企業(1〜99名)はユーザー課金型(月額制)が多い
小規模企業ではユーザー課金型(月額制)の利用率が45.7%と半数近くを占め、全規模の中で最も割合が高くなっています。また、無料プランの利用率も14.7%と高く、初期投資を抑えて手軽に導入したいという意向が見えてきます。従業員数が少ないため、ランニングコストを抑えやすいのも理由のひとつでしょう。
従業員数100名以上から一括購入型(パッケージ・オンプレミス)が増加する
従業員数が100名を超えると傾向が変わり、中規模企業では一括購入型が50.2%、大規模企業では46.9%で、ユーザー課金型(月額制)を上回りました。従業員数が増えると、費用を固定化してトータルコストを抑えられる「一括購入型」が選ばれる傾向にあるようです。
規模が大きくなると、既存の基幹システムとの連携やカスタマイズが求められるケースも多いため、自社環境に合わせて構築するシステムが好まれるのも要因と言えそうです。
勤怠管理システムの費用相場【アンケート調査】
実際にシステムを導入・運用している企業が具体的に「いくら支払っているのか」の相場を初期費用、ユーザー課金型の月額利用料、保守・運用にかかる費用の3つの視点で解説します。
勤怠管理システムの費用相場
- 初期費用:5万円〜20万円未満
- 月額利用料:300円〜499円/名
- 保守・運用にかかる費用:30万円〜100万円未満/年
初期費用の相場は「5万〜20万円未満」が最多
初期費用の回答で最も多かった価格帯は「5万〜20万円未満(25.0%)」でした。月額制のユーザー課金型を利用している場合でも、初期費用無料で導入できているのは9.7%に留まります。
多くの場合、自社の就業規則をシステムに正しく反映させるための「初期設定代行」や、運用定着のための「導入サポート」に費用を投じています。また、ICカード打刻などを採用する場合、カードリーダー等の機器購入費も必要です。「クラウドなら初期費用0円」と思われがちですが、実際には75%以上の企業が何らかの初期費用を支払って導入している様子が伺えました。
月額利用料の相場は「1人あたり300〜499円」
ユーザー課金型(月額制)を利用している層における月額単価は、「300〜499円/名(21.9%)」が最多となりました。全体の4割以上が1人あたり500円未満で運用しており、勤怠管理システムの標準的な相場と言えそうです。
もし見積もりが1,000円/名を超えるような場合は、高度な分析機能や手厚い専任サポートが付帯しているなど、相場以上のコストに見合う付加価値があるかを精査する必要があります。
年間費用(保守・運用)の相場は「30万〜100万円」
一括購入型を選択している企業が保守・運用に支払っている年間費用は、「30万〜100万円(32.7%)」が最多でした。一括購入型は「一度払えばコストがかからない」というイメージを持たれがちですが、実際には導入後も月額換算で約2.5万〜8.5万円相当の維持費が継続的に発生している実態がデータから見て取れます。
ユーザー課金型(月額制)の相場と比較した場合、特に小・中規模の組織においては、年間保守料という「固定費」が大きな負担となっている可能性がありそうです。
【料金比較表】価格が安い勤怠管理システム
ユーザー課金型(月額制)で相場よりも価格が安い勤怠管理システムをご紹介します。比較表に初期費用や月額料金のほか、導入実績なども記載しています。
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料金 月 300 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ |
料金 月 300 円 /ユーザー 初期費用 0円 |
料金 月 200 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金 月 200 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ |
料金 月 100 円 /ユーザー 初期費用 0円
(他1プラン)
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料金 月 100 円 /ユーザー 初期費用 0円 |
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導入実績社数 65,000社 4,200,000人以上 2025年10月時点 |
導入実績社数 有料ユーザー31万社(freeeプロダクト全体) |
導入実績社数 120,000社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 累計100,000社 |
導入実績社数 情報なし |
業界トップクラスに多彩な打刻方法に対応しており、PCやスマホからの打刻はもちろん、顔認証打刻や指紋認証打刻、ICカードでの打刻などさまざまな働き方に合わせて打刻方法を選ぶことが可能です。
KING OF TIMEの月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)。初期費用は無料のため気軽に導入できる勤怠管理システムです。
また、労働時間を自動集計して残業時間を可視化する機能や、給与計算システムと連携する機能があり、出退勤だけでなく給与計算までも自動化。さらに、システムは自動でアップデートされるため、法改正があった場合にも迅速に対応することが可能です。
freee勤怠管理Plusの月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)。初期費用は無料となっています。
他社と比較したおすすめポイントは、さまざまな打刻方法を選べる点です。PC、スマホ、ICカード、GPSのほか、LINEやビジネスチャットツールでの打刻も可能です。
ジョブカン勤怠管理は、「出勤管理機能だけ」「シフト管理機能だけ」といったように必要な機能だけを自由に組み合わせて利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)から。初期費用やサポート費用は無料です。価格が安い勤怠管理システムをお探しなら、ぜひジョブカン勤怠管理を検討ください。
また、打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちなどを知らせるアラート機能も搭載しており、適切な労務管理にも役立つでしょう。月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)と安い価格帯。初期費用は無料です。
利用人数が31人以上の有料プランの場合でも、料金は1ユーザーにつき100円(税抜)からと低コストです。パソコンやスマートフォンでの打刻のほか、ICカード打刻、LINE打刻などさまざまな打刻方法に対応しており、多様な働き方に対応できます。
レコルは誰でも使いこなせるように設計されているため、勤怠管理システム導入にあたって従業員への教育コストもかからないでしょう。連携できる外部サービスの種類が豊富な点もおすすめで、給与計算ソフトと連携して人事部門の業務を大幅に効率化できます。
「KING OF TIME」や「ジョブカン勤怠管理」などの人気の勤怠管理システムでも、月額料金は1ユーザーあたり300円と相場より若干安い価格から利用できます。また「ハーモス勤怠」は、利用人数が30人以下であれば、月額料金・初期費用どちらも無料で利用可能です。
価格が安い勤怠管理システム6選
料金比較表でご紹介した価格が安い勤怠管理システム6製品を厳選して、サービスを紹介します。機能や特徴を把握したい方はご覧ください。
1ユーザーあたりの月額料金が相場より安い勤怠管理システム
KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが運営する勤怠管理システムです。規模や業種、業態を問わずさまざまな企業から導入されており、導入企業は62,000社(2025年4月時点)、利用者数は370万人を数えます。
業界トップクラスに多彩な打刻方法に対応しており、PCやスマホからの打刻はもちろん、顔認証打刻や指紋認証打刻、ICカードでの打刻などさまざまな働き方に合わせて打刻方法を選ぶことが可能です。
KING OF TIMEの月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)。初期費用は無料のため気軽に導入できる勤怠管理システムです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plusは、クラウド型の会計システムの運営で知られるfreeeが開発した勤怠管理システム。中小企業や個人事業主向けに開発されたシステムで、誰でも使いこなせる操作性がおすすめです。
また、労働時間を自動集計して残業時間を可視化する機能や、給与計算システムと連携する機能があり、出退勤だけでなく給与計算までも自動化。さらに、システムは自動でアップデートされるため、法改正があった場合にも迅速に対応することが可能です。
freee勤怠管理Plusの月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)。初期費用は無料となっています。
主な機能
ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが提供する勤怠管理システムです。中小企業から大企業まで幅広い企業から導入されており、導入企業は20万社以上、利用ユーザー数は300万人以上に上ります。
他社と比較したおすすめポイントは、さまざまな打刻方法を選べる点です。PC、スマホ、ICカード、GPSのほか、LINEやビジネスチャットツールでの打刻も可能です。
ジョブカン勤怠管理は、「出勤管理機能だけ」「シフト管理機能だけ」といったように必要な機能だけを自由に組み合わせて利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)から。初期費用やサポート費用は無料です。価格が安い勤怠管理システムをお探しなら、ぜひジョブカン勤怠管理を検討ください。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
kinconeは、株式会社ソウルウェアが提供する勤怠管理システムです。他社と比較したおすすめポイントは、勤怠管理と交通費の管理を同時に行える点。出勤時と退勤時にICカードを端末にタッチするだけで、交通費も同時に読み取り記録します。打刻時にGPSによる位置情報も取得できるため、不正打刻の防止もできます。
また、打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちなどを知らせるアラート機能も搭載しており、適切な労務管理にも役立つでしょう。月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)と安い価格帯。初期費用は無料です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、株式会社ビズリーチが手掛ける勤怠管理システムです。中小企業やベンチャー企業を中心に、10万以上の企業に導入実績があります。人気の理由の1つが、費用が安いこと。導入にあたっての初期費用は無料で、利用人数が30人以下であれば基本的な勤怠機能は月額料金無料で利用できます。
利用人数が31人以上の有料プランの場合でも、料金は1ユーザーにつき100円(税抜)からと低コストです。パソコンやスマートフォンでの打刻のほか、ICカード打刻、LINE打刻などさまざまな打刻方法に対応しており、多様な働き方に対応できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
レコルは、中央システム株式会社が開発した勤怠管理システムです。費用が安い点がおすすめの理由で、月額料金は1ユーザーあたり100円(税抜)。追加料金が発生するオプション機能は設けられておらず、月額料金100円ですべての機能を利用できます。
レコルは誰でも使いこなせるように設計されているため、勤怠管理システム導入にあたって従業員への教育コストもかからないでしょう。連携できる外部サービスの種類が豊富な点もおすすめで、給与計算ソフトと連携して人事部門の業務を大幅に効率化できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
まとめ:自社にとって「妥当な費用」を見極めるには?
勤怠管理システムのアンケート調査回答から見えてきたのは、企業の規模や運用体制によって「納得感のあるコストの持たせ方」が異なるということです。調査結果を自社の予算策定に活かす際は、以下の2点を意識してみてください。
1.相場(初期費用・月額・年額)を比較軸にしてみる
アンケート調査の結果、初期費用は5~20万円、ユーザー課金型(月額制)の月額利用料は300~499円/名、一括購入型の保守・運用費用は30~100万円/年がボリュームゾーンであることが分かりました。
費用が見えてこない段階では、いったん相場を自社の「評価基準」として持ち、検討しているツールの見積もりが範囲から大きく逸脱していないかを確認しましょう。相場より高い場合はその理由、安い場合は追加費用の発生などを精査する軸となります。
2.導入後の「継続コスト」まで含めて総額を試算する
一括払い型を選択した場合、導入後も年間「30万〜100万円未満」の保守・運用費用が発生しているのが実態です。「一度払えば終わり」と考えず、月額換算で2.5万〜8.5万円程度のランニングコストが継続して発生することを前提に予算を組む必要があります。
初期費用だけでなく、こうした「導入後の維持費」も含めた5〜10年スパンの総額で比較することが、後悔しない選定への近道となるでしょう
今回の調査で明らかになった「相場感」と自社の規模を照らし合わせ、無理のない予算計画を立てることから始めてみてください。
勤怠管理システムの利用実態アンケートの概要
この記事にまとめた勤怠管理システムの利用実態アンケートの概要です。
勤怠管理システムの利用実態アンケートの概要
- 調査対象:勤怠管理システムの利用・導入者1,000名
- 調査期間:2025年11月14日
- 調査方法:インターネット調査
- 主な回答業種:製造業(27.8%)、サービス業(12.9%)、情報通信業(11.1%)、商社・卸売り・小売業(10.5%)など
- 主な調査項目:利用ツール、機能別満足度、ツールにかかった費用等
当記事の引用や転載をする際は、必ず出典として「PRONIアイミツSaaS」および記事URL(https://saas.imitsu.jp/cate-attendance-management/article/h-1093)を明記願います。
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