【社労士監修】勤怠管理システムの費用相場を解説!無料で導入できるソフトも紹介
勤怠管理システムの月額料金の相場は、1ユーザーあたり100円~500円ほど。また初期費用は無料のものも多く、手軽に導入できるITツールです。しかし、勤怠管理システムには、クラウド型とパッケージ型があり、それぞれ料金体系が異なります。そのため、よく調べずに導入すると予算ひっ迫を引き起こす原因になります。
そこで本記事では、勤怠管理システムの費用相場を解説。初期費用無料の勤怠管理システムも紹介するので、コストを抑えて勤怠管理システムを導入したい中小企業の労務担当はぜひご覧ください。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において …続きを見る
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において顧問先100社以上の給与計算・入退社手続き・労務相談等の責任者として従事。常に顧客目線で考え、分かりやすい説明に定評がある。 リタクラウド株式会社 執行役員 / リタクラウド社会保険労務士法人
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 勤怠管理システムの費用相場
- 【料金比較表】中小企業にもおすすめの価格が安い勤怠管理システム
- 【2024年最新】価格が安い勤怠管理システムおすすめ10選
- 勤怠管理システムの費用対効果を高める方法
- 価格が安い勤怠管理システムの選び方
- まとめ:費用対効果の高い勤怠管理システムを導入しましょう
勤怠管理システムの費用相場
勤怠管理システムとは、従業員の出退勤の打刻や労働時間の集計を、インターネット上で行えるシステムのことです。クラウド型の勤怠管理システムであれば、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどの端末さえあれば、いつでもどこからでも勤怠管理業務が行えます。勤怠管理システムの導入により、これまで手作業で行わなければならなかった大半の業務を自動化できるため、勤怠管理業務の工数削減・効率化が実現します。
まずは勤怠管理システムの導入を検討する中で気になる費用相場について確認しましょう。
勤怠管理システムの利用に必要な費用
勤怠管理システムの利用に必要な費用は、導入形態(クラウド型・パッケージ型)によって違います。クラウド型は月額課金制となっている一方で、パッケージ型は買い切り(購入)の場合が多く、初期費用が発生します。
なお、クラウド型の勤怠管理システムとは、サーバーの設置不要・クラウド上にデータ蓄積して利用できるシステム。一方でパッケージ型の勤怠管理システムとは、社内にサーバーや通信回線、システムを構築し、自社で運用していくタイプの勤怠管理システムです。
初期費用・月額料金の相場
導入形態 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
クラウド型 | 無料~数万円 | 1ユーザーあたり100円~500円程 |
パッケージ型 (オンプレミス) |
30万円~100万円程 | 基本的に発生しない |
クラウド型の勤怠管理システムを利用する際には月額料金が必要となります。月額料金の相場は、1ユーザーあたり100円から500円ほどです。クラウド型の勤怠管理システムの場合、初期費用は無料のものが多いですが、数万円ほどの初期費用が必要となるケースもあります。
パッケージ型(オンプレミス型)の勤怠管理システムを利用するには、システム購入費用が必要です。初期費用の相場は30万円~100万円ほどですが、大規模なシステムの場合、数百万円かかることも。パッケージ型の勤怠管理システムを利用するのに月額料金はかかりませんが、サーバーの利用料金などの諸経費が発生します。
以上、勤怠管理システムの費用相場を解説しました。数ある勤怠管理システムの価格を比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
【料金比較表】中小企業にもおすすめの価格が安い勤怠管理システム
ここからは、勤怠管理システムの実際の初期費用や月額料金を比較します。中小企業にもおすすめの価格の安い勤怠管理システムを紹介しています。下記の料金比較表をご覧ください。
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 導入形態 |
---|---|---|---|
ジョブカン勤怠管理 | 200円/1ユーザー | 無料 | クラウド |
KING OF TIME | 300円/1ユーザー | 無料 | クラウド |
ジンジャー勤怠 | 300円/1ユーザー | 30万円~ | クラウド |
freee勤怠管理Plus | 3,980円(※小規模企業向けプラン) | 無料 | クラウド |
スマレジ・タイムカード | 2,420円~ | 無料 | クラウド |
HRMOS勤怠(ハーモス勤怠) | 100円/1ユーザー | 無料 | クラウド |
タッチオンタイム | 300円/1ユーザー | 無料 | クラウド |
kincone | 200円/1ユーザー | 無料 | クラウド |
AKASHI(アカシ) | 200円/1ユーザー | 無料 |
クラウド |
レコル | 100円/1ユーザー | 無料 | クラウド |
料金を比較すると、1ユーザーあたり100円~300円程の月額料金で利用できる勤怠管理システムが多いです。「KING OF TIME」や「ジョブカン勤怠管理」などの人気の勤怠管理システムでも、初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり300円と低コストで利用できます。
なお、「スマレジ・タイムカード」と「HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)」は、利用人数が30人以下であれば、月額料金・初期費用どちらも無料で利用可能。小規模事業者や中小企業にもおすすめできる勤怠管理システムです。
【2024年最新】価格が安い勤怠管理システムおすすめ10選
2024年現在、価格が安いおすすめの勤怠管理システム10選を紹介します。各サービスの特徴やおすすめのポイントも解説しますので、選定の際にぜひ参照ください。
- ジョブカン勤怠管理
- KING OF TIME
- ジンジャー勤怠
- freee勤怠管理Plus
- スマレジ・タイムカード
- HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)
- タッチオンタイム
- kincone
- AKASHI(アカシ)
- レコル
-
料金
月200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが提供する勤怠管理システムです。中小企業から大企業まで幅広い企業から導入されており、導入企業は20万社以上、利用ユーザー数は300万人以上に上ります。
他社と比較したおすすめポイントは、さまざまな打刻方法を選べる点です。PC、スマホ、ICカード、GPSのほか、LINEやビジネスチャットツールでの打刻も可能です。
ジョブカン勤怠管理は、「出勤管理機能だけ」「シフト管理機能だけ」といったように必要な機能だけを自由に組み合わせて利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)から。初期費用やサポート費用は無料です。価格が安い勤怠管理システムをお探しなら、ぜひジョブカン勤怠管理を検討ください。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
初めてのユーザーでも使いやすいから導入後の社内での評判が良く、カスタマイズする機能も豊富で自社の状況に合った設定ができる。
-
画面操作がしやすく、見やすいところがいいポイントです。はじめての使用でしたが、みんなからの評価も良いので安心して使えます。
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが運営する勤怠管理システムです。規模や業種、業態を問わずさまざまな企業から導入されており、導入企業は5万8,000社、利用者数は370万人を数えます。
業界トップクラスに多彩な打刻方法に対応しており、PCやスマホからの打刻はもちろん、顔認証打刻や指紋認証打刻、ICカードでの打刻などさまざまな働き方に合わせて打刻方法を選ぶことが可能です。
KING OF TIMEの月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)。初期費用は無料のため気軽に導入できる勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
勤怠の申請がスムーズにできて良いです。また、勤務時間や有給休暇の残日数が集計がわかりやすい。 イレギュラーな勤務の場合は少し面倒です。
-
自分は機械の操作がそれほど得意ではないのですが、そんな自分でもそれなりに時間をかけて調べながらなんなく作業できるところが非常にいいです。
-
料金
月400円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
10人
ジンジャー勤怠は、jinjer株式会社が提供する勤怠管理システムです。他社と比較したおすすめポイントは使いやすいUI(ユーザーインターフェース)で、パソコンやシステムに不慣れな従業員でも直感的に操作できるように設計されています。また、ジンジャー勤怠のシステムは2週間に1度の頻度でアップデートされており、法律が改正された場合にはその内容をシステムにいち早く反映しています。
システムの導入から運用まで、サポートスタッフが丁寧に伴走してくれるのもおすすめポイント。月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)からと安く、気軽に導入できる勤怠管理システムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
-
今迄は電話で勤怠管理していたが、その手間が無くなった。 振替休日の管理がし易くて、残りの日数が直ぐに分かる。
-
勤怠管理システムを利用するのが初めてでしたが、初心者にも使いやすく、今の時点で困ったことはありません。
freee勤怠管理Plus
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
1人
freee勤怠管理Plusは、クラウド型の会計システムの運営で知られるfreeeが開発した勤怠管理システム。中小企業や個人事業主向けに開発されたシステムで、誰でも使いこなせる操作性がおすすめです。
また、労働時間を自動集計して残業時間を可視化する機能や、給与計算システムと連携する機能があり、出退勤だけでなく給与計算までも自動化。さらに、システムは自動でアップデートされるため、法改正があった場合にも迅速に対応することが可能です。
freee勤怠管理Plusの月額料金は1ユーザーあたり300円(税抜)。初期費用は無料となっています。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
料金
月2,200円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
スマレジ・タイムカードは、株式会社スマレジが開発した勤怠管理システムです。最大の特徴は、無料で利用できる点。利用人数が30人以下であれば、月額料金は無料です。31人以上であっても1ユーザーあたり110円(税込)で利用できます。
スマレジ・タイムカードでは、勤怠管理だけではなく、シフト作成、マイナンバー、年末調整、給与計算も一つのシステムでまとめて管理できます。アカウント作成から60日間はすべての機能を無料で利用できるため、「使い勝手を試してから導入したい」という企業にもおすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
-
説明がなくても簡単に使えるところがとても良いと思います。 初心者でもすぐ分かるような簡単な操作だったので誰でもできると思います!!
-
勤務時間の把握が就業者、管理者側も分かりやすく、扱いも説明しやすく、 取り扱いの部分で評価が高いです。勤怠管理システムの領域ではありますが、労務管理システムの模範であると思います。 仕事全般において、安全に配慮しているというアピールができます。
-
料金
月100円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
HRMOS勤怠(ハーモス勤怠)は、株式会社ビズリーチが手掛ける勤怠管理システムです。中小企業やベンチャー企業を中心に、6万以上の会社に導入実績があります。人気の理由の1つが、費用が安いこと。導入にあたっての初期費用は無料で、利用人数が30人以下であればすべての機能を料金無料で利用できます。
利用人数が31人以上の有料プランの場合でも、料金は1ユーザーにつき100円(税抜)からと低コストです。パソコンやスマートフォンでの打刻のほか、ICカード打刻、LINE打刻などさまざまな打刻方法に対応しており、多様な働き方に対応できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
-
無料で利用できるところが最大の良い点です。一般の利用者が使用する打刻画面はシンプルでわかりやすい。簡単な集計機能もありライトユーザーにはおすすめです。
-
操作が簡単で、おじさんにも使いやすい。特段、使い方の説明書がなくても、十分使いこなせる。申請し忘れたときの、催促のメールがうるさいし、煩わしい。
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Touch On Time(タッチオンタイム)は、株式会社デジジャパンが開発した勤怠管理システムです。業界トップクラスのシェアを誇り、導入企業数は4万9,000社以上、利用ユーザー数は293万ユーザーに上ります。
サービス継続率は99.7%と高く、その理由の1つが手厚いサポート体制にあります。Touch On Time(タッチオンタイム)では、システムの導入から運用までサポートスタッフが丁寧に対応してくれます。操作が分からない時やトラブル時にも迅速に対応してくれるので、初めて勤怠管理システムを導入する企業も安心です。
Touch On Time(タッチオンタイム)には最低利用人数や最低契約期間がなく、「1ヵ月だけ利用したい」といったことも可能です。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
画面がとても見やすく、誰でも簡単に利用ができる点が優れていると思う。また、不明点があってもヘルプ画面を見れば大抵のことは解決するため、操作において手間を取ることはほとんどないところも良い点だと考える。
-
出勤退勤がワンクリックで出来る 出社でもテレワーク時でも使用できる PASMOなど使用して勤怠管理が出来る 有休、時間休など細かにしっかり申請ができる
-
料金
月220円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
5人
-
最低利用人数
なし
kinconeは、株式会社ソウルウェアが提供する勤怠管理システムです。他社と比較したおすすめポイントは、勤怠管理と交通費の管理を同時に行える点。出勤時と退勤時にICカードを端末にタッチするだけで、交通費も同時に読み取り記録します。打刻時にGPSによる位置情報も取得できるため、不正打刻の防止もできます。
また、打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちなどを知らせるアラート機能も搭載しており、適切な労務管理にも役立つでしょう。月額料金は1ユーザーあたり200円(税抜)と安い価格帯。初期費用は無料です。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 英語
- 有給休暇の自動付与機能
-
画面が見やすく。文字の操作がやりやすい。 立ち上げてもすぐ起動する。フリーズしない為、かなり使いやすい。 他社にもお勧めしたい
-
インターフェースが馴染みやすくて、覚えやすい。階層的でタスクを管理しやすい。また共有もしやすく発展性がある。
-
料金
月200円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「AKASHI(アカシ)」は、ソニービズネットワークス株式会社が提供する勤怠管理システム。中小企業・小規模企業の勤怠管理に便利な機能が多数搭載されています。
たとえば、PC・スマホ・タブレットはもちろん、FeliCaカードやICカードによる打刻が可能で、デバイスや場所を問わずに出退勤の打刻を行えます。さらに、労働基準法などの法改正にも対応しており、労働時間の適正把握に役立つ機能もあります。
「AKASHI(アカシ)」は初期費用無料・1ユーザーあたり月額200円(税抜)と、安い費用で導入できます。料金重視で勤怠管理システムを選びたい中小企業の担当者はぜひ検討ください。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
-
出勤、退勤、直行、直帰と打刻の種類があり、扱いやすい。 打刻を間違えてしまった時に、訂正を自分でできたらもっと良い。
-
自社でカスタムできる範囲が広いので便利。サポートも迅速で適切。費用も利用人数×単価で清算されるのでリーズナブル。
-
料金
月100円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
レコルは、中央システム株式会社が開発した勤怠管理システムです。費用が安い点がおすすめの理由で、月額料金は1ユーザーあたり100円(税抜)。追加料金が発生するオプション機能は設けられておらず、月額料金100円ですべての機能を利用できます。
レコルは誰でも使いこなせるように設計されているため、勤怠管理システム導入にあたって従業員への教育コストもかからないでしょう。連携できる外部サービスの種類が豊富な点もおすすめで、給与計算ソフトと連携して人事部門の業務を大幅に効率化できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- GPS打刻(位置情報記録)
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
-
作業員の出社状況、協議場所、協議時間が鮮明にわかることが良いポイントである。 また、残業時間の把握や会社全体の就業時間がわかることも良いポイントである。
-
シンプルな操作画面で分かりやすく、NFCカードリーダーからクラウド上に出退勤の時間を記録することができます。また社員証を忘れてしまっても専用アプリから出退勤を記録できる点が便利です。
以上、料金比較でおすすめの勤怠管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
関連記事:おすすめ勤怠管理システムを徹底比較(2024年版)
勤怠管理システムの費用対効果を高める方法
メリットの多い勤怠管理システムですが、導入するだけでは高い費用対効果は見込めません。ここでは、勤怠管理システム導入後に費用対効果を高める方法を解説します。
- 使いやすいようにカスタマイズする
- 給与計算ソフトと連携する
- 打刻方法や残業・有給申請の方法を周知する
使いやすいようにカスタマイズする
勤怠管理システムの費用対効果を高めるには、社内のニーズに合わせてシステムをカスタマイズする方法が効果的です。多くの勤怠管理システムでは、管理画面や打刻方法を社内の運用ルールに沿って柔軟にカスタマイズできます。
たとえば、雇用形態ごとにグループ設定を行い、アルバイトやパート、派遣社員、正社員など、それぞれの働き方に適した勤怠管理が可能。管理者は従業員ごとの正確な勤怠データを収集できるようになります。また、打刻方法もPC・スマホ・ICカードなど従業員の働き方に応じてカスタマイズできるため、従業員はスムーズに始業・終業できます。勤怠管理システムを使いやすいようにカスタマイズすることで、より高い費用対効果が期待できるでしょう。
給与計算ソフトと連携する
勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携するのも、費用対効果を高める方法の一つです。同じシリーズの勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携する方法や、勤怠管理システムで収集した勤怠データを給与計算ソフトにインポートする方法で、各従業員の勤怠状況に応じた給与計算ができます。
実際にバックオフィス系業務の中でも勤怠管理と給与計算の連携は、特にニーズが高いことがわかっています。jinjer株式会社が2024年6月に行った調査によると、人事・総務担当者が毎月の給与計算業務で最も課題に感じているのは「勤怠情報の入力/連携」でした。
出典:jinjer株式会社
また、現在稼働中の給与計算システムに関して、最も求めているシステムは「勤怠管理もできる給与計算システム」であり、全体の31.9%を占めています。
この調査から、勤怠管理と給与計算の連動はニーズが高いことがわかります。勤怠管理システムと給与計算システムを連携させることで、手動でのデータ入力が不要となるため二重入力によるヒューマンエラーを防止可能です。勤怠データから給与計算する際に発生する手間やミスを削減することで高い費用対効果を得られるでしょう。
打刻方法や残業・有給申請の方法を周知する
打刻方法や残業・有給申請の方法を周知するのも、勤怠管理システムの費用対効果を高める重要な施策です。一方で、これまでタイムカードやExcelで勤怠管理を行っていた企業は運用方法が大きく変わるため、社内周知を負担に感じる管理者も少なくありません。
そんな場合は、サポートが充実した勤怠管理システムの導入がおすすめです。操作方法に不明点があれば、メールやチャット、電話によるサポートを受けられます。また、サポートページが充実している勤怠管理システムであれば従業員が自ら不明点を調べられるため、管理者の質疑対応の負担を軽減できます。また、従業員の打刻ミスや申請ミスを防ぎ管理コストを減らすことで、勤怠管理システムの費用対効果を高めることができるでしょう。
価格が安い勤怠管理システムの選び方
価格が安くても自社に適さない勤怠管理システムを選んでしまうと、業務効率の向上にはつながりません。勤怠管理システムを導入する際には、以下の選び方を参考にしてみてください。
- 使いやすさ・操作性
- 他のシステムと連携可能な勤怠管理システムか
- 変形労働時間制やフレックスタイム制に対応しているか
- 打刻方法(タブレット・スマホアプリ・GPSなど)
使いやすさ・操作性
使いにくい勤怠管理システムを導入してしまうと、せっかくシステムを導入しても全社に浸透しない可能性があります。勤怠管理システムを利用するのは従業員です。無料トライアル期間中に、従業員に勤怠管理システムを操作してもらい、「使いやすい」という意見が多い製品を導入するのがおすすめです。
他のシステムと連携可能な勤怠管理システムか
自社の給与計算ソフトや会計システムと連携できるか、という観点で勤怠管理システムを選ぶことも重要です。たとえば、勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携することで、従業員の労働時間の集計から給与計算までを自動化できます。
どのシステムと連携可能なのかは、勤怠管理システムによって違うため注意が必要です。バックオフィス全体のDXを図りたい企業は、自社システムと連携可能な勤怠管理システムを選びましょう。
変形労働時間制やフレックスタイム制に対応しているか
自社の働き方に対応した勤怠管理システムを選ばないと、効率的な勤怠管理が行えないばかりか、余計な手間や時間が発生する恐れがあります。変形労働時間制やフレックスタイム制を採用している企業は、それらの働き方に対応したシステムを選びましょう。
現在は変形労働時間制やフレックスタイム制を導入していない企業でも、将来的に導入する可能性もあるでしょう。その場合は、あらかじめ多様な働き方に対応した勤怠管理システムの導入をおすすめします。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
打刻方法(タブレット・スマホアプリ・GPSなど)
勤怠管理システムに用意されている打刻方法はさまざまで、どの打刻方法が可能かは製品によって違います。リモートワークでの勤怠管理を行いたいのであれば、スマートフォンアプリやタブレットで打刻できる勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
不正打刻を防止したいのであれば、スマートフォンなどのGPS機能で位置情報が取得できるタイプの勤怠管理システムが向いています。自社の勤怠管理の課題に合った打刻方法に対応しているシステムを選びましょう。
関連記事:タブレット打刻に対応した勤怠管理システム
関連記事:スマホアプリで打刻できる勤怠管理システム
まとめ:費用対効果の高い勤怠管理システムを導入しましょう
勤怠管理システムを導入することで、これまで手作業で行わなければならなかった、労働時間の集計やタイムカードからの転記といった多くの作業を自動化できます。人の手で行う業務の大半を自動化できるため、ダブルチェックなどのチェックにかかる時間や手間も大幅に削減可能です。その結果、勤怠管理に充てていた時間をほかの業務に回せるようになるなど、組織全体の生産性の向上にもつながります。ぜひ、勤怠管理システムを導入して生産性の向上につなげてください。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で勤怠管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
また、費用対効果の高い勤怠管理システムを導入したいとお考えなら、ぜひPRONIアイミツにお問い合わせください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システム(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介
リタクラウド株式会社 執行役員 / リタクラウド社会保険労務士法人
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において顧問先100社以上の給与計算・入退社手続き・労務相談等の責任者として従事。常に顧客目線で考え、分かりやすい説明に定評がある。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント