顔認証対応の勤怠管理システムおすすめ10選!導入メリット・デメリットも解説
多くの企業では、すでに勤怠管理システムを導入していることでしょう。しかし、「不正打刻の心配がある」「打刻の確認や修正に手間がかかる」といった課題に悩まされている企業も少なくありません。
近年、テレワークやフレックスタイムの導入が進む中で、打刻の正確性や本人確認の重要性が高まっています。こうしたニーズに応えるかたちで進化しているのが「顔認証対応の勤怠管理システム」です。スマホやタブレットのカメラをかざすだけで正確に打刻でき、なりすましによる不正も防止できます。
本記事では、顔認証対応の勤怠管理システムおすすめ10選を紹介。導入によるメリットやデメリット、システム選定のポイントについても解説します。勤怠管理の精度を高め、業務を効率化したい企業の担当者はぜひご覧ください。
- 顔認証で打刻できる勤怠管理システムの比較表
- 顔認証対応の勤怠管理システムおすすめ10選
- 顔認証対応の勤怠管理システムを導入するメリット
- 顔認証対応の勤怠管理システムを導入するデメリット
- 顔認証対応の勤怠管理システムを選ぶポイント
- まとめ:タイムカードは勤怠管理システムへ。顔認証で出退勤を効率化しよう

顔認証で打刻できる勤怠管理システムの比較表

勤怠管理システムとは、従業員の出退勤の打刻や労働時間の集計を、インターネット上で行えるシステムのことです。クラウド型の勤怠管理システムであれば、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどの端末さえあれば、いつでもどこからでも勤怠管理業務が行えます。勤怠管理システムの導入により、これまで手作業で行わなければならなかった大半の業務を自動化できるため、勤怠管理業務の工数削減・効率化が実現します。
勤怠管理システムには、タブレットやスマホのカメラを使った顔認証で打刻できるシステムもあります。顔認証とは生体認証の一種で、人間の目や鼻、口などの特徴や顔の大きさなどから本人確認を行う認証方式です。本人がその場にいないと認証が行えない仕組みのため、不正打刻を防止できます。
ここでは、各勤怠管理システムの顔認証に使用する機器を一覧でまとめています。システムにかかる料金(初期費用・月額料金)も比較しているので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | 顔認証の機器 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
KING OF TIME | iPad | 無料 | 300円(税抜)~/1ユーザー |
ジョブカン勤怠管理 | iPad 検温付き顔認証の機器 |
無料 | 200円(税抜)~/1ユーザー |
スマレジ・タイムカード | iPad | 無料 | 110円(税込)~/1ユーザー +基本料金 |
ガルフCSM 勤怠管理 | カメラ付きタブレット、スマホ、PC 検温付き顔認証の機器 |
要問合せ | 要問合せ |
WiMS/SaaS 勤務管理システム | カメラ付きタブレット、スマホ、PC | 要問合せ | 要問合せ |
勤革時 | iPad | 無料 | 300円(税抜)/1ユーザー |
ICタイムリコーダー | 顔認証の専用機器 | 無料 | 200円(税抜)/1ユーザー |
奉行Edge 勤怠管理クラウド | iPad | 無料 | 11,800円(税抜)~ |
Taskal Time-Card(タスカルタイムカード) | iPad | 無料 | 150円~/1ユーザー |
【終了】打刻ちゃんTouch |
Windowsパソコン | 5,478円(税込)/1ユーザー ※顔認証は+11,000円 |
無料 |
顔認証対応のほとんどの勤怠管理システムは、iPadを含むカメラ付きの端末を使った顔認証が可能です。ICタイムリコーダーのように、顔認証専用機器(価格は要問合せ)を利用する必要があるシステムでは、端末の導入コストがかかる点に注意しましょう。
また、ほとんどの勤怠管理システムは初期費用無料で導入できます。打刻ちゃんTouchは、ユーザー毎の初期費用が掛かりますが、月額料金は無料のため、運用コストを抑えたい企業におすすめです。
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顔認証対応の勤怠管理システムおすすめ10選
ここでは、顔認証対応の勤怠管理システムの中で特におすすめのサービスを紹介します。各サービスの特徴や強み、料金などを紹介していますので、ぜひサービス選びにお役立てください。
KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理システムです。大企業から中小企業に至るまであらゆる規模の企業で導入されているシステムで、利用者数は370万人以上に上ります。
一番のおすすめポイントは、業界トップクラスの打刻種類の多さです。パソコンやスマートフォンでの打刻をはじめ、顔認証や指紋認証などの生体認証打刻やICカード打刻、チャット打刻など幅広い打刻方法に対応。出勤時は顔認証、リモートワーク時はスマートフォン打刻など働き方に合わせて打刻方法を使い分けられます。また、従業員の健康管理のため顔認証と温度検知システムを連携させることも可能です。
料金は初期費用無料、1人あたり月額300円(税抜)となっています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが開発した勤怠管理システムです。バックオフィス業務全般を効率化できるジョブカンシリーズの勤怠管理システムで、シリーズ累計の導入実績は20万社以上を数えます。
多彩な打刻方法を用意しているのが特徴の一つで、パソコンやタブレットでの打刻からICカード打刻、顔認証や静脈認証といった生体認証打刻まで対応しています。特に顔認証の使い勝手が良く、マスクをしたままでも認証が行え、同時に検温も行える仕組みです。
サポート体制が手厚い点もおすすめポイントで、問い合わせはチャット、メール、電話で随時無料で受け付けています。料金は1人あたり月額200円(税抜)からですが、機能制限ありの無料プランも用意しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
スマレジ・タイムカードは、株式会社スマレジが手がける勤怠管理システムです。サービスの最大の特徴は、勤怠管理はもちろん、給与計算までワンストップで行える点。給与計算機能が標準搭載されているため、外部システムと連携しなくても従業員の労働時間の集計から給与計算までの業務が自動化できます。
また、顔認証や打刻時にあらかじめ登録しておいたパスコードの入力の義務づけ、位置情報(GPS)での打刻など不正打刻防止機能が充実している点にも特徴があります。
従業員30人までであれば出退勤打刻が無料で利用可能。31人以上の利用でも、1人あたり月額110円(税込)と月額基本料1,210円(税込)からと低コストで運用できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

ガルフCSM 勤怠管理
ガルフCSM 勤怠管理は、株式会社ガルフネットが提供する勤怠管理システムです。多くの店舗を持つチェーンストアでの導入実績が特に豊富で、流通小売業・サービス業・飲食業で300社、全3万店舗で導入されています。
多くの企業で採用されている一番の理由は、労務課題を解決する多彩な機能を搭載しているから。たとえば、顔認証や静脈認証によって本人以外の打刻を防止し、長時間労働や連続勤務などの36協定違反をアラートによって未然に防ぐ機能を搭載しています。
さらに、電子マネーに交換可能な企業独自のポイントを発行する機能など、離職防止や従業員のモチベーションアップにつながる機能も標準搭載しています。
主な機能

WiMS/SaaS勤務管理システム
WiMS/SaaS 勤務管理システムは、株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが開発した勤怠管理システムです。フレックスタイム制、変形労働時間制、シフト勤務、時差勤務、時短勤務、テレワークなど多様な働き方に対応しているのが最大の特徴。1,000人規模以上の大規模な組織の勤怠管理やグループ全体を横断した勤怠管理が可能など、大企業での労務管理の効率化に役立つ機能を豊富に取り揃えています。
打刻方法はパソコン、スマートフォン、タブレットでのWeb打刻、カードリーダーのほか、オプション機能として顔認証も用意。顔認証では、温度検知を出退勤時に同時に記録することも可能です。
さらにICカードの利用履歴から自動で交通費を清算する機能も搭載しています。勤怠管理だけではなく、交通費精算の業務負担も軽減できるでしょう。
主な機能

勤革時
勤革時は、日本電気株式会社(NEC)が開発した勤怠管理システムです。クラウド型勤怠管理システムとしてはトップクラスのシェアを誇り、導入企業数は4万9,000社、利用者数は290万人以上を数えます。
多彩な打刻方法に対応しているのが特徴の一つで、パソコン、スマートフォン、顔認証、ICカードなどの中から自社の就業形態や働き方に合った方法を選択できます。
さらに、労働時間や残業時間、割増残業代などのほか、あらゆるタイプの集計が自動化できるため、バックオフィス全体の業務効率の向上にもつながるでしょう。
初期費用無料、1人あたり月額300円(税抜)からと安い料金で利用できる点もおすすめです。
主な機能

ICタイムリコーダー
ICタイムレコーダーは、株式会社オープントーンが提供する勤怠管理システムです。サービスの最大の特徴は、導入しやすい点にあります。導入にあたって準備するものはなく、必要なものはパソコンと即日発行のIDだけ。申し込み後には経験豊富なサポートスタッフが「どのような勤務体系なのか」など、ヒアリングを行いながら、初期設定を行ってくれます。初期費用が無料、1人あたり月額200円(税抜)の格安な料金プランも導入しやすさの要因の一つです。
低料金ながら高機能な点もおすすめポイントで、顔認証や虹彩認証、スマートフォン、ICカードなど多彩な打刻方法に対応しており、GPSによる位置情報の記録も可能です。
主な機能

奉行Edge 勤怠管理クラウド
奉行Edge 勤怠管理クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが開発した勤怠管理システムです。勤怠管理業務の効率化を目指して開発されたシステムで、「いつでも」「どこからでも」申請や承認ができる仕組みで、出退勤管理や残業計算、休暇管理といった集計業務はすべて自動化できます。人の手による集計業務や転記業務がなくなるため、人的ミスは大幅に削減できるでしょう。
あらゆる業種、業態に対応するために多彩な打刻方法を用意しているのも特徴の一つ。パソコンやスマートフォンでの打刻のほか、顔認証や指紋認証といった生体認証打刻、ICカード打刻に加えて、紙のカードでの打刻にも対応しています。
クラウド型とオンプレミス型を用意しており、クラウド型は従業員20ライセンス、管理者1ライセンスで11,800円(税抜)から利用可能です。
主な機能
Taskal Time-Card
Taskal Time-Card(タスカルタイムカード)は、株式会社アイシーソフトが提供する勤怠管理システムです。他社サービスと比較したときの一番のおすすめポイントは、手軽に導入できる点にあります。導入にあたって必要なのはiPadもしくはiPhoneとパソコンだけ。iPadやiPhoneに専用アプリをインストールするだけで顔認証対応の勤怠管理システムとして利用できます。
画面を覗くだけ、約0.5秒で顔認証が完了するため、打刻のための混雑は心配ありません。勤怠入力も集計作業もシステムが自動で行うため、管理業務の効率は大幅に向上するでしょう。初期費用は無料、1人あたり月額150円から利用できます。

打刻ちゃんTouchは、株式会社データープロセスサービスが手がける勤怠管理システムです。サービスの最大の強みは、利用人数が無制限な点。一般的な勤怠管理システムの料金は利用人数ごとに追加費用が発生する仕組みですが、こちらのサービスは1ライセンス5,478円(税込)で利用人数は無制限。月額使用料も発生しません。そのため、利用人数が多ければ多いほどお得に利用できます。
打刻方法はICカード打刻、パスワード打刻に対応しています。オプションとして顔認証もあり、ICカードを取り出さずに簡単に打刻できます。
100日間の無料トライアル期間を用意しているので、使い勝手をじっくりと試したうえで導入できる点もおすすめポイントです。
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめの勤怠管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
顔認証対応の勤怠管理システムを導入するメリット
ここでは、顔認証対応の勤怠管理システムを導入するメリットを解説します。
- 出退勤の代理打刻・不正打刻を防止できる
- ICカードの紛失リスクがない
- 非接触で打刻できる
出退勤の代理打刻・不正打刻を防止できる
顔認証対応の勤怠管理システムは、本人以外が打刻できないため、出退勤の代理打刻などの不正打刻を防止できます。タイムカードやExcelでの勤怠管理の場合、本人以外でも打刻することが可能です。たとえば、「遅刻しているのに同僚に頼んで定時に出社したように打刻してもらう」「本来は帰宅しているのに打刻を行わず、同僚にしばらくたってから打刻してもらう」といったこともタイムカードやExcelでは100%防止することは困難です。
一方、顔認証対応の勤怠管理システムであれば、顔情報で本人確認を行うため、別の人が不正に打刻することはできません。顔認証打刻なら勤怠状況をより正確に把握できるようになり、不正な残業代の請求が防げると同時に過重労働も防止できます。
ICカードの紛失リスクがない
顔認証対応の勤怠管理システムでは、ICカード打刻で生じうるICカードの紛失のリスクがありません。ICカード打刻の場合、本人を確認するための道具はICカードです。ICカード打刻は端末にカードをかざすだけで打刻できる便利な打刻方法ですが、ICカードはモノであるため落としたり紛失したりといったリスクがあります。万が一、紛失したICカードを不正に利用されてしまった場合、第三者が会社の中に侵入してきてしまうおそれもあるでしょう。
一方、顔認証対応の勤怠管理システムでは、本人の顔がICカードの代わりとなります。目、鼻、口、輪郭などの詳細情報を端末が読み取って本人確認を行う仕組みです。顔はモノと違い紛失のしようがないため、第三者による不正利用も防止できます。
非接触で打刻できる
顔認証対応の勤怠管理システムでは、端末に顔をかざすだけで打刻できるため、非接触で打刻できます。
従来の打刻方法の場合、打刻端末のタッチパネルやボタンに接触する必要があり、手間がかかるうえ、多くの従業員が端末に触れることで、感染症の罹患リスクが高まるなど、衛生上の懸念がありました。しかし顔認証対応の勤怠管理システムは、非接触で打刻できるので、衛生的な環境でスムーズな出退勤を実現できます。
さらに、顔認証対応の勤怠管理システムの多くは、検温システムと連携可能です。検温システムと連携することで、熱が高い従業員はその場で帰宅させるなど、より適切な従業員の体調管理が可能です。
顔認証対応の勤怠管理システムを導入するデメリット
顔認証対応の勤怠管理システムはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。ここでは、顔認証で打刻できる勤怠管理システムのデメリットを解説します。
- 認証エラーが起きる可能性がある
- プライバシーへの懸念が生じることがある
認証エラーが起きる可能性がある
顔認証対応の勤怠管理システムには、認証エラーが発生するリスクがあります。たとえば、マスクやメガネの着用や、メイクや髪型の変化などが原因で、認証精度が低下することがあります。また、光の条件やカメラの性能も影響し、特に暗所や逆光では認証精度が不安定になることも。このように、顔認証の精度を損なうことで認証エラーが起き、出退勤の打刻が滞る可能性があります。
認証エラーを防ぐためには、角度を変えて撮影した複数の顔画像を事前に登録しておくことや、勤怠管理システムの定期的なアップデートが重要です。さらに、認証エラーで打刻できない事態に備えて、指紋認証や静脈認証といった他の生体認証を併用することも効果的と言えるでしょう。
プライバシーへの懸念が生じることがある
顔認証は従業員のプライバシーに関わるため、自身の顔データを管理されることに対する懸念が生じる場合があります。アイブリッジ株式会社が1,000人に調査した「顔認証に関する調査」によると、顔認証に対して抵抗を感じない人は全体の56.8%と半数を超えたものの、残りの43.2%は「少し抵抗がある・とても抵抗がある」といった回答がありました。この調査から顔認証への懸念がある方はまだ一定数いることがわかります。

このような抵抗を解消するためには、導入前に顔認証打刻による勤怠管理システムの運用目的や顔データの取り扱い方法を明確に説明し、従業員の同意を得ることが重要です。さらに、導入時には法律に則ったプライバシー保護策やシステムの安全性を十分に周知し、従業員の理解を得るための行動が不可欠です。
顔認証対応の勤怠管理システムを選ぶポイント
顔認証対応の勤怠管理システムを選ぶ際は下記のポイントを重視してください。
- 対応機器(iPadか、専用端末の導入か)
- 顔認証までの時間
- マスクあり認証
- 認証端末にかかる料金
対応機器(iPadか、専用端末の導入か)
まずは、顔認証の対応機器を確認しましょう。専用の端末を購入する必要のあるサービスがあります。専用の端末を購入する必要がある場合は導入予算に端末代金も組み込まなければなりません。
一方、iPadなどのタブレット端末やスマートフォンにアプリをインストールすることで、顔認証の読み取り端末として利用できるサービスもあります。タブレットやスマートフォンで読み取れるようであれば、会社に使っていないタブレットやスマートフォンがある場合、機器の導入費用は必要ありません。
また、何台の機器が必要なのかも事前に確認しておかなければなりません。機器を設置する事業所の数や、出入口の数によって必要な機器の数は違うため、事前に機器の導入コストがいくらになるのかを検討しておきましょう。
顔認証までの時間
顔認証までの時間はサービスによってさまざまですので、事前にどれくらいの時間がかかるかを確認しておきましょう。顔認証対応の勤怠管理システムのメリットの一つが、打刻に要する時間を短縮できる点にあります。
顔認証速度が遅ければ、多くの人が一斉に出社する定時間際には打刻のために長蛇の列ができてしまうおそれもあるでしょう。スムーズに打刻が進まないと従業員の不満が高まってしまう可能性があります。そのため、同じような機能や料金であればよりスピーディーに打刻できるサービスを選びましょう。顔認証のスピードは、ICカードと同じくらいの1~2秒を目安に考えてください。
マスクあり認証
導入するサービスがマスクあり認証に対応しているかどうかもチェックしたいポイントです。顔認証対応の勤怠管理システムの中には、マスクをしたままでも認証できるサービスもあります。マスクを外さないと認証できないサービスを導入してしまうと、出勤や退勤時に従業員はいちいちマスクを外さなければなりません。このことが原因で行列ができてしまう可能性もあるでしょう。
特に多くの従業員が一斉に出退勤するような規模の大きな企業は、混雑を起こさないためにもマスクをつけたままでも認証できるサービスをおすすめします。
認証端末にかかる料金
認証端末にかかる料金は、導入コストに大きく影響を及ぼすため、事前に必ず確認しましょう。その際に重要なのは、1台あたりの料金はもちろん、トータルでの料金も確認することです。たとえば全国にあるすべての拠点・事業所に配置するとなると1台あたりの料金は低価格でも、トータルのコストは大きくなります。
必要な分の認証端末をすべて購入した場合、初期費用はどれくらいかかり、メンテナンス費用は年間いくらくらいかかるのかといったことは事前に確認しておきましょう。
以上、勤怠管理システムの選ぶポイントを解説しました。関連記事「勤怠管理システムの比較方法・最新のおすすめサービス」ではより詳しい選び方や、最新のおすすめシステムを紹介しているのでぜひご覧ください。
まとめ:タイムカードは勤怠管理システムへ。顔認証で出退勤を効率化しよう
タイムカードでの勤怠管理で大きな課題だった不正打刻は、顔認証対応の勤怠管理システムであれば対処できます。顔認証は出退勤時にICカードを取り出す必要がないため、効率的に打刻できます。この機会に顔認証対応の勤怠管理システムの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。
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しかし、顔認証対応の勤怠管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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