【2024年最新】「Tomas」の評判と実態
労務管理システム「Tomas」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「Tomas」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「Tomas」の全てが分かります。
- <総評>Tomasは会社の成長に合わせて柔軟に運用可能な労務管理システム
- Tomasの7つのメリット
- 徹底調査で分かったTomasを使うべき人・会社
- Tomasの料金プラン
- Tomasの導入実績・効果
- まずはTomasの見積もりを
- まとめ
「Tomas」は、人事総務向けソリューションを提供するマックシステムが運営する労務管理システムです。
「JUST FITな勤怠管理システム」をコンセプトに開発され、高機能で使いやすさを追求した設計になっています。
また、クライアントの要望に合わせたカスタマイズも可能です。
導入時には、勤怠管理システム・労働基準法に精通したスタッフが対応します。
製造業や医療機関、IT関連など、幅広い業種での導入実績があるため、自社の業種に適した運用方法を提案してもらえるでしょう。
この記事では、PRONIアイミツが「Tomas」の評価や特長、導入するメリットなどに着目して、実態を調査しました。導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
<総評>Tomasは会社の成長に合わせて柔軟に運用可能な労務管理システム
Tomasは、会社の規模が変化してもそのまま使用できる労務管理システムです。
先にご紹介したとおり、ユーザーの要望に合わせてシステムをカスタマイズできます。
会社が成長して新たな課題が出てきても、必要な箇所をカスタマイズすれば、そのまま使い続けられるため、新たに労務管理システムを探す必要もありません。
会社の成長に合わせて柔軟に運用できる点が、Tomasの最大の特徴と言えるでしょう。
もし「できるだけ早く自社に合った労務管理システムを見つけたい」とお急ぎの場合、「PRONIアイミツ」では無料の一括見積もりが可能です。ぜひご利用ください。
Tomasの7つのメリット
紹介したような特徴がある「Tomas」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
中小企業から大企業まで1つのシステムで対応可能
Tomasは、小規模な事業所から大規模な企業まで対応可能です。
数人から3万人規模まで、同じ勤怠管理システムで対応できるため、会社の規模が変化したとしても別のシステムに乗り換える必要はありません。
同じ勤怠管理システムを使用し続けることができれば、システムの変更に伴う教育コストや手間を省けます。
ITツールの操作が苦手な従業員が多い会社でも、社員に余計な負担を掛けずに済むでしょう。
複数の雇用形態を一元管理
Tomasは、複数の雇用形態や勤務形態を一元管理できる雇用管理システムです。
正社員やパート・アルバイトなど、異なる雇用形態の従業員が混在していても、まとめて管理できます。
また、交代制やフレックス勤務者など、従業員の労働条件が異なる場合でも、勤務形態ごとの勤務時間や残業時間、休憩時間などを細かく設定可能です。
変形労働制における1年の作業時間の再計算にも対応しているので、導入すれば複雑な労務管理を効率化できるでしょう。
残業時間超過警告メール機能
Tomasには、所定の残業時間を超過した場合や閾値に近づくと、管理者と従業員に自動的に警告メールを送信する機能が搭載されています。
警告が出ている従業員の残業時間の欄には色が表示されるため、状況を一目で確認できるでしょう。
マスタ登録した残業時間の上限と実際の作業時間を比較することもできます。
効率的に残業時間を管理できるため、実績の把握が容易になるでしょう。
事業所単位で勤怠管理
Tomasでは、各事業所ごとに運用管理者を配置して、個別にシステムを運用することも可能です。
従業員のマスター管理や勤務シフト管理、カレンダーの設定など、事業所ごとに独立して運用した方が効率的なケースにも対応可能。
出張などで別の事業所で打刻したデータを取り込んだり、他の事業所へ異動した場合ももとの事業所のデータを取り込むことで、入力の手間を省けます。
事業所ごとの運用であっても、共通の勤怠管理システムを使用すれば、データの受け渡しもスムーズです。
複数の打刻方法に対応
Tomasはさまざまな打刻方法に対応している上に、複数の方法を混在させることもできます。
たとえば、webやスマートホン、ECカートタイプのタイムレコーダーなどに対応可能です。携帯電話を使用した打刻では、GPSの位置情報の取得にも対応。
また、各社のタイムレコーダーとの連携も可能なので、現在使用しているレコーダーをそのまま使い続けることもできます。
現在の打刻方法のまま労務管理システムを導入できる点は、Tomas導入のメリットと言えるでしょう。
内部統制対応
Tomasには、アカウントごとの権限設定など、内部統制のための機能搭載されています。
アカウントごとに閲覧・更新できる項目を設定できるほか、パスワードの有効期限や、間違えた場合のロックまでの回数などを細かく指定可能です。
拠点ごとに勤怠管理システムを運用する場合、拠点に所属する人事担当者にのみメンテナン権限を付与するといった使い方もできます。
適切に内部統制を行うことで、情報漏えいのリスクを下げられるでしょう。
クラウド型とオンプレミス型から選べる
Tomasは自社内のサーバーで運用するとオンプレミス型と、クラウドサーバーを使用するクラウド型の2種類が用意されています。
オンプレミス型は、クラウド型と比較して導入時の費用が高額ですが、ランニングコストが低いため、長期期間利用するほど、費用を抑えられる点がメリットです。
一方、クラウド型には、導入時の費用を抑えられるメリットがあります。
加えて、サーバーのセキュリティ対策やバックアップを自社で行う必要もありません。
徹底調査で分かったTomasを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「Tomas」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
さまざまな職種が勤務している会社
Tomasは、勤務形態や労働条件が異なる従業員が多数勤務している会社におすすめです。
労働条件の異なる職種が混在している場合、勤務時間の集計や休暇管理業務が複雑になるため、担当者には大きな負担が掛かります。
Tomasでは、勤務形態ごとにシフトを作成する機能が搭載されているため、週の勤務日が決まっている場合や交代勤務など、条件に合わせたシフトを組むのも簡単です。
加えて、入力データや打刻漏れ、休暇の残日数をリアルタイムでチェックでき、いつでも集計・訂正できます。
その都度データを修正できるので、勤務表のチェックといった労務関連の処理が、月末に集中するのを避けられるでしょう。
上記のような理由から、とりわけシフト制の職種が多い会社に適した勤怠管理システムと言えます。
繁忙期がある会社
Tomasは繁忙期がある会社にもおすすめです。
効率的に勤怠管理できていないと、繁忙期に入り残業が増えた際に、所定の残業時間をオーバーしてしまう恐れも。
残業時間超過アラート機能の通知は従業員や上長だけではなく、人事担当者にも通知されます。Tomasであれば、残業時間の上限に到達する前に気づくことができるため、オーバーしてしまう心配もないでしょう。
また、36協定支援機能も搭載されており、月ごとの残業状況や当年度の残業累計時間などもチェックできます。
残業に関する基本ルールをマスターに登録した上で、個別に例外を適用するといった運用も可能です。
従業員の残業時間の管理に悩まされている会社に、最適な勤怠管理システムと言えるでしょう。
拡大期に入った会社
Tomasは事業が軌道に乗り、拡大期に入った会社におすすめの勤怠管理システムです。
拡大期に入ると、事業の拡大に合わせて社員数が以前よりも多くなるため、労務管理の見直しが必要になります。
会社が小規模な内は、Excelによる労務管理でも対応できますが、大人数になると簡易的なシステムでは管理が困難です。
先に紹介したようにTomasであれば、中小企業から大企業まで、1つのシステムで対応できます。
社員数の増加が見込まれる場合は早めに、勤怠管理システムの導入を検討すべきです。
Tomasを導入しておけば、会社が大きくなっても別の勤怠管理システムに乗り越える手間もありません。
バックアップ体制・セキュリティを重視する会社
バックアップやセキュリティ体制を重視する方にもTomasはおすすめです。
Tomasのクラウドデータセンターは、万全のバックアップとセキュリティ体制のもとで運用されています。
データセンターの建物は震度7クラスにも耐えうる免振構造を採用。
大容量の無停電定電圧周波数電源や非常用発電機など、停電をはじめとする電源のトラブルを想定した設備も設置されています。
そのほか、コンピューターに配慮した消火設備や防水堤など、火災や水害を想定した設備も設置。
災害が発生してもデータが失われる心配は少ないでしょう。
加えて、データセンターの出入りには、ICカードと生体認証が必要になるほか、常時監視カメラで監視。
セキュリティにおいても万全の体制が敷かれています。
Tomasの料金プラン
クラウド型のTomasの月額基本料金は、ユーザーの人数によって変化します。
20人以下で利用する場合の料金は、ユーザー1人につき500円です。
10,000人で利用する場合は、ユーザー1人につき100円となっており、利用人数が多くなるほど1人当たりのコストが低くなっていきます。
30人よりも少ない場合は、1人単位で月額料金が増減しますが、30人以上になると10人単位で料金が加算されるので注意しましょう。
導入の際には導入支援費も必要になりますが、利用人数や運用方法によって料金が変化するため、別途確認する必要があります。
また、オプションとして携帯による打刻機能も用意。
基本料金と同様に、ユーザー数が多くなるほど1人当たりの料金も低くなる仕組みになっており、20人で利用する場合の料金は1人当たり500円です。
Tomasの導入実績・効果
ここからは実際に「Tomas」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
神奈川県 小売業の事例
「Tomas」の導入事例ページ (マックシステム株式会社 http://tomas.macsystem-product.net/tomasasp/case/ 参照)によると、軽自動車や中古パーツを販売する小売業では、パートやアルバイト含む100名以上の従業員が勤務しており、Tomas導入前はExcelでシフト表を作成していました。
同社では、従業員がほかの事業所の応援に出向くことが多かったものの、応援に行った従業員の出勤状況が把握できないことも。
また、勤怠の管理には勤務表にハンコを押すという方法をとっていたため、月締めまで勤務時間や残業時間を集計することができませんでした。
Tomasを導入することで、シフト作成時間の大幅な短縮に成功。
ほか事業所へ応援に行った従業員の勤務状況も、リアルタイムで把握できるようになりました。
併せて、タイムレコーダーを導入することで、客観的な打刻で勤務実態の確認が可能に。
勤務時間の集計などの処理が自動化されたため、作業時間も短縮されました。
東京都 製造業の事例
「Tomas」の導入事例ページ (マックシステム株式会社 http://tomas.macsystem-product.net/tomasserver/case/ 参照)による、プラスチックや金属容器の製造販売を行う製造業の事例をご紹介します。
工場が全国に20か所あり、6,000人ほどの従業員が勤務している会社です。
工場は365日24時間稼働しており、従業員は交代制で勤務しています。
従業員の採用や勤務管理などは、各工場の人事部で行い、給与計算は本社で行っていました。
Tomas導入前は、勤務ローテーションの管理や休暇申請など、工場の人事担当者の負担が大きく、給与計算に数日掛かることも。
また、正確な残業時間を把握できず、36協定管理も困難な状態でした。
Tomasを導入したことで、ローテーション管理が自動化され、休暇申請などの手続きも簡単に。
システムを導入する際に、タイムレコーダーの台数も増やすことで誤打刻が減少し、前日までの残業時間をリアルタイムで管理できるようになったため、残業時間の抑制や36協定管理が容易になりました。
まずはTomasの見積もりを
Tomasの基本料金はユーザーの数が増えるごとに、1人当たりの基本料金が下がっていく仕組みです。
また、カスタマイズの範囲によって導入時の費用が変化するため、web上で正確な費用を知ることはできません。
オンプレミス型に関しても、webサイト上に料金が掲載されていないため、見積もりを依頼する必要があります。
「PRONIアイミツ」では、Tomasの見積もりも可能です。勤怠管理システムの導入を検討中の方はお気軽にご相談ください。
まとめ
Tomasのメリットや料金について解説しました。
Tomasは、幅広い業種や規模の会社に対応できる柔軟性の高さが魅力の勤怠管理システムです。
会社の規模が大きくなっても同じシステムを使い続けられる点は、大きなメリットと言えるでしょう。
「Tomasについてもっと知りたい」という方は、「PRONIアイミツ」へお気軽にお問い合わせください。
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