【2023年最新】他システムと連携可能なおすすめワークフローシステム13選
働き方改革、生産性向上が叫ばれる中、ペーパーレス化やスピーディな決裁を実現するだけでなく、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)にもつながるワークフローシステムが注目を集めています。 そこで今回は、システム連携ができるワークフローシステム13選をご紹介! 連携できるシステムやサービスの特徴、価格などを徹底比較いたします。多角的に業務効率化を進めたいとお考えの方はぜひご参考ください。

アイミツコンシェルジュ 伊藤
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- 1.他システムとワークフローシステムを連携するメリット
- 2.【比較表】他システムと連携できるワークフローシステム
- 3.他システムと連携できるワークフローシステム13選
- 4.ワークフローシステムとグループウェアのワークフロー機能の違い
- 5.他システムと連携できるワークフローシステムの選定ポイント3つ
- 6.【まとめ】他システムと連携できるワークフローシステムの導入は慎重に!
1.他システムとワークフローシステムを連携するメリット
ワークフローシステムで外部システム連携を行うメリットは、業務の効率化とミスを削減できる点にあるでしょう。
例えば
・人事システムとの連携によって、組織
・ユーザー情報の登録が不要になる
・基幹システムの商品マスタと連携することで、申請時の入力ミスを防げる
・会計システムと連携することで、承認後の会計処理まで一連の業務として行える
などが挙げられます。ワークフローシステムは、前後の業務を含めた一連の流れを俯瞰することでより効果的な導入ができると言えるでしょう。
2.【比較表】他システムと連携できるワークフローシステム
ここからは他システムと連携できるワークフローシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するワークフローシステムでアイミツSaaSがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、ワークフローシステム選びの参考にしてください。
3.他システムと連携できるワークフローシステム13選
それでは早速、システム連携が可能なワークフローシステムのおすすめ13選をご紹介しましょう。
Agile Works

出典:株式会社エイトレッド https://www.atled.jp/agileworks/
連携できるシステム:人事システム、会計システム、入館システム、契約管理システム、グループウェア
「AgileWorks」は、東京都渋谷区にあるエイトレッド提供のワークフローシステムです。大企業の利用を想定した複雑な組織構造や煩雑な申請・承認作業に対応できる多彩な機能と、システム連携の充実さが魅力。全日空商事や清水建設などの大手企業が多数利用しています。
条件分岐や複数名への並列申請、代理申請/承認や回付期限設定、項目ごとの権限設定など、細やかなルールにも対応。オプションでモバイルや英語・中国語対応も可能です。料金は、スタンダードの基本パックで製品価格240万円、ライセンスサービス価格(サポート料金)年額36万円。基本パックには同時ログインユーザー5名分の利用料が含まれており、同時接続数の追加や各システムとの連携には追加料金がかかります。(価格は税抜)
設立年 | 2007年 |
会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号 渋谷クロスタワー1F |
電話番号 | 03-3486-2812 |

連携できるシステム:グループウェア、会計システム、業務システム、文書管理システムなど
「Create!Webフロー」は東京都新宿区に本社を構えるインフォテック提供のワークフローシステムです。
紙の申請書のイメージをそのまま電子化しているため、紙の申請書に慣れ親しんだ方でも心理的なハードルが低いのが特徴となっています。その一方で、代理/代行申請や条件分岐、承認ルート変更、督促、複数承認者のAND承認/OR承認などの複雑な承認ルートにも対応。また承認が回ってくる予定の一覧表示や相談、保留機能も搭載されています。さまざまな業務システムやパッケージ製品、クラウドサービスとシステム連携ができ、効率化を図ることが可能です。
クラウド版とパッケージ版が用意されており、クラウド版は初期費用無料で1ユーザー月額500円(税抜)、年払いの場合5,500円(税抜)となります。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- 紙媒体で回覧していた資料がデータ化でき、提出資料の紛失や「出した出していない」の問題が解決できた。また回覧の遅延状況も確認することができ、とても便利。
- スムーズな業務遂行に一躍かっている。 説明書を読まなくても誰でも使いこなせるので、時短につながっている
関連記事:Create!Webフローの評判と実態【2020年最新版】

連携できるシステム:会計システム、人事・給与システム、基幹システム、電子証跡システム、カレンダー
「皆伝!ワークフロー」は大阪府大阪市に本社を構えるスミセイ情報システムが提供する、経費精算・旅費精算に特化したワークフローシステムです。同社は住友生命のグループ会社で、間接業務の効率化を図る「皆伝!」シリーズを展開しています。
経路検索や交通系ICカード、出張手配サービス、コーポレートカードとも連携でき、業務効率化を促進。経費の利用状況のレポート機能も充実しており、コスト管理強化にもつながります。また文書管理システムとの連携によって、国税関係書類の登録から保管・活用までをサポート。モバイル対応や多言語対応も行っています。
料金は要問い合わせ。「皆伝!」シリーズは伊藤忠商事やハウス食品などの大手企業が導入しているという点も、信頼できるポイントだと言えるでしょう。
- 申請内容の確認と承認機能
- メールサポートあり
- ISMS
- Pマーク
- クラウド(SaaS)
- 申請書の作成機能
- 経費精算機能
- 承認の取り消し機能
- 申請情報のCSV出力機能

連携できるシステム:会計システム、基幹システム、生産管理システム、販売管理システムなど
「業務デザイナー」は東京都港区に本社を構えるユニオンシンク提供のワークフローシステムです。
テンプレートをもとに入力用パーツを配置するだけで作成でき、ワークフローは代理/代行承認や、複数人承認の設定も可能。また業務フロー連結ができ、例えば経費の支払いと発注管理、苦情・調査・教育といった独立した業務を自動的に連携させることも可能。レポート機能も充実しており、AIによる自動解析機能も搭載されています。
そのほか、スケジュールや社内メール、施設予約などのグループウェア機能や文書管理システムとしての機能も標準で搭載されており、統合型システムとして利用することができます。
料金は要問い合わせ。サポートも充実しているため、導入後も安心して利用することができるでしょう。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 申請書の作成機能

楽々WorkflowII クラウドサービス
連携できるシステム:会計システム、各種業務システム、ERP(統合基幹業務システム)など
「楽々WorkflowII クラウドサービス」は大阪府大阪市に本社を構える住友電工情報システム提供のワークフローシステムです。大規模運用にも適した柔軟なルート機能と、各種システムにワークフローの統一基盤として導入できる連携機能が魅力で、導入社数は600社以上。
条件分岐や複数人承認、代理申請/承認、引き上げ承認などにも対応し、複雑な承認フローにも柔軟に対応。またグループ会社間のワークフローに対応するマルチカンパニー機能が搭載されているほか、モバイル端末や、英語・中国語にも標準対応しています。
埋め込みフレームによるグループウェア連携、アドオンやweb-APIを利用した各種webシステム連携が可能なため、業務フローを変えることなく利用することが可能です。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
- 初心者でも使いやすい所が良いと思う。仕様書がわかりやすく、誰が見ても作業しやすく、わかりやすく書いてあるので良い。
- ・マウスでクリックするだけで操作できる。 ・自分で決裁待ちになっている案件が、一覧で表示される。 ・決裁依頼が電子メールでも飛んでくる。
関連記事:「Create!Webフロー」の評判と実態【2020年最新版】
rakumoワークフロー
連携できるシステム:グループウェア(G Suite)
「rakumo ワークフロー」は東京都千代田区に本社を構えるrakumo提供のワークフローシステムです。同社はG Suiteのアドオン市場でシェアNo.1の「rakumoシリーズ」を展開。1,800社以上の導入実績を誇ります。
テンプレートは15種類ほど用意されており、マウスで直感的に操作が可能。G Suiteと連携しているため、組織変更や人事異動の際にも管理の手間いらずです。代理申請/承認、優先度設定、コメント機能が搭載され、通知はメールとSlackに対応しています。
料金はワークフロー単体で月額1ユーザー300円。カレンダーやコンタクト、ボード機能も利用できる「rakumo Basicパック」で月額390円、rakumoシリーズ全製品を利用できる「rakumo Suiteパック」は月額780円です(価格は税抜)。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- 私はこの様なシステムがとても苦手で、最初は使いこなせるかとても不安でした。ですが、会社の先輩におすすめされ使ってみたら、すごい使いやすかったです。
- UIUXがシンプルかつ分かりやすく、操作性が非常に高い。アップデートやメンテナンスの回数も多くはなく、使用時の影響が少ない。また、メモリ使用容量も少ないため、サクサクと動くため、他のシステムへの負荷もまったくかからず利用できている。
関連記事:rakumoワークフローの評判と実態【2020年最新版】
連携できるシステム:人事システム、グループウェア、基幹システムなど
「LaKeel Workflow」は東京都港区に本社を構えるラキールが提供する大企業向けワークフローシステムです。
申請フォームの外部埋め込みやAPI呼び出しなど、外部システム連携に強い点が最大の特徴。例えば品目や取引先などを外部マスタを利用して入力補助を行うことも可能です。散在しているワークフローを一元管理することができます。一覧性や保存性などの紙業務ならではの安心感を保ちながら、締め日に合わせた自動催促、期またぎ対応、代理/代行承認、メール・メッセンジャー通知など、多彩な機能を搭載。外部システムからの各種マスタ読み込みや内部統制機能など、大企業向けの機能も網羅されています。「企業のワークフローシステムを一新したい」と考えている大規模企業の方におすすめのワークフローシステムです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- Pマーク
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 英語
- 申請書の作成機能
連携できるシステム:基幹システム、グループウェア、会計システム、給与システム、SFAなど
「Streamline」は神奈川県大和市に本社を構えるミトリ提供のワークフローシステムです。シンプルな機能、導入しやすい価格が魅力で、導入実績は1,500社以上にのぼります。紙の書式をそのまま利用できるため導入時の教育の負担も少なく、稟議書に限らず各種申請業務や報告・連絡業務に利用が可能。ルート設定機能も多彩で、条件分岐や複数承認者、ルート変更、都度指定ルートなど臨機応変に承認ルートを設定できます。
料金プランはベーシックとプロフェッショナルの2種類。ベーシックは、初期費用がユーザー数によって5,000〜3万円/社、ライセンス料金が1ユーザー年額3,600円です。プロフェッショナルは初期費用が10万円、ライセンス料金が1ユーザー年額9,000円となっています。(価格はすべて税抜です)
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請内容の確認と承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応

連携できるシステム:グループウェア、チャットツールなど
「X-point Cloud」は東京都渋谷区に本社を構えるエイトレッド提供のワークフローシステムです。主要なグループウェアとの連携オプションが豊富に用意されており、本格的なワークフロー機能をシームレスに利用できる点が魅力です。
紙のようなフォーム設定ができ、サンプルも1,000以上。承認ルートについても、条件分岐や承認者の追加指定、複数承認者対応、事前通知機能など柔軟に設定ができです。また、組織やユーザーをCSVファイルや外部システムからインポートすることも可能。オプションでモバイル端末からも利用できます。
クラウド版とパッケージ版が用意されており、クラウド版スタンダードプランで初期費用14万円、月額費用は1ユーザー500円。グループウェア連携には別途オプション料金がかかります。(価格はすべて税抜です)
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 一番使うワークフローシステムであり、現在ではこのシステムによりすべての仕事が管理されているようです。
- 紙じゃないから回覧が楽、印刷の必要が無い、フローが目に見えて分かるのが良い、テレワークでも稟議回覧が出来る。
関連記事:「X-point Cloud」の評判と実態|ワークフローシステムを使ってわかった本当のおすすめ【2020最新】
Gluegent Flow
連携できるシステム:グループウェア(G Suite/Microsoft365)
「Gluegent Flow Plus」は東京都港区に本社を構えるサイオステクノロジー提供のワークフローシステムです。G SuiteやMicrosoft365をプラットフォームとして利用できる点が最大の魅力。
申請フォームはモデルテンプレートが用意されているほか、Googleドキュメントを使ったフォームレイアウトも可能。グループウェアとのアカウント統合や強力な自動処理で、管理者も利用者も手間なく利用できます。条件分岐や複数承認者にも対応しており、承認ルートのステップに制限もありません。そのほか、ブラウザのプラグインによってログインしていなくても通知を受け取れるブラウザ通知やモバイル利用も可能です。
利用料金は、1ユーザー当たり月額300円(税抜)となっています。
- 申請内容の確認と承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- 申請書の作成機能
- 申請の回覧機能
- 承認者の指定機能
- 承認者の部署・役職の指定機能
- 特になし。今あるシステムをそのまま使っていて不便だと感じたことがないです。特に不具合もなく、違うシステムに変えることのほうが時間とコストがかかって大変。
- 画面がわかりやすく、簡素化されて迷わず使いやすいところが良い点です。初めて使用しても違和感なく利用できます。不明点があってもチャットなどのサポートも充実しており、すぐに解決できるため大変気に入ってます。

連携できるシステム:人事システム、基幹システム、グループウェア(Microsoft365)など
「SmartDB」は、東京都渋谷区に本社を構えるドリーム・アーツ提供の大企業向けワークフローシステムです。コクヨやセブン&アイ・ホールディングスなど大手企業を含め、利用者は50万人以上。フォーム+ワークフロー+データベースの機能を持ち、業務の流れを電子化することで全社のプラットフォームとして利用できるシステムとなっています。
条件分岐や合議、承認者の追加・変更、別のワークフローとの連携など、複雑な承認ルートに対応でき、権限制御などの内部統制企業が充実。モバイルにも対応しています。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- 画面がすっきりしておりコンパクトなので、わかりやすく、したいことをすぐできるので便利だなと思っています。
- 多くの業務ツールを一元的にデジタルベースで管理できるので、業務の進行手続きが管理でき、リモートワークにおいても対面でなくても確実な業務遂行ができている。

WaWaFlow
連携できるシステム:会計システム、「WaWaOfficeシリーズ」のグループウェアやSFAなど
「WaWaFlow」は岡山県岡山市に本社を構えるアイアットOECが提供するワークフローシステムです。クラウド型で導入の手間も少なく、シンプルな機能で使いやすい点が特徴となっています。
申請フォームは標準テンプレートが用意されており、プログラム知識不要で簡単に作成が可能。条件分岐や承認グループ設定、承認者変更も可能なほか、督促メールや滞留アラートなどの滞留防止機能、文書管理機能も搭載されています。また、モバイル端末からでも利用可能な点も魅力のひとつです。
システム連携については、「WaWaOfficeシリーズ」のグループウェアやSFA、タイムレコーダーなどに簡単に連携できるほか、CSV出力機能で会計システムなどとの連携も可能。料金は、初期費用無料で1ユーザー月額400円(税抜)となっています。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- 在庫とシステムを紐付けており、在庫管理がわかりやすくなっている。またお客様からの在庫の問い合わせにも瞬時に対応できるようになっている。
- wawaを導入したばかりでまだ慣れないことが多い。使いやすいのかにくいのか、判断出来るまでではないが、自分がスケジュール把握したい人だけのグループとかを個別に作成できるので、一目で把握でき、ラクではある。
関連記事:「WaWaFlow」の評判と実態【2020年最新版】

連携できるシステム:基幹システム、RPAなど
「EXPLANNER/FLⅡ」は東京都港区に本社を構える日本電気(NEC)提供の『ユーザ主導型ワークフローシステム』です。中堅・中小企業を中心に累計1,600社の導入実績を持つ、簡単・低価格なシステムとなっています。
申請フォームはマウス操作で簡単に作成できるほか、ExcelやWordで作成した申請書をそのまま取り込むことが可能。また条件分岐やグループ承認、承認者の追加・変更、承認転送などワークフロー設定も柔軟で、組織・ユーザー情報もExcelやCSVファイルで一括メンテナンスができます。
料金プランはサーバライセンスとユーザライセンスの2パターン。サーバライセンスはユーザ制限なしで1サーバー300万円〜、ユーザライセンスは180万円(300ユーザ未満)〜。ほかにSaaS版も用意されています。(価格は税抜)
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- Pマーク
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 申請書の作成機能
- 代理申請機能
- 申請の取り消し機能
- 承認者への事前通知機能(根回し機能)
- 経費精算機能
4.ワークフローシステムとグループウェアのワークフロー機能の違い
上記でご紹介したようなワークフローシステム以外にも、グループウェアにワークフロー機能が付いている場合があります。グループウェアは掲示板やスケジュールなど、社内コミュニケーション用の機能を広く網羅できるのが魅力。
一方で、次のような場合ではワークフローシステムが向いているでしょう。
・条件分岐が発生するなどワークフローが複雑
・申請書類を一括で保管・管理したい
・基幹システムやSFAなどグループウェア以外にも同一のワークフローを利用したい
自社の課題を明確にして適した方を選びましょう。
5.他システムと連携できるワークフローシステムの選定ポイント3つ
最後に、システム連携できるワークフローシステムの導入を検討する際の選定ポイントを3つご紹介します。
どのように連携するか、システムごとの役割分担を明確にする
ワークフローは人事や会計などのバックオフィス業務はもちろん、稟議・業務報告などあらゆる業務に関連します。一連の業務の流れの中でシステム同士の役割とつながりを整理をし、自社の課題に合わせ、どう連携させるかを検討しましょう。
「システム連携」の意味合いも幅広く、データベースの自動連携、CSVでの連携、グループウェアなどの外部システムに機能拡張として使えるものなどさまざまです。
利用中のシステムと繋ぎこみたい場合は、どのような連携が可能なのかを調べておきましょう。
クラウド型かオンプレミス型か
クラウド型は、初期投資を抑えてすぐに導入できる点や、常に最新版を利用できる運用のしやすさが魅力。外部のサーバーを利用しますので情報漏洩の可能性がある点と、長期的に見ると割高な点がデメリットです。
一方のオンプレミス型は、自社ネットワーク内で運用できることによるセキュリティ面の高さと、カスタマイズ性の高さが魅力。ただし、セキュリティを含めた社内での運用コストが必要になってきます。
それぞれの特徴を踏まえて、自社に合う方を選ぶようにしましょう。
使いやすいか、カスタマイズしやすいか
申請者や承認者に手間のかからない操作性や、申請フォームの作りやすさなどは業務効率に直結するもの。一方で承認ルートについてはフレキシブルに対応できるシステムが効果的と言えるでしょう。
システムを選定する際から、具体的に利用シーンをイメージすることが重要です。
例えば、新入社員の場合は上長の前に教育担当がチェックするなど、イレギュラーは意外と多いもの。システムで対応できないと、紙でプリントアウトして……と、業務を煩雑にしてしまいます。自社に合った使い方ができるシステムであるかどうか、よく確認したうえで導入を決定しましょう。
6.【まとめ】他システムと連携できるワークフローシステムの導入は慎重に!
ここまで、システム連携が可能なワークフローシステム13選の比較を中心に、導入のメリットや選定のポイントをお伝えしてきました。
導入成功のカギは、業務とデータの流れがスムーズになるよう設計するところにあります。現在ご利用のシステムのどのデータをどのような形でつなげられるのか?を確認し、自社に最もマッチするシステムを選んでいきましょう。
複数のワークフローシステムの中からどのシステムを導入すればよいか悩んでいる方は、複数のワークフローシステムの情報を比較検討できるアイミツSaaSの利用がおすすめです。利用は無料のため、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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