【2023年最新】ICカード式の勤怠管理システムおすすめ7選|メリットや選び方も解説
現場作業が多い製造業や出社が前提の企業におすすめなのがICカード式の勤怠管理システムです。ICカード式ならば、ドア開閉により勤怠管理データと連動することが可能。正確な勤怠をリアルタイムで把握することができます。また、アプリと併用することで、テレワークにも対応することも可能です。加えて、Excelや紙のように転記する必要もないため、作業の効率化も図ることができます。
この記事では、2023年最新のICカード式勤怠管理システムのおすすめをご紹介します。別記事「勤怠管理システムを徹底比較」では、ICカード打刻以外にも多様な打刻方法に対応した勤怠管理システムを紹介していますので、あわせてご覧ください。

PRONIコンシェルジュ 真鍋
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- ICカードを使用した勤怠管理システムとは?
- ICカード式の勤怠管理システムのメリット・デメリット
- ICカード式の勤怠管理システムの選び方
- 【比較表】ICカード式の勤怠管理システム
- ICカード式でおすすめサービス4選
- 【比較表】無料トライアルが導入されているICカード式勤怠管理システム
- 無料トライアルがあるおすすめサービス3選
- 2024年問題に向けて勤怠管理システムを導入しよう
- ICカード式の勤怠管理システムのポイントまとめ

ICカードを使用した勤怠管理システムとは?
ICカードを使用した勤怠管理システムは、勤怠管理システムの一種であり、ICカードを利用して出勤・退勤の打刻を行うシステムです。勤怠管理システムには、アプリ型やWeb型もありますが、ICカードを使用することで、打刻漏れを防げます。入退室時にICカードで打刻できるため、スマホやPCで打刻する手間を削減可能です。
ICカードがおすすめな業態
ICカードは、勤怠管理において現場での作業が多い業種において特におすすめです。飲食業や工場、物流業などでは勤怠管理を行うのが現場責任者の場合があり、転記が必要なタイムカードなどの勤怠管理では、担当者をリソースを圧迫してしまいます。ICカードならば、専用の打刻機にタッチするだけで勤怠管理が行えるため、勤怠管理を簡略化が可能に現場の負担も軽減することができるでしょう。
また、ICカードを利用した勤怠管理システムは、ドアの開閉と連携が可能。入退出をリアルタイムで把握することができます。個人情報を扱うコールセンターやデータセンターのような業種でもICカードはおすすめでしょう。
アプリがおすすめな業態、勤務形態
テレワークを導入している業種や、営業職が多い業種など、複数の場所で業務を行うことが多い場合には、アプリ型の勤怠管理システムがおすすめです。アプリ型の勤怠管理システムは、スマホなどのモバイル端末から簡単に打刻できるため、外出先や移動中でも勤怠管理が行えます。
→スマホ打刻ができるおすすめ勤怠管理アプリ(別記事)
また、GPS機能がある勤怠管理システムなら従業員の打刻した位置を把握する事も可能。誰がどこで働いているか把握することができるため、従業員の勤務状況も管理がしやくなります。
→GPS機能搭載のおすすめ勤怠管理システム(別記事)
ICカード式の勤怠管理システムのメリット・デメリット
ICカード式の勤怠管理システムのメリットとして、社員が簡単に利用できることが挙げられます。ICカードをカードリーダーにかざすだけで打刻できるため、利用が複雑であった従来の勤怠管理システムと比べ、導入後のトラブルを削減可能です。また、リアルタイムで出退勤情報を取得できるため、管理者はExcelやタイムカードを利用する以前の方法に比べ、勤怠管理業務を効率化できます。一方、ICカード式の勤怠管理システムのデメリットとして、従業員がICカードを紛失する可能性が挙げられます。
紛失や破損に備えて、他の端末でも打刻できる体制を整えることが必要です。また、ICカード打刻での勤怠管理は、打刻忘れが起こりやすいというデメリットもあります。
ICとアプリが併用可能なシステムも?
近年では、ICカードとアプリを併用できる勤怠管理システムもあります。ICカードは場所が限られるが、正確性が高い、一方、アプリは場所を問わず打刻が出来るが従業員の打刻漏れが多い。両方にメリット、デメリットがあります。そこで、ICカードとアプリを併用することで、お互いのメリット、デメリットを補うことができます。例えば、朝は事務作業のため会社に出社しICカードで打刻。午後以降は終業時間まで営業先に出向くため、帰りの打刻はアプリを使用するなど、従業員のワークスタイルに合わせることが可能。勤怠管理側も打刻漏れや打刻申請を最小限に抑えることができます。
また、万が一ICカードが紛失した場合にも、アプリで勤怠管理を行うことができるため、柔軟かつ効率的な勤怠管理が可能となります。
ICカード式の勤怠管理システムの選び方
ICカード式の勤怠管理システムを導入する際には、自社に必要な機能が搭載されているかを確認し、自社の業務を効率よく進められるかどうかを確認することがポイントです。また、トラブルが発生した際にはリアルタイムでのサポートがあるかどうかも確認しておきましょう。さらに、セキュリティ対策が万全かどうかも確認し、データ漏えいのリスクを減らします。
最後に、勤怠管理システムを導入する目的はコストや手間を削減することなので、コスト・手間を削減できるかどうかを評価することが必要です。以上のポイントを考慮して、自社に最適なICカード式の勤怠管理システムを選ぶことが大切だと言えます。
【比較表】ICカード式の勤怠管理システム
ここからはICカード式の勤怠管理システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する勤怠管理システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。

各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、勤怠管理システム選びの参考にしてください。
ICカード式でおすすめサービス4選
続いて、ICカード式でおすすめのサービスとして以下4種類の勤怠管理システムをご紹介していきます。

AKASHIは、勤怠管理だけでなく工数管理機能や生産性向上のための分析機能、福利厚生に関するユニークな機能も持つおすすめの勤怠管理システムです。従業員のICカードを使った勤怠チェックに対応し、36協定や労働基準法にも強いサービスとなっています。導入時の初期費用は不要で、1ユーザー月額200円から利用できるほか、電話やメール、チャットでのサポートも充実しています。複合的な機能が必要な企業におすすめのサービスです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 設定が簡単で使いやすい。 シンプルで見やすい。 チャットで質問が可能。 残業時間の管理が楽。 給与計算しやすく、不満なし。
- 使い初めは皆さん戸惑いますが特にトラブルもなくスムーズに作業できています。 こちらを使いはじめてから作業効率が上がり助かっています。

freee人事労務は、小規模事業者向けで月額2,200円から始められるICカード式の勤怠管理システムです。給与計算や保険手続きなどの業務も簡単にまとめられるため、経理の負担軽減が期待できます。また、ITに詳しくない企業でも専任のサポートがついているため、DX推進に向けた取り組みも進められます。勤怠管理以外の業務もシンプルにまとめられるため、デジタルへのシフトに挑戦していきたい小規模事業者におすすめです。
- 以前に利用していたking of timeより使いやすいのと給与明細や源泉徴収票、給与振込先の登録など一括して全てを賄えるので。
- 様々な勤務状態における入力方法が簡易で楽であるために、勤怠管理がやりやすい。また入力画面が見やすい。
マネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワードクラウド勤怠は、ICカードの打刻漏れや不正をアラートで知らせるなど、管理がしやすく使いやすい勤怠管理システムで、30名以下の法人であれば月額3,980円から利用できます。また、メールやチャット、電話でのサポートがあり、使い方ガイドが用意されているため、導入は簡単です。マネーフォワードで人気のあるクラウド経費・クラウド会計などのサービスも利用できるので、マネーフォワードのサービスを利用したい企業におすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 申請のモバイルデバイス対応
- シフトの作成機能
- GUIが他に比べて分かり易く直感的である事。例えば、入力する場合は日時毎に入力できる。また管理者として休日や勤務体系の設定を複数用意でき集計時に大幅な工数削減ができた。
- 労働者個人の詳細の勤務態度等が即座に分かるので非常に安心が出来る。信頼出来るシステム。いちから操作方法を学ばなくても誰でも使用しやすい。万全なセキュリティで何があっても現場まで急行してくれるアフターサービスも気に入っている。

jinjerは、人事業務のプラットフォーム化を目的としたサービスで、人事管理や給与計算、労務管理などの複合的な機能を提供しています。勤怠管理システムは、ICカードを利用して打刻が可能で、1ユーザー月額400円から利用できます。企業の人事業務に手間がかかっている場合、システム導入で一元化することで効率化が可能です。また、サブスクリプション形式で料金が異なるため、必要な機能を組み合わせて利用できます。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 勤怠管理システムを利用するのが初めてでしたが、初心者にも使いやすく、今の時点で困ったことはありません。
- 今迄は電話で勤怠管理していたが、その手間が無くなった。 振替休日の管理がし易くて、残りの日数が直ぐに分かる。
【比較表】無料トライアルが導入されているICカード式勤怠管理システム
ここからはICカード式の勤怠管理システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する勤怠管理システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。

無料トライアルがあるおすすめサービス3選
ここからは、無料トライアルがあるおすすめの勤怠管理システムを3つに分けてご紹介します。
ジョブカン勤怠管理は、出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理の4つの機能が自由に組み合わせられ、カスタマイズ性が高い勤怠管理システムです。無料トライアル期間中でもカスタマーサポートが受けられる点も魅力であるほか、ICカードリーダーを接続すれば、すぐに出勤時の打刻ができます。ジョブカンシリーズは高い知名度を持ち、豊富な導入実績があり、リーズナブルかつお試し期間があるため、導入を検討する企業におすすめのシステムです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- 画面が直感的で、説明書がなくても使えるところがいいです。以前の勤怠管理システムは申請システムなど煩雑でしたが、今のシステムは申請も楽で良いです。
- 画面が落ち着いた色表現方法を使用していて、分かりやすい感じだった。また、勤怠管理システムの使用が初めてでも分かりやすい。
KING OF TIMEは多機能で、サービスとの連携が可能な勤怠管理システムです。東京にショールームがあり、全国どこからでもZoomによるオンラインセミナーに参加できます。初期費用は不要で、1ユーザー月額300円から利用ができます。PC不要でICカードでの打刻が可能。30日間の無料トライアルを実施しています。さらに、専任スタッフによる導入関するサポートが充実しているため、新たなサービスを導入するのに慎重な企業におすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- システムに関するサポートが優秀なのでしっかりとした精査内容などを細かくチェックして管理して振り分けることが可能なことがとても信頼が置ける
- 導入当初に電話でのサポート、アプリ版についての問い合わせでチャットサポートを利用しましたが、どちらの際も対応がはやく、こちらの疑問点もすぐに解消することができました。

IEYASUは、ICカードでの打刻や勤怠管理、残業・休日出勤の申請や承認、Web上での給与明細や源泉徴収票の発行、勤怠データのCSV形式でのデータ出力などの機能が無料で利用できる勤怠管理システムです。ICカードリーダーを購入すれば、人数や利用期間の制限もありません。メールサポートやAPIの利用など一部の機能は有料になりますが、月額3,800円から利用可能です。安価で手軽に勤怠管理システムを導入したい小規模企業におすすめです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 操作が簡単で、おじさんにも使いやすい。特段、使い方の説明書がなくても、十分使いこなせる。申請し忘れたときの、催促のメールがうるさいし、煩わしい。
- 無料で利用できるところが最大の良い点です。一般の利用者が使用する打刻画面はシンプルでわかりやすい。簡単な集計機能もありライトユーザーにはおすすめです。
2024年問題に向けて勤怠管理システムを導入しよう
2024年問題とは、2024年4月1日から適用される「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」による運送業界に生じる問題のことです。これによりドライバーの時間外労働時間が960時間に制限されます。違反の場合は罰則が課せられる場合があり、ドライバーの勤怠管理を正確に行う必要があります。そのため、運送業界の勤怠管理のデジタル化は必須でしょう。
ICカード式の勤怠管理システムのポイントまとめ
ICカード式の勤怠管理システムを導入することで、社員と管理者の双方にメリットがあります。社員は打刻が簡単になり、管理者は勤怠データのリアルタイム把握による生産性向上が期待できます。自社の体制や規模に応じてサービスの選択を慎重に行う必要があるでしょう。
勤怠管理システムの導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。PRONIアイミツをご利用いただくと、希望要件に合った勤怠管理システム(最大6社)の一括見積もりが可能です。ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。



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