【2023年最新】インバウンドに強いおすすめのCTIシステム7選
コールセンターサービスにおいて、顧客からの問い合わせにスピーディーに対応するには、CTIシステムが欠かせません。現在、高まる市場ニーズに応えるべく、数多くのシステムがリリースされています。業務効率化、顧客満足度の向上のみならず、業績UPの切り札にもなるかもしれません。導入を検討している方も少なくないはずです。
本記事では、10万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」が、数あるCTIシステムのなかでも、とくにインバウンドに強いサービスを9つピックアップ!それぞれの機能や特徴を詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

PRONIコンシェルジュ 中村
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- CTIシステムとは
- 【比較表】インバウンドに強い格安のCTIシステム
- インバウンドに強い格安のCTIシステム3選
- 【比較表】インバウンドに強い人気のCTIシステム
- インバウンドに強い人気のCTIシステム2選
- インバウンドに強いサポート力のあるCTIシステム2選
- CTIシステムの選び方のポイント
- まとめ:CTIシステム選びで迷ったら相見積もりがおすすめ
CTIシステムとは

CTIシステムとはComputer Telephony Integrationの頭文字をとったもので、コンピューターと電話を一体化した技術のことです。具体的にはPBX(構内電話交換機)、CRM(顧客管理システム)、SFA(営業支援ツール)との連携によって業務を効率化します。コンピューターと電話の連携により、PC上の顧客情報をもとにした通話や、通話内容の記録が可能です。
問い合わせに対応する際、顧客情報の把握は電話対応の満足度に大きく関係します。とくにコールセンター業務の効率化、職場環境の改善を目指す方には必須のシステムだと言えるでしょう。
CTIシステムの導入を検討中の方は、まずは「PRONIアイミツ」で無料の見積もりからはじめてみてはいかがでしょうか。人気のツールを一括見積もりすることが可能です。
CTIシステムの選び方について、以下の記事ではさらに詳しく解説しています。
【比較表】インバウンドに強い格安のCTIシステム
ここからはインバウンドに強い格安のCTIシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するCTIシステムでPRONIアイミツが各サービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、CTIシステム選びの参考にしてください。
インバウンドに強い格安のCTIシステム3選
はじめに、インバウンドに強い格安のCTIシステムを3つご紹介します。

ftel(エフテル)は、東京都品川区にあるコムソルが提供するCTIシステムです。電話回線不要で手軽に1回線、1通話から導入できます。面倒なインストールの必要もなく、ブラウザで利用できるインバウンド向けの製品です。
初期費用については問い合わせが必要ですが、月額料金は1アカウント5,000円(税抜)。SMSとの連動、CTI作成、CRMとの連携などは別途オプションとなります。最初の2週間は無料でトライアル可能です。
申し込みから最短2営業日で利用できるため、お急ぎの方にもおすすめ。導入自体は手軽ですが、通話のモニタリング機能を搭載しているなど、機能はハイスペックです。また、050番号、0120(フリーダイヤル)、0800(フリーダイヤル)のいずれもご利用できるため、インバウンド向けの製品をお探しの方にはぴったりでしょう。
- メールサポートあり
- 通信の暗号化
- クラウド(SaaS)
- 顧客情報のポップアップ機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能
- 通話の自動録音
- IVR(自動音声応答)機能
- ソフトフォン(PC電話)機能
- ワンクリックコール機能
- SMS送信機能

CallConnect
CallConnectは、東京都新宿区にオフィスを構えるSelfreeが提供するインバウンド向けのCTIシステムです。サポート業務やインサイドセールスに最適なブラウザ電話システムで、インターネットとPC、ヘッドセットがあれば即日でコールセンター業務をはじめられます。
料金プランは1ライセンスあたりの月額課金制を採用。3つのプランが用意されており、いずれも初期費用は0円です。「Starter」は月額2,400円、「Basic」は月額4,600円、「Pro」は月額8,800円。なお、Proプランについては14日間無料でお試しいただけます。
電話機能のほか、顧客管理、外部連携、分析、管理機能など、搭載されている内容も豊富。チームやメンバーの成果を可視化できるため、問題点の発見や業務効率の向上にも期待できます。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応

OSORAは、大阪市中央区に本社を構えるScene Liveが提供するCTIシステムです。クリアな音声と使いやすい画面に定評があり、インバウンドに強いコールセンターシステムとして支持されています。
クラウド型ならではの低コストが魅力で、月額基本料金は1システムあたり3,000円。録音6ヵ月保存付きのブースは4,500円で契約可能です。
また、さまざまなクラウドシステムやAPIと連携できる点も大きな特徴。拡張性が高く、拠点間の内線に使えるほか、複数の電話番号も使用できます。さらにチャンネルの増設も可能。15種類の豊富な機能を搭載しており、外線通話はすべての通話を記録。モニタリングではコール状況を視覚的に把握できるため、応対サポートの際には重宝するでしょう。大規模コールセンターにも対応しており、将来的に業務を拡張したいとお考えの方にも適しています。
※価格はすべて税抜
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- 顧客情報のポップアップ機能
インバウンドに強いおすすめの格安CTIシステムをご紹介しました。
クラウドシステムの場合、格安のCTIシステムなら1アカウントあたり3,000円~5,000円ほどで契約できます。システムを構築する必要はなく、導入では運営会社のサポートを得られるため、手軽にCTIシステムを導入したい方にはおすすめです。
また、将来的に業務を拡大する予定の場合は、拡張性にも注目すると失敗がありません。長期的な視野で最適のサービスを選ぶようにしてください。
【比較表】インバウンドに強い人気のCTIシステム
ここからインバウンドに強い人気のCTIシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するCTIシステムでPRONIアイミツが各サービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、CTIシステム選びの参考にしてください。
インバウンドに強い人気のCTIシステム2選
次に、インバウンドに強い人気のCTIシステムを2つご紹介します。

楽天コネクト Speedは、東京都世田谷区に本社を構える楽天コミュニケーションズが提供するCTIシステムです。カスタマーエクスペリエンスの向上をモットーに、簡単・スピーディー・フレキシブルな運営をサポート。国内1,200社以上の企業に選ばれている人気のサービスです。
コールセンターの業務効率を高めるデスクトップアプリ「HUD」を標準装備し、保留、転送、パーク保留等、オペレータ動作を1つの画面で完結できます。インバウンド向けには最適のシステムを完備していると言えるでしょう。
最短2週間で構築可能なほか、分散拠点・在宅オペレーターにも対応。24時間365日の監視体制を敷いているため、セキュリティ重視の方にも適しています。
料金プランは2種類で、「BASIC ライセンス」は月額2,000円、「Call Center ライセンス 」は月額9,500円から契約可能です。※価格はすべて税抜
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- 顧客情報のポップアップ機能
- ダイヤルイン着信機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能
- 通話の自動録音
- IVR(自動音声応答)機能
- ウィスパリング機能(通話前ガイダンス)
- 休日・祝日のカレンダー設定

Ever Callは、東京都港区に本社を構えるEverBankが提供する多機能CTIシステム。保険・通信企業で監修されており、現場の声から生まれた実用的な機能を搭載した製品です。数々の企業に導入されており、コストの削減や業務の効率化に貢献しています。
インバウンドに必要な機能はほぼ網羅しているほか、機能をカスタマイズできるのも特徴。業務フローに沿った活用方法を提案してもらえるため、効果的に利用できるでしょう。複数拠点を一括で管理可能なほか、離れた地点からのモニタリング、ささやきにも対応。アポイント獲得後の顧客対応も自動で連動できるため、フォローに力を入れたい方にもおすすめです。
料金は初期費用0円、月額費用8,000円。最低利用人数1名、利用期間6ヶ月から契約できます。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- 通話の自動録音
- オートコール(プログレッシブ)機能
- ワンクリックコール機能
- オペレーターの稼働状況確認機能
- ささやき機能(通話中アドバイス)
- 通話モニタリング機能
インバウンドに強い人気のCTIシステムをご紹介しました。
CTIシステムの品質は業務効率化や顧客満足度、オペレータの負担軽減に直結するため、価格だけで選ぶのではなく、ある程度実績のあるサービスを選ぶことも大切です。
インバウンドに強いサポート力のあるCTIシステム2選
最後に、インバウンドに強いサポート力のあるCTIシステムを2つご紹介します。

BlueBeanは、東京都中央区に本社を構えるソフツーが提供するCTIシステムです。インバウンド・アウトバウンドの両方に強く、CTI・CRM機能の搭載や、Salesforce連携が可能など、利便性の高い製品として人気を集めています。ユーザーサポート専用ダイアルを設置するほか、メールでの問い合わせにも対応しているため、運用後のサポート体制を重視する方におすすめです。
もちろん、豊富な機能も見逃せません。インバウンド業務に必要なIVR(音声自動応答)、ACD、顧客画面転送、全通話録音に対応しており、ワンストップでコールセンター業務をサポートできます。利用料金は1ライセンスごとに初期費用5,000円、月額利用料5,000円です。オプションとしてディスク容量の増設や、IP電話機なども提供しています。
※価格はすべて税抜
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- アカウント権限
- 顧客情報のポップアップ機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能
CTIシステムの選び方のポイント
ここからは、CTIシステム選びで失敗しないためのポイントを解説していきます。
CTIシステムの選び方について、以下の記事ではさらに詳しく解説しています。
あわせてお読みください。
クラウド型とオンプレミス型の違いを押さえる
CTIシステムにはクラウド型とオンプレミス型があり、ニーズによって最適の導入形態が異なります。クラウド型はインターネット環境があればすぐにはじめることができ、サーバーや電話回線の設置も必要ありません。導入コストを抑えられる点が魅力だと言えるでしょう。
一方のオンプレ型は自社内にサーバーを設置する必要があり、導入費用もかさむ可能性がありますが、ランニングコストを考えれば一概に高いとは言えません。また、カスタマイズが柔軟にできるのもメリットです。
セキュリティ・サポート体制を確認する
CTIシステムを選ぶ際は、セキュリティおよびサポート体制の確認も重要です。特にクラウド型では、社内データを外部のサーバーと連携させるため、サーバーの堅牢性は十分なものでなければなりません。
常に顧客情報をとり扱うCTIシステムは、セキュリティを軽視すると個人情報漏洩のリスクが上がります。ひとたび事故が起きれば、企業の信用問題に発展するため注意が必要です。
24時間・365日営業をする場合は、土日や時間外のサポート体制についても確認しておきましょう。
まとめ:CTIシステム選びで迷ったら相見積もりがおすすめ
インバウンドに強いおすすめのCTIシステムについてのご紹介は以上です。各種の問い合わせに対応するコールセンターを設置する際、インバウンドに強いCTIシステムは業務の効率化に大いに役立ちます。本記事で紹介したサービスは、いずれも定評のあるものばかりです。導入の際はぜひ参考にしていただければと思います。
しかし、インバウンド向けCTIシステムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CTIシステム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCTIシステムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。



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