【2025年最新】おすすめオートコールシステム(自動架電ツール)6選! 費用や導入形態を比較
アウトバウンド業務において、顧客リストを見ながらスタッフが1件ごとに架電をしている企業では、「手間と時間がかかり、1日の架電件数に限度がある」「ターゲットの精度が低く、アポ獲得が難航しており、時間を有効に使えない」といった課題を抱えているのではないでしょうか。
オートコールシステム(自動架電システム)は架電業務を自動化することで、ターゲットへの接触率を最大化し、限られた時間を有効活用できるのが大きな特徴です。本記事では、オートコールシステム(自動架電機能があるCTIシステムを含む)を比較し、2025年最新のおすすめツール6選を紹介します。テレアポ業務の生産性を改善したいと考える担当者の方はぜひ参考にしてください。
- オートコールシステム(自動架電システム)とは
- オートコールシステムをで解決できる課題・導入メリット
- 営業でオートコールを活用するデメリット
- 自動架電システムの費用・価格帯
- オートコールシステム(自動架電システム)の利用シーン
- オートコールシステム(自動架電システム)の比較表
- 【2025年最新】オートコールシステム(自動架電システム)のおすすめ6選
- 自動架電システムの選び方・比較ポイント
- オートコールシステムの導入事例
- まとめ:CTIでコールセンター業務を効率化

オートコールシステム(自動架電システム)とは

オートコールシステム(自動架電システム)とは、あらかじめ用意した架電リストに、録音した音声を使って一斉発信するシステムです。同じ内容の連絡を一斉に送ることができ、アウトバウンド業務を効率化できます。また、IVR(自動音声応答)機能を活用すれば、「該当する人はダイヤル1を、該当しない人はダイヤル2を押してください」といった電話のダイヤル操作によって、顧客から回答を得ることも可能です。
オートコールシステムは、督促連絡やプロモーションの通知、アンケート調査など、同じ内容を多くの顧客に効率的に伝える場面で特に有効です。また、IVR機能を活用することで、簡単な調査や確認作業を自動化し、オペレーターの負担を大幅に軽減。より重要な業務にリソースを集中させることで、業務全体の生産性向上が期待できます。
オートコールシステムの導入効果
オペレーターが1日に架電できる電話数は200件と言われていますが、オートコールシステムを導入すれば1台で数万件もの架電が行えます。中小企業庁によると、IT投資額が増加傾向にある企業では、デジタル化の推進が業績に良い影響を与えている割合が70%を超えているとのことです。

出典:「デジタル化推進による業績への影響調査」(中小企業庁)
上記のデータから、ITツールやシステムの導入などの積極的なIT投資が、企業の業績にプラスの影響を与えることが分かります。今後アウトバウンド業務を行う企業が成長していくためには、ITツールやシステムを活用し自動化を取り入れていく必要があるでしょう。
オートコールシステムをで解決できる課題・導入メリット
オートコールシステム導入のメリットは、次の5つに集約されます。
- 架電業務の負担を軽減し、短時間で大量の顧客にアプローチ
- 見込み客の精度を向上し、効率的な営業活動を実現
- 多様な顧客アプローチを可能にする手段の提供
- コスト削減を実現し、限られた予算で業務効率を向上
- ストレスの軽減とスタッフ満足度の向上
架電業務の負担を軽減し、短時間で大量の顧客にアプローチ
オートコールシステムは、大量の顧客リストにまとめて架電できることがメリットです。これまでオペレーターがテレアポ・営業電話に費やしていた時間を短縮し、アウトバウンド業務の生産性を高められます。在宅時間に合わせて自動架電するといった設定を行えば、より多くの潜在顧客との接触が可能です。
見込み客の精度を向上し、効率的な営業活動を実現
オートコールシステムは見込み客を特定する手段としても有効です。「電話での自動案内を長時間聞いた」「電話のダイアルを押すなどのアクションをした」など、自動架電に対する反応から自社の商品・サービスに興味がありそうな見込み客を絞りこむことができます。
オペレーターや営業担当者は「見込み客のみに追加のコミュニケーションをとる」といった戦略を実施。成約見込みの少ない顧客へ費やす時間を削減して、効率的に電話営業を行える点がメリットです。
多様な顧客アプローチを可能にする手段の提供
SMSやメールに頼らないアプローチを実施できる点もオートコールシステムのメリットです。顧客は日常的に多くのSMSやメールを受け取るので、重要な情報を見落とす可能性が考えられます。とくに入金催促や書類返送依頼など対応期日がある場合、SMSやメールを見逃して開封されないと、事業に支障が出てしまいます。
オートコールシステムなら、電話の着信音によって顧客の注意をひきつけると同時に、音声によって確実に連絡事項を伝えることが可能です。
コスト削減を実現し、限られた予算で業務効率を向上
オートコールシステムで大量の顧客に一斉架電できるようになると、電話対応に必要なオペレーター数も減少し、人件費のコストカットにも繋がります。オートコールシステムにも費用はかかりますが、数十万円の月額料金で利用できるシステムが多く、人件費と比較すると安く抑えられます。
低コストで架電業務を運用できる点も、システム化のメリットと言えます。別記事「CTIシステムの費用相場」では、オートコールなど多様な機能を搭載したCTIシステム(コールセンターシステム)の料金相場を解説しています。あわせてご覧ください。
ストレスの軽減とスタッフ満足度の向上
オートコールシステムの隠れたメリットとして、顧客とオペレーター双方のストレスを軽減できる点が挙げられます。顧客は、録音された音声メッセージを聞きながら、自分の都合の良いタイミングで応答や電話終了を選ぶことができるため、ストレスを感じにくいでしょう。オペレーター側も、顧客から断られたり拒否されたりするストレスを回避できます。
営業でオートコールを活用するデメリット
導入メリットが多いオートコールシステムですが、下記のようなデメリットもあります。
- 顧客の事情・要望に応じた柔軟な対応ができない
- 固定電話にしか架電できないシステムが多い
- 自動音声が苦手な人には効果が薄い
顧客の事情・要望に応じた柔軟な対応ができない
オートコールシステムでは、事前にプログラムされた音声ガイダンスを流すため、ダイヤル選択で回答しにくい具体的な質問や要望に答えることができません。そのため、あくまで顧客との接点作りとしてオートコールシステムを活用し、個別具体の話についてはオペレーターによる折り返し電話で行うという方法がおすすめです。
固定電話にしか架電できないシステムが多い
オートコールシステムには、固定電話にしか架電できない(iPhoneやandroidスマホ、携帯電話には架電できない)という制約がある場合も。その場合、固定電話を持っている顧客層にしかアプローチできない点がデメリットとなります。
とくに固定電話の所有率が低い若年層にアプローチしたい場合は、スマホや携帯電話にも自動架電できるオートコールシステムを選ぶ必要があります。システム選定を失敗しないためには、導入前に対応できる電話番号の範囲を確認するのがおすすめです。
自動音声が苦手な人には効果が薄い
自動音声の電話に抵抗がある顧客や、操作に不慣れな顧客に対しては、オートコールシステムは効果を発揮できないこともあります。とくに高齢者は、不安を感じてすぐに電話を切ってしまうことも。そのようなケースには、従来のようにオペレーターが直接電話するといった例外的な対応も必要になるでしょう。
自動架電システムの費用・価格帯
オートコールシステムの価格の内訳は、大きく分けて初期費用(導入費用)、月額料金、通話料、架電数1件あたりの料金です。ただし、システムの導入形態によって価格は変わります。ここでは、オートコールシステムの導入形態別の料金体系、費用相場を解説します。
オートコールシステムの導入形態・料金体系
オートコールシステムの導入形態は、「クラウド型」「オンプレミス型」「委託型」の3通りです。以下に導入形態別の料金体系をまとめました。
導入形態 | 料金体系・特徴 |
---|---|
クラウド型 | 初期費用+月額料金+通話料+架電数1件あたりの料金 既存システムを利用するため、価格が抑えられる |
オンプレミス型 | 初期導入費用+月額料金+通話料 社内に専用サーバーを設置し運用するため、導入費用が高額 |
委託型 | 月額料金のみ(または通話料のみ) システム運用を専門の業者に任せる形態。料金は業者によって異なる |
クラウド型のオートコールシステムは、システム提供会社がインターネット上に設置した既存システムを利用する形態です。初期費用が抑えられ、導入しやすくリーズナブル。料金体系は、基本的には月額料金制で、利用する機能や通話料・発信数に応じたプランがあります。
オンプレミス型のオートコールシステムは、自社内に専用のサーバーを設置して運用する形態。初期投資が高額となりますが、カスタマイズ性とセキュリティ面に優れています。料金体系は、システム導入時の一括費用と、維持・運用にかかる月額料金です。サービスによっては月額料金が無料のケースもあります。
委託型のオートコールシステムは、オートコールシステムを委託企業に任せる形態で、委託先がシステム運用全体を担当します。料金体系は、運用コストを含めた月額料金です。
オートコールシステムの費用相場
オートコールシステムの費用相場を導入形態別で表にまとめました。
導入形態 | 導入費用・初期費用 |
月額料金 | 通話料 |
---|---|---|---|
クラウド型 | 無料〜20万円程 | 1ライセンスあたり5,000円~1万5,000円程 | サービスによって異なる |
オンプレミス型 | 200万円程 | 無料〜数万円程 (維持費用込) |
1通話あたり10円程 |
委託型 | 無料 | サービスによって異なる | 1通話あたり20円~30円程 |
クラウド型のオートコールシステムの費用相場は、月額料金は1ライセンスあたり5,000円~1万5,000円程です。サービスによっては、月額3~5万円程で架電数が上限を超えると架電1件あたりの通話料が発生するタイプや、月額5~8万円程で架電数の上限が1万件程のタイプもあります。
オンプレミス型のオートコールシステムの費用相場は、初期導入費用が200万円程、月額料金は一般的に無料です。サービスによっては維持費用として月額料金が発生します。委託型のオートコールシステムの費用相場は、サービス提供会社や利用規模によって異なるため見積もりの取得が必要です。
まずは、自社のニーズに合った導入形態を決め、続いて、搭載機能・予算をかんがみてサービスを選定しましょう。
複数のオートコールシステムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったオートコールシステムが分かる無料診断ができます。
オートコールシステム(自動架電システム)の利用シーン
オートコールシステム(自動架電システム)は、次のようなシーンで利用されます。
- テレアポの自動化
- 電話アンケート調査
- 入金督促や書類返送依頼
テレアポの自動化
オートコールシステムは、テレアポ業務の自動化に活用されます。従来のように1件ずつオペレーターが架電する方法では、商談化の見込みが小さい顧客にも対応時間がかかっていました。
オートコールシステムを導入することで、「自動架電時にレスポンスのあった顧客にのみオペレーターが対応する」という体制を構築でき、結果として架電効率が向上します。電話での営業に力を入れている企業には、オートコールシステムの検討がおすすめです。
電話アンケート調査
オートコールシステムは電話アンケート調査の方法にも活用されます。具体的には企業の顧客満足度調査や市場調査、選挙の世論調査などのシーンで利用されています。事前にアンケート内容と架電リストを用意しておくことで、1件ずつオペレーターが架電する手間なく、大量のアンケート調査結果を取得できます。
また、オペレーターが対応する場合と比較して、率直にフラットな意見を得やすい点もオートコールシステムのメリットです。オペレーターに対しては「正直な意見を言いにくい」「営業電話かもしれないから早く切りたい」という心理になる人も多いですが、自動案内に対しては忖度や他意なく、自然な回答ができるユーザーが多いでしょう。
入金督促や書類返送依頼
顧客への入金督促や書類返送依頼を電話で行いたい場合も、オートコールシステムを活用できます。特に入金督促の連絡は、顧客に対してネガティブな内容を伝える場となるため、オペレーターが直接架電することで苦情やトラブルに発展しやすいもの。システムによる自動架電に置き換えることで、不要なトラブルを未然に防ぐことが可能です。
また書類返送依頼などの一方的な連絡は、メール・SMSでも可能ですが、多くのテキストメッセージに埋もれて見逃しやすい点が課題となっていました。オートコールシステムを利用すれば、顧客が着信音に気づいて電話に出てくれるため、確実に連絡事項を伝えることができます。
オートコールシステム(自動架電システム)の比較表
ここからは実際に、オートコールシステム(自動架電システム)を比較し、おすすめのシステムを紹介します。オートコールシステムやCTIシステムをお探しの担当者はぜひ参照ください。
サービス名 | 導入形態 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|
List Navigator. | クラウド | 10万円 | 10,000円+ 5,000円/1ユーザー |
InfiniTalk(インフィニトーク) | クラウド/オンプレミス | 無料 | 3万5,800円 |
BizBase テレマーケティング | クラウド/オンプレミス | 要問合せ | 要問合せ |
オートコールIVR | オンプレミス | 5万円〜 | 5万円〜 |
MEGA-CALL | クラウド | 要問合せ | 要問合せ |
EXLINK-CALL | クラウド/オンプレミス | 6万円〜 | 3,000円〜 |
クラウド型のオートコールシステムは、InfiniTalk(インフィニトーク)のように初期費用が無料のサービスもあり、導入費用を抑えたい企業におすすめ。 List Navigator.は初期費用が発生するものの、月額料金はリーズナブルです。
オートコールシステムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、オートコールシステム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
【2025年最新】オートコールシステム(自動架電システム)のおすすめ6選
2025年最新で、オートコールシステム(自動架電システム)のおすすめ6選を紹介します。各サービスの特徴をまとめていますので自社のシステム選びの参考にしてください。
- List Navigator.(リストナビゲーター)
- InfiniTalk(インフィニトーク)
- BizBase テレマーケティング
- オートコールIVR
- MEGA-CALL(メガコール)
- EXLINK-CALL

List Navigator.
-
料金
月10,000円 -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
List Navigator.(リストナビゲーター)は、株式会社Scene Liveが提供するアウトバウンド特化型のオートコールシステム。アウトバウンドコールシステムの市場では、累積導入実績No.1(※)を誇る人気のCTIシステムです。
※2023年2月~3月にかけて同社が実施したアンケート調査より
List Navigator.は、オートコール機能だけでなくプレディクティブコール機能も利用できます。プレディクティブコール機能とは、顧客リストに対して一斉送信した後、応答があった顧客のみオペレーターにつなぐ機能です。これによって架電数を最大5倍に増加でき、コールセンターの業務効率化を図れます。
そのほか、List Navigator.はCRM/SFA連携により顧客情報を一元管理したり、コールセンターの生産性をリアルタイムで分析したりする機能があります。初期費用は10万円(税抜)、月額料金は10,000円(税抜)+1ユーザー5,000円(税抜)とリーズナブル。多機能なCTIシステムをお探しの企業に、List Navigator.はおすすめのオートコールシステムです。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- クラウド(SaaS)
- アカウント権限
- ダイヤルイン着信機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能

-
料金
月35,803円/契約 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
InfiniTalk(インフィニトーク)は、ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供するオートコールシステムです。
InfiniTalkはオートコール機能のほか、コールセンター運営に必要な機能(IVR、CRM連携、SMS連携など)を搭載。どのような業種の企業にも対応でき、これまで400社以上・1万席以上の導入実績があります。
2回線5席のスモールスタートの場合、初期費用無料・月額料金35,800円と安い料金で利用できる点がメリットで、簡易的なコールセンターを構築したい企業にもおすすめです。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応

-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
BizBase テレマーケティングは、株式会社フレンディットが提供するCTIシステム。オートコール機能とプレディクティブコール機能を利用して、架電スピードを2倍に増加させることが可能です。
また、CRM(顧客管理システム)との連携が可能で、顧客情報や応対履歴を参照しながらリアルタイムの電話対応をスムーズに行うことができます。BizBase テレマーケティングはデータ分析機能も充実しており、架電状況を把握し、生産性向上の施策を実施することも可能。初期費用・月額料金は導入規模によって異なるため要問合せです。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
オートコールIVR
オートコールIVRは、株式会社電話放送局が提供するオートコールシステム。SMSやメールの代わりに電話を販促ツールとして活用したい企業におすすめです。IVR(自動音声応答)機能も搭載しており、アンケート調査を実施することが可能です。
オートコールIVRは画面操作が簡単で、顧客リストや音声のアップロード、発信結果のダウンロードをスムーズに実行できます。料金は、電話に応答した分だけ課金される仕組みになっているため、費用対効果を重視する企業にもおすすめのオートコールシステムです。
MEGA-CALL(メガコール)
MEGA-CALL(メガコール)は、株式会社アセンドが提供するオートコールシステム。1台で1日あたり6千件~2万件の大量発信が可能で、アウトバウンド業務の負担を軽減できます。MEGA-CALLは、最短3営業日で導入し、すぐに使い始められる点もメリットです。
実際にアウトバウンド業務や督促業務のほか、折込チラシやダイレクトメールの代替手段としても有効に活用されています。初期費用・月額料金は企業によって異なるので要問合せです。マーケティング手法を見直したい企業に、MEGA-CALLはおすすめのオートコールシステムです。
EXLINK-CALL
-
料金
月3,000円 / ch(契約回線数分必要) -
初期費用
60,000円
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
EXLINK-CALLは、株式会社エクスリンクが提供するオートコールシステム。短時間に大量の架電を行うことで、アンケート調査・督促・テレアポ営業を効率化します。
またSMSと連携する機能もあり、自動架電に応対した顧客のみに対してSMSに詳細な案内を送るといったフローを構築することも可能。何もしなければ見逃されがちなSMSの連絡も、事前にオートコールで音声案内をすることによって注目してもらえ、閲覧率を向上できます。初期費用は6万円(税抜)〜、月額料金は3,000円(税抜)〜です。
以上、おすすめのオートコールシステム(自動架電システム)を詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのシステムがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
自動架電システムの選び方・比較ポイント
アウトバウンド業務の改善のためにオートコールシステムを導入する際の選び方・比較ポイントは下記の3点です。
- 最大発信数を比較する
- 初期費用・月額料金を比較する
- 必要な機能が搭載されているか
最大発信数を比較する
1日あたりの最大発信数はシステムによって異なり、最大数千件の自動架電ができるシステムもあれば、数十万件も自動架電できるシステムもあります。自社の業務で必要となるコール数にあわせて、オートコールシステムを比較検討することが重要です。大規模なアンケート調査やキャンペーンを実施する企業は、とくに最大発信数に注意してシステムを選定しましょう。
初期費用・月額料金を比較する
前述の通り、オートコールシステムの価格は導入形態によって異なりますが、主な内訳は次の4つです。
- 導入費用・初期費用
- 月額料金
- 架電数1件あたりの料金
- 通話時間に応じた料金
各サービスで料金体系やプランはさまざまなので、月々の通話時間や最大コール数、カスタマイズ性などを比較し、導入費用も含めたトータルコストで費用を比較しましょう。
必要な機能を搭載しているか
アウトバウンド営業やコールセンター運用を行う場合、CTIシステムの機能も必要です。CTIシステムとは、電話システムとCRM(顧客管理システム)を連携するシステムのことを指し、これによって電話応対時に顧客情報を参照しながら通話が可能となります。
オートコール機能を搭載したCTIシステムもあり、アウトバウンド業務を効率化しながら、顧客応対品質を向上させたい企業におすすめです。
オートコールシステムの導入事例
選び方のポイントを踏まえた上で、成功事例も重要な参考になります。本記事では、成功事例についてもあわせてご紹介します。
事例①工数削減と架電数3倍の成功事例
従業員数23,000人以上の総合人材サービス会社が、架電業務の課題解決を目的にオートコールシステム「List Navigator.」を導入した事例をご紹介します。この企業では、顧客情報を確認しながら1件ずつ手動で電話をかける非効率な状態が続き、架電数の伸び悩みや、従業員ごとの結果分析ができない課題を抱えていました。
導入の決め手となったのは、「List Navigator.」がプレディクティブコール機能を活用し、架電業務を自動化することで架電量を大幅に向上させ、効率的な体制を構築できる点です。システム導入後は、チーム全体の架電数は月平均3,000件から10,077件と約3倍に増加しました。さらに、細かい数値分析が可能になり、業務改善に向けた具体的な振り返りや対策が進めやすくなったといいます。
事例②工数削減と架電数3倍の成功事例
東北を中心に約100のプロバイダーサービスを運営する企業に、カスタマーサポートの品質向上を目指し、コールセンターシステム「InfiniTalk」を導入した事例をご紹介します。この企業では、コミュニケーターの業務状況や受電件数をリアルタイムで把握できないことや、内線転送時に担当者が不在となり顧客を待たせることが課題でした。
「InfiniTalk」の導入により、リアルタイムモニター機能で通話状況や離席理由を可視化し、適切なフォローが可能になりました。また、IVR機能を活用し問い合わせ内容を事前に把握することで対応が迅速化し、応答率は90%以上を実現。
さらに、ソフトフォンの活用で通話中のPC操作がしやすくなり、CRMシステムとのCTI連携によりワンクリック発信が可能となるなど業務効率が向上しました。「InfiniTalk」の導入により、この企業は高品質なカスタマーサポートを提供する体制を確立しました。
まとめ:CTIでコールセンター業務を効率化
アウトバウンド業務において、きめ細やかな対応が求められる場面にはオペレーターが必要ですが、一定の定型的な案内を行う場合には、オートコールシステム(自動架電システム)がおすすめです。自社のニーズに合うCTIシステムを導入し、コールシステム業務を効率化しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でCTIシステムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
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「コールセンター運営全体を効率化したい」「顧客からの問合せ時の応対品質を改善したい」といった課題を抱える企業は、CTIシステムの導入がおすすめです。CTIシステムはオートコール機能などのアウトバウンド用の機能だけでなく、顧客情報のポップアップ表示などの機能も具えています。
CTIシステム導入を検討中の方は、まずは無料の診断から始めてはいかがでしょうか。PRONIアイミツをご利用いただくと、希望要件に合ったCTIシステム(最大6社)の診断・紹介が可能です。ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
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