回覧の効率化におすすめのワークフローシステム10選【2025年最新】
社内で書類を回覧する場合には、情報の共有だけでなく「承認」や「決裁」といった業務も発生します。「紙での回覧・承認は効率が悪い」という企業には、ワークフローシステムの導入がおすすめです。回覧業務の効率化に役立つ機能が多数搭載され、回覧や承認をスムーズに進められます。ペーパーレス化・テレワークの推進にも効果的です。
そこで本記事では、回覧の効率化におすすめのワークフローシステムを厳選して紹介します。 回覧業務に役立つ機能も具体的に解説していますので、社内の回覧・承認を効率化したい担当者はぜひご覧ください。また、PRONIアイミツでは、さまざまな条件でワークフローシステムを比較できるランキングページも用意しています。早速、自社に最適なサービスを探したい方は、「ワークフローシステムの最新ランキング」をチェックしてみましょう。
- 回覧の効率化に役立つワークフローシステムの機能
- ワークフローシステムのメリット・デメリット
- ワークフローシステムの選び方
- 【比較表】回覧に対応可能なワークフローシステム
- 回覧におすすめのワークフローシステム10選
- まとめ:承認回覧をワークフローシステムで効率化しよう
回覧の効率化に役立つワークフローシステムの機能
回覧の効率化に役立つ機能を解説する前に、「そもそもワークフローシステムとは何か」について説明します。ワークフローシステムとは、これまで紙やExcelで行ってきた申請・承認の一連の業務をシステム化し、稟議のフローを効率化するツールです。
承認プロセスを可視化し、稟議のフローや回覧状況の進捗をシステム上で把握できるため、滞留への対処もスムーズです。
回覧の効率化に役立つワークフローシステムの機能には、次のようなものがあります。
機能 | できること |
---|---|
回覧ルートの自動判別機能 | 回覧の対象者や範囲を事前に細かく指定でき、効率的なルートで回覧が可能 |
文書の作成機能 | 過去の回覧文書データを活用して作成でき、新規作成の手間を軽減 |
文書の検索機能 | 過去の回覧文書を検索できるため、参照や出力も可能 |
フォーム設計機能 | ノーコードで設計できる機能があれば、自社が使いやすい回覧文書を作成可能 |
モバイル機能 | スマホ・タブレット対応であればオフィス外でも閲覧可能で、回覧がスムーズ |
特に、外出する従業員が多い企業や、テレワークを推進する企業には、モバイル機能の活用がおすすめです。インターネット環境とデバイスさえあれば、時間や場所を問わずに書類を確認できるため、回覧や承認を効率化できます。
ワークフローシステムのメリット・デメリット
ワークフローシステムにはメリットがあるのか、改めて確認しておきましょう。
まずはじめに、先にも少し触れているとおり、オフィスのペーパーレス化を進められるのが大きなメリット。これまでは、まずは申請書類を作成・印刷し、その書類を提出・回覧してもらうことによって承認作業を進めるのが一般的でした。そのため、申請の度に書類を作成せねばならず、用紙代や印刷代もかさんでしまいます。
また、決裁後の書類の管理にも手間がかかってしまうのが事実です。しかし、ワークフローシステムの申請・承認や回覧機能を利用できれば、ペーパーレス化を叶えながらも、これまでどおり申請を回覧してもらうことができます。
加えて、承認作業がどこまで進んでいるのか、どこまで回覧されているのかを簡単に把握できるのもうれしいポイントです。ワークフローシステム上の機能を用いれば、承認の進捗状況や閲覧者をひと目で把握できます。システム側から承認者にアラートが通知されるため、これまでの方法よりも滞りなく承認・回覧が進んでいくのも大きなメリットでしょう。
ワークフローシステムの選び方
ワークフローシステムを選ぶポイントは、主に以下の2つです。
目的に合う機能が搭載されているか
ワークフローの導入目的は企業によって異なります。単なる「業務効率化」で終わらない、自社の問題解決につながる機能が備わっているかどうかをチェックしましょう。そのためには、ワークフロー選定前に自社の課題を明確にしておく必要もあります。
既存システムやフォーマットとの連携
ワークフロー導入で手間がかかるのが、既存システムからのデータ移行です。現在のシステムと連携可能なワークフローであれば、スムーズに作業できるでしょう。これまで紙だけで運用してきた企業は、紙のフォーマットをそのまま利用できるワークフローもおすすめです。
【比較表】回覧に対応可能なワークフローシステム
ここからは回覧に対応可能なワークフローシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するワークフローシステムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、申請回覧機能が使えるワークフローシステム選びの参考にしてください。
回覧におすすめのワークフローシステム10選
ここからは、回覧におすすめのワークフローシステムを厳選してご紹介していきます。数あるワークフローシステムのなかから選ばれたおすすめのものなので、導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
rakumo ワークフロー
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料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
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最低利用期間
12ヶ月
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最低利用人数
1人
rakumoワークフローは、Google Workspaceと連携してスムーズな申請・承認を叶えられるワークフローシステムです。
誰でもすぐに使いこなせる分かりやすいインターフェースを持ち、経路ステップも柔軟に設定可能。承認者の設定だけでなく、回覧者の設定も別途行えます。「この申請が通った際には、経理部の人たちにも確認してほしい」などというケースに便利でしょう。
月額料金は1ユーザーあたり300円とリーズナブルなのもうれしいポイントです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
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とても使いやすく、パソコンからだけではなく、スマホからも申請、承認業務もとてもスピーディーにできる所がとても良いです
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私はこの様なシステムがとても苦手で、最初は使いこなせるかとても不安でした。ですが、会社の先輩におすすめされ使ってみたら、すごい使いやすかったです。
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料金
月300円/ユーザー -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
1人
ジョブカンワークフローは、勤怠管理や経費精算、採用管理などさまざまなクラウドサービスを提供している「ジョブカン」シリーズのワークフローシステムです。システム上で会社独自の申請書類を簡単に作成できるほか、ワンクリックで簡単に承認可能。コメントのやり取りも行えます。
加えて、承認経路が柔軟に設定できるだけでなく、申請書を回覧してほしい人たちは「閲覧可能者」として設定することも可能です。直接従業員を指定するほか、所属しているチームなどをまとめて指定することもできます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
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説明書が無くともすぐにどこへ何を記入すれば良いのか分かりやすい点が非常に使いやすく、また設定等もスムーズに行う事が出来ました。誰もが分かりやすくおすすめ出来ます。
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チャットサポートがありわからないところはすぐ解決できる。画面が見やすくなってるから使い方簡単。初心者向けにできる。
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料金
月800円/ユーザー -
初期費用
なし
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最低利用期間
2ヵ月
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最低利用人数
5ユーザー
コラボフローは、非常に簡単に運用できることから優れた顧客満足度を誇るワークフローシステムです。Excelを活用して簡単にフォームを作成できるため、「ペーパーレス化は進めたいけど今の運用方法はなるべく変えたくない」という場合にもぴったり。API連携も可能で、外部サービスと連携させることによってより効果的に使用できます。
申請や承認においては、承認者を柔軟に設定できるだけでなく、回覧者を追加することも可能。申請内容を広く確認してもらいたい場合に便利でしょう。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
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今まではエクセルで管理していたが、いつ誰が書いているのかわからなかった。 システムを導入してから、いつ誰がどんな回答をしているか一目でわかるようになった。
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特に困ることなく、サービスを使用しました。チャットサービスなども使用しましたが、わかりやすく懇切丁寧でした。
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料金
月500円/ユーザー -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
10ユーザー
Create!Webフローは、クラウド版・パッケージ版の2つの導入形態を提供しているワークフローシステムです。クラウド版の場合は1ユーザー500円、パッケージ版の場合は50ユーザー60万円から導入できます。
直感的に操作できる分かりやすさが魅力で、承認がどこまで進んだのかもひと目で把握可能。条件分岐を設定することで承認者を自動判定するなど、承認経路を柔軟に設計できるのも魅力です。もちろん、回覧用のルートを設定し、申請書類を閲覧してもらうこともできます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
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スムーズな業務遂行に一躍かっている。 説明書を読まなくても誰でも使いこなせるので、時短につながっている
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紙媒体で回覧していた資料がデータ化でき、提出資料の紛失や「出した出していない」の問題が解決できた。また回覧の遅延状況も確認することができ、とても便利。
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料金
月500円 / ユーザー -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
なし
X-point Cloudは、これまで使ってきた紙のデザインをそのまま利用できるなど、その便利さや分かりやすさが人気を集めているワークフローシステムです。ワンクリックで承認できるほか、スマートフォンやタブレットなどデバイスを問わず利用できるため、気軽かつスピーディーに申請・承認を進めることができます。
また、申請・承認のみならず社内回覧や社内通知などにも活用可能。従業員に広く閲覧してほしい資料などを、回覧させることができます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
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カスタマイズしやすい点。システムエンジニアに頼むことなく、利用できる。各部署で独自に設定でき、カスタマイズにさほど時間を要しない。
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検索がしやすく、前任者が作成した資料も見ることができる。 具体的なプロセスフローが分かるほか、確認者の追加などが簡単。
楽々WorkflowII Cloud
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料金
月10,000円 -
初期費用
50,000円
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
なし
楽々WorkflowII Cloudは、スムーズなワークフローを叶えられるクラウド型のワークフローシステムです。簡単に導入できる点が大きな特徴で、契約後は人事データの登録や画面作成、経路設定、権限設定の4ステップを踏むだけですぐに運用を開始できます。はじめてワークフローシステムを使用する企業でも、すぐに使いこなせるような分かりやすい操作画面が特徴です。
申請・承認・回覧の多言語対応も可能で、日本語のみならず英語や中国語にも対応しています。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
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画面が直感的でわかりやすいです。メニューの統一感があり大変覚えやすいです。反応速度も速いように思います。
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マニュアル無しで出来るところ。はじめてでも、取っ掛かり易いです。どうしても分からないところは、サポートセンターに聞くのですが、ここは、ちょっと難なところです。
サテライトオフィス・ワークフロー for Google Workspace
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料金
月100円/人 -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
なし
サテライトオフィス・ワークフロー for Google Workspaceは、名前の通りGoogle Workspaceと連携し利用できるワークフローシステムです。10ユーザーまでであれば、機能制限などはあるものの無料で使用できます。また、有料版であっても1ユーザーあたり月額たったの100円なのがうれしいポイントでしょう。
申請や承認が柔軟に行えるだけでなく、閲覧・回覧も可能。申請を承認者・決裁者以外にも確認してほしいという場合も便利に使用できます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- Pマーク
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説明書がなくても使いやすいところがとても良いと思いました。ワークフローシステムを使うのは初めてに近い状態だったんですけれども、操作に躊躇することもなく利用することができ嬉しかったです。みなさんにおすすめします。
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操作がわかりやすく、具体的な説明がなくても利用できる。また業務説明も割愛できて非常に効率的。初心者や新しく使う方にも非常におすすめ。
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料金
月825円/ユーザー -
初期費用
110,000円
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最低利用期間
12ヵ月
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最低利用人数
なし
Streamlineは、これまでに1,500社以上に導入され、5,000以上もの業務をサポートしてきたワークフローシステムです。使いやすさが大きな魅力で、現在使用している紙の帳票デザインをそのままシステム上で利用できます。
また、10万円以下・10万円以上のような金額、入力内容などによる条件分岐や手動設定など、承認経路も柔軟に設定可能。さらに、申請・承認のみならず社内回覧にも活用できます。
日本語だけでなく英語表示にも対応しているため、グローバルに展開している企業にもおすすめでしょう。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請内容の確認と承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
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料金
月300円/ユーザ -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
なし
Styleflowは、小規模事業者から大企業まで、幅広いニーズに応えられるクラウド型のワークフローシステムです。1ユーザーあたり月額300円と料金もリーズナブル。PCのみならずスマートフォンからもサクサク申請・承認作業を進められる気軽さと、シンプルな操作画面もポイントです。
これまでExcelやWordで申請書類を作成してきた企業でも、フォーマットをそのままデジタル化できる点も心強いでしょう。もちろん、申請・承認のみならず回覧してもらいたい人を設定することも可能です。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
WaWaFlow
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料金
月2,500円/契約 -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
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最低利用人数
なし
WaWaFlowは、クラウド型ですぐに導入・運用できるワークフローシステムです。条件分岐を柔軟に設定可能なため、「承認経路が非常に複雑なので、システムで対応できるか不安」といった悩みにも応えられます。申請フォームが簡単に作成できるほか、PCのみならずスマートフォンからも利用可能。外出先や移動中でも気軽に承認作業を進められるのもうれしいポイントでしょう。
また、それぞれの申請ごとに閲覧者を定めることができるため、申請・承認後の回覧者を決めておきたい場合も便利です。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
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wawaを導入したばかりでまだ慣れないことが多い。使いやすいのかにくいのか、判断出来るまでではないが、自分がスケジュール把握したい人だけのグループとかを個別に作成できるので、一目で把握でき、ラクではある。
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業務プロセスが可視化されるのですごく便利で意思決定のスピードアップにつながるのことが凄く助かる。 ペーパーレスなので無駄な作業も減って時間節約になります。
まとめ:承認回覧をワークフローシステムで効率化しよう
ワークフローシステムにはさまざまな便利な機能がありますので、文書の回覧に利用できる機能を活用し、承認回覧を効率化しましょう。ワークフローシステムを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。とはいえ、数あるワークフローシステムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったワークフローシステムが分かる診断(無料)ができます。
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