アルバイト・パートの勤怠管理におすすめのシステム10選
毎月のシフト作成、アルバイト・パート従業員の急なシフト変更に手間がかかっている方も多いのではないでしょうか。勤怠管理システムを導入すれば、シフトの自動作成機能でシフト作成の手間を削減。アルバイト・パートのシフト管理を効率化します。
しかし、勤怠管理システムの需要増に伴い「どれが自社に最適かわからない」という方も少なくありません。
そこで本記事では、アルバイトやパート従業員向けの勤怠管理システムおすすめ10選を紹介します。勤怠管理システムを導入するメリットやシステムの選び方も解説しているので、勤怠管理システムの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
- アルバイト・パートの勤怠管理で知っておくべきこと
- アルバイト・パートの勤怠管理にシステムを導入するメリット
- 【比較表】アルバイト・パートの勤怠管理におすすめのシステム
- シフト作成ができる勤怠管理システムおすすめ10選
- シフト管理機能以外もチェック!勤怠管理システムの選び方
- まとめ:勤怠管理システム選びの相談ならPRONIアイミツへ
アルバイト・パートの勤怠管理で知っておくべきこと
「なぜ勤怠管理を行わなければならないのか」「そもそも具体的に何を管理すればいいか分からない」といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。そこでここでは、アルバイトやパートの勤怠管理を行ううえで知っておくべきことをお伝えします。
アルバイト・パートを含む非正規従業員は増加している
近年、アルバイト・パートを含む非正規の職員・従業員が増加しています。総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、2023年の非正規の職員・従業員数は2124万人と2022年に比べて23万人増加していることがわかりました(2021年から2年連続の増加)。
※出典:総務省統計局『労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果の概要』
また同調査の中で、非正規の職員・従業員についた主な理由で最も多かったものは、男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」。フレックスタイム制で働きたいという需要も増加していることがわかりました。
この調査から、増加傾向にあるアルバイト・パートの労働時間の記録、多様な働き方に対する柔軟な勤怠管理は、使用者にとって負担になっていくことが予想できます。
勤怠管理の必要性
「アルバイト・パートの勤怠管理をなぜ行わなければならないのか」。この質問の回答を端的に言えば「法律で定められているから」となります。勤怠管理の目的は「企業が従業員の労働時間を把握すること」にありますが、このことは2019年4月の労働安全衛生法改正により法的義務となっています。これにより、企業が従業員の労働時間を把握していなかったり、把握の方法が不適切だったりした場合、法律違反となってしまいます。
また、従業員の労働時間の記録を5年間保存しなければならないことも労働基準法第109条で定められています。つまり、下記の2点は従業員を雇い入れるうえで、必ず行わなければならないと法律で定められているのです。
- 従業員の労働時間を適切な形で把握すること
- 従業員の労働時間を5年間保存すること
上記2点を怠ると、30万円以下の罰金が課せられる可能性があるので注意しましょう。
勤怠における管理項目
厚生労働省のガイドラインでは、アルバイト・パートの勤怠管理を行ううえで下記の表の項目を適切に管理しなければならないと定められています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始業・終業時刻、労働時間、休憩時間 | 1日あたりの労働時間の総数だけではなく、始業時間と就業時間の記載も必要。あわせて休憩時間も記載する必要がある。 |
| 時間外労働時間、深夜労働時間、休日労働時間 | 1日の法定労働時間である8時間を超えた分の労働時間。何時間の時間外労働が発生したかを記載する必要がある。また、深夜労働時間や休日労働時間も記載しなけばならない。 |
| 労働日数、休日数 | 1週間に1日もしくは4週間を通じて4日以上の休日は労働基準法に定められているため、労働日数や休日数の記録も必須。 |
| 有給休暇取得日数・残日数 | 2019年の労働基準法改正で、年次有給休暇の付与だけでなく年5日以上の取得も使用者の義務とされたため、各従業員の年次有給休暇の日数と取得日数についても記録する必要がある。 |
勤怠管理の方法
アルバイト・パートの勤怠管理の方法は、タイムカード、エクセル(Excel)、勤怠管理システムの3種類に分かれます。それぞれの方法のメリット・デメリットを表にまとめました。どの方法で勤怠管理を行うべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。
| 勤怠管理方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| タイムカード | ・低コストで導入できる ・従業員の負担が少ない |
・管理業務の負担が大きい ・人為的ミスが起こりやすい |
| エクセル | ・低コストで導入できる ・カスタマイズ性が高い |
・管理業務の負担が大きい ・人為的ミスが起こりやすい |
| 勤怠管理システム | ・管理業務の負担を軽減できる ・従業員の勤怠状況をリアルタイムで把握できる ・法改正に対応できる |
・導入コストかかる |
タイムカードやエクセルでの勤怠管理の一番のメリットは、低コストで導入できる点にあります。勤怠管理システムの場合、月々の利用料が必要となりますが、タイムカードやエクセルでは、ランニングコストは基本的には発生しません。
一方、タイムカードやエクセルに記録された労働時間を集計したり、転記したりといった手間が必要になるため、アルバイト・パートの管理担当者の業務負担は大きくなり、手作業のため人為的ミスも起こりやすくなります。
そこでおすすめなのが、勤怠管理システムの導入です。勤怠管理システムとは、従業員の出勤時間や労働時間、休暇取得日数といった従業員の労働状況を管理できるシステムです。労働状況の管理だけでなく、従業員の出退勤の打刻や記録、残業や休暇の申請、シフト作成、労働時間の集計なども一つのシステムで行えます。
アルバイト・パートの勤怠管理にシステムを導入するメリット
アルバイトやパート従業員の勤怠管理に、システムを導入するメリットは以下の通りです。
- シフト自動作成機能で調整の手間を削減できる
- 生体認証で不正打刻を防げる
- 急な欠勤でも適切に人材配置ができる
シフト自動作成機能で調整の手間を削減できる
勤怠管理システムの代表的な機能にシフト自動作成機能がありますが、この機能によりシフト調整の手間が削減できます。アルバイトやパートの勤怠管理で最も手間がかかるのがシフトの収集や調整作業でしょう。全員の希望が叶うシフトを作成するのは困難なことで、多くの時間がかかってしまいます。
勤怠管理システムのシフト自動作成機能とは、アルバイトやパート従業員が提出した希望シフトをもとに、シフト表を自動作成してくれる機能のことです。シフト表の自動作成のほかにも、シフトに何らかの変更があった場合にもシステムが自動調整してくれるため、「月の途中でシフト表を一から作り直さなけばならなくなった」といったことも回避できます。
生体認証で不正打刻を防げる
生体認証打刻に対応している勤怠管理システムであれば、ほかの従業員によるなりすましなどの不正打刻を防止できます。対応している打刻方法はサービスによってさまざまですが、中には、顔認証や指紋認証、静脈認証といった生体認証打刻に対応しているサービスもあります。生体認証打刻であれば、アルバイト従業員本人以外が打刻することはできませんので、不正打刻はできなくなります。
タイムレコーダーの場合、「本人は出勤していないのにアルバイト仲間に自分の分も打刻してもらう」といった不正打刻を100%防止することは難しいでしょう。このような不正打刻が積み重なると企業は無駄な人件費を支払わなければならなくなります。生体認証打刻で不正打刻を防止することで、そういった無駄な人件費を削減できます。
急な欠勤でも適切に人材配置ができる
急な欠勤でも適切に人材配置ができる点も勤怠管理システムのメリットとして挙げられます。多くの勤怠管理システムでは、曜日や時間帯ごとに必要な人員を登録しておくことで、自動で最適な人員配置ができる機能を搭載しています。アルバイトやパート従業員の急な欠勤などでシフト表に変更があった場合にはシステムが自動調整し、最適な配置を行います。管理者が調整する必要は一切ありません。
さらに、勤怠管理システムの中には、他拠点や多店舗に対応しているサービスもあり、ある店舗で欠勤が出た場合に他の店舗から応援要員を配置する機能を搭載しているサービスもあります。多店舗展開している企業のアルバイトの勤怠管理に特におすすめのサービスです。
しかし、システム選定は比較項目も多く自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
【比較表】アルバイト・パートの勤怠管理におすすめのシステム
ここでは、アルバイト・パートの勤怠管理におすすめのシステムにかかる料金(初期費用・月額料金)を比較しています。無料トライアルの有無もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料トライアル |
|---|---|---|---|
| ジンジャー勤怠 | 要問合せ | 400円(税抜)~/1ユーザー | 1ヶ月間 |
| KING OF TIME | 無料 | 300円(税抜)~/1ユーザー | 30日間 |
| ジョブカン勤怠管理 | 無料 | 200円(税抜)~/1ユーザー | 30日間 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | 要問合せ | 要問合せ | 1ヶ月間 |
| freee勤怠管理Plus | 無料 | 300円(税抜)/1ユーザー | 30日間 |
| タイムカード | 無料 | 110円(税込)~/1ユーザー +基本料金 |
60日間 |
| ハーモス勤怠 | 無料 | 100円(税抜)/1ユーザー | 無料プランあり |
| キンコン | 無料 | 220円(税込)/1ユーザー | 2ヶ月間 |
| 勤労の獅子 | 要問合せ | 150円~/1ユーザー | 30日間 |
| AKASHI | 無料 | 200円(税抜)~/1ユーザー | 30日間 |
アルバイト・パートの勤怠管理におすすめのほとんどのシステムは初期費用無料で導入できます。月額料金の相場は、1ユーザーあたり100円~300円(税抜)です。
また、おすすめの勤怠管理システムには、無料トライアル期間が用意されているものも多くあります。無料トライアル期間の目安は1ヶ月間~2ヶ月間です。本格導入後にスムーズに運用できるよう、無料トライアル期間中に画面の見やすさや操作性を確認しておきましょう。
シフト作成ができる勤怠管理システムおすすめ10選
アルバイトやパート従業員を抱える企業の勤怠管理で最も業務負担が大きいのがシフト作成業務ではないでしょうか。ここでは、シフトの自動作成機能が搭載されている勤怠間システムの中から、特におすすめのサービスを紹介します。
ジンジャー勤怠は、jinjer株式会社が提供する勤怠管理システムです。大企業から中小企業、アルバイトやパート従業員を多く抱えている企業まで幅広い業種で導入されています。
アルバイト・パートの勤怠管理のおすすめ機能に、シフト管理機能があります。シフト作成を一つのシステムで完結できるため、紙やエクセルだと煩雑化しやすいシフト管理業務を効率化できます。シフトの申請はパソコンのほか、スマートフォンからも行えます。
また、あらかじめ時間帯ごとに設定した必要人数に達しない場合、ほかの店舗や施設に足りない人員を供給してもらえる機能も標準搭載。ヘルプ依頼のやりとりはシステム上で行えるため、連絡のタイミングを選ばずいつでも人員の調整が可能です。
【無料トライアル】
1ヵ月間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが開発した勤怠管理システムです。勤怠管理システムとしては業界トップクラスのシェアを誇り、利用者数は370万人以上に上ります。
多くの企業から人気を得ている理由の一つが、アルバイトやパートのどんなに複雑な勤務体系にも対応可能な豊富な機能を搭載している点。一般的な勤務体系のほか、フレックス制や週・月・年単位での変形労働制にも対応しています。
アルバイト・パートのシフト管理機能にも定評があり、シフトのパターンは何種類でも作成可能で、シフトと実際の勤務実績との差異や人件費概算が把握できる機能など、シフト管理の効率化に役立つ機能が豊富に取り揃えられています。
【無料トライアル】
30日間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが手がける勤怠管理システムです。バックオフィス業務全般を効率化できるジョブカンシリーズの勤怠管理システムとして知られており、シリーズ累計の導入社数は、20万社に上ります。
アルバイト・パートの勤怠管理業務に必要なあらゆる機能が搭載されている点が一番のおすすめポイントで、出勤管理からシフト管理、休暇・申請から工数管理まで一つのシステムで完結できます。
また、直感的な画面操作で、アルバイト・パート従業員でも簡単にシフトの申請や作成ができる点も好評です。無料通話アプリ・LINEでシフトを確認できる機能も搭載しています。
【無料トライアル】
30日間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
マネーフォワード クラウド勤怠は、株式会社マネーフォワードが開発した勤怠管理システムです。大企業から中小企業、官公庁、地方自治体まで業種や業態、規模を問わずさまざまな企業・団体で導入されています。
アルバイト・パートのシフト作成・管理機能や労働時間の自動集計機能、遅刻・早退・欠勤・残業・休暇など各種申請ができるワークフロー機能など、効率的な勤怠管理に役立つ機能が網羅されています。
また、基本勤務制・シフト制・裁量労働制・フレックスタイム制など、アルバイトやパート従業員を含めたあらゆる勤務体系に対応している点もおすすめポイントです。異常な打刻や残業時間が一定時間を超えた場合などにアラートが表示される仕組みのため、不正打刻や打刻漏れ、過重労働も未然に防止できます。
【無料トライアル】
1ヵ月間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plusは、freee株式会社が提供する勤怠管理システムです。
業種や規模を問わずさまざまな企業で導入されているのは、より正確な勤怠管理を簡単に行えるさまざまな機能を搭載しているから。アルバイトやパート従業員の日々の打刻から勤怠の集計、システム入力といった勤怠管理の締め作業までを一つのシステムで完結できます。直感的でシンプルな操作画面のため、システムやパソコンの操作に不慣れな方でも難なく使いこなせるでしょう。
また、アルバイト・パートの労働時間や残業時間はリアルタイムに把握でき、集計作業はシステムが自動で行ってくれるため、勤怠管理業務の大幅な効率化が実現できます。打刻方法も多彩で、パソコンやスマートフォンからの打刻のほか、タブレット、ICカード打刻、生体認証打刻にも対応しています。
【無料トライアル】
30日間
主な機能
タイムカードは、株式会社スマレジが手がける勤怠管理システムです。
他社サービスとの最大の違いは、アルバイト・パートの勤怠管理はもちろん、給与管理まで行える点。給与管理システムと連携しなくても、従業員の労働時間の集計から給与計算までの業務が自動化できます。これまで給与計算システムを導入したことのない方に特におすすめのサービスです。
アルバイト・パートのシフト作成・管理機能も魅力で、勤務パターンや従業員の希望からシフトを自動作成することも可能。従業員は自分のパソコンやスマートフォンからいつでもシフトを確認できます。
【無料トライアル】
60日間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、株式会社ビズリーチが提供する勤怠管理システムです。中小企業やベンチャー企業を中心に10万社以上で導入されています。
低価格ながら搭載されている機能は多彩かつ高機能。たとえば、アルバイトやパート従業員が打刻した勤怠データはシステムで自動集計されるため、勤怠管理業務の負担は大幅に軽減できるでしょう。多彩な打刻方法も魅力で、パソコンやスマートフォンでの打刻のほか、ICカード、QRコード、ビジネスチャットツールでの打刻にも対応しています。
【無料プラン】
あり
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
キンコンは、株式会社ソウルウェアが提供する勤怠管理システムです。
他社と比較したおすすめポイントは、勤怠管理だけでなく交通費精算まで行える点。アルバイトやパート従業員は出勤時と退勤時にICカードを専用端末にタッチするだけで、打刻に加えて交通費を計算できます。勤怠管理と交通費精算に関する業務負担を大きく軽減できるでしょう。
打刻方法が多彩な点も特徴の一つで、ICカード打刻、アプリ打刻、チャット打刻などさまざまな打刻方法に対応。Webブラウザやアプリから打刻時に位置情報を取得できるため、不正打刻の防止にも役立ちます。
【無料トライアル】
2ヶ月間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
勤労の獅子は、エス・エー・エス株式会社が手がける勤怠管理システムです。
継続率99%の理由は、手厚いレポート体制にあります。専任のコンサルタントが丁寧なヒアリングから自社に最適な機能を提案。導入後もサービス提供歴15年以上のノウハウをもとに、勤怠管理システムの運用や活用方法を随時提案してもらえます。
あらゆる業種・業態に対応可能なカスタマイズ性の高さも魅力で、対応可能なシフト数は10万以上。社員とアルバイト・パート従業員で労働時間の計算方法を選択できるため、多様な雇用形態がある企業でも問題なく運用できるでしょう。また、変動労働制やフレックスタイム制のほか、1日に複数の出勤など複雑な勤務制度にも対応できるおすすめの勤怠管理システムです。
【無料トライアル】
30日間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
AKASHIは、ソニービズネットワークス株式会社が提供する勤怠管理システムです。
大企業から従業員数人の小規模事業者まで幅広い企業で導入されています。多くの企業で選ばれている理由の一つが、豊富な機能。アルバイトやパートの日次・週次のシフトを自動作成できる機能やテレワーク中の従業員数をリアルタイムで確認できる機能、プロジェクトの達成までの時間や人件費を計算し工数を算出・管理する機能など、効率的な勤怠管理に役立つさまざまな機能があります。
【無料トライアル】
30日間
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
シフト管理機能以外もチェック!勤怠管理システムの選び方
ここでは、勤怠管理システムの選び方を解説します。シフト管理機能以外にも以下のポイントに着目して比較選定しましょう。
- アルバイト・パート従業員もシフトを提出しやすいか
- 多様な勤務体系にあった管理ができるか
- 導入済のシステムと連携可能か
アルバイト・パート従業員もシフトを提出しやすいか
シフト作成機能などの管理者側が便利な機能だけに着目して勤怠管理システムを選びがちですが、従業員側が使いやすいかどうかも確認しましょう。具体的には、アルバイトやパート従業員がシフトを提出しやすいシステムかどうかを確認してください。
勤怠管理システムを使うのは管理者だけではありません。従業員も毎日使うものです。特に、アルバイトやパート従業員のシフト提出がしにくいシステムを選んでしまうと、使い方がなかなか浸透せずに「いつまで経っても従来のシフト提出のまま」となってしまう可能性があるでしょう。いち早く効率的な勤怠管理が実現するよう、管理者だけではなく従業員も使いやすい勤怠管理システムを選びましょう。
多様な勤務体系にあった管理ができるか
自社の勤務体系にあった管理ができるかどうかもシステムを選ぶうえで非常に重要なポイントです。日勤だけの会社、日勤と夜勤がある会社、3交代制の会社など勤務体系は会社によってさまざまです。また、シフト提出の頻度も月に1回だけの会社もあれば、2週間に1回、週に1回など、それぞれの会社・店舗によってシフト管理のルールはさまざまです。
さらに、シフト制以外の勤怠管理もあわせて行いたい場合、固定スケジュールの管理も必要です。まずは自社の勤務体系やルールを洗い出したうえで、アルバイトやパート従業員はもちろん、正社員などさまざまな勤務体系に対応した勤怠管理システムを選びましょう。
導入済のシステムと連携可能か
会計ソフトや給与計算システムなど、ほかの業務システムを導入している場合は、それらの業務システムと連携可能な勤怠管理システムを選びましょう。勤怠管理システムとほかの業務システムを連携することによって、さらなる業務効率の向上が実現できます。たとえば、勤怠管理システムと給与計算システムを連携することによって、アルバイト・パート従業員の労働時間の集計から給与計算までの業務の自動化が可能です。
どの業務システムを連携可能なのかは、サービスによって異なります。最低限、現在使っている業務システムと連携可能な勤怠管理システムを選定しましょう。また、現在使っている業務システムがない場合は、将来的な連携も視野に入れ、連携可能なシステムがより多いサービスを選びましょう。
まとめ:勤怠管理システム選びの相談ならPRONIアイミツへ
アルバイト・パート従業員は、働く時間や曜日が一人ひとり違います。そのため、適切に勤怠管理を行おうとすると、どうしても管理者側の業務が重くなりがちです。中には、「毎月末は勤怠管理の締め業務に追われてほかの業務が進まない」といったお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
煩雑になりがちなアルバイト・パートの勤怠管理におすすめなのが勤怠管理システムです。これまでタイムカードやエクセルでは手入力で行わなければならなかった業務の大半を自動化でき、ミスがないかのチェックも不要になります。この機会に勤怠管理システムを導入したい方も多いのではないでしょうか。どのようなサービスを導入したらいいか分からない方はぜひPRONIアイミツにご相談ください。ニーズや予算を伺ったうえで最適なサービスをご提案いたします。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で勤怠管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
しかし、シフト作成ができる勤怠管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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