AI搭載のSFAおすすめ9選!人工知能で営業を効率化
「営業活動が忙しく、効率的に進められない」と感じている営業担当者や、「チームのパフォーマンスがもっと向上すればいいのに」と思っている営業マネージャーの方々に朗報です。AIを搭載したSFA(営業支援ツール)は、データ分析や営業プロセスの自動化を通じて、業務を大きく効率化する可能性を秘めています。
本記事では、AIを活用した営業支援ツールのメリットや、導入時に注意すべきポイント、実際におすすめのツールを紹介します。営業活動をスムーズに進めるためのヒントとして、参考にしてください。
- AIを搭載したSFAとは
- 営業支援がAIにより効率化する理由
- 【比較表】AIを搭載したSFA(営業支援ツール)
- 【2025年最新】AIを搭載したSFA(営業支援ツール)おすすめ9選
- AI営業ツール(SFA)の選び方
- AI営業ツール(SFA)を導入するメリット
- AIを搭載した営業ツール(SFA)を導入するデメリット
- まとめ:営業支援システムのAI機能で、業務効率化を促進しよう
- よくある質問

AIを搭載したSFAとは

SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)は、営業担当の各案件や商談の進捗状況などを管理するシステムです。AIを搭載したSFAとは、営業のコア業務は人間が行いつつ、パターン化できる部分はAIが担当する営業ツールで、営業効率を高めるために開発されました。営業プロセスの中にはパターン化が容易な要素が多く、AIによる自動化で業務を進められるケースも多いです。次の表は、AIを搭載したSFAにより、できるようになることの一例です。
AI搭載のSFAの機能 | ベネフィット |
---|---|
AIによる営業プロセスの提案 |
・提案を参考にアプローチできる ・適切な行動計画により、機会損失を防げる |
AIによる市場調査 | 手間が減り、時間を大幅に節約できる |
AIによる音声認識 |
・入力作業の工数を削減できる ・商談音声の分析や評価により、営業品質を上げられる |
AIを搭載したSFAの活用により、営業活動の属人化からの脱却、マーケティングと営業の統合、再現性の高い仕組みの構築が実現します。AIを搭載したSFAを有効活用すれば、新人でも成果につなげられるでしょう。
営業支援がAIにより効率化する理由
AIを活用した営業支援とは、AI(人工知能)の技術を使って、営業活動を効率化し生産性を高めるための支援を指します。AIを活用していない従来の営業支援は、「管理」が強みだったのに対し、AIを活用した営業支援は「AIによる提案」や「AIによる自動化」が強みです。
AIの活用により、ターゲティング精度の向上、名刺情報の正確なデータ化などが可能になり、営業活動がより効率化します。営業担当者は、AIを活用した営業支援で、営業成果の向上につなげられるのです。
McKinsey & Companyの記事によると、ツールやITシステムにより営業業務コストが最大30%削減され、特に最前線の業務において、年間2~3%の継続的な生産性向上が実現した、とのことです。
Due to the bundling of tasks in the shared service center and the harmonization of tools and IT systems across markets, there was up to a 30% decrease in sales operations costs and a continuous annual productivity improvement of 2%–3%, especially in frontline activities.
さらに、McKinsey & Companyは、SFAのようなツールやITシステムによる営業サポートの重要性を強調し、企業ごとに適した種類とレベルの導入が必要である と述べています。
これらの調査結果から、営業活動にデータ活用を取り入れることで、業務効率や生産性の向上が期待できると考えられます。 企業が自社に合ったツールを選択し、適切に活用することが、成長や収益拡大のカギとなるでしょう。
また、金融庁が行った調査によると、営業活動へのデータ活用による収益機会の拡大は、「導入効果が想定通り」83.7%、「導入効果が想定以上」8.2%と報告されています。

出典:金融庁 令和2年 金融機関のITガバナンス等に関する調査結果レポート「データ活用後の評価」
この結果から、営業活動におけるデータ活用の有効性が示唆されており、企業が収益機会を拡大していくための重要な要素の一つであることが分かります。
具体的には、SFAなどのツールを活用し、顧客データを蓄積・分析することで、より精度の高いターゲティングや営業戦略の立案が可能になります。 AIの活用も進めることで、業務の効率化やコスト削減につながるでしょう。
このように、営業支援にデータ活用やAIを導入することで、コスト削減・業務効率化・売上向上といった成果が期待できるのです。
【比較表】AIを搭載したSFA(営業支援ツール)
ここからは、AI機能を搭載したSFA(営業支援ツール)を比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめのAI機能を搭載したSFAをご確認ください。
ツール名 | AIでできること | 月額料金 |
---|---|---|
Salesforce Sales Cloud | 営業メールの作成、会話分析、見込み顧客の見極めなど | 1ユーザー3,000円〜 |
Zoho CRM | 見込み客や案件の確度を自動予測、最適なアプローチタイミングを算出 | 1ユーザー1,680円〜 ※無料プランあり |
Mazrica Sales | 案件のリスク分析や類似案件をアドバイス | 5ユーザー27,500円〜 |
GENIEE SFA/CRM | 音声議事録の要約、受注予想、ネクストアクションのレコメンド など | 5ユーザー34,800円〜 |
Sales Force Assistant | 商談情報をもとに、最適なアドバイスを実施 | 1ユーザー3,500 円〜 |
Sansan | 高精度な名刺データ化 など | 要問合わせ |
Dynamics 365 | 返信メールの作成、会議の概要下書き など | 1ユーザー9,745 円 〜 ※無料プランあり |
GeAIne | アプローチ用の営業文章を自動作成 | 40,000円〜 |
CCReB AI | 不動産売買動向の予測値をスコア化 | 要問合わせ |
【2025年最新】AIを搭載したSFA(営業支援ツール)おすすめ9選
2025年現在、AI機能を搭載したSFA(営業支援ツール)のおすすめ9選ご紹介します。それぞれが豊富な機能や高い利便性をそなえているので、各システムの強みや特徴を比較しながらご検討ください。
- Salesforce Sales Cloud
- Zoho CRM
- Mazrica Sales
- GENIEE SFA/CRM
- Sales Force Assistant
- Sansan
- Dynamics 365
- GeAIne(ジーン)
- CCReB AI(ククレブ・エーアイ)

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料金
月3,000円/ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
12ヵ月
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最低利用人数
要問合せ
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するAIを搭載したSFAです。見込み顧客の管理や売上予測など、営業支援に関連したさまざまな機能を利用でき、AI機能はSales Cloud Einsteinで活用可能。
従来のSales CloudにEinstein AIを追加することで、活動ダッシュボードの自動作成や、確度の高い見込み顧客の予測が可能に。意思決定スピード、社員の生産性、顧客満足度の向上に寄与します。商談インサイト・取引先インサイト機能による高精度な分析で、さらなる成約率の向上も可能です。
Salesforce Sales Cloudにより、インサイト発見、成果予測、次ステップのレコメンド、ワークフロー自動化が実現します。「ビジネスプロセスを円滑にしたい」「最適なデータを活用し、顧客により良い提案をしたい」という企業に、Salesforce Sales CloudはおすすめのAI搭載SFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
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もともとエクセル管理や別システムで営業業務の認証を行なっていたが、本システムを利用することで、オンラインでの対応、自動化、効率化ができるようになった。
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サポートがしっかりしていて、初心者でも安心して使えるところ。また、自分が教える立場になっても教えやすくて良い。

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料金
月1,680円 / ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
-
最低利用人数
要問合せ
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供するAIを搭載したSFAです。特徴は、機能が豊富でありながらも続けやすい利用料金であること。コストパフォーマンスに優れたSFA/CRMとして世界中で導入され、AIによる顧客データや商談内容の分析、確度予測などが可能な点もおすすめの理由です。
AI機能では、見込み顧客のニーズに最もマッチした商材のレコメンド、連絡に最適なタイミングの推測、さらには行動パターンの学習による営業活動の自動化・生産性アップまで実現。これまでよりも効率的かつ効果的に営業をサポートします。
「業務量の削減や販売サイクルの短縮化をしたい」「見込み客確度予測を活用し、顧客との良好な関係構築したい」という企業に、Zoho CRMはおすすめのAI搭載SFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
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費用対効果がとても高い点です。他のCRM、SFAと同等機能で価格は1/3程度と圧倒的です。慣れれば他の製品と機能も同じだと思います。というか優れている点もたくさんあると思います。
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コストパフォーマンスが高く、カスタマイズも簡単ですので、専門知識が無くても自社に合わせたシステムが実現できます。 ブループリント機能により、ボタンを押せば複数処理が実行できるため利用側の負担を軽くすることもできます。Zoho Flowの活用でCRMの情報を社内のチャットツールにも送ることができます。

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料金
月27,500円/5ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するAIを搭載したSFAです。豊富な機能が搭載されており、顧客情報の管理をはじめ、名刺管理や案件管理、行動管理など営業部門をまとめてカバー。AI機能を活用によりさらなる業務効率化を実現できます。
これまでの案件で蓄積されてきたデータを元に、契約予定日、契約金額、確度などを予測できるほか、どんなリスクがあるのか、類似した案件はあるのかなどといった情報もAIが的確にアドバイス。受注率が伸び悩んでいるという場合には特におすすめのSFAです。マルチデバイスに対応しているので、外出先からの作業にも大変便利です。またAI予測確度機能を搭載しており、営業組織全体を進化させられるでしょう。
「行動実績や目標、リスクなど営業活動に必要な情報を全て一元管理したい」「AI予測確度機能を活用し、営業組織全体を進化させたい」という企業に、Mazrica SalesはおすすめのAI搭載SFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
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分かりづらい点があるが結果が出ているので、かなり効率的に運用してる。インターフェースもわかりやすい。
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とても使いやすく便利で業務の効率化に役立っているところです。

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料金
月34,800円 -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
12ヶ月
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最低利用人数
要問合せ
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供するAIを搭載したSFAです。リーズナブルかつ多機能でコストパフォーマンスに優れており、追加オプション「AIアシスタント」は1ユーザーあたり月額たったの980円で利用可能。
Open-AI GPT-4の活用により、営業の報告書やメールなどにおける文章作成をAIがサポートします。入力されたデータが学習されていくことはないため、機密情報の漏えいリスクが不安という場合でも問題ありません。
「リスクを防ぎ、安心して利用できるSFAを利用したい」「シンプルな操作画面で、定着率が高いSFAを導入したい」という企業に、GENIEE SFA/CRMはおすすめのAI搭載SFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- チャット機能

Sales Force Assistant
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料金
月3,500円/ユーザー -
初期費用
50,000円
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最低利用期間
6カ月
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最低利用人数
要問合せ
Sales Force Assistantは、株式会社NIコンサルティングが提供するAIを搭載したSFAです。AIを活用したSFA/CRMの製品シリーズで、案件型SFA、ルート型SFA、併用型SFAなどそれぞれのニーズ別で製品が提供されています。
AIを活用した「AI秘書」機能を利用できるのが大きな特徴で、営業社員一人ひとりに必要な情報をタイムリーに知らせてくれます。名刺情報のデータ化や営業プロセスの見える化、類似案件の抽出、クレーム確認や業務の抜け漏れ防止など、忙しい営業パーソンを幅広い角度からAI秘書がサポートします。ゲーミフィケーション機能もあることで、より楽しみながら営業活動を進められるのもおすすめのポイント。
「訪問準備や案件進捗、クレームケアなどの便利機能を活用したい」「AIのサポートにより、顧客と関係を効率的かつ友好的にしたい」という企業に、Sales Force AssistantはおすすめのAI搭載SFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
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一元管理ができるところ、カスタマイズが柔軟にできるところが便利だと思います。操作も簡単で使いやすいです。
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初めて使う社員でも、解り易く使いやすいので、年齢関係なく使いこなせて良いと思います。疑問に思った事を教えて貰えるカスタマーサービスも有るので安心。

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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
Sansanは、Sansan株式会社が提供するAIを搭載したSFAです。AI搭載の名刺管理機能をメインとし、名刺管理サービスとしての枠を超えて、SFAとしても利用されています。SansanのSFAには、100万件を超える企業情報を始めから搭載。これまで以上に新規顧客開拓をスムーズにする営業DXサービスです。
Sansanは単なる名刺管理ツールではなく、精度99.9%の「AI名刺管理」機能を搭載している点でも注目を集めています。氏名や会社名だけでなく昇進や異動などの人事異動情報も自動集約する機能を搭載しており、より正確な人物データを蓄積。また、AIを活用したスマートレコメンデーション(β)機能では、過去の名刺交換データを元に、おすすめの人物をAIがピックアップ。
さらに、ホットリード・レコメンド (β)機能では、確度が高いと予測される人物は誰か分析・スコアリングし、アドバイス可能です。「社内の人脈を共有し、組織的営業力強化したい」「名刺情報を簡単にかつ正確にデータ化したい」という企業に、SansanはおすすめのAI搭載SFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- Pマーク
- 冗長化
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顧客のキーマンにアクセスしたい時に私とは全く異なる部署とのつながりがあったことが発見できることですね
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使いやすいので仕事の時間が減り退屈なぐらいです。時間短縮になるので効率が良くストレスがいっさいたまらないです。目にもやさしいのでありがたいです。

Dynamics 365
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料金
月9,745円/ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
Microsoft Dynamics 365は、マイクロソフト コーポレーションが提供するAIを搭載したSFAです。営業やマーケティング、カスタマーサービスなどさまざまなビジネスアプリケーションをセットで、あるいは単独で柔軟に利用できます。
Dynamics 365 CopilotではAIも活用可能。メールの文章や会議要約の自動作成をはじめ、顧客のセグメント分け、カスタマーサポート、在庫管理などさまざまな業務をまとめて自動化できます。既存の統合ツールとインテリジェントな自動化によって、営業活動の生産性を拡大できる点もおすすめの理由です。
「営業部門のみならず、会社全体で活用できるSFAを導入したい」「世界各国で利用されている実績豊富なSFAを活用したい」という企業に、Microsoft Dynamics 365はおすすめのAI搭載SFAです。
- スマホアプリ(iOS)対応
- ワークフロー機能
- 顧客管理機能
- 定型タスクの自動実行機能
- 見込み顧客の管理機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
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料金
月40,000円 -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
3か月
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最低利用人数
要問合せ
GeAlne(ジーン)は、エッジテクノロジーが提供するAIを搭載したSFAです。問い合わせフォームへの入力・送信を自動化できるほか、営業文章のABテスト、簡易レポート機能など豊富な機能が揃い、AIを活用した企業リストの抽出も可能。
GeAlneは確度が高いと予測される企業をピックアップしてリスト化するだけでなく、営業メールの送信も自動で行えます。確度の高い順に自動でアプローチでき、効率的に営業を進められるでしょう。
システム導入後はサポートチームがアポ獲得を支援。それぞれのクライアント企業にマッチした提案を行います。「アポ獲得へのアシストを強化したい」「新規開拓で、大量リストの送信を自動的に行いたい」という企業に、GeAlneはおすすめのAI搭載SFAです。
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料金
要問合せ -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
CCReB AI(ククレブ・エーアイ)は、ククレブ・アドバイザーズ株式会社が提供するAIを搭載したSFAです。不動産業界に特化したSFA・ドアノックツールとして活用でき、上場企業・有力非上場企業のデータを14,000社分カバーしているのが大きな特徴。
各企業の不動産売買の動向についてAIが予測し、売却可能性のある会社、取得可能性のある会社をスコアリング・リスト化します。各企業の中期経営計画書や有価証券報告書も自動でレポートされるほか、上場企業における横断的な分析も可能。不動産業界の営業を全面的にサポートします。
「大手企業への法人営業で成果を上げたい」「企業のさまざまなニーズを迅速かつ体系的に把握したい」という企業に、CCReB AIはおすすめのAI搭載SFAです。
以上、AIを搭載したSFA(営業支援ツール)を紹介しました。費用比較でおすすめのサービスは、別記事「SFAの費用相場|主要ツールの料金を徹底比較」にて紹介していますので、併せてご覧ください。
AIを搭載したSFAは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったAIを搭載したSFAの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
AI営業ツール(SFA)の選び方
ここでは、AIを搭載したSFA(営業支援ツール)の選び方を解説します。
- 企業に必要なAI機能が搭載されているか
- 外部システムと連携はできるか
- レクチャーやサポート体制は充実しているか
- 営業活動の新規開拓にも対応できるか
企業に必要なAI機能が搭載されているか
搭載されているAI機能はSFAによって異なるため、企業が必要とするAI機能が搭載されたSFAを選びましょう。例えば、各種分析・予測ができるAI機能が必要かどうか、あるいは、名寄せや文章の要約などができるAI機能が必要かどうかによって選ぶべきSFAは変わります。
SFAのAI機能にどのようなサポートをしてもらいたいかを整理し、必要なAI機能が明確になっていれば、企業が導入すべきSFAを大きく絞れるはずです。
外部システムと連携はできるか
SFAと外部システムを連携できると、より業務を効率化できます。例えば、請求書システムとSFAを連携すれば、顧客情報や案件から簡単に請求書を作成できます。また、すでにCRMを導入している企業の場合、相互に連携できるSFAを選んでおけば、SFAにデータを入力するだけでCRMにもデータが反映され、入力の手間を省くことが可能です。
CRMにおいて優良顧客の行動履歴やこれまでの対応履歴などを管理し、そのデータをSFAにも反映させて営業活動に活用すれば、成約率が上がる可能性も高まります。なお、現段階でCRMを利用していない場合は、SFAとCRMが1つに集約されたシステムが便利でおすすめです。
レクチャーやサポート体制は充実しているか
SFAを初めて利用する方やITシステムに慣れていない場合には、レクチャーやサポート体制が充実しているSFAを選びましょう。SFA導入時のレクチャーやカスタマーサポートなどが充実していれば、初心者の方でも安心して導入できます。
導入支援が利用できるSFAや、メールや電話、チャットで相談できるSFAのほか、活用方法をアドバイスを受けられるSFA、訪問レクチャーにも対応しているSFAなど、各社によってサポート体制はさまざまです。自社ではどの支援が必要なのか、あらかじめ整理しておきましょう。
営業活動の新規開拓にも対応できるか
AIを搭載したSFAの中には、営業活動の新規開拓に対応できるサービスもあります。例えば、名刺情報を正確にデータ化しデータベースを構築する、データベースから確度が高いと考えられる企業をレコメンドする、企業リストを作成し営業メールも自動で送信するなど、各SFAで新規開拓向けの機能が提供されています。
電話での新規開拓とあわせ、AIによるメール営業も活用すれば、より効率的に新規開拓業務を進められるはずです。SFAの選び方・失敗しないポイントをさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
AIを搭載したSFAの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったAIを搭載したSFA(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
AI営業ツール(SFA)を導入するメリット
ここからはAIを搭載したSFA(営業支援ツール)を導入するメリットについて解説をしていきます。
- 営業の成功パターンを分析できる
- データ活用や自動化により、コア業務に専念できる
- 営業アシスタントの業務負担が軽くなる
- 顧客満足度の向上につなげられる
営業の成功パターンを分析できる
AIは膨大なデータも瞬時に分析できるため、営業の成功パターンを効率よく分析できます。AIがこれまでの無数の営業内容を分析し、成功パターンを明らかにします。パターン化できれば再現性が高くなり、真似をすればある程度の成果は出せるようになります。誰もが優秀な営業担当者のノウハウを持てるようになり、新人の担当者でも売り上げ向上に貢献できる可能性が高まります。
これまでに成約してきた案件をデータとしてSFAに蓄積するだけでなく、どのような条件が揃えば成功につながるかをパターン化でき、営業ノウハウが属人化されません。成功パターンとして営業部門内で簡単に共有できるので、営業部門全体の生産性アップや成約数アップを実現できます。
データ活用や自動化により、コア業務に専念できる
AIが搭載されたSFAでは、さまざまなデータを収集・学習・分析できるほか、学習したデータに基づいて多くの業務を自動化できるため、営業担当者はこれまでよりもコア業務に専念できます。これまでには手作業で行う必要があったデータの入力作業や分析作業、レポート作成などもAIによって自動化でき、作業時間を大幅に減らすことが可能に。結果的に、営業担当者は重要な業務に多くの時間を割けるようになり、営業活動全体が効率化します。
営業アシスタントの業務負担が軽くなる
AIを搭載したSFAを使えば、営業アシスタントの業務負荷が軽くなるというメリットもあります。営業アシスタントの業務は社内文書の作成や電話・メール対応、顧客データの登録や変更、受発注に関するデータの入力など、デスクワークがメインです。それほど属人性の高いものではないため、AI搭載のSFAを活用することで業務を大幅に減らせます。
例えば、AIチャットボットを活用すれば、質問形式で情報を探すことも可能です。データ収集や登録も全てAIに任せられ、営業アシスタントの業務は軽減されます。その分、アシスタントは別の業務に従事でき、会社全体の生産性向上の観点からも導入のメリットは大きいです。
顧客満足度の向上につなげられる
AIが搭載されたSFAでは、顧客ごとに適切なタイミングでのコミュニケーションを実現でき、顧客満足度の向上につなげられるというメリットもあります。AIは蓄積されたデータを分析し、顧客ニーズにあったコミュニケーションを提案することも可能です。メール、電話など顧客に応じたマーケティング手法により、顧客満足度は向上します。
数あるAIを搭載したSFAを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったAIを搭載したSFAが分かる診断(無料)ができます。
AIを搭載した営業ツール(SFA)を導入するデメリット
ここからはAIを搭載したSFA(営業支援ツール)を導入するデメリットについて解説をしていきます。
- AIを搭載したSFAの導入・運用にコストがかかる
- AIの精度は、入力したデータの量と質に左右される
- 営業ツールを使いこなすには、AIリテラシーも必要とされる
AIを搭載したSFAの導入・運用にコストがかかる
AIを搭載したSFAを導入・運用するには、どうしてもコストがかかってしまいます。AI搭載型のSFAは、AI非搭載のSFAより高額になる傾向があります。中には初期費用が無料のSFAもありますが、毎月の利用料金は発生するのが一般的です。無料で利用できるAI搭載型のSFAも存在するものの、利用できる機能が限られている、利用できるユーザー数が少人数に限られている、といった条件があります。
AIを搭載するSFAを導入するとランニングコストはかかりますが、SFAによって効率化・生産性アップが実現できれば、費用対効果は高いと考えられます。費用対効果を高めるには、企業規模に合わせたSFAを導入するのもポイント。
AIの精度は、入力したデータの量と質に左右される
SFAのAI機能によって業務を効率化し、分析・予測の精度も上げていくためには、質の伴った多くのデータを収集・蓄積する必要があります。逆に言えば、そもそも収集できるデータが少なすぎる、入力データの量はあるものの質が低いという場合には、AIが搭載されたSFAであっても最大限の効果を発揮できません。
AIによる分析で確度予測をしたい、効率的に成果をあげていきたいと考える企業は多いかもしれませんが、確度予測の精度を上げるためにはデータを十分に蓄積する必要がある点はおさえておきましょう。
営業ツールを使いこなすには、AIリテラシーも必要とされる
AIについての正しい知識がないまま、AIが搭載されたSFAを導入した場合、うまく使いこなせないケースも考えられます。AI搭載型のSFAはさまざまな業務を効率化できますが、AIリテラシーも必要とされます。AIリテラシーを養うためには、まず「AI=万能」という思い込みを捨てましょう。AI機能を使いこなすための、能動的な意識を持つことが重要です。AIリテラシーに不安がある場合は、サポート体制の整ったSFAを選びましょう。
まとめ:営業支援システムのAI機能で、業務効率化を促進しよう
AIが搭載された営業ツールを活用すれば、データの収集や入力、分析、活用に至るまでをまとめて自動化し、営業担当者の業務効率化を実現できます。業務の効率化により、営業担当者はコア業務に多くの時間を割けるため、生産性アップや成約数アップへとつなげられます。営業活動をより効率的に進めたい方は、AI搭載の営業ツールを活用しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でSFAを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
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しかし、AIが搭載された営業ツールは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、AIが搭載された営業ツール選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったAIが搭載された営業ツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
関連記事:おすすめSFA(営業支援ツール)を厳選比較【2025年最新】
よくある質問
AIを搭載したSFA(営業支援ツール)について、よくある質問に答えます。
AIの営業支援の事例は?
AIの営業支援の事例として、人材サポート事業を行う企業(従業員700名以上)の事例を紹介します。この企業は、企業向けの人材サポートを幅広く展開しており、運営する転職サイトへの掲載数や、転職イベントへの出展数を増やすべく、企業からの問い合わせを増やす必要がありました。
そんな中、AI搭載型のSFAサービス「GeAIne」を導入。AIによって作成された企業リストを元にフォームマーケティングに注力したところ、問い合わせ獲得数は四半期単位で120%の進捗をみせ、成功を収めています。
参考:GeAIne 公式サイト
AIによって営業職はなくなるか?
AIによって営業職がなくなる可能性は低いです。エン・ジャパン株式会社による「AIに代替される仕事、されない仕事」のアンケートでは、営業職は代替されにくい職種のトップ3にランクイン。経営者や経営企画に続いて、AIに取って代わられることのない職とされています。

出典:エン・ジャパン株式会社 「AIに代替される仕事、されない仕事」
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
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