自社仕様にカスタマイズできるCRMおすすめ5選【2025年版】
「今のCRM、業務に合っていない」と感じたことはありませんか? 入力項目が足りない、エクセルに戻ってしまう、他ツールと連携できない…そんな課題は、CRMを自社仕様にカスタマイズすることで解消できます。
本記事では、カスタマイズ性の高いCRM(顧客管理システム)のメリットや選び方を解説します。自社に合うCRMを見つけたい方はぜひ参考にしてください。
- CRMはカスタマイズ性の高さと使い方が重要
- カスタマイズ性の高いCRMの導入メリット
- 【比較表】カスタマイズ性の高いおすすめのCRM
- カスタマイズ性の高いCRMおすすめ5選
- CRMをカスタマイズする際の注意点
- CRMのカスタマイズを最大限活用する方法
- まとめ:CRMのカスタマイズで顧客管理を最適化しよう
CRMはカスタマイズ性の高さと使い方が重要
CRMはカスタマイズ性と使い方の両方が成果を左右します。顧客情報の管理方法は企業ごとに異なり、顧客の状態や課題に応じて提案内容を柔軟に変えられる設計でなければ、十分な効果を発揮できません。
カスタマイズ性が低いと、個別対応が難しく機会損失につながります。また、CRMは目的ではなく手段です。使い方を誤ると必要な情報を活用できず、導入しても売上向上に結びつかない場合があります。導入時はカスタマイズ範囲と運用設計の両面を確認し、自社の顧客戦略に合わせて使いこなすことが大切です。
カスタマイズ性の高いCRMの導入メリット
自社の業務フローに合わせて柔軟に設計できるカスタマイズ性の高いCRMは、無駄な作業を減らし、顧客対応の精度と効率を同時に高められます。
カスタマイズ性が高いCRMの魅力3つ
- 業務プロセスを効率化できる
- 自社仕様の運用を実現できる
- 部署間のデータ連携を強化できる
業務プロセスを効率化できる
カスタマイズ性の高いCRMを導入すると、自社の業務フローに沿った運用設計が可能になり、全体の生産性を高められます。 例えば、インサイドセールスとフィールドセールスが連携する企業では、潜在ニーズを把握する項目を追加設定することで、商談前の情報共有が円滑に進行。既存のフローを維持したまま必要な情報を整理できるため、入力画面や表示項目を最適化すれば、作業時間の短縮にもつながります。
自社仕様の運用を実現できる
カスタマイズ性の高いCRMは、これまで蓄積してきた顧客データの管理形式に合わせて構築できる点が特徴です。柔軟性の低いCRMでは、データの再入力や形式変換が発生し、運用負荷が増大します。自社仕様に合わせて設定できるCRMなら、過去のデータをそのまま活用でき、移行時の手間を抑えながらスムーズな導入を実現できます。
部署間のデータ連携を強化できる
カスタマイズ性の高いCRMを活用すれば、部門をまたぐデータ連携がスムーズになり、情報共有のスピードが向上します。共有項目を部署ごとに調整できるため、営業・マーケティング・カスタマーサポート間の連携も円滑化。組織全体で情報を活用しやすくなり、課題解決までの時間短縮や顧客満足度の向上が期待できます。
【比較表】カスタマイズ性の高いおすすめのCRM
ここからは実際に、カスタマイズ性の高いおすすめのCRMを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
|
料金
月12,000円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
|
料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
|
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
8,800円/台
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
|
料金
月20,000円~
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
|
|
顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
|
顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
|
顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
|
顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
|
顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
|
|
導入実績社数 世界15万社以上 |
導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 20,000社以上 |
さらに、事業規模に応じたプロセスに合わせてCRMのカスタマイズも可能であり、それぞれの事業環境に合わせた柔軟性の高さが人気のポイントとなっています。
また、顧客との取引での見積書や請求書も自動作成できたり、ターゲット先を自動抽出してメールを送付できたり、使い方の幅も自由にカスタマイズできます。
さらに、売上や活動状況の集計、スケジュールをグラフやチャートにさせて、見やすいレイアウトに変えることが出来ます。これにより、情報収集にかける時間の効率化や現場の課題が見えるようになります。
ダウンロード、独自のカスタマイズ、クラウド上での共有が無料なのでコストを抑えることが出来ます。
また、ネット上で公開されている無料のエクセルから、請求書、領収書、見積書などの帳票が作成できます。さらに、サービスと電話を連動させて、電話が鳴った際に顧客情報を表示する機能などもあるため、カスタマーサポートの面でも期待できます。
情報共有で営業の予定や進捗を簡単に把握が出来るので、報告書作成の必要がなくなり、作業効率を上げることができます。
また、顧客情報を一括管理できるので、顧客のニーズを簡単に把握できて、営業効率が上がります。管理画面もノーコードでカスタマイズできるので、指標に合わせた最適化を行うこともできます。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、CRM選びの参考にしてください。
カスタマイズ性の高いCRMおすすめ5選
自社の業務フローや顧客管理体制に合わせて柔軟に運用できる、カスタマイズ性の高いCRMを5つ紹介します。
カスタマイズ性の高いCRMをチェック
Salesforce Sales Cloudは株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するCRMです。管理業務を自動化して、リードの管理を効果的に行うことができます。また、顧客との関係性や商談の進捗を、時間や場所に囚われることなく確認できます。そのため、商談前の移動中に顧客情報で必要なものを準備し忘れたとしても、慌てずに正確な情報を確認可能です。
さらに、事業規模に応じたプロセスに合わせてCRMのカスタマイズも可能であり、それぞれの事業環境に合わせた柔軟性の高さが人気のポイントとなっています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Zoho CRMは、見込み顧客獲得から商談や受注はもちろん、既存顧客の情報などをカスタマイズしながら管理できるCRMサービスです。また、獲得済みの顧客の情報から、顧客が興味のある商品などの情報も自動的に登録できます。そのため、すでに持っている顧客リストに対して、どのような商品を紹介してより利益を生めるかどうか検討することが可能です。
また、顧客との取引での見積書や請求書も自動作成できたり、ターゲット先を自動抽出してメールを送付できたり、使い方の幅も自由にカスタマイズできます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
JUST. SFAは企業内の営業組織のSFA活用をサポートする営業支援サービスです。現在の案件状況確認、過去の営業履歴、見積内容の閲覧等の営業活動に必要な情報をまとめて画面に表示出来ます。そのため、うまく行っている営業の方のデータを閲覧し、自分の営業に活かすことも可能です。
さらに、売上や活動状況の集計、スケジュールをグラフやチャートにさせて、見やすいレイアウトに変えることが出来ます。これにより、情報収集にかける時間の効率化や現場の課題が見えるようになります。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Fullfree
Fullfreeは自社で顧客管理システムや会員管理システムを独自に作成できます。そのため、自社特有で必要な顧客情報も容易に管理可能です。
ダウンロード、独自のカスタマイズ、クラウド上での共有が無料なのでコストを抑えることが出来ます。
また、ネット上で公開されている無料のエクセルから、請求書、領収書、見積書などの帳票が作成できます。さらに、サービスと電話を連動させて、電話が鳴った際に顧客情報を表示する機能などもあるため、カスタマーサポートの面でも期待できます。
主な機能
F-RevoCRM
F-RevoCRMは社内連携を円滑にして、情報収集の改善と顧客目線に合わせた営業を行えます。
情報共有で営業の予定や進捗を簡単に把握が出来るので、報告書作成の必要がなくなり、作業効率を上げることができます。
また、顧客情報を一括管理できるので、顧客のニーズを簡単に把握できて、営業効率が上がります。管理画面もノーコードでカスタマイズできるので、指標に合わせた最適化を行うこともできます。
主な機能
CRMをカスタマイズする際の注意点
CRMを自社仕様にカスタマイズすれば、業務効率化や売上拡大が期待できます。 ただし、開発や運用にはリスクも伴うため、事前に注意すべきポイントを把握しておくことが重要です。
CRMカスタマイズの3ポイントをチェック
- コストをかけすぎない計画を立てる
- 導入後の開発・保守体制を考慮する
- 他ツールとの連携を見越して設計する
コストをかけすぎない計画を立てる
CRMのカスタマイズには、人件費や外注費などの追加コストが発生します。投資額に見合う効果が得られなければ、導入目的を損ねかねません。利益の最大化を目指すには、導入コストをどの程度で回収でき、どれだけの利益を見込めるのかを試算する必要があります。特に開発規模が大きい場合は、スケジュールの長期化や追加費用の発生も想定し、予算の妥当性を慎重に確認しましょう。
導入後の開発・保守体制を考慮する
外部に開発を依頼する場合は、導入後の仕様変更や保守体制まで見据えた設計が求められます。CRMは導入直後よりも、運用段階で改修が発生しやすいためです。機能の追加や削除には都度コストが発生し、エンジニアの人件費だけでなく、プロジェクト管理や調整にも時間を要します。将来的な拡張性を踏まえ、開発前に要件を整理し、エンジニアとの打ち合わせを十分に行っておきましょう。
他ツールとの連携を見越して設計する
他ツールとの連携可否も、カスタマイズ時の重要な判断基準です。営業支援ツールやMAなど、複数システムを併用する企業では、CRMが連携に対応していないと手作業が増え、効率を損ねる恐れがあります。現在はAPIでスムーズに接続できるCRMも多く、新規開発より低コストで済むケースもあります。導入前に既存ツールとのAPI連携実績を確認し、将来的な拡張を見据えた設計を検討しましょう。
企業が重視するCRMの機能
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月〜9月に実施した独自調査によると、企業がCRMに求める機能(複数回答)の上位は「顧客管理」(97%)、「案件管理」(78%)、「スケジュール管理」(74%)でした。顧客情報を軸に業務を一元化できる機能を重視する傾向が明確であり、多くの業種で共通したニーズとして確認されています。自社がどの機能を重点的に活用したいのかを整理したうえで、カスタマイズ内容を検討すると効果的です。
CRMのカスタマイズを最大限活用する方法
CRMのカスタマイズを効果的に活用するには、導入前の準備が欠かせません。ここでは、運用の成果を最大化するためのポイントを解説します。
CRMのカスタマイズ効果を高めるには…
- 社員が使いこなせる環境を整える
- 導入前にテストを実施する
社員が使いこなせる環境を整える
カスタマイズ性の高いCRMを導入しても、実際に運用する社員が使いこなせなければ意味がありません。便利さを追求するあまり、現場の意見を反映しないまま機能を追加すると、結果的に使われないシステムになることもあります。
まずは現状の課題を社員からヒアリングし、日々の業務に合わせた設計を行うことが重要です。操作性を考慮したカスタマイズを行えば、社員の定着率が高まり、顧客対応や情報共有のスピード向上にもつながります。
導入前にテストを実施する
カスタマイズ後のCRMは、運用前に必ず導入テストを行いましょう。テストを通じてエラーや使い勝手を確認できるほか、潜在的な課題も早期に発見できます。特に自社仕様で開発した場合は、本番環境に影響を与えない段階で不具合を洗い出すことが重要です。
テストを省略すると、リリース初日からシステム障害が発生し、顧客管理や業務効率化どころか、トラブル対応に追われるリスクもあります。安定稼働のためには、十分な検証期間を確保することが不可欠です。
まとめ:CRMのカスタマイズで顧客管理を最適化しよう
CRMを自社の業務や顧客管理体制に合わせてカスタマイズすれば、情報共有やデータ活用がスムーズになり、業務効率と顧客満足度の双方を高められます。導入時はコストや開発体制、他ツールとの連携も考慮し、自社に最適な形で運用できる仕組みを整えることが重要です。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、CRM選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRMが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
CRMのおすすめ記事
CRMの新着記事
CRMのランキング
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!