LINE連携できるチャットボットおすすめ11選!導入・運用手順も解説
「問い合わせ対応が追いつかない」「営業時間外の問い合わせに対応できず困っている」などといった課題を抱える企業は少なくありません。こうした課題を解決する手段として注目されているのが、国内利用者数9,000万人を超えるLINEです。幅広い年代に利用されるLINEは、顧客接点を増やすツールとして非常に効果的であり、チャットボットと連携することで顧客対応の効率化や業務負担の軽減を実現できます。
本記事では、LINEと連携可能なおすすめチャットボットやその活用メリット、導入・運用手順を詳しく解説します。顧客対応を改善し、業務効率を高めたい方はぜひご覧ください!
- チャットボットとLINE連携でできること
- チャットボットとLINEを連携するメリット
- 【比較表】LINEと連携できるチャットボット
- LINEと連携できるチャットボットおすすめ11選
- LINE連携型チャットボットの導入・運用手順
- チャットボットの選び方・比較する際のコツ
- LINEとチャットボットを連携した事例
- まとめ:LINE連携型チャットボットで顧客対応を改善しよう
- よくある質問
チャットボットとLINE連携でできること
チャットボットとは、AIや自然言語処理(NLP)を用いて、テキストや音声によるユーザー対応を自動化するツールです。オンラインショップでの商品案内や問い合わせ対応、飲食店の予約受付、金融機関での残高照会など、幅広い業務で活用されています。
チャットボットをLINEやWebサイトに導入すると、「営業時間は?」「在庫はある?」といった定型的な質問に自動で対応できるようになります。製品によっては、必要に応じて有人対応へ切り替えられるため、複雑な問い合わせにも対応可能です。LINE連携では、日常的に使われているコミュニケーションツール上でやり取りが完結するため、ユーザーにとって利用のハードルが低い点も特徴です。
LINE連携で問い合わせ対応の課題を解決できる
問い合わせ対応が集中し対応が追いつかない、営業時間外に対応できないといった課題に対し、LINEとチャットボットを連携することで、24時間対応の問い合わせ窓口を設けられます。よくある質問を自動化することで、担当者が対応すべき問い合わせを絞り込む運用が可能です。
LINEは国内で9,000万人以上が利用するコミュニケーションツールで、幅広い層に日常的に使われています。チャットボットをLINE上で提供することで、ユーザーは新たなツールを使うことなく問い合わせを行えます。また、プッシュ通知を通じた情報配信にも対応できます。
LINE連携は、問い合わせ対応をLINE上で完結させるための手段の一つとして位置づけられます。具体的なメリットや活用効果については、次章で整理します。
チャットボットとLINEを連携するメリット
LINEとチャットボットの連携は、問い合わせ対応の効率化に加え、24時間対応や高い到達率、顧客情報の一元管理を実現します。業務効率と顧客体験の向上につながるメリットを解説します。
チャットボット×LINE連携メリット
- LINEの普及率とプッシュ通知機能で顧客接触率を最大化できる
- 自動応答機能で24時間体制の顧客対応を実現できる
- 問い合わせ内容の自動分類機能で業務負担を軽減できる
- CRM連携機能で顧客情報の一元管理を実現できる
- 簡単な初期設定と拡張性でスムーズに導入できる
LINEの普及率とプッシュ通知機能で顧客接触率を最大化できる
LINEは国内で9,000万人以上が利用しており、幅広い世代の日常的なコミュニケーションツールとして定着しています。LINEの普及率と利用頻度の高さは、企業が顧客との接点を最大化する上で大きなメリットです。特にLINE特有のプッシュ通知機能を活用することで、キャンペーン情報やクーポン、予約確認メッセージなどを顧客へタイムリーに届けることが可能です。
また、チャットボットとLINEを連携することで、他の手段よりも開封率が高く、通知を受け取った顧客がすぐに行動に移しやすいというメリットも。例えばセール情報の告知や未購入商品に関するリマインダーをLINEで送信することで、購入率や再訪率の向上を期待できます。さらに、リアルタイムで顧客とのコミュニケーションを促進できるため、エンゲージメントを高め、双方向の信頼関係を築くことが可能です。
自動応答機能で24時間体制の顧客対応を実現できる
チャットボットとLINEを連携することで、24時間体制で顧客対応が可能になります。顧客はLINEを通じて必要な情報をいつでもする得られるため、対応の遅延による不満を防げます。また、よくある質問(FAQ)に対して自動で回答する仕組みを構築することで、顧客が知りたい情報の迅速かつ正確な提供が可能です。
さらに、複雑な問い合わせについては、チャットボットが一次対応を行い、その後必要に応じて有人対応へスムーズに切り替えることができます。LINE連携により、スタッフの負担を軽減すると同時に、顧客体験の向上にも寄与します。
問い合わせ内容の自動分類機能で業務負担を軽減できる
LINE連携によって、チャットボットの問い合わせ自動分類機能を効果的に活用できます。この機能により、顧客から寄せられる問い合わせ内容を「注文状況の確認」「商品の詳細情報について」「トラブル対応」などに自動で分類し、適切な部署やスタッフへ振り分けられます。
自動分類により、スタッフが手動で内容を確認する手間を削減できるだけでなく、対応の優先順位をつけやすくなるため、対応スピードが向上します。また、顧客がLINE上で気軽に問い合わせを送信できることから、無駄のないスムーズな対応を実現し、業務全体の効率化に貢献します。
CRM連携機能で顧客情報の一元管理を実現できる
LINEとチャットボットを連携することで、CRM(顧客管理システム)との統合が可能になります。この仕組みにより、LINE上での顧客とのやり取りや問い合わせ内容が自動的にCRMに記録され、顧客情報を一元管理できます。
過去の購入履歴や問い合わせ内容を参照しながら、パーソナライズされた対応が可能になり、顧客満足度の大幅な向上を実現するだけでなく、蓄積されたデータを活用して、顧客のニーズを分析し、マーケティング戦略の精度を高めることも可能です。LINEとCRMを連携することで、顧客対応の質を高めるとともに、長期的な信頼関係の構築にもつなげられます。
簡単な初期設定と拡張性でスムーズに導入できる
LINEとチャットボットの連携は、専門的な知識がなくても簡単に導入できる点もメリットです。多くのチャットボットは、管理画面にテンプレートやドラッグ&ドロップ型のインターフェースを備えており、短期間で基本的な設定や対話フローの構築を完了させることが可能です。
さらに、LINE連携の強みは、導入後の柔軟な拡張性にあります。例えば、AIを活用した応答機能の追加や、他の業務システムとの連携機能を拡張しやすく、企業の成長やニーズに応じた運用が可能です。初期負担を抑えつつスムーズに導入・運用できる点も大きなメリットです。
【比較表】LINEと連携できるチャットボット
ここからはLINEと連携できるチャットボットを比較します。
| ツール名 | おすすめ活用シーン | 料金特徴 |
|---|---|---|
| KUZEN | マーケティング支援・問い合わせ対応 | 要問合せ |
| ChatPlus | 問い合わせ対応・社内ヘルプデスク・マーケティング支援 | シナリオ型は月1,500円〜 AI型は月50,000円〜 |
| AI Messenger Chatbot | マーケティング支援・問い合わせ対応 | 要問合せ |
| KARAKURI chatbot | 問い合わせ対応 | 要問合せ |
| Zeals | マーケティング支援 | 初期費用・システム利用料は無料 CVの成果報酬のみ発生 |
| SupportChatbot | 問い合わせ・社内ヘルプデスク | 要問合せ |
| チャネルトーク | 問い合わせ対応・マーケティング支援 | 初期費用:要問合せ 月額料金:2,700円〜(無料プランあり) |
| FirstContact | 問い合わせ対応・マーケティング支援 | スタンダードプラン(2,900円)は友人対応。 AI対応は15,000円〜 |
| goo AI x DESIGN | 問い合わせ・マーケティング・社内ヘルプデスク | 要問合せ |
| anybot | 問い合わせ・マーケティング | 要問合せ |
| PEP | 社内ヘルプデスク・問い合わせ対応 | 要問合せ |
各サービスの具体的な特徴は後ほど紹介します。比較表と合わせて、チャットボット選びの参考にしてください。
LINEと連携できるチャットボットおすすめ11選
LINEと連携できるおすすめのチャットボットについて、詳しく紹介します。
LINE連携が可能なチャットボットをチェック
KUZEN
KUZEN(クウゼン)はLINE運用効果を最大化する、チャットボットを搭載したLINEマーケティングツールです。主にLINE公式アカウントを通じて顧客体験を向上させ、エンゲージメントを強化します。
直感的なUIを備えた専用管理画面で、チャットボットの構築や自動メッセージ配信が可能です。さらに、行動データの収集・分析機能も充実し、マーケティング施策の精度を高めます。
ターゲットは、顧客との密なコミュニケーションを必要とする企業やブランド。競合と比較し、KUZENは高いカスタマイズ性と、運用効率を追求した機能が特長。企業は手軽にパーソナライズされたサービスを提供でき、集客効果の向上を実現します。
主な機能
ChatPlus
ChatPlusは、使いやすさナンバーワンを謳うチャットボットサービスです。誰でもすぐに始めやすいのが大きな特徴で、IDを発行するにはたったの1分、そしてチャットを運用するまでにはたったの3分しかかかりません。LINEやMicrosoft Azure、WordPressなど、外部サービスとも柔軟に連携できます。
WebページにJavaScriptのタグを配置するだけで運用を開始できるため、スピーディーになおかつ簡単に導入可能です。
主な機能
AI Messenger Chatbot
AI Messenger Chatbotは、カスタマーサポート向けに設計されたトップレベルの品質を誇るチャットボットサービスです。問い合わせデータをAIが分析することで、優れたユーザビリティーを叶える初期設定が可能。運用中もAIによる適切なサポートが行われ、スピーディーかつ正確にチューニングができます。
Webページへの埋め込みだけでなくLINEの公式アカウントとも連携できるため、よりユーザーの声を取り入れやすいでしょう。
主な機能
KARAKURI chatbot
KARAKURI chatbotは、顧客満足度の向上やカスタマーサポートにおける対応コストを大きくカットできるチャットボットサービスです。実際にカスタマーサポート業界で経験を積んできたスタッフが、現場で培われてきた豊富なノウハウを活用しています。
「カスタマーサポートに特化した深層学習アルゴリズム」を採用している点が心強いでしょう。LINEやSlackなど、各種外部サービスとの連携も充実しています。
主な機能
Zeals
Zealsは、チャットコマース市場でトップクラスの導入実績を誇るチャットボットサービスです。非常に導入方法がシンプルなのが大きなメリットで、コーポレートサイトやランディングページ などといった各種Webページに、チャットリンクタグを設置するだけでチャットボットを運用可能。
LINEやFacebook Messengerとの連携にも対応。ヒアリングファーストを採用したタップ形式による会話も高いCVRにつながっています。
主な機能
SupportChatbot
SupportChatbotは、社内のヘルプデスクとしても、お客様からの問い合わせに対応するカスタマーサポートとしても活用できるチャットボットサービスです。
クラウド型ならではのリーズナブルな料金体系を叶えており、初期費用はたったの数万円で導入可能。低価格でありながらも、自然言語特化型のAIで優れた回答率を誇ります。
LINEやLINE WORKS、Slackなどさまざまな外部サービスとも連携可能です。
主な機能
チャネルトーク
チャネルトークは、「熱狂的ファンを作るための顧客コミュニケーションツール」として多くの人気を集めているチャットボットサービスです。
LINEとも連携可能なほか、「話かけbot」と呼ばれる独自の機能が最大の特徴。問い合わせを促進させるチャットマーケティングオートメーション機能で、Webサイト上のユーザーの動きにあわせて適切なポップアップを表示。何度も訪れている人にだけクーポンを表示するなどといった使い方が可能です。
主な機能
FirstContact
FirstContactは、簡単にチャットボットを設置できるサービスです。誰でも簡単にチャットボットを運用できるのが特徴で、開始時にお申し込みの後に設置したいWebページに数行のコードを追加するだけ。
もっともリーズナブルなスタンダードプランは初期費用が無料、月額2,980円から開始可能です。さらにAI搭載のプランは月額1万5,000円、機能制限なしのプロプランは月額2万5,000円。生成AIプランは初期費用30万円、月額料金12万円から導入可能です。すべてのプランにおいてLINEと連携できます。
主な機能
goo AI x DESIGN
goo AI x DESIGNは、ディープラーニング技術を活用したセミオーダー型のチャットボットソリューションです。gooのディープラーニング技術によって、AIではなく人間と話しているかのような自然でリアルな会話が可能。
「教えて!goo」で蓄積されてきた3,000万件にも及ぶQAデータを学習しており、雑談データも豊富で会話が続きやすくなります。LINEやFacebook Messengerなどのマルチチャネルで使用可能です。
主な機能
anybot
anybot(エニーボット)は、LINEの公式Biz-Solutions Partnerが提供しているチャットボットサービスです。LINEやFacebook Messenge、電話、メールなどを統合的に活用したマルチコンタクトを叶えることにより、幅広いユーザーに対し柔軟にアプローチ可能。
問い合わせに答えるだけでなく、ミニアプリによって来店予約や決済、ECカート機能まで活用できるなど、エンゲージメント向上に貢献する機能が満載です。
主な機能
PEP
PEPは、社内外からの問い合わせ対応を効率的に行える業務自動化チャットボットです。SlackやLINE WORKS、Teamsなどといったチャットツールのほか、社内ポータルやグループウェアなどと連携が可能。ドラッグ&ドロップ操作で誰でも簡単にチャットボットを作成できるほか、学習機能においてもわずか3クリックだけで行えます。
とりわけ社内のヘルプデスクに活用できるようなチャットボットをお探しならぴったりのサービスです。
主な機能
LINE連携型チャットボットの導入・運用手順
LINE連携型チャットボットの導入は、一般的なチャットボット導入の手順に加え、LINE公式アカウントとの連携やLINE特有の機能を活用するためのステップが加わる点が特徴です。ここでは、その導入から運用までの具体的な手順を解説します。
LINE連携可能なチャットボットの導入・運用手順
- 手順① ツール導入の目的を明確にする
- 手順② 要件を定義し、トライアルを実施してツールを選ぶ
- 手順③ LINE公式アカウントを作成し、チャットボットと連携する
- 手順④ 選んだツールでFAQやシナリオを作成する
- 手順⑤ テストを実施して改善を重ねる
- 手順⑥ 運用の体制を最終確認・開始する
- 手順⑦ 運用後のデータを分析し改善を行う
手順① ツール導入の目的を明確にする
まず初めに、LINE連携型チャットボットを導入する目的を明確に設定します。例えば「LINEを活用して問い合わせ窓口を拡充する」「LINE経由で商品案内やサポートを効率化する」など、LINEプラットフォームならではの価値を意識した目標を具体的に言語化することが重要です。この目的が後のツール選定や設計に影響を与えます。
手順② 要件を定義し、トライアルを実施してツールを選ぶ
次に、LINE連携型チャットボットに求める要件を整理します。一般的なチャットボットの機能(FAQ管理、AI応答精度など)に加え、LINE公式アカウントとの連携がしやすいか、LINE特有のメッセージ配信機能やリッチメニューに対応しているかなどを確認しましょう。複数のツールを比較し、トライアルを実施した上で、最適なツールを選定します。
手順③ LINE公式アカウントを作成し、チャットボットと連携する
選定したチャットボットに基づき、LINE公式アカウントを作成します。このアカウントは、LINE上でのチャットボット運用の基盤となるため、正しい情報を登録し、ブランドイメージに合った設定を行います。作成後は、チャットボットをLINE公式アカウントに連携させましょう。連携設定では、ツール提供元のガイドやサポートを活用すると安心です。
手順④ 選んだツールでFAQやシナリオを作成する
LINE連携型チャットボットの基盤が整い次第、対応する際の内容を設計します。顧客から寄せられる想定質問をFAQとして整理し、わかりやすい回答を登録します。また、LINE特有のリッチメニューやクーポン配信機能などを活用した、プラットフォームに最適化されたシナリオを設計することがポイントです。
手順⑤ テストを実施して改善を重ねる
チャットボットの設定が完了したら、運用前にテストを実施します。顧客の視点に立って、LINE上での応答がスムーズに行われるか、設定したシナリオ通りに動作しているかを確認します。また、テスト段階でLINE特有のリッチメニューやスタンプ機能などの挙動もチェックし、不足や不備を改善します。
手順⑥ 運用の体制を最終確認・開始する
運用開始前に、担当者の役割分担や問い合わせ内容の監視体制を最終確認します。また、運用初期はLINE公式アカウントの利用状況を定期的にモニタリングし、問題があれば迅速に対応できる体制を整えます。準備が整ったら、運用をスタートです。
手順⑦ 運用後のデータを分析し改善を行う
運用開始後は、LINE公式アカウントのデータやチャットボットの応答ログを活用し、継続的な改善を行います。例えば、「リッチメニューのクリック率」「応答速度」「未解決件数」などの指標を基に分析を進めます。LINE特有の機能も活用しつつ、顧客体験の向上を目指して改善を続けましょう。
チャットボットの選び方・比較する際のコツ
チャットボットは業務効率化や顧客満足度向上に有効ですが、選定を誤ると運用負荷が増える恐れもあります。ここでは、自社に合ったチャットボットを選ぶための視点と比較ポイントを解説します。
チャットボット比較ポイント5つ
- 自社の導入目的・利用シーンに適合しているか
- 提供形態が自社の運用体制に合致しているか
- 継続的な運用・改善を前提とした設計か
- 必要な外部ツールと連携できるか
- 費用とサポート体制が運用前提に合っているか
自社の導入目的・利用シーンに適合しているか
チャットボットは、導入目的に応じて期待される役割が異なります。顧客問い合わせ型は、Webサイトやアプリ上での問い合わせ窓口として活用され、営業時間や料金案内などの定型的な一次対応を効率化する用途が中心です。
社内業務支援型は、人事・総務・IT部門などへの社内問い合わせ対応に使われ、特定の担当者に業務が集中する状況の是正を目的とします。マーケティング支援型は、検討段階のユーザーに情報を提示し、申込みや資料請求などのアクションにつなげる役割を担います。あらかじめ想定する利用シーンを整理しておくことで、選定時の判断基準が明確になります。
提供形態が自社の運用体制に合致しているか
提供形態の違いは、導入後の運用負荷や自社の関与度に影響します。クラウド型(サポート付き)は、初期設計や改善提案を提供会社が支援するため、ノウハウが十分でない場合でも導入しやすい一方、コストは高くなる傾向があります。
クラウド型(セルフサービス)は、自社主導で設定や改善を進められるため自由度は高いものの、体制が整っていない場合は運用負担が増える可能性があります。オンプレミス型は、セキュリティ要件や社内規定を重視する企業に選ばれやすい反面、導入や保守に要する工数も考慮が必要です。
継続的な運用・改善を前提とした設計か
チャットボットは、運用を通じた調整を重ねることで回答精度が向上します。そのため、改善を継続できる設計かどうかは重要な判断材料です。回答内容を専門知識なしで追加・修正できるか、変更履歴を管理・確認できる仕組みがあるかによって、改善のしやすさは大きく変わります。
また、対応できなかった質問を把握し、次の改善に反映できるかも確認すべきポイントです。シナリオ型、従来型AI、生成AIでは運用の考え方が異なるため、自社がどの程度関与できるかを踏まえたタイプ選定が求められます。
必要な外部ツールと連携できるか
チャットボットを業務プロセスに組み込む場合、外部ツールとの接続可否は重要です。問い合わせ管理ツールやCRMと連携できれば、対応履歴の共有や後続業務の効率化が見込めますが、単に連携可能かどうかではなく、どの情報がどの段階で引き継がれるかを確認する必要があります。
チャットボットと連携を希望する外部システム
PRONIアイミツの独自調査では、チャットボットと何らかのシステム連携を希望する企業が半数以上を占め、ビジネスチャットツール(48%)やFAQシステム(31%)との接続ニーズが高い結果となりました。さらに、CRM(29%)、SFA(14%)、MAツール(13%)など、営業・マーケティング領域のシステム連携を重視する企業も一定数存在します。
チャットボットは単独で完結するケースは少なく、既存業務フローの中で活用されることが多いため、事前に必要な連携先を整理した上で要件を確認することが重要です。
費用とサポート体制が運用前提に合っているか
費用は月額料金のみで比較せず、課金体系全体を把握する必要があります。会話数や利用人数に応じて料金が変動する場合、利用範囲の拡大に伴うコスト増加も見込んでおく必要があります。
また、導入時の支援内容や運用フェーズで受けられるサポート範囲も重要な検討項目です。初期設計や改善に関する支援の有無によって、安定した運用に至るまでの期間は変わります。費用とサポートを個別に捉えるのではなく、実運用を想定したうえで総合的に評価する視点が求められます。
LINEとチャットボットを連携した事例
最後に、LINEと連携できるチャットボットを実際に導入し、効果のあった企業の事例を紹介します。自社と業界や従業員数が合う企業の導入事例は、ツールを選定する際に役立ちます。
事例①住民から好評の声!「今後も利用したい」が80%で本格導入へ
自治体にKUZENを導入した事例をご紹介します。ある自治体では、業務の効率化を目指し、ICT技術の導入に積極的に取り組んでいました。その一環として、内部業務の効率化と住民サービスの満足度向上を目的に、チャットボットの試験運用をスタート。その後、住民へのアンケート結果で約80%の方が「今後も利用したい」と回答したことを受け、本格的な導入が決定しました。
試験段階では300件からスタートしたFAQは、現在では1200件まで拡充。LINEを通じた利用も活発で、1ヶ月あたりの問い合わせ件数は平均で10,000件を超えています。「電話や窓口よりも気軽に問い合わせできる」という住民の声も多く寄せられ、利便性の高さが評価されています。
事例②お客様からの問い合わせ4,000件中、70%の自己解決を実現!
社員50名ほどのペットフード開発・販売企業では、顧客から寄せられる「どんなペットフードなのか知りたい」といった問い合わせが、月に1,700件にも上っていました。少人数の体制で対応している現場では、業務負担が大きな課題に。さらに、業務拡大を見据え、LINEでの問い合わせ窓口を開設したところ、問い合わせ数がさらに増加。そこで、チャットボットの導入を決断したということです。
同社がChatPlusを選んだ理由は、導入を担当したサポートチームの丁寧な対応が印象的だったこと。そして、導入後の運用イメージが明確になったことが決め手だったといいます。また、自社で使用しているツールとの連携がスムーズに行える点も、高く評価されたポイントでした。
ChatPlus導入後は、LINE公式アカウントとの連携により、ユーザーが自己解決できる仕組みを構築。導入後1週間で問い合わせ件数の減少が見られ、1ヶ月間のデータでは、約4,000件の訪問のうち70%がチャットボットで自己解決できたという結果に。これにより、現場担当者の負担を大幅に軽減することができました。さらに、顧客満足度調査では7割以上のお客様から「満足している」との回答を得られたということです。
まとめ:LINE連携型チャットボットで顧客対応を改善しよう
チャットボットを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でチャットボットを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能1つから探すことができます。
さらに要件を絞りこみたい方はぜひ一度お試しください!
よくある質問
チャットボットとLINE連携について、よくある質問に回答します。
自分でLINEチャットボットを作る方法は?
LINEチャットボットを作成する方法は、主に3つあります。最も手軽なのが、LINE公式アカウントの「応答設定機能」を活用する方法です。キーワード応答や自動メッセージを簡単に設定でき、プログラミング知識がなくても運用可能。シンプルな問い合わせ対応や通知機能を実現したい企業に適しています。
次に、本記事で紹介している、ChatPlusやチャネルトークなどのチャットボットツールをLINE公式アカウントと連携させる方法です。ノーコードやローコードで高度な自動応答やCRM連携が可能で、複数チャネルの一元管理もできるため、運用効率を高めたい場合におすすめです。
最後に、LINEのMessaging APIを活用して独自に開発する方法があります。プログラミングスキルが必要ですが、外部システムとの連携や高度なカスタマイズが可能です。目的やリソースに合わせて最適な方法を選ぶことで、効果的にLINEチャットボットを活用できます。
無料で始められるLINEチャットボット作成ツール一覧は?
LINE公式アカウントは無料で開設でき、「応答設定機能」を活用すれば、プログラミング不要で簡単な自動応答を設定可能です。
本記事で紹介したように、チャットボットツールを使ってLINEチャットボットを始めるなら、「チャネルトーク」がおすすめです。無料プランでもLINEとの連携が利用できるため、気軽な導入が実現できます。
また、LINEのMessaging APIを活用すれば、独自にチャットボットを開発することも可能です。このAPIはLINE Developersが無料で提供しており、エンジニアがいる場合に最適です。目的やスキルに応じて、最適な方法を選んでみてください。
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