【2024年最新】社内問い合わせ向けチャットボットおすすめ10選
「社内の問い合わせに割く時間が多く担当者に負荷がかかっている」とお悩みの際におすすめなのが、社内問い合わせ向けのチャットボットです。社内問い合わせの中にはFAQにまとめられているものが多くチャットボットにFQAを活用することで効率化ができます。
この記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、社内問い合わせにおすすめのチャットボットを厳選してご紹介!社内向けチャットボットを導入するメリットやチャットボットの選び方も詳しく解説していきます。
- 社内向けチャットボットとは
- 社内向けチャットボットの導入で解決できる課題
- 社内向けチャットボット導入の成功事例
- 社内向けチャットボット導入の失敗事例
- 【比較表】おすすめのチャットボット
- 無料トライアルがある社内問い合わせチャットボットおすすめ3選
- 社内問い合わせ向けチャットボットおすすめ7選
- 社内向けチャットボットを導入するメリット
- 失敗しない社内向けチャットボットの選び方
- 社内向けチャットボットを導入しよう
社内向けチャットボットとは
チャットボットとは、「チャット」と「ボット」を組み合わせた造語で、会話を自動的に行うロボットのことを指します。そして、社内向けチャットボットとは、社内の従業員からの問い合わせなどに対応するために開発されたチャットボットのことです。たくさんの社員数を抱える会社などで導入が進んでおり、業務効率化の推進に役立っています。
社内向けチャットボットの導入で解決できる課題
社内向けチャットボットを導入すれば、多くの社内課題を解決できます。ここからは、社内向けチャットボットの導入により解決できる課題を4つ紹介します。
社内FAQが利用されていない
社内FAQを見れば解決できる問題であっても、従業員がFAQを見ず、電話やメールで問い合わせをする場合があります。これでは、問い合わせ担当者の負担が大きくなってしまいます。そこで、チャットボットを活用すれば、社員から寄せられた問い合わせに対し自動回答を提示できます。
また、仮に社内FAQが読みにくいなどの理由で、FAQから回答を探すのが困難だと感じる社員がいたとしても、チャットボットなら気軽に問い合わせられ、適切な回答を得られます。
応対する社員によって回答の質が異なる
問い合わせに対して有人で対応を行う場合、回答する人の入社年数によって、回答の質にばらつきが出てきます。
チャットボットであれば、一定の品質を担保された回答を常に行えます。なぜならチャットボットは、すでに回答パターンがプログラムされているので回答の品質が担保されているからです。そのため、社内向けチャットボットは、従来では社員の習熟度に依存するような回答であっても即座に解決できます。
返答までに時間がかかる
問い合わせに回答する社員によって、返答にかかる時間にばらつきがあるという問題も起こっています。なぜなら、回答を知っている社員も居れば、回答を知らず一から調べる必要のある社員もいるからです。社内向けチャットボットを導入すると、これまでの業務を整理したうえで回答パターンを作るため、迅速に返答できます。
また、社員は風邪などの事情により突発的に休むことがありますが、チャットボットはいつでも対応可能であるため安心です。
ヘルプデスクに情報蓄積されない
問い合わせに有人対応をしている場合、情報の蓄積が出来ません。普段から多くの問い合わせをこなしていると、問い合わせ内容や適切な返答をデータ化することは難しいからです。この点、社内向けチャットボットの導入を導入すれば、やり取りが自動的に記録されるため、細かい内容もデータとして保管できます。
つまり、社内向けチャットボットを導入すれば、どのような小さな内容であっても見逃すことなくデータ収集できます。
社内向けチャットボット導入の成功事例
実際に、社内向けのチャットボットを導入した企業が、社内業務課題の解決に成功したという事例が複数報告されています。
そこで、社内向けチャットボットを導入した成功事例を3つ解説します。
サッポロホールディングス株式会社
サッポロホールディングス株式会社は、野村総合研究所と共同でTRAINA(トレイナ)と呼ばれるチャットボットを開発しました。TRAINA(トレイナ)は社内向けチャットボットのことで、問い合わせ対応業務で45%・情報検索時間で80%の削減に成功しました。
また、現在でも社内向けチャットボットをさらに改善するために、挨拶や雑談などの機能を実装しようとしています。
何気ない会話をチャット上で行えるようにすることで、従業員により親密に感じてもらい使いやすくしようとしています。
三井物産株式会社
三井物産株式会社は、チャットボットを導入してわずか2ヵ月で社内問い合わせを1/3に減少させることに成功しました。
これまで機械・インフラ業務部で同種の問い合わせを幾度となく受けてきましたが、チャットボットを導入したことで問い合わせが減少しました。また、これまで引き継ぎをするときには資料を作成してきましたが、チャットボットの導入により、チャットボットに問い合わるだけで引き継ぎ内容を確認できるようになりました。
このように、三井物産株式会社はチャットボットを導入したことにより、生産性が一気に向上しました。
株式会社ベルパーク
株式会社ベルパークは、社員にとって聞きづらいと感じる内容を、チャットボットを通して気軽に問い合わせられる環境を作ることに成功しました。チャットボットに「ベル助」という名前をつけ、社員に親しみやすさを抱かせることで社員の潜在的な要望を引き出せたためです。チャットボットを実際に導入してみると、予想していた問い合わせだけでなく、社員がこれまで聞きたくても聞けないと感じていた事柄まで把握できるようになりました。社員の潜在的なニーズがわかることで、業務の改善点が明確になったため、チャットボットは副次的な効果も生み出せるものであることがわかりました。
社内向けチャットボット導入の失敗事例
社内向けチャットボットの導入により成功した事例を3つ紹介しましたが、なかには失敗してしまったケースもあります。
そこで、社内向けチャットボットを導入したものの、失敗に終わってしまった事例を紹介します。
大手通信会社
大手通信会社でチャットボットを導入したときの事例です。チャットボットを導入したものの、どのようなデータを必要としているのかヒアリングを十分に行うことができなかったことが原因で、失敗に終わってしまいました。
Webメディア制作会社
Webメディア制作会社で導入されたチャットボットは、質問に対する回答が満足行くものではなかったそうです。
チャットボットの機能は充実していたものの、社内のニーズに合致しておらずほとんど使われることなく、失敗に終わりました。
【比較表】おすすめのチャットボット
ここからはおすすめのチャットボットを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するチャットボットでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、チャットボット選びの参考にしてください。
無料トライアルがある社内問い合わせチャットボットおすすめ3選
社内問い合わせチャットボットには、無料トライアルを実施しているものもあります。無料トライアルを利用して、自社に適したツールなのか確認しましょう。
ここからは、無料トライアルができる社内問い合わせチャットボットを3つ紹介します。
チャットディーラーAI
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
チャットディーラーは、お客様問い合わせと社内問い合わせを自動で対応できるチャットボットです。
また、フローチャート方式で問い合わせ対応ができ、各種レポートを表示し、問い合わせの分析を行うことができます。
各プラットフォームにチャットボットを設置でき、サービス連携も自在に行うことが可能です。さらに、運用までのサポートを専任のコンサルタントがいるので、安心して運用できる魅力があります。
- 有人対応機能
- サポート担当者の割り当て機能
- CSVインポート(取込)機能
- CSVエクスポート(取出)機能
- 企業情報の取得機能
- ログの管理機能
- 特定ルールの設定
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- チケットの管理機能
- テキストフォームの作成機能
-
料金
月30,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
AI-FAQボットは、事前学習不要で導入できる点が特徴のチャットボットです。
質問と回答が書かれたExcelファイルを用意するだけで、AIがユーザーの質問に答えることができます。
また、質問や回答を学習する機能も搭載されているため、登録されていない質問でも2回目以降は最適な答えが出るようになっています。さらに、問い合わせ回答パターンにないものが出てきたときに、ヒアリングをしてくれる機能も実装されています。そのため、さまざまな社内問い合わせに対応でき、社員の生産性向上に繋がります。
Dialog Play®
-
料金
月50,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
DialogPlayはAIがユーザーからのお問い合わせに24時間対応するチャットボットです。
対話形式はシナリオ対話・FAQ対話・ヒアリング対話の3種類が用意されています。
また、これらで対応出来ない場合は、オペレーター対話に切り替えが可能です。さらに、会社の規模や導入目的に合わせて、4種類のプランを用意しており、ニーズにあったプランを選べます。なお、どのプランも、導入の際の初期費用はかかりません。
- 有人対応機能
- CSVインポート(取込)機能
- CSVエクスポート(取出)機能
- 自動翻訳機能
- IVR(自動音声応答)機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- 特定ルールの設定
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- カルーセル(スワイプ範囲)の設定
社内問い合わせ向けチャットボットおすすめ7選
社内問い合わせに特化したチャットボットは各社さまざまな特徴を持っているため、自社に合ったものを選ぶのが難しいと感じる企業も多いです。
そこで、今回は社内問い合わせ向けチャットボットのおすすめ7つ紹介します。
sAI Chat
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
sAI Chatは、導入時から回答精度95%を実現しているチャットボットです。そのため、社員の生産性に影響する社内問い合わせの対応には適しています。
質問文を入力する時に、質問文のサジェストが提示される機能が実装されている他、サイトのテイストに合わせてチャットボットのデザインやサイズの変更をできる機能も搭載されています。
また、成果を出すためにカスタマーサクセスが伴走して運用改善をしてくれます。
さらに、施策提案・分析・KPI管理も同時に行ってくれるため安心です。
- CSVインポート(取込)機能
- CSVエクスポート(取出)機能
- イメージマップ(画像表示)機能
- レポートの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- 設定内容のデモページ確認機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
hitTOは人事部門に特化したチャットボットです。
AI型チャットボットで回答パターンを学習しているので、簡単にチャットボットの運用を開始できます。
人事からの問い合わせに特化しているので、問い合わせパターンの構築にもノウハウがあります。
まずは、具体的にどのように運用したいのかをヒアリングするところからシステム構築を始めます。
- テキストフォームの作成機能
- レポートの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- IP制限
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
6ヶ月
-
最低利用人数
なし
SupportChatbotは、無駄な問い合わせを減らすことでコストの削減をサポートします。
大学や官公庁、人材派遣、自動車メーカーなど、あらゆる業種にSupportChatbotが導入されています。
例えば、別川製作所では社員の問い合わせを20%削減するなどの成果を挙げています。
このように、無駄な社内問い合わせ業務を減らすことで、本当に必要な業務に人手を集中させられるようになります。
- 有人対応機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- イメージマップ(画像表示)機能
- テキストフォームの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
-
料金
1,000,000円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
PrimeAgentは大規模QA運用で利用可能なサービス基盤を提供しているチャットボットです。
高性能な独自開発AIエンジンが、多量のQAや複雑なQAに対して最適な回答を提示してくれる点が特徴です。問い合わせを受けるとExcelベースのプログラムレスなデータベースから回答を作り出します。
7言語(日本・英語・中国3語・韓国語・タイ語)に対応しているため、グローバル対応が必要な企業のニーズにも応えてくれます。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
My-ope officeは総務・人事の定型的な問い合わせに自動対応する、大企業向けのチャットボットです。
生活に馴染んだ言葉遣いで親しみを感じさせ、24時間365日迅速に対応します。
また、チャットボットで取ったコミュニケーションを履歴として保存しておき、データを活用して改善活動を行ってくれます。
My-ope officeでは、導入前も導入後もサポートのための担当者がつくため、安心して導入・運用できます。
AI Messenger Chatbot
-
料金
月150,000円~ -
初期費用
500,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
AI Messenger Chatbotは自社のエンジニアが開発し、東北大学の乾研や東京都立大学小町研などのアカデミックな知見も取り入れながら、日々技術を向上させているチャットボットです。
チャットボットの初期設計の重要性に着目し、ユーザービリティの高いAIチャットボットを実現し、今では累計1,000社以上にも及ぶ運用実績を誇っています。
- 有人対応機能
- リード情報(アドレス)の取得機能
- IVR(自動音声応答)機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- 特定ルールの設定
- イメージマップ(画像表示)機能
- テキストフォームの作成機能
- チャット開始時の通知設定
- 営業時間外のチャット非表示設定
社内向けチャットボットを導入するメリット
社内向けチャットボットの導入によって、得られるメリットはたくさんあります。
ここからは、社内向けチャットボットを導入するメリットを3つ紹介します。
業務の効率化が期待できる
1つ目のメリットは、問い合わせ数の削減や複雑な質問への有人対応で業務の効率化を期待できる点です。
実際に、社内向けチャットボットを導入したことで、業務負担を大幅に減少できた事例が数多く見受けられます。また、社内向けチャットボットの導入により、業務負担を減らすだけでなく、潜在的な社員のニーズを見つけ出すこともできます。社内向けチャットボットは、業務改善に大きく寄与してくれることがわかります。
社内情報の一元化・ナレッジの築成
2つ目のメリットは、社内情報の一元化・ナレッジの築成ができる点です。
社内向けチャットボットを導入すれば、社内情報を一元化しつつ新たなナレッジを作り出すことができます。従来の業務では担当者ごとに情報の偏りがあり、情報共有が難しいことが多々ありました。しかし、社内向けチャットボットを導入すれば、社員間で情報の一元化が容易になり、情報の共有がしやすくなります。
これにより、担当者によって情報が偏ることがなくなり、ナレッジも蓄積されやすくなります。
24時間対応できる
3つ目のメリットは、24時間いつでも対応できる点です。有人対応をするのとは違い、社内向けチャットボットを導入すれば、緊急対応も容易にできます。なぜなら、人間と違ってチャットボットはプログラムで稼働しているので、24時間いつでも起動させられるからです。人手で対応をするとなると、深夜手当などで人件費がかさみますが、チャットボットを導入すれば費用を抑えることができます。
失敗しない社内向けチャットボットの選び方
社内向けチャットボットを導入するのであれば、なるべく失敗したくないと考えるのが普通です。
そこで、ここからは失敗しない社内向けチャットボットの選び方を解説します。
導入の目的にあっているか
社内向けチャットを導入する際に、導入の目的が明確になっているかを確かめることが大切です。本来解決させたい課題があるにもかかわらず、チャットボットの導入を先行させると失敗する場合があります。チャットボットの導入が目的ではなく、課題を解決させることが目的です。課題を明確にさせてから、必要に応じてチャットボットを導入しましょう。
機能が充実しているか
社内向けチャットボットを導入するときに、機能が充実しているのかを確認しましょう。チャットボットを導入するのに、必要な機能が備わっていなければチャットボットを導入してもあまり意味がありません。
チャットボットを導入するのであれば、必要な機能が備わっているのかを確認しましょう。
自社の運営体制に合っているか
社内向けチャットボットを導入するときには、自社の運営体制に合っているのかを確かめることが必要です。どれだけチャットボットを導入したいと思っていても、自社の運営体制に合っていなければ本末転倒です。チャットボットサービスは複数あり、運用工数がかかるものもあれば、ほとんどかからないものもあります。
チャットボットを選定するのであれば、自社の運営体制に合っているのかよく確認しましょう。
サポートは充実しているか
チャットボットを運用するに際、サポート体制が充実しているのかは重要なポイントになります。実際にチャットボットを運用していると、予期せぬトラブルが発生する場合もありますが、その時にサポートしてくれる存在がいると安心して運用できます。
また、社内でチャットボットの担当者を決めても、やれることには限界があります。チャットボットを導入する際は、サポートが充実しているのかをよく確認しましょう。
自社に似た導入実績があるか
チャットボットの導入にあたり重要となる選定条件が、自社と似た導入実績があるかどうかです。導入を検討しているチャットボットが、実際に自社の課題を解決してくれるのかを判断するときに、自社と同じような事例があるかどうか調べてみましょう。導入事例を詳しく分析することで、自社で運用する際に活かすことができます。
社内向けチャットボットを導入しよう
社内向けチャットボットを導入すれば、業務負担を減らせることはもちろんのこと、潜在的な従業員のニーズを顕在化させられるのもメリットの1つです。社内向けチャットボットは、副次的な効果も含めとても魅力的なシステムです。しかし、うまく機能させられないと、最終的に誰からも使われることなく終わってしまうことになりかねません。チャットボットの導入を検討する際は、ぜひPRONIアイミツをご利用してみてください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!