多言語対応のチャットボットおすすめ11選!成功事例も紹介【2025年最新】
「外国人観光客からの問い合わせが多く、対応に時間がかかる」という課題や、「外国人向けにサービスを販売するため現地語対応を整えたい」という目標をお持ちの企業には、多言語・英語対応のチャットボット導入がおすすめです。
本記事では、多言語対応チャットボットが必要とされる背景や、導入による具体的なメリット、選定時に重視すべきポイントを詳しく解説します。また、業種ごとにおすすめのチャットボットも紹介しますので、観光業やECサイト運営、国際展開を目指す企業の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 多言語対応でできることは「観光問い合わせ・ECサイト・予約受付」など
- 訪日外国人観光客・外国人労働者の増加などにより需要が増加
- BebotやObotAIなど、多言語対応のチャットボット11サービスを紹介
- 英語・多言語対応のチャットボットとは
- 多言語対応のチャットボットが求められる理由
- 多言語対応のチャットボットを導入するメリット
- 【比較表】多言語対応のおすすめなチャットボット
- 英語・多言語対応のおすすめチャットボット11選
- 多言語対応チャットボットの比較ポイント
- チャットボットの多言語対応における問題とは
- 多言語対応のチャットボットを導入した事例
- まとめ:多言語対応チャットボットで効率化と顧客満足度を実現
英語・多言語対応のチャットボットとは
英語・多言語対応のチャットボットとは、AIや自然言語処理(NLP)の技術を活用し、複数の言語でユーザーとの対話を自動化するプログラムです。その名称は「チャット」と「ロボット」を組み合わせたもので、以下のような利用シーンで活用されています。
- 訪日外国人観光客への問い合わせ対応(観光地や宿泊施設での予約案内)
- ECサイトでの多言語対応(商品説明や注文状況の確認サポート)
- 飲食店での多言語予約受付(海外からの顧客にもスムーズに対応)
- 海外市場向けカスタマーサポート(現地語での問い合わせ対応)
- 公共機関や自治体での情報案内(日本在住外国人へのサービス提供)
多言語対応チャットボットを導入することで、英語・中国語・韓国語など複数言語での問い合わせ対応が可能となり、顧客満足度の向上と業務効率化を両立できます。ツールによっては、顧客の使用言語を自動判別する機能や、状況に応じて有人対応へ切り替える機能を備えており、グローバル展開を進める企業や外国人対応の負荷軽減を図りたい組織に有効です。
多言語対応のチャットボットが求められる理由
チャットボットがさまざまなシーンで活躍するのは確かですが、多言語対応のチャットボットがニーズを集めているのはなぜなのでしょうか。
なぜ多言語対応のチャットボットが求められる?
- 訪日外国人観光客への対応強化
- 外国人労働者の増加に伴うコミュニケーションの課題
- 日本在住の外国人への対応強化
訪日外国人観光客への対応強化
多言語対応チャットボットが求められる背景の一つに、外国人観光客への対応強化があります。訪日外国人は年々増加している一方、英語や中国語、韓国語などに対応できるスタッフは不足しており、人材確保には時間とコストがかかるのが実情です。十分な対応体制を整えられなければ、来訪者が増えても売上につながらない可能性があります。
多言語対応チャットボットを導入すれば、複数言語での案内や問い合わせ対応が可能となり、利用者の自己解決を促進できます。限られた人員でも対応品質を維持しやすくなり、人材不足の緩和にも寄与します。
外国人労働者の増加に伴うコミュニケーションの課題
多言語対応チャットボットが求められる背景には、外国人労働者の増加があります。日本では少子高齢化の影響を受け、外国人労働者の受け入れが進んでおり、日本総合研究所の調査では、2030年に280〜390万人規模へ増加する可能性が示されています。宿泊業や外食業、介護業など、多くの業界で外国人労働者の存在は欠かせなくなりつつあります。
一方で、複数言語に対応できる人材は限られており、現場で十分なコミュニケーションを取れないケースも少なくありません。多言語対応チャットボットを活用すれば、業務上の問い合わせや不安への対応を支援でき、教育や研修の効率化にもつながります。
日本在住の外国人への対応強化
多言語対応チャットボットが求められる理由の一つに、日本在住の外国人への対応強化があります。近年は観光客だけでなく外国人労働者も増加しており、日本で生活する外国人の割合は年々高まっています。
日本で暮らし始めたばかりの外国人が安心して生活できるよう、行政や企業には多方面での情報提供や支援体制が求められます。そうした場面で有効なのが、多言語対応チャットボットです。
例えば、日本は地震や台風など自然災害が多く、緊急時には迅速かつ正確な情報提供が欠かせません。情報が日本語のみで発信された場合、日本語に不慣れな外国人が状況を正しく把握できないおそれがあります。多言語対応チャットボットを活用すれば、災害状況や避難先といった重要情報を複数言語で提供でき、混乱の抑制につながります。
多言語対応のチャットボットを導入するメリット
多言語対応のチャットボットは、言語の壁を解消しながら顧客対応の負担とコストを削減できます。導入メリットを簡潔に解説します。
多言語対応のチャットボットメリット6つ
- 自動応答で顧客対応の効率化を実現できる
- 多言語自動対応により、運用コストを抑えられる
- 母国語対応で、顧客満足度と信頼感を向上できる
- 現地語対応により、グローバル展開での競争力を向上できる
- データ分析で、サービス改善と顧客ニーズ把握を実現できる
- 柔軟な拡張性により、事業規模に合わせた運用を実現できる
自動応答で顧客対応の効率化を実現できる
外国人からの問い合わせ対応では、言語の壁だけでなく、文化や表現の違いに配慮した対応が求められます。しかし、スタッフによる顧客対応では一件ごとに時間がかかり、他の業務に影響を及ぼすこともあります。
多言語対応のチャットボットを導入すれば、24時間365日対応が可能となり、問い合わせ内容に即座に答えられるようになります。例えば、観光業では宿泊予約の手続きや観光スポットの案内、ECサイトでは商品説明や配送状況の確認が迅速に処理でき、対応のスピードと正確性が向上します。
多言語自動対応により、運用コストを抑えられる
外国人顧客に対応するために、英語だけでなく複数言語のスキルを持つスタッフを配置するのは、特に中小企業にとって大きなコスト負担です。また、外部翻訳サービスに依存すると、リアルタイム性や対応品質に課題が残ります。
多言語対応チャットボットなら、一度設定するだけで複数の言語に対応可能なため、人件費や外注費を削減できます。例えば、宿泊業で英語、中国語、韓国語の対応を導入することで、限られたスタッフでも効率的な外国語対応が可能になります。
母国語対応で、顧客満足度と信頼感を向上できる
外国人顧客は、母国語でのスムーズな対応を受けることで、安心感を抱きやすくなります。一方で、言葉の壁や文化的なニュアンスを誤解されると、信頼を損なうリスクも。例えば、訪日外国人観光客がホテルの予約時に、母国語で必要な情報をすべて得られた場合、そのホテルに対する評価が上がり、再利用や口コミを通じて新規顧客の獲得につながります。多言語対応チャットボットは、スムーズなコミュニケーションを支え、顧客満足度を高める役割を果たします。
現地語対応により、グローバル展開での競争力を向上できる
海外市場への進出を目指す企業では、現地語での問い合わせ対応ができないことが商談や販売の機会損失につながることがあります。例えば、海外のECサイトで商品を購入しようとした顧客が、配送や返品ポリシーについて現地語で確認できない場合、購入を諦めることが多くあります。
多言語対応のチャットボットを導入すれば、現地語でのサポートを迅速かつ正確に行い、競争力を強化できます。さらに、現地語対応が整えば、現地でのマーケティング活動の効果も向上し、顧客基盤を広げることが可能です。
データ分析で、サービス改善と顧客ニーズ把握を実現できる
外国人顧客からの問い合わせ内容には、文化的な背景や特定のニーズが反映されることが多くあります。例えば、観光業では「Wi-Fi利用可能エリア」や「宗教上の食事制限」といった特定の質問が多い場合、それをサービス改善に生かすことができます。
多言語対応のチャットボットは、問い合わせ内容をデータとして蓄積し、分析することで、地域や言語ごとに異なる顧客ニーズを把握できます。この情報を基に商品やサービスを改善することで、顧客満足度をさらに高められます。
柔軟な拡張性により、事業規模に合わせた運用を実現できる
多言語対応チャットボットは、小規模な運用から始め、必要に応じて機能や対応言語を拡張できる柔軟性が特徴です。例えば、初めは日本語と英語対応からスタートし、海外展開が進むにつれて中国語やフランス語を追加する、といった段階的な運用が可能です。
また、シーズンごとに異なる問い合わせ内容に対応するための設定変更や、特定の業種に合わせたカスタマイズも簡単に行えます。この柔軟性により、長期的な事業計画にも対応できる点が、多言語対応チャットボットの大きなメリットです。
【比較表】多言語対応のおすすめなチャットボット
ここからは多言語対応のおすすめチャットボットを抜粋し、対応言語や料金を比較します。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
| 製品名 | 対応言語数 | 料金プラン特徴 |
|---|---|---|
| Bebot | 要問合せ | 要問合せ |
| ObotAI | 12言語(日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語など) | 要問合せ |
| COTOHA Chat & FAQ | 25言語(日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語など) | 初期費用:要問合せ 月額料金:80,000円 |
| ChatPlus | 13言語(日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語など) | 初期費用:無料 月額料金:1,500円〜 |
| hitobo | 要問合せ | 要問合せ |
| Zendesk | 要問合せ | 初期費用:無料 月額料金:1人19$〜 |
| SupportChatbot | 要問合せ | 要問合せ |
| IBM watsonx Assistant | 13言語(日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、イタリア語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語など) | 初期費用:要問合せ 140米ドル〜 |
| PrimeAgent | 7言語(日本語、英語、中国語3言語、韓国語、タイ語) | 初期費用:要問合わせ 月額:100万円〜 |
| Cogmo Attend | 要問合せ | 初期費用:60万円 月額:15万円〜 |
| KUZENサポート | 要問合せ | 要問合せ |
英語・多言語対応のおすすめチャットボット11選
チャットボットはサービスごとに搭載機能や特徴が異なりますが、幅広いユーザーをサポートするために多言語対応したチャットボットも数多くリリースされています。そのなかから、おすすめのサービスを厳選して紹介します。
多言語対応のチャットボットをチェック
Bebot
Bebotは、観光・災害対策に特化した自然言語処理エンジンを搭載し、多言語対応でありながら顧客対応をAIで自動化させられるチャットボットです。大きな強みは、入力エラー軽減機能と自社開発テストツールを活用した継続的な改善に取り組むことで、自動でありながら高い解決率を導き出す点。
省庁や自治体、鉄道、空港、サービス業など、外国人との接点が多い分野での導入事例が多く、工数を抑えながら外国人ゲストのおもてなしに貢献します。
主な機能
ObotAI
ObotAIは、直感的な操作を重視し、専門的なスキルなしでもチャットフローを作成できる多言語対応のチャットボットです。現在は日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語、ロシア語の8ヵ国語に対応しおり、将来的には16ヵ国語までの多言語対応を予定しています。
搭載したAIは用意された定型文のみの回答ではなく、学習によって、使えば使うほど賢くなるのが大きな強みです。
主な機能
COTOHA Chat & FAQ
「COTOHA Chat & FAQ®」は、NTTコミュニケーションズが提供するAI搭載のチャットボットサービスです。FAQの作成や更新が不要な「ドキュメント回答プラン」を備えており、文書内から正確な回答を即座に生成することで、顧客対応の質を大幅に向上させます。
さらに、13言語に対応した多言語対応機能を搭載。日本語や英語、中国語に加え、韓国語、フランス語、タイ語などの他言語での質問にも的確な回答が可能です。この機能により、海外市場をターゲットとする企業や多国籍の顧客を抱える企業でも、質の高いカスタマーサポートを実現できます。
最大1か月間無料で試用できるため、初期導入のリスクも最小限に抑えられます。カスタマーサポートやFAQ管理の効率化を目指す企業に特に適したサービスです。
ChatPlus
ChatPlusは、日本語・英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・中国語など、管理画面上で表示される言語を13言語もの多言語に変更できるチャットボットです。
問い合わせの70~90%をチャットボット対応に変えられることから顧客満足度の大幅向上に期待できるだけでなく、価格も月額1,500円(税抜)~とリーズナブルに設定されています。チャットボット対応と有人対応を並行利用できるため、効率と質を両立できるメリットがあります。
主な機能
hitobo
hitoboは、表記ゆれなど登録データと異なる質問に対しても、学習済みAIが同じ意味を自動認識することで高い解決率に貢献する多言語対応のチャットボットです。
これまで大手上場企業を含む多種多様な業種で導入され、圧倒的に簡単な導入・運用設計によりシェアを拡大。画面上でのFAQ入力やCSVによるアップロードだけで即座にチャットボットが生成されるため、いちからシナリオ作成せず手軽に導入できます。
主な機能
Zendesk
Zendeskは、問い合わせ業務の一部分を24時間年中無休体制で自動応答に切り替えられる多言語対応のチャットボットです。チャットボットの会話シナリオ(質問や回答)は自由に作成が可能で、多言語対応での会話フロー作成にも対応。
たった数分の簡単な設定で導入できるだけでなく、会話フローの作成もコードを記述せずにクリック操作だけで設定可能なため、専門的なスキルがなくても手軽に運用できます。
主な機能
SupportChatbot
SupportChatbotは、クラウド型である利点を活かし、初期費用数万円から導入できるコストパフォーマンスに優れた多言語対応のチャットボットです。言語は、チャット画面・管理画面両方が日本語・英語に対応しており、その他の言語も順次対応予定。
搭載されたAIは自然言語に特化しており、日常的な表現にも柔軟に対応できるだけでなく、聞き返し機能によって高い自己解決率に貢献します。これまで問い合わせ数50%以上を削減した事例を持つなど、実績豊富な点も魅力的です。
主な機能
IBM watsonx Assistant
IBM watsonx Assistantは、さまざまなアプリ・デバイス・チャネルで、利用者に対して正確かつスピーディーに回答を提示できる多言語対応の対話型AIソリューションです。
チャットでの対応はもちろん、音声やFacebook・Slackといったアプリでの顧客対応も可能です。
会話から学習することで能力を向上させる高精度なAIにより、競合サービスと比較して最大14.7%の精度向上を達成しています。
PrimeAgent
PrimeAgentは、2013年から蓄積したチャットボット製品としての豊富なノウハウを活かし、少ないデータ登録で高い回答精度を実現する多言語対応のチャットボットです。言語は、日本語、英語、中国語3言語、韓国語、タイ語の7言語に標準対応しており、要望があればその他の言語に対する運用体制構築にも対応可能です。
Excelをベースにした仕様であるため、プログラミンなどの専門知識不要で、メンテナンスが容易に行える点も魅力です。
主な機能
Cogmo Attend
Cogmo Attendは、デジタルコミュニケーションの分野で25年に渡って培ってきたノウハウを活かし、専属のプロが導入から運用までをサポートしてくれる多言語対応のチャットボットです。
チャットボットには、世界で1億人以上に導入されたIBM Watsonを搭載。チャットボットそのものの性能が優れているだけでなく、精度の高い回答・最適な会話フローの構築、他システムとの連携などが可能。設計・構築をプロがフォローしてくれるため、効果的なチャットボットの運用を実現できます。
主な機能
KUZENサポート
KUZENサポートは、コンシェルジュ社が提供しているノーコード対話AIプラットフォームです。AIによる自然言語処理機能を利用できるため、より自然かつ適切な会話を展開できるのが大きな特徴。プログラミングに関する知識がまったくないという場合でも直感的に操作できるため、簡単にチャットボットを構築することができます。
加えて、自社仕様のカスタマイズを柔軟に行うことができるため、「チャット画面のデザインをカスタマイズしたい」、「外部のシステムとも連携したい」などといったニーズに応えられるのも魅力の1つ。CRMと連携させて顧客情報をふまえながら対応してほしい場合などにぴったりでしょう。
加えて、シナリオ作成やチューニングサポートなど、チャットボット導入・運用後のサポートに来てくれるのもうれしいポイントです。
主な機能
多言語対応チャットボットの比較ポイント
多言語対応チャットボットの選び方
- 対応言語と利用目的が業務要件に合っているか
- ユーザーが使いやすか
- 回答内容を業務側で管理・調整できるか
- 有人対応への引き継ぎが現実的か
- 導入後の運用と将来拡張を見据えられるか
対応言語と利用目的が業務要件に合っているか
まず確認すべきは、対応言語と利用シーンが自社の業務要件に合致しているかです。主要言語のみで十分か、複数言語を継続的に扱う必要があるかで、求められる機能や運用体制は変わります。
また、簡単な問い合わせの一次対応なのか、手続き案内やサポート業務まで担わせるのかによって、回答の正確性や管理方法に対する要求水準も異なります。対応言語数だけでなく、どの業務を任せるかを前提に判断します。
ユーザーが使いやすか
多言語対応では、利用者が迷わず使えるかが成果に直結します。言語が自動で切り替わるか以上に、利用者が現在の言語を認識しやすいか、必要に応じて切り替えられるかが重要です。海外ユーザーや非日本語話者が利用する前提で、操作に迷いが生じにくい設計かを確認しましょう。UXの分かりやすさは、問い合わせ完結率や離脱率に影響します。
回答内容を業務側で管理・調整できるか
チャットボットの多言語対応では、回答内容をどこまで業務側でコントロールできるかが重要です。自動応答を活用する場合でも、重要な案内や頻出質問については、意図した内容を安定して提供できる必要があります。文言の修正や追加がしやすいか、言語ごとに表現を調整できるかなど、運用担当者が無理なく管理できるかを確認しましょう。属人化しない運用が可能かも判断材料になります。
有人対応への引き継ぎが現実的か
多言語対応チャットボットでは、すべてを自動で完結させる前提は現実的ではありません。判断が必要な問い合わせや例外対応では、有人対応への切り替えが発生します。 言語別に対応を振り分けられるか、これまでのやり取りを引き継いだ状態で対応できるかなど、現場の負担が増えにくい設計かを確認しましょう。対応品質を維持できるかという視点が重要です。
導入後の運用と将来拡張を見据えられるか
多言語対応は導入後の変更が前提になります。対応言語の追加、表現の見直し、対応範囲の拡大が発生した際に、どの程度の工数がかかるかを確認しましょう。設定変更を自社で対応できる範囲、ベンダーサポートの内容、将来的な拡張時に運用が複雑化しないかなど、中長期での運用を見据えて判断する必要があります。
チャットボットの多言語対応における問題とは
チャットボットは従来、人と人のコミュニケーションによって解決してきた対応をデジタルに置き換え、問い合わせ対応やサポート業務の自動化に貢献するのが大きな役割です。ただし、言語による会話は人によって表現方法がさまざまであり、膨大な言語パターンをチャットボットが正しく理解して適切な回答を提示するのは簡単ではありません。
いわゆる「自然言語理解」と呼ばれるこの課題は、表記ゆれ・方言・スラング・言葉の誤用・発音・ユーモアを含む表現など、複雑な要素が絡み合っており、課題解決のためには自然言語に対する学習能力を持つAIの搭載や過去の対応履歴をもとにしたチャットボットの構築が求められます。
ただでさえ難易度の高い自然言語理解ですが、言語が異なるとなれば、その難易度はさらに高くなることが容易に想像できるでしょう。したがって運用地域での主要言語以外でチャットボットを稼働させたいのであれば、チャットボット自体が多言語対応していることはもちろん、学習能力により、稼働を続けるほど精度が高まっていくものを選ぶのが安心と言えます。
多言語対応のチャットボットを導入した事例
最後に、多言語対応のチャットボットを導入した企業の成功事例をご紹介します。自社と同じ業界や規模の企業の事例を参考にすることで、導入後の具体的な活用イメージや効果を把握しやすくなるでしょう。
事例①導入から2ヶ月で147万人以上が利用!空港の世界ランキングも上昇
日本最大級の空港施設に、bebotを導入した事例をご紹介します。この施設では、訪日外国人観光客の増加に伴い、顧客の利便性や満足度を向上させるため、案内カウンターに行かずとも空港や観光情報を簡単に取得できるツールを導入することに決めました。また、問い合わせ内容の多様化により、すべての質問に対応することが難しくなったことも導入の背景にあります。
Bebotを選んだ理由は、その「多言語対応に強みがある」という点です。導入後は想定を上回る利用者数を記録し、サービス開始からわずか2ヶ月で147万人以上が利用、チャットの平均利用時間は31秒に達しました。さらに、多言語対応での24時間問い合わせ機能より、空港の世界ランキングは14位から7位にランクアップしたそうです。
加えて外部の分析ツールを活用することで、顧客の質問内容や傾向を把握し、どのような質問が多いかを分析することが可能となり、サービス改善にも大いに役立てられているとのことです。
事例②セミナーやサポートで不安を解消!英語・中国語サイトにスムーズな導入を実現
テレワークのプラットフォームを提供する従業員約100名の企業がChatPlusを導入した事例をご紹介します。この企業はアジア各国を対象にリモートでセールス活動を行っており、セミナー参加者が製品に興味を持って訪問する自社サイトを強化するため、多言語対応が課題となっていました。
ChatPlusを選んだ理由は、現場担当者が直感的に操作できること、さらにプログラミング不要で簡単にチャットボットの構築が可能な点が評価されたためです。また、料金が安価で、自社の必要な機能と条件に合致していたこともポイントです。さらに、導入後の運用や最適化を自社のメンバーだけで完結できるため、選定に至ったということです。
導入後の現在、英語サイトや中国語サイトにそれぞれの言語でチャットボットを設置。ChatPlusのセミナーでは丁寧な説明があり、導入後のイメージがしやすかったことから、セットアップもスムーズに進められたそうです。また、サポート体制が整っているおかげで、疑問点が生じた際にも迅速に解決できたととのことです。
まとめ:多言語対応チャットボットで効率化と顧客満足度を実現
訪日外国人観光客数や日本の越境EC市場規模の拡大に伴い、多言語対応のチャットボットの需要が増加していると言えます。自社に最適なチャットボットを選ぶには、自社の業務内容、対応が必要な言語、予算などの条件を多角的に比較・検討することが重要です。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、チャットボット選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったチャットボットが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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