【2023年10月】決済代行のランキング
決済代行
最新の決済代行78サービスをランキング形式で一覧掲載。(2023年8月1日時点のランキングを表示中)。決済代行の価格や機能、特徴などをまとめてご紹介! 機能や業界などの導入実績での絞り込みから簡単比較。条件を選択することで、店舗でのキャッシュレス決済の代行サービスや、ECサイトで使えるオンライン決済、おすすめのシェア率の高い決済代行などを探すことが出来ます。また、【比較表機能】を利用すれば、最大6サービスの料金や無料・トライアルプランの有無、機能、連携サービス、導入実績などを簡単に比較することができます。
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オンライン決済(決済代行)とは
オンライン決済(決済代行)とは、実店舗における現金などによる支払いではなく、ネットショップをはじめとするオンライン上で行うことのできる決済方法のことを指します。決済代行会社が提供している各種決済代行サービスを利用すれば、さまざまなオンライン決済を一括で導入可能です。
決済方法の種類は多くがキャッシュレス決済と重複しており、クレジットカードのほかデビットカードやオンライン電子マネー、キャリア決済、QRコード決済など。しかしキャッシュレス決済と異なるのは、コンビニ決済や後払い決済なども含まれる点でしょう。オンラインにおけるカード決済に対応できれば、利便性を求める層にアプローチすることができます。また、コンビニ決済やキャリア決済にも対応できれば、クレジットカードを持たない比較的若い層にもアプローチできるなど、多くのメリットのある決済方法です。
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オンライン決済(決済代行)の仕組みと使い方
オンライン決済を導入するにあたって、仕組みや使い方を把握しておくことが重要です。どのような流れで決済が完了するのかをいくつかチェックしておきましょう。
まずはじめにクレジットカード決済の場合です。顧客がインターネット上の決済画面を開き、自身のカード情報を入力すると即座に決済完了となります。その後決済された金額は、クレジットカードの引き落とし口座から、契約内容に基づいたスケジュールで引き落とされます。
スマホ1つで気軽に利用できるキャリア決済の場合、ネットショップなどの決済画面から、ドコモやソフトバンク、auなどの各キャリアのログインページに遷移します。遷移先にて自身のID・パスワードを入力し、購入内容や支払い金額を確認すれば決済完了です。
クレジットカードを持たない若者も利用しやすいコンビニ決済の場合、前払いと後払いの2種類あり、前払いの場合は支払い画面でコンビニ決済を選択した後、指定のコンビニで料金を支払います。この際、支払ってからでないと商品の発送作業等は進みません。後払いの場合、商品と共に、あるいは商品到着後に後払い用の払込票が届けられるため、その払込票でコンビニにて支払われます。
それぞれの会社のビジネスモデルに合わせ、最適な決済方法を導入することが重要でしょう。
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オンライン決済(決済代行)の機能
オンライン決済(決済代行)では、さまざまな決済方法をまとめて導入することができます。基本的には、前払い(プリペイド)決済機能、即時払い(リアルタイムペイ)決済機能、後払い(ポストペイ)決済機能の利用が可能です。具体的な決済方法は以下の通りです。
・クレジットカード対応
・デビットカード対応
・電子マネー対応
・QRコード・バーコード対応
・キャリア決済対応
・代引き決済対応
・コンビニ決済対応
その他にも、PayPal決済やAlipay決済などといった国際決済に対応しているものも多いでしょう。
















































オンライン決済(決済代行)のメリット・デメリット
オンライン決済を導入するとネットショップやホテル予約サイトなどの運営者はもちろんのこと、サイトを利用する顧客にとっても利便性が向上します。決済方法の幅が広がることによって、さまざまなメリットを受けられるはずです。
しかし、オンライン決済を導入すことはメリットだけではありません。いくつかのデメリットも存在します。オンライン決済の導入を決断する前に、メリットとデメリットをきちんと理解しておきましょう。ここでは、それぞれ3つずつ紹介していきます。
メリット
①利便性が向上することによって顧客が増える
オンライン決済を導入することによって、決済における利便性が大きく向上し、顧客の増加につなげることができます。支払い方法の種類が多ければ多いほど、幅広いニーズに答えられるということ。基本的にクレジットカードで支払いは済ませているという人から、カードを持っていないためコンビニ決済やキャリア決済を利用したいという人のニーズまで応えることができます。これまでにアプローチできなかった客層を掘り起こすことができるでしょう。
②継続課金にも活用しやすい
オンライン決済を導入すると、継続的な課金体系にも活用しやすいのが大きなメリットです。例えば食品や生花などのサブスクリプションサービスを提供している場合、毎月の支払いが発生しますが、クレジットカード払いであれば毎月定期的に引き落としとできるため、顧客にとって支払いの手間がかかりません。継続課金サービスを提供している事業者にとって、オンライン決済は必須と言えるでしょう。
③売上の一元管理を行える
決済代行サービスを利用しオンライン決済を導入することによって、売上の一元管理が簡単に行えるのもうれしいメリットでしょう。例えば、クレジットカード会社ごとに直接契約してしまうと、それぞれで入金日も異なり管理が煩雑になりますが、決済代行サービスであればカードのみならず各種オンライン決済をまとめて管理可能です。複数の決済方法を一括で導入できるのも心強いでしょう。
デメリット
①カートシステムと連携できるか確認が必要な場合も
オンライン決済を導入する際に、利用している/利用を検討しているカートシステムと連携できるのかどうかを確認しておかなければなりません。EC-CUBEやWelcart、Makeshopなど、システムはさまざまですが、もしも連携していなければ使用は難しいでしょう。連携しているサービスの場合には、導入が簡単になる、リーズナブルな料金プランに変えられるなどといったメリットを受けられる場合もあるようです。
②決済代行会社へ手数料を支払わなければならない
オンライン決済を導入する場合、決済代行会社が提供しているサービスを利用するのがベストですが、サービスを利用するにあたっては手数料が発生します。決済代行サービスを選定する際には、きちんと複数のサービスを比較検討し、相見積もりを取ってから導入を決めましょう。
③セキュリティ対策を万全に行なっておく必要がある
オンライン決済を導入する際、セキュリティ対策を万全に行なわなければなりません。実店舗における現金決済とは異なり、クレジットカードの情報や口座情報などといった数多くの個人情報を取り扱うこととなるため、事業者側が気をつけるのはもちろんのこと、安心して利用できるようなセキュリティ体制が万全の決済代行サービスを選びましょう。
オンライン決済(決済代行)の選び方
オンライン決済(決済代行)サービスを導入するにあたってもっとも重要なのが、信頼できるサービスなのかどうかというポイントです。
オンライン決済を利用するために決済代行サービスを利用するということは、クレジットカード払いやコンビニ払い、代引きなどさまざまな支払い方法による決済管理の一部を任せるということ。売上に関する面にダイレクトに関わってくるため、信頼できる会社・サービスでなければなりません。これまでの導入実績や、プライバシーマークを取得しているのかなどをきちんと確認しましょう。
オンライン決済(決済代行)の価格・料金相場
オンライン決済(決済代行)はクラウド型での提供が一般的となっているサービスです。決済代行の費用は、基本的に「初期費用」+「月額手数料」+「決済手数料」が必要です。
「初期費用」は、ECサイトなどに決済代行会社のシステムを組み込む際に発生する費用。システムを導入することによって、買い物客が注文ステップでさまざまな支払い方法(クレジットカード、コンビニ払い、電子マネー決済など)を選べるようになり、手数料の支払いも一本化できます。「月額手数料」は、そのシステムの利用料&顧客データの管理費用、「決済手数料」は決済1件あたりに発生するマージンです。
【料金設定の目安】
クラウド型
初期費用(導入費用):3,000円~9万円程度
月額費用:0円~4万5,000円程度
オンライン決済(決済代行)とアクワイアラーの違い
オンライン決済(決済代行)とアクワイアラーとは、どのように異なるのでしょうか。
アクワイアラー(Acquirer)とは、クレジットカード業界における「加盟店契約会社」のこと。VisaやMasterCardなどと言った各ブランドからライセンスを受け、カードに加盟する店舗の開拓や加盟後の管理などを行なっています。加盟店とクレジットカード会社の架け橋のような役割で、加盟店に対する売上金の立替入金を受け持っており、「立替払取次業者」とも言われる存在です。
一方オンライン決済をまとめて提供する決済代行サービスは、アクワイアラーの役割を担っている場合も少なくありませんが、よりカバーしている業務が広いと言っていいでしょう。加盟店の審査を始め、契約手続きや、売上があった場合の入金管理まで行います。オンライン決済の導入をワンストップで任せることができるため、効率的かつスピーディに導入したいのであれば決済代行サービスを利用するべきでしょう。
オンライン決済(決済代行)のシェア
今現在、提供されているオンライン決済サービスはさまざまです。気になるシェア数もチェックしていきましょう。
例えば、携帯電話番号とメールアドレスのみで利用でき、クレジットカードや事前登録すらもいらない「Paidy」は、その気軽さが人気を集め70万店舗以上で導入。クレジットカードを持たない客層にもアプローチしたい場合には、導入しておきたいサービスでしょう。
また、クレジットカード決済をはじめコンビニ決済や口座振替などさまざまなオンライン決済を提供している「ROBOT PAYMENT」は、1万2,000社以上で導入を記録。コンビニ後払いをメインに提供している「アトディーネ」は、1万6,000店舗が利用しています。
その他にも、クレジットカード決済に強みを持つ「アナザーレーン」は2万件の導入実績を誇るほか、多彩な決済サービスを用意している「ゼウス」の導入実績は1万4,000サイトにも上るとのことです。
オンライン決済(決済代行)と収納代行違い
「収納代行サービスとよく耳にするけど、オンライン決済(決済代行)サービスとはどのように違うの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
収納代行サービスとは、ネットショップなどの顧客が、購入代金の支払いをコンビニエンスストアや金融機関で行えるというサービスです。払込票の送付、あるいは払込番号をオンライン上で発行し、それらを用いてコンビニエンスストアや金融機関で支払いすることができます。顧客の支払いが完了してから商品の提供へと移り、収納代行業者からネットショップの事業者へと入金される流れです。
一方決済代行サービスの場合、ネットショップ事業者と決済期間の間に決済代行業者が立ち、さまざまな決済方法をまとめて導入・管理することができます。収納代行サービスと同様のコンビニや金融機関での前払いにも対応できるほか、クレジットカード払いやQRコード払いも可能です。
幅広い決済方法をまとめて導入したいという場合には決済代行サービスがおすすめでしょう。
オンライン決済(決済代行)の審査落ち
オンライン決済(決済代行)は、サービスを利用しようと思った事業者すべてが利用できるわけではありません。サービス利用時には審査が行われ、もしも審査落ちとなってしまえばそのサービスを利用することは不可能です。
決済代行サービスの審査においては、ECサイトの有無やどのような商材を取り扱っているのか、カート機能は事前に準備されているのか、「特定商取引法に基づく表記」が記載されているのか、さらにはこれまでの経営実績はどのようなものかなどを確認されます。まだ事業を始めたばかり、ECサイトを立ち上げたばかりという場合には、審査に落ちやすい場合があると言えるでしょう。
また、アダルト系やギャンブル関連、出会い系、さらにはエステや英会話教室などといった継続的役務などの業種の場合も審査落ちとなりやすい傾向があります。浄水器や医療器具、羽毛布団、絵画、宝石、エステ関連商品、教材などの販売も審査落ちとなるが恐れが比較的高いようです。取り扱う商品に注意するだけでなく、まずは実店舗で実績を積んでおくと有利かもしれません。