キャッシュレス決済・決済サービスランキング
最新のキャッシュレス決済・決済サービス76件をランキング形式で一覧掲載(2024年11月21日時点のランキングを表示中)。キャッシュレス決済・決済サービスの料金や機能、特徴をまとめて比較することができます。画面左に設置された【検索機能】を活用すれば、「導入企業の規模」「導入業界の実績」「使いたい機能」「連携したいシステム」を絞り込んで条件に合ったサービスの人気ランキングを一覧で確認できます。また、画面下に表示される【比較表を作る】から最大6サービスの比較表を作成することも可能です。店舗やECサイトにキャッシュレス決済・決済サービスを導入したいとお考えの方は、ぜひご活用ください。
キャッシュレス決済・決済サービスとは
キャッシュレス決済とは、現金を使わずに決済を完了できる支払い方法のことです。実店舗における決済サービスとしては、クレジットカード決済、デビットカード決済、プリペイドカード決済、電子マネー、QRコード・バーコード決済などがあります。ECサイト(通販)においては、カード決済のほか、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、後払い決済、代金引換などの決済サービスが利用されています。
これらの決済手段を一括で導入したいなら決済代行サービスの利用がおすすめです。決済代行サービスについては「決済代行サービスとは?メリットや選び方を解説」(別記事)をご覧ください。
キャッシュレス決済・決済サービスの選び方
PayPayなどの決済サービスを単体で契約することも可能ですが、カード決済・QRコード決済・電子マネー決済などをまとめて利用できる「決済代行サービス」もあり、多様な決済手段に対応したい店舗・ECサイトには決済代行サービスがおすすめです。なお、導入する決済サービスを選ぶ際は、「費用」「利便性」「セキュリティ」の3つのポイントが重要です。とくに決済時はクレジットカード番号など個人情報を取り扱うため、カード情報セキュリティの国際基準「PCI DSS」に準拠しているか、通信の暗号化がされているか、といった観点でセキュリティの堅牢性を確認しましょう。
2023年現在おすすめの決済代行サービスは「決済代行サービスを徹底比較」(別記事)で紹介していますので、ぜひご覧ください。
キャッシュレス決済・決済サービスの価格・料金相場
キャッシュレス決済(カード決済・QRコード決済・電子マネー決済など)を利用するには、月額料金と決済手数料が必要です。あらゆる決済手段をまとめて契約できる「決済代行サービス」の場合、月額料金の相場は3,000円前後、決済ごとにかかる手数料の相場は2.5%~4.2%となっています。初期費用は無料のサービスが多いため、気軽に導入しやすいでしょう。
なお、キャッシュレス決済用の端末を店舗に導入する際は、端末費用がかかります。決済用端末はリース契約となる場合が多く、初期導入費用は2万円~3万円(キャンペーンで0円の場合もある)、リースの月額費用は1,500円~3,000円程が相場です。
費用を抑えてキャッシュレス決済を導入したい人は、「決済代行サービスの費用相場は?料金比較でおすすめのサービスも解説」(別記事)をご参照ください。
キャッシュレス決済を導入するメリット
店舗にキャッシュレス決済を導入する最大のメリットは、機会損失を防げることです。現金でしか決済できない店舗の場合、現金は持っていないがクレジットカードや電子マネーで支払いができる顧客はその場で購入することができません。キャッシュレス決済を導入することで、このような販売機会の損失を避けられ、店舗の売上向上が期待できます。
ECサイトなどオンライン上での決済が必要な場面でも、さまざまな決済方法に対応することによって機会損失を防ぐことが可能です。またサブスクリプションサービスなど継続的な課金に対応した決済代行サービスを利用すれば、一度支払い設定をするだけで、毎月自動で決済が完了する仕組みを構築できます。
決済サービス導入時の注意点、デメリット
キャッシュレス決済はオンラインのネットワークを介した処理を行うため、クレジットカード番号などの個人情報が盗まれて不正利用されるリスクがあります。年々、カード不正利用に対するセキュリティ対策は強固なものに進化していますが、「不正利用のリスクがゼロではない」という点はキャッシュレス決済のデメリットと言えます。決済サービスを導入する際は、セキュリティの堅牢性が高いサービスや、導入実績が豊富で信頼できるサービスを選ぶことが重要です。
またECサイト(通販)にキャッシュレス決済を導入する場合は、EC-CUBEやWelcart、Makeshopなどのカートシステムと連携が可能かという観点も重要。システム連携ができなければ、せっかく決済サービスを導入しても使えないため注意しましょう。
決済代行サービスの選び方
決済手段拡充により機会損失を防ぎたい店舗・ECサイトには、多様なキャッシュレス決済を一括導入できる「決済代行サービス」を選ぶのがおすすめです。「決済代行サービス」を契約するだけで、クレジットカード決済のほか、最近利用者が増えているUQコード決済・電子マネー決済、さらに口座振替・コンビニ支払い、キャリア決済など多様な決済手段に対応できます。
数ある決済代行サービスから導入する1社を選ぶ際は、料金・手数料などのコスト面だけでなく、セキュリティ面、導入実績の比較も重要です。カード情報セキュリティの国際基準「PCI DSS」に準拠しており、かつ導入実績も豊富な決済代行サービスなら、安全に決済を行えます。
市場シェアの大きい決済代行サービス
国内で市場シェアの大きい決済代行サービスとしては、「SBペイメントサービス」「GMOペイメントゲートウェイ」「GMOイプシロン」「VeriTrans4G」などがあります。SBペイメントサービスは、21万6,000店舗以上に導入実績があり、国内シェアNo.1となっています。詳しくは「業界シェアの高い決済代行サービス」(別記事)をご覧ください。
決済代行サービスと収納代行サービスの違い
収納代行サービスは主にコンビニ決済によって集金を代行するサービスです。収納代行サービスを導入することで、ECサイトで商品を購入した顧客がコンビニ決済を利用できるようになります。
一方、決済代行サービスはさまざまなキャッシュレス決済方法に対応しています。収納代行サービスと比較すると、対応する決済手段の数に違いがあり、幅広いキャッシュレス決済を導入したいECサイト運営者には決済代行サービスがおすすめです。
決済代行会社による加盟店契約審査
決済代行サービスはすべての事業者が利用できるわけではありません。店舗・ECサイトが決済代行会社と加盟店契約をする際に審査があり、不正な決済・取引につながるような怪しい事業を行っていないか、という観点で審査が行われます。具体的には「会社が実在しているか」「事業を行う上で必要な資格は取得しているか」が見られる場合が多いです。ECサイトにおいては「特定商取引法に基づく表記」が記載されているかをチェックされるケースがあります。なお、ギャンブルやアダルト関連など取扱いサービスによっては審査落ちとなりやすいものもあります。
詳しくは「クレジットカード決済の審査落ちの理由、審査が通りやすい決済代行サービス」(別記事)をご覧ください。
決済代行会社とアクワイアラーの違い
アクワイアラー(Acquirer)は、VisaやMastercardなどの決済ブランドからライセンスを取得し、店舗やECサイトで決済ができるようネットワークを構築しています。カード会社や一部銀行などの金融機関がこの役割を担っています。
決済代行会社の役割は、アクワイアラーと店舗の仲介です。決済代行会社は、カード決済だけでなく電子マネーなどさまざまな決済手段をまとめて店舗・ECサイトに提供します。また、加盟店契約、決済端末の導入、キャッシュレスで行われた決済金額の定期的な入金業務についても、決済代行会社が行います。