【2023年最新】格安の決済代行サービスを徹底比較!おすすめ7選
オンライン決済に欠かせない決済代行サービス。EC市場の拡大により、そのニーズは高まっています。導入の際に最も気になるのは利用料で、できるだけ安いサービスを使いたいと考える方は多いでしょう。決済代行サービスは運営会社ごとに手数料が異なるため、導入の際はよく比較検討しなければなりません。 今回は、決済代行サービスの導入をお考えの方に向けて、格安の決済代行サービス社をご紹介します。

アイミツコンシェルジュ 酒井
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- 1.決済代行サービスとは
- 2.決済代行サービスの種類
- 3.決済代行サービスを導入するメリット
- 4.決済代行サービスのデメリット
- 5.決済代行サービスの費用相場
- 6.決済代行サービスを選ぶ4つのポイント
- 7.【比較表】法人向け格安決済代行サービス
- 8.法人向け格安決済代行サービス3選
- 8.【比較表】実店舗向け・ECサイト向け格安決済代行サービス
- 9.実店舗向け格安決済代行サービス2選
- 10.ECサイト向け格安決済代行サービス2選
- 11.まとめ
1.決済代行サービスとは
決済代行サービスとは、事業者とクレジットカード会社など決済機関を仲介するサービスです。
EC市場の成長によりオンライン決済が日常化した現在、多様な決済手段の提供により販売の機会損失を防げるでしょう。
しかし、各決済機関は契約内容や手続き方法が異なるため、事業者が個別に契約するのは大変です。決済代行サービスを利用することで、事業者は金融機関と個別に契約しなくても、クレジットカードや電子マネー・コンビニ支払いなど多様な決済手段を一括導入できます。
2.決済代行サービスの種類
決済代行サービスには法人向け、実店舗向け、EC向けがあります。決済代行会社と契約する際は、自社の業務形態に合う決済手段を扱うサービスを選びましょう。それぞれの違いは以下の通りです。
・法人向け:掛売りに伴う業務を代行する。
・実店舗向け:実店舗に決済用の端末を用意。クレジットカード決済やスマホ決済、電子マネー決済など。
・EC向け:オンライン決済。クレジットカード決済、コンビニ払い、後払い、銀行振り込みなど。
3.決済代行サービスを導入するメリット
現在、多くの企業で導入されている決済代行サービス。導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
3-1.複数の決済方法を一括で導入できる
決済代行サービスを導入すると複数の決済方法を一括導入できます。決済方法はクレジットカード決済、銀行振り込み、後払い、スマホ決済、電子マネーなどありますがさまざまですが、各決済機関と個別に契約するのは手間がかかります。また、締め日、入金日も決済機関ごとに異なるため管理も煩雑です。
しかし、決済代行サービスを導入すれば一元管理できるため、管理業務は大幅に効率化します。複数の決済手段の一括導入により、決済手段の不足による販売機会の取りこぼしも解消できるのも大きなメリットでしょう。
3-2.経理業務の負担軽減
決済代行サービス導入により、経理業務の負担も軽減できます。各決済機関と個別契約すると、与信審査から請求書発行、入金消込、債権管理まで全て自社で対応しなければなりません。しかし、決済代行サービスを利用すれば一連の業務を全て管理してもらえる上、キャッシュレス化により現金管理にかかる負担もなくなります。
また、未回収金に対して保証を受けられる場合もあり、回収するためのコストや手間がかからず、安心して本業に取り組めるのもメリットです。
3-3.ビジネスチャンスが世界に広がる
サービスによってはほぼ全ての決済方法を網羅できるため、ビジネスチャンスが広がります。また、オンライン決済では顧客と対面する必要もないため、グローバルな展開も夢ではありません。多通貨対応の決済方法を導入しておくと、海外進出により効果的でしょう。
4.決済代行サービスのデメリット
決済代行サービス導入で多くのメリットを得られる反面、いくつかのデメリットも存在します。導入に際しては次の2点にご注意ください。
4-1.セキュリティ面に注意
決済代行の際には顧客のカード番号など機密情報を扱うため、セキュリティ面には注意が必要です。どの提供元もセキュリティには力を入れていますが、オンライン決済では常に安全性の問題がつきまといます。
セキュリティの不備により情報流出が発生した場合、自社の社会的信用を損なうばかりか、損害賠償に発展する可能性もゼロではありません。契約前にセキュリティ対策の詳細を必ず確認しましょう。
4-2.決済方法が限られる場合も
多様な決済方法を提供しているサービスが多いですが、中には限られた決済方法のみを提供しているサービスもあります。自社の顧客のニーズとミスマッチな決済方法しか提供されていない場合、販売機会の大きな損失につながるでしょう。新規顧客を増やすどころか、客離れの原因にもなりかねないため、どんな決済方法を導入できるのか必ず事前に確認してください。
5.決済代行サービスの費用相場
ここからは決済代行サービスの利用を検討している方に向けて、費用相場について解説します。決済代行サービスの利用料は「初期費用」「月額手数料」「決済手数料」の3つで構成されています。
・初期費用(システム利用料):3万~8万円
決済代行サービスを各事業者のシステムに組み込む際に発生する費用です。多くのサービスで5万円前後に設定されています。
・月額手数料:3000~8,000円
システム利用料、顧客管理費用などの管理費用。決済件数や売上金額を問わず定額で発生します。5,000円前後に設定されているケースが多いです。
・決済手数料:決済金額の2~10%程度
決済1件ごとにかかる費用です。決済手数料の相場は会社によって開きがありますが、支払いが滞るリスクが高い商品・サービスは決済手数料が高額に設定されている傾向にあります。
6.決済代行サービスを選ぶ4つのポイント
ここからは、実際に決済代行サービスを選ぶ際に、気を付けるべきポイントをお伝えします。
6-1.費用がいくらかかるか
決済代行サービスの費用相場を先述しましたが、料金体系や金額はサービスによって異なります。利用料が高額過ぎると継続利用が難しくなる場合も。特に商品やサービスの単価が低く大量販売する場合は、決済手数料が大きな負担になりかねません。決済1件ごとにどのくらいの手数料がかかるのかを必ず確認しておきましょう。
また、決済手数料だけではなく、初期費用や月額手数料のチェックも重要。月額手数料に関しては売上金額に関わらず毎月かかる費用なので、プラン内容とあわせて詳細を見ておきましょう。
6-2.どの決済手段に対応しているか
顧客の立場から考えると、決済手段=支払方法です。顧客が希望する支払い方法はさまざまで、選択肢が多いほど販売機会の損失を防げます。
また、EC・実店舗・法人などの業務形態や提供する商品・サービスによって求められる決済手段は変わるため、自社の事業や顧客ニーズに合う決済手段を持つサービスを選びましょう。なお、大手の決済代行会社ほど多くの決済手段を用意している傾向にあります。
6-3.セキュリティ対策は万全か
決済代行サービスを選ぶ際は、セキュリティ対策も要確認です。最も注意すべきは「クレジットカードの不正利用対策が万全か」という点。ECや店舗でカード決済する人は多く、万が一情報漏洩して不正利用されることがあれば一大事です。
セキュリティ面でチェックしたいポイントとしては、クレジットカードの決済保護の国際基準「PCIDSS」を持っているかどうか。加えてプライバシーマークの表示、ISMS認証の取得をしている企業であればより安心して利用できるでしょう。
6-4.サポート体制は充実しているか
導入後のサポート体制も、決済代行サービスを選ぶ上で重要なポイント。サポート体制が不十分な場合、トラブルが発生しても対応に時間がかかります。販売機会の損失にもつながりかねません。
多くの決済代行サービスでメールや電話によるサポートを提供していますが、より安心して利用したい場合には24時間問い合わせ可能な窓口を設けているなどサポートが充実しているサービスを選びましょう。特に初めてオンライン決済を導入する場合には、念入りにチェックしておきたい点です。
7.【比較表】法人向け格安決済代行サービス
ここからはおすすめの法人向け格安決済代行サービスを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介する決済代行サービスでアイミツSaaSがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、決済代行サービス選びの参考にしてください。
8.法人向け格安決済代行サービス3選
ここからは、格安の決済代行サービスをご紹介します。まずは法人向けでおすすめのサービスからです。

クロネコ掛け払いはヤマトクレジットファイナンスが提供するBtoB決済代行サービスです。買い手企業の与信から請求書発行、集金をワンストップで代行。手間のかかる請求業務を一括でアウトソースできます。
特徴は新規の買い手企業でも売掛金を100%保証している点です。未回収リスクなく取引できるのは大きな魅力といえます。取引量増大への効果も見込めるでしょう。
利用料金は、初期登録料0円、請求書発行費用0円、月額管理料~1万円(税抜)、手数料に関しては取引額の2~5%です。これまでに2,000社以上の取引があり、実績面でも申し分ありません。ヤマトグループ以外の配送サービスを使っていても契約可能なのも嬉しいポイントで、価格重視かつ業務負荷とリスク軽減を目指す方には最適のサービスでしょう。
こんな人におすすめ
・格安のBtoB向け決済代行サービスをお探しの方
・決済代行サービスに売掛金を100%保証して欲し方
・実績ある大手会社が運営するサービスを利用したい方
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- シングルサインオン

マネーフォワード ケッサイはマネーフォーワードが提供する決済代行サービスです。与信審査、請求書発行・発送、入金状況確認、未入金時の取引先への連絡など請求に関する一連の業務を全て代行します。
特徴は与信通過率90%以上という高通過率と最短数秒のスピード審査。素早い取引をご希望の方にはおすすめです。100%の入金保証、売掛金は最短3営業日で振り込みなどクライアントの立場に立ったサービスにも定評があります。
料金プランは「マネーフォワード ケッサイ」と「マネーフォワード ケッサイ請求代行プラン」の2種類。前者の費用は委託金額の0.5~3.5%のみ。後者は初期費用~5万円(税抜)、月額費用~3万円(税抜)、手数料300~500円(税抜)/件で契約可能です。豊富なオプションメニューも用意しており、自在の組み合わせで自社に最適のサービスを受けられます。
こんな人におすすめ
・リーズナブルな料金体系の決済代行サービスをお探しの方
・与信率の高い決済代行サービスをご希望の方
・売掛金の入金が早いサービスをご希望の方
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
NP掛け払いはネットプロテクションズホールディングスが提供する決済代行サービスです。与信、請求書発行、代金回収、入金管理、督促、未回収リスク保証など充実したサービスを提供しています。
簡単作業で利用できる手軽さが大きな魅力。CSVかAPI、もしくは手動で取引情報を入力するだけで登録可能で審査を実施してもらえます。事業内容に合わせた個別の運用モデルの提案を受けられるのも嬉しいポイントでしょう。
料金プランは初期導入費用0円、月額固定費1万2,000円~、手数料は取引金額の1.2%〜3.6%、請求書発行・郵便料金は一通あたり190円(税抜)です。取り扱い商材、販売方法によって提案金額は異なりますが、手数料は業界でも最安値級といえるでしょう。未回収リスクは100%保証。格安でBtoB取引の請求業務を丸投げしたい方にはおすすめのサービスです。
こんな人におすすめ
・格安のBtoB向け決済代行サービスをお探しの方
・決済手数料がリーズナブルなサービスをご希望の方
・手軽に使える決済代行サービスをお探しの方
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- Pマーク
8.【比較表】実店舗向け・ECサイト向け格安決済代行サービス
次は、おすすめの実店舗向け・ECサイト向け格安決済代行サービスを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介する決済代行サービスでアイミツSaaSがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、決済代行サービス選びの参考にしてください。
9.実店舗向け格安決済代行サービス2選
実店舗向け格安決済代行サービスをご紹介します。

楽天ペイは楽天グループが運営する決済代行サービス。店舗で提示するQRコードを読み取るだけで会計できる画期的なシステムです。
最大の強みは1億人以上の会員を持つ楽天グループ傘下のサービスである点。年間発行ポイント5,300億以上、楽天原資の豊富なキャンペーンは他にはない強みです。楽天ポイントを使える、貯められるのはユーザーにとってもメリットが大きく、2021年度JCSI(顧客満足度調査)では使い続けたいQRコード決済No.1にランクインするなど高い人気を誇ります。
決済手数料は3.24%~で、導入費用は無料、最短翌日入金のスピード対応が可能です。カードリーダーを導入すればクレジットカード、電子マネー決済にも対応可。圧倒的な集客力に魅力を感じる方には一押しのサービスです。
こんな人におすすめ
・実店舗でQRコード決済を導入したい方
・集客力のある決済代行サービスをご希望の方
・実績ある大手会社が運営するサービスを利用したい方
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- クレジットカード対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- 払込票決済対応
- 店舗決済対応
- ECサイト決済対応
- メールサポートあり
- チャットサポートあり

pringは同名の会社が提供している決済アプリです。店舗決済はもちろん、法人送金や個人間送金のほか、メンバーズカードにも利用できます。
提示したQRコードを読み取ってもらうだけで決済完了する手軽さが大きな魅力です。支払いの時間を短縮できるだけでなく、簡単操作でレジ締めの手間を削減できるのも嬉しいポイントでしょう。
また、クレジットカードを介さず直接銀行口座と紐づけて決済することで、業界最安値水準の決済手数料を実現しています。費用や手間をかけずにキャッシュレス決済を導入できるため、個人経営・小規模な店舗などにはうってつけのサービスではないでしょうか。API決済にも対応しているので、実店舗にあわせてECサイト立ち上げを検討している方にもおすすめです。
こんな人におすすめ
・キャッシュレス決済導入を検討している店舗経営者
・リーズナブルな料金体系の決済代行サービスをお探しの方
・手軽に使える決済代行サービスをお探しの方
10.ECサイト向け格安決済代行サービス2選
次に、EC向けの格安決済代行サービス会社をご紹介します。

イプシロンはGMOイプシロンが提供する決済代行サービスです。
豊富な決済手段を提供している点が大きな強み。クレジットカード決済では国際5大ブランドに対応しているほか、コンビニ決済やネット銀行決済、電子マネー決済などECサイトで求められる決済手段を網羅しています。販売機会の損失を防ぎ、売上最大化に貢献するでしょう。あわせて注目したいのは、Web広告を活用した集客サービス。広告運用のノウハウを熟知したプロが効果的な集客施策を提案します。
料金はクレジットカード決済手数料が3.6%~、コンビニ決済130円~、電子マネー決済5%~など決済手段に応じて詳細に設定されています。いずれも初期費用無料で導入できるので、イニシャルコストを抑えたい方におすすめのサービスです。
こんな人におすすめ
・豊富な決済手段を提供しているサービスをお探しの方
・Web集客サービスもワンストップで依頼したい方
・大手企業が運営する決済代行サービスを使いたい方
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応

ASJペイメントはASJが提供する決済代行サービスです。さまざまなビジネスシーンで心強い味方になるサービスで、ECサイトの決済代行でも人気を集めています。
特徴は3.2%~という業界最安水準の決済手数料。初期費用も月額利用料も無料で導入しやすいサービスです。単価が安い商品を多く扱うECサイトでも安心して利用できるでしょう。決済モジュールや決済プラグインを無料で提供しているのも嬉しいポイントです。
入金は最短10日後とスピーディーで、月2回入金も選択できます。資金繰りをスムーズに行いたい方には最適でしょう。セキュリティ体制も万全で、国際基準PCIDSSに完全準拠しているほか3Dセキュア認証で不正利用を抑止するなど、安心して利用できるサービスです。
こんな人におすすめ
・ECサイトに強い決済代行サービスをお探しの方
・入金がスピーディーな決済代行サービスをお探しの方
・セキュリティ重視で決済代行サービスを導入したい方
- 電子マネー対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- 店舗決済対応
- メールサポートあり
11.まとめ
決済代行サービスの概要や種類、メリット・デメリット、費用相場のほか、格安で利用できる決済代行サービスをご紹介しました。
一口に決済代行サービスといってもその特徴はさまざま。自社のニーズに合うサービスを選びましょう。また、初期費用や月額利用料、決済手数料もそれぞれ異なるため、複数を比較しながら導入サービスを決めることをおすすめします。
もし、決済代行サービス選びでお困りのことがあれば、アイミツまでお問い合わせください。おすすめのサービスを複数ピックアップし、見積もりをご案内いたします。



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