メールリンク決済サービスおすすめ比較9選【2023年最新】
メールリンク決済サービスとは、決済用サイトのURLやQRコードを、メールやSMS(ショートメッセージ)でユーザーに案内することで決済が完了するオンライン決済サービスです。決済用サイトを自社で構築する必要がないため、手間をかけずに決済手段を導入したい事業者におすすめです。
しかし、メールリンク決済サービスは多くあるため「どれがおすすめかわからない」という方も多いです。
そこで本記事では、メールリンク決済サービスおすすめ9選を徹底比較します。新規事業立ち上げのためメールリンク決済を導入したい方はぜひご覧ください。

PRONIコンシェルジュ 酒井
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- メールリンク決済とは
- メールリンク決済サービスのおすすめ活用シーン
- メールリンク決済サービスの比較ポイント
- 【比較表】メールリンク決済サービス
- 【2023年最新】メールリンク決済サービスおすすめ9選
- メールリンク決済サービスのメリット
- メールリンク決済サービスのデメリット
- まとめ:メールリンク決済の導入で売り上げアップを目指そう
- よくある質問
メールリンク決済とは
メールリンク決済とは、決済用サイトのURLやQRコードを、メールやSMSでユーザーに案内するだけで、決済が完了するオンライン決済サービスです。メールリンク決済の最大の特長は、決済用サイトを自社で構築する必要がないこと。メールで案内したリンクをユーザーがクリックすると、オンライン決済代行会社の決済サイトに遷移。ユーザーはそのままオンライン決済できます。
近年、EC市場(EC:ネット通販やネットショップなどの電子商取引)の拡大を受け、オンライン決済の需要が増加しています。経済産業省の調査によると、オンライン決済での支払いが主であるECサイトの市場規模は年々増加しています。2022年は前年比約10%増で、今後もオンライン決済の需要は増加する見通しです。

出典:経済産業省「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」
またメールリンク決済サービスは、クレジットカード決済やコンビニ決済、銀行振込決済など複数の決済方法を導入できます。
大手オンライン決済代行会社SBペイメントサービス株式会社が2023年に公開した「【2022年度版】ECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果を公開」では、「よく利用する決済手段がない場合、53%以上の男女が購入せず離脱する」という調査結果が出ており、複数の支払い方法を取り揃えておくことは、ユーザーのサイト離脱を防ぎ、売り上げ向上につながることがわかります。

出典:SBペイメントサービス株式会社「【2022年度版】ECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果を公開」

出典:SBペイメントサービス株式会社「【2022年度版】ECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果を公開」
オンライン決済の需要が高まるなか、「決済サイト構築の手間をかけずに、複数の決済手段を導入できるサービス」としてメールリンク決済サービスへの注目が集まっています。
メールリンク決済サービスの種類
メールリンク決済には、以下3つのタイプがあります。
タイプ | 決済案内方法 |
---|---|
メールリンク | ユーザーのEメール宛に決済リンクを送信 |
SMS | ユーザーのスマートフォンや携帯電話の電話番号宛に決済リンクを送信 |
QRコード | ・ユーザーのメールにQRコードを送信 ・ユーザーにQRコードを読み取ってもらう |
メールリンクとSMSでは、メールに添付したURLをクリックして決済が完了します。QRコードはメールに添付したQRコードから決済する方法と、ユーザーが店舗などでQRコードを読み取って決済する方法があります。
メールリンク決済サービスのおすすめ活用シーン
ここでは、メールリンク決済を使った以下のおすすめ活用シーンを解説します。
- ECサイト・SNSでの決済
- 単発決済
- 継続課金
ECサイト・SNSでの決済
メールリンク決済は、ECサイトやSNS上での決済におすすめです。ユーザーはメールリンクをクリックした後に決済代行会社のページで決済できます。そのため、自社サイトにショッピングカート機能が導入できなかったり、決済ページを構築するリソースがない事業者でもオンライン決済を導入できます。
また、自社サイトを持たないSNS事業者であっても、SNSの投稿にリンクを貼るだけで決済可能。メールリンク決済サービスは、決済ページを構築する手間とコストをかけずにオンライン決済を導入したい事業者におすすめです。
単発決済
メールリンク決済は単発での決済にもおすすめです。たとえば、水道修理など訪問時の点検後に金額が決まる業種でも、メールリンク決済サービスなら後から請求可能。スマートフォンでQRコードを読み取れば対面での決済も完了します。
また、電話注文での支払いもメールリンク決済が利用可能です。口頭で伝えづらいメールアドレスではなく、電話番号を確認するだけでSMSでのメールリンク決済ができます。
QRコードやSMSを活用したメールリンク決済で、さまざまな業種の単発決済に対応可能です。
継続課金
メールリンク決済サービスは継続課金にも対応しています。たとえば、学習塾やスポーツジムなどで月額料金を毎月徴収する必要がある場合、その都度集金すると手間がかかります。しかし、メールリンク決済サービスの継続課金では、ユーザーが継続課金登録することで、毎月決まった日に自動で決済が完了。事業者の徴収業務を効率化できます。
メールリンク決済サービスの比較ポイント
初期費用・月額料金・決済手数料
メールリンク決済サービスでは初期費用と月額料金、決済手数料がかかります。特に、決済手数料は、自社商品が売れるたびにかかるため、サービス選定の際には決済方法ごとの決済手数料を比較しましょう。
なお、メールリンク決済をオプション機能としているサービスもあります。別途月額料金がかかったり、メールリンク送信手数料として1通あたりの手数料がかかることがあるので注意が必要です。
決済手段
メールリンク決済サービスでは、主に以下のような決済手段を取り揃えています。
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 銀行振込決済
- 口座振替決済
- ペイジー決済
- キャリア決済
- オンライン電子マネー決済 など
たとえば、クレジットカード決済は多くの消費者が利用しており、需要の高い決済手段です。しかし、クレジットカードを持てない客層をターゲットとする場合には、ほかの決済手段を導入する必要があります。そのため、メールリンク決済サービス導入時には、見込み客に適した決済手段も導入できるか確認しましょう。
【比較表】メールリンク決済サービス
ここでは、メールリンク決済サービスの初期費用、月額料金、決済手数料を比較します。以下の比較表をご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 決済手数料 |
---|---|---|---|
SBペイメントサービス | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
VeriTrans4G | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
イプシロン | 無料 | 2,980円~9,980円 ※メールリンクオプション別途2,000円 |
メール送信手数料:80円/回 クレジットカード手数料:2.79~3.6% |
ペイジェントの決済サービス | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
ゼウス | 無料 | 無料 | クレジットカード手数料:~3.24% |
ソニーペイメントサービス | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
ペイシス(メールリンク型決済) | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
ルミーズ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
ASJペイメント | 無料 | 2,000円 | クレジットカード手数料:3.2%~ |
「イプシロン」「ゼウス」「ASJペイメント」は料金が公開されており、いずれも初期費用無料でメールリンク決済サービスを導入できます。メールリンク決済の月額料金は2,000円が相場(イプシロンのメールリンク決済はオプション機能)です。「ゼウス」は、初期費用と月額料金ともに無料で、決済手数料のみかかるシンプルな料金体系になっています。
【2023年最新】メールリンク決済サービスおすすめ9選
ここでは、おすすめのメールリンク決済サービスを9つ紹介します。各サービスの特徴や他社と比較したおすすめポイントをまとめているので、ぜひサービス選定の参考にしてください。
- SBペイメントサービス
- VeriTrans4G
- イプシロン
- ペイジェントの決済サービス
- ゼウス
- ソニーペイメントサービス
- ペイシス(メールリンク型決済)
- ルミーズ
- ASJペイメント

SBペイメントサービスは、ソフトバンクグループのSBペイメントサービス株式会社が提供するメールリンク決済サービスです。大手企業が運営しており、豊富な実績があるため、安心して導入できます。
他社と比較したおすすめポイントは、オンライン決済から実店舗決済まで幅広い決済方法に対応している点です。需要の高いクレジットカード決済をはじめ、40ブランド以上の決済方法を取り扱っています。
メールリンク決済サービスは、決済オプションサービスとして利用できます。請求書の発行や郵送業務をすべてメールリンクで完結できるため、決済業務の効率化と費用削減ができます。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応

VeriTrans4G
VeriTrans4Gは、株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが提供するメールリンク決済サービスです。取扱高5.3兆円、取扱件数9.8億件の豊富な取引実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、30種類以上の決済方法を一括で導入できる点です。クレジットカード決済やコンビニ決済、電子マネー決済など主要な決済方法に対応。加えて、国際決済にも対応しているので、グローバル展開している事業者にもおすすめです。
VeriTrans4Gはメールリンク決済にも対応しています。決済ページを構築せずにメールとSMSでの案内でオンライン決済が完了。対面での決済からオンライン決済に移行したい事業者にもおすすめのメールリンク決済サービスです。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応

イプシロンは、GMOイプシロン株式会社が提供するメールリンク決済サービスです。42,000社以上の導入実績で多くの企業から信頼を得ています。
他社と比較したおすすめポイントは、事業規模に合わせた柔軟なプランがある点。イプシロンには、月間の売り上げ金額が増えるほど、クレジットカード決済手数料がお得になるプランがあり、事業規模に合わせて最適なプランを選択できます。
なお、メールリンク決済サービスはオプションとして利用できます。予約商品などの注文から購入までにタイムラグがあり仮売上の上限期間を越える場合でも、ユーザーは再注文することなくメールリンクから決済できます。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応

ペイジェントの決済サービスは、NTTデータと三菱UFJニコスの共同出資で設立した株式会社ペイジェントが提供するメールリンク決済サービスです。
他社と比較したおすすめポイントは、入金サイクルが早い点です。「早期入金オプション」を利用すると最短5営業日での入金が可能。早期に売り上げを回収し、資金を確保できます。資金調達が限られている場合でも安定したキャッシュフローを確立できるため、新規事業者や仕入れや維持費にコストがかかる企業におすすめのメールリンク決済サービスです。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- Alipay国際決済対応

ゼウスは、SBIグループの株式会社ゼウスが提供するメールリンク決済サービスです。設立25年の実績で1万4000以上のサイトに導入されており、パートナー会社は400社以上。多くの企業から信頼を得ており、安心して利用できます。
他社と比較したおすすめポイントは、「賃貸決済」や「学習塾決済」など、業種に特化した支払い方法を提供している点です。加盟店の幅広いニーズに対応可能です。
ゼウスのメールリンク決済サービスは、初期費用と月額料金ともに無料で、決済手数料のみかかるシンプルな料金体系で提供されています。コストを抑えて複数の決済サービスを導入したい事業者におすすめのメールリンク決済サービスです。
- 電子マネー対応
- デビットカード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応

ソニーペイメントサービスは、ソニーペイメントサービス株式会社が提供するメールリンク決済サービスです。レスポンスが高速で、大容量のデータでも素早い処理が可能。顧客を待たせることなく取引が完了します。
他社と比較したおすすめポイントは、万全なセキュリティ体制。高いセキュリティを誇り、PCI DSSやISMS認証を取得。クレジットカード決済に必要な情報が安全に保護されるため、セキュリティリスクを抑えられます。さらに、オプションで3Dセキュア(本人認証サービス)やトークン決済などのセキュリティ機能を追加でき、カード情報をより安全に取り扱うことが可能です。
ソニーペイメントサービスのメールリンク決済では、決済画面のカスタマイズが可能。ヘッダーやフッター、会員登録時の入力場所など、自社の顧客層を想定して編集できます。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- Alipay国際決済対応

ペイシス(メールリンク型決済)
ペイシスは、株式会社メタップスペイメントが提供するメールリンク決済サービスです。対応できる決済方法はメールリンク型決済において業界最多で、クレジットカード決済やPayPayなど、さまざまな決済手段での支払いが可能です。
他社と比較したおすすめポイントは、メール送付したURLのアクセス状況や入金状況を確認できる点。ユーザーの支払い状況が一目でわかり、取引の進捗を把握しやすいメリットがあります。
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- ペイジー決済対応
- ECサイト決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)

ルミーズは、ルミーズ株式会社が提供するメールリンク決済サービスです。クレジットカード決済・コンビニ決済・メールリンク型決済など、多様な決済方法に対応。ECサイトだけでなく実店舗でも利用可能で、さまざまな場面で活用できます。
他社と比較したおすすめポイントは、多言語に対応している点。日本語以外にも英語・中国語表示に対応。外国人労働者も利用しやすい点がメリットです。また、外貨建て決済により自国通貨での支払いができるため、インバウンド対策に役立ちます。
メールリンク決済サービスでは、単発決済と継続決済の両方に対応可能です。事業者はクレジットカード情報を一切保持することなく、ルミーズの管理画面からユーザーの注文を受け付けられます。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- ペイジー決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- PayPal(ペイパル)決済対応
- メールサポートあり

ASJペイメントは、株式会社ASJが提供するメールリンク決済サービスです。複数の決済機関との契約は一切不要で、クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込決済を一括で導入できます。
他社と比較したおすすめポイントは、メールリンク送信の手間がかからない点です。ユーザーに送る案内メールは、テンプレート化して一斉送信可能。ユーザー毎の決済金額や伝票番号は自動入力で効率化できます。
ユーザーの決済状況は管理画面で確認可能です。未決済者にはリマインドメールを自動送信できるため、代金の未回収リスクを防ぎます。
- 電子マネー対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
- 店舗決済対応
- メールサポートあり
以上、機能比較や料金比較でおすすめのメールリンク決済サービスを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、メールリンク決済サービス選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
メールリンク決済サービスのメリット
ここでは、メールリンク決済サービスの5つのメリットを紹介します。
- 複数の決済手段で顧客の購入機会を逃さない
- 自社サイトに決済ページを構築する必要がない
- 決済状況の可視化で未払いを見逃さない
- クレジットカード情報の漏洩リスクがない
- 決済端末を購入する必要がない
複数の決済手段で顧客の購入機会を逃さない
さまざまな決済手段に対応できるメールリンク決済サービスを導入すれば、支払い手段不足による顧客のサイト離脱を防げます。SBペイメントの調査によると、よく利用する支払い手段がない場合、「60%以上の顧客が他店舗で同じ商品を購入する」という回答が得られました。この結果から、決済手段不足は販売機会を損失する大きな要因になるとわかります。

出典:SBペイメントサービス「【調査結果】ECサイトで希望の決済手段がない場合の離脱率は?」
メールリンク決済サービスを導入すればさまざまな支払い方法に対応できるため、決済手段不足による顧客離脱の防止が期待できます。さらに、決済手段不足を理由に他店から流出した顧客が自社で購入する機会にも繋がります。
自社サイトに決済ページを構築する必要がない
メールリンク決済サービスを導入すれば、自社サイトに決済ページを構築する必要がありません。メールに添付したリンクをユーザーがクリックすると、決済代行会社の決済ページに遷移。ユーザーはオンライン上で決済できます。決済ページを構築する時間とコストをかけずに決済代行サービスを導入できます。
決済状況の可視化で未払いを見逃さない
メールリンク決済サービスでは、ユーザーの決済状況を管理画面で把握できます。未払いユーザーにはリマインドメールを自動送信できるので、催促の手間がかかりません。未払いユーザーへ早期の対応ができ、未回収リスクを防げます。
クレジットカード情報の漏洩リスクがない
決済は決済代行会社のサイト上で行うため、クレジットカード情報を自社で保管する必要がありません。そのため、クレジットカード情報の漏洩リスクがないので、安心して事業を行えます。
ただし、メールリンク決済サービスは、ユーザーの個人情報を取り扱います。情報漏えいは企業の信用に大きな影響を及ぼすため、セキュリティ体制が万全なメールリンク決済サービスを選ばなければなりません。例えば、クレジットカード情報を安全に取り扱うための国際基準「PCI DSS」や、情報セキュリティマネジメント基準「ISMS認証」などの公的機関による認証を受けている決済代行サービスは高いセキュリティ基準を満たしています。
顧客と店舗の双方が安心して利用するために、メールリンク決済サービスがどのようなセキュリティ対策を実施しているのかを事前に確認しておきましょう。
決済端末を購入する必要がない
メールリンク決済サービスは基本的にオンラインで決済できます。一方で、塾や習い事などの対面での決済もユーザーがQRコードを読み取ることでオンライン決済が完了します。そのため、事業者は決済端末を購入する必要がありません。
メールリンク決済サービスのデメリット
メリットの多いメールリンク決済サービスですが、反面、デメリットもあります。メリットだけではなく、必ずデメリットも把握したうえでメールリンク決済サービスの導入を検討しましょう。
- 決済画面へのアクセスが期限切れになると、再送の手間がかかる
- 初期費用と月額費用に加え、決済手数料がかかる
決済画面へのアクセスが期限切れになると、再送の手間がかかる
メールリンク決済サービスには、アクセス期限があります。アクセス期限以内にユーザーがリンク先で決済しない場合には、決済URLが無効となり、リンクを再送する手間がかかります。メールアドレスでのリンク決済に懸念がある場合は、一般的に開封率が高いと言われているSMSでの送信も検討しましょう。
初期費用と月額料金に加え、決済手数料がかかる
メールリンク決済サービスには初期費用と月額料金に加えて、決済手数料がかかります。この手数料は決済ごとにかかる費用のため、見込み客数を把握したうえで各社の手数料を比較する必要があります。また、メールリンク送信のたびに手数料がかかるサービスもあるため、導入前に必ず確認しましょう。
まとめ:メールリンク決済の導入で売り上げアップを目指そう
本記事では、メールリンク決済サービスおすすめ9選を紹介しました。メールリンク決済サービスは、決済ページを構築せずに複数の決済手段を導入できるオンライン決済サービスです。複数の決済方法を導入することで、ユーザーの購買機会損失を防ぎ、売り上げの向上が期待できます。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でメールリンク決済を含む決済代行サービスを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
しかし、メールリンク決済サービスは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、メールリンク決済サービス選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったメールリンク決済サービスが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
メールリンク決済サービスのよくある質問を解説します。
「リンク決済(link決済サービス)」と「メールリンク決済」の違いは?
リンク決済(link決済サービス)とメールリンク決済の違いは「決済リンクをメールで送信するかどうか」です。
決済方法 | 内容 |
---|---|
リンク決済 | ECサイトやSNSの投稿に貼った決済リンクから決済する |
メールリンク決済 | EメールやSMSでユーザーに送ったメール内の決済リンクから決済する |
どちらも自社サイト内に決済ページを構築する必要がないので、スムーズにオンライン決済を導入できます。
リンク決済のおすすめ活用シーンは?
リンク決済は、オンラインショップでの活用がおすすめです。WebサイトやSNSの投稿にリンクを設置するだけでユーザーを決済ページに案内可能なので、決済ページを持っていない事業者でも簡単にオンライン決済を導入できます。



プロが代わりに探して紹介します!