決済代行サービスのシェア1位は?代表的なサービス11選を紹介
PRONIアイミツSaaS(当社)が実施した400名対象のアンケート調査の結果、決済代行サービスの利用回答が最も多かったのは「GMOペイメントゲートウェイ( 24.5%)」でした。国内におけるキャッシュレス決済の比率は4割程となっており、現金以外の方法で支払いをしたいというニーズは高まっています。このような状況において、店舗やECサイトで多様な決済手段を用意することは必須となってきています。
必要な決済手段を一括で導入するなら、決済代行サービスがおすすめです。本記事では、アンケート調査の詳しい内容や、業界シェア率が高い代表的な決済代行会社を紹介します。これからキャッシュレス決済を導入したいとお考えの店舗経営者はぜひご覧ください。
- 決済代行サービスの業界シェア1位は?【アンケート調査】
- キャッシュレス決済の業界動向
- 業界シェアが高い決済代行サービスおすすめ11選
- 決済代行サービスを利用するメリット
- 決済代行サービスを利用するデメリット
- まとめ:業界シェアも参考に、決済代行サービスを検討しよう
- 決済代行サービス・キャッシュレス決済の利用実態アンケートの概要
決済代行サービスの業界シェア1位は?【アンケート調査】
近年のEC市場の成長に伴ってキャッシュレス決済のニーズは増えており、決済代行サービスを導入する店舗も増えています。多数の決済代行サービスが乱立する中で、企業が実際に導入しているサービスはどれなのでしょうか。
PRONIアイミツSaaS(当社)は、決済代行・キャッシュレス決済を利用している400名を対象にアンケート調査を実施しました。調査の結果、利用率が最も高かったのはGMOペイメントゲートウェイで、全体の24.5%(98名)を占める結果となりました。
【決済代行サービス・キャッシュレス決済の利用シェア】
- 1位 GMOペイメントゲートウェイ:24.5%(98名)
- 2位 SBペイメントサービス:9.5%(38名)
- 2位 SP.LINKS(旧:ソニーペイメントサービス): 9.5% (38名)
1位のGMOペイメントゲートウェイは、導入実績と対応決済手段の豊富さが評価され、大規模ECからスタートアップまで幅広い層で支持を集めています。
2位には同率でSBペイメントサービスとSP.LINKS(旧:ソニーペイメントサービス)が並びました。いずれも大手金融・通信グループの信頼性と、高度なセキュリティ体制が選定の決め手となっていると言えます。
代表的な決済代行サービス一覧
決済代行サービス業界のなかで高いシェア率を獲得している、代表的なサービスを一覧化しました。以下、決済代行会社ごとの導入実績数も合わせてご覧ください。
| サービス名 | 導入実績 | 対応する事業形態 |
|---|---|---|
| SBペイメントサービス | 21万6,000店舗以上の導入実績 ※1 | EC・店舗 |
| GMOペイメントゲートウェイ | 15万店舗以上の導入実績 ※2 | EC・店舗 |
| イプシロン | 4万社以上の導入実績 ※3 | EC・店舗 |
| ペイジェントの決済サービス | 約1万3,000社の導入実績 ※4 | EC・店舗 |
| ゼウス | 1万4,000サイトの導入実績 提携パートナー400社以上 ※5 |
EC・店舗 |
| SP.LINKS(旧:ソニーペイメントサービス) | 小さい規模の小売・飲食店から、大規模ECサイト、大手保険会社まで幅広い導入実績 | EC・店舗 |
| Square | 小売・飲食・病院など業界を問わず幅広い導入実績 | EC・店舗 |
| VeriTrans4G | 取扱高6.2兆円、取扱件数11.8億件、支払い拠点数119万拠点 ※6 | EC |
| Paidy | 70万社以上の導入実績 ※7 | EC |
| STORES決済 | 15万社以上の累計導入実績 ※8 | 店舗 |
| リコーリース 集金代行サービス | 2万社以上の導入実績 ※9 | 店舗・BtoB |
キャッシュレス決済の業界動向
経済産業省によると、2023年のキャッシュレス比率は39%となっており、現金からキャッシュレス決済に移行する人の割合は年々増えています。
主なキャッシュレス決済手段はクレジットカード決済(全体の83%を占める)で、コード決済(8%)、電子マネー(5%)、デビットカード(2%)が続きます。クレジットカード決済は長年にわたり最も主要な決済手段ですが、最近ではコード決済の割合が大きくなっています。
また、NIRA総合研究開発機構の調査によると、若い世代ほどQRコード決済を利用する傾向があるとのこと。クレジットカード決済はどの年齢層でも最も利用される決済手段ですが、とくに30代以降の利用割合が大きくなっています。
「機会損失を防ぎたい」とお考えのECサイトや実店舗は、カード決済だけでなくQRコード決済・電子マネー決済に対応することが重要。これらの決済手段を一括提供する決済代行サービスがおすすめです。
数ある決済代行サービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行サービスが分かる診断(無料)ができます。
業界シェアが高い決済代行サービスおすすめ11選
決済代行業界でのシェアが高い、おすすめの決済代行サービス11選を紹介します。他社への導入実績が豊富で、安心して使える決済サービスをお探しの方はぜひ参考にしてください。
業界シェアが高い決済代行サービス
GMOペイメントゲートウェイ
GMOペイメントゲートウェイは、15万店舗以上に導入実績のある、業界シェアの高い決済代行サービス。ECサイト運営者をはじめ、国税庁などの公共機関にも選ばれています。
GMOペイメントゲートウェイは、ECサイトの情報漏えいリスクに対して、万全の対策を打っています。本人認証サービス「3Dセキュア」を使えるほか、ECサイトの脆弱性を検知するセキュリティ診断や、カード番号を文字列(トークン)に換えて情報漏えいリスクを軽減する機能などがあります。
また企業のファイナンス支援も充実。「売掛金を早期に資金化したい」「支払期日を伸ばしたい」という要望に応えるサービスを提供しています。
主な機能
SBペイメントサービス
SBペイメントサービスは、ソフトバンクの子会社(SBペイメントサービス株式会社)が提供する決済代行サービスです。これまで21万6,000店舗以上に導入実績があり、トップクラスの業界シェアを誇ります。
豊富な決済手段を取り揃えている点が大手ならではの強みで、クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済、NP後払い、ペイジー、各種バーコード決済などに対応。40以上の決済ブランドを利用できます。
また、ECサイトや店舗において集客を拡大するための「マーケティング支援プラン」も提供。ニュースリリース配信や、SNSマーケティングのサポートを受けられます。 無料プランもありますので売上拡大を目指す企業はぜひ活用ください。
主な機能
SP.LINKS
SP.LINKS(旧:ソニーペイメントサービス)は、30年以上の運用実績がある決済代行サービスです。小さい規模の小売・飲食店から、大規模ECサイト、大手保険会社まで幅広い導入実績があり、決済代行業界において安定した地位を確立しています。
高速なレスポンスで大容量の決済データを素早く処理。顧客を待たせることなく取引が完了します。また、PCI DSSやISMS認証を取得し高いセキュリティを誇ります。オプションで3Dセキュア(本人認証サービス)やトークン決済などのセキュリティ機能を追加することも可能で、カード情報をより安全に取り扱えます。
主な機能
Paidy
Paidy(ペイディ)はAmazonをはじめ70万社以上に導入実績のある、翌月後払いサービスです。スマホがあればすぐ買い物ができ、支払いは翌月でOK。ECサイト・実店舗どちらにも対応しています。
Paidyは初期費用・月額料金が無料。必要な費用は決済手数料のみ。また売上金は100%入金保障されるため代金未払いのリスクがなくなります。「クレジットカードを持たない若年層を獲得したい」という企業におすすめの決済代行サービスです。
主な機能
ペイジェント決済代行サービス
ペイジェントは、大手Slerである株式会社NTTデータと、大手クレジットカード会社である三菱UFJニコス株式会社が出資し、安定した経営基盤を持つ決済代行会社です。これまで約1万3,000社に導入実績があり、一定の業界シェアを持っています。
他社と比較したおすすめポイントは、入金スピードが早いこと。締め日から9営業日後に入金されます。また、早期入金オプションを追加すれば、締め日から5営業日後の入金も可能です。
主な機能
リコーリース 集金代行サービス
リコーリース 集金代行サービスは、リコーリース株式会社が提供する請求代行サービス。医療・介護やスポーツジム、不動産、学習塾など、毎月多くの回収業務が発生する業種において、これまで20,000社を超える導入実績があります。
法人だけでなく、個人事業主、みなし法人も利用でき、初期費用無料と導入コストもかかりません。全国の金融機関とのネットワークを活かし、口座振替とコンビニ決済の2種類から選択が可能。請求は月に1件から行うことができ、利用のない月は基本料金も発生しません。導入後はフリーダイヤルによる充実したサポートがあり、初めて集金代行サービスを利用する企業も安心です。
主な機能
ゼウス
ゼウスは、国内で1万4千店以上に選ばれている決済代行サービス。キャリア決済やオンライン電子マネー決済などの決済方法もあり、ECサイトに最適。ニーズに合わせてさまざまな決済サービスを提供しています。
また、スピーディーに導入できる点も特徴で、即日審査、最短3営業日後には決済手段を導入できます。サイト開設まで時間が無い中で「すぐに決済代行サービスを導入したい」という企業におすすめです。
主な機能
Square
Square(スクエア)は、あらゆる決済をオールインワンで対応できる「Squareターミナル」を提供。スタイリッシュでデザイン性の高い決済端末が人気で、世界中400万人以上に利用された実績があります。
売上の入金は最短翌営業日。申し込みから決済導入までのスピードも速く、最短当日から決済を開始できるようになります。また、小売店に特化したPOSレジも提供されており、在庫管理、顧客リスト、オンライン販売、スタッフ管理データ分析、などを一元化できます。
主な機能
イプシロン
イプシロンは、GMOイプシロン株式会社が提供する、中小企業向け決済代行サービス。これまで4万社以上に導入実績があり、決済代行業界の中でも一定のシェアを獲得しているサービスです。
他社と比較したおすすめポイントは、料金が安いこと。初期費用は無料で、月額料金は2,980円~9,980円、決済手数料は2.79~3.6%で利用できます。多くの決済代行サービスは料金を公表していませんが、イプシロンは公式サイトで詳細に料金を公表しているので初めて契約する方も安心です。
主な機能
STORES 決済
STORES決済(旧:Coiney)は、リアル店舗の対面決済に対応した決済代行サービスです。お店のキャッシュレスをかんたんに実現できるサービスで、これまで15万社以上に導入実績があります。
他社と比較したおおすすめポイントは、料金が安いこと。初期費用・月額料金が無料で、決済手数料は 1.98%~。導入できる決済手段は、クレジットカード・電子マネー・QRコードです。
主な機能
VeriTrans4G
Veritrans4G(旧ベリトランス)は株式会社DGフィナンシャルテクノロジーが提供する大手決済代行サービス。おもに非対面決済(通販、EC)向けの決済サービスとなっています。支払い拠点数は119万拠点を超え、1997年の創業から多くのEC事業者様に選ばれ続けています。
決済手段の取り扱いが豊富な点が大手決済代行会社ならではのメリット。クレジットカード決済やQRコード決済の他、国際決済などにも対応しているため、海外をターゲットにした越境ECにもおすすめの決済代行サービスです。
特にVeritrans4Gは3Dセキュア(本人認証)やセキュリティコードの導入支援も手厚く、国際セキュリティ基準に準拠した運用設計のため不正利用の多いEC運営者にも安心です。
主な機能
以上、決済代行業界で高いシェアを獲得する決済代行サービスを紹介しました。決済代行サービスは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったサービスの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
決済代行サービスを利用するメリット
決済代行サービスを利用する主なメリット3つを解説します。
販売機会の損失を防げる
第一のメリットは販売機会の損失を防げる点です。多様な決済手段に対応できる決済代行サービスを導入すれば、決済手段不足による顧客のサイト離脱を防げます。
SBペイメントの調査によると、顧客自身が希望する決済手段が用意されていない場合、60%以上の顧客が他店舗で商品を購入するという回答が得られました。この結果から、決済手段不足は販売機会を損失する大きな要因になるとわかります。
顧客(消費者)が頻繁に使う決済手段や、ポイントの貯まりやすい決済手段に対応していれば、ユーザー満足度の向上につながるでしょう。
クレジットカード各社の審査の手間を省ける
VISAやMastercardなどのクレジットカード会社と直接契約しようとすると、審査申込の書類を準備して提出する必要があります。事務作業にあまり時間をかけられない新規事業者にとって、自力で1社1社と契約することは現実的ではありません。
決済代行サービスを利用すると、決済代行会社に対してのみ書類を送ればよく、複数の書類を準備する必要はありません。このように、クレジットカード各社の審査の手間が省ける点がメリットです。
売上を一元管理できる
決済代行会社のシステム上で、キャッシュレス決済による売上を一元管理できる点もメリットです。決済エラーや未払いが発生していないかを確認したり、リアルタイムの売上をシステム上で確認することができ、経営・資金繰りがしやすくなります。
決済代行サービスを利用するデメリット
キャッシュレス決済は便利ですが、デメリットを挙げるとすれば次の2点です。
決済手数料が発生する
キャッシュレス決済を行う場合、対面での現金決済にはない、決済手数料が発生します。決済手数料の相場は売上金額の2.5%〜4%で、決済手段や取り扱う商材によって幅があります。 例えば、クレジットカード決済なら2.5%〜4%、電子マネー決済なら3〜4%と、同じ商材でも決済手段によって決済手数料が異なります。
しかし、顧客にとって利便性の高いキャッシュレス決済を導入することで販売機会を逃さず、売上を増やす効果が期待できます。最終的な費用対効果を考えて決済代行サービスを利用するかを決めましょう。
システムトラブルが発生する可能性がある
決済代行会社のネットワークにトラブルが発生する可能性は、ゼロではありません。一時的にキャッシュレス決済全般を利用できなくなる場合もあり、店舗であれば「現金での決済をお願いします」など注意喚起が必要になるでしょう。
ECサイトやオンラインサービスについては、サイト上で一時的に決済ができない旨を掲載するなどの対応が必要です。問い合わせ対応も含め、システムトラブル時の対応フローを整理しておくのがおすすめです。
まとめ:業界シェアも参考に、決済代行サービスを検討しよう
店舗やECサイトで必須となりつつある決済代行サービスですが、クレカ情報などの個人情報を多く取り扱うことになるため、導入するサービスは慎重に選ぶ必要があります。業界のなかで高いシェア率を誇る決済代行会社なら安心して利用できるでしょう。大手の決済代行会社はセキュリティやサポートが充実している傾向もあります。
しかし、数ある決済代行会社を比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行会社が分かる診断(無料)ができます。
決済代行サービス・キャッシュレス決済の利用実態アンケートの概要
この記事にまとめた決済代行サービス・キャッシュレス決済の利用実態アンケートの概要です。
決済代行サービス・キャッシュレス決済の利用実態アンケートの概要
- 調査対象:決済代行・キャッシュレス決済の利用・導入者400名
- 調査地域:全国
- 調査期間:2026年3月30日
- 調査方法:インターネット調査
- 主な回答業種:サービス業(20.1%)、製造業(17.9%)、商社・卸売り・小売業(13.7%)、情報通信業(7.3%)など
- 主な調査項目:現在利用している決済代行サービス、料金体系、サービスの満足度など
当記事の引用や転載をする際は、必ず出典として「PRONIアイミツSaaS」および記事URL(https://saas.imitsu.jp/cate-payment/article/h-1712)を明記願います。
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