決済代行会社の手数料の相場は?格安でおすすめのサービスも紹介【2023年最新】
「キャッシュレス決済を導入したいけど、手数料などのコストが気になる」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。コストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい方には決済代行サービスがおすすめです。
決済代行サービスとは、クレジットカード会社や電子マネー提供会社など、複数の決済会社との契約手続きを代行してくれるサービスです。各決済会社と直接契約する場合に比べると、契約手数料や決済手数料、初期費用などを抑えられるメリットがあります。
本記事では、2023年最新の料金プランで比較した、格安でおすすめの決済代行サービスを紹介します。決済代行会社の手数料の相場についても詳しく解説するので、コストを抑えてクレジットカード決済を導入したい方はぜひご覧ください。
- 決済代行サービスにかかる費用と手数料
- 決済代行サービスの手数料相場
- 【比較表】格安の決済代行サービス5選
- 【2023年最新】格安の決済代行サービスおすすめ5選
- 決済代行サービスの比較選定ポイント
- 決済代行会社を利用するメリット
- 決済代行サービスを導入する際の注意点
- まとめ:費用対効果の高い決済代行会社を選ぼう
- よくある質問
決済代行サービスにかかる費用と手数料
決済代行サービスを利用するには、初期費用や決済手数料などの費用が発生します。以下は、決済代行サービスを利用する際にかかる主な費用の相場を一覧表にまとめたものです。
費用の種類 | 一般的な相場 |
---|---|
初期費用 | 2万円(無料のサービス多数) |
月額料金 | 3,000円 |
決済手数料 | 決済金額の2.5%〜4% |
トランザクション手数料 | 決済1回あたり数十円 |
料金は、決済代行会社やプランによって幅があります。導入する決済手段の種類や取り扱う商材によっても異なるため、実際の料金は見積もりが必要な場合が多いです。
ここからは、それぞれの料金について詳しく解説します。
- 初期費用
- 月額料金
- 決済手数料
- トランザクション手数料
- その他の手数料
初期費用
決済代行サービスを導入する際には初期費用がかかる場合があります。初期費用は契約手数料やシステム開発などにかかる費用で、相場としては2万円程度。初期費用が無料の決済代行サービスもあります。
初期費用が有料の決済代行サービスは、自社のニーズに合わせたシステム開発を行ってくれる点がメリット。各企業に合わせた決済方法を提案してくれる上に、手数料の割引を受けられる場合もあり、長期的に見ると運営コストを抑えられます。
一方、初期費用が無料の決済代行サービスは、汎用的で使いやすい反面、個々の店舗に合わせた柔軟なカスタマイズに対応していない場合がほとんど。カスタマイズする場合はオプション機能料金がかかります。しかし、導入コストを大幅に抑えられるため、資金が限られている場合やスモールスタートで事業を始めたい方におすすめです。
月額料金
決済代行サービスを利用するには、システム利用料やデータ管理費用などの月額料金がかかります。月額料金は、おおむね3,000円前後が相場です。さらに、実店舗の場合は決済端末のリース代も加わります。
月額料金は導入する決済手段の種類や決済代行会社によって大きく異なるため、複数社の料金と機能を比較して選びましょう。
PRONIアイミツ(当サイト)では、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行サービス(最大6社)をご案内可能です。自社に合う決済代行サービスをお探しの方は、ぜひ一度お試しください。
サービスを選定します!
決済手数料
決済手数料とは決済1回ごとに生じる手数料で、加盟店は契約時に定められた割合に従って決済代行会社に決済手数料を支払わなければなりません。
決済手数料の相場は売上金額の2.5%〜4%で、決済手段や取り扱う商材によって幅があります。例えば、クレジットカード決済なら2.5%〜4%、電子マネー決済なら3〜4%と、同じ商材でも決済手段によって決済手数料が異なります。また、取り扱う商材による決済手数料の違いとしては、顧客の支払いが滞りやすい商材ほど手数料が高い傾向があります。
決済手数料は、ほかにも企業規模や契約プランなど、さまざまな要因によって割合が決まるため、具体的な料金を知るには見積もりが必要です。契約前に自社で主に利用する決済手段の手数料をよく確認しましょう。
トランザクション手数料
トランザクション手数料とは、ECサイトや決済端末から送られたデータを基に決済処理する際に発生する手数料のことです。
決済手数料と混同されやすいですが、 決済手数料が決済代行会社から決済機関に支払われる手数料であるのに対し、トランザクション手数料はデータ転送にかかる通信費に相当します。
トランザクション手数料は売上金に関わらず、決済1回ごとに発生するため、少額の商品を販売するビジネススタイルの場合はトランザクション手数料の負担が重くなります。決済代行サービスを選ぶ際はトランザクション手数料も確認しておきましょう。
その他の手数料
決済代行サービスには、初期費用・月額料金・決済手数料以外にもその他の手数料がかかる場合があります。以下の表を参照ください。
その他の手数料 | |
---|---|
振込手数料 | 振込手数料は売上金を加盟店の口座に入金する際にかかる手数料。入金額や入金頻度によって手数料が変わる。 |
取り消し手数料 | 取り消し手数料は、決済処理を取り消す際にかかる手数料。顧客が商品を間違えて購入した際や不具合があった際など、決済をキャンセルする際にかかる。 |
これらの手数料は決済代行会社によって無料の場合もあり、導入前に確認しておくとよいでしょう。
決済代行サービスの手数料相場
決済代行サービスを利用する際にかかる手数料は決済手段によって異なります。相場は以下の通りです。
決済方法 | 手数料相場 |
---|---|
クレジットカード決済 | 決済金額の2.5%〜4% |
電子マネー決済 | 決済金額の3%〜4% |
コンビニ決済 | 約120円/1件 |
口座振替 | 約120円/1件 |
クレジットカード決済の手数料は2.5%〜4%で、取り扱う商材や店舗の規模によって幅があります。一般的に購入者の支払いが滞るリスクが高い商材ほど手数料の割合は高く、大規模チェーン店より個人経営店などの小規模店舗のほうが高い傾向です。
また、電子マネーは3〜4%、コンビニ決済と口座振替は決済金額に関わらず1件ごとに手数料が決まっています。
実際の手数料の割合は、決済代行会社との契約内容によるため、見積もりの際にご確認ください。
【比較表】格安の決済代行サービス5選
ここでは、格安の決済代行サービスの費用を比較しています。以下の比較表をご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 決済手数料 | トランザクション手数料(1件あたり) |
---|---|---|---|---|
イプシロン | 無料 | 2,980円~9,980円 | 2.79%~3.6% | 無料 |
ゼウス | 無料 | 3,000円 | ~3.50% | 30円 |
atone | 無料 | 48,000円(無料プランあり) | 2.5%~ | 無料 |
テレコムクレジット | 20,000円~ | 3,000円~ | 3.0%~ | 15円~ |
DSK後払い | 無料 | 4,500円~45,000円(無料プランあり) | 2.7%~4.2% | - |
料金を比較すると、イプシロン・ゼウス・atoneは初期費用無料、月額料金は約3,000円と安い費用で利用できる決済代行サービスです。その中でも、イプシロン・atoneはトランザクション手数料無料で利用できます。コストパフォーマンスを重視する事業者におすすめの決済代行サービスです。
サービスを選定します!
【2023年最新】格安の決済代行サービスおすすめ5選
ここからは、2023年最新の料金プランで比較した格安の決済代行サービスおすすめ5選を紹介します。
- イプシロン
- ゼウス
- atone
- テレコムクレジット
- DSK後払い
以下では各サービスの特徴やメリットを詳しく解説するので、決済代行サービス選びにお悩みの方は参考にしてください。

イプシロンは、GMOイプシロン株式会社が提供する決済代行サービスです。
初期費用が無料で、月額料金はプランによって2,980〜9,980円。売上金額や決済手段によって「ビギナープラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」から選べるため、自社の規模に合った契約が可能です。さらに、実店舗で利用するマルチ決済端末は端末の決済金額が月5万円以上で月額利用料が無料になります。リーズナブルに利用できる決済代行サービスで、コストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい企業におすすめです。
・初期費用無料。月額料金はプランによって2,980〜9,980円。
・売上規模や決済手段に応じてプランを選べる。
・マルチ決済端末の月額料金は決済金額5万円以上で無料になる。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応

ゼウスは、SBIグループの株式会社ゼウスが提供する決済代行サービスです。
設立25年以上で1万4,000サイト以上への導入実績があり、多くの企業に信頼されています。豊富なノウハウを活かして、自社に最適な決済方法を提案してくれるため、個々のビジネススタイルに合った料金で利用可能。
また、クレジットカード決済やキャリア決済、電子マネー決済など、多くの決済手段が用意されており、各決済手段の売り上げを一元管理できる点もおすすめです。高機能な売上管理画面で、経理業務の効率化や売上データ分析に役立ちます。
・豊富なノウハウを活かした提案をしてくれる。
・個々のビジネススタイルに合った料金で利用可能。
・高機能な売上管理画面で売り上げを一元管理できる。
- 電子マネー対応
- デビットカード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応

atone(アトネ)は株式会社ネットプロテクションズホールディングスが提供する決済代行サービスです。
後払いに特化した決済代行サービスで、クレジットカードを利用しない決済方法を取り扱っています。コンビニ端末や銀行ATMで代金を支払える「Pay-easy(ペイジー)」やコンビニ決済、口座振替などに対応しており、クレジットカードを持たない客層に人気です。顧客はSMS認証のみで利用でき、複雑な操作なく決済できるため、「決済方法が面倒」が理由でのカゴ落ちを防げます。
初期費用・月額料金・トランザクション手数料が無料で、コストを抑えて運用したい企業におすすめです。
・クレジットカードを利用しない後払いサービス。
・簡単に決済できるため、カゴ落ち防止に効果的。
・初期費用・月額料金・トランザクション手数料が無料。
- QRコード・バーコード対応
- デビットカード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- キャリア決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応

テレコムクレジットは、テレコムクレジット株式会社が提供する決済代行サービスです。
導入スピードの早さが強みで、申し込みから最短即日で導入可能。導入までの期間を大幅に短縮できるため、店舗のオープンやイベントに合わせて急いで導入したい方におすすめです。入金サイクルも早く、売上金額によっては月2回入金にも対応でき、資金調達が限られている新規事業者もキャッシュフローに滞りなく運用できます。
また、ほかのクレジット決済代行サービスと比較して費用が安く、初期費用は2万円から、クレジット決済手数料は3.0%から利用可能。コストを抑えてクレジットカード決済を導入したい企業におすすめです。
・最短即日で導入可能。
・入金サイクルが早い。
・コストを抑えてクレジットカード決済を導入できる。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応

DSK後払いは、電算システムグループの株式会社DSテクノロジーズが提供する決済代行サービスです。
全国6万5,000店舗のコンビニや2万4,000局のゆうちょ銀行・郵便局で支払いできる後払いサービスで、LINEPayやd払いにも対応。顧客はスマホからも支払えるため、手間をかけずに後払いができます。
未払いリスクに備えた「債権保証あり後払い」や、決済手数料を抑えられる「債権補償なし後払い」が選べるため、自社のサービス内容や客層に合わせた運用が可能です。
選べる4つのプランが用意されており、どのプランも初期費用は無料。イニシャルコストを抑えたい企業におすすめです。
・LINEPayやd払いにも対応している後払いサービス。
・自社のサービス内容や客層に合わせた後払い方法を選択可能。
・初期費用が無料で、月額固定費が0円のプランも選べる。
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- 代引き決済対応
- クレジットカード対応
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 銀行振込(バーチャル口座)対応
- ペイジー決済対応
- 払込票決済対応
- 掛け払い決済・後払い決済対応
以上、機能比較や料金比較でおすすめの決済代行サービスを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、決済代行サービス選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのサービスがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
サービスを選定します!
決済代行サービスの比較選定ポイント
決済代行サービスの比較選定ポイントを解説します。自社に合う決済代行サービスを選ぶ際の基準にご活用ください。
- 初期費用、月額料金、決済手数料
- 決済手段
- セキュリティ
初期費用、月額料金、決済手数料
決済代行サービスを導入する際には、自社の予算や資金繰りに合うものを選びましょう。
決済代行サービスにはそれぞれ特徴があり、初期費用・月額料金・決済手数料が異なります。例えば、初期費用が無料で導入しやすいものや、初期費用がかかっても月額料金や決済手数料を抑えられるものなど、料金体系はさまざまです。
導入する決済手段の種類によっても料金が異なるため、自社の客層の支払いニーズを事前に調査した上で決済代行サービスを選ぶ必要があります。
決済手段
決済代行サービスによって取り扱う決済手段が異なるため、自社に合う決済手段を導入できる決済代行サービスを選びましょう。
クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に特化したものや、コンビニ払いや口座振替などの後払いに特化したもの、実店舗とECサイトの両方に対応できるものなど、決済代行サービスによって利用できる決済手段に違いがあります。
導入したい決済手段がある場合は、対応可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
また、どの決済手段を導入すべきかわからない場合は、自社に最適な決済手段を提案してくれる決済代行サービスがおすすめです。
セキュリティ
キャッシュレス決済は顧客のクレジットカード情報や口座情報などの個人情報を取り扱います。情報漏えいが発生した場合、顧客や取引先の信頼を大きく損なうため、セキュリティ対策が万全の決済代行サービスを選ばなければなりません。
例えば、クレジットカード情報を安全に取り扱うための基準である「PCI DSS」や、情報マネジメント管理基準の「ISMS認証」を受けている決済代行サービスは高いセキュリティ基準を満たしており、セキュリティリスクの発生を抑制できます。また、クレジットカードの不正利用防止には「3Dセキュア」や「トークン決済」を取り入れている決済代行サービスがおすすめです。
企業側と顧客側の双方が安心して利用するために、セキュリティ対策が充実している決済代行サービスを選びましょう。
サービスを選定します!
決済代行会社を利用するメリット
決済代行会社を利用する主なメリットを解説します。導入を検討している方はぜひご覧ください。
- 複数の決済機関と個別契約する必要がないから、契約手数料を安く抑えられる
- 決済手段が豊富だから、決済手段不足による顧客の購入機会損失を防げる
- 売上と入金の一元管理で、経理業務の手間が軽減できる
複数の決済機関と個別契約する必要がないから、契約手数料を安く抑えられる
決済代行サービスを利用すると複数の決済機関と個別契約する必要がないため、導入時の契約手数料を安く抑えられるメリットがあります。
決済代行サービスを利用せずに複数社と直接契約すると、それぞれの決済機関に契約手数料を支払わなければなりません。決済代行サービスは、一括で複数の決済機関と契約できるため、決済代行会社の契約手数料を支払うだけで契約が可能。導入時の契約手数料を抑えられるため、イニシャルコストを抑えてキャッシュレス決済を導入できます。
決済手段が豊富だから、決済手段不足による顧客の購入機会損失を防げる
決済代行サービスは複数の決済手段を一括で導入でき、顧客の多様な支払いニーズに対応できる点がメリットです。
限られた決済手段しか提供できない場合、顧客は「自分に合う決済手段で支払いができない」という理由から他店で購入する可能性があります。
実際にSBペイメントの調査では、商品を購入しようとした際によく利用する支払い手段が利用できない場合、「60%以上の方が他の店舗で購入する」と答えました。

出典:SBペイメントサービス「【調査結果】ECサイトで希望の決済手段がない場合の離脱率は?」
この結果から、決済手段不足は顧客が離脱する大きな要因とわかります。決済代行サービスは決済手段が豊富なため、決済手段不足による購入機会損失の防止が可能です。
売上と入金の一元管理で、経理業務の手間が軽減できる
決済代行サービスを利用すると、売上と入金の一元管理が可能です。
自社で複数の決済会社と直接契約する場合、各決済方法ごとに売り上げを管理する必要があり、集計業務が煩雑になります。しかし、決済代行サービスを利用すると、複数の決済手段の売り上げを一元管理でき、手間なく集計が可能です。
また、入金においても、決済会社ごとに入金日や入金サイクルが異なりますが、決済代行サービスでは複数の決済手段での売上金がまとめて入金されるため、経理業務の手間を軽減できます。
決済代行サービスを導入する際の注意点
決済代行サービスを導入する際には以下の2つの点にご注意ください。
- 入金サイクルを事前に確認する
- トランザクション手数料の内訳を確認する
入金サイクルを事前に確認する
入金サイクルとは、売上金が振り込まれるまでの日数を指します。入金日や入金頻度は提供会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
入金サイクルが早いほど資金調達をスムーズに行えますが、最低入金額が決まっている場合や振込手数料が発生する場合があります。早めに資金を確保したい場合は、早期入金サービスなどのオプションがある決済代行サービスがおすすめです。入金待ちで資金が足りず、キャッシュフローに滞りが生じる事態を避けるためにも、自社の資金繰りに合う入金サイクルかどうかを確認してから導入しましょう。
トランザクション手数料の内訳を確認する
トランザクション手数料は決済データを処理するための費用で、決済1回につき数円〜数十円程度かかります。決済金額に関わらず発生するため、少額の決済を何度も行うサービスではトランザクション手数料が割高になる場合もあり、注意が必要です。決済代行サービスによっては、トランザクション手数料が無料で利用できるものもあるため、見積もり時にはトランザクション手数料の内訳を確認しましょう。
まとめ:費用対効果の高い決済代行会社を選ぼう
以上、格安でおすすめの決済代行会社を紹介し、選定ポイントや各手数料について詳しく解説しました。決済代行会社は多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。費用対効果の高い決済代行サービスを選ぶには、自社に合うサービスをピックアップし、複数社の比較をおすすめします。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で決済代行サービスを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
しかし、決済代行サービスは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、決済代行サービス選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめの決済代行サービスがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
サービスを選定します!
よくある質問
クレジットカード決済代行サービスを導入する際によくある質問をまとめました。
- クレジットカード決済の仕組みは?
- クレジットカードの加盟店手数料を安く抑える方法は?
クレジットカード決済の仕組みは?
決済代行サービスを利用したクレジットカード決済は、国際ブランド・クレジットカード会社(アクワイアラー・イシュラー)・加盟店(EC事業者などの店舗)・決済代行会社・クレジットカード会員によって成り立ちます。

関係者 | 内容 |
---|---|
国際ブランド | VisaやMastercard、JCBなどの世界的なクレジットカードブランド。 |
アクワイアラ | 新規加盟店の開拓や加盟審査などを行い、決済環境を整える機関。 |
イシュア | クレジットカードの新規発行やクレジットカード会員の管理を行う機関。 |
加盟店 | アクワイアラの審査を通して、加盟店契約をした事業者。 |
決済代行会社 | 加盟店と複数のアクワイアラを仲介する機関。 |
クレジットカード利用者 | イシュアが発行したクレジットカードを持つ消費者。 |
クレジットカードを利用すると、以下のような仕組みで決済が完了します。
- 消費者が加盟店でクレジットカード決済を利用する。
- クレジットカードの利用情報が決済代行会社を通してアクワイアラに届く。
- 決済代行会社が加盟店に代金を立て替えて支払う。(入金日にまとめて加盟店に支払われる)
- アクワイアラはイシュアに代金を請求する。
- イシュアが消費者に代金を請求し、消費者はイシュアに代金を支払う。
- イシュアはアクワイアラに代金を支払う。
- アクワイアラは代金を決済代行会社に支払う。
決済代行サービスを利用していない場合、加盟店は複数のアクワイアラとやりとりしなければなりません。決済代行サービスを利用すると手続きが一括で完了し、返金や入金トラブルがあった際も決済代行サービスが対応してくれます。管理が煩雑になりがちなキャッシュレス決済の運用がスムーズにでき、システム運用の手間やコストを大幅に削減可能です。
クレジットカード決済の導入費用や相場については「クレジットカード決済の導入にかかる手数料相場」で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもぜひご覧ください。
クレジットカードの加盟店手数料を安く抑える方法は?
クレジットカード加盟店手数料を安く抑えるには、決済代行サービスを経由してクレジットカード会社と契約する方法がおすすめです。
複数社のクレジットカード会社と直接契約する場合と決済代行サービスを経由して契約する場合の特徴をまとめた比較表をご覧ください。
項目 | 複数社と直接契約 | 決済代行サービス |
---|---|---|
契約時の審査書類 | 会社ごとに複数枚提出 | 決済代行会社に1セット提出 |
導入までの日数 | 2週間〜1ヶ月以上 | 最短即日から |
契約手数料 | 複数社に支払い | 決済代行会社に支払い |
決済手数料 | 大規模店舗は約1.5%、 小規模店舗は約3.5〜7% |
一律で3%前後 +トランザクション費用 |
入金日 | 各社で定められた日にそれぞれ入金される | まとめて入金される |
システム構築・運用 | 外部発注または自社が行う | 決済代行会社が行う |
クレジットカード会社と直接契約すると、決済手数料が店舗規模によって幅があります。特に個人事業主や小規模企業は手数料が高くなる傾向です。その点、決済代行サービスは手数料が一定の割合に定められています。さらに、システムの構築・運用にかかるコストや契約手数料なども考慮すると、決済代行サービスを利用するほうがコストを安く抑えて利用可能です。
決済代行サービスを利用する際は、複数社の相見積もりをとり、機能と料金を比較しましょう。自社に最適な決済代行サービスを導入すると、必要最低限のコストでクレジットカード決済を利用できます。
決済代行サービスの導入をご検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合った決済代行サービスの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
サービスを選定します!



プロが条件に合ったサービスを選定します!