【2024年最新】WeChat Pay決済でおすすめの決済代行サービス8選
WeChatは2019年時点でアクティブユーザー数が11億人を突破した巨大SNSツールであり、そのモバイル決済をWeChat Payといいます。日常の支払いをモバイル決済で済ます中国人は現在非常に多く、消費活動を支えています。
日本国内では、WeChat Payが使えるところがまだまだ少ない為、訪日中国人観光客は現金での支払いが大半となっています。WeChat Payを企業が導入すれば、利用したい決算手段が無いために顧客の離脱を招く、いわゆる「カゴ落ち」を防ぐことができるでしょう。
そこで今回は、「WeChat Pay対応の決済代行サービス」を、それぞれ特徴ごとにご紹介します。WeChat Pay決済代行で失敗しないためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- WeChat Pay対応の格安な決済代行サービス2選
- WeChat Pay対応の実績が豊富な決済代行サービス3選
- 中国3決済全てに対応している決済代行サービス3選
- WeChat Payとは
- キャッシュレス決済導入の必要性
- WeChat Payの決済代行で失敗しないためのポイント
- まとめ:決済代行サービス選びで迷ったらPRONIアイミツへ
WeChat Pay対応の格安な決済代行サービス2選
ここでは、WeChat Pay対応の決済代行サービスの中でも、特に安さに自信のあるところをご紹介します。
決済サービス
出典:アルファノート株式会社 https://www.alpha-note.co.jp/
アルファノートは東京都新宿にあるクレジット決済代行会社です。店舗やECサイトを中心に幅広い業種に向けて、低コストで豊富な決済手段を提供しています。最大の特徴は、決済手数料の低さと決済手段の充実度。決済手数料は2.95%からと安価で、導入するプランによっては端末代金が無料になります。
豊富な決済サービスも魅力の1つ。特に、近年ユーザー数が急増している日本人向けのQRコード決済サービスや、WeChatをはじめとした訪日中国人向けの決済サービスも多く取り揃えています。さらに、訪日観光客向けの免税店サポートサービス免税書類作成システム「One Minute」を提供しており、面倒で時間のかかる免税書類の作成をわずか30秒で完了させることが可能。インバウンドに向けた決済のサービスを一手に依頼することができます。
こんな人におすすめ
・決済手数料の低いWeChat pay決済代行サービスをお探しの方
・煩雑な免税書類作成にお悩みの方
・決済代行の代理店として長年の実績がある会社に依頼したい方
Prime Vantage PTE,LTD.
出典:Prime Vantage PTE,LTD. http://prime-vantage.com/
Prime Vantageはシンガポールを本社に据え、東京と滋賀に拠点を構えるクレジット決済代行会社です。大きな特徴は、中国人観光客向け決済サービス、WeChatPay、Alipay、銀聯(UnionPay)これらの3つの決済を、1つのシステムで決済できるという点です。初期費用、月額費用、通信料は無料。決済振込手数料も432円/1回と業界最安値を実現。決済手数料は業種、売り上げ規模によって変動し、最安は2.95%からとなっています。
また、サービスでは決済の導入費やランニングコストを安く抑えられるのみならず、決済画面の多言語表記も標準で搭載しており、支払い時の操作感にも気が配られています。海外を本社に置く会社ならではの強みと言えます。
こんな人におすすめ
・多言語表記に対応した決済サービスをご希望の方
・決済振込回数が多くなることが予想される方
・決済代行サービスにおけるランニングコストを抑えたい方
ここまで、WeChat Pay対応の格安な決済代行サービスをご紹介しました。会社によっては業種や売り上げ規模などによって、決済時の手数料は変動する可能性があります。これは高額支払いのある会社や、大規模で決済数が膨大になる会社など、その分代理店への支払いも増えるためです。必ず数社を比較した上で、値段とサービスのバランスが良いサービスを選ぶようにしましょう。
なお、PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行サービス(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
WeChat Pay対応の実績が豊富な決済代行サービス3選
ここでは、信頼できる実績の豊富なWeChat Pay決済に対応した決済代行サービスをご紹介します。
アナザーレーン株式会社
出典:アナザーレーン株式会社 https://company.alij.ne.jp/
アナザーレーンは東京の西新宿にあるクレジット決済代行会社です。主に決済業務や、そのコンサルティングおよびシステム開発を行っています。総合決済代行サービスのプロバイダとして、創業から16年、2万件以上の豊富な導入実績が特徴です。
最大の強みは、細かいニーズに合わせた導入プランを用意している点。たとえば、オープンや設立後間もない店舗や企業では、WeChat Payなどの決済代行を依頼しても審査で落ちしてしまうことも考えられます。しかし、長年の知見を基にした独自の審査条件を採用しているため、他社で審査に落ちてしまった会社でも審査に通る可能性があります。また、急ぎでの対応や、イベントによる1日のみの利用にも対応可能。開業から間もない方などには、うってつけの会社ではないでしょうか。
こんな人におすすめ
・長年の実績を持つ決済代行サービスをお探しの方
・他社の決済代行サービスに審査落ちしてしまった方
・数日のイベントのみのためにWeChat payを導入したい方
ビリングシステムは、東京の有楽町にあるビリングシステム株式会社が提供するクレジット決済代行サービスです。クレジットカードから電子マネー、WeChat PayからQRコード、Alipay、ペイジーまで、多様な決済サービスを提供しています。
過去に、ビックカメラといった大手量販店でWeChatPayの導入実績があり、グループ会社含めた全199店舗の全レジシステムへ導入しました。このような、大規模なPOSレジシステムでも対応できるのが大きな強みです。また、既存のシステムを利用して導入することで、店舗におけるオペレーションと経理コストの負担を軽減。セキュリティについてもクレジットカード業界のセキュリティ標準である、PCIDSSの認証を取得しているので安心です。自社のシステム会社と連携してWeChat Payの導入を検討している方におすすめといえます。
こんな人におすすめ
・社内のオペレーションコストを低く抑えつつ、WeChat Payを導入したい方
・自社のPOSシステムと連動したWeChatPayの導入を図りたい方
・POSシステムとの連携に実績のある決済代行サービスをお探しの方
- 電子マネー対応
- QRコード・バーコード対応
- クレジットカード決済
- コンビニ決済対応
- 口座振替対応
- 払込票決済対応
- Alipay国際決済対応
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
株式会社ユニヴァ・ペイキャスト
出典:株式会社ユニヴァ・ペイキャスト http://www.ipservice.jp/
ユニヴァ・ペイキャストは、東京と大阪の2拠点にオフィスを構える決済代行会社です。中国系観光客向け決済では、WebChatPay、Alipay、銀聯(UnionPay)に対応しています。最大の特徴は、導入費が0円の決済アプリ「UnivaPay」のみで決済代行を行える点です。審査完了後にはすぐに手持ちのスマホやタブレットからアプリを入れて使用できます。そのため、最短即日での導入実績も多数。サービス料金は個別見積もりとなっています。
また、海外との自由取引も強みとしており、販売者・購入者のどちらかが日本国内にいる場合、為替レートの差額調整も行なっています。そのため取引中に大きなレート変動があった場合も想定外の損益を被ることがないので、海外向けの事業を展開している方にうれしいサービスといえるでしょう。
こんな人におすすめ
・WeChat Payなど中国人観光客向けの決済を強化したい方
・即日利用に実績のある決済代行をお探しの方
・海外との取引をメインに事業を展開されている方
ここまで、WeChat Pay対応の実績が豊富な決済代行サービスをご紹介しました。設立から長く、実績が豊富な会社であれば、保持している資金も多く、長く信頼を得ている会社だとも言えます。安定したショップの運営のためにも、銀行と同じように、「安心して資金を預けられるか」という視点も踏まえて決済代行サービスを選ぶようにしましょう。
中国3決済全てに対応している決済代行サービス3選
最後に、WeChat Pay以外の、中国での主要決済サービスに対応したサービスをご紹介します。
株式会社PAY ROUTE
出典:株式会社PAY ROUTE
株式会社PAY ROUTEは大阪に本社を置き、赤坂にも支社を持つ決済代行の総合コンサルティング会社です。決済手数料の業界基準「アクワイアリング・エージェント(AA)」を取得しており、業界適正料率以上の手数料を取らないことにも定評があります
また、インバウンド決済は銀聯(UnionPay)、Alipay、WeChat Payの3つに対応。料金は導入費3,000円から、月額固定費は1ブランドにつき3,000円からです。手数料は導入規模により応相談となっています。また、特徴としてあげられるのが、そのセキュリティシステム。クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準PCIDSSに準拠しており、決済時のセキュリティにおいても万全です。
こんな人におすすめ
・業界、業種別の適切な審査で安い手数料での決済代行を目指したい方
・中国系訪日観光客向けのインバウンドサービスの決済を安く導入したい方
・セキュリティが安心できるサービスをお探しの方
GOMPAY
出典:株式会社一般ピープル https://itfunpeople.com/ja/
一般ピープルは、東京都江東区にある決済代行会社です。そのほか、アプリケーション・モバイルゲーム・サービスの開発から、パブリッシング事業、メディアアート、投資など、幅広い事業を展開。決済代行については、GOMPAYという越境EC向け決済・支援サービスを提供しています。
対応決済サービスは、各種クレジットカードや電子マネー、コンビニ払いや、中国3大決済のAlipay、Wechat Pay、銀聯(UnionPay)があります。海外の決済システムにおいても、日本語の管理ツールが充実しているため処理が簡単。自社の商品・サイトに合わせた決済方法を選択できます。また、ブラウザ上で売上管理が簡単にできるので、経理作業のストレスも大幅に軽減できるでしょう。
サポート体制にも力をいれており、ユーザーから評価の高いスタッフが、24時間365日対応しています。はじめて決済代行会社を選ぶという方には、うってつけではないでしょうか。
こんな人におすすめ
・豊富な決済方法に対応した適したサービスをお探しの方
・自社の商品・サイト特性に合った決済サービスを選択したい方
・越境ECに特化した決済サービスをお探しの方
佐川フィナンシャル
出典:佐川フィナンシャル株式会社 https://www.sg-financial.co.jp/
佐川フィナンシャルは、東京に本社を置く佐川急便の総合物流決済サービスです。代金引換サービス「e-コレクト®」決済事業や、売掛金の回収を楽にする、企業間「後払い」決済サービスなど、多様な金融サービスを提供しています。
対応多通貨決済サービスは20種類と豊富で、中国向けにはWeChat Pay、銀聯(UnionPay)Alipayの3つがあります。佐川フィナンシャルを通すと、自社には日本円で入金されるため、経理業務の作業軽減にもつながるでしょう。また、決済手数料は発生しますが、初期費用、月額費用が無料ですので、お気軽にサービスをご利用いただくことができます。
国内正規代理店なのでセキュリティ面に関しても万全。実績が豊富で安全な大手企業を探している方におすすめではないでしょうか。
こんな人におすすめ
・ECサイトなどで配達する商品の代金引き換えサービスの導入も検討されている方
・インバウンドの決済を日本円で処理したい方
・WeChat Pay導入に際し、導入後のオペレーションコストを抑えたい方
WeChat Payとは
WeChat Payは、中国のメッセンジャーアプリWeChatのQR決済サービスです。2015年から日本でもサービスの提供が始まり、中国人観光客が多いエリアで普及しつつあります。
実店舗でのWeChat Payの決済方法は3種類。1つはCAT端末で決済用QRコードを発行して、お客様に決済してもらう方法です。お客様は、発行されたコードをスマホで読み取って決済します。2つ目は、店舗側があらかじめ決済用のコードをPOPなどで掲示しておく方法で、掲示用のQRコードをスマホで読み取って決済します。3つ目は、タブレットでQRコードを生成する方法です。タブレットの画面上に表示したQRコードを読み取ってもらい決済します。
キャッシュレス決済導入の必要性
なぜ、キャッシュレス決済を導入するすべきなのか解説します。
中国人観光客の多くがキャッシュレス決済を利用
中国国内では、スマホ決済が急速に普及しています。ネット決済や実店舗での決済、公共料金の支払いまでスマホひとつで決済可能です。中国人観光客にとって、なくてはならない決済手段になりつつあります。
一方、日本の小規模な店舗では、キャッシュレス決済の導入が進んでおらず、現金での支払いにしか対応していないことも多いため、外国人観光客が不満を感じることも。キャッシュレス決済を導入すれば、支払い方法に不満を抱える外国人観光客のニーズを満たせます。
中国3大決済サービス
中国3大決済サービスとは、WeChat Payとalipay、銀聯カードを指します。Wechat payの利用者数は11億人、alipayが8億人とされ、銀聯カードの発行数は60億枚以上です。中国人観光客の大多数が、いずれかの3大決済サービスを利用しています。中国人観光客を取り込みたいのであれば、3大決済サービスへの対応は必須と言えるでしょう。
機会損失を防げる
キャッシュレス決済を導入することで、支払いの不便さに起因する機会損失を防げます。決済方法が原因で、購買意欲の高い観光客を逃してしまうのは、店舗にとって大きな損失です。同じエリアの同業者がキャッシュレス決済を導入している場合、見込み客がライバル店に流れる可能性も。現金での支払いと比較してスピーディーに決済できるため、店舗側にとっても支払いの時間を短縮できるメリットがあります。サービスによっては事前決済もできるため、スタッフの負担を緩和できるでしょう。
WeChat Payの決済代行で失敗しないためのポイント
これを見ている方の中には、決済代行会社を初めて導入されるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、決済代行会社を選ぶ際に失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。
入金のサイクルを考慮しておく
決済代行会社の比較検討材料として、入金サイクルの確認も重要です。売り上げの締め日と入金日のサイクルを確認しておかなければ、仕入れや資金繰りに困る可能性があるからです。
例えば同じ「月末締め」となっているサービスでも、入金日が翌月10日と翌々月末日では入金日が50日近く差が出てしまいます。決済代行サービスによっては決済の種類ごとに入金日が異なるところ、入金サイクルを一括で決められるところなどさまざまなので、資金繰りに困らないようにするためにも、入金サイクルは事前にしっかり確認しておきましょう。
料金だけではなく、使い勝手もチェック
決済代行会社が提供するシステム管理画面は各社オリジナルで用意しており、それぞれに違った良さがあります。せっかく決済の導入を楽にしようと代行会社に依頼したとしても、管理画面の使い勝手が悪く、オペレーションに時間がかかってしまっては本末転倒です。
取引数が膨大になることが予想される方は、複数取引を一括処理できる機能や、入金の照合や消込などを個別に行わなくて済む「自動検知機能」など、複数の決済処理を一括管理できる機能があるかどうかも確認することをおすすめします。
初期費用と長期的コストのバランスを考える
今回ご紹介した決済代行サービスの価格をみてもわかるように、会社によって初期費用などが無料で毎回の決済費用がかかるところと、初期費用などはかかるが月額費用は定額のところなどそれぞれです。後者は大抵、事業規模や月々の取引数によって金額が異なるため、費用は個別見積もりとなっています。
まだ売り上げの見込みが立っていないところは月額費用がかかるところより、毎回の決済で決済手数料を払った方が安くすむ場合が多いでしょう。反対に、すでに売り上げの見込みが立っており、決済の回数も多くなることが予想される事業者の方は、月額料金が固定の決済代行サービスを導入した方がお得になる可能性もあります。
まとめ:決済代行サービス選びで迷ったらPRONIアイミツへ
今までAlipayばかりが主流だったQRコード決済。しかし、中国でのWeChat利用者が特別多かったために、WeChat Payも大幅に普及するようになりました。コミュニケーションアプリから発展したWeChat Payはどちらかというと少額決済向けで、「ちょっとした買い物」といった商材を扱うところではぜひとも導入しておきたい決済方式です。
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