グループウェアGroup Session(グループセッション)の評判・機能・実態を徹底調査!
グループウェア「Group Session(グループセッション)」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「Group Session」の使い方も網羅。この記事だけで、「Group Session」の全てが分かります。
- <総評>「Group Session」の魅力はコスパの高さ。使い勝手も良い
- GroupSessionとよく比較されるサービス
- 「Group Session」の5つのメリット
- 徹底調査でわかった「Group Session」を使うべき会社
- 「Group Session」の成功事例
- 「Group Session」には無料版も
- まとめ
今回取り上げるのは「Group Session(グループセッション)」です。日本トータルシステム株式会社(北海道札幌市)が提供しているグループウェアで、2000年にリリースされて以来、累計30万人以上のユーザーに利用されてきました。
料金体系や機能にはどういった特徴があり、どんな企業や利用シーンに適しているのかご紹介していきます。
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<総評>「Group Session」の魅力はコスパの高さ。使い勝手も良い
ひと言でいうと、「Group Session(グループセッション)」の特徴は「コストパフォーマンスの高さ」と「使い勝手の良さ」です。詳しくは後述しますが、一般的なグループウェアの相場を下回る料金でチャット、掲示板、スケジューラー、ワークフローといった豊富な機能を利用できます。クラウド版ならメンテナンス費用も一切かかりません。
また、ユーザーインターフェイスも日本人向けに工夫されており、レイアウトに装飾的な要素はほとんどありません。一見すると素っ気なく感じられますが、その分利用者のリテラシーを問わず、操作に迷ったりすることもないはずです。
「まずは安価なものから試したい」「グループウェアは初めてなので、使いやすいものを選びたい」といった企業には有力な選択肢の1つになるのではないでしょうか。
他のグループウェアと比べてどうなのか
まず料金の面から比較すると、「Group Session」の最安プランはユーザー1人あたり月額300円から(クラウド版の場合)。コスパに定評がある「G Suite」や「Office 365」の料金をさらに下回っており、たとえば従業員300名の企業なら、「G Suite」と比べて年間100万円以上のコストを節約することができます。予算の限られる中小企業も導入しやすいのではないでしょうか。
続けて機能の面を見ていくと、掲示板・チャット・スケジューラー・ワークフロー・施設予約といったグループウェアに求められるひと通りの機能を網羅しているうえ、RSSリーダーや回覧板も付いています。上手く活用すれば人事や総務の問い合わせ対応なども効率化できるはずです。
GroupSessionとよく比較されるサービス
「Group Session」の5つのメリット
料金が安い
クラウド版の場合、最安の「スマートプラン」はユーザー1人あたり月額300円、機能制限のない「プラミアムプラン」はユーザー1人あたり月額600円から利用できます。後述する無料プランから切り替える場合のデータ移行料金なども定額内に含まれており、基本的に追加費用はかかりません。
公式サイトで紹介されている導入事例を見ても、予算の限られる中小規模の企業から高い人気を集めているようです。
操作がわかりやすい
「Group Session」の開発コンセプトの1つが、「日本人による日本企業のためのグループウェア」です。各アプリの操作画面はグレーとブルーを基調としたシンプルなUIに仕上がっており、必要最小限のボタンやアイコンを除いて装飾的な要素はほとんどありません。
長年にわたってオンプレミス型の業務用ソフトウェアを使ってきた企業も、スムーズに移行できるのではないでしょうか。
スピーディに導入できる
非常にスピーディに導入できるのも「Group Session」のメリットの1つです。
クラウド版の「スマートプラン」の場合、他のグループウェアからのデータ移行なしなら60分程度、データ移行がある場合も概ね2~3時間程度でクライアント側の環境を構築し、導入したその日のうちに稼働をスタートさせることが可能です。
基本機能が充実
チャット、スケジューラー、回覧板、ワークフローなど25種類に及ぶ基本機能が搭載されており、最安の「スマートプラン」でもそのうち22種類の機能を利用できます。
1人あたり月額300円の料金で、これだけ豊富な機能が使えるグループウェアは海外製を含めても非常に少なく、社員同士の日常的なコミュニケーションからバックオフィスの業務改善、非常時の社員の安否確認まで幅広いシーンをカバーすることが可能です。
強固なセキュリティ
すべての料金プランでSSL(暗号化通信)に対応しているうえ、IPアドレス制限によって外部からの不正アクセスを防ぎます。
さらに各アプリでデータは1日複数回に分けてバックアップがとられるため、災害などの際もスムーズに復旧させることが可能です。
徹底調査でわかった「Group Session」を使うべき会社
紹介したメリットを踏まえ、Group Sessionを使うべき会社をお伝えします。
予算の限られる中小企業やスタートアップ
1人あたり月額300円からの料金で20種類以上の機能を利用できるのは「Group Session」の大きな魅力です。クラウド版ならサーバー代やメンテナンス費用もかかりません。
予算の限られる中小企業や創業間もないスタートアップには、非常に適しているのではないでしょうか。
初めてグループウェアを導入する企業
低価格なうえ、日本人ユーザー向けに開発された分かりやすいインターフェイスにも定評があり、直感的に操作できます。
1年単位の契約ということが気になる人がいるかもしれませんが、低価格で導入できることを考えればグループウェアが初めての企業には適していると思います。
「Group Session」の成功事例
次に、「Group Session」を導入した企業の成功事例を紹介します。
「Group Session」は累計30万人以上のユーザーに利用されており、なかには業務効率を大幅にアップさせた事例も少なくありません。
【コンサルティング業界の場合】
Group Sessionの導入事例ページ(日本トータルシステム株式会社 https://groupsession.jp/case/c3at.html 参照)によると、ITコンサルティング事業を手がけているA社では、社員同士のコミュニケーションツールとしてクラウド版の「Group Session」を導入。結果としてスケジューラーやショートメール、ファイル管理機能の活用が進み、社員同士がリアルタイムに情報共有できるようになったほか、サーバー管理者を置く必要がなくなったことでコスト削減にもつながりました。
【美容業界の場合】
Group Sessionの導入事例ページ(日本トータルシステム株式会社 https://groupsession.jp/case/musee.html 参照)によると、美容脱毛サロンを運営しているB社では事業拡大にともないコールセンターのオペレーターが増え、管理・運用に課題を抱えていました。そこで「Group Session」を導入したところ、情報共有のプロセスのプロセスが飛躍的に改善。キャンペーン情報などを掲示板にまとめて掲載するようにしたことで1対1のやりとりが減り、スタッフ間の連携も高まりました。
「Group Session」には無料版も
「Group Session」にはクラウド版、エンタープライズ向けのオンプレミス版とあわせて、手軽にスタートできる無料版も用意されています。
最後に「Group Session」の無料版で利用できる主要な機能とメリット・デメリット、実際に無料版を利用しているユーザーの声について紹介します。
無料版の主要機能
スケジューラー
社員1人ひとりの予定を日別・週別・月別に一覧表示します。定例ミーティングなどの繰り返し登録も可能です。
掲示板
部署やグループごとに複数の掲示板を作成・運用できます。業務連絡やFAQなど、使い方次第でバックオフィス業務を大幅に効率化できるはずです。
施設予約
会議室などの空き状況を一覧表示し、予約までワンストップで行えます。スケジューラーと同様に繰り返しの予約登録も可能です。
日報
担当プロジェクトや顧客に紐づけて日報を投稿・共有できます。「次のアクション」という項目に入力した内容はスケジューラーにも表示されるので、タスク管理アプリとしても活用できます。
無料版のメリット・デメリット
「Group Session」の無料版はソースコードが公開されており、プログラミングの知識・スキルがあればレイアウトやメニューの配置を自由自在に変更できます。実際に自社の業務体制にあわせてカスタマイズを加えながら活用している企業も多いようです。
ただしインストール型となるため、導入時のセットアップやサーバーの設定はクライアント側で行なう必要があります。公式サイトにマニュアルは用意されているものの、サーバーやネットワークの知識がまったくない方にはややハードルが高いかもしれません。
無料版の評判
下記のような評判が集まっています。
無料版の評判まとめ
・ソースコードが公開されていて機能を追加できるのが良い
・会議への招集をスケジューラーから行えるのが便利。遠隔地のメンバーともシームレスに情報伝達できる
・UIが直感的でわかりやすい
・無料にもかかわらずバグの改善などが定期的に行われているのが良い
まとめ
リーズナブルな料金とわかりやすいUIが人気を呼び、トータル30万人以上のユーザーに利用されてきた「Group Session」。主力のクラウド版は拡張性の面でやや物足りない部分はあるものの、できるだけコストを抑えたい人や初めてグループウェアを導入する企業には有力候補の1つになるのではないでしょうか。
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