医療(病院)・福祉業界向けにおすすめのグループウェア5選【2024年最新】
院内の情報共有、業務の可視化を進めたいもののどんなシステムに導入するか考えている方におすすめなのが、医療・福祉業界向けのグループウェアです。この記事では、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、日報の管理・共有機能が搭載されているおすすめのグループウェアを厳選してご紹介!
医療・福祉分野でグループウェアを導入するメリットやグループウェアの選び方も詳しく解説していきます。
- 病院などの医療・福祉業界でグループウェアは必要?
- 病院で役立つグループウェアの機能
- 病院などの医療・福祉業界でグループウェアを使うメリット
- グループウェアの選び方
- 【比較表】病院・医療機関におすすめのグループウェア
- 病院・医療機関におすすめのグループウェア5選
- 【まとめ】グループウェア選びで迷ったらPRONIアイミツへ
病院などの医療・福祉業界でグループウェアは必要?
社内におけるコミュニケーション不足や情報共有不足、業務やワークフローの見える化などを叶えたい場合に役立つのが、グループウェアです。10名程度の小規模から数千、さらには数万規模の企業においてまで幅広く導入されており、業界を問わず活用されています。
病院などの医療関係はもちろん、介護施設のような福祉業界にもおすすめ。情報共有やコミュニケーション、業務やワークフローの見える化は、医療や福祉業界において必要とされると言っても過言ではありません。
なぜなら、医療や福祉業界においては「迅速な対応」が何より求められます。ちょっとした対応の遅れが、重大なインシデントにつながってしまう可能性がゼロではないからです。
情報共有やコミュニケーションの円滑化などを幅広くカバーできるグループウェアは、医療や福祉の現場において非常に役立つと考えられます。
病院で役立つグループウェアの機能
病院で求められるグループウェアの機能は一般企業とは異なります。
では、どのような機能が必要なのでしょうか?ここからは、病院で役立つグループウェアの機能について紹介します。
資料管理機能
病院で扱う個人情報は機密性が高く、厳重な管理が求められます。病院向けのグループウェアに含まれる資料管理機能は高度なセキュリティ対策が施されており、機能を使って適切に管理すれば情報漏洩の心配はありません。更新権限を付与すれば内部不正も防げます。
また、各文書、資料をファイルごと電子管理できるため管理も簡単です。必要な情報もすぐに取り出せるため便利です。
院内情報共有機能
院内情報共有機能を使うと病院内の情報を一元管理でき、コミュニケーションツールとしても活用できるので、院内の情報共有に役立ちます。
病院内では常にリアルタイムの情報共有が必要です。病院は迅速な対応が求められる現場で、対応が遅れれば重大なインシデントが発生するおそれがあるでしょう。迅速な対応には正確な情報伝達・共有が不可欠であり院内情報共有機能は重要なポイントとなります。事務作業だけでなく、全体の業務効率向上に必須の機能と言えるでしょう。
スケジュール管理機能
スケジュール管理機能は医療従事者のスケジュール管理とタスク管理ができる機能です。
病院では医師、看護師、薬剤師、検査技師、医療事務スタッフなど多様な立場の人が働いています。職種ごとに勤務体系も異なり、一般の企業よりもスケジュール管理は複雑です。しかし、病院向けのグループウェアを使えばスタッフのスケジュール管理を効率的にできます。
設備予約機能
病院内にはさまざまな施設・設備があります。予約が入っていれば使えないため、利用状況を一目で確認できる仕組みが必要です。
グループウェアの設備予約機能は病院内の施設・設備の予約のほか、利用状況の確認も可能です。システムを使うことでダブルブッキングなども防げるため、機材や設備・施設をスムーズに使うことができます。病院では必須の機能と言えるでしょう。
掲示板機能
病院では院内全体で共有すべき情報がありますが、掲示板機能があれば一斉送信できるので、周知事項があるときは便利です。
病院は特に時差出勤があるので、時差があっても漏れなく情報伝達ができる機能は重宝するでしょう。院内の状況共有基盤として中心的な役割を果たすことは間違いありません。特に24時間体制で動いている病院では必須の機能です。
医療機器との連携機能
グループウェアには医療機器との連携機能もあります。電子カルテと連携することで患者のカルテ情報を即座に取り出せるほか、さまざまな医療機器との連携も可能です。
また、グループウェアは外部システムとの連携もできるため、給与計算システムなど各種業務システムと連携すればバックオフィス業務を大幅に効率化できます。
ビデオ会議機能
病院は急患発生など緊急事態が起こりやすい職場です。その際、場所の制約を受けずにミーティングができるビデオ会議機能が便利です。応急措置をするのにも役立つでしょう。また、ビデオ会議機能を使えば密を避けて会議ができます。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけにリモートワークが定着しましたが、ビデオ会議機能があれば密を避けてコミュニケーションがとれます。
病院などの医療・福祉業界でグループウェアを使うメリット
それでは、病院などの医療・福祉業界でグループウェアを使用すると具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
最大のメリットとしてあげられるのが、病院における情報インフラをスムーズに構築できるというポイントです。
例えば科をまたいで患者を治療する、さらには急遽入院が必要となるなどといったシーンは病院において稀ではありませんが、このようなシーンでわざわざ紙ベースのやり取りなどを行なっていると手間も時間もかかってしまいます。病院内のどのベッドが空いているのかを簡単に確認できる環境でなければなりません。
そのような場合にグループウェアを導入しておくと、スケジュール管理機能や患者情報の管理、さらには病床の稼働状況などもシステム上でリアルタイムに管理することができるため、患者への対応がよりスムーズに。異なる科の専門医とのスケジュールや病床の把握ができるなど、患者を待たせない対応が叶うのです。
グループウェアの選び方
グループウェアを選ぶ上で、以下の2つのポイントをチェックしましょう。
・操作性
グループウェア導入の目的は、社内コミュニケーションの活性化と効率化。しかし、使いにくさを感じるツールだと、その目的は達成されません。無料トライアル期間を利用して自社の従業員のITリテラシーに合うかどうかを確認しましょう。
・サポート体制
グループウェアには多くの機能が搭載されていますが、最初から全ての詳細を把握するのは難しいでしょう。導入後に気軽に質問できるサポート窓口があれば、分からないことがあっても安心です。特に、初めて導入する場合にはサポートの充実性を必ずチェックしてください。
【比較表】病院・医療機関におすすめのグループウェア
ここからは病院・医療機関におすすめのグループウェアを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介するグループウェアでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせてグループウェア選びの参考にしてください。
病院・医療機関におすすめのグループウェア5選
ここからは、病院・医療機関におすすめのグループウェアをご紹介していきます。
どれも現場で便利なグループウェアなので、病院における情報インフラの構築に悩んでいるという場合には非常におすすめでしょう。
- desknet's NEO
- Google Workspace
- Microsoft 365
- CoMedix
- GroupSession
desknet's NEOは、使いやすさや万全のサポート体制などが人気を呼び、480万人もの販売実績を誇るグループウェアです。WebやITに関して苦手意識があるという場合でも簡単に使いこなせるような直感的な操作画面が特徴で、職場への定着もスピーディー。スケジュール管理機能や回覧・レポート機能、来訪者管理機能、タイムカード機能など、あったらうれしい機能を幅広くカバーしています。
病院をはじめとする医療・福祉業界以外にも、さまざまな業種で数多く導入されているサービスです。
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- スケジュール管理機能
- ファイル管理機能
- メール機能
- 会議室の予約機能
- 下手に触ってクリックしても、一発で消えたりせず、確認のダイアログが出るし、ボタンも聞きなれないカタカナ用語はなく、分かりやすいアイコンでクリックすると得られる情報が想像つく。迷うことがない。
- とてもわかりやすい画面で、見やすいです。説明書がなくても使えるので、とても便利です。シンプルに使えますが、様々な複雑的要素も加味されておりますので、グループウェアを初めて使う方々にもわかりやすく、便利でいいと思います。
Google Workspace(旧Gsuite)は、Googleが提供しているグループウェアです。
Gmailをはじめ、Google MeetやGoogle Calendar、Google Drive、Google Docsなどビジネスでお馴染みのGoogleアプリケーションの数々をまとめて利用することができ、病院への導入もおすすめ。
GmailやGoogle Meetに関しては「仮想診療ソリューション」としても活用可能であるほか、Google Driveでレントゲン画像やCTスキャン画像の管理も行えます。
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- スケジュール管理機能
- ファイル管理機能
- メール機能
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
Microsoft 365は、Microsoftが提供しているグループウェアサービスです。一般法人向けや大企業向け、さらには教育機関向けや家族向けまで用意されており、チャットやオンライン会議、Officeアプリにおける共同編集、スケジュール管理など幅広い機能を活用可能。
病院をはじめとする医療現場にもおすすめで、Microsoft Teamsを使ったバーチャル診察、スケジュール機能を活用した予約管理などさまざまなシーンで活躍します。
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- スケジュール管理機能
- ファイル管理機能
- メール機能
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 社内ポータル作成機能
CoMedixはメディシステムソリューションが提供する医療機関向けグループウェアです。業界別のグループウェアを提供しており、医療機関からも高い評価を獲得。医療機関の困ったを解決する豊富な機能を提供しています。
グループウェアで必要とされる機能はほぼ網羅しており、コミュニケーション含む病院全体の業務管理までオールインワンで対応しています。特徴的なのはインシデントレポートや研修受講管理、就業管理などの機能を搭載している点です。オプション機能を追加すれば強力な医療支援ツールとなるでしょう。
全国の病院で導入実績があり、千葉大学医学部附属病院、東京医科歯科大学医学部附属病院など大学病院でも活用されています。導入実績も申し分ないグループウェアです。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- スケジュール管理機能
- ファイル管理機能
- 会議室の予約機能
- 文書管理機能
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- プロジェクトのタスク管理機能
- ワークフロー機能
GroupSessionは日本トータルシステムが提供するグループウェアです。スケジュール、施設予約、掲示板、稟議、在席管理、ファイル管理など豊富な機能を搭載しており、病院でも多数導入実績があります。
主に院内の情報共有に使われるほか、電子カルテ・ファイルメーカーとのシームレスな運用も可能です。特徴はユーザー数無制限で無料で始められる点。有料版も用意しており「GroupSession byCloud」が1ユーザー当たり月額300円、「GroupSession ZION」が1ユーザー当たり月額853円で利用可能です。
最上位版は大規模利用を想定しており、大病院でも安定した応答速度を実現。まずは無料で初めて、事業の成長とともに上位版に移行したい方にもおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- スケジュール管理機能
- ファイル管理機能
- メール機能
- 会議室の予約機能
- 社内ポータル作成機能
- 文書管理機能
- ISMS
- 通信の暗号化
- スケジュール管理ができ上司や同僚の行動予定が把握でき会議の時間調整や行事の日程調整を効率よくできるのでとても便利。
- 無駄にゴテゴテしていなくて見やすい。 また、個人個人の予定はもちろん、ほかの人のスケジュールも把握がしやすい仕様がいい。
【まとめ】グループウェア選びで迷ったらPRONIアイミツへ
グループウェアを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でグループウェアを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能一つから探すことができます。
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