ワークフローアプリを徹底比較!おすすめ9選【2025年最新】
デジタル化やリモートワークの推進により、申請・承認業務を効率化するワークフローアプリ(ワークフローシステム)の活用が注目されています。「ハンコを押すためだけに出社している」「承認者が社外にいて、決裁までに時間がかかる」という企業には、ワークフローアプリがおすすめです。スマホやタブレットからワークフローを確認でき、オフィス外でもスムーズな承認・決裁が可能です。
そこで今回は、ワークフローアプリおすすめ9選を紹介します。各アプリの特徴や機能、費用を解説していますので、場所を問わずに申請・承認を進めたい情報システム担当者・マネジメント部門の担当者はぜひご覧ください。
- ワークフローアプリを導入するメリット
- ワークフローアプリの比較表
- 【2025年最新】おすすめのワークフローアプリ9選
- ワークフローシステムとは
- ワークフローアプリの選び方・比較方法
- ワークフローアプリを導入する際の注意点
- まとめ:見やすいワークフローアプリでビジネスを効率化しょう
- よくある質問
ワークフローアプリを導入するメリット
ワークフローアプリ(ワークフローシステム)とは、社内稟議の申請・承認・決裁をアプリ上で完結できるシステムです。 モバイルアプリによりスマートフォンやタブレットでも承認業務を進められるので、企業は意思決定スピードの迅速化が可能になります。
ここでは、ワークフローアプリ(ワークフローシステム)を導入するメリットを解説します。
- 稟議の申請・承認業務を効率化できる
- ペーパーレス化によるコスト削減
- 内部統制を強化でき、不正防止にもつながる
稟議の申請・承認業務を効率化できる
ワークフローアプリを導入すると、承認者にメールやチャットで承認依頼通知が届きます。アプリによって、オフィス外でもスマホから稟議の申請・承認・決裁業務ができるようになり、業務の簡素化・効率化が実現します。入力制限機能や可視化によって、入力ミスや稟議の遅れを未然に防ぐことも可能です。
紙やエクセルによる従来の社内稟議では、「決裁者が外出していて、承認まで時間がかかる」「差戻しに手間と時間がかかる」といった課題がありましたが、こういった課題もワークフローアプリで解決できます。稟議承認をシステムで効率化することで、企業の意思決定がスムーズに。また、場所を問わず申請・承認できるため、ハンコを押すためにわざわざ出社するといった移動の手間も省けます。
ペーパーレス化によるコスト削減
ワークフローアプリを導入すると、申請・承認・決裁の一連の業務がシステム上で完結し、ペーパーレス化が可能となります。社内稟議の度に、稟議書を印刷する必要がなくなり、印刷代や用紙代、郵送費などのコスト削減も実現。ファイリングの手間が省け、書類を保管するスペースも不要になるため、企業の省スペース化も進みます。
内部統制を強化でき、不正防止にもつながる
紙やエクセルによる稟議をデジタル化するにあたり、社内ルールの曖昧さを排除し、各申請書の承認ルートを明確化する必要があります。よって、ワークフローアプリの導入で、社内ルールや申請・承認フローを明確化して一括管理できるため、内部統制を強化できます。
また、ワークフローアプリを利用することで、申請・承認・操作の履歴がすべてデータとして残り、不正防止につながる点も大きなメリットです。履歴をもとに、承認・操作を確認できるため、不正の抑制や人的ミスの防止につながり、内部統制をさらに強化できます。
ワークフローアプリの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったワークフローアプリ(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
ワークフローアプリの比較表
ここからは実際に、ワークフローアプリの料金や機能を比較し、おすすめのシステムを紹介します。主なワークフローアプリの機能・料金比較表をぜひ参照ください。
サービス名 | モバイルアプリ | トライアル またはデモ |
導入形態 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
ジョブカンワークフロー | 〇 | 無料 | クラウド型 | 300円/1ユーザー (無料プラン有) |
クラウドERP freee |
〇 | 無料 | クラウド型 | 39,800円/10ユーザー |
マネーフォワード クラウド経費(MID) | 〇 | 無料 | クラウド型 | 500円/1ユーザー |
バクラク申請 | 〇 | 無料 | クラウド型 | 10,000円/50ユーザー |
X-point Cloud | 〇 | 無料 | クラウド型 | 500円/1ユーザー |
ActionPassport | 〇 | 無料 | クラウド型/パッケージ型 | クラウド型の場合、500円/1ユーザー |
ジンジャーワークフロー | 〇 | 無料 | クラウド型 | 300円/1ユーザー |
楽々WorkflowII Cloud | ブラウザで利用可能 | 無料 | クラウド型 | 基本料金10,000円+ 500円/1ユーザー |
Gluegent Flow | 〇 | 無料 | クラウド型 | 500円/1ユーザー |
Jugaad | 〇 | 無料 | クラウド型 | 300円/1ユーザー (20人まで無料) |
SmartDB | 〇 | 無料 | クラウド型 | 要問い合わせ |
iQube | ブラウザで利用可能 | 無料 | クラウド型 | 400円/1ユーザー (10人まで無料) |
rakumoワークフロー | ブラウザで利用可能 | 無料 | クラウド型 | 300円/1ユーザー |
Styleflow | ブラウザで利用可能 | 無料 | クラウド型 | 300円/1ユーザー |
コラボフロー | ブラウザで利用可能 | 無料 | クラウド型/パッケージ型 | クラウド型の場合、500円/1ユーザー |
Create!Webフロー | ブラウザで利用可能 | 無料 | クラウド型/パッケージ型 | クラウド型の場合、500円/1ユーザー |
上記比較表から分かるように、ワークフローシステムの中には、「アプリから利用可能な製品」と「ブラウザで利用可能な製品」があります。比較表で紹介したすべてのワークフローアプリは、無料トライアルが利用できますので、スマホやタブレットでの操作性を確認可能です。
アプリ対応のワークフローシステムは、製品によって料金や機能が異なります。自社に最適なワークフローシステムを選ぶには、コスト面だけではなく、自社のニーズに合う機能を搭載していることも大切です。ワークフローシステムの選定にお悩みの方は、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。
【2025年最新】おすすめのワークフローアプリ9選
ここからは、2025年最新でおすすめのワークフローアプリ(ワークフローシステム)を紹介していきます。システム導入検討の際にご活用ください。
- クラウドERP freee
- ジョブカンワークフロー(無料プラン有)
- 楽々WorkflowII Cloud
- Gluegent Flow
- バクラク申請
- Jugaad(無料プラン有)
- iQube(無料プラン有)
- マネーフォワード クラウド経費(MID)
- SmartDB
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「freee」は、東京都品川区に本社を構えるfreee株式会社が提供する、会計や人事労務などのバックオフィス業務をサポートするクラウドサービスシリーズです。中でも、主力となっているのが、クラウド会計ソフトのfreee会計(クラウドERP freee)。100万事業所が利用する中小企業向け経費・会計システムです。
「クラウド会計ソフトfreee会計」には、経費精算のワークフロー機能を搭載しており、スマホアプリも展開しています。申請者はスマホで領収書を撮影すれば自動で読み込まれるため、数項目入力するだけで良く、承認者はiOS・Androidアプリで外出先からも承認が可能です。また、人事労務freeeにも勤怠のワークフロー機能とアプリが用意されています。
「クラウド会計ソフトfreee会計」の料金は、経費精算機能があるベーシックプランで年額4万7,760円(1ヵ月当たり3,980円)。料金には3ユーザー分の利用料が含まれており、価格はすべて税抜です。「申請業務や承認業務だけでなく、ワークフローに関連する会計処理や精算処理なども一括して行いたい」「多くの外部システム連携できるシステムで、バックオフィス業務をワンストップで進めたい」という企業に、クラウドERP freeeはおすすめのワークフローアプリです。
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
-
チャットサポートがあり、わからないことがあっても気軽に聞けるのはいい。わざわざメールや電話で問い合わせるのは時間がかかるし、手間だから。
-
画面が分かりやすく、説明書が必要ないくらい使いやすいとと思います。 初心者でも、すぐに使いこなせると思います。
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
ジョブカンワークフローは、東京都渋谷区に本社を構える株式会社Donutsが提供するワークフローアプリです。初期設定や申請書作成が簡単ですぐに利用できる点や、スマホからも申請・承認を行える点がおすすめで、導入実績は1万社以上。機能制限はあるものの、無料プランも用意されています。
簡単に独自のフォームを作成できるだけでなく、50以上のテンプレートが用意されており、あらゆる申請書に対応しています。ユーザーごとにすべての申請が集約され、見やすい一覧表示でステータスも一目で把握。入力内容の自動制御機能で入力漏れも防ぐことができます。
通知機能も多彩で、メールだけでなく、Slack、ChatWorkやスマホの通知にも対応。G Suiteのユーザー・グループ情報との連携や、クラウドサインとの連携も可能です。料金は、初期費用やサポート費用が無料で、月額料金が1ユーザー当たり300円(税抜) 。最低利用料金は5,000円(税抜)です。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
-
可視化でき、承認の不正防止につながる。また、テレワーク勤務が常態化する中、生産性、効率性のアップにつながっている。保存もデータ管理できることから、保管管理の問題も解決できる。
-
説明書が無くともすぐにどこへ何を記入すれば良いのか分かりやすい点が非常に使いやすく、また設定等もスムーズに行う事が出来ました。誰もが分かりやすくおすすめ出来ます。
楽々WorkflowII Cloud
-
料金
月10,000円 -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
楽々WorkflowII Cloudは、住友電工情報システム株式会社が提供するワークフローアプリです。分かりやすい画面設計と直感的に利用できる機能により、スピーディーな業務判断・ペーパーレス化によるコスト削減を実現します。
数万人規模のワークフローにも柔軟に対応でき、申請処理や承認ルートが複雑な場合でも問題なく業務を進められます。日本語、英語、中国語などの多言語にも対応するアプリで、ユーザーごとに自由に切り替えて利用できる点もおすすめ。各デバイスに適した画面に自動で切り替わるため、スマホ・タブレットでも利用可能です。
利用料金は、
基本料金10,000円(税抜)+1ユーザーあたり500円(税抜)です。
「多言語に対応したワークフローアプリを導入したい」「数万人規模の申請・承認にも対応できるワークフローシステムが良い」という企業に、楽々WorkflowII Cloudはおすすめのワークフローアプリです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
-
初心者でも使いやすい所が良いと思う。仕様書がわかりやすく、誰が見ても作業しやすく、わかりやすく書いてあるので良い。
-
パソコンが得意ではないパートさんも、問題なく使えています。反応も良く、これがないと業務になりません。
Gluegent Flow
-
料金
月400円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
25人
Gluegent Flow(グルージェントフロー)は、サイオステクノロジー株式会社が提供するワークフローアプリです。シンプルな操作性で、誰でも簡単に使える特徴を持ち、IT知識がなくても稟議や申請の入力フォームや承認経路をスムーズに作成できます。
承認ステップ数に上限はなく、複雑な経路や条件分岐など柔軟な経路設計が可能です。また、現在利用している紙の書類に見た目を合わせて、申請書を作成できるため、システム化に伴うストレスを軽減できるのも魅力。iOS・Androidアプリに対応しており、リモートワークを推進する企業でも従業員に負担をかけることなく運用を開始できます。
「Google WorkspaceやMicorosot 365との連携に強いワークフローアプリを導入したい」「万全なサポート体制で、担当者に寄り添った支援をしてほしい」という企業に、Gluegent Flowは特におすすめのワークフローシステムです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
-
特になし。今あるシステムをそのまま使っていて不便だと感じたことがないです。特に不具合もなく、違うシステムに変えることのほうが時間とコストがかかって大変。
-
画面がわかりやすく、簡素化されて迷わず使いやすいところが良い点です。初めて使用しても違和感なく利用できます。不明点があってもチャットなどのサポートも充実しており、すぐに解決できるため大変気に入ってます。
バクラク申請
-
料金
月10,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
バクラク申請は、株式会社LayerXが提供するワークフローアプリです。用途にあわせて自社に合った申請フォームを作成できるのが特徴で、プルダウンや添付ファイルなどを含め10種類以上の項目タイプが用意されています。
アプリは、iOS・Androidの両方に対応しており、自宅や外出先など場所を問わず申請・承認業務が可能です。申請が行われると承認者へSlackで通知が届くのもおすすめできる理由のひとつ。承認・却下もアプリ上で行え、承認完了までの時間を節約します。
「Slackで通知が届くワークフローアプリを導入したい」「バクラク請求書と連携し、請求書に紐づく突合作業をなくしたい」「承認経路の分岐設定で、申請金額に応じて経路を自動切り替えたい」という企業に、バクラク申請はおすすめのワークフローアプリです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
-
料金
月300円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Jugaad(旧名:SmartFlow)は、VeBuIn株式会社が提供するワークフローアプリです。モバイルファーストで使いやすい入力画面なので、外出先での申請・承認業務もストレスフリー。アプリはiOS・Androidに対応しています。
30日間の無料トライアルを利用後は、freeプランへ自動移行されワークフロー機能(機能制限有)のみ無料で利用可能です。トライアル期間が終わっても、自動で有料プランに移行されることがなく、安心してお試しできます。
有料プランも1ユーザーあたり月額300円(税抜)と低コスト。費用を抑えてシステムを利用したい企業には特におすすめです。「幅広いAPI連携に対応したワークフローアプリを利用したい」「交通費、旅費、購買費といった経費の申請・精算もサポートしてほしい」「まずは無料プランを運用してみたい」という企業に、SmartFlowはおすすめのワークフローアプリです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- IP制限
- シングルサインオン
-
料金
月2,200円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5ID
iQubeは、株式会社ガイアックスが提供するワークフロー機能があるグループウェアです。社内ノウハウの蓄積に特化し、業務を効率化するシステムとして9,000社以上の導入実績を誇ります。
iQube上に社内ノウハウをストックしていくことで、情報が属人化せず働きやすい組織作りが可能です。直感的な操作ができるインターフェースや社内情報ストックに関する機能で高い評価を得ているシステムです。
10ユーザーまで、1か月無料で使えるエントリープランが用意されています。モバイル端末からはブラウザで利用可能。「会社内にある書類や情報を、外出先から確認したい」「稟議書の決済スピードをスムーズにしたい」という企業に、iQubeはおすすめのワークフローアプリです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5人
「マネーフォワード クラウド経費」は、株式会社東京都港区に本社を構えるマネーフォワードが提供する経費申請用ワークフローシステムです。用途を限定している分、申請者や経理担当者の業務効率化につながる多彩な機能を搭載している点が魅力。
スマホアプリからのレシート自動読み取りや交通系ICカードの読み取り、カード明細の自動取得などによって、手入力の手間を徹底的に削減。また、仕訳データの自動登録、申請チェック機能など経理担当者にうれしい機能も充実しています。
料金は、「マネーフォワードクラウド」の基本料金+「マネーフォワード クラウド経費」の利用料金として1ユーザー当たり月額500円(税抜)+オプション料金となります。基本料金は、利用できる機能の違いによってスモールビジネス・ビジネス・エンタープライズの3種類。スモールビジネスは年額で3万5,760円(税抜)となっています。
-
直感的に使える。 オンラインで完結できる。 わかりやすい。 計算しやすい。 画面が見やすい。 サポートが親切丁寧である。
-
入力がしやすく直感的に使用できるのがよかったです。 入力作業工数も削減されてますし、タイムスタンプの付与も一括検証できました。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「SmartDB」は、東京都渋谷区に本社を構える株式会社ドリーム・アーツが提供するアプリ対応のワークフローシステムです。大企業向けの業務デジタル化クラウドサービスで、フォーム、ワークフロー、データベースの3つの機能で業務の流れそのものを電子化。コクヨやセブン&アイ・ホールディングスなど大手企業も多数利用しています。
大企業特有の複雑なワークフローにも対応できる自由度が最大の魅力。条件分岐や別のワークフローとの連携、自分では判断できない時に承認者を追加・変更するなどのフレキシブルなフローが作成できます。
また、モバイルアプリも用意されており、iOS・Androidの両方に対応。承認者のトップ画面では、未承認の案件が重要度も含めて確認できる点も特徴のひとつです。 「入力フォームに柔軟性がありつつ、権限制御は堅牢性が高いアプリを導入したい」「大企業の複雑な稟議申請・承認業務をデジタル化したい」という企業に、SmartDBはおすすめのワークフローアプリです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
-
画面がすっきりしておりコンパクトなので、わかりやすく、したいことをすぐできるので便利だなと思っています。
-
直感的な操作でワークフローが作成でき、使いやすい製品です。ユーザーから使いやすいと評価されています。
以上、アプリに対応したおすすめのワークフローシステムを紹介しました。アプリ対応のワークフローのサービスは多数あり、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったアプリ対応のワークフローシステムの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
ワークフローシステムとは
ワークフローシステムとは、社内稟議の申請・承認・決裁までの業務フローをシステム上で完結できるツールです。購買、経費精算、勤怠・労務、見積書・契約書など、あらゆる部署・ポジションで発生する申請・承認を効率化し、企業全体の意思決定スピードを向上できます。ワークフローをシステム化することで、ハンコを押すためだけに出社する必要がなくなるため、リモートワークを推進する企業にもおすすめです。
株式会社エイトレッドの調査では、ワークフローシステムを導入していない企業の91.7%が「ワークフローシステムの導入は、テレワークの推進に必要」と回答しました。
また、ワークフローシステムの導入が必要だと思う理由は、「脱ハンコ」が75.0%、「承認スピードの向上」が63.6%という結果に。
出典元:株式会社エイトレッド
これらのデータから、稟議のシステム化による脱ハンコ・承認スピードの向上は、企業の業務効率化に重要であることが分かります。今後も多くの企業がワークフローシステムを導入し、業務プロセスの簡素化・自動化を進めていくと考えられます。
ワークフローアプリの選び方・比較方法
ワークフローアプリ(ワークフローシステム)の選び方がわからないという担当者に向けて、ワークフローアプリの選び方・比較方法を解説します。
- セキュリティ対策は万全か
- 試験運用可能か
- 自社の予算にあったプランが選べるか
- 操作画面がシンプルで、簡単に申請書を作成できるか
- 業務に必要な機能が搭載されているか
セキュリティ対策は万全か
ワークフローアプリの比較ポイントの1つ目は、セキュリティ対策についてです。特にスマホアプリなどリモートでの活用を検討している場合は、サーバーのセキュリティ対策だけでなく、アプリのセキュリティ機能もしっかりと確認をしておきましょう。
具体的には、ユーザー・情報・項目ごとのアクセス権限、ユーザーごとのスマホからの利用許可、誰がいつどの情報にアクセスしたのかがわかる操作ログ管理などです。必要な人が必要な情報にだけアクセスできる環境と、チェックできる体制を整えましょう。
試験運用可能か
2つ目の比較ポイントは試験運用が可能かどうかです。フローは細かく設定できる上、実際にフローを回してみないと不備を発見しにくいもの。また、イレギュラールールなども事前に見落としがちです。混乱なく本導入を迎えるために、試験運用ができるワークフローアプリを選びましょう。
無料体験が可能かどうか、あるいは組織単位などのスモールスタートが可能かどうかを確認しましょう。また試験運用前に、操作性をデモなどでチェックできるかどうかを確認することもおすすめです。
自社の予算にあったプランが選べるか
3つ目の比較ポイントは自社の予算にあったプランが選べるかです。クラウド型の場合、ユーザー数をベースとした従量課金制を採用しているサービスがほとんどです。一方で、利用できる機能によって複数プランを設けていたり、基本料金(初期費用)を設けているワークフローアプリも多く見られます。
また、特に大企業向けのサービスの場合では数百名単位のまとまったユーザー利用料を含んだ料金設定のケースもありますので、利用の目的や自社の予算に合うプランを見つけましょう。
操作画面がシンプルで、簡単に申請書を作成できるか
ワークフローアプリの操作画面がシンプルで、簡単に申請書を作成できれば効率化が進みます。多くのサービスでは無料トライアルを用意しているため、本格的な導入の前に無料トライアルで操作性を確認しましょう。なお、トライアル期間中にアプリでスマホ・タブレットからも操作・入力を確認することをおすすめします。
業務に必要な機能が搭載されているか
ワークフローアプリは、サービスによって搭載している機能が異なるため、各サービスを比較し、業務に必要な機能を搭載したシステムを選びましょう。比較すべきポイントとしては、必要な機能がオプションではなく、標準搭載されているかどうかという点です。標準搭載されているシステムであれば、費用も抑えられます。
数あるワークフローアプリを比較して自社が必要な機能がある製品を選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったワークフローアプリが分かる診断(無料)ができます。
ワークフローアプリを導入する際の注意点
ここからは、ワークフローアプリ(ワークフローシステム)導入による注意点を解説していきます。
使いこなせない社員がいる場合も
ワークフローアプリ(ワークフローシステム)は、導入したものの使いこなせない社員がいる場合があります。導入するシステムの操作が複雑な場合、社員が使いこなせず現場に定着しないというケースもよくある失敗例です。
ワークフローアプリによって、操作性や導入時のサポートは大きく異なります。そのため、パソコンやアプリ操作に不慣れな社員が多い企業は、「サポート体制が万全なシステム」や「初心者にも操作できるシンプルなシステム」を検討しましょう。
システム連携ができない場合も
現在まで利用していた既存システムと、ワークフローアプリの連携ができない場合も考えられます。システム連携ができない場合、それぞれのシステムに対して二重のデータ入力が必要です。アプリ対応のワークフローシステムは導入メリットが大きい反面、既存システムとの連携に失敗すると手間が増えるデメリットも。
営業ツールや給与管理システムなど既存システムと連携して利用予定の企業は、それらのシステムと連携可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
クラウド化によるリスク
ワークフローアプリには、クラウドサービスとして提供されるシステムが増加しています。クラウドサービスで考えられるリスクは、システム側での障害発生により、すべてのシステムを利用できなくなるリスクと、セキュリティ面での情報漏えいリスクです。
ワークフローアプリそれぞれのセキュリティ対策を事前に確認し、最適なシステムを検討しましょう。また、万が一のリスクにどのように対応するかを社内でマニュアル化しておくことも大切です。
まとめ:見やすいワークフローアプリでビジネスを効率化しょう
ここまで、ワークフローアプリ(ワークフローシステム)の比較を中心に、導入のメリットや選び方をお伝えしました。ワークフローアプリの導入にあたっては、各サービスの機能の詳細な比較はもちろんのこと、ルールの整備など社内での検討事項も多いもの。その分、業務に与えるインパクトも大きいシステムですので、自社に適した見やすいワークフローアプリを見極め、ビジネスを効率化しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でワークフローアプリを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
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しかし、独自の機能を搭載しているシステムなど、ワークフローアプリの個性は多岐にわたります。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったワークフローアプリが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
ワークフローアプリについて、よくある質問に答えます。
ワークフローシステムの機能は?
- 申請フォームの設計機能
- 承認フローの定義機能
- 申請書作成機能・伝達(通知)
- 承認機能
- 運用管理機能
そして「ワークフローシステム」の名の通り、中心となるのが「承認フローの定義」の機能。具体的には
- 申請内容によって承認先を変える条件分岐
- 複数人が並列で承認する並列(合議)承認
- 申請者や承認者が任意で承認者を変えられる追加・変更機能
などの機能です。まずは自社の業務フローを具現化できる機能が搭載しているかどうかが、ワークフローシステム選びの条件と言えるでしょう。
また、上述の通り多様な用途をカバーするため、システムの形態も多岐にわたっています。経費申請など一部の業務に特化した製品から、多様なシーンでのワークフローに対応する製品、さらにはワークフローを1つの機能として組み込んでいるグループウェアや業務プラットフォームなども。
ワークフローシステムは、多機能特化型からシンプルな汎用型までさまざま。どちらがより自社にマッチするかは機能と費用をあわせて比較する必要があり、単純に人気だけで選べない難しさがあります。
無料のワークフローシステムアプリは?
無料プランがあるワークフローシステムアプリは、「ジョブカンワークフロー」「Jugaad」です。別記事「無料で使えるおすすめのワークフローシステム」では無料で使えるワークフローシステムや無料トライアルがあるワークフローシステムを紹介していますので、ぜひご覧ください。
iPhone対応の無料で使えるワークフローアプリは?
iPhone対応の無料で使えるワークフローシステムアプリは、「Jugaad」「iQube」「ジョブカンワークフロー」です。
無料で使えるオープンソースのワークフローは?
無料で使えるオープンソースのワークフローは、「Exment」「シラサギ」です。
見やすいワークフローのおすすめアプリは?
見やすいワークフローのおすすめアプリは、「X-point Cloud」「ActionPassport」「Gluegent Flow」です。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
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