クラウド型の人事評価システムおすすめ10選【2025年最新比較】
人事評価システムは、手間のかかる評価業務を効率化し、運用の定着を助けるツールです。導入企業は増えていますが、数多くのサービスから自社に合うものを選ぶのは簡単ではありません。
そこで本記事では、製品選びの判断材料として、PRONIアイミツSaaS(当社)が実施したアンケート調査(回答数600名)の結果をあわせて解説します。調査では利用している人事評価システムとして「カオナビ(26.3%)」や「SmartHR(15%)」が上位に挙がる結果となりました。
今回は、こうした人気製品を含めたクラウド型の人事評価システムおすすめ10選を紹介。料金や機能に加え、実際のシェア動向も踏まえて比較しているので、導入検討の参考にしてください。
- 【アンケート調査】人気・シェアが高い人事評価システム
- 人事評価システムの選び方・比較ポイント
- クラウド型の人事評価システム【比較表】
- クラウド型の人事評価システムおすすめ10選
- 人事評価システムとは
- 人事評価システムを導入するメリット
- 人事評価システムのデメリット
- まとめ:人事評価システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
【アンケート調査】人気・シェアが高い人事評価システム
PRONIアイミツSaaS(当社)が、人事評価・タレントマネジメントシステムの導入・運用に関わる従業員600名を対象に実施したアンケート調査の結果は以下の通りです。利用しているシステムとして最も回答が多かったのは、カオナビで全体の26.33%(158名)を占めました。次いで、SmartHRが15.0%(90名)、タレントパレット(Talent Palette)が10.33%(63名)と続きます。
さらにOne人事(9.67%)、HRMOSタレントマネジメント(9.0%)、HRBrain(7.0%)が続いており、上位サービスがシェアを競い合っています。カオナビが全体の4分の1ほどを獲得していますが、2位以下のサービスも一定の支持を得ており、企業の課題感や規模に合わせて多様なシステムが選定されている状況が見られました。
人事評価システムの選び方・比較ポイント
人事評価システムは、以下の5つのポイントを押さえて比較することで自社に適したサービスを選ぶことができます。
料金を比較
人事評価システムによって業務効率化を進められても、コスト削減効果を上回る費用がかかってしまっては意味がありません。導入費用や月額料金を比較して、予算内で最適な人事評価システムを選ぶことが重要です。クラウド型の人事評価システムは、初期費用無料・月額料金1万〜6万円ほどで利用でき、パッケージ型のシステムと比較して費用が安いためおすすめです。
機能を比較
自社の課題を解決できる機能を搭載した人事評価システムを選ぶことが重要です。たとえば、人事評価依頼の連絡やExcelシートの収集など作業量が多い点に課題を感じている場合は、ワークフロー機能が充実した人事評価システムがおすすめ。また、社員の離職率の高さに課題を感じている企業には、社員のヘルスケア・メンタルケアに対応した人事評価システムもおすすめです。
PRONIアイミツSaaSで、人事評価システムを問い合わせたユーザーは、「目標設定」(59.8%)と「評価のワークフロー」(52.94%)を必須機能として重要視しています。
また必須機能ではないが欲しい機能として、49.02%のユーザーが「360度評価対応」を選んでおり、多様な評価制度への対応も一定求められていることが分かります。
操作性を比較
人事評価システムは社員全員が利用するシステムとなるので、「PCやシステムが苦手な人でも迷わず操作できるか」という観点での比較も重要です。無料トライアル期間中に実際に社員に使ってもらい、「操作しやすい」と評判が高い人事評価システムを導入するのがおすすめです。
セキュリティを比較
人事情報や社員データが外部に漏れれば、社員だけでなくクライアントからの信頼低下にもつながります。そのため、不正アクセスを制限する機能や、操作ログ機能などによってセキュリティが担保されたシステムを選ぶことが重要です。具体的には、プライバシーマークやISO27001(情報セキュリティマネジメント)の認証を取得しているかを確認しましょう。
サポート体制を比較
人事評価システム導入にあたって操作方法が分からなかったり、社内運用方法に悩むことも考えられます。導入・運用サポートがあるか、電話やメールでの問い合わせを受付けているか、事前に確認することがポイントです。
人事評価システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事評価システム最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
クラウド型の人事評価システム【比較表】
ここでは、クラウド型の人事評価システムを比較します。導入費用・月額料金・無料トライアルの有無を比較した以下の表をご覧ください。
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月5,500円/1~15名
初期費用 110,000円
(他3プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月10,000円
初期費用 200,000円 |
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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360度評価対応
評価フォームカスタマイズ設定
社員の評価分布確認
キャリア分析機能
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導入実績社数 約4,000社 ※2024年12月末時点 |
導入実績社数 3,500社以上 |
導入実績社数 登録社数70,000社以上※SmartHR上で事業所登録を完了しているテナント数 |
導入実績社数 有償利用ユーザー数600,000人以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 500件 |
導入実績社数 約1,200法人グループ |
導入実績社数 4,300 社以上 |
導入実績社数 4,000社 |
導入実績社数 情報なし |
評価制度の運用においては「今使っている評価シートをそのまま再現」できる柔軟な構成となっており、紙やエクセルによる運用からクラウド運用へとスムーズな移行が可能です。200種以上のテンプレートでスキルマップが簡単に作成できるため、評価から育成まで一気通貫した人材開発活動を支援します。
料金体系は「利用人数に応じた初期費用+月額費用」というシンプルな形式で、機能の組み合わせに応じた費用設定により、企業規模を問わず利用しやすく設計されています。
人事評価サービスは、直感的なUIで簡単に操作できるほか、OKR・MBO・1on1などの各種評価テンプレートも豊富。
国内最大級のSaaSレビューサイトITreviewにおける「ITreview Grid Award」で、人事評価・OKR部門で認知度・満足度ともに3年連続No.1を受賞しているので、初めてクラウドツールを使う・初めて人事評価制度を構築する企業でも安心して導入できます。
評価項目やスキル、キャリア希望など多角的な設定ができ、1人ひとりのデータを1ページの「キャリア台帳」に集約できます。これにより「誰が・何を持っていて・どこに配置すべきか」といった人材活用の判断を、直感的かつ迅速に行うことが可能です。
料金体系は「初期導入費用・サポート費用 0円」からスタートし、利用規模・機能の組み合わせに応じたプラン設計となっています。人事評価から育成・配置・定着まで、戦略的人材マネジメントを一つのプラットフォームで実現したい企業におすすめです。
評価シートはシンプルながらも、項目のカスタマイズも可能。必要な評価項目を設定し、評価の入力・確認が1ページで完結する仕様が使いやすいと好評です。
また、One人事はタレントマネジメントのほかに労務・勤怠・給与などのサービスを2024年1月にリリースします。煩雑なシステム連携を同じベンダーのサービスで一気通貫したい企業におすすめです。
人事評価機能では、360度評価や評価管理などを実装。評価項目のカスタマイズが可能なのはもちろん、組織目標の設定や評価提出リマインドなど、実際に活用するための便利な機能が揃っています。
また組織シミュレーションでは、評価・スキル・コンディションなどの情報をもとに適切な配置検討ができます。人事評価だけでなく、評価の情報をもとにもっと人財を活用したい企業におすすめです。
提供元は、人事制度構築コンサルティングにおいて長年のコンサル実績がある株式会社日本経営。必要最低限ながらも、経験やノウハウをもとにし、適切に評価を実施できる機能を搭載しています。
サポートも充実しており、導入前や運用中の問題にも、専任スタッフが丁寧に対応。評価制度の無料診断も行っており、アドバイスも受けられます。
COMPANYでは、従業員一人一人の適性やスキルに応じた育成計画を柔軟にカスタマイズできます。ガントチャート形式で成長の進捗が可視化されるため、管理者は的確なフォローが可能です。計画と実績のギャップを把握しながら、必要な研修やスキル強化を適切に調整できるので、効率的な人材育成が実現するでしょう。
また、COMPANYは導入後のサポート体制も充実しています。人事担当者だけでなくすべてのユーザーが参照できるサポートサイトや、メール・電話相談、画面共有しながら相談できるWeb相談を用意。初めて人事評価システムを導入する方でも安心して運用できる環境が整っています。
特徴は国内トップクラスの豊富な機能。ドラッグ&ドロップで操作できる人事異動シミュレーターやリアルタイムフィードバックのための評価設定・ワークフロー、組織分析などを標準搭載しており、人事労務のあらゆるニーズをカバーします。
分析機能はユーザーの間でも評価が高く、独自のテキストマイニング技術によってアンケート回答などから社員のモチベーションやキャリア志向を多角的に捉え、人事異動が事業全体に与える影響を視覚化して表示。より戦略的なHRマネジメントに取り組んでいきたい企業におすすめです。
目標設定、面談、評価、査定など評価フローの全てを一元管理できるのはもちろんの、評価データの分析機能も充実しています。
何より大きな魅力は、クライアントに寄り添う中長期的なサポートを選べる点です。フルプランでは、クライアント自身が評価制度を運用できるようにするため、目標シート案の作成から報酬体系の設計、社員への説明会実施、面談まで定期ミーティングでトータルにサポート。システムサポートでは、活用のための無料の勉強会やヘルプデスクを用意しているので、導入するだけで終わらせません。
特徴はリーズナブルな料金体系と充実した基本機能です。ユーザー数こそ30名までに限られるものの、月額1万円の料金で目標設定やワークフローといった機能を利用できます。過去の評価シートもすべてweb上にストックできるので、書類探しで時間を無駄になりません。
人事異動シミュレーターなど高度な分析機能は付いていませんが、シンプルな分だけ利用者を選ばず、初めての企業も安心して利用できます。
おすすめの人事評価システムには、無料トライアルを利用して事前に機能を体験できるものもあります。目標管理機能や多面的(360度)評価機能を実際に試すことで、自社の業務になじむかどうかを確認できます。本格導入後のミスマッチを防ぎ、スムーズに運用開始できるため、無料トライアル期間が用意されている場合は積極的に利用しましょう。
クラウド型の人事評価システムおすすめ10選
ここからは、クラウド型の人事評価システムおすすめ10選をピックアップして紹介します。
おすすめできるクラウド型の人事評価システム一覧
カオナビ
カオナビ(kaonavi)は、社員の「個性・才能」を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験や評価の可視化や、AIを掛け合わせた分析ができます。
評価制度の運用においては「今使っている評価シートをそのまま再現」できる柔軟な構成となっており、紙やエクセルによる運用からクラウド運用へとスムーズな移行が可能です。200種以上のテンプレートでスキルマップが簡単に作成できるため、評価から育成まで一気通貫した人材開発活動を支援します。
料金体系は「利用人数に応じた初期費用+月額費用」というシンプルな形式で、機能の組み合わせに応じた費用設定により、企業規模を問わず利用しやすく設計されています。
主な機能
HRBrain
HRBrainは、株式会社HRBrainが提供するクラウドツールです。人事評価・360度評価などの人事評価サービスのほか7つのサービスがあり、人事業務の効率化・人材データの一元管理などをサポートします。
人事評価サービスは、直感的なUIで簡単に操作できるほか、OKR・MBO・1on1などの各種評価テンプレートも豊富。
国内最大級のSaaSレビューサイトITreviewにおける「ITreview Grid Award」で、人事評価・OKR部門で認知度・満足度ともに3年連続No.1を受賞しているので、初めてクラウドツールを使う・初めて人事評価制度を構築する企業でも安心して導入できます。
主な機能
SmartHRは、株式会社SmartHRが提供する、最新の社員データを活用して「人材の活躍」を加速させる人事評価・タレントマネジメントシステムです。人材評価・育成・配置・エンゲージメントまで、シームレスに一気通貫で支援する機能がそろっています。
評価項目やスキル、キャリア希望など多角的な設定ができ、1人ひとりのデータを1ページの「キャリア台帳」に集約できます。これにより「誰が・何を持っていて・どこに配置すべきか」といった人材活用の判断を、直感的かつ迅速に行うことが可能です。
料金体系は「初期導入費用・サポート費用 0円」からスタートし、利用規模・機能の組み合わせに応じたプラン設計となっています。人事評価から育成・配置・定着まで、戦略的人材マネジメントを一つのプラットフォームで実現したい企業におすすめです。
主な機能
One人事
「One人事 タレントマネジメント」は、One人事株式会社が提供する人事評価が強いタレントマネジメントシステムです。人事評価をはじめ、スキル管理・人材育成・人材配置・エンゲージメント・離職防止など機能も充実しているため、あらゆる人事業務を効率化できます。
評価シートはシンプルながらも、項目のカスタマイズも可能。必要な評価項目を設定し、評価の入力・確認が1ページで完結する仕様が使いやすいと好評です。
また、One人事はタレントマネジメントのほかに労務・勤怠・給与などのサービスを2024年1月にリリースします。煩雑なシステム連携を同じベンダーのサービスで一気通貫したい企業におすすめです。
主な機能
ハーモスタレントマネジメント
ハーモスタレントマネジメント(HRMOSタレントマネジメント)は、株式会社ビズリーチが提供する人財活用システムです。人事評価機能のほかに、従業員データベース・組織シミュレーション・組織診断サーベイなどの機能が充実しています。
人事評価機能では、360度評価や評価管理などを実装。評価項目のカスタマイズが可能なのはもちろん、組織目標の設定や評価提出リマインドなど、実際に活用するための便利な機能が揃っています。
また組織シミュレーションでは、評価・スキル・コンディションなどの情報をもとに適切な配置検討ができます。人事評価だけでなく、評価の情報をもとにもっと人財を活用したい企業におすすめです。
主な機能
人事評価ナビゲーター
人事評価ナビゲーターは、株式会社日本経営が提供する人事評価システムです。月額費用は5,500円からと、業界トップクラスの価格の安さを実現。シンプルでわかりやすい操作画面に加え、本当に必要な機能だけを実装しているので、本当に手間のかかる人事業務だけを効率化できます。
提供元は、人事制度構築コンサルティングにおいて長年のコンサル実績がある株式会社日本経営。必要最低限ながらも、経験やノウハウをもとにし、適切に評価を実施できる機能を搭載しています。
サポートも充実しており、導入前や運用中の問題にも、専任スタッフが丁寧に対応。評価制度の無料診断も行っており、アドバイスも受けられます。
主な機能
COMPANY
COMPANYは、株式会社Works Human Intelligenceが提供する人事評価システムです。業種を問わず多くの企業に導入されています。
COMPANYでは、従業員一人一人の適性やスキルに応じた育成計画を柔軟にカスタマイズできます。ガントチャート形式で成長の進捗が可視化されるため、管理者は的確なフォローが可能です。計画と実績のギャップを把握しながら、必要な研修やスキル強化を適切に調整できるので、効率的な人材育成が実現するでしょう。
また、COMPANYは導入後のサポート体制も充実しています。人事担当者だけでなくすべてのユーザーが参照できるサポートサイトや、メール・電話相談、画面共有しながら相談できるWeb相談を用意。初めて人事評価システムを導入する方でも安心して運用できる環境が整っています。
主な機能
タレントパレット
タレントパレットは株式会社プラスアルファ・コンサルティングによる人事評価システムです。2016年のサービス開始とクラウド型としては後発組ながら、イオン銀行やZOZOをはじめとした数多くの有力企業に導入されています。経産省が後援する「HRテクノロジー大賞」でも2018年度のグランプリを獲得しました。
特徴は国内トップクラスの豊富な機能。ドラッグ&ドロップで操作できる人事異動シミュレーターやリアルタイムフィードバックのための評価設定・ワークフロー、組織分析などを標準搭載しており、人事労務のあらゆるニーズをカバーします。
分析機能はユーザーの間でも評価が高く、独自のテキストマイニング技術によってアンケート回答などから社員のモチベーションやキャリア志向を多角的に捉え、人事異動が事業全体に与える影響を視覚化して表示。より戦略的なHRマネジメントに取り組んでいきたい企業におすすめです。
主な機能
あしたのクラウド®HR
あしたのクラウドHRは、株式会社あしたのチームが提供している人事評価システムです。業種業態を問わず、トータル3,000社以上のクライアントに導入されています。
目標設定、面談、評価、査定など評価フローの全てを一元管理できるのはもちろんの、評価データの分析機能も充実しています。
何より大きな魅力は、クライアントに寄り添う中長期的なサポートを選べる点です。フルプランでは、クライアント自身が評価制度を運用できるようにするため、目標シート案の作成から報酬体系の設計、社員への説明会実施、面談まで定期ミーティングでトータルにサポート。システムサポートでは、活用のための無料の勉強会やヘルプデスクを用意しているので、導入するだけで終わらせません。
主な機能
ミナジン人事評価システム
ミナジン人事評価システムは、株式会社kubellパートナーが提供している人事評価システムです。大手企業からベンチャーまで、業種・規模を問わず利用されています。
特徴はリーズナブルな料金体系と充実した基本機能です。ユーザー数こそ30名までに限られるものの、月額1万円の料金で目標設定やワークフローといった機能を利用できます。過去の評価シートもすべてweb上にストックできるので、書類探しで時間を無駄になりません。
人事異動シミュレーターなど高度な分析機能は付いていませんが、シンプルな分だけ利用者を選ばず、初めての企業も安心して利用できます。
主な機能
人事評価システムとは
人事評価システムとは、人事評価に関わる業務を自動化し効率化できるクラウドサービス(SaaS)。評価項目の設定や振り返りなどの目標管理、評価データの集計・分析が可能です。これまでは、紙やExcelで評価シートを作成して部長や人事部に提出するやり方が一般的でしたが、システム化することで人事評価業務を効率化できます。さらに、集計データの分析により人材配置の最適化も支援します。
システム検討ユーザーが使っている人事評価方法
PRONIアイミツSaaSで人事評価システムを問い合わせたユーザーのうち、現在の人事評価方法として回答が多かったのは、Excel管理でした。おもに従業員数300人以下の中小企業が回答しており、Excel管理と答えたユーザーの割合は40%以上。紙ベースが20%ほどとなっています。
現在の管理方法に限界を感じ、人事評価システムを検討しだしたユーザーが一定数いることが分かります。
人事評価システムを導入するメリット
人事評価システムを導入するメリットは、以下の5つです。
人事評価システムの導入メリット
人事評価業務が効率化する
紙やExcelでの人事評価は、実行・管理などに工数がかかりすぎてしまうのが課題です。システムによる自動化により、人事評価において最も重要な「評価」の部分に注力できるようになります。
人事評価が公平になる
人事評価システムでは、目標達成度・360度評価(多面評価)など客観的な数値で評価できるため、公平な人事評価が可能です。一人の担当者による主観・偏見などが除外されるため、評価に関するトラブル軽減が期待できます。
適切な人材配置ができる
人事評価システムには、評価レポートのほかにスキル・コンディションなども管理できる機能があるため、蓄積したデータは適切な人材配置が可能です。適切な人材配置は生産性の向上をもたらします。
モチベーションアップにつながる
公平な評価や適切な人材配置が実現すると、社員のモチベーションアップにつながります。社員のモチベーションがアップすると、生産性が向上するほか定着率の増加にも貢献するため大きなメリットです。
離職率が低下する
人事評価システムが効果的に使えて、適切な評価ができるようになると離職率の低下も期待できます。以下のグラフは、エン・ジャパン株式会社が5,168名を対象に調査した「退職時に会社に伝えなかった本当の退職理由」です。「給与が低い(34%)」「評価・人事制度に不満があった(22%)」といった、人事評価への不満が理由で退職した人が多くいると分かります。
人事評価システムの中には、適切な評価が行えて、かつ評価に納得のいかない社員に対して丁寧なアフターケアをサポートする機能もあります。人事評価システムを上手に活用できれば、離職率の低下につながるでしょう。
人事評価システムのデメリット
メリットが多い人事評価システムですが、下記のようなデメリットもあるため注意が必要です。
人事評価システムを導入する際の注意点
費用が掛かる
クラウド型の人事評価システムを導入する場合、1万〜6万円程の月額料金が発生します。初期費用は無料のサービスもありますが、20万円ほどの初期費用が発生するサービスもあります。安い金額ではないため、システム導入にあたって予算を確保する必要が出てきます。
しかし、人事評価業務をシステム化することによって人事担当者や評価者、社員の作業工数を大幅に削減することができます。全社でみるとコスト削減につながるため、費用対効果の高いシステムといえます。
評価制度の見直しが必要な場合がある
人事評価システムの導入にあたり、これまでの評価制度がExcelなどとの互換性の関係で上手く反映できず、評価制度の見直しが必要になる場合があります。
評価制度の変更には手間がかかりますが、適切な人事評価体制を整備するために必要な作業です。評価テンプレートを用意している人事評価システムもあるので、上手に活用しましょう。
まとめ:人事評価システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
人事評価システムを選ぶ際は、自社に必要な機能や、料金を比較する必要があります。本記事で紹介した人事評価システムのほかにも数多くのクラウドサービスが存在するため、比較検討は大変な作業です。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事評価システムが分かる診断(無料)ができます。
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