サポート体制充実の人事評価システムおすすめ5選!メリット・デメリットも解説
人事評価システムを選ぶうえで、サポート体制は非常に大切なポイントの1つです。どんな高機能を搭載していても、使い続けていくうちに疑問点が生じたり、人事制度そのものの改変によってフィットしなくなってしまったり、アクセス集中による高負荷でトラブルが生じてしまったりすることは決して少なくありません。運営元で何をどこまでやってくれるのか、緊急時にどう対応してくれるのか、事前にしっかり確認しておきましょう。
当記事では、サポート体制に定評があるクラウド型人事評価システムとして「あしたのクラウド®HR」や「One人事[タレントマネジメント」など含めた5ツールを紹介。機能や料金にはどんな特徴があり、それぞれどんな会社に向いているのか詳しく解説していきます。
クラウド型人事評価システムとは
人事評価システムとは、客観的・効率的に人事評価を行うためのシステムです。システムがあることで、担当者の主観に頼ることなく人事評価ができます。多くの企業で人事評価システムの導入が進んでいる背景は、年功序列から成果主義へと評価軸が変わっていることや、人事担当者が現場の状況を把握するのが難しいことなどが挙げられます。
日経ビジネス電子版が行った調査では「約9割の社員が人事評価に不満」と回答しており、評価基準の不明確さやコミュニケーション不足の課題を挙げています。この課題に対する解決策として最も多かった回答が「DX化やAI活用」でした。システム導入による公平性や透明性の向上で、効果的な人材戦略の実行が期待されています。
現在の人事評価方法
PRONIアイミツSaaS(当社)の独自調査では、人事評価システムを検討するユーザーの現在の人事評価方法として、Excel管理や紙ベースでの評価などが回答されました。Excel管理と回答するユーザーが最も多く、全体の41.2%を占めます。
ほか、紙ベースの回答が20.6%。自社ツールが4.9%であり、従来までの人事評価方法に限界を感じて、人事評価システムを検討し始めた様子が見られました。先述したように従業員の人事評価に関する不満を受けて「DX化やAI活用」を検討した結果、人事評価システムに辿り着いたユーザーも一定いそうです。
クラウド型人事評価システムのメリット・デメリット
とくに、クラウド型人事評価システムは、運営会社が管理するwebサーバーを経由して利用するため、サーバー構築費用が不要。初期費用が抑えられるメリットがあります。システムの種類によっては申し込み当日から利用スタートできるものもあります。また、クラウド型人事管理システムのほとんどはスマートフォン・タブレットにも対応しており、場所を選ばず社員データを閲覧したり、評価のコメントを送ったりすることが可能です。
一方で、デメリットもあります。クラウド型はサーバーとネットワークが共用になるため、他ユーザーが起こしたインシデントなどの影響を受ける可能性があります。また、運営会社の都合によってサービス自体が終了してしまうと、当然ながらシステムの利用もストップしてしまいます。
【比較表】サポート体制が充実しているクラウド型人事評価システム
ここからはサポート体制が充実しているクラウド型人事評価システムを紹介します。導入費用・月額料金・無料トライアルの有無を比較した以下の表をご覧ください。
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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目標設定
評価のワークフロー作成機能
エンゲージメント分析機能
電話サポートあり
導入支援・運用支援あり
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目標設定
評価のワークフロー作成機能
エンゲージメント分析機能
電話サポートあり
導入支援・運用支援あり
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目標設定
評価のワークフロー作成機能
エンゲージメント分析機能
電話サポートあり
導入支援・運用支援あり
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目標設定
評価のワークフロー作成機能
エンゲージメント分析機能
電話サポートあり
導入支援・運用支援あり
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目標設定
評価のワークフロー作成機能
エンゲージメント分析機能
電話サポートあり
導入支援・運用支援あり
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導入実績社数 4,000社 |
導入実績社数 700社 |
導入実績社数 約1,200法人グループ |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 有償利用ユーザー数600,000人以上 |
温浴施設を運営しているある企業では、あしたのクラウドHR(旧:コンピテンシークラウド)を導入し、運営元のサポートを受けながら、数値目標と行動目標の両面から社員を評価する仕組みを構築、クラウドでの見える化を実施。結果として評価の公平性が高まり、社員同士がお互い協力し合いながら仕事に取り組むようになりました。
【特徴】
目標設定、面談、評価、査定など評価フローの全てを一元管理できるのはもちろんのこと、評価データの分析機能も充実しています。
何より大きな魅力は、クライアントに寄り添う中長期的なサポートを選べる点です。
フルプランでは、クライアント自身が評価制度を運用できるようになることを念頭に置き、目標シート案の作成から報酬体系の設計、社員への説明会実施、面談まで定期ミーティングでトータルにサポートします。システムサポートでは、活用のための無料の勉強会やヘルプデスクを用意しています。
【こんな会社におすすめ】
システムの運用ルール作成から目標設定、等級制度の設計、評価面談まで横断的な運用サポートが用意されており、ゼロベースから人事評価制度を整えられます。「人事スタッフの数が少なく、なかなか制度が整備できない」、「何から手をつければいいのかわからない」といった中小企業やベンチャー企業には有力候補の1つになるのではないでしょうか。
評価プロセスの効率化、評価データの活用を図りたい企業にも有効な機能が搭載されています。
ヘルスケア関連製品で国内トップクラスのシェアを誇るタニタをはじめ、多くのクライアントに導入されています。
【特徴】
特徴は運営会社によるカスタマイズ代行サービスです。専任の開発チームがクライアントのもとを訪れ、目標管理や評価の仕組みに沿ってオーダーメイドの人事評価システムに仕上げます。
運用サポートにも力が入れられており、操作方法のアドバイスはもちろん、システムを社内に定着させるための説明会、管理者向けの研修、さらには手間のかかる給与計算業務までトータルに任せることが可能です。
さらに、機能的には評価データの自動集計機能を搭載しており、各指標の達成度とコンピテンシー評価の割合など、クライアント側の評価ルールにあわせてプログラムを実装することで、データの収集から総合評価の判定、給与・賞与額の算出まで自動で行います。
【こんな会社におすすめ】
前述のように、HR-Platformの特徴は人事評価制度に沿ってカスタマイズを加え、柔軟に運用できることです。自社ならではの仕組みに合う人事評価システムを探している企業や、既存の人事制度にあわせてシステムを活用していきたい企業にはおすすめです。
その一方で初期費用・月額費用は決して安くないので、極端に予算が限られる中小企業やベンチャーにはあまり向いていないかもしれません。
COMPANYでは、従業員一人一人の適性やスキルに応じた育成計画を柔軟にカスタマイズできます。ガントチャート形式で成長の進捗が可視化されるため、管理者は的確なフォローが可能です。計画と実績のギャップを把握しながら、必要な研修やスキル強化を適切に調整できるので、効率的な人材育成が実現するでしょう。
また、COMPANYは導入後のサポート体制も充実しています。人事担当者だけでなくすべてのユーザーが参照できるサポートサイトや、メール・電話相談、画面共有しながら相談できるWeb相談を用意。初めて人事評価システムを導入する方でも安心して運用できる環境が整っています。
人事評価システムというよりは、社員のコンディション管理に特化したアプリとして開発されており、簡単な質問を送るだけで1人ひとりの仕事に対する悩みやモチベーションを把握することが可能です。2017年にはHRポータルサイト「日本の人事部」によるHRアワードの優秀賞を受賞しました。
【特徴】
アプリ上に仕事満足度・人間関係・健康に関する3つの簡単な質問が用意されていて、それらに対する回答をもとに、社員1人ひとりのコンディションをダッシュボード上にサマリー化して表示、異変が見られる場合は上長に対応を促すアラートを送信します。1人ひとりの健康状態や仕事に対する意識をいち早く把握することで、休職や離職を未然に防ぐことが可能です。
あわせてサポートにも非常に力が入れられており、質問の回答リマインド、データの読み込み、アラートの設定、問題があった場合のエスカレーションまで運営会社側でまとめて引き受けます。
【こんな会社におすすめ】
人事の仕組みそのものを整備・改善するというよりは、社員のヘルスケア・メンタルケアを通じてエンゲージメント(結びつき)を高めたい会社、離職や休職を未然に防ぎたい会社向きのツールです。
One人事シリーズのこれまでの導入実績は720社以上で、中小企業から大企業まであらゆる組織規模の企業に導入されているツールです。専任のサポート体制を敷いている点もおすすめのポイントで、ツール導入まで専任スタッフが毎週フォローアップのミーティングを行います。また、電話・メール・オンラインでのサポートも完備しており、初めてツール導入する企業も安心です。
おすすめの人事評価システムには、無料トライアルを利用して事前に機能を体験できるものもあります。目標管理機能や多面的(360度)評価機能を実際に試すことで、自社の業務になじむかどうかを確認できます。本格導入後のミスマッチを防ぎ、スムーズに運用開始できるため、無料トライアル期間が用意されている場合は積極的に利用しましょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事評価システムが分かる診断(無料)ができます。
サポート体制充実!クラウド型人事評価システムおすすめ5選
ここからは、サポート体制に定評があるクラウド人事評価システム5選を紹介します。それぞれのツールの特徴や、どんな会社におすすめかも解説しますので是非参考にしてください。
サポート体制の充実した人事評価システム一覧
あしたのクラウド®HR
株式会社あしたのチーム(東京都中央区)が提供している人事評価システムです。業種業態を問わず、トータル3,000社以上のクライアントに導入されています。
温浴施設を運営しているある企業では、あしたのクラウドHR(旧:コンピテンシークラウド)を導入し、運営元のサポートを受けながら、数値目標と行動目標の両面から社員を評価する仕組みを構築、クラウドでの見える化を実施。結果として評価の公平性が高まり、社員同士がお互い協力し合いながら仕事に取り組むようになりました。
【特徴】
目標設定、面談、評価、査定など評価フローの全てを一元管理できるのはもちろんのこと、評価データの分析機能も充実しています。
何より大きな魅力は、クライアントに寄り添う中長期的なサポートを選べる点です。
フルプランでは、クライアント自身が評価制度を運用できるようになることを念頭に置き、目標シート案の作成から報酬体系の設計、社員への説明会実施、面談まで定期ミーティングでトータルにサポートします。システムサポートでは、活用のための無料の勉強会やヘルプデスクを用意しています。
【こんな会社におすすめ】
システムの運用ルール作成から目標設定、等級制度の設計、評価面談まで横断的な運用サポートが用意されており、ゼロベースから人事評価制度を整えられます。「人事スタッフの数が少なく、なかなか制度が整備できない」、「何から手をつければいいのかわからない」といった中小企業やベンチャー企業には有力候補の1つになるのではないでしょうか。
評価プロセスの効率化、評価データの活用を図りたい企業にも有効な機能が搭載されています。
主な機能
HR-Platform
フォスターリンク株式会社(東京都新宿区)が提供している人事評価システムです。
ヘルスケア関連製品で国内トップクラスのシェアを誇るタニタをはじめ、多くのクライアントに導入されています。
【特徴】
特徴は運営会社によるカスタマイズ代行サービスです。専任の開発チームがクライアントのもとを訪れ、目標管理や評価の仕組みに沿ってオーダーメイドの人事評価システムに仕上げます。
運用サポートにも力が入れられており、操作方法のアドバイスはもちろん、システムを社内に定着させるための説明会、管理者向けの研修、さらには手間のかかる給与計算業務までトータルに任せることが可能です。
さらに、機能的には評価データの自動集計機能を搭載しており、各指標の達成度とコンピテンシー評価の割合など、クライアント側の評価ルールにあわせてプログラムを実装することで、データの収集から総合評価の判定、給与・賞与額の算出まで自動で行います。
【こんな会社におすすめ】
前述のように、HR-Platformの特徴は人事評価制度に沿ってカスタマイズを加え、柔軟に運用できることです。自社ならではの仕組みに合う人事評価システムを探している企業や、既存の人事制度にあわせてシステムを活用していきたい企業にはおすすめです。
その一方で初期費用・月額費用は決して安くないので、極端に予算が限られる中小企業やベンチャーにはあまり向いていないかもしれません。
主な機能
COMPANY
COMPANYは、株式会社Works Human Intelligenceが提供する人事評価システムです。業種を問わず多くの企業に導入されています。
COMPANYでは、従業員一人一人の適性やスキルに応じた育成計画を柔軟にカスタマイズできます。ガントチャート形式で成長の進捗が可視化されるため、管理者は的確なフォローが可能です。計画と実績のギャップを把握しながら、必要な研修やスキル強化を適切に調整できるので、効率的な人材育成が実現するでしょう。
また、COMPANYは導入後のサポート体制も充実しています。人事担当者だけでなくすべてのユーザーが参照できるサポートサイトや、メール・電話相談、画面共有しながら相談できるWeb相談を用意。初めて人事評価システムを導入する方でも安心して運用できる環境が整っています。
主な機能
Geppo
日本ヒューマンキャピタルテクノロジー(東京都中央区)が提供しています。
人事評価システムというよりは、社員のコンディション管理に特化したアプリとして開発されており、簡単な質問を送るだけで1人ひとりの仕事に対する悩みやモチベーションを把握することが可能です。2017年にはHRポータルサイト「日本の人事部」によるHRアワードの優秀賞を受賞しました。
【特徴】
アプリ上に仕事満足度・人間関係・健康に関する3つの簡単な質問が用意されていて、それらに対する回答をもとに、社員1人ひとりのコンディションをダッシュボード上にサマリー化して表示、異変が見られる場合は上長に対応を促すアラートを送信します。1人ひとりの健康状態や仕事に対する意識をいち早く把握することで、休職や離職を未然に防ぐことが可能です。
あわせてサポートにも非常に力が入れられており、質問の回答リマインド、データの読み込み、アラートの設定、問題があった場合のエスカレーションまで運営会社側でまとめて引き受けます。
【こんな会社におすすめ】
人事の仕組みそのものを整備・改善するというよりは、社員のヘルスケア・メンタルケアを通じてエンゲージメント(結びつき)を高めたい会社、離職や休職を未然に防ぎたい会社向きのツールです。
主な機能
One人事
「One人事 タレントマネジメント」は、One人事株式会社が提供する人事評価システムです。One人事シリーズでは、労務管理システム、勤怠管理システム、給与計算システムも提供しており、ワンストップで人事業務全般を効率化できます。
One人事シリーズのこれまでの導入実績は720社以上で、中小企業から大企業まであらゆる組織規模の企業に導入されているツールです。専任のサポート体制を敷いている点もおすすめのポイントで、ツール導入まで専任スタッフが毎週フォローアップのミーティングを行います。また、電話・メール・オンラインでのサポートも完備しており、初めてツール導入する企業も安心です。
主な機能
まとめ
今回は、サポート体制に定評がある5種類の人事評価システムについて紹介しました。活用方法はさまざまですが、運営元のサポートを受けつつ中長期的に人事の仕組みを整えていきたい会社は「あしたのクラウドHR(旧:コンピテンシークラウド)」と「COMPANY」、自社の制度にあわせて柔軟にシステムを運用したいなら「HR-Platform」がおすすめ。
一方でランニングコストを抑えたい場合は「HITO-Linkパフォーマンス」、社員のケアに取り組みたい場合は「Geppo」が有力候補になるのではないでしょうか。人事評価システムを導入する際は、今回紹介したい内容をぜひお役立ていただければと思います。
PRONIアイミツ(当サイト)では、さまざまな条件で人事評価システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
また、PRONIアイミツはITツール受発注支援のプロとして、人事評価システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事評価システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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