【2023年最新】ノウハウ共有におすすめのツール12選│メリット・比較表も
組織に属する個々の従業員やチームが持っているスキル・知識・経験といったノウハウは、企業にとってかけがえのない財産です。ですがノウハウは組織全体で共有し、活用してこそ真価を発揮します。そこで役立つのがノウハウの蓄積から共有、検索、閲覧、活用までをサポートしてくれるノウハウ共有ツールです。 そこでこの記事では、業務ツールをはじめとしたさまざまなSaasサービスを比較検討できる「アイミツSaaS」が、ノウハウ共有の基礎知識やノウハウ共有ツールのメリットを解説するとともに、おすすめのツールを特徴別に厳選して紹介します。ノウハウ共有の具体的な方法や流れも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ノウハウ共有とは
- ノウハウ共有の方法・流れ
- ノウハウ共有ツールとは
- ナレッジマネジメントシステム の選び方
- 【比較表】ノウハウ共有でおすすめのナレッジマネジメントシステム
- 動画作成機能のあるノウハウ共有ツール2選
- 独自の特徴を持つノウハウ共有ツール4選
- 導入実績が豊富なノウハウ共有ツール6選
- ノウハウ共有ツールを導入するメリット
- 【まとめ】ノウハウ共有ツール選びで迷ったらアイミツSaaSへ
ノウハウ共有とは
まずノウハウとは、特定の物事に関する専門的な知識、コツ、技術、経験などを意味する言葉です。つまりノウハウ共有とは、これら専門的な知識・コツなどの情報を組織やグループ内で共有する行為を指し、ナレッジ共有とも呼ばれます。
組織においては属している従業員それぞれが多種多様なノウハウを持っていますが、個人の中でノウハウを蓄積するだけでは組織としてのパフォーマンスに貢献できません。
組織力の向上させるには個人が蓄積したノウハウの共有が重要。蓄積したノウハウを組織全体の活動や戦略に役立てることが目的になります。
ノウハウ共有の方法・流れ
ここではノウハウ共有を実施する際の具体的な方法を3つの流れに分けて解説しますので、参考にしてください。
ノウハウ共有の目的を明確にする
ノウハウ共有は「共有すること自体がゴール」ではありません。学習と同じでインプットした知識や経験はアウトプットする形で活かしてこそ、本当の価値を生み出すからです。
したがってノウハウ共有を実施する際はまず、「業務効率をアップさせるため」「人材育成に役立てるため」「顧客満足度を高めるため」といった具合に、ノウハウを共有して何を達成したいのかを示す目的を明確化しましょう。
ノウハウを蓄積・活用する仕組みを構築する
ノウハウを効率よく蓄積・活用するには、そのための土台となる仕組みをあらかじめ構築しておく必要があります。
・どうすれば全員が手軽かつ効率よく情報を蓄積できるか
・ベストなノウハウの検索方法・共有しやすい整理の仕方
・現場に合った運用マニュアルやルール
こうした情報の蓄積・管理・活用すべての面でなるべく無駄のない仕組みを構築しておくことがノウハウ共有で失敗しないための大切なポイントです。
PDCAサイクルを回していく
ノウハウ共有では「PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善の一連サイクル)」を回しながら運用することで、常に改善に努めましょう。
特にノウハウ共有へ積極的に取り組んでいなかった企業の場合、入念に設計したとしても実際に運用してみると「ここが使いにくい」「うまく活用できていない」といった問題は色々と出てくるものです。
そのため、常にPDCAサイクルを繰り返して改善を続けることで、ノウハウの蓄積および活用を促進させる循環作りを心がけましょう。
ノウハウ共有ツールとは
ノウハウを適切に蓄積・活用するにはそのための仕組み作りが大切です。ツールを使うのが効ですが、社内SNSやグループウェアなどでノウハウは共有する事が可能ですが、効果を発揮するのがナレッジマネジメントシステムです。
ナレッジマネジメントシステムは蓄積したノウハウを公開するだけではなく、検索機能などにより蓄積した情報を探しやすくしてくれるなどノウハウ共有をしやすい環境を整えててくれます。
ノウハウ共有の効果を高めたい場合はナレッジマネジメントシステムを活用するのがおすすめです。
ナレッジマネジメントシステム の選び方
ナレッジマネジメントシステムは多くの従業員が利用するシステムのため、使い勝手やセキュリティなどシステムを選ぶ上で重要なポイントを紹介します。
・システムの使い勝手
様々な部署が使用するため、直観的な操作が可能なシステムが良いでしょう。プログラミング不要でFAQページ作成やAIによる自動化など操作を手助けしてれる機能が搭載しているツールがおすすめです。また、無料トライアル期間を設けているサービスもあるため、試験的に導入してから、本格導入をご検討ください。
・セキュリティ対策が充実しているか
ナレッジマネジメントシステムは社内の情報が蓄積されているため、高いセキュリティ対策が需要です。24時間監視体制や国際セキュリティ資格であるISO27001の取得しているかなど、セキュリティ体制も確認するようにしましょう。
・マルチデバイスで対応が可能か
PCやスマートフォンなどマルチデバイスで対応できるのも重要なポイントです。一つのデバイスで依存してしまうナレッジの確認する場所に制限が掛かってしまいます。それでは、必要な時にナレッジを確認することができないため、マルチデバイス対応しているかもしっかり確認するのがおすすめでしょう。
【比較表】ノウハウ共有でおすすめのナレッジマネジメントシステム
ノウハウ共有でおすすめのナレッジマネジメントシステムを紹介していきます。まずはアイミツSaaSが料金や機能項目、連携サービスなどを絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、ナレッジマネジメントシステム選びの参考にしてください。
動画作成機能のあるノウハウ共有ツール2選
まずは動画でのノウハウ共有をお考えの方向けに、動画作成機能のあるノウハウ共有ツールを紹介します。
VideoStep
VideoStep(ビデオステップ)は東京都に所在するLAMILAが提供するノウハウ共有ツールです。
大きな特徴は、製品の操作方法や研修の様子など、視覚的なノウハウを分かりやすく伝える際に便利な動画作成機能が搭載されている点。動画によるマニュアル作りに役立てるだけでなく、研修や教育関係の講義を動画にまとめることで効率的な人材育成を実現できます。
また、作成した動画はそのまま共有するだけでなく、簡単な操作で図形や文字の挿入、多言語化、AIによる文字起こしなどに対応していますので「実用的なナレッジ共有」に適しています。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化

recit
recitは東京都に所在するhachidoriが提供するノウハウ共有ツールです。大きな強みは「動画の撮影から視聴までを一貫して直感的に実現できる」ところ。撮影した動画はたったの2クリック、わずか10秒で共有可能なため、新鮮な情報もリアルタイムでの共有を実現できます。
また、動画によるナレッジ共有を効果的に進めるために、コミュニケーションを補助するコメント機能、同じテーマの動画をまとめるプレイリスト機能、AIによる文字起こし機能などが搭載されています。動画共有後に便利な分析機能まで搭載されているため、共有から活用までをワンストップで完結できます。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- パスワード設定
- ドキュメントへのタグ付け機能
- ドキュメントへのコメント追加機能
独自の特徴を持つノウハウ共有ツール4選
ここでは、独自の特徴を持つノウハウ共有ツールを紹介しますので、自社のニーズにマッチするものがないかチェックしてみましょう。

GIJI-ギジ-は大阪府に所在するアジャイルウェアが提供するナレッジ共有ツールです。ツール独自の特徴は「議事録に特化した設計」である点。充実した編集機能による議事録の作成機能、リアルタイムで共有できる議事録共有機能、見やすさを重視した議事録参照機能など、とにかく会議のむだをとことんなくして有効活用するフォーマットに仕上がっています。
もちろん使い勝手にも配慮しており、基本上の定型化や見出しの自動生成、複製、ドラッグによる並び替えなど効率的に議事録を共有するための工夫が各所に凝らされています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- 英語
- ドキュメントへのタグ付け機能
- ドキュメントの下書き保存機能
- グラフやPDFなどの埋め込み機能
- オフラインへの編集機能

i-askは東京都に所在するスカラが提供するノウハウ共有ツールです。さまざまなノウハウの中でもFAQ(よくあるご質問と回答)の作成・管理に特化しており、社内のノウハウを「活用」したい際に相性の良いツールです。
FAQはBtoB、BtoCを問わず利用シーンは多く、顧客の自己解決を促すことで業務効率化に役立つとともに、素早く問題が解決できれば顧客満足度向上にもつながるでしょう。
もちろん使い勝手も考慮されており、HTMLなどの専門知識不要でFAQが作成できるだけでなく、スマホ・モバイル対応によって幅広いシーンでの活用をサポートしてくれます。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- ドキュメントのテンプレート機能
- フリーテキストでの検索機能
- ドキュメントのお気に入り登録機能
Accela BizAntenna
Accela BizAntennaは東京都に本社を置くアクセラテクノロジが提供するノウハウ共有ツールです。
特筆すべき強みは、マルチリンガル(自動翻訳)によってノウハウを多言語化した上で共有できるところ。現場によって異なる言語でツール内にノウハウを投稿できるだけでなく、検索・参照の際にも多言語化することでグローバルなノウハウを余すことなく役立てられるメリットがあります。
また、簡単検索やタグ付けなどの機能により、システムに詳しくないスタッフでも簡単にノウハウを検索・参照できるよう設計されている点も魅力的です。
導入実績が豊富なノウハウ共有ツール6選
ここでは、数あるノウハウ共有ツールの中でも、特に導入実績が豊富なツールを6つ厳選して紹介します。

Stockは東京都に所在するStockが提供するノウハウ共有ツールです。
シンプルかつ使いやすさにこだわって設計されており、メンバー間におけるメッセージ機能によってコミュニケーションを促進することで効果的なノウハウ共有をサポート。実用性の高さ、機能の豊富さ、業務効率への貢献度など、さまざまな面でメリットをもたらすことから、士業・医療福祉・サービス業・製造業・教育機関など、あらゆるジャンルで導入されてきた実績を持っています。
外部ツールとの連携にも対応しているため、ニーズに合わせて柔軟に活用できるツールをご希望の方におすすめです。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- アクセスコントロール

ナレッジリングは東京都に本社を構えるCBITが提供するノウハウ共有ツールです。コストパフォーマンスの高さを強みに、大手企業から多数導入されてきた実績を持っています。ツールの特徴は、検索のしやすさ・操作性・コストすべてに配慮している点。特に「欲しいノウハウや情報がすぐに見つかる」ところにはこだわって設計されており、ノウハウを活かした社内の業務効率化を促進するとともに、コールセンターや社内ヘルプデスクをはじめとした従業員向けFAQとしても広く活用されています。
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- パスワード設定
- ドキュメントの下書き保存機能
- フリーテキストでの検索機能
- ファイルの全文検索機能
- ドキュメント更新などの通知機能

Qastは東京に所在するanyが提供するノウハウ共有ツールです。導入企業の数は4,000社を突破しており、大手新聞社やメディアでも広く掲載されています。
ツールの魅力は、業種・職種を問わず誰もが直感的に操作できるシンプルな設計をベースに、ノウハウの内容によって「Q&A」と「wiki」を使い分けられる点。社内で多く聞かれる疑問は「Q&A」に投稿、自分で発信するナレッジは「wiki」に投稿という形で使い分けることにより、社内版知恵袋とWikipediaの役割を両立させてノウハウの効果的な活用を促進してくれます。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- パスワード設定

Qiita Teamは愛知県に本社を置くQiitaが提供する「簡単に書ける、簡単に共有できる。簡単にコミュニケーションできる」をモットーとしたノウハウ共有ツールです。ツールはとにかく誰もが簡単に使えることを念頭に設計されており、ストレスの少ない実用的なツールを実現。ノウハウ共有はもちろん、他部署との連携やコミュニケーション強化などさまざまな目的で導入されており、延べ5,000を超えるチームから選ばれてきた実績を持っています。また、実用性を追求しながら多角的なセキュリティに力を入れている点も見逃せません。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- アクセスコントロール
- パスワード設定
- リンクの有効期限設定
- 英語

esaは東京都に所在するesaが提供するノウハウ共有ツールです。
ツールのテーマは、組織やチームでノウハウを蓄積するだけでなく、蓄積された情報を「育てる」工夫が凝らしてある点。同時編集機能、記事の外部公開、外部サービスの連携、編集中に内容を確認できるリアルタイムプレビューなど、ノウハウをより良い財産とするための育成に役立つ機能が豊富に実装されています。
このコンセプトはすでに多くの企業から支持を集めており、3,000を超える企業・団体で導入されてきた豊富な実績を有しています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- 通信の暗号化
- IP制限
- パスワード設定
- リンクの有効期限設定
- ドキュメントのテンプレート機能
- ドキュメントへのタグ付け機能
- ドキュメントの下書き保存機能
- グラフやPDFなどの埋め込み機能

DocBaseは東京都に所在するクレイが提供するノウハウ共有ツールです。登録実績1万社という圧巻の実績を誇っており、2020年1月時点で継続率99%を達成するなど多彩な活用方法をカバーできる柔軟性の高さがさまざまな企業から支持を集めています。具体的な活用方法は日報や週報、議事録といった普段使いに加え、マニュアルや企画書作成、社内ブログ、自己紹介などあらゆるシーンに対応可能。また、外部への共有機能やオンライン議事録機能など、昨今急速に普及しているテレワークに便利な機能が充実している点も特徴的です。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- アクセスコントロール
- パスワード設定
ノウハウ共有ツールを導入するメリット
ツールごとに特徴の差はありますが、基本的にノウハウ共有ツールは「組織内のあらゆる人間がノウハウ共有に垣根なく参加できる」ことを目的に設計されています。
もちろんそのためには、誰もがさまざまなシチュエーションで手軽に情報を投稿・検索・活用できることが大切ですので、この点を考慮して作られているノウハウ共有ツールを運用すれば部署やチームを越えたコミュニケーションが活発化して意見交換が盛んに行われます。
また、ノウハウ共有ツールでは知りたい情報をスピーディに検索・閲覧できるよう設計されているため、疑問や知りたい情報、自分にはないスキルや経験をスピーディに取得できるメリットがあります。
【まとめ】ノウハウ共有ツール選びで迷ったらアイミツSaaSへ
企業にとって組織や個々の従業員が得た情報はかけがえのない資産です。この資産を最大限活かす上で便利なのがノウハウ共有ツールですが、ツールごとに強みや機能、料金は異なるため自社にベストなものを選ぶのが難しいと感じる方も多いでしょう。
ですがアイミツSaaSなら多種多様なノウハウ共有ツールを一括見積もりや一括資料請求で比較できますので、ツール選びを効率よく、適切に進めたい方はお気軽にお問い合わせください。

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