セキュリティに対応するCTIシステムおすすめ9選【2024年最新】
CTIシステムの導入を検討している企業では、「セキュリティ面で不安がある」「情報漏えいが起こらないか心配」という悩みも多いのではないでしょうか。CTIシステムは顧客情報を扱うことが多いため、セキュリティは重要な機能です。よって、どのシステム提供会社もセキュリティ対策には力を入れています。自社に必要なセキュリティに対応するCTIシステムを導入できれば、情報漏えいを未然に防ぎ、安心してシステムを運用することが可能です。
この記事では、セキュリティ対応しているCTIシステムおすすめ9選を紹介します。CTIシステムにセキュリティ対応が必要な理由や、CTIシステムを導入するメリットも解説しますので、機密情報を守りながらCTIシステムを活用したい企業はぜひ参考にしてください。
- CTIシステムでセキュリティ対応が必要な理由
- セキュリティ対応しているCTIシステムを導入するメリット
- CTIシステムの選び方
- 【比較表】セキュリティ対応しているCTIシステム
- おすすめのセキュリティ対応しているCTIシステム9選
- まとめ:セキュリティに強いCTIシステムで、機密情報を守ろう
- よくある質問
CTIシステムでセキュリティ対応が必要な理由
CTIシステムは、CRM(顧客管理システム)のような外部システムと連携して活用することが多いシステムです。CRMには多くの顧客情報が含まれているため、情報漏えいを未然に防ぐためにも、CTIシステムのセキュリティ対応は必要です。また、セキュリティ対応により、拠点間の音声やデータを暗号化することも可能です。
現在リリースされているCTIシステムには、「公的認証」「通信の暗号化」「IPアドレスによるアクセス制限」など、さまざまなセキュリティ対応が取られています。システムの提供会社によって搭載するセキュリティは異なるため、導入前に自社に必要なセキュリティレベルを明確にする必要があるでしょう。
自社のセキュリティポリシーを満たすCTIシステムを導入できれば、セキュリティ強化につながります。
セキュリティ対応しているCTIシステムを導入するメリット
セキュリティ対応しているCTIシステムを導入すると次の3つのメリットがあります。
・情報漏洩防止
CTIシステムは顧客情報など機密情報も扱っており、安全な運用には外部脅威対策が不可欠です。その点、セキュリティ対応しているCTIシステムは外部脅威から情報を守る機能が複数搭載されているため、情報漏洩を防止できます。
・企業の信頼向上
CTIシステムで扱う顧客情報が外部流出した場合、企業の社会的信頼を損ねる一大事に発展します。場合によっては多額の賠償責任を負う恐れもあります。その点、セキュリティ対応しているCTIシステムがあれば、情報漏洩の心配はなくなるため、企業の信頼向上を目指せるでしょう。
・コンプライアンス強化
セキュリティ対応しているCTIシステムはアカウント権限など、内部アクセスを制限する機能も搭載されています。コンプライアンス強化を目指す企業にはなくてはならない機能です。
CTIの導入にはメリットもありますが、いくつかのデメリットもあります。
・費用がかかる
CTIの導入には費用がかかります。導入で失敗を避けるには、事前に課題の明確化と予実管理を行い、費用対効果について見通しを立てることをおすすめします。
・操作が難しいと現場が混乱する
CTIシステムは操作が難しいとコールセンターの現場が混乱する恐れがあります。スムーズな導入を果たすには、できるだけ分かりやすいインターフェース、直感的な操作性を持つサービスを選ぶことが大切です。
CTIシステムの選び方
CTIシステムを選ぶポイントは、以下の3つです。
・月額料金
多くのCTIシステムでは、同時通話可能数、同時ログイン数などライセンスによって月額料金が異なります。オペレーターや管理者の人数によってランニングコストが大きく変わるので、利用規模を明確にした上で料金をチェックしましょう。
・搭載機能
自動応答システムや通話録音、コールの自動振り分けなど、CTIシステムには便利な機能が多く搭載されています。導入効果を高めるためには、自社の課題解決に繋がる機能が備わったCTIシステムを選びましょう。
・他ツールとの連携
連携ツールとして代表的なのが顧客管理システム。顧客情報や行動履歴を参照すると電話応対の品質向上に繋がるため、対応状況を確認しましょう。
【比較表】セキュリティ対応しているCTIシステム
ここからはセキュリティ対応しているCTIシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するCTIシステムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、セキュリティ対応しているCTIシステム選びの参考にしてください。
おすすめのセキュリティ対応しているCTIシステム9選
ここからは、セキュリティ対応しているCTIシステムを紹介します。数あるCTIシステムのなかから9製品をピックアップ。いずれも堅牢なセキュリティ体制を持つ製品ばかりです。これからCTIシステムを導入する方はぜひ参考にしてください。
- MediaCalls
- Genesys Cloud CX
- BIZTEL コールセンター
- BlueBean
- BRIGHT PATTERN
- BizBase テレマーケティング
- Amazon Connect
- Open Dialer
- Omnia LINK
-
料金
月55,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MediaCallsは、メディアリンクが提供しているコールセンター向けIP-PBXです。シリーズ製品導入実績1万3,000席以上、利用継続率100%の人気製品。セキュリティは冗長化を採用しており、安全な運用体制を提供しています。
ACD機能(自動着信分配)では6種類のルーティングルールを利用可能。最新鋭のシステムながら低コストで運用できる点は人気です。導入形態はオンプレミス型、ハーフクラウド型、フルクラウド型の3種類。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
Genesys Cloud CX
-
料金
月9,000円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Genesys Cloud CXは、ジェネシスクラウドサービスが提供しているマルチクラウド型CTIシステムです。豊富な機能を搭載しており、電話やメール、チャット、LINEなど複数のチャネルを提供。セキュリティは公的認証、冗長化、通信暗号化、IP制限、二要素認証・二段階認証、シングルサインオンなど複数の防御態勢を構築、外部脅威から機密情報を守ります。
簡易やり取りについてはIVR(自動音声応答)やAIで対応でき、業務効率化を実現できるでしょう。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
-
料金
月15,000円/席 -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
BIZTEL コールセンターは、リンクが提供している国内導入実績No.1のクラウド型ctiシステムです。、独自開発の国産CTIシステムゆえに使い勝手が良く、大手から中小まで2,000社超で導入されています。セキュリティは国内で唯一FISC・PCI DSSに対応。金融機関でも採用されており高い安全性を保証。
特にインバウンド機能が豊富に搭載しており、高い機能性と格調性の高さでは定評があります。ユーザー支援も充実し、24時間365日の電話サポートを受けられところも安心できるでしょう。。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
BlueBean
-
料金
月5,000円/ライセンス -
初期費用
5,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5ライセンス
BlueBeanは、ソフツーが提供しているクラウドCTIシステムです。インバウンド、アウトバウンドに対応しており、 コールセンターに必要な機能は標準装備。多様な外部システムとのCTI連携も可能です。セキュリティ体制は公的認証、ISMS、アカウント権限に対応。
契約は1ライセンスごと、必要な時間だけ使えるため最低利用時間の縛りなし、無駄なコストが発生することはありません。これまでに1万ライセンス突破、現在初期費用無料キャンペーン実施中です。
BRIGHT PATTERN
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Bright Patternは、コミュニケーションビジネスアヴェニューが提供しているCTIシステムです。コールセンターとして必要な機能はほぼ標準装備。セキュリティは公的認証、ISMS、通信の暗号化、シングルサインオンに対応しています。柔軟な外部連携も特徴でCRM、SNS、AI、アナリティクスなどシームレスに繋いで業務効率化を実現することが可能。
ガートナー コールセンターシステム部門「リーダー賞」をはじめ多数の受賞歴を誇り、ユーザー満足度、投資回収期間、導入スピードあらゆる面で高い評価を獲得しています。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- 顧客情報のポップアップ機能
- ダイヤルイン着信機能
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Biz Base テレマーケティングは、フレンディットが提供しているCTIシステムです。アウトバウンドコールに強く、オペレーターに代わって架電を行い成立した通話のみ転送する「プレディクティブ機能」を搭載。効率的なテレアポを実現できるシステムとして注目を集めています。
セキュリティ面は公的認証、ISMS、Pマーク、冗長化、通信暗号化など多重防御による堅牢な体制を構築。IVR/ACD機能(自動音声応答)、リアルタイム集計レポート、トークスクリプト管理機能なども搭載しています。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
Amazon Connect
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Amazon Connectは、Amazon Web Services, Inc.が提供するCTIシステムです。オムニチャネルのクラウドコンタクトセンターとして電話対応業務の効率化をサポート。セキュリティ体制は二要素認証・二段階認証、シングルサインオンで安全な通話環境を構築しています。
搭載している機能はダイヤルイン着信、 ACD、通話自動録音、IVR、キュー、ソフトフォン対応などインバウンド系が中心。稼働状況の管理機能としてささやき機能も提供しています。
- チャットサポートあり
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- ダイヤルイン着信機能
- ACD(着信の自動振り分け)機能
- 通話の自動録音
- IVR(自動音声応答)機能
- キュー(待ち呼)機能
- ソフトフォン(PC電話)機能
-
料金
月100,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Open Dialerは、オープンコムが提供しているCTIシステムです。セキュリティ対応は公的認証、冗長化、通信暗号化、二要素認証・二段階認証のほかPマークも取得、安全な通話環境を提供。
クラウド型コールセンターシステムを一式レンタルで利用できます。インバウンド、アウトバウンド両機能揃っていますが、特にアウトバウンド機能は秀逸で、同時一斉配信を行える「プレディクティブダイヤル」を搭載。各オペレーターの通話件数向上を実現します。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 公的認証
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
Omnia LINK
-
料金
月100,000円~ -
初期費用
300,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Omnia LINKは、アイブリットが提供しているクラウド型IP-PBX基盤を基にしたctiシステムです。インバウンド、アウトバウンド両方に対応しており、管理機能も充実しているのが特徴。通信はすべて暗号化されるためセキュリティ対策も万全です。
特にSV向けの機能は豊富で、キーワードアラートやビジュアルモニタリング機能を完備。AI機能搭載した音声認識はハイクオリティでテキスト化も高精度、SV業務の強化にはまたとない製品です。
まとめ:セキュリティに強いCTIシステムで、機密情報を守ろう
CTIシステムを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。PRONIアイミツでは、さまざまな条件でCTIシステムを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能1つから探すことができます。さらに要件を絞りこみたい方はぜひ一度お試しください!
よくある質問
CTIシステムについて、よくある質問に答えます。
CTIとは
CTIとは「 Computer Telephony Integration」の略語で、日本語では「コンピューター電話統合」と訳されます。パソコンと電話・FAXを連携させるための技術、システムを指しています。
CTIの主な機能はポップアップ機能、CRM連携、通話録音連携、ACD(着信の自動振り分け)機能、IVR(自動音声応答)、リアルタイム集計レポート、トークスクリプト管理機能などがあります。
また、CTIの導入形態にはオンプレミス型とクラウド型の2種類あります。現在はクラウド型のCTIシステムが主流で、少ない初期費用でコールセンターの開設が可能です。クラウド型のCTIはクラウド上のサーバーからサービスを提供されるため、手軽に導入できます。
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