【2023年9月】キャッシュレス決済代行のランキング
キャッシュレス決済代行
最新のキャッシュレス決済代行35サービスをランキング形式で一覧掲載。(2023年8月1日時点のランキングを表示中)。キャッシュレス決済代行の価格や機能、特徴などをまとめてご紹介! 機能や業界などの導入実績での絞り込みから簡単比較。条件を選択することで、おすすめのキャッシュレス決済代行やクレジットカード決済に対応しているキャッシュレス決済代行などを探すことが出来ます。また、【比較表機能】を利用すれば、最大6サービスの料金や無料・トライアルプランの有無、機能、連携サービス、導入実績などを簡単に比較することができます。
-
キャッシュレス決済代行とは
キャッシュレス決済とは、モノやサービスを購入する際に現金以外の方法で支払う決済方法のこと。代表的なキャッシュレス決済の方法としては、クレジットカードをはじめデビッドカードやキャリア決済、ID決済、さらには電子マネーやQRコードなどさまざまな種類があげられます。
ネットショップなどによるオンライン決済もキャッシュレス決済と同じ側面を持ちますが、実店舗におけるキャッシュレス決済が推進されている影響もあり、「キャッシュレス決済=実店舗における現金以外での支払い」という意味合いが強くなっているようです。
-
キャッシュレス決済代行の仕組みと使い方
キャッシュレス決済にはさまざまな種類がありますが、それぞれの決済方法はプリペイド・ポストペイ・リアルタイムペイの3つに分類され、それぞれで仕組みや使い方が異なります。
プリペイドには、SuicaやPASMO、ICOCAなどの交通系ICカード、nanaco、WAONに代表される商業系ICカードが当てはまり、現金でチャージをしておくだけでカードで支払い可能です。ポストペイには、後払い決済、つまりはクレジットカードや口座と紐付き後から引き落とされるタイプのICカードなどが当てはまります。日本国内のキャッシュレス決済で最も多くの割合を占めている方法です。リアルタイムペイには、今最も勢いのあるキャッシュレス決済と言っても過言ではありません。使用したら即時に口座からお金が引き落とされるタイプで、デビットカードをはじめLINE Payのようなスマホを用いた決済方法も人気を集めています。
-
キャッシュレス決済代行の機能
キャッシュレス決済の場合、キャッシュレス決済に対応した専用端末を用います。専用端末には、さまざまな機能が搭載されています。
各種決済方法に対応した前払い(プリペイド)決済機能や即時払い(リアルタイムペイ)決済機能、後払い(ポストペイ)決済機能をはじめ、ORコード・バーコード対応機能、さらにはコンビニ決済機能などまで対応しているものもあれば、収納(集金)代行機能まで利用できるものが多いでしょう。さまざまなキャッシュレス決済をまとめて導入したい場合には、たった1つ導入するだけでさまざまな決済方法に対応できるマルチ決済端末を導入することをおすすめします。


































キャッシュレス決済代行のメリット・デメリット
キャッシュレス決済を導入することによって、現在多くのシーンで推奨されているクレジットカードや電子マネーなどによる支払いに対応できるため、顧客の幅を格段に広げることができます。これまで現金払いのみしか対応していなかったという場合はもちろんのこと、現金とクレジットの2択しかなかったという場合にも売上アップに寄与するはずです。しかし、キャッシュレス決済を導入することは、必ずしもメリットばかりではありません。ここからは、キャッシュレス決済を導入するメリットとデメリットを、それぞれ3つずつ紹介していきます。
メリット
①レジ作業の効率化を叶えられる
キャッシュレス決済を導入するメリットとしてはじめにあげられるのが、煩雑なレジ作業を効率化できるということです。キャッシュレス端末を用いて簡単に会計を終わらせることができるため、会計時のミスも減らすことができるでしょう。
②代金未回収のリスクを軽減できる
キャッシュレス決済を導入するメリットとして2つ目にあげられるのが、代金未回収のリスクを軽減できるということです。事業者としてどうしても気になってしまうのが、売掛金を必ず回収できるのかどうかというポイント。未回収となってしまうリスクは抑えておきたいところでしょう。しかし、QRコード決済やICカード決済などといったキャッシュレス決済は即時引き落としなので、現金を扱わなくとも未回収リスクを抑えられます。
③幅広い客層にアプローチできる
キャッシュレス決済を導入するメリットとして3つ目にあげられるのが、幅広い客層にアプローチできるということです。これまで現金決済のみ取り扱っていた場合、支払いは基本的にカードやスマホで行っているという人々は、お店に来てくれる可能性が非常に低いでしょう。しかし、キャッシュレス決済を導入すれば、現金以外で支払いたい人々も集客することができます。
デメリット
①コストがかかってしまう
キャッシュレス決済を導入するデメリットとしてはじめにあげられるのが、どうしてもコストがかかってしまうということです。キャッシュレスに対応するための端末代や決済手数料などが発生するため、その点は注意が必要でしょう。1つの端末でさまざまな決済方法に対応できるマルチ決済端末の方が、バラバラに導入するよりお得かもしれません。
②現金と二重で管理しなければならない
キャッシュレス決済を導入するデメリットとして2つ目にあげられるのが、現金と二重で管理しなければならないということです。これまで現金しか取り扱ってなかった場合、現金の管理さえ行えば問題ありません。しかし取り扱う決済方法が増えるということはそれだけ管理の幅も広がるということに注意しましょう。
③現金化できるまでに時間がかかってしまう
キャッシュレス決済を導入するデメリットとして3つ目にあげられるのが、キャッシュレス決済で支払われた後に、現金化できるまで時間がかかってしまう場合があるということです。仕入れや備品の購入などで多くの現金が必要となった際、困る可能性もあるかもしれません。
キャッシュレス決済代行の選び方
導入することによってさまざまなメリットがあるキャッシュレス決済ですが、キャッシュレス決済と一口に言っても種類はさまざまです。導入するサービスを選ぶにあたって、どのような点に注意するべきなのでしょうか。
もっとも重要なポイントとしてあげられるのが、セキュリティ面の対策は万全なのかどうかということです。現金決済であれば、現金のやりとりだけが行われるため、個人情報の取り扱いは発生しません。しかしキャッシュレス決済の場合、サービス上クレジットカードの番号や銀行口座などといった個人情報を取り扱う可能性が高いでしょう。これらの情報が万が一漏えいしてしまえば取り返しがつかなくなってしまいます。
取り返しのつかないトラブルに巻き込まれないためにも、セキュリティ面において安心できそうかどうかを注意深く見極めましょう。
キャッシュレス決済の価格・料金相場
キャッシュレス決済を導入する場合、初期費用に加え、決済端末代金、月額使用料、決済手数料・入金手数料等が発生します。またサービスによっては、決済端末の設置費と設置環境の準備費等が必要な場合も。
料金設定の傾向としては、初期費用・端末代金・月額使用料が無料もしくは低価格というサービスが多く、かかるコストは決済手数料がメインと言えます。決済手数料のパーセンテージは各社で差があるため、導入時の費用だけではなく、トータルのコストをみて比較するようにしましょう。
【キャッシュレス決済の料金相場】
・決済端末代金 0~5万5,000円程度
・初期費用(加入料等) 0円~7,000円程度
・月額使用料 0~3,000円程度
・決済手数料 2.45%~3.75%程度
・入金手数料 0~200円程度
※正確な料金は見積りを取得の上、ご確認ください
キャッシュレス決済の比率
日本政府は2025年までにキャッシュレス決済の比率を40%とするとKPIを掲げていますが、2020年のキャッシュレス決済比率は29%。前年に比べ3%増加しました。キャッシュレス決済は年々指数関数的な増加を見せており、この3年間は2.6%のペースで増加中。今後も比率40%を目指し、着実に増加していくと考えられます。
キャッシュレス決済の増加を支えているのはクレジットカードの利用ですが、電子マネーの利用増加も見逃せません。2020年度は、前年より約3,000億円も増加を見せています。また、ユーザーが大幅に増えているQRコード決済も大幅に決済額が上昇。2019年度は9,600億円だったのに対し、2020年度では3兆円前後にも上ると指摘されています。キャッシュレス比率や決済額の上昇を見ても分かるように、キャッシュレス決済を取り入れておくことは販売事業者にとって大きなメリットがあるでしょう。