セキュリティ対策が充実したSFA(営業支援システム)おすすめ9選
営業効率を高めるSFAですが、導入時はセキュリティ面の確認も不可欠。顧客情報や営業戦略といった機密性の高い情報を一元管理するシステムのため、ひとたび情報が流出すれば企業に甚大な損害が生じる恐れがあります。
本記事では、SFA導入時にセキュリティ対策が重要な理由と、セキュリティ機能に優れたSFAの選び方を解説。併せて、セキュリテイに強みのあるおすすめSFAを紹介します。情報漏えいリスクを防ぎ、安全に営業DXを推進したい方はぜひ参考にしてください。
- SFAでセキュリティーが重要なのはなぜか
- セキュリティー対策が充実しているSFAの導入メリット
- SFAの導入デメリット
- 【比較表】セキュリティ対策に強みのあるSFA
- セキュリティ対策に強みのあるSFAおすすめ9選
- SFA(営業支援システム)の選び方
- まとめ:SFA選びで迷ったらPRONIアイミツへ
SFAでセキュリティーが重要なのはなぜか
SFAとはSales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)の略語で日本語では営業支援システムと訳されます。SFAは顧客情報を一元管理し、営業プロセスを可視化、営業活動を管理するための製品です。導入により業務効率化やボトルネックを発見し生産性向上、売り上げUPを目指すのが狙いです。
加えてCRMやMA機能があるもの、基幹システムとシームレスな連携ができるものは、SFAの枠を超えた利用が可能で、企業全体の業務効率を飛躍的に高めるでしょう。大半の製品は案件管理、顧客管理、活動管理、営業管理、タスク管理、コミュニケーション機能をはじめとする多数の機能を標準装備しており、導入により営業の定型業務の相当部分を自動化できます。
クラウド型の製品はモバイルからもアクセスできるため、外出先からも日報や顧客名刺情報入力が可能です。無料のアプリケーションを提供しているサービスもあり、営業担当者の立場に立った使いやすいSFAは人気を集めています。
インターネット環境さえあれば使えるクラウドタイプは、便利ですがセキュリティー面は大きな課題です。万が一顧客情報が流出すれば企業の社会的信用は失墜し、損害賠償請求をされる恐れもあります。そのため、クラウド型のSFAを導入する際は万全のセキュリティー体制を敷く製品を導入することが大切です。
セキュリティー対策が充実しているSFAの導入メリット
セキュリティー機能が充実した搭載したSFAを導入すると次のメリットがあります。
- 機密情報を保持できる
- 内部統制を強化できる
- 外出先で利用がしやすくなる
機密情報を保持できる
SFAは顧客情報を一元管理するため、情報漏洩があれば一大事です。不測の事態があれば信頼を失い、大損害に発展する恐れがあります。その点、セキュリティー機能が充実したSFAを導入すれば、堅牢なシステムにより顧客情報は保護されます。
内部統制を強化できる
セキュリティー機能が万全のSFAを導入すると、アクセス制限や多重認証など情報にアクセスできる人を限定できます。情報漏洩の大半は内部流出が原因のため、SFA導入により内部統制強化を図れるでしょう。
外出先で利用がしやすくなる
セキュリティー機能の充実したシステムを使えば、安心して外出先でも利用できます。近年はクラウドシステムでも堅牢なセキュリティーが構築されている製品が多数を占め、利便性は高いです。
SFAの導入デメリット
なお、SFAの導入はメリットだけでなくデメリットもあります。
- セキュリティーが甘いと情報漏えいが起こる
- 費用が発生する
セキュリティーが甘いと情報漏えいが起こる
SFAは顧客情報を一元管理しているため、セキュリティーが甘ければ情報漏洩事故につながる点がデメリットです。セキュリティー体制はベンダー毎に異なるため、特にクラウド型SFAを使う場合はセキュリティー体制について事前に確認をとるようにしてください。
費用が発生する
SFAを導入すると費用が発生する点もデメリットです。導入をしても十分活用できない場合や、メリットが感じられなければ、毎月の費用を負担に感じる恐れがあります。運用後の後悔をなくすには、導入の際に費用対効果の観点から慎重に検討することをおすすめします。
【比較表】セキュリティ対策に強みのあるSFA
セキュリティ対策に強みのあるSFAについて、料金・機能・導入実績で比較します。
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料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
月12,000円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月55,000円
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月3,500円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月6,500円/ID
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月1,000円/ID
初期費用 90,000円
(他3プラン)
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料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月70,000円~/契約
初期費用 150,000円 |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
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通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
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通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
|
通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
|
通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
|
通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
|
通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
|
機能情報なし
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通信の暗号化
二要素認証・二段階認証
IP制限
冗長化
ISMS
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導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 世界15万社以上 |
導入実績社数 7,500社 |
導入実績社数 185業種、5,500社超 |
導入実績社数 3,700社以上 |
導入実績社数 570社以上 |
導入実績社数 200社 |
導入実績社数 累計導入社数95,000社 ※2025年3月末時点 |
導入実績社数 情報なし |
セキュリティーは強固なアカウント認証、アクセス制御、個人情報保護、監査ログなど万全の体制を構築、リモートワークにも対応可能です。特徴は営業目標や販売戦略の変更にも対応できるようカスタマイズが自在に行える点。柔軟性を重視する方には最適でしょう。BtoB、BtoCに対応しており、さまざまな規模感の会社で利用が可能です。
導入により総合的な営業戦略に沿ってチームを導けるでしょう。料金プランは月額12,000円(税抜)/ユーザーから契約可能です。
セキュリティー体制も万全で、シングルサインオンやIP接続制限、SSLデータ暗号化など堅牢でセキュアな環境を構築しています。ユーザー数は無制限登録可、大規模利用を想定している方にはおすすめです。
セキュリティーはSSL通信による通信暗号化、アクセス元制限、アクセス端末制限などの機能を標準装備。希望者にはクラウドサービスと顧客環境を専用線で結ぶサービスを提供しています。
セキュリティーについてはファイル暗号化、不正アクセス防止、データの分散管理、操作ログの自動取得、常時サーバー監視など、システム・運用両面から万全の対策を講じています。
セキュリティー対策はアクセス制限、パスワードポリシー設定、バックアップ取得、データ暗号化、サーバー監視など。サーバー冗長化により障害発生時の被害を最小限にしています。
導入サポートも充実しており短期間で運用をスタート。スムーズな定着を応援する無料の学習コンテンツも豊富に用意しています。運用後の支援サービスも日本語で実施、トラブル・不具合発生など問題にも対応可能です。
案件管理や日報管理など営業支援機能も充実。業務データを数値化し営業活動を効果的な改善に役立つでしょう。自社向けのカスタマイズや豊富な外部連携機能でも高い評価を獲得。アクセス制限、操作ログ、IPアドレス制限、バックアップなどセキュリティー機能も充実しています。
使いやすさとカスタマイズ性に優れた製品で、使いやすいインターフェースで導入もスムーズに行えるでしょう。セキュリティーについては二要素認証を導入し、機密性の高い情報の取り扱い時、社外での利用時の安全を守ります。
各種サービスの具体的な特徴は次の章で紹介します。比較表と合わせて、SFA選びの参考にしてください。
セキュリティ対策に強みのあるSFAおすすめ9選
セキュリティー対策が充実したSFAを詳しく紹介します。導入の際の参考にしてください。
- Zoho CRM
- Salesforce Sales Cloud
- Knowledge Suite
- esm(eセールスマネージャー)
- Mazrica Sales
- cyzen
- HubSpot
- 楽楽販売
- JUST.SFA
Zoho CRMは、ゾーホージャパンが提供する顧客管理・営業支援(SFA)システムです。これまで全世界25万社に導入されている人気製品で、顧客情報・商談履歴・提案書など営業関連情報を一元管理します。
セキュリティーは強固なアカウント認証、アクセス制御、個人情報保護、監査ログなど万全の体制を構築、リモートワークにも対応可能です。特徴は営業目標や販売戦略の変更にも対応できるようカスタマイズが自在に行える点。柔軟性を重視する方には最適でしょう。BtoB、BtoCに対応しており、さまざまな規模感の会社で利用が可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Salesforce Sales Cloudは、デジタル営業を成長へと導くCRM・SFAです。売上予測やリード管理、価格・見積作成など営業チームをサポートする機能を豊富に搭載。FacebookやTwitter等のSNSの情報分析も可能なSFAとして注目を集めています。
導入により総合的な営業戦略に沿ってチームを導けるでしょう。料金プランは月額12,000円(税抜)/ユーザーから契約可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、クラウド型統合ビジネスアプリケーションです。SFA、CRMの枠を超えたグループウェアとして営業活動に必要な機能を豊富に搭載しています。特徴は現場を考えて開発されている点で、日報管理、営業支援、分析系BI、名刺管理をワンストップで提供。
セキュリティー体制も万全で、シングルサインオンやIP接続制限、SSLデータ暗号化など堅牢でセキュアな環境を構築しています。ユーザー数は無制限登録可、大規模利用を想定している方にはおすすめです。
主な機能
esm(eセールスマネージャー)は、ソフトブレーンが提供するクラウド型SFAです。導入実績5,500社以上の製品で、あらゆる営業シーンをカバーする豊富な機能により人気を集めています。導入後の継続サポート体制も充実しており、定着率95%の高水準を維持。
セキュリティーはSSL通信による通信暗号化、アクセス元制限、アクセス端末制限などの機能を標準装備。希望者にはクラウドサービスと顧客環境を専用線で結ぶサービスを提供しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Mazrica Salesは、マツリカが提供するSFAです。現場ファーストの視点で開発されたSFAで、営業情報の収集や営業活動の改善をサポート。特に入力の自動化とAIの活用により成果を自動的に最大化します。インターフェースも分かりやすく、初めての方でも直感的に操作できる点で人気があり長期運用が可能です。
セキュリティーについてはファイル暗号化、不正アクセス防止、データの分散管理、操作ログの自動取得、常時サーバー監視など、システム・運用両面から万全の対策を講じています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
cyzenは、レッドフォックスが提供するSFAです。スマホベースのクラウドサービスでスマホやタブレットからも利用可、直感的なアプリUI/UXで現場からの報告も正確かつ簡単に完了。収集したデータを基に経営に必要な分析を実施。DXを支え、革新的な働き方を支えます。
セキュリティー対策はアクセス制限、パスワードポリシー設定、バックアップ取得、データ暗号化、サーバー監視など。サーバー冗長化により障害発生時の被害を最小限にしています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japanが提供するクラウド型のCRM・SFAです。営業メールのテンプレート化機能、トラッキング機能など優れたコミュニケーション機能を搭載した製品で、ビジネスの規模を選ばずに営業活動を支援します。
導入サポートも充実しており短期間で運用をスタート。スムーズな定着を応援する無料の学習コンテンツも豊富に用意しています。運用後の支援サービスも日本語で実施、トラブル・不具合発生など問題にも対応可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
楽楽販売は、ラクスが提供するクラウド型販売管理システムです。販売管理、受発注管理、顧客管理をワンストップで管理できる画期的なシステムとして注目を集めています。導入によりExcelでの管理を卒業して管理業務自動化を目指せるでしょう。
案件管理や日報管理など営業支援機能も充実。業務データを数値化し営業活動を効果的な改善に役立つでしょう。自社向けのカスタマイズや豊富な外部連携機能でも高い評価を獲得。アクセス制限、操作ログ、IPアドレス制限、バックアップなどセキュリティー機能も充実しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
JUST.SFAは、ジャストシステムが提供する営業支援クラウドサービスです。案件管理や顧客管理をはじめとする豊富な機能、GoogleカレンダーやOffice365など外部連携により企業の継続成長を支援します。
使いやすさとカスタマイズ性に優れた製品で、使いやすいインターフェースで導入もスムーズに行えるでしょう。セキュリティーについては二要素認証を導入し、機密性の高い情報の取り扱い時、社外での利用時の安全を守ります。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
SFA(営業支援システム)の選び方
SFAを選ぶうえで重要なのは、主に以下の2つです。
- 操作性が良いか
- 自社に必要な機能が搭載されているか
操作性が良いか
自社の従業員が使いこなせるかどうかをチェックしてください。「操作が難しい」という理由で敬遠されてしまっては、導入した意味がありません。無料トライアル期間を設けているSFAも多いので、本格導入前には積極的に利用しましょう。
自社に必要な機能が搭載されているか
「機能が多いSFAを選ぶ方が良い」とは言い切れません。いくら充実したSFAでも、使う機能が限られていると宝の持ち腐れです。自社に必要な機能を明確にした上で、SFAを選びましょう。
別記事「SFA(営業支援システム)を徹底比較」では、詳しい選び方や、多機能でおすすめのSFAを紹介しています。ぜひご覧ください。
まとめ:SFA選びで迷ったらPRONIアイミツへ
最適なSFAを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。PRONIアイミツでは、機能やセキュリティ体制、指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを探すことができます。
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とはいえ、数あるSFAを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAが分かる診断(無料)ができます。
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